JP2001161260A - ソーセージまたはその種の他のもののような鎖状の食料製品の製造のための方法と装置 - Google Patents

ソーセージまたはその種の他のもののような鎖状の食料製品の製造のための方法と装置

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JP2001161260A
JP2001161260A JP2000330456A JP2000330456A JP2001161260A JP 2001161260 A JP2001161260 A JP 2001161260A JP 2000330456 A JP2000330456 A JP 2000330456A JP 2000330456 A JP2000330456 A JP 2000330456A JP 2001161260 A JP2001161260 A JP 2001161260A
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skin
injection tube
pressing element
sausage
tube
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English (en)
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Harry Krompholz
ハリー・クロムプホルツ
Dieter Mayer
ディーター・マイヤー
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Vemag Maschinen und Anlagenbau GmbH
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    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C11/00Sausage making ; Apparatus for handling or conveying sausage products during manufacture
    • A22C11/10Apparatus for twisting or linking sausages
    • A22C11/107A string passing between two rotary members comprising dividing elements cooperating with each other

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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性のある生産が可能になり、取り扱いが
簡単で、特に、ソーセージの鞘が容易に貫通して装着さ
れることが可能になり、その一方、容易に清潔にされ
る、連鎖状の食料品の製造方法と製造装置装置を提供す
ること。 【解決手段】 注入管8はその1部がソーセージの皮ま
たは鞘10に取り囲まれている。注入管8上の皮10の
縮められた部分に近接して配置されているのは、押圧要
素12であり、シリンダ形状の注入管8の外周面に向っ
て皮10を押圧するためのものであり、動作中に注入管
8によって皮10に回転モーメントが伝達することを確
実にする。注入管8は、端部領域の壁に複数の開口14
を有していて、この開口14を通って、圧力を受けたソ
ーセージ肉が径方向の流れの成分を有して流れて、皮1
0に素早く流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野および従来の技術】本発明は、
ソーセージまたはその種の他のもののような、鎖状、つ
まり連鎖状の食料品の製造方法に関する。この製造方法
において、ソーセージ肉のような練り物状の詰め物材料
が、長さの軸回りに回転可能な注入管を通って、注入ポ
ンプによって運搬され、上記注入管を部分的に取巻く管
状の鞘や皮の中に導かれる。この詰められた皮は、向い
合う一対の関係で配置されて、詰められた皮と共に同期
して移動可能な複数の分離要素を有する分割装置に送ら
れる。そして上記詰められた皮は、向い合う一対の関係
で配置された2つの分離要素に噛み合わされて、締め付
け力がかけられる。そこで、注入管の回転によって注入
管から皮に回転モーメントが作用されて、詰められた皮
が、少なくとも注入管の開口と上記分割装置との間の1
部分が回転させられ、かつ、上記分離要素による締め付
け力の働きによって局部的に回転が妨げられる。その結
果、詰められた皮に、捩じれ部分が作られ、かつ、捩じ
れ部分から離れた位置に、さらに捩じれ部分が作られ
て、分割されたソーセージやその種のものが製造され
る。
【0002】本発明は、さらに、ソーセージまたはその
種の他のもののような、鎖状、つまり連鎖状の食料品を
製造するための装置に関し、この装置は、ソーセージ肉
のような練り物状の詰め物材料を運搬するための注入ポ
ンプと、上記注入ポンプに連通し、長軸回りに回転可能
であり、注入管を部分的に取巻く管状の鞘や皮の中に詰
め物材料を吐き出すための開口を末端領域に有し、その
開口と分割装置との間の少なくとも1部において、詰め
られた皮が回転するように、その回転によって皮に回転
モーメントが作用するように皮に噛み合った注入管と、
互いに向き合う一対の関係で配置されて、定められた捩
じれ部分が作られるように、詰められた皮に締め付け力
を作用させる、複数の同期して動作可能な分離要素を有
する分割装置からなる。
【0003】例えばドイツ特許明細書DE230229
7によって公知であるような、その種の製造方法と装置
は、本来ソーセージの製造に用いられるが、複数の部分
に分割される他の食料製品にも用いられる。上記DE2
302297によれば、縦長の部分に分割されたソーセ
