JP2001162765A - デッキ材用溝カバーの印刷方法 - Google Patents

デッキ材用溝カバーの印刷方法

Info

Publication number
JP2001162765A
JP2001162765A JP35314999A JP35314999A JP2001162765A JP 2001162765 A JP2001162765 A JP 2001162765A JP 35314999 A JP35314999 A JP 35314999A JP 35314999 A JP35314999 A JP 35314999A JP 2001162765 A JP2001162765 A JP 2001162765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck material
printing
plate
groove cover
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35314999A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takeda
健次 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP35314999A priority Critical patent/JP2001162765A/ja
Publication of JP2001162765A publication Critical patent/JP2001162765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溝カバーだけを複数本多列に並べて印刷工程
に移送させる際、溝カバーの支持を安定させるととも
に、印刷ロールを損傷させにくい溝カバーの印刷方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 デッキ材用溝カバーの印刷方法は、デッ
キ材の凹溝の幅と略同一幅の長尺な上面板と該上面板の
両側端から垂下した脚部板とからなるデッキ材用溝カバ
ーを印刷する方法であって、長手方向に沿って複数条の
凹溝が設けられ、且つ少なくとも進行方向の先端部に印
刷ロールとの衝撃緩和板が設けられた長板状台座を用い
て、デッキ材用溝カバーの脚部板を長板状台座の凹溝に
挿着して、印刷することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅のテラスやバ
ルコニーで用いられるデッキ材用溝カバーの印刷方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅のテラスやバルコニーで用い
られるデッキ材として、合成樹脂製又は金属製の長尺体
であって長手方向に沿って凹溝が設けられているものが
よく用いられており、この種のデッキ材では上記凹溝の
底面にビス、ボルト等を挿通してデッキ材の下方の桟材
と固定されるのが一般的である。この場合、上記凹溝に
塵埃が入り込んで不潔になったり、上面の歩行に際し足
指を痛めたり、ビス頭やボルト頭が露出して外観を損ね
たりすることを防止するため凹溝を溝カバーで被覆する
ことが多い。
【0003】図7は、凹溝を溝カバーで被覆するデッキ
材の一例を示す斜視図である。図7において、4はデッ
キ材本体であり、長尺の表面板41と底板42とが側壁
44、45により連結された偏平な筒状の長尺体であ
る。上記表面板41は幅方向の略中央で長手方向に沿っ
て途切れており、側壁45、45間に角溝状の凹溝49
が形成されている。43は底板42と一体の凹溝49の
底部である。この底部43にビス、ボルト等が挿通され
てデッキ材の下方の桟材と固定される。そして、凹溝4
9を形成している側壁45、45の下方には溝カバー2
の脚部22、22の先端部外側に突出している爪部2
3、23を係止する係止凹部46、46が長手方向に沿
って延設されている。
【0004】上記溝カバー2は、上記デッキ材4の凹溝
49の幅と略同一幅の長尺な薄板状の上面板21と該上
面板21の両側端から垂下した薄板状脚部板22、22
からなり、該脚部板22、22の先端部外側に爪部2
3、23が突設されている。
【0005】上記溝カバー2はデッキ材本体4の凹溝4
9に嵌め込まれ、上記爪部23、23が係止凹部46、
46に弾性的に変形して接触係止されてデッキ材本体4
に被覆される。このような溝カバー付きデッキ材は、デ
ッキ材本体4の凹溝49に嵌め込まれた状態で、デッキ
材の表面板41と溝カバー2の上面板21がワンセット
で同時に模様印刷されたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、模様印刷さ
れた溝カバー付きデッキ材は、使用中において、夏期直
射日光に曝されてデッキ材4及び溝カバー2が蓄熱する
と、上記溝カバーが変形しデッキ材4から離脱するとい
うことがあり、また、溝カバーだけが破損するというこ
ともあり模様印刷された新品の溝カバー2と交換する必
要があった。
【0007】そのため、溝カバーだけを予め模様印刷し
て在庫しておく必要がある。その印刷方法としては、溝
カバー付きデッキ材の印刷工程をそのまま利用して印刷
を行うのが効率的であるが、溝カバーだけを複数本多列
に並べて印刷工程に移送させる場合、溝カバーの脚部板
をコンベヤ上に自立させて搬送するには不安定であるの
で、長手方向に沿って複数条の凹溝が設けられた長板状
台座を用いて、デッキ材用溝カバーの脚部板を長板状台
座の凹溝に挿着した状態で印刷工程に移送することが提
案されている。
【0008】しかしながら、長板状台座の凹溝に挿着し
た状態で印刷工程に移送される時に、長板状台座の進行
方向の先端部における台座上縁部と溝カバーの端縁がゴ
ム製の印刷ロールに突き当たることにより、ゴム製の印
刷ロールが損傷し、そのまま継続して印刷を行うと印刷
不良の溝カバーを生産することになるので、損傷した印
刷ロールを交換しなければならないという問題があっ
た。
【0009】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、その目的は、溝カバーだけを複数本多列に
並べて印刷工程に移送させる際、溝カバーの支持を安定
させるとともに、印刷ロールを損傷させにくい溝カバー
の印刷方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデッキ材
用溝カバーの印刷方法(以下、本発明1という)は、デ
ッキ材の凹溝の幅と略同一幅の長尺な上面板と該上面板
の両側端から垂下した脚部板とからなるデッキ材用溝カ
バーを印刷する方法であって、長手方向に沿って複数条
の凹溝が設けられ、且つ少なくとも進行方向の先端部に
印刷ロールとの衝撃緩和板が設けられた長板状台座を用
いて、デッキ材用溝カバーの脚部板を長板状台座の凹溝
に挿着して、印刷することを特徴とする。
【0011】本発明1において用いるデッキ材用溝カバ
ーとしては合成樹脂を押出成形して得られる長尺体が好
ましい。合成樹脂としては、例えば、硬質塩化ビニル樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ガラス繊
維強化不飽和ポリエステル樹脂等が挙げられる。
【0012】その断面形状としては図2(a) に示すよう
に、被覆するデッキ材の凹溝の幅と略同一幅の長尺な薄
板状の上面板21と該上面板21の両側端から垂下した
薄板状脚部板22、22とからなり、該脚部板22、2
