JP2001175596A - コマンド処理装置、コマンド処理方法、およびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

コマンド処理装置、コマンド処理方法、およびそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2001175596A
JP2001175596A JP35497899A JP35497899A JP2001175596A JP 2001175596 A JP2001175596 A JP 2001175596A JP 35497899 A JP35497899 A JP 35497899A JP 35497899 A JP35497899 A JP 35497899A JP 2001175596 A JP2001175596 A JP 2001175596A
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    • GPHYSICS
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    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/455Emulation; Interpretation; Software simulation, e.g. virtualisation or emulation of application or operating system execution engines
    • G06F9/45504Abstract machines for programme code execution, e.g. Java virtual machine [JVM], interpreters, emulators
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/451Execution arrangements for user interfaces
    • G06F9/453Help systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータシステムを組み込んだ機器にお
けるコマンド処理プログラムのモジュール性を向上さ
せ、また、文字ベースのユーザインタフェースにおいて
も、入力文字列の文脈に応じて、省略形のコマンドを補
完したりヘルプ情報を表示したりするコマンド処理装置
およびコマンド処理方法を提供する。 【解決手段】 コマンド読み取り部104によって読み
取られた入力文字列を用いて、コマンド対応表検索部1
05がコマンド対応表103を検索する。コマンド対応
表103にはコマンドパターン列が保持されており、コ
マンド対応表検索部105は入力文字列の語ごとのマッ
チングにより該当するエントリーを取得し、同エントリ
ーに記録されているヘルプ情報を表示したり、該当する
実行関数のアドレスを取得して実行関数実行部106に
渡したりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータシ
ステムにおけるコマンド処理装置、コマンド処理方法、
およびそのプログラムを記録した記録媒体に関する。特
に、容易に新たなコマンドを追加することができ、コマ
ンド入力を補完したり、ヘルプ情報を利用者に表示した
りすることのできるコマンド処理装置、コマンド処理方
法、およびそのプログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば通信機器や制御用機器など、コン
ピュータシステムが組み込まれた機械装置においては、
そのコンピュータシステムを稼働させるために、例えば
UNIXなどの汎用オペレーティングシステムに機能を
追加して利用することが多い。これは、各々の機械装置
ごとにオペレーティングシステムを開発する場合に比べ
て開発コストが少なくて済み、また、一定レベルのコン
ピュータ技術を有する者にとっては一般に良く知られた
コマンド体系をベースに利用者インタフェースを開発で
きるためである。
【0003】汎用のオペレーティングシステムが持つコ
マンドが、ファイルに保持されたテキストを加工したり
あるいはファイルシステムそのものを操作したりするこ
とを主目的とするのに対して、通信機器や制御用機器に
おいては、それぞれの制御対象を操作するためのコマン
ドが数多く必要であり、そのようなコマンドはオペレー
ティングシステムが本来持っているコマンド体系上に追
加する形で開発され、実装される。
【0004】一般に、既存のコンピュータプログラムを
改造して新機能を追加することは、単にその新機能のみ
を新たに開発する場合に比べて多くの工数を必要とす
る。これは既存のコンピュータプログラムの仕様を調査
したり稼働テストを行ったりする手間が、余分にかかる
ためであるが、この余分の工数を必要最小限に抑制する
ことが望まれている。特に、コンピュータ通信のための
ルータやスイッチなど、今なお技術進歩が速い分野にお
いては、製品のライフサイクルも比較的短く、新機能の
追加も頻繁であるため、この工数を抑制することの効果
は大きい。
【0005】また、上記のような機器は、コンピュータ
技術に全く不慣れな利用者が操作することを想定してい
ないため、また、CPU(中央処理装置)やメモリなど
のハードウェア資源を有効に使うため、利用者の操作の
しやすさを最優先に考慮したGUI(グラフィカルユー
ザインタフェース)などは多用されず、主として、文字
をベースとしたユーザインタフェースが用いられる。例
えばUNIXを用いる場合には、シェルシステムに必要
なコマンドを追加したものが機器に組み込まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】UNIXの従来のシェ
ルシステムの構造では、必ずしもコマンド文字列の字句
や構文に関する情報とそのコマンドの機能そのものが美
しく分離されているわけではなかった。コマンドの機能
を有する実行関数は、膨大な量のプログラムコードの中
に直接埋め込まれているため、シェルを拡張して新たな
コマンドを追加するためにはそのようなプログラムコー
ドを時間をかけて解析する必要があった。
【0007】また、利用者が機器を充分に使いこなすた
めには、汎用オペレーティングシステムが本来持つコマ
ンド体系に加えてその機器独自に追加されたコマンド体
系を覚えるか、あるいはマニュアルを参照しながら所望
のコマンドを入力していくことが、機器の稼働環境設定
や日々の運用作業のために必要とされていた。また、い
わゆるヘルプ機能を有するコマンド処理体系も存在して
いたが、せいぜいコマンド文字列における各単語レベル
でのヘルプ情報を表示するにすぎず、コマンド体系を使
いこなすには熟練を必要としていた。
【0008】本発明は、上記のような事情を考慮してな
されたものであり、コマンド処理プログラムのモジュー
ル性を向上させ、新たな機能およびコマンドを追加した
り、既存の機能を変更したりすることを容易にすること
を目的とする。また、本発明は、文字ベースのユーザイ
ンタフェースを有するコンピュータシステムにおいて
