JP2001161423A - スーツケースの外装カバー - Google Patents

スーツケースの外装カバー

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JP2001161423A
JP2001161423A JP35414099A JP35414099A JP2001161423A JP 2001161423 A JP2001161423 A JP 2001161423A JP 35414099 A JP35414099 A JP 35414099A JP 35414099 A JP35414099 A JP 35414099A JP 2001161423 A JP2001161423 A JP 2001161423A
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JP
Japan
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tube
suitcase
center
longitudinal direction
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP35414099A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Hosoi
豊 細井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oji Packaging Systems Co Ltd
Original Assignee
Oji Packaging Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oji Packaging Systems Co Ltd filed Critical Oji Packaging Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のタイプ及び「ピギー」タイプのいずれ
の場合であっても収納スーツケースの取っ手及び/又は
引き手を露出できる外装カバーを提供する。 【解決手段】 柔軟な薄葉素材のひだ付チューブ(1) の
一端を閉鎖端(1a)、他端を開放端(1b)とする。前記
閉鎖端(1a)はその中央部に適当な幅の非閉鎖部(4) を
設け、該非閉鎖部(4) の両端からチューブの長手方向中
央に向かって斜め外方に伸びる切込み(5) をチューブの
前後壁(1c,1d)に設ける。切込み(5) は閉鎖端縁(1
a)からひだの深さ(G) に相当する距離だけ中央よりの
部位に達している。これら切込みの間に形成される一対
のフラップ(6) の先端に、これらフラップを繋ぐ接続手
段(7) を設ける。又、開放端(1b)には、少なくとも前
記チューブの一方の壁からその長手方向に突出する接続
片(10)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスーツケースの外装
カバーに関し、より詳しくはスーツケース等を例えば自
宅から空港に送る際、被覆する外装カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】このような目的に用いるスーツケースの
外装カバーとしては実用新案登録第2518146号公
報に開示されている。上記公報には、袋体の上面及び側
面のそれぞれ中央にスーツケースの取っ手をカバーの外
に露出させる窓孔が設けられた外装カバーが記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな外装カバーはスーツケースの厚さに相当する部分で
ある周縁壁の上面及び/又は側面に取っ手を設けた従来
のスーツケースには適するものの、近年普及しつつある
「ピギー」タイプと呼ばれる、スーツケース後面長手方
向に沿って上方に突出する伸縮自在の引き手を有するス
ーツケースの場合、前記引き手に対応する部分に開口部
が存在しないので、一旦、該カバーで被覆すると引き手
を引き出すことができなくなり、荷捌きなどの際、不便
を来すという問題があった。本発明はかかる事情に鑑み
なされたもので、その課題は従来のタイプと「ピギー」
タイプのいずれでも取っ手又は引き手を露出することの
できるスーツケースの外装カバーを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のスーツケースの外装カバーは、柔軟な薄葉
素材からなるひだ付チューブの一端を閉鎖端とし、他端
を、少なくとも前記チューブの一方の壁からその長手方
向に突出する接続片を有する開放端としたスーツケース
の外装カバーにおいて、前記閉鎖端のチューブ幅方向中
央にスーツケースの取っ手を取り出すことができる幅以
上の幅の非閉鎖部を設け、該非閉鎖部の両端からチュー
