JP2001157287A - スピーカー用キャビネット - Google Patents
スピーカー用キャビネットInfo
- Publication number
- JP2001157287A JP2001157287A JP34052099A JP34052099A JP2001157287A JP 2001157287 A JP2001157287 A JP 2001157287A JP 34052099 A JP34052099 A JP 34052099A JP 34052099 A JP34052099 A JP 34052099A JP 2001157287 A JP2001157287 A JP 2001157287A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- cap nut
- speaker
- screw shaft
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャビネット本体内に配設されるスピーカー
本体の交換の容易性を高めるために前面板を着脱を自在
とした。 【解決手段】 キャビネット本体の箱形ボディ部１に、
キャビネット用前面板２方向に飛出する螺軸４を配設す
るとともに、前記前面板に、前記螺軸に相当する位置に
孔５を穿設し、前記孔を通して袋ナット６の基部を挿し
込み、この袋ナットを前記螺軸に着脱自在に螺着した。
本体の交換の容易性を高めるために前面板を着脱を自在
とした。 【解決手段】 キャビネット本体の箱形ボディ部１に、
キャビネット用前面板２方向に飛出する螺軸４を配設す
るとともに、前記前面板に、前記螺軸に相当する位置に
孔５を穿設し、前記孔を通して袋ナット６の基部を挿し
込み、この袋ナットを前記螺軸に着脱自在に螺着した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、主としてキャビネッ
ト本体内に配設されるスピーカー本体の交換の容易性を
高めるために前面板を着脱を自在とし、またボディ部内
のスピーカーの向きの変更容易性を図るために前面板及
び後面板を着脱自在にしたスピーカー用キャビネットに
関するものである。
ト本体内に配設されるスピーカー本体の交換の容易性を
高めるために前面板を着脱を自在とし、またボディ部内
のスピーカーの向きの変更容易性を図るために前面板及
び後面板を着脱自在にしたスピーカー用キャビネットに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から一般に用いられていた音響機器
のスピーカーは、一般的に前面板に配設されており、ま
たこの前面板はもとより後面板もボディ部に、例えば接
着剤又は木ねじ等によって、固定的に接着されていた。
したがって前記のように接着剤によって取り付けられて
いる場合には、前面板及び後面板をボディ部から分離せ
んとすることは、キャビネット本体の破壊を意味し、ま
た木ねじによって取り付けられている場合にあっては、
ねじ回し等の工具を必要としていたのである。
のスピーカーは、一般的に前面板に配設されており、ま
たこの前面板はもとより後面板もボディ部に、例えば接
着剤又は木ねじ等によって、固定的に接着されていた。
したがって前記のように接着剤によって取り付けられて
いる場合には、前面板及び後面板をボディ部から分離せ
んとすることは、キャビネット本体の破壊を意味し、ま
た木ねじによって取り付けられている場合にあっては、
ねじ回し等の工具を必要としていたのである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところでスピーカーと
してはその形状（寸法）及び種類が種々存在し、高い性
能の音響を求めようとする場合に、前記のように前面板
を容易に取り外すことができなかったため、スピーカー
付きキャビネットを購入後、本来スピーカー本体のみを
交換する場合にあっても、新たにスピーカー付きキャビ
ネットを購入せざるを得ず、単にスピーカー本体のみを
交換すればすむ場合においても、スピーカー付きキャビ
ネットを購入するために、甚だしい買い物になってしま
っていたのである。
してはその形状（寸法）及び種類が種々存在し、高い性
能の音響を求めようとする場合に、前記のように前面板
を容易に取り外すことができなかったため、スピーカー
付きキャビネットを購入後、本来スピーカー本体のみを
交換する場合にあっても、新たにスピーカー付きキャビ
ネットを購入せざるを得ず、単にスピーカー本体のみを
交換すればすむ場合においても、スピーカー付きキャビ
ネットを購入するために、甚だしい買い物になってしま
っていたのである。
【０００４】しかもいかに音響愛好家にしても性能のよ
い新たなスピーカー付きキャビネットを購入した後は、
これまで使用してきた古いスピーカー付きキャビネット
はほとんど廃棄することが、保管場所の都合上行われ、
いかにも無駄であり、やや大げさに言うと資源の浪費と
も言い得るのである。
い新たなスピーカー付きキャビネットを購入した後は、
これまで使用してきた古いスピーカー付きキャビネット
はほとんど廃棄することが、保管場所の都合上行われ、
いかにも無駄であり、やや大げさに言うと資源の浪費と
も言い得るのである。
【０００５】すなわちスピーカー本体を変える必要性は
止むを得ないとしても、キャビネット本体は継続的に使
用することが可能であるとすれば、前記の課題を解決す
ることになるのである。
止むを得ないとしても、キャビネット本体は継続的に使
用することが可能であるとすれば、前記の課題を解決す