も、コマンド入力途中の文脈に応じたヘルプ情報を表示
し、文脈に応じた入力単語候補を表示し、表示された複
数の候補から利用者が選択してコマンド実行を要求する
ことができ、省略形のコマンド文字列も受け入れるな
ど、使い勝手の良いコマンド処理装置、コマンド処理方
法、およびそのプログラムを記録した記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、請求項1に記載の発明は、入力文字列をも
とにコマンドパターン列を推定し、このコマンドパター
ン列に対応するプログラム実行情報を取得するコマンド
解析部と、前記コマンド解析部が取得したプログラム実
行情報に基づき、プログラムを実行させるコマンド実行
制御部とを具備してなることを特徴とするコマンド処理
装置を要旨とする。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、入力文字
列をもとに、コマンドパターン列と該コマンドパターン
列に応じた処理を実行するプログラム実行情報との対応
関係を保持するコマンド対応表を検索し、対応するプロ
グラム実行情報を取得するコマンド対応表検索部と、前
記コマンド対応表検索部が取得したプログラム実行情報
に基づき、プログラムを実行させるコマンド実行制御部
とを具備してなることを特徴とするコマンド処理装置を
要旨とする。
【0011】ここで、コマンド対応表検索部がコマンド
対応表を検索する際には、入力文字列とコマンドパター
ン列とのマッチングにより、該当するエントリーを抽出
する。このマッチングは文字列の完全一致である必要は
なく、例えば語ごとの前方一致などといった部分一致で
あっても良い。また、コマンドパターン列中にはメタ記
号を含んでも良く、例えば、任意の文字列との一致を表
す記号や任意の数値との一致を表す記号や任意の通信ア
ドレスとの一致を表す記号などを用いることができる。
また、コマンド対応表はコマンド処理装置内部に保持し
ても良く、また、通信手段を用いて同装置外部に存在す
るコマンド対応表をコマンド対応表検索手段が参照する
ようにしても良い。また、プログラム実行情報とは、そ
のプログラムを特定しアクセスすることを可能とする情
報であり、例えば、プログラムコードが書かれたファイ
ルの名前や、メモリ上に存在するプログラムコードのア
ドレスや、2次記憶装置上に存在するプログラムコード
のアドレスや、これらの組み合わせなどである。なお、
入力文字列は、例えば入力端末から入力されるが入力の
手段はこれに限定されず、例えばファイルから読み取ら
れた入力文字列などであってもよい。
【0012】この発明のこのような構成により、入力文
字列とのパターンマッチングにより、入力文字列に該当
するプログラム実行情報を得ることができ、このプログ
ラム実行情報に基づいて入力文字列が表すコマンドに対
応する処理を行うことが可能となる。また、個々のコマ
ンドに対応するプログラムの実行情報がコマンド対応表
に書かれており、また必ずこのコマンド対応表の実行情
報を経由してプログラムが実行されるため、コマンド処
理プログラムのモジュール性が向上し、コマンドの追加
開発などの生産性が向上する。
【0013】また、請求項3に記載の発明においては、
前記コマンド対応表検索部は、コマンドパターン列に応
じた説明情報を保持する前記コマンド対応表を検索する
ことによって前記入力文字列に応じた前記説明情報を取
得し、取得した前記説明情報を用いて利用者に説明を表
示することを特徴とする。
【0014】この発明のこのような構成により、コマン
ド対応表検索部は、入力文字列に応じたヘルプ情報を利
用者に提示することが可能となる。また、コマンド対応
表検索部に、そのままで実行可能な完全なコマンドパタ
ーン列を有する完結エントリーと複数の語からなる完全
なコマンドパターン列の一部分のみのパターン列を有す
る未完結エントリーの両方を登録して、それぞれのエン
トリーに説明情報を保持することにより、利用者にとっ
てはコマンド入力の途中段階においても、その文脈に応
じた適切なヘルプ情報を得ることが可能となる。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、コマンド
パターン列と該コマンドパターン列に応じた処理を実行
するプログラム実行情報との対応関係を保持するコマン
ド対応表を具備することを特徴とする。
【0016】この発明のこのような構成により、コマン
ド対応表検索手段は外部との通信手段に頼ることなく、
コマンド処理装置の内部に設けられたコマンド対応表を
高速に参照し、プログラム実行情報を取得することが可
能となる。
【0017】また、請求項5に記載の発明は、前記コマ
ンド対応表は、前記コマンドパターン列に対応した説明
情報を保持することを特徴とする。
【0018】この発明のこのような構成により、コマン
ド対応表検索手段は外部との通信手段に頼ることなく、
コマンド処理装置の内部に設けられたコマンド対応表を
高速に参照し、説明情報を取得することが可能となる。
【0019】また、請求項6に記載の発明は、前記コマ
ンド対応表検索部は、前記入力文字列をもとに、パター
ンマッチングにより前記コマンド対応表を検索し、検索
の結果得られる完全なコマンドパターン列を利用者に提
示することを特徴とする。
【0020】この発明のこのような構成により、入力文
字列がコマンドとして不完全なものであっても、パター
ンマッチングによりコマンド対応表に登録されたエント
リーを抽出し、補完されたコマンドを利用者に提示でき
る。また、この補完されたコマンドに対応するプログラ
ム実行情報に基づいて、コマンド実行制御部にプログラ
ムを実行させることが可能となる。
【0021】また、請求項7に記載の発明は、前記コマ
ンド対応表検索部は、不完全な前記入力文字列内の各々
の語について、前記コマンド対応表内のコマンドパター
ン列内の対応する語との前方一致の方法でパターンマッ
チングを行うことにより前記コマンド対応表を検索する
ことを特徴とする。
【0022】この発明のこのような構成により、入力文
字列の中の各語が不完全なものであってもコマンド対応
表内のコマンドパターン列によって補完することができ
る。
【0023】また、請求項8に記載の発明においては、
前記コマンド対応表検索部は、前記入力文字列をもとに
前記コマンド対応表を検索した結果、複数のコマンドパ
ターン列が候補として該当した場合には、それら複数の
候補に関する一覧情報を利用者に提示することを特徴と
する。また、請求項9に記載の発明においては、前記コ
マンド対応表検索部は、それら複数の候補の一覧情報を
利用者に提示した後、それらの候補のうちの1つに対応
するプログラム実行情報を取得し、このプログラム実行
情報に基づき、前記コマンド実行制御部はプログラムを
実行させることを特徴とする。
【0024】これらの発明により、入力文字列がどのコ
マンドに該当するのかが曖昧な場合にも、可能性のある
複数の候補を表示することが可能となる。また、このよ
うな複数の候補の中から例えば利用者が選択した1つの
コマンドについて、対応するプログラムを実行すること
が可能となる。
【0025】また、請求項10に記載の発明は、前記コ
マンド対応表検索部は、前記コマンド対応表に関連付け
られたパラメータ表を検索し、コマンド対応表内の前記
