JP2001156793A - Usb付ダイヤルアップルータ - Google Patents

Usb付ダイヤルアップルータ

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JP2001156793A
JP2001156793A JP33705099A JP33705099A JP2001156793A JP 2001156793 A JP2001156793 A JP 2001156793A JP 33705099 A JP33705099 A JP 33705099A JP 33705099 A JP33705099 A JP 33705099A JP 2001156793 A JP2001156793 A JP 2001156793A
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usb
packet
router
terminal
driver
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JP33705099A
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Shinichi Hirata
真一 平田
Yutaka Takahashi
裕 高橋
Noriyuki Sakuma
敬之 佐久間
Katsunori Hayashi
克憲 林
Takashi Umeno
崇 梅野
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はUSB付ダイヤルアップルータに関
し、ルータがUSBの先に接続する端末を、イーサネッ
トと同一ネットワークに接続した端末として扱えるよう
にする。 【解決手段】データリンク層にもネットワーク層にも影
響を与えないインターフェイス制御部9を備え、該イン
ターフェイス制御部9はI/Oドライバを介して送受信
されるパケットの振り分け処理を行うパケット振り分け
手段を備える。また、インターフェイス制御部9はI/
OドライバとTCP/IPプロトコルスタックとの間に
置かれ、パケット振り分け手段はUSBの先に接続され
た端末5の特定のMACアドレスとブロードキャストお
よびマルチキャストのMACアドレスを振り分け、端末
5から受け取ったパケットの宛て先MACアドレスによ
って振り分け処理を行う機能を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、USB付ダイヤル
アップルータに関するものであり、特に、ルータがUS
Bの先に接続した端末をイーサネットと同一ネットワー
クに接続した端末として扱えるようにすると共に、その
端末宛アドレスのデータパケットを選りすぐって転送す
るための機構を、ルータとしてのレイヤ構造に影響を与
えずに実現したUSB付ダイヤルアップルータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】以下、従来例を説明する。従来、ルータ
としてISDNダイヤルアップルータが知られていた。
このISDNダイヤルアップルータに用意される通信イ
ンターフェイスには、ISDN(Integrated Services
Digital Network :統合ディジタル通信網)とイーサネ
ット(Ethernet)とがあるのが一般的であり、この両者
間でルーティングが行われるようになっている。USB
付ダイヤルアップルータは、前記ISDNダイヤルアッ
プルータにUSBインターフェイスを追加したものであ
る。
【0003】なお、前記イーサネットは、バス型のLA
N(Local Area Network)のことであり、現在パーソナ
ルコンピュータやワークステーションなどで広く利用さ
れているLANの方式である。また、前記USB(Univ
ersal Serial Bus)は、パーソナルコンピュータ用のシ
リアルインターフェイス規格である。
【0004】図6に示したように、従来のISDNダイ
ヤルアップルータ1は、ルータとしての機能を実現する
ための各種処理を行うルータ処理部2と、ISDNドラ
イバ3と、LANドライバ4等を備えている。そして、
運用時には、ISDNドライバ3にISDNの通信ケー
ブルを接続し、LANドライバ4にはLANの通信ケー
ブルを接続する。
【0005】従来のISDNダイヤルアップルータ1で
は、ローカル側インターフェイスとしてLANインター
フェイス(10base−T)しか持っていなかったた
め、ローカル側で端末5を接続する場合は、端末5側に
LANインターフェイス6(ハードウェア構成)を用意
する必要があった。しかし、コンシューマ向けのパーソ
ナルコンピュータでは、LANインターフェイス6が標
