JP2001166976A - データベースシステム - Google Patents

データベースシステム

Info

Publication number
JP2001166976A
JP2001166976A JP35155999A JP35155999A JP2001166976A JP 2001166976 A JP2001166976 A JP 2001166976A JP 35155999 A JP35155999 A JP 35155999A JP 35155999 A JP35155999 A JP 35155999A JP 2001166976 A JP2001166976 A JP 2001166976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
database
data
station
change
matching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35155999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3845535B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Matsuda
善之 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP35155999A priority Critical patent/JP3845535B2/ja
Publication of JP2001166976A publication Critical patent/JP2001166976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3845535B2 publication Critical patent/JP3845535B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に最新のデータにアクセスでき、無駄が無
い伝播を実行する。 【解決手段】 複数のデータベースのA,B内容に係る
データを一致させて運用を行うデータベースシステムに
おいて、前記一致の処理を実行するデータ一致化手段が
設けられると共に、各局には、自局のデータベースの内
容に係るデータを変更する変更手段と、この変更手段に
より変更がなされた場合に、他局のデータベースに設け
られている他局にて変更がなされたか否かを示す識別情
報をセットする識別情報制御手段と、自局のデータベー
スに対して参照要求があると前記識別情報に基づき、他
局にて変更がなされたか否かを検出し、他局にて変更が
なされている場合には、前記データ一致化手段によるデ
ータの一致化を待って、データベースの参照を行い、参
照結果を参照要求元へ返送するデータ返送手段とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のデータベ
ースの内容に係るデータを一致させて運用を行う、例え
ば、ライトバック方式等のデータベースシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のデータベースが存在し、そ
の間で同一のデータを保持する場合には、レプリケーシ
ョン機能を用いて、テーブル間の同期をとるのが一般的
である。図12には、2つのデータベースA,Bが存在
する場合に、テーブル間の同期をとる際の処理手順が示
されている。即ち、データベースA,Bが、通信回線1
00により接続されている。2つのデータベースA,B
は双方向からの更新が可能なレプリケーションとして定
義されており、データベースAにおける更新はデータベ
ースBへ伝播されて反映され、データベースBにおける
更新はデータベースAへ播されて反映され、双方のテー
ブルの同期がとられる。
【0003】このとき、同期をとるための動作を説明す
る。まず、図12のに示される処理において、データ
ベースAのテーブル003に対して更新がなされる。こ
のときには、図5に示されるようなトランザクションが
用いられる。
【0004】次に、図12のに示される処理におい
て、データベースAのテーブル003に対する更新に使
用したトランザクションを、データベースAに設定され
ているトランザクションのキューに保存する。
【0005】一方、(1)に示す処理において、データ
ベースBのテーブル002に対する更新が行われる。図
6には、このときのトランザクションの例が示されてい
る。更に、(2)に示す処理において、上記データベー
スBのテーブル002の更新に使用されたトランザクシ
ョンは、データベースBに設定されているトランザクシ
ョンのキューに保存される。
【0006】以上の結果、それぞれのデータベースA,
B上のテーブル002、003には、それぞれのデータ
ベースで更新されたデータの差異が発生している。そこ
で、以下の様に伝播を行う必要がある。まず、と
(3)とにそれぞれ示されている処理において、トラン
ザクションキューに保存されているトランザクション
を、あるタイミングで相対するデータベースに対して実
行し、テーブル間のデータの差異をなくする。
【0007】データベースA,Bのトランザクションキ
ューに保存されているトランザクションは、一般的に、
なるべく正確なデータを参照したい要求に応じたタイミ
ングで実行されるか、一定時間毎のタイミングで実行さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラン
ザクションキューに格納されているトランザクションの
内容は、それが実行されない限り、どのテーブルのどの
データを更新しているかは不明である。つまり、データ
ベースに対する参照の際に、参照しょうとしているデー
タが最新なのか、最新のデータと差分があるのか判らな
い。従って、最新のデータを参照しようとして伝播処理
