JP2001175380A - 情報インデックス表示方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】提供される情報の全体像を把握でき、かつ所望
の情報に迅速にアクセスできる情報インデックス表示方
法とその装置を提供する。 【解決手段】情報の相互間の階層と相関の構造を３次元
的関連で示すメタ・データをそれぞれの情報に付加し、
メタ・データを付加した情報をコンピュータグラフィッ
クス（数学的モデルに基づく三次元陰影付け処理による
表現、および平面画像処理による擬似的な三次元空間表
現）により３次元図像化してスクリーン上に表示するこ
とにより、当該情報の階層構造およびその関連情報の階
層構造との関連性の全体を一括表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、情報にインデック
ス情報を付加することによりコンピュータの表示画面上
に表示するための情報インデックス表示方法と、その装
置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】コンピュータを利用した情報の検索・閲
覧では、コンピュータの表示画面上に表示されるインデ
ックスやそのコンテンツは階層構造モデルとして表示さ
れる場合が多い。すなわち、従来のこの種のコンピュー
タ利用においては、表示する情報は、通常、階層構造と
なっている。情報そのものが当初に階層構造を持ってい
ない場合でも、情報の閲覧者にとっては２次的に階層構
造が発生することが殆どである。

【０００３】図１３は階層構造の情報表示例の説明図で
ある。図１３の（ａ）に示した情報では、インデックス
として「タイトル１」と「タイトル２」および「タイト
ル４」は上記階層となり、その下層に「サブタイトル」
が付随し、サブタイトルのさらに下層に「項目」を持っ
ている。そして、各タイトルにコンテンツを有している
場合もあるが、一般には最下層に有用なコンテンツを有
している。

【０００４】このような情報の全体を限られた表示画面
上に、その階層すべてについての個々のデータまで一覧
表示することができない場合がある。そのような場合に
は、図１３の（ｂ）に示したように、当該情報の一部の
みを表示したり、同（ｃ）に示したように、当該情報が
もつ階層構造の上位のみを表示することで表示画面の制
限を補っていることが多い。そのため、情報の利用者は
目的のコンテンツを取得するために、階層を追跡するた
めの作業を要する。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このように、情報の検
索・閲覧における従来の表示方式では、表示画面に表示
されたインデックスからコンテンツを取得する作業で
は、情報の利用者は階層の中を上下、左右に行ったり来
たりすることが多く、作業効率の上で好ましいものでは
なかった。したがって、このような情報の利用者の作業
効率を向上させるための効果的な方法を提供することが
１つの課題となっていた。

【０００６】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
消し、コンピュータを用いた情報検索・閲覧、その他の
情報の利用者にとって提供される情報の全体像を把握で
き、かつ所望の情報に迅速にアクセスできる情報インデ
ックス表示方法とその装置を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するめの手段】上記目的を達成するため、
本発明は、インデックスやそのコンテンツを含む情報を
実体のモデルやメタファーとしてコンピュータグラフィ
ックスで表示することにより、その階層構造および関連
性を一覧可能とし、最終目的の情報に容易に到達できる
ようにした。

【０００８】すなわち本発明では情報の構成を、三次元
陰影付け処理、すなわち３次元のコンピュータグラフィ
ックス（以下、ＣＧとも称する）処理を施した物体とし
て３次元空間に配置して表示、もしくは平面画像処理手
続きにより擬似的な３次元図像として表示する。この表
示は、各情報の理論的な関連や、情報利用者の概念的な
関連を表現することで、感覚的に情報の閲覧操作ができ
るようにしたことに特徴を有する。

【０００９】図１は本発明による情報インデックス表示
方法の基本概念を説明する模式図である。図１に示した
ように本発明は、従来技術では二次元的に表示していた
情報（インデックスやコンテンツ）を、メタ・データ
（インデックス情報、情報索引情報）に描画指定情報を
付加する事で３次元図像として表示するものである。

【００１０】この結果、情報の階層と相関の全体像を一
覧で表示でき、個々の情報の最上階層から最下階層の構
造まで一括で理解することが可能となり、情報また情報
群の位置関係が概念として把握され易く、利用効率が向
上する。

