JP2001174777A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
らに反射型および透過型の両機能を満足し得る程度にま
で特性を高めた高性能な半透過型液晶表示装置を提供す
ることにある。 【解決手段】液晶表示装置9において、ツイスト角24
0〜260°、Δnd800〜900nmのスーパーネ
マチック型液晶からなり半透過膜21を配設した液晶パ
ネル2上に光散乱性板状体10と第一位相差板11と第
二位相差板12と第一偏光板13とを順次積み重ね、他
方主面上に第三位相差板14と第二偏光板15とバック
ライト8を順次積み重ねる。さらに第一位相差板11、
第二位相差板12、第三位相差板14、第一偏光板1
3、第二偏光板15のΔnd、延伸軸、吸収軸を規定す
る。
Description
透過型液晶表示装置に関し、とくに液晶パネルの設計
(ツイスト角、光路差Δnd)、位相差板の光路差Δn
dおよび貼付角度ならびに偏光板の貼付角度の適正化に
関するものである。
の携帯情報端末やノートパソコンの他に、大型かつ高精
細のモニターにまで使用されている。さらに携帯情報端
末においては、屋外・屋内の双方に使用できる半透過型
液晶表示装置が開発されている。
光、蛍光灯などの外部照明によって反射型の装置として
用いる場合と、バックライトを内部照明として装着した
透過型の装置として用いる場合があり、双方の機能を併
せもたせるために、半透過反射板を液晶パネルの裏面に
配置するとともに、この半透過反射板の裏面側に偏光板
とバックライトとを順次配置し、さらに半透過反射板と
偏光板との間に透過表示時の着色を補償するための位相
差板を配置した構造が提案されている(特開平8−29
2413号参照)。
イプの半透過型液晶表示装置1の概略断面図である。
は液晶パネルであって、対向配置した2枚のガラス基板
のそれぞれの内面に、多くの透明電極を平行に配列し、
さらに双方の平行透明電極群を両基板間で直交するよう
に両ガラス基板を配し、そして、各平行透明電極群上に
配向膜を形成し、ネマチック型液晶分子を両ガラス基板
間で180°〜270°ツイスト配列させた構造であ
る。
差板3と偏光板4とを順次積み重ね、他方主面上には位
相差板5と偏光板6と半透過反射板7とを順次積み重
ね、さらに半透過反射板7上にバックライト8を配設し
ている。
射型として使用する場合、半透過反射板7は反射膜とな
し、透過型として使用する場合に透過膜となす。
構成の半透過型液晶表示装置1を反射型として使用する
と、液晶パネル2の液晶層と半透過反射板7との間に存
在するガラス基板の厚みに起因し、視差が生じ、これに
よって像が二重に見える現象が発生し、さらに混色によ
って色再現性が低下するという課題がある。
であり、その目的は反射型として使用しても高い輝度を
達成し、さらに高コントラスト比(十分な色補償)が得
られた高彩度の半透過型液晶表示装置を提供することに
ある。
両機能を満足し得る程度にまで特性を高めた高性能な半
透過型液晶表示装置を提供することにある。
は、透明基板上に透明電極と配向層とを順次積層してな
る2つの透明部材を、ツイスト角を240〜260°
に、Δndを800〜900nmにしたスーパーネマチ
ック型液晶を介して貼り合わせてマトリックス状に画素
を配列し、かつ上記透明基板と透明電極との間に半透過
膜を配設してなる液晶パネルの一方主面側に、光路差Δ
ndが680〜700nmの第一位相差板と、光路差Δ
ndが570〜590nmの第二位相差板と、第一偏光
板とを順次積み重ね、他方主面側に光路差Δndが13
0〜150nmの第三位相差板と、第二偏光板と、バッ
クライトとを順次積み重ねるとともに、上記スーパーネ
マチック型液晶における両面のラビング方向の平均値を
基準にして第一位相差板の延伸軸を50〜60°に、第
二位相差板の延伸軸を165〜175°に、第一偏光板
の吸収軸を95〜105°に、第三位相差板の延伸軸を
−5〜5°に、第二偏光板の吸収軸を40〜50°に設
定したことを特徴とする。
に電極と配向層とを順次積層してなる2つの透明部材
を、ツイスト角を240〜260°に、Δndを800
〜900nmにしたスーパーネマチック型液晶を介して
貼り合わせてマトリックス状に画素を配列せしめてなる
液晶パネルの一方主面側に、光路差Δndが680〜7
00nmである第一位相差板と、光路差Δndが570
〜590nmである第二位相差板と、第一偏光板とを順
次積み重ね、他方主面側に光路差Δndが130〜15
0nmである第三位相差板と、第二偏光板とバックライ