2の先端部外側に爪部23、23が突設されているも
の、図2(b) に示すように薄板状脚部板22b、22b
が上面板21bの裏側から垂下したもの、また、図2
(c) に示すように、脚部板22c、22cの下方に上面
板21cと略平行に架け渡された薄板状下面板24cが
設けられものが挙げられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図面
に基づいて説明する。図1は、本発明1のデッキ材用溝
カバーの印刷方法の実施の一例を示す側面図ある。
【0014】図1において、1はデッキ材用溝カバー2
を搬送するこめのコンベヤ装置であって矢印A方向へ移
動する。デッキ材用溝カバー2は、長板状台座3上に挿
着された状態で印刷工程に配置されているオフセットグ
ラビア印刷装置5に移送されるようになっている。
【0015】印刷工程に配置される上記オフセットグラ
ビア印刷装置5は、インク供給管61から供給された印
刷インクがドクターブレード62でインク量が調整され
矢印B方向に回転する版ロール51と、該版ロール51
と接して矢印C方向に回転しながら版ロール51のイン
クをデッキ材用溝カバー2の表面に印刷するゴム製の印
刷ロール52と、該ゴム製の印刷ロール52のインクを
溶剤からなる洗浄液で洗浄して掻き落とす洗浄ロール5
3とからなる。なお、63は洗浄液を供給する洗浄液供
給管、64は印刷ロール52の洗浄液を掻き落とすドク
ターブレードで、65は洗浄液で洗浄されたインクを回
収するインクバットである
【0016】本発明の実施態様において用いる上記溝カ
バー2は、図2(a) に示すように被覆するデッキ材の凹
溝の幅と略同一幅の長尺な薄板状の上面板21と該上面
板21の両側端から垂下した薄板状脚部板22、22と
からなり、該脚部板22、22の先端部外側に爪部2
3、23が突設されている。
【0017】また、本発明の実施態様において用いる長
板状台座3は、図3(a) 〜(b) に示すよう、長手方向に
沿って複数条の凹溝31が設けられており、進行方向と
なる先端部の上端隅部が面取りされた断面半円状の衝撃
緩和板32が設けられており、上記長板状台座3の複数
条の凹溝31・・には、図5に示すように、デッキ材用
溝カバー2の脚部22、22が凹溝3を形成する凸部3
3を跨いで挿着され、この凸部33の頂面が上記溝カバ
ー2の上面板21を裏側から支承するようになってい
る。
【0018】このようにして、上記溝カバー2は長板状
台座3の凹溝31に挿着された状態でコンベヤ装置1上
に載置され、印刷工程に配置されているオフセットグラ
ビア印刷装置5に移送される。このとき、長板状台座3
の先端部に設けられている衝撃緩和板32がオフセット
グラビア印刷装置5のゴム製の印刷ロール52に突き当
たることになるが、溝カバー2の端縁が衝撃緩和板32
により保護されているので、ゴム製の印刷ロール52が
損傷することがなくそのまま継続して印刷を行うことが
できる。
【0019】図6は、本発明の実施形態の他の例におけ
る印刷状態を示す要部拡大断面図である。図において、
デッキ材用溝カバー2cは、図2(c) に示すように被覆
するデッキ材の凹溝の幅と略同一幅の長尺な薄板状の上
面板21cと該上面板21cの両側端から垂下した薄板
状脚部板22c、22cとからなり、該脚部板22c、
22cの先端部外側に爪部23c、23cが突設されて
おり、上記脚部板22c、22cの下方に上面板と略平
行に架け渡された薄板状下面板24cが設けられてい
る。
【0020】また、長板状台座3aは、図4(a) 〜(b)
に示すように、長手方向に沿って複数条の凹溝31aが
複数の仕切壁33aを立設することにより形成されお
り、長手方向の両端部に面取りされた断面半円状の衝撃
緩和板32a、32aがそれぞれ設けられている。この
ように上記衝撃緩和板32a、32aが長手方向の両端
部に設けられることにより進行方向が逆向きになっても
使用可能である。
【0021】上記溝カバー2cは、薄板状下面板24c
が設けられているので、図3(a) 〜(b) に示すような長
板状台座3に適用する場合、デッキ材用溝カバー2cの
薄板状下面板24cが邪魔になり凸部33を跨いで脚部
22c、22cをそれぞれ凹溝31、31に挿着させる
ことができないが、図4(a) 〜(b) に示すような長板状
台座3aの仕切壁33a、33a間に上面板21cの両
側端から垂下した薄板状脚部板22c、22cを嵌め込
むことにより凹溝31aに挿着することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明1のデッキ材用溝カバーの印刷方
法の構成は、上述した通りであり、本発明によれば、溝
カバーだけを複数本多列に並べて印刷する際、溝カバー
の支持を安定させるとともに、印刷ロールを損傷させる
こともなく、そのまま継続して溝カバーの上面板の印刷
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデッキ材用溝カバーの印刷方法の実施
形態を一例を示した概略側面図である。
【図2】本発明で使用されるデッキ材用溝カバーの各種
例を(a) 〜(c) にそれぞれ示す断面図である。
【図3】本発明で使用される長板状台座の一例を示す断
面図で、(a) は横断面図であり、(b) は図3(a) におけ
るX−X線矢視の縦断面図である。
【図4】本発明で使用される長板状台座の他の例を示す
断面図で、(a) は横断面図であり、(b) は図4(a) にお
けるY−Y線矢視の縦断面図である。
【図5】本発明の実施形態の一例の印刷工程における印
刷状態を示す要部拡大断面図である。
【図6】本発明の実施形態の他の例の印刷工程における
印刷状態を示す要部拡大断面図である。
【図7】従来技術を説明するデッキ材及び溝カバーの一
例を示す斜視図。
【符号の説明】
2、2b、2c 溝カバー 21、21b、21c 上面板 22、22b、22c 脚部板 24c 下面板 3 長板状台座 31、31a 凹溝 32、32a 衝撃緩和板 4 デッキ材 5 印刷装置 52 印刷ロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デッキ材の凹溝の幅と略同一幅の長尺な
    上面板と該上面板の両側端から垂下した脚部板とからな
    るデッキ材用溝カバーを印刷する方法であって、長手方
    向に沿って複数条の凹溝が設けられ、且つ少なくとも進
    行方向の先端部に印刷ロールとの衝撃緩和板が設けられ
    た長板状台座を用いて、デッキ材用溝カバーの脚部板を
    長板状台座の凹溝に挿着して、印刷することを特徴とす
    るデッキ材用溝カバーの印刷方法。
JP35314999A 1999-12-13 1999-12-13 デッキ材用溝カバーの印刷方法 Pending JP2001162765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35314999A JP2001162765A (ja) 1999-12-13 1999-12-13 デッキ材用溝カバーの印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35314999A JP2001162765A (ja) 1999-12-13 1999-12-13 デッキ材用溝カバーの印刷方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001162765A true JP2001162765A (ja) 2001-06-19

