JP2001171775A - ディスク類の保存ケース - Google Patents

ディスク類の保存ケース

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JP2001171775A
JP2001171775A JP35115699A JP35115699A JP2001171775A JP 2001171775 A JP2001171775 A JP 2001171775A JP 35115699 A JP35115699 A JP 35115699A JP 35115699 A JP35115699 A JP 35115699A JP 2001171775 A JP2001171775 A JP 2001171775A
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case
disks
disk
storage case
storage
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Hideaki Horimoto
秀彰 堀本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の記録媒体を保存でき、しかも記録内容
を簡単に確認できる保存ケースを提供する。 【解決手段】 ケース本体(20)の上方及び前方に面する
部分に抜き差し口(25)を形成し、内部は複数の仕切板(2
3)によって複数の一枚収納スペース(24)に仕切る。蓋(3
0)には抜き差し口のうち、1つの一枚収納スペースを開
閉し得る一枚用蓋(31)又は複数の1 枚収納スペースを開
閉し得る複数枚用蓋(32)を用い、各々を選択してケース
本体に支持する蓋の外方から見える位置には一枚収納ス
ペース内に保存されたディスク類の内容を表示する表示
領域(70)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク類の保存ケ
ースに関し、特に記録媒体の内容を簡単に確認できるよ
うにしたケースに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電子技術の飛躍的な発展に伴い、
産業界ばかりでなく、一般生活においてもパーソナルコ
ンピュータやワードプロセッサ等の電子機器が普及し、
それに伴ってフロッピーディスク(FD)、コンパクト
ディスク(CD)、スマートメディア(SM)、コンパ
クトフラッシュ(CF)等の各種の記録媒体も頻繁に使
用される傾向にある。
【0003】この種の記録媒体はFD等のように、プラ
スチック製の筐体内に記録ディスクを回転自在に内蔵
し、筐体ごとパーソナルコンピュータ等の駆動装置にセ
ットする方式と、CD等のように、プラスチック製の保
護ケース内に記録ディスクを入れておき、使用時には保
護ケースから記録ディスクを取り出して駆動装置にセッ
トする方式とがあるが、いずれの方式の記録媒体であっ
ても、これを使用しない時には記録ディスクや記録内容
が損傷を受けないように記録媒体を保存しておく必要が
ある。
【0004】従来、前者の方式の記録媒体については1
枚用の保存ケースに筐体ごと入れるか、又は複数枚用の
保存ケースに筐体ごとまとめて入れて保存し、又後者の
方式の記録媒体については記録ディスクを入れておく保
護ケースを利用して保存することが行われていた。
【0005】また、この種の記録媒体にはデータが磁気
的に又は光学的に記録されているので、その記録内容が
容易に判別できるように、前者の方式の場合には筐体の
表面に、又後者の方式の場合には記録ディスクの表面に
記録内容を示す文字や記号を入れておくことが行われて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の1枚用
の保存ケースや保護ケースでは枚数が多くなると、保存
ケースや保護ケースを上下に積み重ねるか、又は縦にし
て横方向に並べる必要があり、必要な記録ディスクを探
そうとすると、保存ケースや保護ケースを全て取り出し
て筐体や記録ディスクに表された文字や記号を確認する
必要があって、非常に煩雑であった。
【0007】他方、複数枚用の保存ケースでは1つのケ
ースに多数の筐体を入れておくことができるものの、必
