JP2001164803A - 盲人用鍵 - Google Patents

盲人用鍵

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JP2001164803A
JP2001164803A JP34617299A JP34617299A JP2001164803A JP 2001164803 A JP2001164803 A JP 2001164803A JP 34617299 A JP34617299 A JP 34617299A JP 34617299 A JP34617299 A JP 34617299A JP 2001164803 A JP2001164803 A JP 2001164803A
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JP
Japan
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key
type
identification means
identifying
blind person
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JP34617299A
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Yasuyoshi Ochiai
庸良 落合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盲人が鍵の種類の識別を容易すること。 【解決手段】 鍵の周面上に識別手段を一体に形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵に関するもので
あって、特に眼の不自由な人が、鍵の種類を容易に識別
できるようにした盲人用鍵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在生活の洋風化や個人のプライバシイ
の尊重の気風等の理由により、各種の鍵が開発されてい
る。このような従来使用されている鍵を、図13にもと
づいて説明する。図中11は一般住宅、事務所等に多用
されている平鍵である。
【0003】この鍵11はその上面部に、鍵11を鍵穴
に嵌合して施錠、解錠するために回動する把持部12が
ある。
【0004】この把持部12の略中央部に吊下口15が
形成され、鍵11はこの吊下口15に吊下具(図示せ
ず)で吊下げられて保管される。前記把持部12の下方
には、前記把持部12より巾が狭い細長の支持部13が
形成されている。
【0005】この支持部13の下方には、鍵穴嵌合部1
4が形成され、この鍵穴嵌合部14の表面には、鍵穴に
嵌合可能な凹凸が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような鍵11は、
暗夜にあってはその鍵の所在の確認に時間を要するとい
うな難点があった。
【0007】この難点を克服するため、従来は鍵の周囲
に夜光塗料を塗布したり、鍵に豆電球を止着したりして
いた。
【0008】このように夜光塗料を塗った鍵では、電気
の光ほど明るくないので老人や近視の人には、鍵の所在
が分かり難いという不都合があった。
【0009】また豆電球付きの鍵は、電池のいれかえに
不便があったり、鍵が大きくなるという不具合があっ
た。
【0010】さらに重要なことは眼の悪い盲人にとって
は、鍵の所在(種類)が分からないという難点があっ
た。殊に現代人は一つのキイホルダに多数の鍵(例えば
自宅用、自宅用でも玄関用とか居室用,あるいは事務所
用、自動車用等)を同時に収納保管しているのが通例で
ある。
【0011】このような多数の鍵を所有している盲人が
鍵を施錠,解錠するさいに、多数の鍵から所要の鍵を識
別して取り出すことが難しく、そのため盲人が鍵の種類
を簡易に識別できる鍵の開発が俟たれていた。
【0012】本発明は、上述のような事情からなされた
ものであり、本発明の目的は、盲人が鍵の種類を簡易に
識別できる鍵を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、盲人のために
鍵の種類を識別できる識別手段を,鍵の周面上に形成す
ることである。このように識別手段を形成することよ
り、盲人でも簡易に鍵の種別を識別できるようになる。
【0014】
【発明の実施の態様】以下図面にもとづいて本発明の構
成が実際上どのように具体化されるかをその作用ととも
にともに説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例の説明図であ
り、図中1は一般住宅とか事務所とかに汎用されている
平鍵である。この鍵1は単に住宅用とか事務所用とかの
みに限定されるものではなく、ロッカ、デスク等その他
鍵と称されるものすべてを含むものである。
【0016】この鍵1はその上面部に、鍵1を鍵穴に嵌
合して施錠、解錠するために回動する把持部2がある。
【0017】この把持部2の略中央部に吊下口5が形成
され、鍵1はこの吊下口に吊下具(図示せず)で吊下げ
られて保管される。前記把持部2の下方には、前記把持
部2より巾が狭い細長の支持部3が形成されている。
【0018】この支持部3の下方には、鍵穴嵌合部4が
形成され、この鍵穴嵌合部4の表面には、鍵穴に嵌合可
能な凹凸が形成されている。
【0019】前記把持部1の上表面には、所望の鍵の種
類を識別できる識別手段である突起物6が一体的に形成
され突設されている。
【0020】この突起物6は、円形状であり、この円形
状突起物6が形成されている鍵を予め住宅の玄関用の鍵
と指定する。このように鍵1に形成されている円形状突
起物6を玄関用と指定して盲人に記憶させれば、鍵を施
錠、解錠するさいに、キイホルダに保管されている多数
の鍵に手で触れてみて円形状突起物6を確認できれば、
玄関用鍵と識別できる。その結果多数の鍵1のうちから
所要の種類の鍵1を即座に取り出すことができ、眼の悪
い盲人が簡単に施錠、解錠することができる。
【0021】図2に示されているものは、前記識別手段
が、楕円状突起物6なして把持部2に一体的に形成され
ているものである。
【0022】図3に示されているものは、前記識別手段
が、環状突起物6なして把持部2に一体的に形成されて
いるものである。