ブの前後壁の少なくとも一方の壁に前記チューブの長手
方向中央に向かって、該長手方向と平行又は斜め外方に
伸び、かつ、前記閉鎖端縁の閉鎖部内縁から概ねひだの
深さに相当する距離だけチューブ長手方向に沿って中央
寄りの位置に達する切込みを設け、これら切込みによっ
てチューブ幅方向中央部に形成されたフラップの先端
を、他の壁上に接続する手段を設けたことを特徴とす
る。
【0005】なお、非閉鎖部の寸法は、スーツケースの
長手方向を垂直に立てたとき、上面になる面の中央に取
付けられている取っ手が露出できるよう、概ね該取っ手
の幅とし、チューブのひだの深さは、スーツケースの厚
みのほぼ1/2とし、両切込みのチューブ長手方向中央
よりで外に拡がっている部分の間隔は、概ね引き手の幅
とするのが好ましい。
【0006】更に、前記ひだ付チューブの折り線に沿っ
て、該チューブの長手方向中央近傍の適当な位置にスー
ツケースの取っ手を露出させる窓孔又は切込みを設けて
もよい。又、本発明の外装カバーの前記開放端に突出す
るように設ける接続片は、前記ひだ付チューブの開放端
の前後壁に設けた結束用紐状帯としても、又、該紐状帯
の少なくとも一方に両紐状帯端部を接続する接続手段を
設けたものとしてもよく、あるいは開放端の前後壁のい
ずれか一方に、少なくとも前記ひだ付チューブのひだ幅
より長い接続片を設け、該接続片の先端あるいは、スー
ツケースを被覆したとき、前記接続片の先端と、該先端
を接続するひだ付チューブの反対側の壁の適当な部位の
いずれか一方あるいは両方に適当な接続手段を設けたも
のとしてよい。
【0007】更に、本発明の外装カバーはその閉鎖端の
左右ひだ部において、チューブの長手方向端縁とひだ折
込線の交点から45°の角度でチューブの長手方向の中
央寄りの側端縁に向かう斜線で、チューブ前壁とそれに
連なるひだ前壁、チューブ後壁とそれに連なるひだ後壁
を、それぞれ、都合4ヶ所連結すると、該外装カバー
は、スーツケースを被覆する際、拡げやすくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の一形態について詳細に説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。図1は本発明のスーツケー
スの外装カバーの実施の一形態の平面図、図2は図1の
外装カバーで「ピギー」タイプのスーツケースを被覆し
た状態を示す斜視図、図3は図2のA−A’線に沿う横
断面図である。図中の符号1はチューブ、1aは閉鎖
端、1bは開放端、1cは前壁、1dは後壁、2はひ
だ、2aはひだの折込み線、2bはひだ前部、2cはひ
だ後部、3はヒートシール部、4は非閉鎖部、5は切込
み、6はフラップ、7は接続手段、8は斜めのヒートシ
ール部、9は切込み、10は接続片、11は引き手、1
2,13は取っ手、14はキャスター、15はスーツケ
ース本体である。
【0009】本発明のスーツケースの外装カバー(以
下、「カバー」という)はひだ2を有するポリエチレン
・チューブ1からなり、その一端1aは閉鎖端で、非閉
鎖部4を除き、両側端においてヒートシール部3で閉鎖
されている。該端部において、前記非閉鎖部4の両側端
からチューブの長手方向中央に向かって斜め外方に伸び
る切込み5がチューブ1の前後壁1c,1dに設けられ
る。切込み5はヒートシール部3の内縁から、ひだの深
さGに相当する距離だけ中央寄りの位置に達し、更に該
部位をわずか超えて伸びている。又、両切込み5の間
隔、すなわちフラップ6の幅は端縁1aにおいては、ほ
ぼ従来のスーツケースに用いられる取っ手の幅とし、そ
のチューブ長手方向中央寄りの端部ではほぼ「ピギー」
タイプのスーツケースの引き手の幅である。
【0010】前記フラップ6の先端、つまりチューブの
端縁1a側端縁には、例えば剥離紙で被われた粘着剤塗
布層のような接続手段7が設けられている。又、チュー
ブ1の端縁1aのひだ部2において、端部1aがチュー
ブ1の長手方向中央寄りに向かって45°に広がる斜め
のヒートシール部8が設けられる。ヒートシール部8は
チューブ1の前壁1cとそれに連なるひだ前部2b並び
に後壁1dとそれに連なるひだ後部2cをそれぞれ熱接
着している。チューブ1の他の端部1bは開放端で、後
壁1dの一部が、そのチューブ幅方向中央部で前壁1c
よりも長く伸び、接続片10を形成している。接続片1
0の長さは少なくとも、ひだの幅、つまりひだ深さの2
倍、2Gを超える長さである。
【0011】接続片10の先端と該接続片を前壁1c上
に折返したとき、前記接続片の先端が当接される前壁1
c上の適当な部位に面ファスナーよりなる接続手段の一
方の部材とそれに対応する側の部材7がそれぞれ取付け
られている。なお、接続片10はチューブ1の前、後壁
1c,1dの両方に設けると、その長さは短く(ひだ深
さGを超える長さと)することができ、これらは互いに