要な記録媒体を探そうとすると、筐体を1枚ずつ抜き出
して文字や記号を確認する必要があり、特に収納ケース
一杯に筐体を詰め込んでいる場合には収納ケースから全
ての筐体を一旦取り出して文字や記号を確認する必要が
あり、非常に煩雑であるという問題があった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑み、記録媒体の
内容を簡単に確認できるようにしたディスク類の保存ケ
ースを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るデ
ィスク類の保存ケースは、ケース本体と蓋とから構成さ
れ、複数のディスク類を収納して保存する保存ケースに
おいて、上記ケース本体はディスク類に比して所定寸法
大きくかつディスク類を収容し得る形状を長手方向に連
続させた筐体形状をなし、該ケース本体の少なくとも上
方及び前方に面する部分がディスク類を抜き差し可能な
大きさに開放されてディスク類の抜き差し口が形成さ
れ、上記ケース本体の内部は複数の仕切板によってディ
スク類を一枚ずつ縦にして収納し得る複数の一枚収納ス
ペースに仕切られている一方、上記蓋は上記1つの一枚
収納スペースの幅とほぼ等しい幅を有しかつ上記ケース
本体の抜き差し口を覆って開閉し得る側面形状をなす複
数の一枚用蓋からなり、各一枚用蓋が上記ケース本体に
開閉可能に支持され、上記複数の一枚用蓋の外方から見
える位置には一枚収納スペース内に保存されたディスク
類の内容を表示する表示領域が形成されていることを特
徴とする。
【0010】本発明の特徴の1つはケース本体内に複数
の一枚収納スペースを形成して一枚用蓋で開閉し、各一
枚収納スペースにディスク類を縦にして差し込んで保存
するようにした点にある。これにより、一枚用蓋の外方
から見える位置に表示領域を形成することができ、例え
ば表示ラベルを貼付する場合には隣接する他の一枚用蓋
をガイドにして所望の一枚用蓋の表示領域に表示ラベル
を簡単かつ正確に貼付することができる。
【0011】その結果、ディスク類の内容を表示して外
側からディスク類を判別することができ、従来のように
保存ケースや筐体、保護ケースを全て取り出して筐体や
記録ディスクに表された文字や記号を確認する必要がな
く、簡単に所望のディスク類を探しだすことができる。
【0012】本発明でいう「ディスク類」とは上述のF
D、CD、SM、CF等の各種記録媒体をいうが、更に
本発明の考え方はカセットテープやビデオテープ等の記
録媒体の保存にも適用できるので、これらの記録媒体を
も含む。
【0013】また、ディスク類がFD等のように記録デ
ィスクを筐体に内蔵したタイプの場合にはケース本体及
び/又は一枚収納スペースもそれに対応した四角形状に
製作し、又CD等のように円盤タイプの場合にはケース
本体及び/又は一枚収納スペースもそれに対応した円形
状に製作する。
【0014】即ち、ディスク類が四角形状をなし場合に
はケース本体をほぼ直方体形状となし、その上面及び前
面はディスク類を抜き差し可能な大きさに開放してディ
スク類の抜き差し口を形成する一方、一枚用蓋は側面ほ
ぼL字形状となし、該一枚用蓋のL字形状を構成する二
面の少なくとも一方の面に表示領域を形成するのがよ
い。
【0015】一枚用蓋を側面ほぼL字状に構成する場
合、所望の大きさのディスク類の抜き差し口を形成する
上で、複数の一枚用蓋のL字形状の一端部をケース本体
及び/又は仕切板の上端の背面側側位に回転可能に支持
するのがよい。支持の方法は複数の各一枚用蓋に突起又
は穴を形成し、ケース本体及び仕切板に穴又は突起を形
成し、突起と穴を相互に回転自在に嵌合させる方法を採
用してもよいが、一枚用蓋の製作が難しくなるばかりで
なく、組立作業が煩雑となる。そこで、一枚用蓋、ケー
ス本体及び仕切板に穴を形成し、一枚用蓋、ケース本体
及び仕切板の穴に回転軸を挿通して一枚用蓋を開閉可能
に支持するのがよい。
【0016】また、ケース本体を傾けた時に一枚用蓋が
不意に開いてディスク類が飛び出すのは好ましくない。
そこで、一枚用蓋にはケース本体にロックするロック機
構を設けるのがよい。このロック機構はどのような構造
や方式でもよいが、上述のように一枚用蓋を側面ほぼL
字状とする場合には複数の一枚用蓋にはL字形状の他端
部に係止突起又は係止穴を形成し、ケース本体には前面