ージを製造するために、ソーセージ肉が注入ポンプによ
って運搬され、回転可能な注入管を通ってソーセージ皮
に導かれる。注入作業中に延びる上記皮は、分割装置に
よる引張力を同時に受けて、注入管から退出させられ
る。上記分割装置の分離要素は、詰められた皮に噛み合
って、詰められた皮が回転しないようにする一方、それ
と同時に上記詰められた皮は注入管によって作用された
回転モーメントによって連続的に回転させられて、上記
詰められた皮に噛み合う分離要素の位置に捩じれ部分が
生じる。その後、詰められた皮がさらに運搬動作した
後、分割装置の分離要素によって、さらに間隔を置いて
捩じれ部分が生じて、それによって、長さ方向に分割さ
れたソーセージを製造している。それから、互いに繋が
った上記ソーセージは、吊り下げ装置に積み換えられ
て、例えば燻製工程にかけられる。
【0004】詰められたソーセージの皮の回転を生じさ
せるための回転モーメントを働かせるために、公知の装
置は、注入管の外面に向って、詰められていない皮が押
し付けられるようにするブレーキローラを備えた、いわ
ゆるブレーキ装置を有する。上記ブレーキ装置は、注入
管を環状の配列で囲っている。上記ブレーキ装置の押圧
力は、上記皮が破れないようにする一方、いくらかの強
さの抵抗力がそこに生じるように、特別に選択されなけ
ればならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この装置は、ブレーキ
ローラの押圧力を調整して適切な回転モーメントを適用
するのは難しいという欠点を有する。ブレーキローラに
よって、過剰な回転モーメントや過剰な押圧力がかけら
れると、上記皮が破れることがありうる。
【0006】公知の装置のさらなる欠点は、ブレーキロ
ーラを有するブレーキ装置は、実に複雑で高価な構造で
あることである。加えて、ソーセージ肉を詰めるという
実際の作業に備えるために、詰められていない皮の表面
を引き寄せるという作業は、非常に複雑かつ困難であ
る。縮められた状態の皮は、環状の外形をして閉じてい
るブレーキの配置を貫いて通ることができないので、ブ
レーキ装置の全てが、軸方向に完全に押しやられて注入
管から外されなければならないか、あるいは、旋回させ
られて外されなければならないが、構造の点から見る
と、どのような操作方法も同様に複雑である。この点に
関する著しい問題は、注入管の端部は、分割装置に比較
的近接して配置されていて、このため、ブレーキ装置を
旋回させて外し、また、手仕事でソーセージの皮に通し
て注入管にまで引っ張るために利用できる空間が殆ど無
いことである。全ての分割装置が、取り外されなければ
ならない可能性がある。しかも、皮配置装置と呼ばれる
装置に関しては、注入管とブレーキ装置と分割装置とか
らなる各々の構成部分を、たやすく動かし易くて洗浄し
易いような方法に配置することは、実に難しく、面倒な
ことである。
【0007】ソーセージの製造における特別な目標は、
特に、用いられる皮が直径の変動を伴う場合であって
も、夫々のソーセージが、できるだけ同じ長さと体積で
あることである。その種の直径や内径の変動は、天然の
ソーセージ皮の場合に特にしばしば起こる。注入機械と
分割装置によって、各々のソーセージに詰め物材料を略
同じ体積に導く試みがなされた。この場合、一群の内径
の大きさの範囲内で、内径が時々大きかったり、時々小
さかったりして異なると、内径の変動によって異なる長
さのソーセージが生じる場合があり、その結果、短いソ
ーセージや長いソーセージになる。製造者や消費者は、
それを見るのは好まない。
【0008】本発明の目的は、ソーセージや他の連鎖状
の食料製品を製造するための製造方法と製造装置を提供
することにあり、これによって、分割の方法で信頼性の
ある生産が可能になり、取り扱いが簡単で、特に、ソー
セージの鞘が容易に貫通して装着されることが可能にな
り、その一方、この装置は容易に清潔にされる。この発
明はさらに、皮の内径の大きさの変動が生じた場合で
も、等しい長さのソーセージを製造できることを非常に
十分に保証すると同時に、天然の皮や人工の皮などの異
なるソーセージ皮が使用できることを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の点に従い、本明細
書の冒頭部分で示したような製造方法において、本発明
は、この目的を以下のようにして達成する。詰め物材料
が、少なくとも1部分が注入管の端部領域の周面の壁に
設けられた開口を通って、皮の中に放射状に流れ込ん
で、皮の直径が、注入管の端の領域で少なくとも1部分
の放射状の流れによって、増加する。
【0010】さらに、本明細書の冒頭部分で示したよう
な装置において、この目的が以下のようにして達成され
る。注入管は、端部領域の周面の壁に、少なくとも1つ
の開口を有し、この開口から詰め物材料が皮の中に迅速
に流れて、注入管の端部領域における皮の直径を増加さ
せる。
【0011】本発明の利点は、本質的に、噴出する際の
詰め物材料によって、注入管からの詰め物材料の少なく
とも1部分の放射状の放出流れが、皮に働くべき強めら
れた回転モーメントを生じて、その結果、上記皮が回転
させられることである。端部領域に開口を有する注入管
の形態によって、特に上記開口に隣接する注入管の壁部
分によって、上記開口を通って注入管から流出する詰め
物材料に回転モーメントが付加的にかけられて、これに
より、従来の注入管によるよりも勢い良く上記詰め物材
料が回転させられる。注入管の開口の本発明に従う構造
によって、この構造は翼状の形でもよく、噴射する詰め
物材料が付加的に回転させられて、その結果、回転モー
メントが詰め物材料によって、拡大された直径を有して
詰められた天然皮の内側に伝達される。これによって、
詰められて拡大した(天然の)皮は、皮の周囲に延びる
分離要素を有して下流側に設けられた分割装置によって
押し付けられた位置で、捩じられる。好ましくは天然の
皮である皮に詰め物をする間、上記皮は、呼び寸法に略