準装備されているものは少なく、これを利用するユーザ
は、別途、LANインターフェイス6を用意する必要が
あった。
【0006】また、最近のコンシューマ向けパーソナル
コンピュータでは、USBインターフェイスが標準装備
となっている。このUSBインターフェイスは、LAN
と同等の通信速度を持っているので、ダイヤルアップル
ータに、USBインターフェイスが実装されていれば、
どの端末でも利用することが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。すなわち、従
来のISDNダイヤルアップルータではローカル側イン
ターフェイスとして、LANインターフェイス(10b
ase−T)しか持っていなかったため、ローカル側で
端末5を接続する場合は、端末5側にハードウェア構成
のLANインターフェイス6を用意する必要があった。
【0008】この場合、コンシューマ向けのパーソナル
コンピュータでは、LANインターフェイス6が標準装
備されているものは少なく、これを利用するユーザは、
別途、ハードウェア構成の高価なLANインターフェイ
ス6を購入して増設する必要があった。従って、前記端
末5を接続しての運用は、手間がかかって不便であり、
かつ、コストアップとなる。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決
し、ルータがUSBの先に接続した端末をイーサネット
と同一ネットワークに接続した端末として扱えるように
するために、その端末宛アドレスのデータパケットを選
りすぐって転送するための機構を、ルータとしてのレイ
ヤ構造に影響を与えずに、安価に実現することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、4はLANドライバ、5は端末、6はLAN
インターフェイス(LAN−IF)、7はUSBドライ
バ、8はUSBインターフェイス(USB−IF)、9
はインターフェイス制御部、10はUSB制御部、11
はLAN制御部、12はUSB−LANドライバ、17
はWANドライバを示す。本発明は前記の目的を達成す
るため、次のように構成した。
【0011】(1) :ルータ機能を前提としたソフトウェ
ア階層構造で、データリンク層にもネットワーク層にも
影響を与えないでインターフェイス制御を行うインター
フェイス制御部9を備えると共に、インターフェイス制
御部9は、I/Oドライバ(USBドライバ7、LAN
ドライバ4)を介して送受信されるパケットの振り分け
処理を行うパケット振り分け手段を備えていることを特
徴とするUSB付ダイヤルアップルータ。
【0012】(2) :前記(1) のUSB付ダイヤルアップ
ルータにおいて、前記インターフェイス制御部9は、I
/OドライバとTCP/IPプロトコルスタックとの間
に置かれ、前記パケット振り分け手段は、USBの先に
接続された端末5の特定のMACアドレスとブロードキ
ャストおよびマルチキャストのMACアドレスだけを振
り分けると共に、前記USBの先に接続された端末5か
ら受け取ったパケットの宛て先MACアドレスによって
も振り分ける機能を備えている。
【0013】(3) :前記(2) のUSB付ダイヤルアップ
ルータにおいて、前記パケット振り分け手段は、パケッ
トを受信した際、USBドライバ7からの情報を基にU
SBの先に端末5が接続されているかどうかを判断し、
端末5が接続されていればパケットの振り分け処理を行
ない、端末5が接続されていなければ、受信したパケッ
トを廃棄する処理を行う機能を備えている。
【0014】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。
【0015】(a) :前記(1) では、インターフェイス制
御部9は、ルータ機能を前提としたソフトウェア階層構
造で、データリンク層にもネットワーク層にも影響を与
えないでインターフェイス制御を行う。そして、このイ
ンターフェイス制御では、I/Oドライバを介して送受
信されるパケットの振り分け処理を行う。
【0016】このようにすれば、ルータがUSBの先に
接続した端末5を、イーサネットと同一ネットワークに
接続した端末として扱える。また、その端末宛アドレス
のデータパケットを選りすぐって転送するための機構
を、ルータとしてのレイヤ構造に影響を与えずに実現で
きる。
【0017】(b) :前記(2) では、インターフェイス制
御部9は、I/OドライバとTCP/IPプロトコルス
タックとの間に置かれており、前記パケット振り分け手
段は、USBの先に接続された端末5の特定のMACア
ドレスとブロードキャストおよびマルチキャストのMA
Cアドレスを振り分けると共に、USBの先に接続され
た端末5から受け取ったパケットの宛て先MACアドレ
