JP2001169148A - 生放送番組における字幕の作成装置および作成方法 - Google Patents

生放送番組における字幕の作成装置および作成方法

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JP2001169148A
JP2001169148A JP35476799A JP35476799A JP2001169148A JP 2001169148 A JP2001169148 A JP 2001169148A JP 35476799 A JP35476799 A JP 35476799A JP 35476799 A JP35476799 A JP 35476799A JP 2001169148 A JP2001169148 A JP 2001169148A
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Eiichi Miyasaka
栄一 宮坂
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニュースの生放送番組においてアナウンサが
読み上げるニュース文をリアルタイムで字幕化する。 【解決手段】 事前原稿(2)を基に、ニュース番組開
始直前に記者Aが修正する箇所を、記者と異なる別のオ
ペレータBが、カメラ(16)の撮像画像をモニタ(2
0)しながらリアルタイムで修正し(6)、その修正結
果を、同一のオペレータあるいは別のオペレータが、字
幕スーパーとして見易いセンテンスに分割しておき、ニ
ュース番組開始と同時に、アナウンサの音声をモニタし
ながら、作成したセンテンスをタイミング良く送り出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生放送番組におけ
る字幕の作成装置および作成方法に関するものである。
【0002】更に詳述すると、本発明は、テレビジョン
番組の音声を字幕化するにあたり、特に、ニュースなど
生放送の音声をリアルタイムに字幕化することを可能と
する、生放送番組における字幕の作成装置および作成方
法に関する。
【0003】
【従来の技術】現在、テレビジョン番組の音声を字幕化
して欲しいという要望は極めて高く、すでに、生放送以
外のテレビジョン放送番組については、徐々に字幕化が
行われている。しかし、生放送については、従来のどの
ような方法をもってしても実現されていない。この点に
関して、アメリカでは、オペレータが音声を聞きながら
特殊なキーボードを用いてリアルタイムで入力し、入力
した文字をそのまま字幕化している。
【0004】一例として、ニュース番組の場合について
述べる。ニュースの原文は予めワープロ等で作成され
る。しかし、ニュース原文作成後の状況変化により、そ
の約70%は番組開示直前に改変されたり、緊急ニュー
スのため大幅にカットされたりすることから、ワープロ
原稿をそのまま字幕化することができない。
【0005】そこで、ニュース番組中に話されるアナウ
ンサの音声そのものを字幕化することが考えられてい
る。しかし、日本語のニュース音声の場合、1分間に話
される語数は最低でも300語以上であり、この音声を
聞きながら、英語と違ってリアルタイムで仮名漢字変換
しなければならない。しかもニュース文の場合には、そ
の内容が政治・経済・スポーツ・天気、等々とめまぐる
しく変化するだけでなく、人名・地名など固有名詞の出
現比率が多いため、すばやく、正確に仮名漢字変換する
ためにはそれらのジャンルに精通している必要がある。
【0006】こうした条件を満たした上で、リアルタイ
ム入力できるオペレータを得ることは、最高水準のオペ
レータや要約筆記者をもってしても、現実には不可能で
ある。
【0007】一方、人手による音声入力の代わりに、音
声認識装置を用いてリアルタイムに自動字幕化する試み
もなされている。しかし、現在のところ、スタジオにお
けるアナウンサ音声に限っても平均で認識率は85%程
度であり、認識遅れ時間は3秒以上である。また、現場
からのリポート音声は、周囲雑音レベルが高いので、認
識率が大幅に低下すると同時に、認識遅れ時間が飛躍的
に増加してしまう。しかも、誤り部分については人手で
修正することになるが、修正にできるだけ時間をかけな
いためには、少なくとも2名がペアとなって常時監視
し、一方が誤りを発見し、他方が修正するなどの方法を
採らざるを得ない。さらに、こうした方法は、相当の注