達するまでに、大きさが増加する。それと同時に、天然
皮は注入管から引張られて外される。このことは、1方
では、注入管から軸方向および径方向に噴出する詰め物
材料によって、他方では、詰められた皮と協働する分割
装置によって、成し遂げられる。上記分割装置によって
引張る力を作用するにもかかわらず、皮は寸法の縮小が
生じなくて、上述したように、増大する。しかも、開口
が設けられた注入管の端部領域のおかげで、従来のシリ
ンダ状の出口の開口を有する注入管と比較すると、より
大きい出口断面を有する余裕ができて、その結果、圧力
に関する状況に対応して、より大きい量の流れが放出で
きて、注入の工程の速度が速くできる。本発明による製
造方法において、上記開口の寸法は、詰め物材料の流量
と、天然皮つまり製造すべきソーセージの呼び直径とに
適合されていて、これによって、詰められた皮の運搬の
動作の速度が一定である。直径の寸法のグループが低い
直径の範囲にある天然皮を用いたソーセージは、直径の
寸法のグループが高い直径の範囲にあるものよりも、い
くらか多く詰め込まれることが提供できる。詰め物材料
の、とりわけ径方向への放出のおかげで、ソーセージ肉
によって皮に回転モーメントがかけられるということ
は、強調されるべきである。さらに、本発明による製造
方法は、直径の寸法に変動が生じたとしても、等しい長
さのソーセージが製造されることを実質的に確実にす
る。注入機械と、その下流に配置され、間隔をなす複数
の分離要素を有する分割装置は、実質的に同じ体積が、
常にソーセージ皮の分割可能な部分に導かれることを確
実にして、これによって、ソーセージを形成する。内径
寸法の変動、すなわち直径の変動の発生のもとで、ソー
セージは幾分多く、あるいは幾分少なく詰められるのみ
である一方、その長さは実質的に一定のままである。本
発明によれば、天然皮と呼ばれるような薄膜が環状に巻
きつけられたような皮や、あるいは部分的に重なった天
然皮などの、さまざまな種類の皮を扱うことができる。
【0012】製造方法の好ましい実施形態は、以下のこ
とを提供する。すなわち、詰め物材料は、注入管の表面
の領域に互いに等間隔に形成された複数の開口から素早
く皮の中に流れて、これによって、均一の詰め物と、先
ず注入管の開口から素早く噴出する詰め物材料への、そ
れから、上記詰め物材料を介して皮への回転モーメント
の均一な適用を提供し、そして、複数の開口のおかげで
出口の断面が増加される。
【0013】また、好ましい実施形態は、詰められてい
ない皮は、注入管の外側周面に向って押圧要素によって
押圧されて、これによって、皮の回転が生じるように、
回転モーメントがはたらく。この方法は、付加的に皮に
回転モーメントを働かせると同時に、注入管において、
詰め物材料の流れの方向に対して反対の関係である、詰
め物材料の戻り流れを防止する。上記押圧要素によっ
て、ソーセージが良好な円形に詰められることを確実に
できる。
【0014】本発明による製造方法を発展させて、以下
のことが有利に提供される。すなわち、分割装置の分離
要素により、また、注入管から皮の中に流れ込む詰め物
材料により、ソーセージの皮に引張力がかけられる。し
たがって、1部が注入管から軸方向にも流れて、この場
合に、上記皮に軸方向に押し出す力をかける詰め物材料
によって、詰められた皮の運搬が実行される一方、それ
に加えて分割装置の分離要素によってかけられる引張力
にもよって、その結果、全体として均一の連続した輸送
の効果を提供している。
【0015】好ましくは、分割装置の分離要素は、表面
に延びる動きの経路に沿って導かれて、上記分離要素の
速度は、一定の限度の範囲内で、詰め物材料の体積流れ
や質量流れの速度の調節や適合によって、ソーセージが
詰め込まれる度合いが影響されるように調節ができる。
【0016】1つの発展形によれば、以下のことが提供
される。すなわち、注入管の回転速度は無段階に調節可
能であり、また、単位時間あたりに注入ポンプによって
注入管を通って運搬される詰め物材料の量が調節可能で
あり、したがって、個別の調節を実行することができ
る。
【0017】本発明による製造装置の発展形によれば、
以下のことが提供される。すなわち、注入管の端部領域
に複数の凹部や切欠きがあり、これらは注入管の周面を
取巻いて均等に配置され、かつ、軸方向に延びている。
あるいは、凹部や切欠きの換わりに、注入管は、注入管
の端から間隔をおいて配置された穿孔や溝穴などの他の
ものを有していてもよい。凹部、あるいは穿孔や溝穴の
均一の間隔によって、ソーセージの皮の直径の均一な増
加が提供できる。
【0018】好ましくは、注入管は、以下のように設計
される。すなわち、上記凹部は注入管の端から距離が増
加する範囲で幅が狭まる口と、この口に隣接する実質的
に円形あるいは楕円形の部分を有する。このようにし
て、比較的大きな流れ断面を達成することができる。
【0019】本明細書の冒頭部分で示したような製造装
置は、詰められていない皮を注入管の外側周面に向って
押圧するための押圧要素を、上記注入管を取巻くように
して有しているが、上記押圧要素が、注入管を収容する
ための中央の開口から径方向外側に向って延びる少なく
とも1つの溝穴を有することによって、本発明の目的が
さらに達成される。
【0020】押圧要素が挿入溝穴を有することの利点
は、特に、押圧要素が、もはや軸方向の動きのみによっ
て注入管上で押し進められたり取り除かれたりしなくて
よく、本発明によれば、径方向に、注入管に装着された
り取り除かれたりできる。したがって、この場合、上記
注入管が、上記溝穴を通過して中央の開口に配置された
り外されたりする。上記押圧要素が嵌め込まれると、押
圧要素は注入管を越えて、パチンと鳴る。これはまた、
以下のことを意味する。すなわち、縮められた状態にあ
って先導するソーセージ皮の端が、もはや、複雑で費用
のかかる操作である押圧要素を貫き通される必要がな
く、その代わりに、皮が縮められた状態で装着された
後、捩じり要素が皮を越えて簡単に径方向に押し込まれ