コマンドパターン列に対応してこのパラメータ表内に保
持されている複数のパラメータを任意の順序に並べるこ
とによって生成される第2のコマンドパターン列を用い
て、前記入力文字列のマッチングを行うことを特徴とす
る。
【0026】この発明のこのような構成により、語順が
任意であるパラメータを持つコマンドについて、それら
のパラメータの順序に関するすべてのパターンそれぞれ
についてコマンド対応表のエントリーを持つ必要がなく
なる。
【0027】また、請求項11に記載の発明は、前記コ
マンド対応表と関連付けられ、順序を入れ換えることの
できるパラメータに関する情報を保持するパラメータ表
を具備することを特徴とする。
【0028】この発明のこのような構成により、コマン
ド対応表検索手段は外部との通信手段に頼ることなく、
コマンド処理装置の内部に設けられたパラメータ表を高
速に参照し、プログラム実行情報を取得することが可能
となる。
【0029】また、請求項12に記載の発明は、前記プ
ログラム実行情報は、該当する実行可能プログラムのエ
ントリーポイントの位置情報であることを特徴とする請
求項1〜10のいずれかに記載のコマンド処理装置。
【0030】ここで、エントリーポイントとはプログラ
ムコードにおいて最初に実行されるべき命令コードの場
所を言う。また、位置情報とは、プログラムコードがロ
ードされているメモリ空間上のアドレス(絶対アドレス
または相対アドレス)や、プログラムコードが保持され
ている2次記憶装置上のアドレスを言う。このような位
置情報を用いて、プログラム実行制御部は適切なプログ
ラムを実行させる。
【0031】また、請求項13に記載の発明は、前記プ
ログラム実行情報は、該当する実行可能プログラムのフ
ァイルを識別する情報であることを特徴とする。
【0032】このようなファイル識別情報を用いて、プ
ログラム実行制御部はそのファイルを読み取り、メモリ
空間上にロードすることによって適切なプログラムを実
行させる。
【0033】また、請求項14に記載の発明は、前記コ
マンド検索部は、前記入力文字列を入力する利用者を識
別し、この識別結果に応じて、複数の前記コマンド対応
表の中から1つを選択して検索に用いることを特徴とす
る。
【0034】この発明のこのような構成により、利用者
ごとに個別のコマンド体系あるいは利用者の権限のクラ
スごとに個別のコマンド体系を実現することができる。
利用者の識別は、例えば利用者IDとパスワードとによ
り行われる。利用者に応じてコマンド体系を変えること
により、例えば、不正なコマンド実行を防止するなどの
セキュリティ対策が可能となる。
【0035】また、請求項15に記載の発明は、入力文
字列をもとに、コマンドパターン列と該コマンドパター
ン列に応じた処理を実行するプログラム実行情報との対
応関係を保持するコマンド対応表を検索し、対応するプ
ログラム実行情報を取得するコマンド対応表検索部と、
前記コマンド対応表検索部が取得したプログラム実行情
報に基づき、プログラムを実行させるコマンド実行制御
部とを有するコマンド処理装置と、通信アドレスに関す
る情報を記憶するアドレス記憶部とを具備し、前記コマ
ンド処理装置に設けられたコマンド対応表検索部は、前
記アドレス記憶部に保持されたアドレス情報をもとに、
通信制御のためのコマンドの説明情報を表示することを
特徴とする通信装置を要旨とする。
【0036】この発明のこのような構成により、通信装
置において、ヘルプ情報をユーザに提示したり、不完全
なコマンド入力を補完したりするコマンド処理を実現で
きる。また、コマンド処理プログラムのモジュール性を
向上させることが可能となり、汎用オペレーティングシ
ステムをベースに装置独自のコマンドを追加開発する際
の生産性が向上する。また、アドレス記憶部に保持され
ている通信装置独自の情報をもとに利用者へのヘルプ情
報を表示することが可能となる。ここで通信装置とは、
例えば、電話交換装置やコンピュータ通信装置などを言
い、また、コンピュータ通信装置の具体例はスイッチ、
ルータ、ハブなどである。
【0037】また、請求項16に記載の発明は、入力文
字列をもとに、コマンドパターン列と該コマンドパター
ン列に応じた処理を実行するプログラム実行情報との対
応関係を保持するコマンド対応表を検索し、対応するプ
ログラム実行情報を取得するコマンド対応表検索部と、
前記コマンド対応表検索部が取得したプログラム実行情
報に基づき、プログラムを実行させるコマンド実行制御
部とを有する複数のコマンド処理装置と、前記コマンド
処理装置から通信ネットワークを介してアクセスされ得
るコマンド対応表とを備えたことを特徴とするコンピュ
ータシステムを要旨とする。
【0038】ここで通信ネットワークの具体例は、通信
ケーブルや無線などにより構築されたLAN(ローカル
エリアネットワーク)、WAN(ワイドエリアネットワ
ーク)、インターネット、イントラネット、エクストラ
ネットなどである。この発明のこのような構成により、
複数のコマンド処理装置間でコマンド対応表を共有する
ことが可能となり、コマンド対応表のメンテナンス容易
性を向上させることが可能となる。
【0039】また、請求項17に記載の発明は、入力文
字列をもとにコマンドパターン列を推定し、このコマン
ドパターン列に対応する実行関数の位置情報を取得する
コマンド解析過程と、このコマンド解析過程で取得した
前記位置情報に基づいて、前記実行関数を呼び出す関数
実行過程とを有することを特徴とするコマンド処理方法
を要旨とする。
【0040】また、請求項18に記載の発明は、入力文
字列に基づいてコマンド対応表を検索し、その検索の結
果、前記入力文字列に対応する実行関数の位置情報を取
得するコマンド対応表検索過程と、このコマンド対応表
検索過程で取得した前記位置情報に基づいて、前記実行
関数を呼び出す関数実行過程とを有することを特徴とす
るコマンド処理方法を要旨とする。
【0041】また、請求項19に記載の発明は、前記入
力文字列をもとに、所定の規則に基づいて字句解析を行
い、その字句解析の結果として前記入力文字列に含まれ
る語を切り出す字句解析過程を有することを特徴とす
る。
【0042】この発明のこのような構成により、例えば
語と語をとを区切る区切文字の種類や個数など入力文字
列の字面上のばらつきを正規化することが可能となり、
コマンド対応表に冗長なエントリーを持つ必要がなくな
る。
【0043】また、請求項20に記載の発明は、前記字
句解析過程において取得された前記語は、前記コマンド
対応表検索過程に渡され、前記コマンド対応表検索過程
においては、前記語の部分一致マッチングを用いて前記
コマンド対応表を検索することを特徴とする。
【0044】また、請求項21に記載の発明は、前記字
句解析過程において取得された前記語を、前記コマンド
対応表検索過程に渡し、前記コマンド対応表検索過程に
おいては、前記語の前方一致マッチングを用いて前記コ
マンド対応表を検索することを特徴とする。
【0045】また、請求項22に記載の発明は、前記コ
マンド対応表検索過程においては、前記入力文字列に含
まれる語に対応する置換文字列を前記コマンド対応表内
から取得した後、前記入力文字列の一部を前記置換文字
列によって置き換えることを特徴とする。
【0046】これらの発明のこのような構成により、利
