JP2001160038A - 負荷分散式情報処理システム及びその記録媒体 - Google Patents

負荷分散式情報処理システム及びその記録媒体

Info

Publication number
JP2001160038A
JP2001160038A JP34393199A JP34393199A JP2001160038A JP 2001160038 A JP2001160038 A JP 2001160038A JP 34393199 A JP34393199 A JP 34393199A JP 34393199 A JP34393199 A JP 34393199A JP 2001160038 A JP2001160038 A JP 2001160038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
storage device
request
computer
result
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34393199A
Other languages
English (en)
Inventor
Junya Ohori
順也 大堀
Naoki Ishihara
直樹 石原
Tomomi Tsumori
友美 津守
Toru Nagaoka
亨 長岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Comware Corp
Original Assignee
NTT Comware Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Comware Corp filed Critical NTT Comware Corp
Priority to JP34393199A priority Critical patent/JP2001160038A/ja
Publication of JP2001160038A publication Critical patent/JP2001160038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、情報処理にかかる負荷を複
数のコンピュータに偏りなく分散させることができる情
報処理システムを提供することにある。 【解決手段】 本発明の負荷分散式情報処理システム
は、ネットワークに接続された複数のサーバコンピュー
タと、これらにネットワークを介して接続されるジョブ
保存装置とから構成され、ジョブ保存装置は、クライア
ントコンピュータから送られたジョブを含むジョブ要求
を一時保存するとともに、複数のサーバコンピュータに
対し、ジョブ到着通知を同報し、複数のサーバコンピュ
ータは、ジョブ到着通知を受信すると、各々の負荷に対
応する待機時間を算出し、各々の待機時間の間待機した
後、ジョブ保存装置にアクセスし、最先にジョブ保存装
置にアクセスしたサーバコンピュータがジョブ要求を取
得し、このジョブ要求に含まれたジョブを処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントコン
ピュータから要求された情報処理にかかる負荷を、複数
のサーバコンピュータに偏りなく分散させることができ
る情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理の対象となるジョブ等が
保存された保存装置と接続された、複数のコンピュータ
が、当該ジョブの処理を行う場合、これら複数のコンピ
ュータは、保存装置からジョブの到着を通知するジョブ
到着通知を受けた時点で直ちに保存装置にアクセスし、
ジョブを取得するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにした場合、
一部のコンピュータに偏ってジョブが集中することが起
こりうる。例えば、最も早くジョブ到着通知を受信可能
な位置あるいは条件にあるコンピュータが、ジョブを取
得する回数が増大してしまい、結果、コンピュータにか
かる負荷が偏ってしまう。すなわち、従来のシステムで
は、適切な負荷分散が行える保証はなかった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、情報処理にかかる負荷を、複数のコンピュータに偏
りなく分散させることができる情報処理システム及びそ
の記録媒体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の負荷分散式情報
処理システムは、ネットワークに接続された複数のサー
バコンピュータと、該複数のサーバコンピュータに前記
ネットワークを介して接続されるジョブ保存装置と、か
らなり、前記ジョブ保存装置は、該ジョブ保存装置に接
続されたクライアントコンピュータから送られたジョブ
を含むジョブ要求を一時保存するとともに、前記複数の
サーバコンピュータに対し、ジョブ要求を保存している
ことを通知するジョブ到着通知を同報し、前記複数のサ
ーバコンピュータは、前記ジョブ到着通知の受信後、各
々の負荷に対応する待機時間を算出し、該待機時間の間
待機した後、前記ジョブ保存装置にアクセスし、前記複