Family

ID=18428902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35314999A Pending JP2001162765A (ja) 1999-12-13 1999-12-13 デッキ材用溝カバーの印刷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001162765A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006347154A (ja) * 2005-05-20 2006-12-28 Kotobuki Kogyo Kk 異形断面形状を有する役物の印刷化粧方法とその役物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006347154A (ja) * 2005-05-20 2006-12-28 Kotobuki Kogyo Kk 異形断面形状を有する役物の印刷化粧方法とその役物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4865282A (en) Paint roller wiper with paintbrush holder
US5253387A (en) Mop head with two pouches and a strap
US20080127443A1 (en) Paint tray
US4010866A (en) Paint roller pan
ID26436A (id) Kancing permukaan tercetak, dan piranti cetak serta metode pencetakannya
JP2001162765A (ja) デッキ材用溝カバーの印刷方法
JP3224706B2 (ja) モップの拭布取付台
US5901861A (en) Plastic bag drying rack
KR102308964B1 (ko) 페인트통용 롤러 굴림판
GB2440330A (en) Paint roller tray capable of storing both paint brush and roller
US20190070624A1 (en) Protective Floor Covering
US20190315154A1 (en) Paint Roller Cleaning Tool
JP2005068595A (ja) Tシャツ印刷用アタッチメント及びtシャツ印刷装置
JP3649377B2 (ja) 折り畳み容器
US20040026581A1 (en) Apparatus for resting paintbrush
JP4622200B2 (ja) インクジェット捺染装置
US5938846A (en) Baseboard protector for floor waxing
EP2501556A2 (en) Covers for paint containers
US20230069832A1 (en) Decorating accessory
CN212026970U (zh) 一种地板收边条
US6390306B1 (en) Printing plate storage and transportation system
JPH077831Y2 (ja) 風呂蓋の支持装置
DE59900335D1 (de) Druckgerät mit einem schwenkbaren Druckkopf für den Druck von wenigstens zwei Zeilen
KR840000960Y1 (ko) 캔버스 콜립
JP4364110B2 (ja) 乾燥棚