用者が入力する不完全な語をもとに該当するコマンドを
抽出することが可能となるため、利用者にとっては、コ
マンド構文を曖昧にあるいは不完全に覚えていても、対
話的に所望のコマンドを入力することが可能となる。
【0047】また、請求項23に記載の発明は、入力文
字列に基づいてコマンド対応表を検索し、その検索の結
果、前記入力文字列に対応する実行関数の位置情報を取
得するコマンド対応表検索過程と、このコマンド対応表
検索過程で取得した前記位置情報に基づいて、前記実行
関数を呼び出す関数実行過程との処理をコンピュータに
実行させることを特徴とするコマンド処理プログラムを
記録したコンピュータシステムの記録媒体を要旨とす
る。
【0048】また、請求項24に記載の発明は、前記入
力文字列をもとに、所定の規則に基づいて字句解析を行
い、その字句解析の結果として前記入力文字列に含まれ
る語を切り出す字句解析過程の処理をコンピュータに実
行させることを特徴とする。
【0049】この発明のこのような構成により、例えば
語と語をとを区切る区切文字の種類や個数など入力文字
列の字面上のばらつきを正規化することが可能となり、
コマンド対応表に冗長なエントリーを持つ必要がなくな
る。
【0050】また、請求項25に記載の発明は、前記コ
マンド対応表検索過程においては、前記入力文字列に含
まれる語に対応する置換文字列を前記コマンド対応表内
から取得した後、前記入力文字列の一部を前記置換文字
列によって置き換える処理をコンピュータに実行させる
ことを特徴とする。
【0051】この発明のこのような構成により、利用者
が入力する不完全な語をもとに該当するコマンドを抽出
することが可能となるため、利用者にとっては、コマン
ド構文を曖昧にあるいは不完全に覚えていても、対話的
に所望のコマンドを入力することが可能となる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の一
実施形態について説明する。本実施形態によるシェルシ
ステムは、単語レベルでの説明表示、およびコマンド追
加による機能拡張を柔軟に行なうことができるものであ
る。図1は、このシェルシステムの構成を示すブロック
図である。
【0053】図1において、符号101は入力端末、1
02はシェルシステム(コマンド処理装置)である。シ
ェルシステム102内のコマンド読み取り部104は入
力端末101から入力された入力文字列を読み取り、コ
マンド対応表検索部105に渡す。コマンド対応表検索
部105では渡された文字列を字句解析することにより
切り出した語を用いて、コマンド対応表103を検索す
る。コマンド対応表103内にはそれぞれのコマンドに
対応する実行関数の位置を示す情報が格納されており、
その位置情報によって、実行関数群107内の各関数に
アクセスできるようになっている。コマンド対応表検索
部105による検索の結果得られる上記位置情報が実行
関数実行部106(コマンド実行制御部)に渡され、入
力端末101から入力されたコマンドが実行される。
【0054】シェルシステム102は、汎用のオペレー
ティングシステムを基に開発されているが、このシェル
システムを適用するそれぞれの機器に応じたコマンドな
どを追加する場合には、実行関数群107内に追加する
実行モジュールを置くとともに、コマンド対応表103
に追加するコマンドに関するエントリーを登録するよう
にする。
【0055】図2は、コマンド対応表103の構成およ
び登録されるデータ例を示す表図である。図2に示すよ
うに、コマンド対応表103は、コマンド文字列(コマ
ンドパターン列)、コマンド説明、および実行関数の位
置情報をデータ項目として有する。コマンド文字列とし
ては、単数または複数の語を含む文字の列が登録され
る。コマンド説明としては、コマンド文字列に登録され
た単語の説明などが登録される。
【0056】コマンド対応表に登録されるエントリー
は、完結エントリーか未完結エントリーかのいずれかで
ある。完結エントリーとは、そのコマンド文字列を実行
することができるコマンドのエントリーを言い、未完結
エントリーとは、そのコマンド文字列のみではコマンド
として実行することができないエントリーを言う。未完
結エントリーは、完結エントリーのコマンド文字列の部
分文字列をコマンド文字列として保持し、完結エントリ
ーのコマンド文字列を構成する単語の説明文を保持する
目的でコマンド対応表103に格納されている。
【0057】図2に示す例では、エントリー1の「sh
ow」とエントリー2の「showip」が未完結エン
トリーであり、その他のエントリー3〜6が完結エント
リーである。つまり、エントリー1の「show」は完
結エントリー3〜6の一部分の文字列であり、エントリ
ー2の「show ip」は完結エントリー3〜5の一
部分の文字列であるが、エントリー1および2の両者と
も、それ単独ではコマンドとしては機能しない。
【0058】本例では、完結エントリーに関しては、そ
のコマンドの実行関数の入口点のメモリ上でのアドレス
が実行関数の位置情報として登録されている。未完結エ
ントリーに関しては、対応する実行関数が存在しないた
め、実行関数の位置情報の欄には「NULL」が登録さ
れている。本実施形態においては、この欄が「NUL
L」かどうかによって、コマンド対応表検索部105は
そのエントリーが完結エントリーか未完結エントリーか
を判断するようになっているが、実行関数の位置情報と
は別に、完結/未完結の区別を表すデータ項目を設けて
も良い。
【0059】次に、シェルシステム102の動作手順に
ついて、フローチャートを参照しながら説明する。図3
はシェルシステム102にコマンドが入力された後の処
理手順を示すフローチャートである。図3のステップ3
01において入力端末101から利用者がコマンドを入
力すると、その入力文字列はコマンド読み取り部104
からコマンド対応表検索部105に渡される。それを受
けたコマンド対応表検索部105は、字句解析を行うこ
とによって語を切り出すとともに、ステップ302にお
いて入力された終端入力コードが何であるかを判別す
る。
【0060】ここで終端入力コードとは、利用者が入力
した文字列のコマンドの実行を要求しているのか、その
文字列に関するヘルプ情報の表示を要求しているのかを
示すデータである。例えば、入力端末101において、
利用者がリターンキーを押下することにより、それまで
に入力されている文字列にコマンド実行要求を表す終端
入力コードが付加されてシェルシステム102に送られ
る。また例えば、同じく、利用者が「ヘルプ」キー、
「?」キー、あるいは「タブ」キーなどを押下すること
により、ヘルプ要求を表す終端入力コードが付加されて
シェルシステム102に送られる。なお、各々の終端入
力コードに対応するキーの種類は上例に示したものには
限定されず、他のキーボードに対応させても良い。
【0061】終端入力コードがコマンド実行要求である
場合、コマンド対応表検索部105は、ステップ303
においてコマンド対応表103を検索する。ステップ3
04において入力文字列に該当する完結エントリーがみ
つかり、ステップ321においてその該当エントリーが
ただひとつであるときは、ステップ305において、コ
マンド対応表検索部105がその実行関数の位置情報を
表から取り出し、それを渡された実行関数実行部106