ることになるのである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明に係るス
ピーカー用キャビネット（請求項１）は前記の課題を解
決するために、キャビネット本体の箱形ボディ部に、キ
ャビネット用前面板方向に飛出する螺軸を配設するとと
もに、前記前面板に、前記螺軸に相当する位置に孔を穿
設し、前記孔を通して袋ナットの基部を挿し込み、この
袋ナットを前記螺軸に着脱自在に螺着したものである。
ピーカー用キャビネット（請求項１）は前記の課題を解
決するために、キャビネット本体の箱形ボディ部に、キ
ャビネット用前面板方向に飛出する螺軸を配設するとと
もに、前記前面板に、前記螺軸に相当する位置に孔を穿
設し、前記孔を通して袋ナットの基部を挿し込み、この
袋ナットを前記螺軸に着脱自在に螺着したものである。
【０００７】またこの発明に係るピーカー用キャビネッ
ト（請求項２）は前記の課題を解決するために、キャビ
ネット本体の箱形ボディ部に、キャビネット用前面板方
向及び同後面板方向に飛出する螺軸を配設するととも
に、前記前面板及び後面板に、前記螺軸に相当する位置
に孔を穿設し、前記孔を通して袋ナットの基部を挿し込
み、この袋ナットを前記螺軸に着脱自在に螺着したもの
である。
ト（請求項２）は前記の課題を解決するために、キャビ
ネット本体の箱形ボディ部に、キャビネット用前面板方
向及び同後面板方向に飛出する螺軸を配設するととも
に、前記前面板及び後面板に、前記螺軸に相当する位置
に孔を穿設し、前記孔を通して袋ナットの基部を挿し込
み、この袋ナットを前記螺軸に着脱自在に螺着したもの
である。
【０００８】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係るスピーカー用
キャビネットの実施の形態を図面に基づいて述べると、
１はキャビネット本体のボディ部、２はその前面板、３
はその後面板である。
キャビネットの実施の形態を図面に基づいて述べると、
１はキャビネット本体のボディ部、２はその前面板、３
はその後面板である。
【０００９】このうちボディ部１の一部に、前記前面板
２又は／及び後面板３側に飛出した状態で螺軸４を配設
してあり、図示する実施例においては４本配設してある
が、その本数に限るものではない。
２又は／及び後面板３側に飛出した状態で螺軸４を配設
してあり、図示する実施例においては４本配設してある
が、その本数に限るものではない。
【００１０】５は前面板２又は／及び後面板３に形成し
た貫通孔であり、この貫通孔５の位置は、前記ボディ部
１に配設した螺軸４に相当する位置とする。６は前記貫
通孔５に挿し込み、前記螺軸４に螺着するための袋ナッ
トであり、この袋ナット６を螺軸４に螺着せしめること
によってボディ部１に前面板２及び後面板４を連結する
ものである。
た貫通孔であり、この貫通孔５の位置は、前記ボディ部
１に配設した螺軸４に相当する位置とする。６は前記貫
通孔５に挿し込み、前記螺軸４に螺着するための袋ナッ
トであり、この袋ナット６を螺軸４に螺着せしめること
によってボディ部１に前面板２及び後面板４を連結する
ものである。
【００１１】尚、ここに図示するボディ部１は、ケーシ
ングをスピーカー本体７の円周方向にゼンマイ状に形成
し、これによって音響ロード８もゼンマイ状に形成して
ある。音響ロード８の一端が音響の出口９となり、この
音響の出口９はボディ部１の一方の側面に形成されてい
る。
ングをスピーカー本体７の円周方向にゼンマイ状に形成
し、これによって音響ロード８もゼンマイ状に形成して
ある。音響ロード８の一端が音響の出口９となり、この
音響の出口９はボディ部１の一方の側面に形成されてい
る。
【００１２】しかしてボディ部１に対する前面板２又は
／及び後面板３の取り付け及び取り外しは、前記螺軸４
に対する袋ナット６の螺着脱によって行われるのであ
る。この場合袋ナット６の螺着脱は人間の指によって行
われるのであるが、そのためには袋ナット６の頭部を角
型又は溝付きに形成することが好ましい。また袋ナット
６は螺軸４に十分に達し得る長さに形成することは当然
である。
／及び後面板３の取り付け及び取り外しは、前記螺軸４
に対する袋ナット６の螺着脱によって行われるのであ
る。この場合袋ナット６の螺着脱は人間の指によって行
われるのであるが、そのためには袋ナット６の頭部を角
型又は溝付きに形成することが好ましい。また袋ナット
６は螺軸４に十分に達し得る長さに形成することは当然
である。
【００１３】尚、前面板２を取り外してスピーカー本体
７を取り付けること及び取り外すことは、スピーカー本
体７の取り付け及び取り外しに関する従来の技術によっ
て行われことになる。
７を取り付けること及び取り外すことは、スピーカー本
体７の取り付け及び取り外しに関する従来の技術によっ
て行われことになる。
【００１４】
【発明の効果】前記のようにこの発明に係るスピーカー
用キャビネット（請求項１）によれば、キャビネット本
体の箱形ボディ部に、キャビネット用前面板方向に飛出
する螺軸を配設するとともに、前記前面板に、前記螺軸
に相当する位置に孔を穿設し、前記孔を通して袋ナット
の基部を挿し込み、この袋ナットを前記螺軸に着脱自在
に螺着してあるので、袋ナットの操作のみでボディ部か
ら前面板を取り外すことができ、またその操作はきわめ
て容易であり、したがってスピーカーの交換に際しても
キャビネット本体を破壊することなく行うことができる
という効果を有するのである。
用キャビネット（請求項１）によれば、キャビネット本
体の箱形ボディ部に、キャビネット用前面板方向に飛出