が完了するのを待っても、参照しようとするデータとは
無関係なデータの伝播処理がなされる可能性があり、こ
の伝播処理の完了を待ってアクセスするのは、効率的で
ない。
【0009】例えば、図13に示されるように、に
て、データベースAのテーブル003に対して更新がな
され、に示される処理において、データベースAのテ
ーブル003に対する更新に使用したトランザクション
を、データベースAに設定されているトランザクション
のキューに保存する。このとき、に示される処理にお
いてデータベースBのテーブル002に対し参照要求が
生じた場合、データベースAに設定されているトランザ
クションキューに格納されているトランザクションの伝
播がに示されるようになされた後に、に示される参
照を行っても、で行う伝播処理はデータベースBのテ
ーブル003に対する更新であり、参照するデータベー
スBのテーブル002に対する更新でないことから、無
駄な処理待ちがなされたことになる。
【0010】また、一定時間毎にトランザクションの伝
播が実行される場合においては、待ち時間を要せぬもの
の、現在参照しているデータが最新のデータでない可能
性があり、いつの時点のデータに対してアクセスしたか
が不明確であるという問題があった。また、データベー
スA,Bで同時に同一テーブルの同一データに対し、異
なる値への書き換えを実行した場合、伝播処理の競合が
発生し、どちらかのデータを切り捨てる必要があり、デ
ータベースA,Bで適切なデータの更新が行われない事
態が発生する。
【0011】本発明は、このような問題点を解決せんと
してなされたもので、その目的は、常に最新のデータに
アクセスできると共に、参照しようとするデータに差分
が無い場合は伝播を実行せずにデータにアクセスできる
データベースシステムを提供することである。また、他
の目的は、伝播処理の競合がを発生することなく、複数
のデータベース間において適切にデータの同一性を確保
することができるデータベースシステムを提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータベー
スシステムは、複数のデータベースの内容に係るデータ
を一致させて運用を行うデータベースシステムにおい
て、前記一致の処理を実行するデータ一致化手段が設け
られると共に、各局には、自局のデータベースの内容に
係るデータを変更する変更手段と、この変更手段により
変更がなされた場合に、他局のデータベースに設けられ
ている他局にて変更がなされたか否かを示す識別情報を
セットする識別情報制御手段と、自局のデータベースに
対して参照要求があると前記識別情報に基づき、他局に
て変更がなされたか否かを検出し、他局にて変更がなさ
れている場合には、前記データ一致化手段によるデータ
の一致化を待って、データベースの参照を行い、参照結
果を参照要求元へ返送するデータ返送手段とを具備する
ことを特徴とする。これによって、自局のデータベース
に対して参照要求があると、他局のデータベースに設け
られている他局にて変更がなされたか否かを示す識別情
報に基づき、他局にて変更がなされたか否かを検出し、
他局にて変更がなされている場合には、データの一致化
を待って、データベースの参照を行い、参照結果を参照
要求元へ返送する処理が行われることになる。
【0013】また本発明に係るデータベースシステム
は、自局のデータベースの内容に係るデータの変更要求
を受け取ると、前記識別情報に基づき、他局にて変更が
なされたか否かを検出し、他局にて変更がなされている
場合には、前記データ一致化手段によるデータの一致化
を待って、前記変更手段によるデータの変更を行わせる
変更制御手段を具備することを特徴とする。これによ
り、自局のデータベースの内容に係るデータの変更要求
を受け取ると、識別情報に基づき、他局にて変更がなさ
れたか否かを検出し、他局にて変更がなされている場合
には、他局における変更を受けたデータの一致化を待っ
て、データの変更が行われる。
【0014】また本発明に係るデータベースシステムで
は、前記変更制御手段が、前記変更手段によりデータの
変更が行われた場合に、前記一致化手段へ一致化の要求
をセットすることを特徴とする。これにより、自局のデ
ータベースにおけるデータの変更が他局のデータベース
に反映されることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明に
係るデータベースシステムの実施の形態を説明する。各
図において同一の構成要素には、同一の符号を付して重
複する説明を省略する。図1には、本発明に係るデータ
ベースシステムの実施の形態の説明図が示されている。
このシステムは、通信回線100を介して、図の上側に
示される第1の局と図の下側に示される第2の局とが結
合されている。
【0016】上記2つの局におけるシステムの構成を図
2に示す。この図2に示されるように、各局はワークス
テーション、パーソナルコンピュータ、その他の計算機
として構築される。すなわち、図2の計算機は、装置を
統括制御するCPU51を有し、このCPU51には上
記CPU51が用いるプログラム及びデータ等の情報が
記憶される主記憶装置52が接続されている。更に、C
PU51にはシステムバス53を介して入力装置制御部
54、通信インタフェース55、記憶装置制御部56が
接続されている。キーボード制御部54には各種情報を
キー入力可能なキーボード入力装置やポインティングデ
ィバイスであるマウス、磁気カード或いはICカードリ
ーダ等の入力装置57が接続され、通信インタフェース
55には通信回線100を介して通信を行うための通信
処理部58が接続され、記憶装置制御部56には補助記
憶装置である磁気ディスク装置、フロッピーディスクド
ライブ、MO(光磁気ディスク)ドライブ等による記憶
装置59が接続されている。なお、表示装置及びその制
御部等が必要に応じて設けられる。
【0017】上記記憶装置59は、データベースA,B
として機能する構成であり、「001」、「002」、