側の抜き差し口より下方部分に係止穴又は係止突起を形
成し、係止突起を係止穴に嵌入させることによって複数
の一枚用蓋をケース本体にロックするのがよい。
【0017】本発明では一枚収納スペースを一枚用蓋が
開閉するようにしたが、普段あまり使用しないディスク
類はまとめて保存しておくのが便利である。
【0018】そこで、蓋には複数の一枚用蓋以外に、隣
接する複数の一枚収納スペースの幅とほぼ等しい幅を有
しかつケース本体の開放部位を覆って開閉し得る側面形
状をなし、ケース本体に開閉可能に支持される少なくと
も1つの複数枚用蓋を更に備え、複数枚用蓋の外方から
見える位置には複数枚用蓋によって開閉される複数の一
枚収納スペース内に保存されたディスク類の内容を表示
する表示領域が形成されるのが好ましい。
【0019】ディスク類がFD等のように記録ディスク
を筐体に内蔵したタイプの場合にはケース本体及び複数
枚用蓋もそれに対応した四角形状に製作するのがよい。
即ち、ケース本体がほぼ直方体形状をなし、その上面及
び前面はディスク類を抜き差し可能な大きさに開放され
てディスク類の抜き差し口が形成されている一方、複数
枚用蓋は側面ほぼL字形状をなし、複数枚用蓋のL字形
状を構成する二面の少なくとも一方の面に表示領域が形
成されているのがよい。
【0020】複数枚用蓋が側面ほぼL字状をなす場合も
一枚用蓋の場合と同様に、少なくとも1つの複数用蓋の
L字形状の一端部がケース本体及び/又は仕切板の上端
の背壁面側部位に回転可能に支持されるのがよい。
【0021】この複数枚用蓋についてもケース本体を傾
けた時に複数枚用蓋が不意に開いてディスク類が飛び出
すのは好ましくない。そこで、複数枚用蓋にはケース本
体にロックするロック機構を設けるのがよい。このロッ
ク機構はどのような構造や方式でもよいが、上述のよう
に複数枚用蓋を側面ほぼL字状とする場合には少なくと
も1つの複数枚用蓋のL字形状の他端部には係止突起又
は係止穴を形成し、ケース本体には前面側の抜き差し口
より下方部分に係止穴又は係止突起を形成し、係止突起
を係止穴に嵌入させることによって複数用蓋をケース本
体にロックされるようになすのがよい。
【0022】ディスク類の抜き差し口はこれにディスク
類が引っ掛かってしまうと円滑に抜き差しできない。そ
こで、抜き差し口は一枚収納スペースの上方及び前方の
少なくとも一方の全部が開放されているのが好ましい。
【0023】このように一枚収納スペースの上方及び前
方の少なくとも一方の全部が開放されると、ばね部材の
付勢力を利用してディスク類を抜き差し口から飛び出さ
せることができる。即ち、ケース本体内には一枚用蓋又
は複数用蓋の開放時にディスク類を抜き差し口の全部開
放された側から押し出すばね部材が設けられているのが
よい。
【0024】仕切板はケース本体と一体的に形成しても
よく、又ケース本体とは別体に形成し、ケース本体の内
面には一枚収納スペースに区画すべき位置に仕切板の差
込み凹溝を形成し、差込み凹溝に仕切板を差し込むよう
にしてもよい。後者の場合、仕切板を差し込むべき凹溝
を選択することによって1枚収納スペースと複数枚収納
スペースを選択的に構成することができ、便利である。
【0025】上記ではケース本体にディスク類の一枚収
納スペースを形成するようにしたが、蓋にディスク類の
一枚収納スペースを形成するようにしてもよい。
【0026】即ち、本発明によれば、複数のディスク類
を収納し保存する保存ケースにおいて、ケース本体と複
数の一枚収納ケースとから構成され、上記ケース本体は
ディスク類に比して所定寸法大きくかつディスク類を収
容し得る形状を長手方向に連続させた筐体形状をなし、
該ケース本体の少なくとも上方及び前方に面する部分が
一枚収納ケースを抜き差し可能な大きさに開放されて一
枚収納ケースの抜き差し口が形成されている一方、上記
複数の一枚収納ケースは1枚のディスク類を収納し得る
形状をなすとともに、その一部がディスク類を抜き差し
可能な大きさに開放されてディスク類の抜き差し口が形
成され、該複数の一枚収納ケースは縦にした状態で並列
して上記ケース本体内に摺動自在又は回動自在に支持さ
れ、上記複数の一枚収納ケースの外方から見える位置に
は一枚収納スペース内に保存されたディスク類の内容を
表示する表示領域が形成されていることを特徴とするデ