トとを順次積み重ねるとともに、上記他方主面側の電極
を半透過膜により形成し、さらに上記スーパーネマチッ
ク型液晶における両面のラビング方向の平均値を基準に
して第一位相差板の延伸軸を50〜60°に、第二位相
差板の延伸軸を165〜175°に、第一偏光板の吸収
軸を95〜105°に、第三位相差板の延伸軸を−5〜
5°に、第二偏光板の吸収軸を40〜50°に設定した
ことを特徴とする。
1と図2により、本発明の他の液晶表示装置を図3によ
り説明する。
装置9の要部拡大断面図である。なお、図4に示す半透
過型液晶表示装置1と同一部材には同一符号を付す。
に、光散乱性板状体10と、ポリカーボネイトなどから
なる第一位相差板11と、ポリカーボネイトなどからな
る第二位相差板12と、ヨウ素系の第一偏光板13とを
順次積み重ね、他方主面上にポリカーボネイトなどから
なる第三位相差板14とヨウ素系の第二偏光板15とを
順次積み重ねる。これらはアクリル系の材料からなる粘
着材を用いて貼り付ける。さらに第二偏光板15上にバ
ックライト8を配設している。
び第三位相差板14はポリカーボネイトなどの合成樹脂
フィルムを延伸したものを用いる。
本印刷(珠)製のIDS(InternalDiffusing Sheet)の
光散乱膜があり、樹脂中にビーズ等を含有させたもので
ある。その他に平板の表面に光散乱性の凹凸を設けても
よい。
セグメント側のガラス基板、17はコモン側のガラス基
板であって、ガラス基板16上には多数平行に配列した
ITOからなる透明電極18と、SiO2 からなる絶縁
層19と、一定方向にラビングしたポリイミド樹脂から
なる配向膜20とを順次形成している。なお、絶縁層1
9は形成しなくてもよい。
を形成し、この半透過膜21上にカラーフィルタ22と
ブラックマトリックス23とを形成している。カラーフ
ィルタ22などを容易に形成するために、半透過膜21
上にSiO2 層を介してカラーフィルタ22を設けても
よい。上記カラーフィルタ22は画素ごとに配し、各カ
ラーフィルタ22間にクロム金属もしくは感光性レジス
トのブラックマトリックス23とを形成している。な
お、ブラックマトリックス23は必須不可欠ではなく、
ブラックマトリックス23を設けなくてもよい。
双方の特性を具備しており、しかも、2枚の偏光板の間
に挟んだ時に位相差を生じないようにする。また、半透
過膜21は鏡面性であっても、散乱性を有していてもよ
く、散乱性を具備させるには、樹脂等により凹凸形状を
設け、その上に半透過膜を形成することで得られるが、
このように光散乱性の半透過膜21を形成した場合に
は、後記の光散乱性板状体10を設けなくてもよい。
より形成する。金属層を用いた場合にはAl、Cr、S
US系、Agにより構成し、光透過性と光反射性の双方
を満たすために、膜厚を50〜300Åにするとよく、
さらに光透過性を重視する場合には50〜150Åに、
光反射性を重視する場合には150〜300Åにすると
よい。誘電体層を使用した場合には、たとえば高屈折率
材料のTiO2 膜と低屈折率材料のSiO2 膜とを交互
に積層した膜でよく、このような積層を30Å〜1μm
の厚みで形成するとよい。そして、かかる構成の半透過
膜21はガラス基板などの透明な支持板に設ける。ま
た、金属層でもって形成する方が単一の材料を用いると
いう点で低コストになり、さらにスパッタリング法によ
り容易に安定して高品質な膜形成ができるという点でよ
い。
式、すなわちあらかじめ顔料により調合された感光性レ
ジストを基板上に塗布し、フォトリソグラフィにより形
成している。図中のR、G、Bの各表示はそれぞれ赤、
緑、青に着色したカラーフィルタ22であることを示
す。
コート層24と、多数平行に配列したITOからなる透
明電極25とを形成している。この透明電極25は上記
透明電極18と直交している。しかも、透明電極25上
に一定方向にラビングしたポリイミド樹脂からなる配向
膜26を形成している。なお、透明電極25と配向膜2
6との間にSiO2 等からなる絶縁層を介在させてもよ
い。
16、17をたとえば200〜270°の角度でツイス
トされたカイラルネマチック液晶からなる液晶層27を
介してシール剤28により貼り合わせる。さらにまた、
両ガラス基板16、17間には液晶層27の厚みを一定
にするためにスペーサ29を多数個配している。なお、
本例の液晶パネル2では絶縁層19、オーバーコート層
24を設けているが、それを設けなくてもよい。
型として用いた場合には、太陽光、蛍光灯などの外部照
明による照射光は第一偏光板13と第二位相差板12と
第一位相差板11と光散乱性板状体10と液晶パネル2
とを順次通過し、さらに半透過膜21でもって反射さ
れ、その反射光が液晶パネル2を通過し、光散乱性板状
体10と第一位相差板11と第二位相差板12と第一偏
光板13とを通過することで、ガラス基板17や第三偏
光板14、第二偏光板15を通過しないので輝度が高く
なる。
透過膜21を形成すると、反射型として使用してもガラ
ス基板17を通過しなくなり、これにより、ガラス基板
17に起因する表示が二重に見えるという現象が生じな
くなる。
た場合には、バックライト8の照射光が第二偏光板15
と第三位相差板14と半透過膜21とを順次通過し、液
晶パネル2を通って光散乱性板状体10と第一位相差板
11と第二位相差板12と第一偏光板13とを順次通過
し、これによって第二偏光板15を通過した光は第三位
相差板14で偏光状態を変え、その結果、上記の反射型
にて使用した液晶パネル2を、そのままの条件で透過型
にも使用することができ、さらに液晶層27のツイスト
角、液晶層27の光路差Δnd、偏光板13、15の吸
収軸、位相差板11、12、14の光路差Δndおよび
延伸軸を本発明にて規定する所定の範囲に設定すること
で、反射型および透過型のいずれの場合でも十分な色補
償が得られ、高彩度で、かつ安定した鮮明な色表示がで
きた。
ば、半透過膜21が鏡面性を具備している場合には、光
散乱性板状体10を液晶パネル2と第一位相差板11と
の間に設けることで、反射型として用いると、半透過膜
21でもって反射された反射光は光散乱性板状体10で
もって正反射方向以外の方向にも散乱され、これによっ
て画像表示の視野角が大きくなり、反射時の表示特性が
改善される。
のであれば、その散乱機能により同様に正反射方向以外
の方向にも散乱され、これによって画像表示の視野角が
大きくなり、反射時の表示特性が改善される。
で、視差がなくなり、二重像、色の混色による色再現性
の低下が解消された。
なお、例1の液晶表示装置9と同一箇所には同一符号を
付す。
示装置9にて設けた半透過膜21に代えて透明電極18
を半透過膜でもって形成し(図中、電極18aと記
す)、このように兼用することでコストが低減できる。
その半透過膜用の電極18aは金属膜で形成する。ただ
し、バックライト8の配設部位は上記液晶表示装置9と
反対側にする。
射型として使用すると、輝度が高くなり、さらに透過型
として用いた場合にも反射型にて使用した液晶パネルを
そのままの条件で透過型にも使用でき、反射型および透
過型のいずれの場合でも安定した鮮明な色表示ができ、
しかも、例1と同様に二重に見える現象がなくなった。
し、その上に絶縁層、透明電極18、絶縁層19、配向
膜20を形成した構成でも同じ効果が得られる。
路差△ndを800〜900nmにして、両配向膜2
0、26での双方のラビング方向の平均ラビング方向を
基準にして、各位相差板11、12、14の延伸軸およ
び各偏光板13、15の吸収軸の各角度(反時計回り)
を表示面から見た場合を示す。なお、位相差板11、1
2、第一偏光板13は半透過膜形成基板の対向基板に、
位相差板14、第二偏光板15は半透過膜形成基板に配
設する。
る。第一位相差板11 光路差Δnd:680〜700nm、好適には685〜
695nm 延伸軸:50〜60°、好適には52〜58°第二位相差板12 光路差Δnd:570〜590nm、好適には575〜
585nm 延伸軸:165〜175°、好適には167〜173°第一偏光板13 吸収軸:95〜105°、好適には97〜103°第三位相差板14 光路差Δnd:130〜150nm、好適には135〜
143nm 延伸軸:−5〜5°、好適には−3〜3°第二偏光板15 吸収軸:40〜50°、好適には42〜48° 上記のように設定することで、反射型として使用した場
合、高い輝度を達成し、さらに高コントラスト比(十分
な色補償)が得られた。そして、反射型とした使用した
液晶表示装置を透過型に使用した場合でも十分な色補償
が得られ、反射型もしくは透過型のいずれにしても高彩
度の表示が実現できた。
型および反射型に使用した場合の輝度を測定したとこ
ろ、表1に示すような結果が得られた。比較例として図
4の半透過型液晶表示装置1を用いた。
−100を使用し、透過型の場合には一定の色度および
輝度を有する同一のバックライトを使用し、反射型の場
合には同一光源を液晶パネルに対し一定の角度で照射す
ることで、それぞれの色度と輝度を測定した。
射型をそれぞれ1.00として、相対値でもってあらわ
した。
液晶表示装置9、30によれば、いずれも透過型もしく
は反射型の双方ともに輝度を高めることができた。とく
に例2の液晶表示装置30は例1の液晶表示装置9に比
べ、透過型および反射型の双方ともに輝度を顕著に高め
ることができた。
表示装置9について、第一位相差板11(光路差Δn
d:680〜700nm)の延伸軸、第二位相差板12
(光路差Δnd:570〜590nm)の延伸軸、第一
偏光板13の吸収軸、第三位相差板14(光路差Δn
d:130〜150nm)の延伸軸、第二偏光板15の
吸収軸を、それぞれ幾とおりにも変えて、種々の液晶表
示装置9を作製し、装置No.1〜21を得た。そし
て、これら各装置を(実施例1)にて用いた測定方法で
もってコントラストを測定したところ、表2に示すよう
な結果が得られた。
置No.1〜3、6、7、10、11、14、15、1
8、19については、反射時のコントラストが10.5
以上、透過時のコントラストが18.9以上という優れ
た値が得られた。
明の範囲外であり、装置8、9は第二位相差板が本発明
の範囲外であり、装置12、13は第一位相差板が本発
明の範囲外であり、装置16、17は第三位相差板が本
発明の範囲外であることで、反射時のコントラストおよ
び透過時のコントラストが低くなっている。さらに装置
20、21についても第二偏光板が本発明の範囲外であ
ることで、透過時のコントラストが低くなっている。
表示装置30について、第一位相差板11(光路差Δn
d:680〜700nm)の延伸軸、第二位相差板12
(光路差Δnd:570〜590nm)の延伸軸、第一
偏光板13の吸収軸、第三位相差板14(光路差Δn
d:130〜150nm)の延伸軸、第二偏光板15の
吸収軸を、それぞれ幾とおりにも変えて、種々の液晶表
示装置30を作製し、装置No.22〜42を得た。そ
して、これら各装置を(実施例1)にて用いた測定方法
でもってコントラストを測定したところ、表3に示すよ
うな結果が得られた。
置No.22〜24、27、28、31、32、35、
36、39、40については、反射時のコントラストが
13.6以上、透過時のコントラストが18.9以上と
いう優れた値が得られた。
本発明の範囲外であり、装置29、30は第二位相差板
が本発明の範囲外であり、装置33、34は第一位相差
板が本発明の範囲外であり、装置37、38は第三位相
差板が本発明の範囲外であることで、反射時のコントラ
ストおよび透過時のコントラストが低くなっている。さ
らに装置41、42についても第二偏光板が本発明の範
囲外であることで、透過時のコントラストが低くなって
いる。
るものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更や改善などは何ら差し支えない。
TN型単純マトリックスタイプのカラー液晶表示装置で
もって説明しているが、そのほかにモノクロのSTN型
単純マトリックスタイプの液晶表示装置であっても、あ
るいはTN型単純マトリックスタイプの液晶表示装置や
TN型アクティブマトリックスタイプなどのツイストネ
マチック型液晶表示装置、双安定型単純マトリックスタ
イプのモノクロ、カラー液晶表示装置であっても同様な
作用効果が得られる。
板上に透明電極と配向層とを順次積層してなる2つの透
明部材を、ツイスト角とΔndを規定したスーパーネマ
チック型液晶を介して貼り合わせてマトリックス状に画
素を配列し、透明基板と透明電極との間に半透過膜を配
設してなる液晶パネルの一方主面側に、光路差Δndと
延伸軸を規定した第一位相差板と、光路差Δndと延伸
軸を規定した第二位相差板と、吸収軸を規定した第一偏
光板とを順次積み重ね、他方主面側に光路差Δndと延
伸軸を規定した第三位相差板と、吸収軸を規定した第二
偏光板と、バックライトとを順次積み重ねたことで、反
射型として用いた場合には、外部照明による照射光は第
一偏光板と第二位相差板と第一位相差板と光散乱性の板
状体と液晶パネルとを順次通過し、さらに半透過膜でも
って反射され、その反射光が液晶パネルを通過すること
で、他方の第二偏光板を通過しなくなり、これによって
輝度が高くなり、一方、透過型として用いた場合には、
バックライトの照射光が第二偏光板と第三位相差板と半
透過膜とを順次通過し、液晶パネルを通り、これによっ
て上記の反射型にて使用したパネルを、そのままの条件
で透過型にも使用することができ、反射型もしくは透過
型のいずれの場合でも安定した鮮明な色表示ができ、色
補償が十分となり、その結果、反射型および透過型の両
機能を満足し得る程度にまで特性を高めた高性能な半透
過型液晶表示装置が提供できた。
も、スーパーネマチック型液晶、第一位相差板、第二位
相差板、第一偏光板、第三位相差板、第二偏光板を同様
に規定することで、反射型として用いた場合に輝度が高
くなり、一方、透過型として用いた場合に反射型にて使
用した液晶パネルを、そのままの条件で透過型にも使用
することができ、反射型もしくは透過型のいずれの場合
でも安定した鮮明な色表示ができ、色補償が十分とな
り、その結果、反射型および透過型の両機能を満足し得
る程度にまで特性を高めた高性能な半透過型液晶表示装
置が提供できた。
る。
ある。
ら見た各角度を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】透明基板上に透明電極と配向層とを順次積
層してなる2つの透明部材を、ツイスト角を240〜2
60°に、Δndを800〜900nmにしたスーパー
ネマチック型液晶を介して貼り合わせてマトリックス状
に画素を配列し、かつ上記透明基板と透明電極との間に
半透過膜を配設してなる液晶パネルの一方主面側に、光
路差Δndが680〜700nmの第一位相差板と、光
路差Δndが570〜590nmの第二位相差板と、第
一偏光板とを順次積み重ね、他方主面側に光路差Δnd
が130〜150nmの第三位相差板と、第二偏光板
と、バックライトとを順次積み重ねるとともに、上記ス
ーパーネマチック型液晶における両面のラビング方向の
平均値を基準にして第一位相差板の延伸軸を50〜60
°に、第二位相差板の延伸軸を165〜175°に、第
一偏光板の吸収軸を95〜105°に、第三位相差板の
延伸軸を−5〜5°に、第二偏光板の吸収軸を40〜5
0°に設定したことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】透明基板上に電極と配向層とを順次積層し
てなる2つの透明部材を、ツイスト角を240〜260
°に、Δndを800〜900nmにしたスーパーネマ
チック型液晶を介して貼り合わせてマトリックス状に画
素を配列せしめてなる液晶パネルの一方主面側に、光路
差Δndが680〜700nmの第一位相差板と、光路
差Δndが570〜590nmの第二位相差板と、第一
偏光板とを順次積み重ね、他方主面側に光路差Δndが
130〜150nmの第三位相差板と、第二偏光板とバ
ックライトとを順次積み重ねるとともに、上記他方主面
側の電極を半透過膜により形成し、さらに上記スーパー
ネマチック型液晶における両面のラビング方向の平均値
を基準にして第一位相差板の延伸軸を50〜60°に、
第二位相差板の延伸軸を165〜175°に、第一偏光
板の吸収軸を95〜105°に、第三位相差板の延伸軸
を−5〜5°に、第二偏光板の吸収軸を40〜50°に
設定したことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36339899A JP4776051B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36339899A JP4776051B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 液晶表示装置 |
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---|---|
JP2001174777A true JP2001174777A (ja) | 2001-06-29 |
JP4776051B2 JP4776051B2 (ja) | 2011-09-21 |
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ID=18479216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36339899A Expired - Fee Related JP4776051B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 液晶表示装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4776051B2 (ja) |
-
1999
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---|---|
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