るのみである。本発明によれば、これによって、従来に
おけるようなブレーキ装置を外すことや、ブレーキ装置
を旋回させて取り外す必要を削除できる。
【0021】特に、運転位置と休止位置との間で、押圧
要素を選択的に上昇させたり下降させたりできるリフト
装置を備えた本発明による製造装置では、押圧要素の上
昇あるいは下降動作の間に、注入管が押圧要素の溝穴を
通って移動して、上記分割された、あるいは溝穴が設け
られた押圧要素の利点が特に適切となる。したがって、
押圧要素がリフト装置によって自動的に、かつて必要で
あった注入管上での軸方向の移動をすること無く、運転
位置と休止位置とのそれぞれに移動できる。
【0022】本発明による押圧要素を発展させて、以下
のことが提供される。押圧要素は弾性材料からなり、実
質的に環状で注入管に向って皮を押圧する唇部分と、幅
が注入管の外径よりも小さい溝を含む溝部分とを有す
る。
【0023】好ましくは、上記押圧要素は、保持案内装
置に、取り外し可能に固定されていて、しっかりと位置
決めされて案内される。この点に関して、上記保持案内
装置が、そこに配置されて押圧要素を支えるフレームと
保持要素を有し、上記保持要素は上記フレームに遊びを
有して配置されていれば、特に好ましい。遊びや許し代
によって動き得る配置のおかげで、動作中の押圧要素そ
れ自身が、注入管に対して、いわゆる自動的に位置決め
する。そのため、押圧要素を調節したり直したりすると
いう費用のかかる操作をする必要が、もはや全く無い。
上記保持要素は注入管の長さの軸に対して垂直に配置さ
れた平面で動くことが望ましく、上記平面は、同時に、
注入管に対して定められた軸上の位置に配置されること
が望ましい。上記保持要素は、上記保持案内装置に簡単
に装着されて、好ましくは押されて簡単に装着される。
このため、上記保持要素は、実質的に矩形の輪郭を有
し、内側から外側に向って延びて、上記押圧要素を差し
込むための挿入溝を有する。
【0024】特に、保持案内装置のフレームが注入管の
長さの軸方向に移動可能で、かつ、複数の位置に固定さ
れることができれば、簡単に軸方向に位置決めできるこ
とが提供される。移動可能なこと、および、固定可能な
ことは、以下のようにすれば、構造の観点から特に簡単
なやり方で実現できる。すなわち、フレームが軸方向に
滑動可能に搭載されて、かつ、回転可能にねじ切りされ
たスピンドルと噛み合う雌ねじを有し、上記ねじ切りさ
れたスピンドルの回転によって移動可能である。上記ね
じ切りされたスピンドルのピッチは、一種の自動締り動
作を与える。上記保持案内装置は、好ましくは、上昇お
よび下降可能なリフトテーブル上に配置されている。
【0025】本明細書の冒頭において示したような製造
装置において、本発明の目的が、運転位置と休止位置と
の間で分割装置を選択的に上昇および下降するためのリ
フト装置によって、さらに達成される。上記分割装置が
上昇および下降できることによって、製造装置の取り扱
いが、かなり簡単にできる。分割装置が注入管の長さ軸
に対して低い位置である休止位置において、ソーセージ
皮が、特に簡単なやり方で注入管の方に押し進められる
ことができて、この点に関して分割装置は何の問題も起
こさない。好ましい実施形態において、押圧要素もまた
上昇および下降されて、この押圧要素に関して同様のこ
とがあてはまる。さらに、これによって、注入管の清掃
が簡単な手順で行われることが提供できる。ソーセージ
皮が注入管のほうに貫通された後、分割装置が運転位置
に移動されて、注入管の長さの軸に関して一直線になら
ぶ。好ましくは、上記注入管の長さの軸は、分割装置の
分離要素を運搬し、表面が延長する2つの帯状要素の間
の領域に位置していて、詰め込み動作の後に、詰められ
た皮が実質的に直線の動作通路を通りすぎて、このた
め、非常に短い移動距離で分割装置に送り込まれるよう
になっている。
【0026】本発明による製造装置の特に好ましい実施
形態は、分割装置と押圧要素は、1つの共通のリフト装
置によって、一緒に上昇および下降できるように準備さ
れている。これは、構造的な複雑さや費用を、かなり減
少させる。好ましくは保持案内装置に固定された押圧要
素は、休止位置と運転位置とのそれぞれに、完全に分割
装置と一緒に移動可能である。リフト装置は、分割装
置、および、可能であるならば押圧要素が、実質的に水
平面、または、傾斜を有して配置された平面で移動可能
なように準備されていてもよい。この場合、押圧要素の
溝穴は、平面の傾斜に対応するように延びる。好ましく
は、リフト装置は、直線の移動経路を伴う。
【0027】本発明による製造装置を発展させて、以下
のことが提供される。分割装置は向い合うように配置さ
れた2つの循環するコンベヤ要素を有し、コンベヤ要素
は、詰められた皮の移動通路に近接して配置され、分離
要素が上記コンベヤ要素に固定されている。好ましくは
2つの向い合うように配置された分離要素が、互いに角
が置き換えられた位置関係に準備されていて、上記分離
要素が噛み合う途中に、分離要素が噛み合う領域で詰め
られた皮が回転することが防止され、所望の場所に捩じ
れ部分が生じるように、詰められた皮が押し付けられる
ようになっている。
【0028】
【発明の実施の形態】添付する図面を参照して、実施形
態を用いて以下に本発明が解説される。
【0029】図1に側面図が示された製造装置は、長さ
方向に分割されたソーセージの製造のために役立ち、実
質的に従来の注入機械2と、これに連結された分割装置
4とからなる。上記注入機械2は、ソーセージ肉の供給
のためのホッパー6と、このホッパー6に連結された注
入ポンプと、そこを通ってソーセージ肉が運搬されて、
駆動可能であって、長さの軸7回りに連続的、または断
続的に回転可能な注入管8とを有する。注入機械2と、
分割装置4と、分割装置4の下流に配置された(図示し
ない)吊下げ装置とを制御するために、このシステムは
制御および調節装置に接続された操作パネル9を有す
る。単位時間あたりに注入ポンプによって注入管8を通