ィスク類の保存ケースを提供することができる。
【0027】本発明においてもディスク類がFD等のよ
うに記録ディスクを筐体に内蔵したタイプの場合にはケ
ース本体及び複数枚用蓋もそれに対応した四角形状に製
作するのがよい。即ち、ケース本体がほぼ直方体形状を
なし、その上面及び前面は一枚収納ケースを抜き差し可
能な大きさに開放されて一枚収納ケースの抜き差し口が
形成されている一方、複数の一枚収納ケースは1枚のデ
ィスク類を収納し得る寸法の四角形状をなし、該四角形
の一辺に相当する面がディスク類を抜き差し可能な大き
さに開放されてディスク類の抜き差し口が形成され、他
の三辺に相当する面の少なくとも1つの面に表示領域が
形成されているようにするのがよい。
【0028】また、ケース本体がほぼ直方体形状をな
し、その上面及び前面の全部と背面の上半部が開放され
て一枚収納ケースの抜き差し口が形成されている一方、
複数の一枚収納ケースは1枚のディスク類を収納し得る
寸法の四角形状をなし、その側面がディスク類を抜き差
し可能な大きさに開放されてディスク類の抜き差し口が
形成され、四角形の四辺に相当する面の少なくとも1つ
の面に上記表示領域が形成されているようにすることも
できる。
【0029】この場合、ディスク類がFD等のように記
録ディスクを筐体に内蔵したタイプばかりでなく、ディ
スク類がCDのような円盤形状をなしたタイプにも適用
できる。後者の場合には一枚収納ケースの内側壁面には
収納したディスク類を抜き差し口側に付勢するばね部材
が設けられている一方、一枚収納ケースの抜き差し口の
周縁には収納したディスク類をずらすことによって係止
する係止壁面が形成されている構造を採用するのがよ
い。
【0030】また、ケース本体を傾けた時に一枚収納ケ
ースが不意に飛び出すのは好ましくない。そこで、ケー
ス本体には背壁面の下端部に係止穴又は係止突起が形成
され、一枚収納ケースにはケース本体の背壁面に対面す
る面に係止突起又は係止穴が形成され、係止突起が上記
係止穴に嵌入されることによって一枚収納ケースがケー
ス本体にロックされるようになすのがよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に
係るディスク類の保存ケースの好ましい実施形態を示
し、これはFDの保存に適用した例である。図におい
て、本例の保存ケース10はケース本体20と蓋30と
から構成され、ケース本体20及び蓋30は共にプラス
チックを用いて製作されている。
【0032】ケース本体20はFD40より所定寸法大
きくかつFD40を収容し得る四角形状を長手方向に連
続させ、しかも下端面に台部21を一体的に形成した筐
体形状をなし、その上面は相互に所定の間隔があけられ
た背壁面側の複数の突片22・・・を残して開放され、
又前面は台部21の上方の全面が開放されてFD40の
抜き差し口25が形成されている。
【0033】また、ケース本体20内には複数の仕切板
23・・・がFD40の厚みの間隔をあけて一体的に形
成されて複数の一枚収納スペース24・・・に区画さ
れ、複数の各仕切板23・・・は抜き差し口25側を斜
めに切り取った形状をなし、FD40の抜き差しを容易
にできるようになっている。
【0034】他方、蓋30は複数の一枚用蓋31・・・
と、1又は複数の複数枚用蓋32との組合せで構成され
ている。
【0035】複数の各一枚用蓋31・・・は1つの一枚
収納スペース24の幅とほぼ等しい幅を有しかつ抜き差
し口25を覆って開閉し得る側面ほぼL字形状をなして
いる。この一枚用蓋31の内面にはこれも側面ほぼL字
形状をなす2つの補強板部33、33が相互にFD40
の厚みの相当する間隔をあけて一体的に形成され、補強
板部33、33の一端部は一枚用蓋31の一端部よりも
突設されている。この突設部分の間にケース本体20の
突片22が嵌まり込む一方、突設部分には軸受用の穴3
4、34が穿設されている。
【0036】また、複数枚用蓋32は複数、図1の(b)
に示される例では10個の一枚収納スペース24・・・
の幅とほぼ等しい幅を有しかつ抜き差し口25を覆って
開閉し得る側面ほぼL字形状をなし、その内面にはこれ
も側面ほぼL字形状をなす2つの補強板部(図示せず)
が相互に複数のFD40の厚みの相当する間隔をあけて
一体的に形成され、補強板部の一端部は複数枚用蓋32