「003」にて示されるテーブルが設けられている。こ
こでは、3つのテーブルであるが、この数に限られない
のは当然である。各テーブルは、いくつかのレコードに
分けられており、各レコードは図3に示されるように構
成される。先頭にデータベースにて管理する行番号であ
るROWIDがセットされ、次に他局のデータベースに
おいてデータの変更が生じた場合に、そのデータベース
名(識別情報)を書き込むためのDartyBitが用意されて
いる。複数の他局のデータベースにてデータの変更が生
じた場合に、DartyBitには、それらのデータベース名が
書き込まれる。
【0018】上記DartyBitに次いで、ユーザに開放され
たデータ領域で、主キー項目がセットされるKEYの領
域が設けられ、このKEYの領域以降には、ユーザに開
放されたデータ領域COLUMN001〜(図では、0
03までを示すが、これに限られない。)が設けられて
いる。上記において、データの変更は、既にあるデータ
の更新と、新規なデータの挿入(追加)を含む概念であ
る。従って、データの更新の場合には、データ領域CO
LUMN001〜にはデータが既に格納されているが、
新規なデータの挿入の場合に、データ領域COLUMN
001〜には有意なデータが未だ格納されておらず、図
4に示すように「NULL」となっている。
【0019】図1に示すように、データベースA,Bの
内容の一致化を図るために、他のデータベースのデータ
を変更するためのトランザクションを蓄積するキュー1
0(10−A,10−B)が、主記憶装置52に設けら
れる。キュー10−Aは、データベースAでテーブル0
02、003等に対して、更新トランザクション、挿入
トランザクションが発生した場合に、当該トランザクシ
ョンを相手データベースに伝播するために格納するキュ
ーであり、キュー10−Bは、データベースBでテーブ
ル002,003等に対して、更新トランザクション、
挿入トランザクションが発生した場合に、当該トランザ
クションを相手データベースに伝播するために格納する
キューである。ここにセットされるトランザクション
は、図5〜図7に示すようである。図5には、テーブル
003に対するデータ更新に用いられるトランザクショ
ンの例が示され、図6には、テーブル002に対するデ
ータ更新に用いられるトランザクションの例が示され、
図7には、テーブル003に対するデータ挿入に用いら
れるトランザクションの例が示されている。
【0020】データベースA,Bを有するそれぞれの局
の主記憶装置52には、図8に示されるフローチャート
に対応するプログラムが備えられており、このプログラ
ムを実行してデータベースA,Bにおけるテーブル00
3のデータの一致化がなされるので、これを説明する。
この例は、キュー10−Aに格納のトランザクションが
伝播される以前のテーブル003におけるデータに対
し、検索が発生した場合を示すものである。
【0021】図1のに示される処理において、データ
ベースAにおいてテーブル003に対してデータの更新
がなされる(図8のS1(変更手段))。次に、図1の
に示される処理において、データベースBのテーブル
003に対して、上記更新されたレコードについてDart
yBit領域に当該データベース名「A」を書き込む(図8
のS2(識別情報制御手段))。このとき対応のレコー
ドには、図3に示されるように、DartyBitの領域に更新
されたデータベース名である「A」が設定される。次に
図1のに示される処理において、更新に使用したトラ
ンザクションはデータベースAに設定されているトラン
ザクションキュー10−Aに保存される(図8のS3
(変更制御手段によるデータ一致化手段への要求セッ
ト))。
【0022】次に、図1のに示される処理において、
データベースBのテーブル003に対して参照のトラン
ザクションが発生したとする(図8のS4)。この場
合、参照範囲のレコードのDartyBit領域を検索して、更
新されたデータベース名が存在するか否かを検出する
(図8のS5(データ返送手段))。ここで更新された
データベース名が存在すれば、このデータを伝播により
更新する必要があるので、図1のに示すように、デー
タベースAのトランザクションキュー10−Aの内容に
係るトランザクションを伝播させる(図8のS6(デー
タ一致化手段))。これにより、データベースAにおけ
るデータの更新がデータベースBに反映される。次に、
上記の伝播に応じたデータの反映によりDartyBit領域の
対応するデータベース名が消去され(図8のS7(識別
情報制御手段))、図1のに示される処理において、
上記で反映された最新のデータを参照結果として戻す
(図8のS8(データ返送手段))。
【0023】図9には、キュー10−Aに格納のトラン
ザクションが伝播される以前のデータに対して、更新が
発生した場合に処理が示されている。この場合に対応し
て、データベースA,Bを有するそれぞれの局の主記憶
装置52には、図10に示されるフローチャートに対応
するプログラムが備えられており、このプログラムを実
行してデータベースA,Bにおけるテーブル003のデ
ータの一致化がなされるので、これを説明する。
【0024】図9のに示される処理において、データ
ベースAにおいてテーブル003に対してデータの更新
がなされる(図10のS11(変更手段))。次に、図
9のに示される処理において、データベースBのテー
ブル003に対して、上記更新されたレコードについて
DartyBit領域に当該データベース名「A」を書き込む
(図10のS12(識別情報制御手段))。このとき対
応のレコードには、図3に示されるように、DartyBitの
領域に更新されたデータベース名である「A」が設定さ
れる。次に図9のに示される処理において、更新に使
用したトランザクションはデータベースAに設定されて
いるトランザクションキュー10−Aに保存される(図
10のS13(変更制御手段によるデータ一致化手段へ
の要求セット))。