って運搬されるソーセージ肉の量と同じように、注入管
の回転速度は無段階に調節可能である。
【0030】図3および4から分かるように、注入管8
はその1部がソーセージの皮または鞘10に取り囲まれ
ていて、ソーセージの皮または鞘10は、縮められた、
つまり、アコーディオン状の状態であり、天然の皮を含
んでも人工の皮を含んでもよい。注入管8上の皮10の
縮められた部分に近接して配置されているのは、押圧要
素12であり、これは、図3に概略が示され、図6乃至
8に詳細に示されていて、シリンダ形状の注入管8の外
周面に向って皮10を押圧するためのものであり、動作
中に注入管8によって皮10に回転モーメントが伝達す
ることを確実にする。
【0031】注入管8は、端部領域の壁に複数の開口1
4を有していて、この開口14を通って、圧力を受けた
ソーセージ肉が径方向の流れの成分を有して流れて、皮
10に素早く流れる。その結果、図3に見られるよう
に、領域16、つまり、押圧要素12と注入管8の遠い
側の端との間において、流れて入るソーセージ肉によっ
て皮10の直径が増加されている。この組み合わせで
は、注入管8の周面に均等に配置された複数の開口14
を有し、開口14は、実質的に一定の幅を有する溝状の
凹部、つまり、切欠きの形をしている。これは、溝穴
や、貫通穴や、ソーセージ肉を素早く流れ出させるよう
な他の形状のものを設けてもよい。
【0032】図9は、注入管の代替の実施形態を示して
いる。この構成では、周面を取巻いて分配された4つの
開口14を有し、開口14は、注入管8の端18からの
距離の増加に伴って狭まる口部分20と、口部分20に
近接して実質的に円形の部分22とを夫々有する凹部つ
まり切欠きの形状をしている。実質的に円形の部分22
は、楕円でもこの種の他のものでのよい。上記口部分2
0と部分22との間には、円形の部分22に向うにつれ
て断面積が増加する、断面積の変化領域24がある。端
18の反対側の端の領域には、接続フランジ26がシリ
ンダ状の管の部分に溶接されていて、これによって、注
入管8は注入機械2(図1参照)の(図示しない)回転
駆動装置に取り外し可能に固定されている。
【0033】分割装置4は、押圧要素12と同じよう
に、図4に概略が示されるようにリフト装置28によっ
て上方および下方に移動可能であり、図示された運転位
置から、分割装置4および押圧要素12が注入管8の長
さの軸7から鉛直方向に著しく距離をおくように配置さ
れて、注入管8が自由に接触可能になる休止位置まで、
移動可能である。上記リフト装置28は、リフトテーブ
ル30または図7に見られるフレーム60を有し、これ
は、直線動作をして往復運動が可能な1つ以上の棒32
に連結されている。上記棒32は、例えば空気圧または
液圧によって移動可能であり、シリンダの中で動作可能
なピストンに連結されていて、この場合、シリンダ室が
気体または液体の流体によって満たされている。あるい
は、上記棒32は、ねじ切りされたスピンドルの形をし
ていて、ねじ切りされたスリーブに噛み合っていて、電
動モータ手段によって駆動されてもよく、これによっ
て、直進運動して上方および下方に移動可能になる。図
1の矢印34で示すように、完全な分割装置4と押圧要
素12は、鉛直方向に移動可能である。また、上記分割
装置4は、運転位置から休止位置まで、水平、あるい
は、傾斜して配置されたリフト装置によって、水平方向
に、あるいは、傾斜して配置された面に沿って移動する
ようになっていてもよい。
【0034】図3から分かるように、分割装置4は、対
向して配置されて循環する2つのコンベヤ要素を有し、
詰められたソーセージ皮10の移動経路に近接して配置
されていて、各々が2つの歯車38,40に巻きかけら
れた無端のチェイン36の形をしている。上記歯車40
が電気駆動モータに連結されているか、あるいは、各々
が、チェイン36を同期して動かすための個々の電気駆
動モータに連結されている。チェイン36上に互いに等
しい間隔で固定されているのは分離要素42であり、分
離要素42は、各々互いに対向する一対の関係で配置さ
れていて、詰められた皮10に締め付け力を働かせる。
好ましくは、上記分離要素42は互いに傾斜して配置さ
れていて、詰められた皮を受け取って締め付けるための
V字型の凹部を有する。これらは、互いに角が置きかえ
られた関係で配置されている。上記分離要素42は詰め
られた皮10に締め付け力を働かせるので、詰められた
皮10は局所的に回転が阻止されて、捩じれ部分44が
形成される。上記歯車40の回転速度は調節可能になっ
ていて、そのため、分離要素42の速度が調節可能でソ
ーセージの皮10の速度に適合できるようになってい
る。
【0035】図5に示すように、押圧要素12は、中央
のシリンダ状の開口から実質的に径方向外側に伸びる、
注入管8を受け取るための溝穴48を有し、このため、
注入管8が溝穴48を通って開口50に導かれるように
なっている。
【0036】図4および5は簡単な押圧要素12を示す
一方、図6および8は、保持案内装置52の中に保持さ
れて位置決めされた代替の実施形態の押圧要素12を示
している。上記保持案内装置52は、ハウジング60ま
たはリフト装置28のリフトテーブル(図4の参照番号
30を見よ)に搭載された金属フレーム54を含み、こ
の金属フレーム54は、実質的に立方体の輪郭を有し、
下側の領域に2つの互いに対向する溝58を有して、こ
の溝58に、図7および8で分かるように、リフト装置
のハウジング60の部分22が、金属フレーム54を支
持するように配置されている。
【0037】実質的に正方形の保持要素66は、上記金
属フレーム54の上方の領域に配置された矩形の開口6
4に挿入されていて、この挿入された状態で、弾力的な
薄板の金属小片68によって固定されている。上記金属
小片68はノーズ部分を有し、保持要素66の背面でノ
ーズ部分が噛み合っているが、保持要素66を取り去る
ために、金属小片68は簡単に手動で曲げることができ
る。上記金属小片68はフレーム54に、ねじ71によ