【００１１】本発明の代表的な構成を列挙すれば、次の
とおりである。

【００１２】本発明のインデックス表示方法は、 （１）メタ・データ設定手段により、コンピュータ上の
情報、もしくは通信によって得られた情報相互間の階層
／相関の距離を、空間的距離として記述する。 （２）構文解析手段が、上記のメタ・データ（インデッ
クス情報）を解釈し、３次元図像描画手段にデータを引
き渡す。 （３）３次元図像描画手段が、図像データ（構造・形状
・表面属性・柄図形パターン・動き、など）を基に３次
元図像化してスクリーン上に表示することにより、当該
情報の階層と相関の全体像を一括表示する。

【００１３】これにより、情報の階層／相関の距離が、
表示画面上における空間的距離、もしくは表示図像の輝
度または彩度、あるいはサイズの変化として表示され
る。

【００１４】さらに、一括表示から選択した特定の３次
元図像の階層を追跡表示し、最下階層に収録された情報
を取得する。

【００１５】上記の方法を実行する装置構成としては、 （４）３次元図像描画手段と、この３次元図像描画手段
により表示するインデックス図形の描画用データ（構造
・形状・表面属性・柄図形パターン・動き、など）を格
納する描画用データ格納手段と、インデックス情報に階
層データおよび相関データを設定・編集する階層／相関
データ設定・編集手段と、階層／相関データ設定・編集
手段にて設定した階層データと相関データを構文解析
し、解析した結果に基づいて描画用データを参照し、３
次元図像を描画する３次元図像描画手段と、表示上の視
点座標を検出する座標検出手段とがある。 （５）３次元図像描画手段は、３次元図像データ間の階
層／相関をインデックス図形の群として表現し、階層お
よび相関を表示画面上における３次元陰影モデル（３次
元コンピュータ・グラフィクス）による図像表示、およ
び輝度・彩度およびサイズの変化による表示として出力
する上記した各装置構成としたことにより情報の階層構
造が一覧でき、最初から階層の下位にある情報について
の存在の有無、および他の情報との関連を容易に把握で
きる。

【００１６】各情報の間の関連については、表示画面上
での３次元的な位置関係を利用して概念的に表示され
る。例えば、類似の情報が画面左右方向に近接して表示
される。また、情報の系列が類似している場合は前後
（画面奥行き方向の深さ）で表示される。

【００１７】そして、このような表示を繰り返して観察
し、利用することで、当該情報また情報群の位置関係が
概念として把握され、利用効率が向上する。

【００１８】なお、本発明は、上記の構成および後述す
る実施例で記述する構成および効果に限定されるもので
はなく、本発明の技術思想を逸脱することなく種々の変
形が可能である。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、実施例の図面を参照して詳細に説明する。

【００２０】図２は本発明の情報インデックス表示方法
とそのシステムを実行するコンピュータシステムの構成
例を説明するブロック図である。一般的なコンピュータ
システムを構成する中央処理装置（ＣＰＵ）１、主記憶
装置２、大容量記憶装置（ハードディスク等）３、プリ
ンタやキーボード等の表示装置以外の入出力装置４、ポ
インティングデバイス５、ＣＲＴあるいはＬＣＤなどの
表示装置６図像表示制御装置７がデータバス１０で接続
してある。

【００２１】このデータバス１０にはインターネット等
とのインターフェースである情報通信網接続装置８、課
金／決済装置９などが接続してある。

【００２２】図３は本発明によるインデックス表示方法
を実行するインデックス図像作成装置まわりの装置構成
の１実施例を説明するブロック図である。表示画面２０
をもつ表示装置６には表示制御装置２１から表示データ
が供給される。

【００２３】表示制御装置２１には、３次元図像描画手
段２２、描画用データ格納手段２３、構文解析手段２
４、メタ・データ格納手段２５、階層／相関データ設定
・編集手段２６、および座標検出手段２７が接続してあ
る。

【００２４】描画用データ格納手段２３には、本実施例
ではコンパクトディスク（以下、ＣＤ）のジャケット形
状データやジャケットの図形パターン・データなどの描
画に必要なデータが格納されている。

【００２５】階層／相関データ設定・編集手段２６に
は、表示するインデックスを上位タイトルとした階層デ
ータ、および他のインデックスとの相関を示すデータが
設定・編集される。この階層／相関データ設定・編集手
段２６にて設定され、メタ・データ格納手段２４に格納
された各データは、構文解析手段２４によって解析さ
れ、データの種類毎に、３次元陰影処理をするのか、画
像合成処理をするのか、どの順番に描画するのか、など
の解析処理が行われ３次元図像描画手段２２に描画指示
が出力される。