数のサーバコンピュータの内、最先に該ジョブ保存装置
にアクセスしたサーバコンピュータが前記ジョブ要求を
取得し、該ジョブ要求に含まれたジョブを処理すること
を特徴とする。
【0006】また、本発明の負荷分散式情報処理システ
ムにおいて、前記待機時間は、前記サーバコンピュータ
が保持しているジョブの数に比例する時間であることを
特徴とする。
【0007】また、本発明の負荷分散式情報処理システ
ムにおいて、前記待機時間は、前記サーバコンピュータ
が、ジョブ保存装置へ送る返信パケットの通知時間と、
前記サーバコンピュータが保持しているジョブの数を乗
じた時間であることを特徴とする。
【0008】また、本発明の負荷分散式情報処理システ
ムにおいて、前記ジョブ保存装置は、キュー構造の記憶
部を備え、前記クライアントコンピュータから送られた
ジョブ要求を、受信した順に保存することを特徴とす
る。
【0009】また、本発明の負荷分散式情報処理システ
ムにおいて、前記サーバコンピュータは、前記ジョブ到
着通知に応じて前記ジョブ保存装置にアクセスする際、
ジョブ取得要求を送り、前記ジョブ保存装置は、最先に
受信したジョブ取得要求を発信した前記サーバコンピュ
ータに対し、前記キュー構造の記憶部に最先に保存して
いるジョブ要求を送信することを特徴とする。
【0010】また、本発明の負荷分散式情報処理システ
ムにおいて、前記複数のサーバコンピュータとジョブ保
存装置は、該複数のサーバコンピュータとジョブ保存装
置のアドレスが同一セグメントとなるものであることを
特徴とする。
【0011】また、前記負荷分散式情報処理システム
は、前記複数のサーバコンピュータが処理したジョブの
結果を一時保存する結果保存装置をさらに備え、前記結
果保存装置は、前記複数のサーバコンピュータから受信
し、保存したジョブの結果を、該ジョブの結果に対応す
る前記ジョブ要求を発したクライアントコンピュータに
対し、結果取出通知を送信することを特徴とする。
【0012】また、本発明の負荷分散式情報処理システ
ムにおいて、前記結果保存装置は、キュー構造の記憶部
を備え、前記複数のサーバコンピュータから送られたジ
ョブの結果を受信した順に保存するとともに、最先に保
存しているジョブの結果に対応するジョブ要求を発した
クライアントコンピュータに対し、結果取出通知を送信
することを特徴とする。
【0013】また、本発明は、請求項1に記載の前記複
数のサーバコンピュータにおける負荷分散の機能を実現
するプログラムを記録した記録媒体であって、前記ジョ
ブ要求通知を受信する手順と、前記負荷に対応する待機
時間を算出する手順と、前記待機時間待機した後、前記
ジョブ保存装置にアクセスする手順と、前記ジョブ保存
装置から、前記ジョブ要求を取得する手順と、を記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供すること
で、コンピュータを用いて容易にサーバコンピュータを
実現できる。
【0014】また、本発明は、請求項1に記載の前記ジ
ョブ保存装置における負荷分散の機能を実現するプログ
ラムを記録した記録媒体であって、クライアントコンピ
ュータから送られたジョブ要求を受信し一時保存する手
順と、前記複数のサーバコンピュータに対し、ジョブ要
求を保存していることを通知するためのジョブ到着通知
を同報する手順と、を記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体を提供することで、コンピュータを用いて
容易にジョブ保存装置を実現できる。
【0015】また、本発明は、請求項7に記載の前記結
果保存装置における負荷分散の機能を実現するプログラ
ムを記録した記録媒体であって、前記複数のサーバコン
ピュータが処理したジョブの結果を受信し一時保存する
手順と、ジョブの結果に対応するジョブ要求を発したク
ライアントコンピュータに対し、結果取出通知を送信す
る手順と、を記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することで、コンピュータを用いて容易に結
果保存装置を実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある負荷分散式情報処理システムの構成を示すブロック
図である。また、図2に、クライアントコンピュータ
(図中1台のみ図示)を含む利用形態を示している。
【0017】負荷分散式情報処理システム1は、同一の
ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)に接続され
る、ジョブ保存装置2と、複数のサーバコンピュータ3
−1〜nと、結果保存装置4とから構成される。本実施
の形態におけるLANは、通信プロトコルとしてTCP
/IPを用い、TCP/IPの機能を利用するものとす
る。また、本実施の形態におけるLANは、当該LAN
に接続される各装置、コンピュータが同一のセグメント
・アドレスをもつものとする。すなわち、ルータ等を介
せず、物理的に共通のケーブルで接続されているものと
する。
【0018】ジョブ保存装置2は、ジョブ要求をいった
ん貯える装置であり、内部に先入れ先出し型のキューで
ある要求キュー2aを備えている。ジョブ要求には、ジ