って固定されている。2つの実質的にU字型の溝69
が、保持要素66の側面の案内のためにフレーム54に
設けられていて、上記保持要素66が滑り動いて溝69
に挿入できるようになっている。
【0038】弾力的な金属からなる押圧要素12は所定
の位置に押し付けられていて、上記押圧要素12は中央
の円筒形の開口70と、開口70から外側に通じる溝穴
72を有し、これを通って注入管8が開口70に導き入
れられ、また、出される。運転中に、上記押圧要素12
は皮10の外側表面に接触して、皮10が注入管8の外
側表面に向って押しつけられる。このようにして、注入
管から皮10に回転モーメントが伝達される。図示され
た実施形態においては、溝穴72が径方向に延びている
が、溝穴は他の形状や配置であってもよい。
【0039】上記押圧要素12は、締め付けプレート7
6によって保持要素66に取り外し可能に固定されてい
て、上記締め付けプレート76は、保持要素66に係る
2つのローレット付きスクリュー74によって締め付け
られるようになっている。以下のことは、強調されるべ
きことである。すなわち、本発明によれば、上記保持要
素66は遊びや許し代を有してフレーム54に置かれて
いて、そのため、押圧要素12自身が注入管8に対して
自動的に位置決めして、その結果、押圧要素12や保持
要素66に対する複雑で費用がかかる精密な調整や固定
を回避することができる。
【0040】ハウジング60の下方に、フレーム54に
設けられているのはねじ切りされた孔78であり、この
孔78は、ねじ切りされたスピンドル80の雄ねじに噛
み合う。上記ねじ切りされたスピンドル80は、一方の
端部が、ハウジング60にねじ留めされた台81に回動
可能に支持されていて、ねじ切りされたスピンドル80
の他方の端部は、回転力を作動させるノブ82が固定さ
れている。このノブ82によって、ねじ切りされたスピ
ンドル80が、長さの軸7まわりに手動で回転される。
上記スピンドル80が回転させられると、図7において
左側方向または右側方向のスピンドル80の回転方向に
応じて、上記フレーム54が直進動作で、ねじ切りされ
たスピンドル80の長さの軸7の方向、かつ、注入管8
の長さの軸7の方向に移動させられる。その結果、上記
押圧要素12が注入管8上の望ましい位置に正確に移動
されて、ねじ切りされた孔78とねじ切りされたスピン
ドル80との自己固定作用によって、望ましい位置に固
定される。
【0041】本発明による製造装置の動作の態様と製造
方法は、以下に示すようである。
【0042】ソーセージ46の製造が実行される前に、
押圧要素12と共に分割装置4が、先ず下方に移動させ
られて休止位置になって(図1または図4)、このた
め、注入管8が自由に接触可能になる。ここで、縮めら
れた状態のソーセージ皮10が注入管8に押し進めら
れ、1部分が引き抜かれて、注入管8の遠い側の端18
よりも遠い側において、その端部がもはや縮められた状
態でなくなる。上記分割装置4および押圧要素12が、
可能であれば図6乃至8に示された保持案内装置52と
共に、リフト装置28によって、上方で垂直の運転位置
に移動させられる。この位置で、押圧要素12は完全に
注入管8を抱き込んで、皮10を注入管8に向って押圧
する。
【0043】次に、注入機械2のポンプがオンに切り替
えられて、ソーセージ肉が注入管8を通って流れて、開
口14による軸方向および径方向の流れのおかげで、ソ
ーセージ肉が皮10の内側に流れ込んで(図3の参照番
号16)、皮10がソーセージ肉で満たされる。上記注
入ポンプがオンに切り替えられるのと同時に、分割装置
4がオンに切り替えられて、チェイン36と共に分離要
素42が、分割する挙動で、詰められた皮10と同期し
て動かされる。この過程で、分離要素42が、詰められ
た皮10に局部的にかみ合って、そこに締め付け力を働
かせて、その位置の詰められた皮10が回転することが
妨げられる。その結果、詰められた皮10の分離要素4
2と注入管8の端部領域との間の、詰められた皮10の
残りの部分の回転動作によって、詰められた皮10が捩
じられる。それから、詰められた皮10は、別の分離要
素42が再び詰められた皮10に作用して、更に捩じれ
部分を生じさせる位置まで、分割装置によって、図3に
おける左側に向って実質的に直線の移動経路に沿って移
動される。この手順が何度も繰り返されて、その結果、
一連の連結されたソーセージ46が形成されて、このソ
ーセージ46は、手動や、従来の(図示しない)吊り下
げ装置によって吊り下げられ、取り去られる。
【0044】ソーセージ皮10が完全に詰められて、縮
められた皮10が全く無くなり、あるいは、縮められた
皮10の小さな部分22のみになったら、注入ポンプと
分割装置4がオフに切り替えられて、運転位置から休止
位置まで下方に移動させられる。上述の手順は、また、
繰り返され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、長さ方向に分割されたソーセージを
製造するための本発明による製造装置の側面図であり、
【図2】 図2は、図1の製造装置の平面図であり、
【図3】 図3は、図2においてYで定められた部分で
あって、拡大された縮尺で示した本発明による製造装置
の1部分の平面図であり、
【図4】 図4は、図1においてXで定められた部分で
あって、本発明による製造装置の1部分の側面図であ
り、
【図5】 図5は、AA線に沿う押圧要素の側面図であ
り、
【図6】 図6は、溝穴を有する押圧要素のための保持
案内装置を有する本発明による代替の実施形態の側面図
であり、
【図7】 図7は、図6に示された保持案内装置の部分
断面図を示し、
【図8】 図8は、図6に示された保持案内装置の平面
図を示し、
【図9】 図9は、端部領域に凹部を有する本発明によ
る注入管の部分断面図である。
【符号の説明】