の制御によりその関数が呼び出され、コマンド処理が実
行される。ステップ304において、完結エントリーが
みつからなかったときは、エラーとして処理され、ステ
ップ306において入力端末101の画面にエラーメッ
セージを表示する。また、ステップ321において該当
する完結エントリーが複数個存在するときにも、同じく
エラーとして処理され、ステップ322において入力端
末101の画面にエラーメッセージを表示する。
【0062】ステップ302で判別した終端入力コード
がヘルプ要求である場合は、コマンド対応表検索部10
5は、利用者が現在入力中のコマンド文字列をもとに、
コマンド対応表103を検索し、ユーザが更に入力可能
なコマンド単語の候補を探す。ステップ308において
入力文字列に該当するエントリーが存在し、しかもステ
ップ309においてそのエントリーが複数存在すると判
断した場合は、ステップ310において、それら複数の
候補全てを、コマンド対応表103から取り出したコマ
ンド説明文とともに表示し、ステップ312において利
用者に更にコマンド入力を促す。
【0063】ステップ309において該当エントリーが
1つのみであると判断した場合は、ステップ311にお
いてその候補のコマンドを表示する。またここで、入力
文字列に不完全な語が含まれていても、該当エントリー
が1つに特定できる場合には、後述するコマンド補完機
能によって、その不完全な語を完全な語に置き換えて表
示する。ステップ308において該当エントリーがみつ
からなかった場合は、その旨のエラーメッセージを表示
して、ステップ312において利用者に次のコマンド入
力を促す。
【0064】ここで、具体例に基づき、コマンド対応表
103の検索およびその後の処理について説明する。コ
マンド対応表103には、図2で示したデータが登録さ
れているものとする。例えば、利用者が「sh」と入力
して「タブ」キーを押下した場合、字句解析によって入
力文字列が「sh」の1語だけであることが判別し、ま
た「タブ」キーに対応するヘルプ要求の終端入力コード
がコマンド対応表検索部105によって認識される。コ
マンド対応表検索部105は、コマンド対応表103を
検索し、「sh」で始まる1語のみからなるコマンド文
字列(コマンドパターン列)を持つコマンドエントリー
を探す。図2に示すデータでは、この検索にヒットする
エントリーはエントリー1のみであるため、コマンドパ
ターン「show」が一意に特定され、コマンド対応表
検索部105は入力文字列「sh」を補完して「sho
w」によって置き換え、利用者がさらに入力を継続でき
る状況となる。
【0065】利用者がさらに「i」と入力して「タブ」
キーを押下すると、入力文字列は「show i」とな
り、字句解析によってこの文字列が「show」および
「i」の2語からなるヘルプ要求であることが判別す
る。コマンド対応表検索部105は、コマンド文字列
(コマンドパターン列)が2語からなり、かつ1語目が
「show」であり、また2語目が「i」で始まること
を条件としてコマンド対応表103を検索する。今回の
検索においては、エントリー2およびエントリー6の2
個がヒットするため、コマンドを一意に特定することが
できず、次のように、該当する候補語とそれに対応する
コマンド説明文を表示する。 >show i interfaces -- IP interface status and configuration ip -- Show running IP information
【0066】入力文字列が、例えば「show ip
route 」というように、最後の語に後続する空白
文字を伴っており、またヘルプ要求の終端入力コードと
ともに入力された場合は、コマンド対応表検索部105
は、この文字列の後にさらに語が続く場合も含めて候補
を提示する。この場合は、完結エントリー3および完結
エントリー4が入力文字列に該当するため、次のよう
に、該当する候補語とそれに対応するコマンド説明文を
表示する。 >show ip route static -- Static routes <cr> -- IP routing table 上の表示は「show ip route」に続けて
「static」を入力して4語のコマンドとして実行
することもできるし、この状態からリターン(キャリッ
ジリターン、CR)キーを押下することにより3語のコ
マンドとして実行することもできることを示している。
【0067】次に、コマンドが省略して入力された場合
の動作について説明する。例えば、利用者が「sh i
p r s」と入力してリターンキーを押下した場合、
コマンド対応表検索部105は、字句解析によって、こ
の入力文字列が「sh」、「ip」、「r」、「s」の
4語からなるコマンド実行要求であることを認識する。
そして、コマンド対応表検索部105は、これらの語に
ついて前方から順次、コマンド対応表103内のコマン
ド文字列とのマッチングを行う。まず、最初の「sh」
に前方一致してかつ1語からなるエントリーはエントリ
ー1のみであるので、この「sh」は補完されて「sh
ow」に置き換えられる。
【0068】次に、上記のように置き換えられた「sh
ow ip」についてコマンド対応表103を検索する
と、エントリー2のみが該当する。引き続き、「sho
wip r」についてコマンド対応表103を検索する
と、エントリー3が該当するため「r」が補完されて
「route」によって置き換えられる。そして最後に
「show ip route s」についてのコマン
ド対応表103の検索ではエントリー4が該当するた
め、「s」が「static」に置き換えられて解釈さ
れる。このようにして、最初の入力文字列「sh ip
r s」は「show ip route stat
ic」コマンドとして、このコマンドに対応する実行関
数show_ip_route_staticのアドレスが実行関数実行部1
06に渡されて実行される。
【0069】省略形のコマンド文字列が入力されてコマ
ンド実行が要求された場合に、コマンド対応表103を
検索した結果として完結エントリーと未完結エントリー
の両方が該当したときは、完結エントリーを用いてコマ
ンドが解釈される。例えば、「sh i」という入力文
字列でコマンド実行が要求されたとき、「sh」は補完
されて「show」によって置き換えられ、その次に
「show i」によって検索したときには、エントリ
ー2とエントリー6が該当する。ここで、エントリー2
は未完結エントリーであり、エントリー6は完結エント
リーであるため、エントリー6が採用されて「show
interfaces」コマンドと解釈され、関数sh
ow_interfaces が実行される。
【0070】省略形のコマンド文字列によるコマンド実
行要求の処理の過程で、複数の完結エントリーが候補と
して該当した場合には、それらのいずれを実行すべきで
あるかを決定できないため、その実行要求はエラーとし
て終了する。
【0071】省略形のコマンド文字列、例えば「sh
ip r s」と、ヘルプ要求の終端入力コードを受け
取ったときは、コマンド対応表検索部105は前記のコ
マンド実行要求のときと同様の解析を行った後、各語を
補完して「show iproute static」
という表示を行って、利用者の入力を待つ。ここで利用