の一端部よりも突設され、該突設部分には軸受用の穴が
穿設されている。
【0037】他方、ケース本体20の両側壁面及び仕切
板23には後端壁面側に軸受用の穴が穿設され、ケース
本体20には一枚用蓋31及び複数枚用蓋32が適宜選
択されて差し込み口25を覆うように配置され、ケース
本体20の両側壁面の軸受用の穴から頭部付きの回転軸
50が差し込まれてその先端部が袋ナット(図示せず)
に螺合されて一枚用蓋31及び/又は複数枚用蓋32が
ケース本体20に開閉自在に支持されている。なお、回
転木偶50及び袋ナットは金属製でもよいが、ケース本
体20及び蓋30にあわせて合成樹脂材料で製作される
のがよい。
【0038】さらに、ケース本体20内にはその背壁面
に板ばね(ばね部材)26・・・が各一枚収納スペース
24毎に取付けられ、一枚用蓋31又は複数枚用蓋32
を開いた時に収納しているFD40を前方に押し出すよ
うになっている。
【0039】また、ケース本体20と蓋30との間には
ロック機構60が設けられている。このロック機構60
ではケース本体20の台部21の前壁面には一枚用収納
スペース24毎に長穴(係止穴)61が形成される一
方、一枚用蓋31及び複数枚用蓋32の台部21に対応
する部位には先端が半球面となった係止突起62が突設
され、該係止突起62が長穴61に嵌め込まれて一枚用
蓋31及び複数枚用蓋32がケース本体20にロックさ
れるようになっている。なお、複数枚用蓋32について
は係止突起62は全ての一枚収納スペース24・・・に
対応して設ける必要はなく、複数枚用蓋32をロックし
得る数だけ設ければよい。
【0040】さらに、一枚用蓋31及び複数枚用蓋32
にはそのL字形状を構成する二面が収納保存されたFD
40の内容を示す文字や記号を印字したラベル70を貼
付する表示領域となっている。
【0041】例えば、FD40を一枚毎保存する場合、
図1の(a) に示されるように、蓋30に一枚用蓋31・
・・のみを用い、一枚用蓋25・・・を回転軸50を用
いてケース本体20に開閉自在に支持する一方、各一枚
用蓋31・・・の係止突起62をケース本体20側の長
穴61にパチリと嵌め込んで長穴61周縁の弾性力にて
突起62を挟んでロックする。
【0042】FD40を保存する場合、空きの一枚収納
スペース24に対応する一枚用蓋31の下端に指を引っ
掛けて斜め上前方に持ち上げると、突起62は長穴61
から抜け、一枚用蓋31を図4に示されるように回転軸
50廻りに後方に回転させ、抜き差し口24を開くこと
ができるので、FD40を一枚収納スペース24に板ば
ね26のばね力に抗して差し込み、一枚用蓋31を閉じ
てロックする。
【0043】その後、FD40の内容をラベル紙の一枚
用蓋31の幅の領域に印字し又は書き込み、ラベルを隣
接する複数の一枚用蓋31・・・の面をガイドとして利
用し、対応する一枚用蓋31のL字形状を構成する二面
に簡単かつ正確に位置決めして貼付することができるの
で、ラベル紙に予め入れておいたミシン目で切り取る
か、ナイフを用いてカットする。
【0044】FD40を取り出す場合、一枚用蓋31の
ラベル70を見てFD40の内容を簡単かつ確実に判別
することができるので、希望する位置の一枚用蓋31を
あけると、板ばね26によってFD40が前方に少し押
し出され、これを指で摘んで抜き出すことができる。
【0045】他方、頻繁に使用しないような何枚かのF
D40・・・がある場合には図1の(b) に示されるよう
に複数用蓋32を選び、これと一枚用蓋31・・・とを
組み合わせてケース本体20の蓋30とするのがよい。
【0046】また、FD40の保存位置を変更する場合
には回転軸50を一旦抜き、一枚用蓋31の位置も任意
に変更することができる。
【0047】図5及び図6は本発明に係るディスク類の
保存ケースの第3の実施形態を示す。本例は基本的には
第1の実施形態と類似の構造をなすが、保存ケース10
がケース本体20と複数の一枚収納ケース80とから構
成されている点で異なる。
【0048】ケース本体20はFD40より所定寸法大
きいFD40に類似した四角形状を長手方向に連続させ
た筐体形状をなし、その上面及び前面は一枚収納ケース
80を抜き差し可能な大きさに開放されて一枚収納ケー
スの抜き差し口25が形成されている。
【0049】他方、一枚収納ケース80は1枚のFD4