【0025】次に図9のに示される処理において、デ
ータベースBのテーブル003に対して更新のトランザ
クションが発生したとする(図10のS14)。この場
合、更新範囲のレコードのDartyBit領域を検索して、更
新されたデータベース名が存在するか否かを検出する
(図10のS15(変更制御手段))。ここで更新され
たデータベース名が存在すれば、このデータは伝播によ
り更新する必要があるので、図9のに示すように、デ
ータベースBのテーブル003への更新のトランザクシ
ョンが待機とされる(変更制御手段)。
【0026】この間に、図9のに示すように、データ
ベースAのトランザクションキュー10−Aの内容に係
るトランザクションを伝播させる(図10のS16(デ
ータ一致化手段))。これにより、データベースAにお
けるデータの更新がデータベースBに反映される。次
に、上記の伝播に応じたデータの反映によりDartyBit領
域の対応するデータベース名が消去される(図10のS
17(識別情報制御手段))。
【0027】このように伝播によりDartyBit領域の対応
するデータベース名が消去され、図9のに示される処
理において、図9のにて待機させられていたデータベ
ースBのテーブル003への更新のトランザクションが
実行される(図10のS18(変更手段、変更制御手
段))。次に図9のに示される処理において、データ
ベースBのテーブル003に対して、更新されたレコー
ドについてDartyBit領域に当該データベース名「B」を
書き込む(図10のS19(識別情報制御手段))。次
に図9のに示される処理において、更新に使用したト
ランザクションはデータベースBに設定されているトラ
ンザクションキュー10−Bに保存される(図10のS
20(変更制御手段))。
【0028】尚、データベースのデータ変更には、前述
の通り更新以外に挿入(トランザクションがINSER
Tの場合)がある。図7にトランザクションがINSE
RT文であるトランザクションを示す。このように、ト
ランザクションがINSERT文のときには、相手側の
データベースにDartyBitを設定すべきレコードが存在し
ない場合が考えられる。係る場合は、相手側のデータベ
ースに、KEYの領域に主キーの値のみ設定したレコー
ドを挿入して、DartyBit領域に当該トランザクションに
係るデータベース名を設定する。斯して挿入されたレコ
ードには、図3に示されるようにDartyBit領域にデータ
ベース名「A」が設定される。
【0029】以上の実施の形態に示した如く、データベ
ースの参照範囲(レコード)のDartyBitに変更を行った
データベース名が存在しなければ、参照するデータが最
新であることが保証され、図8のステップS5や図10
のステップS15にてNOへ分岐するので、参照に前置
して不要な伝播処理は実行されずに、最新のデータのア
クセスがなされる。これとは逆に、データベースの参照
範囲(レコード)のDartyBitに変更を行ったデータベー
ス名が存在するときには、参照に前置して伝播処理が実
行されテーブルの同期が取られてから参照される為、常
に最新のデータへのアクセスが確保される。更に、デー
タベースの変更の場合に、変更範囲(レコード)のDart
yBitに変更を行ったデータベース名が存在するときに
は、変更に前置して伝播処理が実行されテーブルの同期
が取られてから参照される為、競合の場合に適切な順に
よる処理が確保されると共に、常に最新のデータに対し
ての変更がなされる。
【0030】本発明は、3局以上のデータベースに対し
てレプリケーションが定義されている場合にも適用でき
る。図11は、本発明による3局のデータベースA,
B,Cのレプリケーション構成を示したものである。こ
の例では、図11のに示される処理において、データ
ベースAのテーブル003に対してデータ更新がなされ
る。次いで、同図のに示される処理において、データ
ベースBのテーブル003に対して、上記で更新された
レコードについてDartyBitにデータベース名「A」を書
き込む。このとき同時に図11のに示される処理にお
いて、データベースCのテーブル003に対しても、上
記で更新されたレコードについてDartyBitにデータベー
ス名「A」を書き込む。
【0031】更に、図11のに示される処理におい
て、更新に使用したトランザクションをデータベースA
に設定されているトランザクションキュー10−Aに保
存される。上記で、DartyBitに設定される識別情報は、
どのデータベースで更新が発生したか判別できるように
データベース名(サイト名)が含まれる為、データベー
スB,Cにおいてテーブル003のにアクセスすると、
DartyBit領域に識別情報がセットされているレコードで
ある場合に、該当のデータベース名(サイト名)対応の
トランザクションが存在するデータベースのトランザク
ションキューからのみ伝播を実行させることが可能であ
り効率的である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るデータ
ベースシステムによれば、自局のデータベースに対して
参照要求があると、他局のデータベースに設けられてい
る他局にて変更がなされたか否かを示す識別情報に基づ
き、他局にて変更がなされたか否かを検出し、他局にて
変更がなされている場合には、データの一致化を待っ
て、データベースの参照を行い、参照結果を参照要求元
へ返送する処理を行うので、最新のデータの参照が確保
される効果がある。
【0033】また本発明に係るデータベースシステムに
よれば、自局のデータベースの内容に係るデータの変更
要求を受け取ると、識別情報に基づき、他局にて変更が
なされたか否かを検出し、他局にて変更がなされている
場合には、他局における変更を受けたデータの一致化を
待って、データの変更を行うので、競合の場合に適切な
順による処理が確保されると共に、常に最新のデータに
対しての変更がなされる効果がある。
【0034】また本発明に係るデータベースシステムに