意集中が要求されるため、せいぜい10分程度しか持続
できない。このため、数10分にわたるニュース番組で
は、こうした修正クルーが最低でも2組必要で、10分
毎に交代する方法が必要になる。またこの場合でも、修
正発見・修正・修正再確認に最低3秒以上はかかること
になり、トータルでは、6秒以上の遅れが生じてしま
う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、日本
語のニュース音声をリアルタイムで字幕化する方法ある
いは装置は、現時点では存在しない。しかも、仮に、リ
アルタイムの条件を緩めて、遅れ時間数秒後に字幕が開
始される条件を認め得たとしても、人手で字幕化しよう
とすると、最高水準のオペレータ複数名を長時間にわた
り常時確保する必要がある。
【0009】また、音声認識装置を用いる場合でも、装
置そのものの開発費への多額な投資が必要になるばかり
でなく、運用時においても、リアルタイム修正を行うた
めには、やはり複数名のベテランオペレータを必要と
し、多額な費用を要することになる。
【0010】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
リアルタイム入力が可能で、しかも最小のコストで、精
度の良い字幕化が可能な装置および方法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る本発明は、文字データを入力する
入力手段と、前記文字データを記録紙上に印字する印刷
手段と、前記印刷手段により印字された記録紙に対して
加筆訂正がなされている状態を撮像する撮像手段と、前
記撮像手段からの撮像出力を表示する表示手段と、前記
表示手段の表示内容に対応した修正を前記文字データに
加えるための文字処理手段と、前記文字処理手段からの
出力に基づいて、テレビ画面上に字幕を挿入する字幕発
生手段とを具備した、生放送番組における字幕の作成装
置である。
【0012】請求項2に係る本発明は、請求項1に係る
作成装置において、前記字幕発生手段は、前記文字処理
手段による修正が完了したことを示す信号に応答して、
テレビ画面上に字幕を挿入する。
【0013】請求項3に係る本発明は、請求項1に係る
作成装置において、前記撮像手段は、前記印刷手段によ
り印字された記録紙の表側あるいは裏側から印字文字お
よび加筆訂正されている状態を撮像し、必要に応じて画
像反転回路を介して前記表示手段に正転表示させる。
【0014】請求項4に係る本発明は、請求項1に係る
作成装置において、前記文字処理手段からの出力は第1
および第2の表示装置に供給され、該第1の表示装置は
前記文字処理手段の操作者に対して文字表示をなし、該
第2の表示装置は前記印刷手段により印字された記録紙
に対して加筆訂正をなす者に対して文字表示をなす。
【0015】請求項5に係る本発明は、請求項1に係る
作成装置において、前記撮像手段の替わりにスキャナを
用い、加筆訂正がなされた前記記録紙を読み込む。
【0016】請求項6に係る本発明は、請求項1〜5の
いずれかに係る作成装置において、前記字幕発生手段
は、アナウンサの音声に同期して、字幕スーパーとして
見易いセンテンス毎に分割して文字列を表示する。
【0017】請求項7に係る本発明は、請求項1〜6の
いずれかに係る作成装置を備え、ニュース番組開始と同
時に、アナウンサの音声をモニタしながら、リアルタイ
ムで字幕化を可能とするニュース字幕作成装置である。
【0018】請求項8に係る本発明は、文字データを入
力する入力ステップと、前記文字データを記録紙上に印
字する印刷ステップと、前記印刷ステップにより印字さ
れた記録紙に対して加筆訂正がなされている状態を撮像
する撮像ステップと、前記撮像ステップからの撮像出力
を表示する表示ステップと、前記表示ステップの表示内
容に対応した修正を前記文字データに加えるための文字
処理ステップと、前記文字処理ステップでの出力に基づ
いて、テレビ画面上に字幕を挿入する字幕発生ステップ
とを具備した、生放送番組における字幕の作成方法であ
る。
【0019】請求項9に係る本発明は、請求項8に係る
作成方法において、前記字幕発生ステップは、前記文字
処理ステップによる修正が完了したことを示す信号に応
答して、テレビ画面上に字幕を挿入する。
【0020】請求項10に係る本発明は、請求項8に係
る作成方法において、前記撮像ステップは、前記印刷ス
テップにより印字された記録紙の表側あるいは裏側から