ョブの内容と、当該ジョブ要求を識別するためのジョブ
IDと、当該ジョブ要求を発したクライアントコンピュ
ータ5を特定するためのIPアドレスを含んでいる。ジ
ョブ保存装置2は、クライアントコンピュータ5から送
られたジョブ要求を、順次、要求キュー2aに保存す
る。また、ジョブ要求を受けると直ちに、LANを介し
てサーバコンピュータ3−1〜nにジョブ到着通知を同
報する。なお、このジョブ到着通知は、ジョブ保存装置
2が、クライアントコンピュータ5からジョブ要求を受
けたことをサーバコンピュータ3−1〜nに通知するた
めのものである。また、この同報は、TCP/IPのマ
ルチキャストを利用する。
【0019】また、ジョブ保存装置2は、要求キュー2
aに保存されたジョブ要求がなくなるまで、別途設定さ
れた間隔でジョブ到着通知を同報する。そして、最先に
受信したサーバコンピュータ3からのジョブ取得要求
(後述)から、最先に当該ジョブ取得要求を発したサー
バコンピュータ3へ向け、要求キュー2aに最先に保存
されているジョブ要求を送信する。
【0020】サーバコンピュータ3は、クライアントコ
ンピュータ5からその処理を要求されたジョブを処理す
る装置である。また、内部に待機時間算出部3aを備え
ている。サーバコンピュータ3−1〜nは、ジョブ保存
装置2から同報されたジョブ到着通知を受信すると、待
機時間算出部3aが待機時間を算出し、当該待機時間の
間待機する。そして、ジョブ保存装置2へ当該サーバコ
ンピュータ3−1〜nを識別するサーバID(サーバコ
ンピュータ3のIPアドレス等)を含むジョブ取得要求
を送信する。その後、ジョブ保存装置2から送られた、
宛先(IPアドレス等)を指定されたジョブ要求を受信
すると、当該ジョブ要求に含まれたジョブの内容を要求
に応じて処理する。処理したジョブの結果は、結果保存
装置4へ送信する。
【0021】ここで、待機時間算出部3aにおける待機
時間の算出について詳説する。受信したジョブ到着通知
に対して各々のサーバコンピュータ3−1〜nが返信す
る返信パケットの通知時間をDとし、サーバコンピュー
タ3の未処理ジョブ数をnとする。Dの値は、そのとき
のトラフィックにより変化するので、実行時に過去の一
定時間ごとに測定した何回かの値の平均値を取ることで
求める。また、サーバコンピュータ3が抱えているジョ
ブ数は、ジョブ保存装置2から取得したジョブ要求と、
ジョブの処理終了時の結果保存装置4へのジョブの結果
の送出を監視しておくことにより求められる。このよう
にして求められた通知時間Dとジョブ数nとから、待機
時間としてnD(n×D)を算出する。
【0022】次に、サーバコンピュータ3は、算出され
たnDから、ジョブ到着通知を受け取ってnDの時間の
間待機した後、ジョブ保存装置2へアクセスするもので
ある。例えば、図3に示す例で、現在サーバコンピュー
タ3−1がジョブを1個持ち、サーバコンピュータ3−
2〜3がジョブを0個を持っているとする。各サーバコ
ンピュータ3は、ジョブ到着通知を受信した後、サーバ
コンピュータ3−1の場合、D(1×D)だけ待機す
る。サーバコンピュータ3−2〜3の場合は、いずれも
D時間のうちに(ジョブ到着通知を受信すると直ちに)
返信パケット(ジョブ取得要求)を送信する。したがっ
て、サーバコンピュータ3−1がジョブを取得すること
はない。このようにして、ジョブ数に比例した待機時間
を設定することにより、任意の時刻における各サーバコ
ンピュータ3のジョブ数をほぼ均衡に保つことが可能と
なる。
【0023】なお、待機時間算出部3aは、自サーバコ
ンピュータ3のCPU処理速度やメモリ容量等の性能値
をさらに保持し、これらのデータに基づき、待機時間を
変更・補正するようにしてもよい。例えば、高い性能値
をもつ場合、待機時間を短くするようにしてよい。ま
た、現実にはジョブ要求を取得する前に次のジョブ到着
通知の発行が発生することが考えられる。その場合はジ
ョブ要求を取得した時点で待機時間を再計算すること
で、より正確に、またリアルタイムに負荷状況を変更さ
せることが可能となる。また、現実にはパケット送信時
に衝突が発生し、返信パケットの通知時間がD以上とな
る場合も考えられる。その場合は、通知パケットの通知
時間の揺らぎを吸収するよう、D値を大きめの値とする
補正を行うとよい。
【0024】結果保存装置4は、ジョブの結果をいった
ん貯える装置であり、内部に先入れ先出し型のキューで
ある結果キュー4aを備えている。ジョブの結果には、
サーバコンピュータ3により処理されたジョブの結果の
内容と、当該ジョブの結果に対応するジョブ要求に含ま
れていたジョブIDと、当該ジョブ要求を発したクライ
アントコンピュータ5を特定するためのIPアドレスを
含んでいる。結果保存装置4は、サーバコンピュータ3
から送られたジョブの結果を、順次、結果キュー4aに
保存する。そして、当該ジョブの結果を取り出すことを
クライアントコンピュータ5に通知するための結果取出
通知を、ネットワークを介して、クライアントコンピュ
ータ5に向け送信する。
【0025】なお、クライアントコンピュータ5は、サ
ーバコンピュータ3へジョブの処理の要求を行う装置で
ある。当該ジョブの内容と、当該ジョブを識別するため
のジョブIDと、自身を識別するクライアントID(I