よれば、自局のデータベースにおけるデータの変更が行
われた場合に、他のデータベースへのデータ一致化の要
求をセットするので、この要求を実行することにより当
該データベースにおけるデータ変更を適切に他局のデー
タベースに反映させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータベースシステムによるデー
タ参照の際におけるレプリケーション動作を示す図。
【図2】本発明に係るデータベースシステムにおける1
局の具体的構成例を示すブロック図。
【図3】本発明に係るデータベースシステムにおけるデ
ータベースのレコード構成を示す図。
【図4】本発明に係るデータベースシステムにおける挿
入トランザクションの場合に対応したデータベースのレ
コード内容を示す図。
【図5】本発明に係るデータベースシステムにおけるテ
ーブル003の更新トランザクション例を示す図。
【図6】本発明に係るデータベースシステムにおけるテ
ーブル002の更新トランザクション例を示す図。
【図7】本発明に係るデータベースシステムにおけるテ
ーブル003の挿入トランザクション例を示す図。
【図8】本発明に係るデータベースシステムにおける参
照トランザクションの場合の処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【図9】本発明に係るデータベースシステムによるデー
タ更新の際におけるレプリケーション動作を示す図。
【図10】本発明に係るデータベースシステムにおける
更新トランザクションの場合の処理を説明するためのフ
ローチャート。
【図11】本発明に係る3つのデータベースにより構成
したベースシステムにおけるレプリケーション動作を示
す図。
【図12】従来例に係るデータベースシステムによるレ
プリケーション動作を示す図。
【図13】従来例に係るデータベースシステムによるレ
プリケーション動作における処理の無駄を示す図。
【符号の説明】
A,B,C データベース 10−A,10−B,10−C トランザクションキュ
ー 51 CPU 52 主記憶装置 54 入力装置制御部 55 通信インタフェース 56 記憶装置制御部 57 入力装置 58 通信処理部 59 記憶装置 100 通信回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータベースの内容に係るデータ
    を一致させて運用を行うデータベースシステムにおい
    て、 前記一致の処理を実行するデータ一致化手段が設けられ
    ると共に、 各局には、 自局のデータベースの内容に係るデータを変更する変更
    手段と、 この変更手段により変更がなされた場合に、他局のデー
    タベースに設けられている他局にて変更がなされたか否
    かを示す識別情報をセットする識別情報制御手段と、 自局のデータベースに対して参照要求があると前記識別
    情報に基づき、他局にて変更がなされたか否かを検出
    し、他局にて変更がなされている場合には、前記データ
    一致化手段によるデータの一致化を待って、データベー
    スの参照を行い、参照結果を参照要求元へ返送するデー
    タ返送手段とを具備することを特徴とするデータベース
    システム。
  2. 【請求項2】 自局のデータベースの内容に係るデータ
    の変更要求を受け取ると、前記識別情報に基づき、他局
    にて変更がなされたか否かを検出し、他局にて変更がな
    されている場合には、前記データ一致化手段によるデー
    タの一致化を待って、前記変更手段によるデータの変更
    を行わせる変更制御手段を具備することを特徴とする請
    求項1に記載のデータベースシステム。
  3. 【請求項3】 前記変更制御手段は、前記変更手段によ
    りデータの変更が行われた場合に、前記一致化手段へ一
    致化の要求をセットすることを特徴とする請求項2に記
    載のデータベースシステム。
  4. 【請求項4】 一致化手段は、各局毎に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    のデータベースシステム。
JP35155999A 1999-12-10 1999-12-10 データベースシステム Expired - Fee Related JP3845535B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35155999A JP3845535B2 (ja) 1999-12-10 1999-12-10 データベースシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35155999A JP3845535B2 (ja) 1999-12-10 1999-12-10 データベースシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001166976A true JP2001166976A (ja) 2001-06-22
JP3845535B2 JP3845535B2 (ja) 2006-11-15

Family

ID=18418110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35155999A Expired - Fee Related JP3845535B2 (ja) 1999-12-10 1999-12-10 データベースシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3845535B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012511773A (ja) * 2008-12-10 2012-05-24 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド 効率的なデータ同期化のための方法及びシステム