印字文字および加筆訂正されている状態を撮像し、必要
に応じて画像反転回路を介して前記表示ステップに正転
表示させる。
【0021】請求項11に係る本発明は、請求項8に係
る作成方法において、前記文字処理ステップにおける出
力は第1および第2の表示装置に供給され、該第1の表
示装置は前記文字処理ステップの操作者に対して文字表
示をなし、該第2の表示装置は前記印刷ステップにより
印字された記録紙に対して加筆訂正をなす者に対して文
字表示をなす。
【0022】請求項12に係る本発明は、請求項8に係
る作成方法において、前記撮像ステップの替わりにスキ
ャナによるスキャンステップを実行し、加筆訂正がなさ
れた前記記録紙を読み込む。
【0023】請求項13に係る本発明は、請求項8〜1
2のいずれかに係る作成方法において、前記字幕発生ス
テップでは、アナウンサの音声に同期して、字幕スーパ
ーとして見易いセンテンス毎に分割して文字列を表示す
る。
【0024】請求項14に係る本発明は、請求項8〜1
3のいずれかに係る各ステップを備え、ニュース番組開
始と同時に、アナウンサーの音声をモニタしながら、リ
アルタイムで字幕化を可能とするニュース字幕作成方法
である。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態の要約 以下に詳述する実施の形態では、ニュース番組が開始さ
れる前にワープロなどで電子的に作成された事前原稿を
基に、ニュース番組開始直前に記者が修正する箇所を、
記者と異なる別のオペレータが、修正状況をモニタしな
がら、あるいはスキャナ等で読み取ってリアルタイムに
修正し、その修正結果を、同一のオペレータあるいは別
のオペレータが、字幕スーパーとして見易いセンテンス
に分割し、ニュース番組開始と同時に、アナウンサの音
声をモニタしながら、作成したセンテンスをタイミング
良く送り出すことにより、極めて安価で、かつ、精度の
高いニュース文を、アナウンサーの音声に遅れることな
く、リアルタイムで字幕化することを可能にしている。
【0026】この場合、記者の修正原稿を見ながら電子
的に修正するオペレータの能力は、ブラインドタッチで
キー入力できるだけでよく、ステノワードなどのような
特殊なキーボードを用いて高速に入力する特殊能力を有
するオペレータは必要なく、かつ、こうした方法を実現
する装置は、既存の装置を組み合わせることで実現でき
ることから、極めて安価に実現することが可能である。
【0027】以下、図面を参照して、本発明の各実施の
形態を詳細に説明する。
【0028】実施の形態1 図1は、本発明を適用したニュース字幕作成装置のハー
ドウェア構成図である。本図において、2はニュースの
事前原稿(電子データ)、4はプリンタ、6はワードプ
ロセッサであり、このプリンタ4からは事前原稿あるい
はワードプロセッサ6の出力がプリントアウトされる。
8Aおよび8Bは、ワードプロセッサ6の出力を同時に
表示するための表示器である。10はスイッチであり、
修正OK信号12に応答して閉成(ON)される。この
修正OK信号12の替わりに、オペレータがスイッチ1
0を直接に開閉してもよい。14は字幕発生装置であ
り、テレビ画面上に、読み易い形態で文字列をスーパー
表示する。
【0029】16は撮像装置(カメラ)であり、プリン
タ4によりプリントアウトされたニュース原稿の表側あ
るいは裏側から、その状態を撮影する。18は画像反転
装置であり、ニュース原稿を裏側から撮影した場合の映
像や、表側から記者の前上方から撮影した場合の映像を
正常な状態に戻す。20は、モニタ装置としての表示器
である。
【0030】本実施の形態では、ニュース番組開始直前
に、記者が(通常鉛筆を用いて)プリンタ4により印刷
された修正すべき原稿を加筆訂正している状態を、上あ
るいは斜め上から撮像するか、あるいは直下から撮像装
置(カメラ)16で撮影し、記者と異なる別のオペレー
タが、その撮影映像をリアルタイムでモニタしながら、
ニュース番組が開始される前にワードプロセッサ6で、
電子的に作成された事前原稿をリアルタイムで修正す
る。そして、その修正結果を、再度、記者にモニタ表示
あるいはプリントアウトして回送し、修正結果を確認し
た後、同一のオペレータあるいは別のオペレータが、修
正結果を字幕スーパーとして見易いセンテンスに分割す
る。このことにより、ニュース番組開始と同時に、アナ
ウンサの音声をモニタしながら、音声のタイミングに合