者は、例えばがリターンキーを押下することにより「s
how ip route static」コマンドの
実行を要求することができる。
【0072】また、省略形のコマンド文字列とヘルプ要
求の終端入力コマンドを受け取ったとき、もしコマンド
対応表103内の複数のエントリーが該当すれば、次の
ように、候補となる単語とそれに対応する説明文とを表
示する。 >show i interfaces -- IP interface status and configuration ip -- Show running IP information
【0073】可変文字列をパラメータとするコマンドに
関しては、テンプレート記号を含むコマンド文字列(コ
マンドパターン列)がコマンド対応表103に登録され
る。例えば、「set name (任意の文字列)」
という構文のコマンドに対応して、「set name
%s」というコマンドパターン列を持つ完結エントリ
ーが登録され、コマンド対応表検索部105が検索する
際に、この「%s」の部分は任意の文字列にマッチする
ような処理が行われる。また例えば、「setpath
s (数値)」という構文のコマンドに対応して、「s
et paths %d」というコマンドパターン列を
持つ完結エントリーが登録され、「%d」は任意の数値
にマッチするような処理が行われる。これら「%s」や
「%d」以外のテンプレート記号を使えるようにしても
良い。
【0074】例えば、テンプレート記号のひとつとして
「%a」を使えるようにして、この「%a」が任意のI
Pアドレスにマッチするようにしても良い。また、ルー
タなどの通信装置等においては、その稼働環境に応じた
IPアドレスが設定情報として保持されているため、こ
の「%a」に相当する部分が不確定の入力文字列を伴っ
たヘルプ要求が入力された際に、この設定情報をもと
に、入力可能な複数のIPアドレスを候補として表示す
るようにしても良い。なおここで、IPアドレスは単に
一例であり、その他の意味を表すテンプレート記号を用
いたり、IPアドレス以外の設置情報等をもとにヘルプ
情報の表示を行うことも可能である。
【0075】次に、本発明の他の実施形態によるコマン
ド処理装置について説明する。図4は、同実施形態によ
るコマンド対応表の構成およびデータ例を示す図であ
る。図4においては、コマンド文字列が「show m
ulticast−table%multicast_
param」であるエントリーが登録されている。ま
た、この「%multicast_param」の具体
的内容に関する情報は同図に示す副表(パラメータ表)
に保持されており、本例では「addr」、「gr
p」、および「src」という3つのパラメータがこの
副表に登録されている。ここで、「addr」および
「grp」は「<IP−ADDRESS>」という型を
持ち、「src」は「<slot>」または「<por
t>」という型を持つ。
【0076】図4に示すデータは、「show mul
ticast−table」のパラメータとして、ad
dr、grp、およびsrcが任意の順序をとり得るこ
とを表す。つまりコマンド対応表の検索時に、これらの
パラメータを順序付けた組み合わせが生成され、入力文
字列がそのいずれかのパターンに合致するときに、この
エントリーのコマンドパターン列にマッチすると判断さ
れる。このようにコマンド対応表に副表を併用すること
により、順不同のパラメータを有するコマンドに関し
て、すべてのパラメータ順序に関するエントリーをいち
いち登録する必要がなくなる。
【0077】なお、上記実施例ではコマンド対応表には
実行関数の位置情報としてメモリ上での当該関数の入口
点のアドレスを保持するようにしたが、他の情報を保持
しても良い。例えば、関数ごとの実行コードを持つファ
イルのファイル名を位置情報としても良いし、ファイル
名とファイル内における位置の情報を併用するようにし
ても良い。
【0078】上述のコマンド処理装置は、内部にコンピ
ュータシステムを有している。そして、上述したコマン
ド解析およびコマンド処理実行の過程は、プログラムの
形式でコンピュータシステムの記録媒体に記憶されてお
り、このプログラムをコンピュータが読み出して実行す
ることによって、上記処理が行われる。ここでコンピュ
ータシステムの記録媒体とは、フロッピーディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、磁気ハードディスク、半
導体メモリ等をいう。
【0079】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するものであっても良い。さらに、前述した
機能をコンピュータシステム上に既に記録されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差
分プログラムであっても良い。
【0080】また、コマンド対応表は、記憶装置上に保
持される。具体的には、例えば、半導体RAM(ランダ
ムアクセスメモリ)により構成される主記憶装置、ある
いは磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどの
いずれかを記憶媒体として構成される補助記憶装置など
である。
【0081】また、1つのコンピュータの上に、コマン
ド読み取り部、コマンド対応表検索部、コマンド実行制
御部、コマンド対応表のすべてを搭載するようにしても
良いし、これらの要素を複数のコンピュータに分散させ
て構成しても良い。例えば、コマンド読み取り部、コマ
ンド対応表検索部、およびコマンド実行制御部を1つの
コンピュータ上に実現し、他のコンピュータ上にコマン
ド対応表を持つようにして、両者間での通信手段を設け
ることにより、コマンド対応表検索部がコマンド対応表
にアクセスできるようにしても良い。このような構成を
応用して、例えば、複数のコンピュータ上にそれぞれ実
現されたコマンド処理装置間で1つのコマンド対応表を
共有するようにすると、コマンド対応表の登録内容を書
き換える際に1箇所の表を書き換えるだけで済むように
なる。
【0082】また、複数のコマンド対応表を持つように
して、識別された利用者に応じて異なるコマンド対応表
を参照するようにすると、実行関数群の内容を書き換え
ずに、利用者ごとにことなるコマンド体系を提供するこ
とができるようになる。このようなしくみにより、例え
ば、利用者のクラスごとに実行可能なコマンドの範囲を
変えることも可能となる。具体的には、例えば、ユーザ
がシステムにログインする際にユーザIDとパスワード
を入力させて認証を行い、入力されたユーザIDの属性
として「一般ユーザ」あるいは「特権ユーザ」のいずれ
かの権限クラスを持つようにする。そして、この一般ユ
ーザは状況表示のコマンドのみを実行でき、特権ユーザ
は状況表示とパラメータ設定変更の両方のコマンドを実
行できるようにすることにより、不用意な設定変更を防
ぐことなどが可能となる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、入力文字列をもとにコマンドパターン列を推定し、
このコマンドパターン列に従って実行プログラムが呼び
出されるため、入力文字列が不完全であってもそれに相
応するコマンド機能を実行することが可能となり、コマ