【0023】図4に示されているものは、前記識別手段
が、菱形状突起物6なして把持部2に一体的に形成され
ているものである。
【0024】図5に示されているものは、前記識別手段
が、長楕円状突起物6なして把持部2に一体的に形成さ
れているものである。
【0025】図6に示されるているものは、前記識別手
段6が、三角状突起物6をなして把持部2に一体的に形
成されているものである。
【0026】図7に示されているものは、把持部2その
ものが円形状をなしているもので、この円形状の把持部
2を予め指定(玄関用とか、部屋用とかに)しておけ
ば、盲人は鍵の把持部2に触れることによって鍵の種類
を知ることができる。また把持部2を上記のような特殊
な形状にしておけば鍵の上下関係が明白になる。
【0027】図8に示されるものは、把持部2を四角形
状に構成したものである。
【0028】図9に示されるものは、把持部2を菱形状
に構成したものである。
【0029】図10に示されるものは、円形の把持部2
を被覆する円形のカバー6である。
【0030】このカバーの表面を盲人が識別できる形状
(例えば凹凸状)にしておけば、鍵に被覆されたカバーを
盲人が触れることによって鍵の種類を知ることができ
る。
【0031】図11に示されるものは、このカバーを三
角形状に構成したものである。
【0032】図12に示されるものは、盲人が鍵1を鍵
穴8に挿入するさいに鍵穴8の位置を見つけるのが難し
い。この難点を解決するために、鍵穴8近傍に鍵受7を
設けこの鍵受7に沿って鍵1を鍵穴8に誘導できる。そ
の結果盲人は、簡単に鍵1を鍵穴8に挿入できることに
なる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0034】所望の鍵の種類を識別できる識別手段を鍵
に形成したので、眼の悪い盲人が鍵を施錠、解錠するさ
いに、鍵に手を触れることにより、所望の種類の鍵を即
座に識別でき、その結果多数の鍵のうちから所望の種類
の鍵を迅速に取り出すことが可能になり、眼の悪い人で
も簡単に施錠、解錠することができるという効果があ
る。
【0035】また鍵穴近傍に鍵受を設けたので、この鍵
受に沿って鍵を鍵穴に誘導でき、その結果盲人は、簡単
に鍵を鍵穴に挿入できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の説明図である。
【図5】本発明の他の実施例の説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の説明図である。
【図7】本発明の他の実施例の説明図である。
【図8】本発明の他の実施例の説明図である。
【図9】本発明の他の実施例の説明図である。
【図10】本発明の他の実施例の説明図である。
【図11】本発明の他の実施例の説明図である。
【図12】本発明の他の実施例の説明図である。
【図13】本発明の従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 鍵 2 把持部 3 支持部 4 鍵穴嵌合部 5 吊下口 6 識別手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盲人が手で触れて所望の鍵の種類を識別
    できる識別手段を,鍵の周面上に形成したことを特徴と
    する,盲人用鍵。
  2. 【請求項2】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、円
    形状突起物である請求項1記載の盲人用鍵。
  3. 【請求項3】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、楕
    円状突起物である請求項1記載の盲人用鍵。
  4. 【請求項4】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、環
    状突起物である請求項1記載の盲人用鍵。
  5. 【請求項5】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、菱
    形状突起物である請求項1記載の盲人用鍵。
  6. 【請求項6】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、長
    楕円状突起物である請求項1記載の盲人用鍵。
  7. 【請求項7】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、三
    角形状突起物である請求項1記載の盲人用鍵。
  8. 【請求項8】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、円
    形状把持部である請求項1記載の盲人用鍵。
  9. 【請求項9】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、四
    角形状把持部である請求項1記載の盲人用鍵。
  10. 【請求項10】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、
    菱形把持部である請求項1記載の盲人用鍵。
  11. 【請求項11】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、
    把持部を被覆する円形カバーある請求項1記載の盲人用
    鍵。
  12. 【請求項12】 前記鍵の種類を識別する識別手段は、
    把持部を被覆する三角形状カバーである請求項1記載の
    盲人用鍵。
  13. 【請求項13】 前記鍵を鍵穴に挿入するさいに、鍵を
    円滑に鍵穴に挿入するために鍵穴近傍に設けた鍵受。
JP34617299A 1999-12-06 1999-12-06 盲人用鍵 Pending JP2001164803A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102268932A (zh) * 2010-06-03 2011-12-07 王惜燕 带盲文和标识的钥匙

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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