わせてキューを出すことにより、作成した文章が字幕ス
ーパーされる。
【0031】図2および図6は、上述した字幕表示の過
程を模式的に示した説明図であり、図1と同一のハード
ウェア要素には同一の番号を付してある。図3は、図2
および図6に示した字幕表示の過程をフローチャートの
形態で示したものである。
【0032】次に、これら図2,図6および図3を参照
しながら、本実施の形態による動作を具体的に説明して
いく。
【0033】手順1:ニュース番組開始時刻前に事前原
稿(電子データ)2を読み込み(ステップS1)、プリ
ンタ4を介してプリントアウト(ステップS2)して記
者デスク30に転送する。これと同時に、事前原稿2を
ワードプロセッサ6に転送する(ステップS3)。
【0034】手順2:通常、番組開始時刻前までの状況
変化により、プリントアウトされた事前原稿を、記者A
が鉛筆で手書き修正を加え(ステップS4)、その修正
結果をアナウンサDに渡す。このとき記者の修正状況を
リアルタイムで撮影するが、図2に示すように原稿の直
下から撮影する他、図6に示すように原稿の上方あるい
は斜め上方から撮影することも可能である(ステップS
5)。図2の修正時に用いる机の天板としては、ガラス
等の透明な板を用い、直下から修正状況をカメラ16で
リアルタイムに撮影する。
【0035】手順3:記者Aの上方から修正中の原稿が
正常撮影されている場合(図示せず)には、カメラ16
の出力画像は、画像反転装置18を介することなく、そ
のまま表示器(映像モニタ)20に表示させる。他方、
図6に示す如く、記者Aの前方上方から撮影されている
場合は、画像が上下反転されているので(ステップS6
A:YES)、画像反転装置18’で上下反転し(ステ
ップS6B)、表示器20に表示させる(ステップS
7)。また、図2に示す如く、原稿の直下から撮影され
ている場合は、画像反転装置18で表裏反転し(ステッ
プS6A,ステップS6B)、表示器20に表示させ
る。 手順4:オペレータBは、映像モニタ20を見ながら、
ワードプロセッサ6で、事前原稿を即座に修正する(ス
テップS8)。この場合、オペレータBに要求される能
力は、ブラインドタッチができること、修正された記者
の内容を読みとることのできる能力だけである。従っ
て、たとえ、番組開始直前に原稿が修正されたとして
も、記者の修正結果を見てからではなく、修正状況を見
ながら、オペレータBが修正できるので、ほとんどリア
ルタイムで修正結果を電子化できる。
【0036】手順5:オペレータBにより修正された修
正文は、直ちにプリンタ4を介してプリンタトアウトさ
れ(ステップS9)、記者Aにフィードバックされる。
これと同時に、電子化された修正文は表示器8Bにも表
示される(ステップS10)。
【0037】手順6:記者Aは、修正結果を検証し、間
違いがなければ(ステップS11)、スイッチ10を閉
成させるためのボタン(図示せず)を押す。このトリガ
により電子化された修正文は、字幕発生装置(パソコ
ン)14に転送される。
【0038】手順7:記者Aが修正結果の中に間違いを
発見した場合は、再度、上記の手順2に戻る。
【0039】手順8:オペレータCは、字幕発生装置1
4の表示画面上で、修正文をテレビジョン画面に最適に
字幕スーパーできるよう、文の意味上自然な箇所で区切
る(ステップS12)。たとえば、文章を2行ずつ字幕
スーパーする場合、2行以内の文字数で、意味上区切り
のよい箇所でリターンさせる。この作業を続けて行って
おく。
【0040】手順9:オペレータCは、番組開始と同時
に、アナウンサD等の発話者の声(ステップS13)
を、ヘッドホン40等でモニタしながら、字幕スーパー
すべき最適なタイミングで字幕スーパーのキューを出す
(ステップS14)。これにより、リアルタイムでニュ
ース文を字幕化することが可能になる。
【0041】なお、オペレータCは、オペレータBが兼
用することも可能である。
【0042】実施の形態1による効果 本実施の形態では、ニュースの生放送番組においてアナ
ウンサが読み上げるニュース文を字幕化する際、事前原
稿を基に、ニュース番組開始直前に記者が修正する箇所
を、記者と異なる別のオペレータが、カメラの撮像画像
をモニタしながらリアルタイムで修正し、その修正結果
を、同一のオペレータあるいは別のオペレータが、字幕
スーパーとして見易いセンテンスに分割しておき、ニュ
ース番組開始と同時に、アナウンサの音声をモニタしな
がら、作成したセンテンスをタイミング良く送り出すこ
とにより、リアルタイムで字幕化を行うことができる。
【0043】実施の形態2 上述した実施の形態1では、撮像装置16を用いて修正
中の原稿をリアルタイムにモニタ表示させたが、この撮
像装置16の替わりに、スキャナ30(図4参照)等の
画像読み取り装置を用いることにより、リアルタイムで
原稿を修正することも可能である。
【0044】この場合には、記者Aによる修正箇所をス
キャナ30で読み取り、その画像を表示器20に表示さ
せる。
【0045】したがって、図3に示したステップS5お
よびS6は、図5に示したステップS20に置き換わ
る。
【0046】その他の動作については、実施の形態1と
同様であるので、説明は省略する。
【0047】実施の形態2による効果 本実施の形態では、生放送ニュース番組の開始前に電子
的に作成された事前原稿をベースに、開始直前に修正さ
れるニュース文を、修正状況をその場でスキャン走査し
ながらすばやく修正し、番組開始に伴なって、アナウン
サの音声のタイミングに合わせて字幕スーパーすること
ができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、現
在は不可能であると思われているニュース等の生放送番
組において、ほとんど間違いのない字幕を、極めて安価
に且つリアルタイムにスーパーすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したニュース字幕作成装置のハー
ドウェア構成図である。
【図2】字幕表示の過程を模式的に示した説明図であ
る。
【図3】図2に示した字幕表示の過程を示したフローチ
ャートである。
【図4】その他の実施の形態によるニュース字幕作成装
置のハードウェア構成図である。
【図5】図4に示したニュース字幕作成装置による字幕
表示の過程を示したフローチャートである。
【図6】字幕表示の過程を模式的に示した説明図であ
る。
【符号の説明】
2 事前原稿(電子データ) 4 プリンタ 6 ワードプロセッサ 8A,8B 表示器 10 スイッチ 12 修正OK信号 14 字幕発生装置 16,16’ 撮像装置(カメラ) 18,18’ 画像反転装置 20 表示器 30 スキャナ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字データを入力する入力手段と、 前記文字データを記録紙上に印字する印刷手段と、 前記印刷手段により印字された記録紙に対して加筆訂正
    がなされている状態を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段からの撮像出力を表示する表示手段と、 前記表示手段の表示内容に対応した修正を前記文字デー
    タに加えるための文字処理手段と、 前記文字処理手段からの出力に基づいて、テレビ画面上
    に字幕を挿入する字幕発生手段とを具備したことを特徴
    とする、生放送番組における字幕の作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の作成装置において、 前記字幕発生手段は、前記文字処理手段による修正が完
    了したことを示す信号に応答して、テレビ画面上に字幕
    を挿入することを特徴とする、生放送番組における字幕
    の作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の作成装置において、 前記撮像手段は、前記印刷手段により印字された記録紙
    の表側あるいは裏側から印字文字および加筆訂正されて
    いる状態を撮像し、必要に応じて画像反転回路を介し
    て、前記表示手段に正転表示させることを特徴とする、
    生放送番組における字幕の作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の作成装置において、 前記文字処理手段からの出力は第1および第2の表示装
    置に供給され、該第1の表示装置は前記文字処理手段の
    操作者に対して文字表示をなし、該第2の表示装置は前
    記印刷手段により印字された記録紙に対して加筆訂正を
    なす者に対して文字表示をなすことを特徴とする、生放
    送番組における字幕の作成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の作成装置において、 前記撮像手段の替わりにスキャナを用い、加筆訂正がな