ンドの構文を完全に覚えていないユーザにとっても使い
勝手の良いコマンド処理装置を提供することができる。
【0084】また、この発明によれば、すべてのコマン
ドはコマンド対応表に登録され、また各々のコマンドに
対応する実行関数のアドレスなどの実行情報は同対応表
に保持されており、入力文字列をもとにコマンド対応表
を検索することによってこの入力文字列に相応するコマ
ンドパターン列を特定し、そのコマンドに対応するプロ
グラム実行情報を取得するため、コマンドの追加などを
行う際のモジュール性を高く維持することが可能であ
り、汎用のオペレーティングシステムをベースとして独
自機能を追加することによってコマンド処理システムを
開発する際にも、容易に、かつ少ない工数での開発が可
能となる。
【0085】また、この発明によれば、コマンド対応表
にはコマンド文字列とその文字列に対応する説明文が保
持されており、このコマンド対応表を検索することによ
って、入力された文字列にマッチするエントリーから説
明文を取得して表示することができるため、コマンドの
構文や意味を完全に覚えていないユーザにとっても使い
勝手の良いコマンド処理装置を提供することができる。
【0086】また、この発明によれば、コマンド対応表
を検索する際に、入力文字列に完全一致するエントリー
を抽出するだけでなく、部分文字列の一致によるマッチ
ングや、テンプレート記号によるマッチングなどを用い
た検索も可能であるため、様々なコマンドに対して不完
全なコマンド文字列をもとに完全なコマンド文字列を補
完したり、複数の該当候補を表示して利用者に選択させ
ることも可能となり、使い勝手の良いコマンド処理装置
を提供することができる。
【0087】また、この発明によれば、コマンド対応表
内のエントリーと関連付けて、順序を入れ換えることの
できるパラメータに関する情報を保持するパラメータ表
を備え、コマンド対応表の検索時には、パラメータ表に
登録されているパラメータが任意の順序で出現する複数
のコマンドパターン列に入力文字列をマッチさせるよう
にするため、コマンド対応表内に冗長な多数のエントリ
ーを持つ必要がなくなる。
【0088】また、この発明によれば、利用者に応じて
異なるコマンド対応表を用いることが可能であるため、
単一のコマンド処理装置において利用者ごとに異なる複
数のコマンド体系を実現したり、これを応用することに
よって、利用者ごとの権限に応じたコマンド体系を提供
したりすることが可能となる。
【0089】また、この発明によれば、通信装置におい
て、その通信装置のアドレス記憶部に記憶されているア
ドレス情報を用いて説明情報の表示を行うため、ユーザ
は稼働環境に応じたきめ細かい説明情報に従ってコマン
ドを入力し装置を操作することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態によるシェルシステム
(コマンド処理装置)の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態によるコマンド対応表の構成およ
びデータ例を示す図である。
【図3】 同実施形態によるシェルシステム(コマンド
処理装置)の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の他の一実施形態によるコマンド対
応表の構成およびデータ例を示す図である。
【符号の説明】
101 入力端末 102 シェルシステム 103 コマンド対応表 104 コマンド読み取り部 105 コマンド対応表検索部 106 実行関数実行部(コマンド実行制御部) 107 実行関数群 108 実行関数A 109 実行関数B 110 実行関数C

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力文字列をもとにコマンドパターン列
    を推定し、このコマンドパターン列に対応するプログラ
    ム実行情報を取得するコマンド解析部と、 前記コマンド解析部が取得したプログラム実行情報に基
    づき、プログラムを実行させるコマンド実行制御部とを
    具備してなることを特徴とするコマンド処理装置。
  2. 【請求項2】 入力文字列をもとに、コマンドパターン
    列と該コマンドパターン列に応じた処理を実行するプロ
    グラム実行情報との対応関係を保持するコマンド対応表
    を検索し、対応するプログラム実行情報を取得するコマ
    ンド対応表検索部と、 前記コマンド対応表検索部が取得したプログラム実行情
    報に基づき、プログラムを実行させるコマンド実行制御
    部とを具備してなることを特徴とするコマンド処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記コマンド対応表検索部は、コマンド
    パターン列に応じた説明情報を保持する前記コマンド対
    応表を検索することによって前記入力文字列に応じた前
    記説明情報を取得し、取得した前記説明情報を用いて利
    用者に説明を表示することを特徴とする請求項2に記載
    のコマンド処理装置。
  4. 【請求項4】 コマンドパターン列と該コマンドパター
    ン列に応じた処理を実行するプログラム実行情報との対
    応関係を保持するコマンド対応表を具備することを特徴
    とする請求項2または請求項3に記載のコマンド処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記コマンド対応表は、前記コマンドパ
    ターン列に対応した説明情報を保持することを特徴とす
    る請求項2〜4のいずれかに記載のコマンド処理装置。
  6. 【請求項6】 前記コマンド対応表検索部は、前記入力
    文字列をもとに、パターンマッチングにより前記コマン
    ド対応表を検索し、検索の結果得られる完全なコマンド
    パターン列を利用者に提示することを特徴とする請求項
    2〜5のいずれかに記載のコマンド処理装置。
  7. 【請求項7】 前記コマンド対応表検索部は、不完全な
    前記入力文字列内の各々の語について、前記コマンド対
    応表内のコマンドパターン列内の対応する語との前方一
    致の方法でパターンマッチングを行うことにより前記コ
    マンド対応表を検索することを特徴とする請求項6に記
    載のコマンド処理装置。
  8. 【請求項8】 前記コマンド対応表検索部は、前記入力
    文字列をもとに前記コマンド対応表を検索した結果、複
    数のコマンドパターン列が候補として該当した場合に
    は、それら複数の候補に関する一覧情報を利用者に提示
    することを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の
    コマンド処理装置。
  9. 【請求項9】 前記コマンド対応表検索部は、前記入力
    文字列をもとに前記コマンド対応表を検索した結果、複
    数のコマンドパターン列が候補として該当した場合に
    は、それら複数の候補の一覧情報を利用者に提示した
    後、それらの候補のうちの1つに対応するプログラム実
    行情報を取得し、このプログラム実行情報に基づき、前