【００２６】３次元図像描画手段２２では、構文解析手
段２４により指示された手続きに従い、描画に必要なデ
ータを描画用データ格納手段２３から読み出し、一連の
動き（アニメーション）として描画できるように準備を
整える。

【００２７】また、座標検出手段２７で検出された表示
画面上の座標が、仮想の視点座標として、３次元図像描
画手段２２に入力される。

【００２８】３次元図像描画手段２２からの出力は、表
示制御手段２１に出力され、表示装置６の表示画面２０
に表示される。

【００２９】次に、上記の装置構成を用いたインデック
ス表示方法の具体例を図４〜図１２を用いて説明する。
以下の具体例は、表示画面上でＣＤの検索を行う場合で
ある。

【００３０】図４はミュージックＣＤの検索を行うため
のインデックス表示方法の第１例の操作手順の説明図で
あり、図５〜図８はインデックス画面表示の経過表示の
要部を抽出して模式的に示す説明図を示す。

【００３１】図４において、ＣＤの検索を始めると、Ｃ
Ｄ選択画面の一覧表示がなされる（図５参照）。図５に
示したように、ＣＤ選択画面２０には〔ミュージック〕
のタイトル２１と共に複数のジャンル名２２（例えば、
ＣＬＡＳＳＩＣＳ＝クラシック音楽、等）が表示され
る。各ジャンル名２２の周囲には作曲者名２３とその曲
名を収録した複数のＣＤのジャケット２４の図像が当該
作曲者の作曲群２５として表示される。各作曲群２５
は、例えば作風の近似したものが近くに位置するように
配置される。

【００３２】また、ＣＤのジャケット２４の図像は表示
画面の奥行き方向に当該作曲者の作曲順、あるいは人気
の大小等に従って表示される。

【００３３】利用者がこの一覧表示から「ＣＬＡＳＳＩ
ＣＳ」のボタンをクリックすることでクラシック群の図
像領域が拡大表示される（図６参照）。そして、利用者
が希望する作曲者（ここでは、ＭＡＨＬＡＲ）のボタン
をクリックすることでＭＡＨＬＡＲの作品ＣＤ群が拡大
表示される（図７参照）。

【００３４】ここで希望のＣＤのジャケットパターンを
クリックすることで当該ＣＤのコンテンツにアクセスす
る試聴画面が表示される（図８参照）。利用者はこの試
聴画面から当該ＣＤに収録されている曲を再生すること
ができる。

【００３５】図９はミュージックＣＤの検索を行うため
のインデックス表示方法の第２例の操作手順の説明図で
あり、図１０〜図１２はインデックス画面表示の経過表
示の要部を抽出して模式的に示す説明図を示す。

【００３６】図９において、ＣＤの検索がスタートする
と、ＣＤ選択画面の一覧表示がなされる（図１０参
照）。図１０に示したように、この実施例ではＣＤ選択
画面２０には音楽分野の複数のジャンル名を記入したタ
イトルバー２２（２２ａ，２２ｂ，２２ｃ，・・・（例
えば、タイトルバー２２ａにはＣＬＡＳＳＩＣＳ））が
表示される。

【００３７】各ジャンル名２２の周囲には作曲者名２３
とその曲名を収録した複数のＣＤのジャケット２４の図
像が当該作曲者の作曲群２５として表示される。各作曲
群２５は、例えば作風の近似したものがタイトルバー２
２の近くに位置するように配置される。そして、画面の
一部には、タイトルバー２２の相互位置を制御するため
の操作ボタン２６とこの操作ボタンで選択された操作内
容を表示する窓２７が表示されている。

【００３８】また、ＣＤのジャケット２４の図像（タイ
トルバー）は全体として表示画面の奥行き方向に当該作
曲者の作曲順、あるいは人気の大小等にしたがって表示
される。なお、図１０では、画面の奥行き方向にあるタ
イトルバーとそれに関連するＣＤジャケットパターンの
輝度が手前よりも低いことをシングルハッチング、ある
いはダブルハッチングを付して順に示してある。

【００３９】利用者はこの一覧表示から「ＣＬＡＳＳＩ
ＣＳ」のタイトルバー２２ａが最手前にくるように操作
ボタン２６をクリックしてクラシック群の図像領域を最
手前に表示させ、操作ボタン２６のズームボタン「Ｚｏ
ｏｍＩｎ」をクリックすることで当該「ＣＬＡＳＳＩＣ
Ｓ」のタイトルバー２２ａが拡大表示される。そして、
利用者が希望する作曲者名のボタン２３（ここでは、Ｍ
ＡＨＬＡＲ）のボタンをクリックすることでＭＡＨＬＡ
Ｒの作品ＣＤ群が拡大表示される（図１１参照）。