    された前記記録紙を読み込むことを特徴とする、生放送
    番組における字幕の作成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の作成装
    置において、 前記字幕発生手段は、アナウンサの音声に同期して、字
    幕スーパーとして見易いセンテンス毎に分割して文字列
    を表示することを特徴とする、生放送番組における字幕
    の作成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の作成装
    置を備え、ニュース番組開始と同時に、アナウンサの音
    声をモニタしながら、リアルタイムで字幕化を可能とす
    ることを特徴とするニュース字幕作成装置。
  8. 【請求項8】 文字データを入力する入力ステップと、 前記文字データを記録紙上に印字する印刷ステップと、 前記印刷ステップにより印字された記録紙に対して加筆
    訂正がなされている状態を撮像する撮像ステップと、 前記撮像ステップからの撮像出力を表示する表示ステッ
    プと、 前記表示ステップの表示内容に対応した修正を前記文字
    データに加えるための文字処理ステップと、 前記文字処理ステップでの出力に基づいて、テレビ画面
    上に字幕を挿入する字幕発生ステップとを具備したこと
    を特徴とする、生放送番組における字幕の作成方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の作成方法において、 前記字幕発生ステップは、前記文字処理ステップによる
    修正が完了したことを示す信号に応答して、テレビ画面
    上に字幕を挿入することを特徴とする、生放送番組にお
    ける字幕の作成方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の作成方法において、 前記撮像ステップは、前記印刷ステップにより印字され
    た記録紙の表側あるいは裏側から印字文字および加筆訂
    正されている状態を撮像し、必要に応じて画像反転回路
    を介して、前記表示ステップに正転表示させることを特
    徴とする、生放送番組における字幕の作成方法。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の作成方法において、 前記文字処理ステップにおける出力は第1および第2の
    表示装置に供給され、該第1の表示装置は前記文字処理
    ステップの操作者に対して文字表示をなし、該第2の表
    示装置は前記印刷ステップにより印字された記録紙に対
    して加筆訂正をなす者に対して文字表示をなすことを特
    徴とする、生放送番組における字幕の作成方法。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の作成方法において、 前記撮像ステップの替わりにスキャナによるスキャンス
    テップを実行し、加筆訂正がなされた前記記録紙を読み
    込むことを特徴とする、生放送番組における字幕の作成
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項8〜12のいずれかに記載の作
    成方法において、 前記字幕発生ステップでは、アナウンサの音声に同期し
    て、字幕スーパーとして見易いセンテンス毎に分割して
    文字列を表示することを特徴とする、生放送番組におけ
    る字幕の作成方法。
  14. 【請求項14】 請求項8〜13のいずれかに記載の各
    ステップを備え、ニュース番組開始と同時に、アナウン
    サの音声をモニタしながら、リアルタイムで字幕化を可
    能とすることを特徴とするニュース字幕作成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010519622A (ja) * 2007-02-15 2010-06-03 カール,スチュワート ノート捕捉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010519622A (ja) * 2007-02-15 2010-06-03 カール,スチュワート ノート捕捉装置

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