Pアドレス等)を含めたジョブ要求を、ネットワークを
介して、ジョブ保存装置2に向け送信する。もちろん、
クライアントコンピュータ5は、ジョブ保存装置2の位
置を特定するIPアドレス等をもっており、当該IPア
ドレスに対しジョブ要求を発信する。
【0026】次に、このように構成された本実施の形態
の負荷分散式情報処理システム1の動作について、その
概要を、図1、図2、および図4〜7に示す動作フロー
チャートを参照して説明する。
【0027】[ジョブ保存装置2におけるジョブ要求受
信時の動作]はじめに、ジョブ保存装置2は、クライア
ントコンピュータ5から送信されたジョブ要求を受信す
る(ステップS21)。そして、ジョブ保存装置2は、
受信したジョブ要求を要求キュー2aに保存する(ステ
ップS22)。次に、ジョブ保存装置2は、ジョブ要求
到着通知をサーバコンピュータ3−1〜nに向け同報す
る(ステップS23)。なお、ステップS23における
ジョブ要求到着通知の同報は、ステップS22より先に
行ってよいものである。また、要求キュー2aにサーバ
コンピュータ3へ渡されていないジョブ要求が存在する
場合、別途設定された間隔でジョブ到着通知の同報を行
う。
【0028】[ジョブ保存装置2におけるジョブ取得要
求受信時の動作]ステップS23におけるジョブ到着通
知の同報後、ジョブ保存装置2は、サーバコンピュータ
3−1〜nより送られるジョブ取得要求を受信する(ス
テップS24)。次に、ジョブ保存装置2は、最先に受
信したジョブ取得要求を発したサーバコンピュータ3
へ、ジョブ要求を送信する(ステップS25)。ステッ
プS25で、ジョブ要求を送信すると、ジョブ保存装置
2は、要求キュー2aの内容を更新する(ステップS2
6)。ここでは、送信したジョブ要求を削除し、次のジ
ョブ要求を要求キュー2aの先頭にシフトさせる。
【0029】[サーバコンピュータ3の動作]はじめ
に、サーバコンピュータ3は、ジョブ保存装置2から発
行されたジョブ到着通知を受信する(ステップS3
1)。次に、サーバコンピュータ3の待機時間算出部3
aは、前述の待機時間を算出する(ステップS32)。
次に、ジョブ到着通知を受信してから経過した時間が、
ステップS32で算出された待機時間以上となったか判
断する(ステップS33)。ここで経過時間が算出され
た待機時間未満の場合、ステップS33の判断を繰り返
す。ステップS33の判断で、ジョブ到着通知を受信し
てから経過した時間が、ステップS32で算出された待
機時間以上であると判定されると、サーバコンピュータ
3は、ジョブ保存装置2へ、ジョブ取得要求を送信する
(ステップS34)。
【0030】前述のようにジョブ保存装置2は、サーバ
コンピュータ3−1〜nからジョブ取得要求を受けると
最先にジョブ取得要求を発したサーバコンピュータ3へ
向け送信する。サーバコンピュータ3は、ジョブ保存装
置2から送信されたジョブ要求を受信し取得する(ステ
ップS35)。そして、サーバコンピュータ3は、ジョ
ブ要求に含まれたジョブの内容を要求に応じて処理する
(ステップS36)。ステップS36におけるジョブの
処理が終了すると、サーバコンピュータ3は、ジョブの
結果を結果保存装置4へ送信する(ステップS37)。
【0031】[結果保存装置4の動作]はじめに、結果
保存装置4は、サーバコンピュータ3から送信されたジ
ョブの結果を受信する(ステップS41)。そして、結
果保存装置4は、受信したジョブの結果を結果キュー4
aに保存する(ステップS42)。次に、結果保存装置
4は、結果取出通知をクライアントコンピュータ5へ送
信する(ステップS43)。
【0032】なお、クライアントコンピュータ5は、結
果保存装置4より結果取出通知を受けると、結果保存装
置4へアクセスしジョブの結果を取得する。
【0033】以上、上記で説明した動作フローは一例で
あり、上記の処理の流れに限定されるものではない。ま
た、本発明の負荷分散式情報処理システムにおけるジョ
ブ保存装置、サーバコンピュータ、結果保存装置の各機
能を実現するためのプログラムをそれぞれコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記
録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ま
せ、実行することにより負荷分散式情報処理システムを
実現してもよい。
【0034】なお、ここでいう「コンピュータシステ
ム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むもの
とする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシ
ステムを利用している場合であれば、ホームページ提供
環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッ
ピーディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM
等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハー
ドディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット
等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプロ
グラムが送信された場合のサーバやクライアントとなる
コンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)の
ように、一定時間プログラムを保持しているものも含む
ものとする。
【0035】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0036】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、各サーバコンピュータが、各々の負荷に対応す
る(特には、保持しているジョブの数に比例する)待機
時間を算出し、当該待機時間の間待機した後、ジョブ保
存装置へアクセスし、最先にアクセスしたサーバコンピ
ュータがジョブ要求を取得するので、ある特定のサーバ
コンピュータに処理が集中しないようにすることができ
る。また、各々のサーバコンピュータが、相互に負荷の
情報を交換することなく、適切な負荷分散を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である負荷分散式情報
処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態の一利用形態を示す図である。
【図3】 同実施の形態における、負荷分散を説明する
図である。
【図4】 同実施の形態のジョブ保存装置におけるジョ
ブ要求受信時の動作フローチャートの一部である。
【図5】 同実施の形態のジョブ保存装置におけるジョ
ブ取得要求受信時の動作フローチャートの一部である。
【図6】 同実施の形態のサーバコンピュータの動作フ
ローチャートである。
【図7】 同実施の形態の結果保存装置の動作フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…負荷分散式情報処理システム 2…ジョブ保存装置 2a…要求キュー 3…サーバコンピュータ(3−1〜3−n) 4…結果保存装置 4a…結果キュー 5…クライアントコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津守 友美 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 (72)発明者 長岡 亨 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 Fターム(参考) 5B045 BB04 BB47 GG04 GG09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数のサーバ
    コンピュータと、該複数のサーバコンピュータに前記ネ
    ットワークを介して接続されるジョブ保存装置と、から
    なり、 前記ジョブ保存装置は、 該ジョブ保存装置に接続されたクライアントコンピュー
    タから送られたジョブを含むジョブ要求を一時保存する
    とともに、前記複数のサーバコンピュータに対し、ジョ
    ブ要求を保存していることを通知するジョブ到着通知を
    同報し、 前記複数のサーバコンピュータは、 前記ジョブ到着通知の受信後、各々の負荷に対応する待
    機時間を算出し、該待機時間の間待機した後、前記ジョ
    ブ保存装置にアクセスし、前記複数のサーバコンピュー
    タの内、最先に該ジョブ保存装置にアクセスしたサーバ
    コンピュータが前記ジョブ要求を取得し、該ジョブ要求
    に含まれたジョブを処理することを特徴とする負荷分散
    式情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記待機時間は、 前記サーバコンピュータが保持しているジョブの数に比
    例する時間であることを特徴とする請求項1に記載の負
    荷分散式情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記待機時間は、 前記サーバコンピュータが、ジョブ保存装置へ送る返信
    パケットの通知時間と、前記サーバコンピュータが保持
    しているジョブの数を乗じた時間であることを特徴とす
    る請求項2に記載の負荷分散式情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記ジョブ保存装置は、 キュー構造の記憶部を備え、前記クライアントコンピュ
    ータから送られたジョブ要求を、受信した順に保存する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載の負荷分散式情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバコンピュータは、 前記ジョブ到着通知に応じて前記ジョブ保存装置にアク
    セスする際、ジョブ取得要求を送り、 前記ジョブ保存装置は、 最先に受信したジョブ取得要求を発信した前記サーバコ
    ンピュータに対し、前記キュー構造の記憶部に最先に保