する螺軸を配設するとともに、前記前面板に、前記螺軸
に相当する位置に孔を穿設し、前記孔を通して袋ナット
の基部を挿し込み、この袋ナットを前記螺軸に着脱自在
に螺着してあるので、袋ナットの操作のみでボディ部か
ら前面板を取り外すことができ、またその操作はきわめ
て容易であり、したがってスピーカーの交換に際しても
キャビネット本体を破壊することなく行うことができる
という効果を有するのである。
【００１５】またこの発明に係るピーカー用キャビネッ
ト（請求項２）よれば、キャビネット本体の箱形ボディ
部に、キャビネット用前面板方向及び同後面板方向に飛
出する螺軸を配設するとともに、前記前面板及び後面板
に、前記螺軸に相当する位置に孔を穿設し、前記孔を通
して袋ナットの基部を挿し込み、この袋ナットを前記螺
軸に着脱自在に螺着してあるので、前記の効果に加え、
後面板の取り外しも行うことができるのみならず、ボデ
ィ部を図示する実施例のように形成したものにあって
は、ボディ部に対して前面板と後面板を交換することに
より、同一の構造のボディ部にあっても、音響ロードの
出口を互いに向き合う方向に設置することができ、その
結果、右用及び左用のキャビネットとして使用すること
ができるという効果を有するのである。
ト（請求項２）よれば、キャビネット本体の箱形ボディ
部に、キャビネット用前面板方向及び同後面板方向に飛
出する螺軸を配設するとともに、前記前面板及び後面板
に、前記螺軸に相当する位置に孔を穿設し、前記孔を通
して袋ナットの基部を挿し込み、この袋ナットを前記螺
軸に着脱自在に螺着してあるので、前記の効果に加え、
後面板の取り外しも行うことができるのみならず、ボデ
ィ部を図示する実施例のように形成したものにあって
は、ボディ部に対して前面板と後面板を交換することに
より、同一の構造のボディ部にあっても、音響ロードの
出口を互いに向き合う方向に設置することができ、その
結果、右用及び左用のキャビネットとして使用すること
ができるという効果を有するのである。
【図１】この発明に係るスピーカー用キャビネットの一
実施例を示す分解斜視図である。
実施例を示す分解斜視図である。
【図２】この発明に使用する袋ナットの一例を示す断面
図である。
図である。
【図３】この発明に係るスピーカー用キャビネットの一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
１ ボディ部 ２ 前面板 ３ 後面板 ４ 螺軸 ５ 貫通孔 ６ 袋ナット ７ スピーカー本体 ８ 音響ロード ９ 音響の出口
Claims (2)
- 【請求項１】 キャビネット本体の箱形ボディ部に、キ
ャビネット用前面板方向に飛出する螺軸を配設するとと
もに、前記前面板に、前記螺軸に相当する位置に孔を穿
設し、前記孔を通して袋ナットの基部を挿し込み、この
袋ナットを前記螺軸に着脱自在に螺着したことを特徴と
するスピーカー用キャビネット。 - 【請求項２】 キャビネット本体の箱形ボディ部に、キ
ャビネット用前面板方向及び同後面板方向に飛出する螺
軸を配設するとともに、前記前面板及び後面板に、前記
螺軸に相当する位置に孔を穿設し、前記孔を通して袋ナ
ットの基部を挿し込み、この袋ナットを前記螺軸に着脱
自在に螺着したことを特徴とするスピーカー用キャビネ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34052099A JP2001157287A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | スピーカー用キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34052099A JP2001157287A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | スピーカー用キャビネット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001157287A true JP2001157287A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18337777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34052099A Pending JP2001157287A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | スピーカー用キャビネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001157287A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003129768A (ja) * | 2001-10-29 | 2003-05-08 | Takashi Uejima | 戸 |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP34052099A patent/JP2001157287A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003129768A (ja) * | 2001-10-29 | 2003-05-08 | Takashi Uejima | 戸 |
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