結束しても、又前記したような接続手段で接続してもよ
い。チューブの一方のひだ部のひだ折込み線2a上の、
チューブ1の長手方向中央近傍の適当な位置、より詳し
くは該カバーでスーツケースを被覆したとき、該スーツ
ケースの厚さに相当する部分である周縁壁の側面の中央
部位に取付けられている窓孔又は切れ目9が設けられて
いる。
【0012】図2及び図3に示すように、本発明のスー
ツケースの外装カバーはその閉鎖端1aが上になるよ
う、「ピギー」タイプのスーツケースに被せ、フラップ
6を、スーツケース上面に取付けられている引き手11
及び取っ手12の下をくぐらせ、これらフラップの先端
を接続手段7で接続すると、該ケースの上面に引き手1
1、取っ手12の両方(通常、「ピギー」タイプのスー
ツケースの上面には引き手11と取っ手12も取付けら
れている)をカバーから露出させることもできるし、必
要あれば、取っ手13を切込み9から露出させることもで
きる。更に開放端1bにおいて、後壁1dに設けられて
いる接続片10をスーツケース15の下面に沿わせて、
前壁1c側に引出し、該接続片10の先端を、前壁1c
上に折曲げて当接し、これら接続手段7で接続すると、
スーツケースのキャスター14は該カバーより露出して
床面を走行できる状態になる。
【0013】なお、前記切込み9を設けたのと反対側の
ひだ部2内の適当な個所に切込み又は窓孔を4ヶ所設け
て、それと対応するスーツケースの部位に取付けられた
キャスターを露出させることもできる。又、前記切込み
5はチューブ1の閉鎖端1aの一方の壁、例えば後壁1
dにだけ設けてもよい。つまり、フラップ6は後壁にだ
け設けられる。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
従来のタイプと「ピギー」タイプのいずれでも取っ手又
は引き手を露出することのできるスーツケースの外装カ
バーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスーツケースの外装カバーの実施の第
1の形態の平面図である。
【図2】図1の外装カバーで「ピギー」タイプのスーツ
ケースを被覆した状態を示す斜視図である。
【図3】図2の線A−A’に沿う横断面図である。
【符号の説明】
1:ひだ付チューブ、1a:閉鎖端、1b:開放端、1
c:前壁、1d:後壁、2:ひだ、2a:ひだの折込み
線、2b:ひだ前部、2c:ひだ後部、3:ヒートシー
ル部、4:非閉鎖部、5:切込み、6:フラップ、7:
接続手段、8:斜めのヒートシール部、9:切込み、1
0:接続片、11:引き手、12:取っ手、13:取っ
手、14:キャスター、15:スーツケース本体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟な薄葉素材からなるひだ付チューブ
    の一端を閉鎖端とし、他端を少なくとも前記チューブの
    一方の壁からその長手方向に突出する接続片を有する開
    放端としたスーツケースの外装カバーにおいて、前記閉
    鎖端のチューブ幅方向中央にスーツケースの取っ手を取
    り出すことができる幅の非閉鎖部を設け、該非閉鎖部の
    両端からチューブの前後壁のうちの少なくとも一方の壁
    に前記チューブの長手方向中央に向かって、該長手方向
    と平行又は斜め外方に伸び、かつ、前記閉鎖端の閉鎖部
    内縁から概ねひだの深さに相当する距離だけチューブ長
    手方向に沿って中央寄りの位置に達する切込みを設け、
    これら切込みによってチューブ幅方向中央部に形成され
    たフラップの先端を、他の壁上に接続する手段を設けた
    ことを特徴とするスーツケースの外装カバー。
JP35414099A 1999-12-14 1999-12-14 スーツケースの外装カバー Pending JP2001161423A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200485401Y1 (ko) * 2016-08-02 2018-01-04 유 크리스 백팩 기능을 갖는 여행용 가방 커버
US10159322B2 (en) 2016-02-03 2018-12-25 Olympia International, Inc. Luggage cover with carrying element

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10159322B2 (en) 2016-02-03 2018-12-25 Olympia International, Inc. Luggage cover with carrying element
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