    存しているジョブ要求を送信することを特徴とする請求
    項4に記載の負荷分散式情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記複数のサーバコンピュータとジョブ
    保存装置は、該複数のサーバコンピュータとジョブ保存
    装置のアドレスが同一セグメントとなるものであること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の負荷分散式情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記負荷分散式情報処理システムは、 前記複数のサーバコンピュータが処理したジョブの結果
    を一時保存する結果保存装置をさらに備え、 前記結果保存装置は、 前記複数のサーバコンピュータから受信し、保存したジ
    ョブの結果を、該ジョブの結果に対応する前記ジョブ要
    求を発したクライアントコンピュータに対し、結果取出
    通知を送信することを特徴とする請求項1ないし請求項
    6のいずれかに記載の負荷分散式情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記結果保存装置は、 キュー構造の記憶部を備え、前記複数のサーバコンピュ
    ータから送られたジョブの結果を受信した順に保存する
    とともに、最先に保存しているジョブの結果に対応する
    ジョブ要求を発したクライアントコンピュータに対し、
    結果取出通知を送信することを特徴とする請求項7に記
    載の負荷分散式情報処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の前記複数のサーバコン
    ピュータにおける負荷分散の機能を実現するプログラム
    を記録した記録媒体であって、 前記ジョブ要求通知を受信する手順と、 前記負荷に対応する待機時間を算出する手順と、 前記待機時間待機した後、前記ジョブ保存装置にアクセ
    スする手順と、 前記ジョブ保存装置から、前記ジョブ要求を取得する手
    順と、 を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の前記ジョブ保存装置
    における負荷分散の機能を実現するプログラムを記録し
    た記録媒体であって、 クライアントコンピュータから送られたジョブ要求を受
    信し一時保存する手順と、 前記複数のサーバコンピュータに対し、ジョブ要求を保
    存していることを通知するためのジョブ到着通知を同報
    する手順と、 を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の前記結果保存装置に
    おける負荷分散の機能を実現するプログラムを記録した
    記録媒体であって、 前記複数のサーバコンピュータが処理したジョブの結果
    を受信し一時保存する手順と、 ジョブの結果に対応するジョブ要求を発したクライアン
    トコンピュータに対し、結果取出通知を送信する手順
    と、 を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP34393199A 1999-12-02 1999-12-02 負荷分散式情報処理システム及びその記録媒体 Pending JP2001160038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34393199A JP2001160038A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 負荷分散式情報処理システム及びその記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34393199A JP2001160038A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 負荷分散式情報処理システム及びその記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001160038A true JP2001160038A (ja) 2001-06-12

Family

ID=18365363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34393199A Pending JP2001160038A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 負荷分散式情報処理システム及びその記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001160038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454501B2 (en) 2002-03-29 2008-11-18 International Business Machines Corporation Most eligible server in a common work queue environment