0を収納し得る厚み及び大きさを有する筐体形状をな
し、その後端辺に相当する壁面が開放されてFD40の
抜き差し口83が形成されている。この一枚収納ケース
80の上端面の側方端部には取付片部81、81が形成
され、該取付片部81、81には軸受用穴82、82が
穿設されている。
【0050】他方、ケース本体20の後端壁面の上端に
は複数の突片29・・・が相互に一枚収納ケース80の
厚みの間隔をあけかつ前方に向けて突設され、ケース本
体20の両側壁面及び突片29・・・には後端壁面側に
軸受用穴210・・・が穿設されている。
【0051】複数の各一枚収納ケース80はその抜き差
し口83を後方に向け、その取付片部81、81間にケ
ース本体20の突片29を嵌め込み、両者の軸受用穴8
2・・・及び210・・・に頭部付きの回転軸50を差
し込み、その先端部を袋ナットに螺合させることによっ
てケース本体20に回転自在に支持されている。
【0052】また、ケース本体20と一枚収納ケース8
0との間にロック機構60が設けられている。このロッ
ク機構60は基本的には第1の実施形態と同様の構造で
あるが、ケース本体20の背壁面の下端部に長穴(係止
穴)61が穿設され、一枚収納ケース80の抜き差し口
83の下端縁に係止突起62が突設されており、一枚収
納ケース80をケース本体20に格納した時に係止突起
62が長穴61に嵌入してロックされるようになってい
る。
【0053】本例では一枚収納ケース80をケース本体
20から上方に回転させた状態でFD40を一枚収納ケ
ース80に収納し、あるいは引抜くか又は重さ等を利用
してて自然落下させることができる。
【0054】本例においても一枚収納ケース80の外方
から見える位置に一枚収納スペース内に保存されたFD
40の内容を表示する表示領域が形成されることは第1
の実施形態と同様である。
【0055】図7は本発明に係るディスク類の保存ケー
スの第4の実施形態を示す。本例は基本的には第3の実
施形態と同様であり、図5及び図6と同一符号は同一又
は相当部分を示す。図において、ケース本体20は両側
壁面、両側壁面の下半部を連結する背壁面及び両側壁面
の下端中央を連結する底壁面から構成されて上面及び前
面の全部と背壁面の上半部が開放されて一枚収納ケース
80の抜き差し口25が形成されている。
【0056】また、一枚収納ケース80には側面に抜き
差し口83が形成され、抜き差し口83の両側にはFD
40を係止する係止壁面84が形成され、又一枚収納ケ
ース80の内壁面にはFD40を抜き差し口83側に付
勢する板ばね85が取付けられている。なお、隣接する
一枚収納ケース80、80の間に座金を介在させて一枚
収納ケース80の回転を円滑にするのがよい。
【0057】本例の保存ケースにおいてもFD40を収
容し保存することができるが、CD等の円盤状のディス
ク類を一枚収納ケース80内に収容し、側方にずらせる
とCDが板ばね85によって抜き差し口83に向けて付
勢されて係止壁84に係止されるので、CDをガタツキ
なく保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るディスク類の保存ケースの好ま
しい2つの実施形態(a)(b)を示す概略斜視図である。
【図2】 上記実施形態におけるケース本体20の一部
の平面(a) 及び正面(b) の構造を示す図である。
【図3】 上記実施形態における一枚用蓋の形状を示す
平面図である。
【図4】 上記実施形態における機能を模式的に示す図
である。
【図5】 本発明に係るディスク類の保存ケースの第3
の実施形態における機能を模式的に示す図である。
【図6】 上記実施形態におけるケース本体20の一部
の平面(a) 及び一枚収納ケース80の一部の平面(b) を
示す図である。
【図7】 本発明に係るディスク類の保存ケースの第4
の実施形態における機能を模式的に示す図である。
【符号の説明】
10 保存ケース 20 ケース本体 21 台部 22 突片 23 仕切板 24 一枚収納スペース 25 抜き差し口 26 板ばね(ばね部材) 30 蓋 31 一枚用蓋 32 複数枚用蓋 40 FD(ディスク類) 50 回転軸 60 ロック機構 61 係止穴 62 係止突起 70 ラベル(表示領域) 80 一枚収納ケース 83 抜き差し口 84 係止壁 85 板ばね(ばね部材)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と蓋とから構成され、複数の