    記コマンド実行制御部はプログラムを実行させることを
    特徴とする請求項8に記載のコマンド処理装置。
  10. 【請求項10】 前記コマンド対応表検索部は、前記コ
    マンド対応表に関連付けられたパラメータ表を検索し、
    前記コマンド対応表内の前記コマンドパターン列に対応
    してこのパラメータ表内に保持されている複数のパラメ
    ータを任意の順序に並べることによって生成される第2
    のコマンドパターン列を用いて、前記入力文字列のマッ
    チングを行うことを特徴とする請求項2〜9のいずれか
    に記載のコマンド処理装置。
  11. 【請求項11】 前記コマンド対応表と関連付けられ、
    順序を入れ換えることのできるパラメータに関する情報
    を保持するパラメータ表を具備することを特徴とする請
    求項2〜10に記載のコマンド処理装置。
  12. 【請求項12】 前記プログラム実行情報は、該当する
    実行可能プログラムのエントリーポイントの位置情報で
    あることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載
    のコマンド処理装置。
  13. 【請求項13】 前記プログラム実行情報は、該当する
    実行可能プログラムのファイルを識別する情報であるこ
    とを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のコマ
    ンド処理装置。
  14. 【請求項14】 前記コマンド検索部は、前記入力文字
    列を入力する利用者を識別し、この識別結果に応じて、
    複数の前記コマンド対応表の中から1つを選択して検索
    に用いることを特徴とする請求項2〜13のいずれかに
    記載のコマンド処理装置。
  15. 【請求項15】 入力文字列をもとに、コマンドパター
    ン列と該コマンドパターン列に応じた処理を実行するプ
    ログラム実行情報との対応関係を保持するコマンド対応
    表を検索し、対応するプログラム実行情報を取得するコ
    マンド対応表検索部と、前記コマンド対応表検索部が取
    得したプログラム実行情報に基づき、プログラムを実行
    させるコマンド実行制御部とを有するコマンド処理装置
    と、 通信アドレスに関する情報を記憶するアドレス記憶部と
    を具備し、 前記コマンド処理装置に設けられたコマンド対応表検索
    部は、前記アドレス記憶部に保持されたアドレス情報を
    もとに、通信制御のためのコマンドの説明情報を表示す
    ることを特徴とする通信装置。
  16. 【請求項16】 入力文字列をもとに、コマンドパター
    ン列と該コマンドパターン列に応じた処理を実行するプ
    ログラム実行情報との対応関係を保持するコマンド対応
    表を検索し、対応するプログラム実行情報を取得するコ
    マンド対応表検索部と、前記コマンド対応表検索部が取
    得したプログラム実行情報に基づき、プログラムを実行
    させるコマンド実行制御部とを有する複数のコマンド処
    理装置と、 前記コマンド処理装置から通信ネットワークを介してア
    クセスされ得るコマンド対応表とを備えたことを特徴と
    するコンピュータシステム。
  17. 【請求項17】 入力文字列をもとにコマンドパターン
    列を推定し、このコマンドパターン列に対応する実行関
    数の位置情報を取得するコマンド解析過程と、 このコマンド解析過程で取得した前記位置情報に基づい
    て、前記実行関数を呼び出す関数実行過程とを有するこ
    とを特徴とするコマンド処理方法。
  18. 【請求項18】 入力文字列に基づいてコマンド対応表
    を検索し、その検索の結果、前記入力文字列に対応する
    実行関数の位置情報を取得するコマンド対応表検索過程
    と、 このコマンド対応表検索過程で取得した前記位置情報に
    基づいて、前記実行関数を呼び出す関数実行過程とを有
    することを特徴とするコマンド処理方法。
  19. 【請求項19】 前記入力文字列をもとに、所定の規則
    に基づいて字句解析を行い、その字句解析の結果として
    前記入力文字列に含まれる語を切り出す字句解析過程を
    有することを特徴とする請求項18に記載のコマンド処
    理方法。
  20. 【請求項20】 前記字句解析過程において取得された
    前記語は、前記コマンド対応表検索過程に渡され、 前記コマンド対応表検索過程においては、前記語の部分
    一致マッチングを用いて前記コマンド対応表を検索する
    ことを特徴とする請求項19に記載のコマンド処理方
    法。
  21. 【請求項21】 前記字句解析過程において取得された
    前記語を、前記コマンド対応表検索過程に渡し、 前記コマンド対応表検索過程においては、前記語の前方
    一致マッチングを用いて前記コマンド対応表を検索する
    ことを特徴とする請求項19または請求項20に記載の
    コマンド処理方法。
  22. 【請求項22】 前記コマンド対応表検索過程において
    は、前記入力文字列に含まれる語に対応する置換文字列
    を前記コマンド対応表内から取得した後、前記入力文字
    列の一部を前記置換文字列によって置き換えることを特
    徴とする請求項18〜21のいずれかに記載のコマンド
    処理方法。
  23. 【請求項23】 入力文字列に基づいてコマンド対応表
    を検索し、その検索の結果、前記入力文字列に対応する
    実行関数の位置情報を取得するコマンド対応表検索過程
    と、 このコマンド対応表検索過程で取得した前記位置情報に
    基づいて、前記実行関数を呼び出す関数実行過程との処
    理をコンピュータに実行させることを特徴とするコマン
    ド処理プログラムを記録したコンピュータシステムの記
    録媒体。
  24. 【請求項24】 前記入力文字列をもとに、所定の規則
    に基づいて字句解析を行い、その字句解析の結果として
    前記入力文字列に含まれる語を切り出す字句解析過程の
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコマ
    ンド処理プログラムを記録した請求項23に記載のコン
    ピュータシステムの記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記コマンド対応表検索過程において
    は、前記入力文字列に含まれる語に対応する置換文字列
    を前記コマンド対応表内から取得した後、前記入力文字
    列の一部を前記置換文字列によって置き換える処理をコ
    ンピュータに実行させることを特徴とするコマンド処理
    プログラムを記録した請求項23または請求項24に記
    載のコンピュータシステムの記録媒体。
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Cited By (5)

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