JP2011076371A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hitachi Information Systems Ltd ジョブ処理システム及びその方法、そのプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454501B2 (en) 2002-03-29 2008-11-18 International Business Machines Corporation Most eligible server in a common work queue environment
US8190743B2 (en) 2002-03-29 2012-05-29 International Business Machines Corporation Most eligible server in a common work queue environment
JP2011076371A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hitachi Information Systems Ltd ジョブ処理システム及びその方法、そのプログラム
US8639792B2 (en) 2009-09-30 2014-01-28 Hitachi Systems, Ltd. Job processing system, method and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6446121B1 (en) System and method for measuring round trip times in a network using a TCP packet
CN102523256B (zh) 内容的管理方法的方法、装置和系统
US8874780B2 (en) Data buffering and notification system and methods thereof
US7562133B2 (en) Method, system and computer program product for delivering data to a storage buffer assigned to an application
US8190743B2 (en) Most eligible server in a common work queue environment
US10091121B2 (en) Method and system for reduction of delay and bandwidth requirements in internet data transfer
US20030187914A1 (en) Symmetrical multiprocessing in multiprocessor systems
JP2002091936A (ja) 負荷分散装置及び負荷見積もり方法
WO2001045349A2 (en) Scalable domain name system with persistence and load balancing
JP2003296274A (ja) データ取得システム
WO2019006775A1 (zh) 一种数据传输方法及其系统
CN103685213A (zh) 一种减少针对dns的攻击的装置、系统和方法
CN110764688B (zh) 对数据进行处理的方法和装置
US6704781B1 (en) System and method for content caching implementing compensation for providing caching services
GB2615045A (en) Handling deferrable network requests
JP2001160038A (ja) 負荷分散式情報処理システム及びその記録媒体
EP4227828A1 (en) Web scraping through use of proxies, and applications thereof
CN105025042B (zh) 一种确定数据信息的方法及系统、代理服务器
CN107277088B (zh) 高并发业务请求处理系统及方法
JP2001125830A (ja) キャッシュ管理装置及びネットワークシステム並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR100959898B1 (ko) 인터넷 서비스를 위한 부하 분산형 스케줄링 구조를 가지는서비스 서버 및 그 서비스 방법
JP2004252828A (ja) データベース検索システム
CN109088913A (zh) 请求数据的方法和负载均衡服务器
US20030158942A1 (en) Real-time reconfiguration of computer networks based on system measurements
CN112968980B (zh) 一种概率确定方法、装置、存储介质及服务器