2 注入機械 4 分割装置 6 ホッパー 7 長さの軸 8 注入管 9 操作パネル 10 皮 12 押圧要素 14 開口 16 領域 18 端 20 口部分 22 部分 26 接続フランジ 28 リフト装置 30 リフトテーブル 32 棒 34 矢印 36 無端チェイン 38 歯車 40 歯車 42 分離要素 44 捩じれ部分 46 ソーセージ 48 溝穴 50 開口 52 保持案内装置 54 フレーム 58 溝 60 ハウジング 62 溝 64 開口 66 保持要素 68 金属小片 69 溝 70 開口 71 ねじ 72 溝穴 74 ローレット付きスクリュー 76 締め付けプレート 78 ねじ切りされた孔 80 ねじ切られたスピンドル 81 台 82 回転力を作動させるノブ
フロントページの続き (72)発明者 ハリー・クロムプホルツ ドイツ連邦共和国27313デルファーデン /シュテドルフ、グロース・シュトラーセ 130番 (72)発明者 ディーター・マイヤー ドイツ連邦共和国27308キルヒリンテルン、 アイックホープ・ヴェーク6番

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソーセージ(46)またはその種の他の
    もののような鎖状の食料製品の製造方法であって、 例えばソーセージ肉などのような練り物状の詰め物材料
    が、注入ポンプによって、長さの軸(7)回りに回転可
    能な注入管(8)を通って運搬されて、上記注入管を部
    分的に取巻く管状の鞘や皮(10)の中に導かれ、 詰められた皮(10)が、向い合う一対の関係で配置さ
    れて、詰められた皮(10)と共に同期して移動可能な
    複数の分離要素(42)を有する分割装置(4)に送ら
    れ、上記詰められた皮(10)は、向い合う一対の関係
    で配置された2つの分離要素(42)に噛み合わされ
    て、締め付け力がかけられ、 上記注入管(8)の回転によって注入管(8)から皮
    (10)に回転モーメントがかけられて、上記詰められ
    た皮(10)は、少なくとも注入管(8)の開口と上記
    分割装置(4)との間の1部分が回転させられ、かつ、
    上記分離要素(42)による締め付け力が働くことによ
    って局部的に回転が妨げられ、その結果、捩じれ部分
    (44)が作られ、また、 上記捩じれ部分(44)が作られた位置から離れた位置
    で、詰められた皮に、さらに捩じれ部分(44)が作ら
    れて、分割されたソーセージ(46)やその種のものが
    製造される製造方法において、 上記詰め物材料は、少なくとも1部が、注入管(8)の
    端部領域の周面の壁に設けられた開口(14)を通って
    皮(10)の中に径方向に流れて、皮10の直径が、注
    入管(8)の端部領域において、上記皮への少なくとも
    1部の径方向の流れによって増大されることを特徴とす
    る製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1による製造方法において、 上記詰め物材料は、上記注入管(8)の周縁領域に互い
    に等間隔に設けられた複数の開口(14)を通って、皮
    の中に径方向に流れることを特徴とする製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2による製造方法におい
    て、 詰められていない皮(10)は、押圧要素(12)によ
    って注入管(8)の外側表面に向って押圧されて、その
    結果、上記皮(10)の回転を生じさせる回転モーメン
    トがかけられることを特徴とする製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つによる製
    造方法において、 上記皮(10)に、引張力が、上記分割装置(4)の分
    離要素(42)と、上記注入管(8)から皮(10)の
    中に流れる詰め物材料とによってかけられることを特徴
    とする製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つによる製
    造方法において、 上記分割装置(4)の分離要素(42)は、循環する移
    動経路に沿って案内され、上記分離要素(42)の速度
    は調節可能であることを特徴とする製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1つによる製
    造方法において、 上記注入管(8)の回転の速度は無段階で調節可能であ
    り、単位時間当りに注入ポンプによって上記注入管
    (8)を通って運搬される詰め物材料の量は、調節可能
    であることを特徴とする製造方法。
  7. 【請求項7】 ソーセージまたはその種の他のもののよ
    うな鎖状の食料製品の製造のための、特に、請求項1乃
    至6のいずれか1つの製造方法を実行するための装置で
    あって、 ソーセージ肉などの練り物状の詰め物材料を運搬するた
    めの注入ポンプと、 上記注入ポンプに連通し、長さの軸(7)回りに回転可
    能な注入管(8)であって、この注入管(8)の1部分
    を取り囲む鞘または皮(10)の中に詰め物材料を吐き
    出すための出口開口を端部領域に有し、注入管(8)の
    回転によって注入管(8)から皮(10)に回転モーメ
    ントがかかるように上記皮(10)に噛み合っていて、
    詰められた皮(10)が少なくとも注入管の出口開口と
    分割装置との間の部分において回転させられるようにな
    っている注入管(8)と、 互いに向き合う一対の関係で配置され、定められた捩じ
    れ位置が作られるように、詰められた皮(10)に締め
    付け力を作用させる同期して動作可能な複数の分離要素
    (42)を有する分割装置(4)とからなる装置におい
    て、 上記注入管(8)は、端部領域の周面の壁に、詰め物材
    料が皮(10)の中に径方向に流れて、注入管(8)の
    端部領域における皮(10)の直径を増大させる少なく