JP2013175079A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散データ管理システムおよびその動作方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012511773A (ja) * 2008-12-10 2012-05-24 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド 効率的なデータ同期化のための方法及びシステム
US8949178B2 (en) 2008-12-10 2015-02-03 Alibaba Group Holding Limited Method and system for efficient data synchronization
US9727576B2 (en) 2008-12-10 2017-08-08 Alibaba Group Holding Limited Method and system for efficient data synchronization
JP2013175079A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散データ管理システムおよびその動作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3845535B2 (ja) 2006-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0716385B1 (en) Application-specific conflict detection for weakly consistent replicated databases
US5603026A (en) Application-specific conflict resolution for weakly consistent replicated databases
US5581754A (en) Methodology for managing weakly consistent replicated databases
US5577240A (en) Identification of stable writes in weakly consistent replicated databases while providing access to all writes in such a database
US7707186B2 (en) Method and apparatus for data set migration
JP2549252B2 (ja) 複製オブジェクトの書込みロックの移動
CN101184106A (zh) 一种移动数据库的关联事务处理方法
US20020161735A1 (en) Modification system for supporting localized data changes in a mobile device
US20060161539A1 (en) Method and system of database management with shared area
US20100169289A1 (en) Two Phase Commit With Grid Elements
US20090083337A1 (en) Performing synchronization among relational database tables with minimal contention
CN102955792A (zh) 一种实时全文搜索引擎事务处理的实现方法
US9922100B2 (en) Systems and methods for facilitating the development of an application that accesses data
CN102272751A (zh) 在数据库环境通过背景同步的数据完整性
US9396218B2 (en) Database insert with deferred materialization
JPH07104810B2 (ja) 共用ファイルのアクセス制御方式
CN110955719B (zh) 一种数据存取处理设备、系统和方法
US7739232B2 (en) Programming system for occasionally-connected mobile business applications
JP2000507375A (ja) 部分的複製データベースシステムのネットワーク維持方法
US20140108367A1 (en) Client apparatus and database server for resumable transaction and method thereof
CN112800060A (zh) 数据处理方法、装置、计算机可读存储介质及电子设备
JP2001166976A (ja) データベースシステム
JPH11272628A (ja) 共用データの転送方法および結合装置
CN111913973A (zh) 一种数据同步方法、装置及存储介质
US20100036844A1 (en) System and method of using conflicts to maximize concurrency in a database

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060322

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060821

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees