JP2001174145A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2001174145A
JP2001174145A JP35892799A JP35892799A JP2001174145A JP 2001174145 A JP2001174145 A JP 2001174145A JP 35892799 A JP35892799 A JP 35892799A JP 35892799 A JP35892799 A JP 35892799A JP 2001174145 A JP2001174145 A JP 2001174145A
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JP
Japan
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ice
ice making
switch
door
refrigerator
Prior art date
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Pending
Application number
JP35892799A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakayama
晃一 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷室の扉の開閉を検知するスイッチを、製
氷室の見栄えを損なうことなく、しかも信頼性高く、低
コストに設ける。 【解決手段】 製氷室20と、製氷皿34を備える製氷
機30と、製氷室20の前面を開閉する扉26と、この
扉26の開閉を検知するリードスイッチ48を備える冷
蔵庫において、製氷機30を扉26の背後に近接して配
し、製氷機30の前端部の駆動部38内にリードスイッ
チ48を配して、該リードスイッチ48を駆動部38内
に配された製氷機30のためのプリント基板46上に設
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製氷機を備える冷
蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の冷蔵庫には製氷室が設けられてい
る。製氷室には、製氷皿を備える製氷機が配されてお
り、冷蔵室内に配した給水タンクからこの製氷皿に一定
量の水が供給されて該製氷皿において製氷を行ない、製
氷完了後に製氷皿を反転させて、その下方に配した貯氷
容器に氷を落下させることにより、自動的に氷を作る自
動製氷装置が構成されている。
【0003】図5は、従来の冷蔵庫100の一例を示す
斜視図である。この冷蔵庫100は、上段の冷蔵室12
と、中段の野菜室14と、水平な断熱仕切22を介して
その下方に位置する冷蔵、冷凍及びチルドの各温度帯の
切替えが可能な切替室16と、最下段の冷凍室18とを
備える。そして、切替室16の横に、縦仕切24を介し
て製氷室20が設けられている。
【0004】製氷室20は、その前面の扉の開閉を検知
するリードスイッチ101を備えており、該リードスイ
ッチ101は、図5に示すように、縦仕切24の左上に
配されている。詳細には、図6に示すように、縦仕切2
4における製氷室20側の側面の前方上端部にスイッチ
収納部102が設けられ、この収納部102内に、リー
ドスイッチ素子103を備えるプリント基板104が配
され、収納部102の前面にカバー105が被せられて
いる。そして、このプリント基板104への配線は、縦
仕切24内を通って後方に引き出されたワイヤハーネス
106を、冷蔵庫の電源プリント基板である不図示のメ
イン基板に接続することによりなされている。
【0005】このようにして製氷室20の前面部に配さ
れたリードスイッチ101は、図7に示すように、製氷
室扉26に埋設されたマグネット107に相対向してお
り、該マグネット107の磁力により接点が開閉され、
これにより製氷室扉26の開閉を検知するようになって
いる。
【0006】一方、製氷室20には、図7に示すよう
に、自動製氷装置の製氷機110と製氷した氷を貯める
貯氷容器111とが配されている。製氷機110は、製
氷皿112と、その上面を覆う皿カバー113と、製氷
皿112を回転させる駆動部114と、貯氷容器111
に貯まった氷の量を検知する検氷レバー115を備えて
なり、冷蔵室から引き出された給水管116により製氷
皿112に給水されるようになっている。
【0007】この製氷機110の前端部における駆動部
114内には、製氷皿112の温度センサ回路や、製氷
皿112の姿勢を検出するためのホールIC等を備える
プリント基板117が配されている。このプリント基板
117への配線は、図8に示すように、製氷室20の後
面から引き出されたメイン基板からのワイヤハーネス1
18を、皿カバー113の左側面に設けた配線収納溝1
19に通して、駆動部114の前面に引き出し、この前
面の右端部に設けた配線接続部120に接続することに
よりなされている。そして、このワイヤハーネス118
と配線接続部120を隠すために、駆動部114の前面
には製氷パネル121が取り付けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製氷室構造では以下のような問題点がある。
【0009】リードスイッチ101の収納部102が製
氷室20の上側角部に設けられているため、製氷室20
を開けたときの見栄えが悪く、また、ユーザーが氷を取
り出す際に、収納部102の角で手の甲を傷つけるおそ
れがある。
【0010】リードスイッチ101のための配線106
を、製氷機110のための配線118と別途設ける必要
があり、製造コストが高い。
【0011】リードスイッチ101は、水平仕切22の
近傍にあるため、この水平仕切22の残留磁気によりリ
ードスイッチ101が誤動作する可能性がある。
【0012】ユーザーが野菜室14でジュース等の液体
を万一こぼした場合、製氷室20の壁面に沿ってリード
スイッチ101の収納部102内にこの液体が侵入し、
リードスイッチ101が機能不良を起こす可能性があ
る。
【0013】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、製氷室の扉の開閉を検知するスイッチ
を、製氷室の見栄えを損なうことなく、しかも信頼性高
く、低コストに設けることのできる冷蔵庫を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、製氷
室と、該製氷室内に配された製氷皿を備える製氷機と、
該製氷室の前面を開閉する扉と、該扉の開閉を検知する
スイッチとを備える冷蔵庫において、前記製氷機を前記
扉の背後に近接して配し、該製氷機の前端部に前記スイ
ッチを設けるとともに、該スイッチのためのプリント基
板を前記製氷機のためのプリント基板と一体に設けたも
のである。
【0015】本発明の冷蔵庫であると、製氷室の扉の開
閉を検知するスイッチを製氷機の前端部に設けて、該前
端部に配された製氷機のためのプリント基板上に設置し
たので、上記従来のようにスイッチのための配線を別途
設ける必要がなく、従って、製造コストを低減すること
ができる。また、該スイッチを製氷機内に設置したた
め、専用の収納部を設けている上記従来のように製氷室
の見栄えが悪化するということがなく、また、ユーザー
が氷を取り出す際の使い勝手が向上する。
【0016】更に、該スイッチとして、扉との間で作用
する磁力により当該扉の開閉を検知するリードスイッチ
等の磁気スイッチを用いた場合でも、スイッチが製氷機
内に配されて、その上方の水平仕切から遠ざけられてい
るため、該水平仕切の残留磁気によるスイッチの誤動作
を防止することができる。また、製氷室の上方の収納室
にこぼれた液体が製氷室の壁面に沿ってスイッチ部に侵
入することもない。そのため、スイッチの信頼性を向上
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の1実施形態に係る冷蔵庫
の製氷室20の断面図であり、図2は、該製氷室20に
配された製氷機30の分解斜視図、図3は、該製氷機3
0の正面図、図4は、該製氷機30の側面図である。
【0019】この実施形態の冷蔵庫は、図5に示す上記
従来の冷蔵庫100と同一の基本構成を有する。すなわ
ち、本実施形態の冷蔵庫も、上から冷蔵室12、野菜室
14、切替室16及び冷凍室18を備え、該切替室16
の横に縦仕切24を介して製氷室20が設けられてい
る。以下、上記従来の冷蔵庫と同一の符号を付した部分
は特に説明しない限り同一の構成を有するものとして説
明を省略する。
【0020】図1に示すように、製氷室20には、自動
製氷装置の製氷機30と、製氷機30により製氷された
氷を貯める貯氷容器32が配されている。製氷機30
は、製氷室20の天井面である水平仕切22に取り付け
られている。貯氷容器32は、製氷室扉26の後面に取
り付けられた不図示の支持腕により支持されて、扉26
とともに前方に引き出されるように構成されている。
【0021】製氷機30は、複数の製氷ブロックを有す
る水平な製氷皿34と、その上面を覆う皿カバー36
と、製氷後に製氷皿34を回転させる駆動部38と、貯
氷容器32に貯まった氷の量を検知する検氷レバー40
を備えてなる。
【0022】皿カバー36には、その幅方向中央部に開
口42が設けられており、この開口42を介して給水管
44から製氷皿34に給水できるようになっている。な
お、給水管44は、上方の冷蔵室に配された不図示の給
水タンクから引き出され、水平仕切22内を通って製氷
室20の天井面から垂下している。
【0023】駆動部38は、製氷機30の前端部におけ
る製氷皿34の前方に設けられており、不図示のモータ
で製氷皿34を回転させるよう構成されている。また、
検氷レバー40もこの駆動部38に取り付けられてい
る。
【0024】図1に示すように、製氷機30は、製氷室
扉26の背後に近接して配されている。すなわち、製氷
機30の前端部である駆動部38が製氷室20の前面開
口部の近傍に位置して、駆動部38の前面が製氷室扉2
6のすぐ背後に位置するように配されている。
【0025】駆動部38のケーシング内には、製氷皿3
4の温度センサ回路、製氷皿34の姿勢を検出するため
のホールIC等が設けられたプリント基板46が配され
ている。このプリント基板46は、駆動部38の前壁に
近接させて、しかも、この前壁に平行な姿勢で、駆動部
38内に配されている。
【0026】そして、このプリント基板46の前面に、
製氷室扉26の開閉を検知するリードスイッチ48の素
子50が設置されている。すなわち、リードスイッチ4
8は、駆動部38のケーシング内に配され、しかも、こ
のリードスイッチ48のためのプリント基板と製氷機3
0のためのプリント基板とが一体化されて、この一体化
されたプリント基板46上にリードスイッチ素子50が
設置されている。
【0027】図1に示すように、製氷室扉26の背面部
には、製氷機30前端部のリードスイッチ48に相対向
させてマグネット52が配されている。マグネット52
は、製氷室扉26の背面を後方に凸状に成形した収納部
54内に配されている。そして、このマグネット52の
磁力によりリードスイッチ素子50の接点が開閉され、
これにより、製氷室扉26の開閉を検知できるようにな
っている。
【0028】図2,4に示すように、プリント基板46
の後面には、不図示のメイン基板からのワイヤハーネス
56を接続するための配線接続部58が設けられてい
る。製氷室20の後面から引き出されたワイヤハーネス
56は、皿カバー36の左側面に設けられた配線収納溝
60を通って、その先端56aが、駆動部38の後面か
ら駆動部38内に引き込まれ、プリント基板46の配線
接続部58に接続されている。ここで、図3に示すよう
に、プリント基板46は、駆動部38内における配線収
納溝60の配設側に片寄せて配置されており、これによ
り、駆動部38内に引き込まれたワイヤハーネス56
を、駆動部38内で引き回すことなく、すぐに配線接続
部58に接続できるようになっている。
【0029】符号62は、配線接続部58における結露
を防止するために皿カバー36に設けられた冷気遮断壁
を示している。この冷気遮蔽壁62は、製氷皿34と駆
動部38との間を仕切る仕切壁64を、配線接続部58
の背後において下方に延長することにより設けられてい
る。配線接続部58は、この冷気遮断壁62によって、
後方から冷気が吹き付けられないようにカバーされてい
る。
【0030】なお、符号23は製氷室20とその下方の
冷凍室18とを仕切る水平仕切を、符号25は野菜室扉
を、符号27は冷凍室扉を、それぞれ示している。
【0031】以上説明した本実施形態の冷蔵庫である
と、製氷室扉26の開閉を検知するリードスイッチ48
を製氷機30の駆動部38内に設けて、該駆動部30に
配された製氷機30のためのプリント基板46上に設置
したので、上記従来のようにリードスイッチのための配
線を別途設ける必要がなく、従って、製造コストを低減
することができる。
【0032】また、リードスイッチ48を製氷機30内
に設置したため、専用の収納部を設けている上記従来の
ように、リードスイッチによって製氷室の見栄えが悪化
するということがなく、また、ユーザーが氷を取り出す
際の使い勝手もよい。
【0033】さらに、リードスイッチ48を製氷機30
内に配して、その上方の水平仕切22から遠ざけたの
で、水平仕切22の残留磁気によるリードスイッチ48
の誤動作を防止することができる。また、野菜室14で
ジュース等の液体がこぼれ、その液体が製氷室20の壁
面に沿って万一侵入してきても、製氷機30内には侵入
しないので、このような液体によりリードスイッチ48
が機能不良を起こすこともない。そのため、リードスイ
ッチ48の信頼性を向上することができる。
【0034】また、上記従来の構造では、駆動部114
前面に引き出されたワイヤハーネス118を隠すために
製氷パネル121を設けており、この製氷パネル121
を取り付ける際にワイヤハーネス118を挟み込むおそ
れがある。これに対し、上記実施形態では、配線接続部
58をプリント基板46の後面に設けて、駆動部38の
前面にワイヤハーネス56を引き出さずに配線するよう
にしたので、このような製氷パネルを設ける必要がな
い。そのため、製氷パネルを設けることによる上記従来
の不具合をなくして、製氷機30の組立作業性を向上す
ることができる。また、製氷パネルを廃止したことによ
り、コストダウンが図られ、更に製氷室20の有効内容
積を向上することができる。
【0035】なお、上記実施形態においては、製氷室2
0に製氷機30と貯氷容器32のみを設けて食品収納部
は設けていないが、本発明において、製氷室は、このよ
うな製氷部のみからなるものには限定されず、製氷部と
ともにその横に食品収納部を備えた冷凍室も含まれる。
【0036】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫であると、製氷室の扉の
開閉を検知するスイッチのための配線を別途設ける必要
がないので、製造コストを低減することができる。ま
た、該スイッチのための専用の収納部を設けていないの
で、製氷室の見栄えと、ユーザーの使い勝手を向上する
ことができる。さらに、該スイッチとしてリードスイッ
チ等の磁気スイッチを用いた場合でも、スイッチが上方
の水平仕切から遠ざけられているため、該水平仕切の残
留磁気による誤動作を防止することができ、スイッチの
信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る冷蔵庫の製氷室の断
面図である。
【図2】該製氷室内に配される製氷機の分解斜視図であ
る。
【図3】該製氷機の正面図である。
【図4】該製氷機の側面図である。
【図5】従来の冷蔵庫の斜視図である。
【図6】従来の冷蔵庫におけるリードスイッチの配設構
造を示す分解斜視図である。
【図7】従来の製氷室の断面図である。
【図8】従来の製氷機の斜視図である。
【符号の説明】
20……製氷室 26……製氷室扉 30……製氷機 34……製氷皿 38……駆動部 46……プリント基板 48……リードスイッチ 50……リードスイッチ素子 52……マグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製氷室と、該製氷室内に配された製氷皿を
    備える製氷機と、該製氷室の前面を開閉する扉と、該扉
    の開閉を検知するスイッチとを備える冷蔵庫において、 前記製氷機を前記扉の背後に近接して配し、該製氷機の
    前端部に前記スイッチを設けるとともに、該スイッチの
    ためのプリント基板を前記製氷機のためのプリント基板
    と一体に設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】前記スイッチが、前記扉との間で作用する
    磁力により当該扉の開閉を検知する磁気スイッチである
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
JP35892799A 1999-12-17 1999-12-17 冷蔵庫 Pending JP2001174145A (ja)

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JP35892799A JP2001174145A (ja) 1999-12-17 1999-12-17 冷蔵庫

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036454A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2019045039A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 日本電産サンキョー株式会社 製氷装置

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JP2009036454A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
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