    とも1つの開口(14)を有することを特徴とする装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7による装置において、 上記注入管(8)の端部領域に、上記注入管(8)の周
    面を取巻いて均等に配置された、軸方向に延びる複数の
    凹部が設けられていることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項8による装置において、 上記凹部は、上記注入管(8)の端(18)からの距離
    が増加するにつれて狭まる口部分(20)と、上記口部
    分に近接した実質的に円形または楕円形の部分(22)
    とを有することを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項7の分類部分に係る装置または
    請求項7乃至9のいずれか1つの装置であって、注入管
    (8)を抱き込んでいて、詰められていない皮(10)
    を注入管(8)の外側周面に向って押し付けるための押
    圧要素(12)を含む装置において、 上記押圧要素(12)は、注入管(8)を受け取るため
    の中央の開口から実質的に径方向外側に延びる少なくと
    も1つの溝を有することを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項10による装置において、 上記押圧要素(12)は、弾力性のある材料からなり、
    注入管(8)に向って皮(10)を押し付ける実質的に
    環状の唇部分と、注入管(8)の外径よりも小さい幅の
    溝を含む溝部とを有することを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11による装置にお
    いて、 上記押圧要素(12)は、保持案内装置(52)に取外
    し可能に固定されていることを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項12による装置において、 上記保持案内装置(52)は、フレーム(54)と、上
    記フレームに配置されて上記押圧要素(12)を受取る
    保持要素(66)を有し、上記保持要素(66)は、遊
    びを有して移動可能に上記フレーム(54)に配置され
    ていることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項13による装置において、 上記保持要素(66)は、上記注入管(8)の長さの軸
    (7)に対して垂直に配置された面において移動可能で
    あることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項13または14による装置にお
    いて、 上記保持要素(66)は、実質的に矩形の外側輪郭を有
    し、上記押圧要素(12)を案内するために内側から外
    側に通じる挿入溝を有することを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項13乃至15のいずれか1つに
    よる装置において、 上記保持案内装置(52)のフレーム(54)は、注入
    管(8)の長さの軸(7)の方向に移動可能であり、複
    数の位置に固定され得ることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項16による装置において、上記
    フレーム(54)は、軸方向に滑動可能に搭載されてお
    り、ねじ切りされた回転可能なスピンドル(80)と噛
    み合う雌ねじを有し、上記ねじ切りされたスピンドル
    (80)の回転によって移動可能であることを特徴とす
    る装置。
  18. 【請求項18】 請求項7の分類部分に係る装置および
    請求項7乃至17のいずれか1つによる装置において、 運転位置と休止位置との間で、上記押圧要素(12)を
    選択的に上昇および下降させ、そこにおいて、上記押圧
    要素(12)の上昇と下降の動作の間に注入管(8)が
    押圧要素(12)の溝を通って移動するようなリフト装
    置(28)によって特徴づけられる装置。
  19. 【請求項19】 請求項18による装置において、 上記保持案内装置(52)は、上昇および下降され得る
    リフトテーブル(30)の上に配置されていることを特
    徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項7の分類部分に係る装置および
    請求項7乃至19のいずれか1つによる装置において、 運転位置と休止位置との間で、上記分割装置(4)を選
    択的に上昇および下降させ得るリフト装置(28)によ
    って特徴づけられる装置。
  21. 【請求項21】 請求項18および、または、20によ
    る装置において、上記分割装置(4)および押圧要素
    (12)は、1つの共通のリフト装置(28)によっ
    て、一緒に上昇および下降され得ることを特徴とする装
    置。
  22. 【請求項22】 請求項7乃至21のいずれか1つによ
    る装置において、 上記分割装置(4)は、詰められた皮(10)の移動経
    路に近接して配置された、対向するように配置されて循
    環する2つのコンベヤ要素を有し、上記分離要素(4
    2)は、上記コンベヤ要素に固定されていることを特徴
    とする装置。
  23. 【請求項23】 請求項7乃至21のうちの少なくとも
    1つの装置において、 対向して配置された2つの分離要素(42)は、互いに
    角で置き換えられた関係に配置されていることを特徴と
    する装置。
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