    ディスク類を収納して保存する保存ケースにおいて、 上記ケース本体はディスク類に比して所定寸法大きくか
    つディスク類を収容し得る形状を長手方向に連続させた
    筐体形状をなし、該ケース本体の少なくとも上方及び前
    方に面する部分がディスク類を抜き差し可能な大きさに
    開放されてディスク類の抜き差し口が形成され、上記ケ
    ース本体の内部は複数の仕切板によってディスク類を一
    枚ずつ縦にして収納し得る複数の一枚収納スペースに仕
    切られている一方、 上記蓋は上記1つの一枚収納スペースの幅とほぼ等しい
    幅を有しかつ上記ケース本体の抜き差し口を覆って開閉
    し得る側面形状をなす複数の一枚用蓋からなり、各一枚
    用蓋が上記ケース本体に開閉可能に支持され、上記複数
    の一枚用蓋の外方から見える位置には一枚収納スペース
    内に保存され たディスク類の内容を表示する表示領域が形成されてい
    ることを特徴とするディスク類の保存ケース。
  2. 【請求項2】 上記ケース本体がほぼ直方体形状をな
    し、その上面及び前面はディスク類を抜き差し可能な大
    きさに開放されてディスク類の抜き差し口が形成されて
    いる一方、 上記一枚用蓋は側面ほぼL字形状をなし、該一枚用蓋の
    L字形状を構成する二面の少なくとも一方の面に上記表
    示領域が形成されている請求項1記載のディスク類の保
    存ケース。
  3. 【請求項3】 上記複数の一枚用蓋はL字形状の一端部
    が上記ケース本体及び/又は仕切板の上端の背壁面側側
    位に回転可能に支持されている請求項2記載のディスク
    類の保存ケース。
  4. 【請求項4】 上記複数の一枚用蓋にはL字形状の他端
    部内面に係止突起又は係止穴が形成され、上記ケース本
    体には前面側の抜き差し口より下方部分に係止穴又は係
    止突起が形成され、上記係止突起が係止穴に嵌入される
    ことによって上記複数の一枚用蓋が上記ケース本体にロ
    ックされるようになした請求項2又は3記載のディスク
    類の保存ケース。
  5. 【請求項5】 上記蓋は隣接する複数の一枚収納スペー
    スの幅とほぼ等しい幅を有しかつ上記ケース本体の抜き
    差し口を覆って開閉し得る側面形状をなし、上記ケース
    本体に開閉可能に支持される少なくとも1つの複数枚用
    蓋を更に備え、該複数枚用蓋の外方から見える位置には
    該複数枚用蓋によって開閉される複数の一枚収納スペー
    ス内に保存されたディスク類の内容を表示する表示領域
    が形成されている請求項1記載のディスク類の保存ケー
    ス。
  6. 【請求項6】 上記ケース本体がほぼ直方体形状をな
    し、その上面及び前面はディスク類を抜き差し可能な大
    きさに開放されてディスク類の抜き差し口が形成されて
    いる一方、 上記複数枚用蓋は側面ほぼL字形状をなし、該複数枚用
    蓋のL字形状を構成する二面の少なくとも一方の面に上
    記表示領域が形成されている請求項5記載のディスク類
    の保存ケース。
  7. 【請求項7】 上記少なくとも1つの複数用蓋はL字形
    状の一端部が上記ケース本体及び/又は仕切板の上端の
    背壁面側側位に回転可能に支持されている請求項6記載
    のディスク類の保存ケース。
  8. 【請求項8】 上記少なくとも1つの複数枚用蓋にはL
    字形状の他端部内面に係止突起又は係止穴が形成され、
    上記ケース本体には前面側の抜き差し口より下方部分に
    係止穴又は係止突起が形成され、上記係止突起が係止穴
    に嵌入されることによって上記複数枚用蓋が上記ケース
    本体にロックされるようになした請求項7記載のディス
    ク類の保存ケース。
  9. 【請求項9】 上記抜き差し口は上記一枚収納スペース
    の上方及び前方の少なくとも一方の全部が開放されてい
    る請求項1ないし8のいずれかに記載のディスク類の保
    存ケース。
  10. 【請求項10】 上記ケース本体内には上記一枚用蓋又
    は複数用蓋の開放時にディスク類を上記抜き差し口の全
    部開放された側から押し出すばね部材が設けられている
    請求項9記載のディスク類の保存ケース。
  11. 【請求項11】 上記仕切板が上記ケース本体と一体的
    に形成されている請求項1ないし10のいずれかに記載
    のディスク類の保存ケース。
  12. 【請求項12】 上記仕切板が上記ケース本体とは別体
    に形成され、上記ケース本体の内面には上記一枚収納ス
    ペースに区画すべき位置に上記仕切板の差込み凹溝が形
    成され、該差込み凹溝に上記仕切板が差し込まれている
    請求項1ないし10のいずれかに記載のディスク類の保
    存ケース。
  13. 【請求項13】 上記仕切板を差し込むべき凹溝が選択
    されることによって1枚収納スペースと複数枚収納スペ
    ースが選択的に構成されるようになした請求項12記載
    のディスク類の保存ケース。
  14. 【請求項14】 複数のディスク類を収納し保存する保
    存ケースにおいて、 ケース本体と複数の一枚収納ケースとから構成され、 上記ケース本体はディスク類に比して所定寸法大きくか
    つディスク類を収容し得る形状を長手方向に連続させた
    筐体形状をなし、該ケース本体の少なくとも上方及び前
    方に面する部分が一枚収納ケースを抜き差し可能な大き
    さに開放されて一枚収納ケースの抜き差し口が形成され
    ている一方、 上記複数の一枚収納ケースは1枚のディスク類を収納し
    得る形状をなすとともに、その一部がディスク類を抜き
    差し可能な大きさに開放されてディスク類の抜き差し口
    が形成され、該複数の一枚収納ケースは縦にした状態で
    並列して上記ケース本体内に摺動自在又は回動自在に支
    持され、 上記複数の一枚収納ケースの外方から見える位置には一
    枚収納スペース内に保存されたディスク類の内容を表示
    する表示領域が形成されていることを特徴とするディス
    ク類の保存ケース。
  15. 【請求項15】 上記ケース本体がほぼ直方体形状をな
    し、その上面及び前面は一枚収納ケースを抜き差し可能
    な大きさに開放されて一枚収納ケースの抜き差し口が形
    成されている一方、 上記複数の一枚収納ケースは1枚のディスク類を収納し
    得る寸法の四角形状をなし、該四角形の一辺に相当する
    面がディスク類を抜き差し可能な大きさに開放されてデ
    ィスク類の抜き差し口が形成され、他の三辺に相当する
    面の少なくとも1つの面に上記表示領域が形成されてい
    る請求項14記載のディスク類の保存ケース。
  16. 【請求項16】 上記ケース本体がほぼ直方体形状をな
    し、その上面及び前面の全部と背面の上半部が開放され
    て一枚収納ケースの抜き差し口が形成されている一方、 上記複数の一枚収納ケースは1枚のディスク類を収納し
    得る寸法の四角形状をなし、その側面がディスク類を抜
    き差し可能な大きさに開放されてディスク類の抜き差し
    口が形成され、上記四角形の四辺に相当する面の少なく
    とも1つの面に上記表示領域が形成されている請求項1
    4記載のディスク類の保存ケース。
  17. 【請求項17】 上記一枚収納ケースの内側壁面には収
    納したディスク類を抜き差し口側に付勢するばね部材が
    設けられている一方、上記一枚収納ケースの抜き差し口
    の周縁には収納したディスク類をずらすことによって係
    止する係止壁面が形成されている請求項16記載のディ
    スク類の保存ケース。
  18. 【請求項18】 上記ケース本体には背壁面の下端部に
    係止穴又は係止突起が形成され、上記一枚収納ケースに
    は上記ケース本体の背壁面に対面する面に係止突起又は
    係止穴が形成され、該係止突起が上記係止穴に嵌入され
    ることによって上記一枚収納ケースが上記ケース本体に
    ロックされるようになした請求項15ないし17のいず
    れかに記載のディスク類の保存ケース。
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