【００４０】ここで希望のＣＤのジャケットパターンを
クリックすること（図１２参照）で当該ＣＤのコンテン
ツにアクセスする試聴画面が表示される（前記図８参
照）。利用者はこの試聴画面から当該ＣＤに収録されて
いる曲を再生することができる。

【００４１】ここでアクセスされたＣＤのコンテンツを
例にとり、メタ・データのデータ構造を例示すると次の
ようになる。 Name: ”Symphony No5.vain ”Place:”http://www.w
ellstone.co.jp/VAIN/music.vain/classic.vain/Mahla
r.vain/Symphony No5.vain ” Class:”http://www.wellstone.co.jp/VAIN/music.vain
/classic.vain/Mahlar.vain Position”:12,134,55” これを解釈すると、この情報の名前は“Symphony No5.v
ain ”であり、．vainという拡張子から描画対象となる
データを有する事がわかる。この情報の所在は“http:/
/www.wellstone.co.jp/VAIN/music/classic.vain/Mahla
r.vain/Symphony No5.vain”である。

【００４２】この情報が属する階層は“http://www.wel
lstone.co.jp/VAIN/music.vain/classic.vain/Mahlar.v
ain ”である。

【００４３】属する階層における相対座標値は”12,13
4,55 ”、という事になる。

【００４４】なお、上記操作ボタン２６には、タイトル
バーを手前に動かす「Ｆｏｗａｒｄ」ボタン、後退させ
る「Ｂａｃｋｗａｒｄ」ボタン、拡大表示のための「Ｚ
ｏｏｍＩＮ」，「ＺｏｏｍＯｕｔ」ボタン、表示を上下
に動かす「Ｕｐ」ボタンと「Ｌｏｗ」ボタン、その他の
表示画面操作用に必要な操作ボタンが設けてある。これ
らの操作ボタンにより、利用者は表示されたインデック
スの階層パターン、関連パターン間を任意に移動させて
希望のＣＤを検索することが容易に出来る。

【００４５】上記装置へのインデックス情報あるいはコ
ンテンツ情報は、情報網接続装置８によりインターネッ
ト等の通信ネットワーク経由で供給することもでき、ま
た有料の場合の利用料金（試聴料、あるいはＣＤ購入代
金）は課金／決済装置９で行うことができる。なお、Ｃ
Ｄの購入機能を付加する場合は、表示画面内に購入ボタ
ンを設け、これにリンクした購入操作表示画面を表示し
て置くと共に、自動販売機能を併設しておく。

【００４６】上記の実施例ではミュージックＣＤの試聴
を例として説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、他の商品あるいは情報についても同様に適用
できることは言うまでもない。

【００４７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば表
示されたインデックス情報等の階層構造が一覧でき、最
初から階層の下位にある情報についての存在の有無、お
よび他の情報との関連を容易に把握できる。また、各情
報の間の相関についても表示画面上での３次元的な位置
関係を利用して概念的に表示されるため、上記の実施例
に限らず、情報を選ぶ、所謂メニュー選択システムにお
いて利用者に対して分かり易い表示と操作で、利用効率
の高い情報インデックス表示方法とその装置を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による情報インデックス表示方法の基本
概念を説明する模式図である。

【図２】本発明の情報インデックス表示方法とそのシス
テムを実行するコンピュータシステムの構成例を説明す
るブロック図である。

【図３】本発明によるインデックス表示方法を実行する
インデックス図像作成装置まわりの装置構成の１実施例
を説明するブロック図である。

【図４】ミュージックＣＤの検索を行うためのインデッ
クス表示方法の第１例の操作手順の説明図である。

【図５】第１例におけるインデックス画面表示の経過表
示の要部を抽出して模式的に示す説明図である。

【図６】第１例におけるインデックス画面表示の経過表
示の要部を抽出して模式的に示す図５に続く説明図であ
る。

【図７】第１例におけるインデックス画面表示の経過表
示の要部を抽出して模式的に示す図６に続く説明図であ
る。

【図８】ＣＤのコンテンツにアクセスする試聴画面の表
示例の説明図である。

【図９】ミュージックＣＤの検索を行うためのインデッ
クス表示方法の第２例の操作手順の説明図である。

【図１０】第２例におけるインデックス画面表示の経過
表示の要部を抽出して模式的に示す説明図である。

【図１１】第２例におけるインデックス画面表示の経過
表示の要部を抽出して模式的に示す図１０に続く説明図
である。

【図１２】第２例におけるインデックス画面表示の経過
表示の要部を抽出して模式的に示す図１１に続く説明図
である。

【図１３】従来の階層構造の情報表示例の説明図であ
る。

【符号の説明】

１ 中央処理装置（ＣＰＵ） ２ 主記憶装置 ３ 大容量記憶装置（ハードディスク等） ４ プリンタやキーボード等の表示装置以外の入出力装
置 ５ ポインティングデバイス ６ ＣＲＴあるいはＬＣＤなどの表示装置 ７ 画像表示制御装置 ８ 情報通信網接続装置 ９ 課金／決済装置 １０ データバス ２０ 表示画面 ２１ 表示制御手段 ２２ 三次元図像描画手段 ２３ 描画用データ格納手段 ２４ 構文解析手段 ２５ メタ・データ（インデックス情報）格納手段 ２６ 階層／相関データ設定・編集手段 ２７ 座標検出手段

フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B075 ND14 ND16 NK43 NK50 PQ02 PQ22 PQ46 PQ52 PQ60 5E501 AC33 BA05 CA03 CB09 DA06 EA13 EB06 FA14 FA22 FA27 FA43 FA44 FB04 FB28

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】情報の相互間の階層および関連性を３次元
   的構造で示す為のインデックス情報としてメタ・データ
   をそれぞれの情報に付加し、メタ・データを付加した情
   報をコンピュータグラフィックス（すなわち、数学的モ
   デルに基づく３次元陰影付け処理による表現、もしくは
   ２次元画像合成処理による擬似的な３次元空間表現）を
   用いて３次元図像化してスクリーン上に表示することに
   より、当該情報相互間の階層および関連性の全体を一括
   表示することを特徴とする情報インデックス表示方法。
2. 【請求項２】前記情報の階層および関連性の一括表示
   が、前記３次元陰影モデルによる図像表示および輝度・
   彩度およびサイズの変化による図像表示であることを特
   徴とする請求項１記載の情報インデックス表示方法。
3. 【請求項３】前記一括表示から選択した特定の図像の階
   層を追跡表示し、最下階層に収録されたコンテンツを取
   得することを特徴とする請求項１記載の情報インデック
   ス表示方法。
4. 【請求項４】インデックス情報（メタ・データ）に階層
   データおよび相関データを設定・編集する階層／相関デ
   ータ設定・編集手段と、 編集・設定されたインデックス情報（メタ・データ）を
   格納するメタ・データ格納手段と、 メタ・データを解析して描画指示を行う構文解析手段
   と、 インデックス図形の構造・形状・表面属性・柄図形パタ
   ーン・動き等のデータを格納する描画用データ格納手段
   と、 図像描画時の視点座標を検出する座標検出手段と、 構文解析手段からの描画指示により、描画用データ格納
   手段からデータを読み出し、座標検出手段により検出さ
   れた視点座標に基づいて３次元図像の描画を行う３次元
   図像描画手段と、 ３次元図像描画手段の描画出力を表示装置に表示する表
   示制御手段とを備え、 表示する情報の階層構造および情報相互の関連性の全体
   図像を一括表示し、最下階層の情報実体まで追跡して取
   得することを特徴とする情報インデックス表示装置。
5. 【請求項５】前記３次元図像描画手段は、３次元図像デ
   ータ間の階層・相関をインデックス図形の群として表現
   し、階層および相関を表示画面上におけるコンピュータ
   グラフィックス（すなわち、数学的モデルに基づく３次
   元陰影付け処理による表現、もしくは２次元画像合成処
   理による擬似的な３次元空間表現）を用いて出力するこ
   とを特徴とする請求項４記載の情報インデックス表示装
   置。
6. 【請求項６】前記メタ・データは、最低限以下のような
   記述子を含む。 １．情報自身の名前（名前の拡張子により描画対象かど
   うかを判別し、「３次元図像描画手段」に指示） ２．その情報の存在するＵＲＬ ３．その情報が含まれる階層（親階層）の名前（ＵＲ
   Ｌ） ４．親階層空間における初期座標（相対座標値）