スによっても振り分け処理を行う。
【0018】このようにすれば、ルータがUSBの先に
接続した端末5を、イーサネットと同一ネットワークに
接続した端末として扱える。また、その端末宛アドレス
のデータパケットを選りすぐって転送するための機構
を、ルータとしてのレイヤ構造に影響を与えずに実現で
きる。
【0019】(c) :前記(3) では、パケット振り分け手
段は、パケットを受信した際、USBドライバ7からの
情報を基に、USBの先に端末5が接続されているかど
うかを判断し、端末5が接続されていればパケットの振
り分け処理を行ない、端末5が接続されていなければ、
受信したパケットを廃棄する処理を行う。このようにす
れば、USBインターフェイス不使用時の無駄なパケッ
ト制御やパケット操作を抑えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0021】§1:USB付ダイヤルアップルータの構
成の説明・・・図2参照 図2はUSB付ダイヤルアップルータの構成図である。
図2に示したように、USB付ダイヤルアップルータに
は、ルータ機能を実現するためにルータの処理を行うル
ータ処理部2と、インターフェイス制御を行うインター
フェイス制御部9と、WANのインターフェイス制御を
行うWAN制御部15と、USBを駆動するUSBドラ
イバ7と、USBのインターフェイス制御を行うUSB
インターフェイス(以下「USB−IF」と記す)8
と、LANを駆動するLANドライバ4と、LANのイ
ンターフェイス制御を行うLANインターフェイス(以
下「LAN−IF」と記す)6と、ISDNを駆動する
ISDNドライバ3と、WANのインターフェイス制御
を行うWANインターフェイス(以下「WAN−IF」
と記す)17等が設けてある。そして、インターフェイ
ス制御部9には、USBのインターフェイス制御を行う
USB制御部10と、LANのインターフェイス制御を
行うLAN制御部11が設けてある。
【0022】このUSB付ダイヤルアップルータのUS
B−LAN通信機能は、USB−IF8を用いてLAN
と同等の通信機能を提供するものであり、USBの先に
接続された端末5側に、従来のようなLANインターフ
ェイス6(ハードウェア構成)を用意しなくても、US
B付ダイヤルアップルータとのローカル接続が可能にな
る。
【0023】前記USB−LAN通信機能は、USB付
ダイヤルアップルータと端末5との間をUSB−IF8
を用いて接続し、あたかもLANを利用して接続したか
のような通信が可能になるものであり、物理インターフ
ェイスがUSBであっても、イーサネット(Ethernet)
のフレームフォーマットを利用して運用することができ
る。
【0024】§2:USB付ダイヤルアップルータのソ
フトウェア構成の説明・・・図3参照 図3はUSB付ダイヤルアップルータのソフトウェア構
成図である。前記USB付ダイヤルアップルータのソフ
トウェア構成は図3に示した通りである。すなわち、U
SB付ダイヤルアップルータに、リアルタイムOS(O
S:オペレーティングシステム)23と、アプリケーシ
ョンデーモン群22と、TCP/IPプロトコルスタッ
ク21と、インターフェイス制御部9と、WAN制御部
15と、USBドライバ7と、USB−IF8と、LA
Nドライバ4と、LAN−IF6と、ISDNドライバ
3と、I.430インターフェイス(I.430−I
F)18等が設けてある。
【0025】そして、インターフェイス制御部9にはU
SBのインターフェイス制御を行うUSB制御部10
と、LANの制御を行うLAN制御部11が設けてあ
る。このようなソフトウェア構成のUSB付ダイヤルア
ップルータは、次のような構成と機能を備えている。
【0026】:ルータ機能を前提としたソフトウェア
階層構造で、データリンク層にもネットワーク層にも影
響を与えないインターフェイス制御部9を備え、該イン
ターフェイス制御部9は、I/Oドライバ(USBドラ
イバ7、LANドライバ4)を介して送受信されるデー
タパケットの振り分けを行うパケット振り分け機能(パ
ケット振り分け手段)を備えている。
【0027】:インターフェイス制御部9は、データ
リンク層のI/Oドライバと、ネットワーク層のTCP
/IPプロトコルスタック21との間に置かれると共
に、前記パケット振り分け機能は、USBの先に接続さ
れた端末5の特定のMACアドレスと、ブロードキャス
トおよびマルチキャストのMACアドレスを振り分ける
と共に、前記端末5から受け取ったパケットの宛て先M
ACアドレスによって振り分け処理を行う機能を備えて
いる。
【0028】:前記パケット振り分け機能は、パケッ
トを受信した際、USBドライバ7からのメッセージを
基に、USBの先に端末5が接続されているかどうかを
判断し、端末5が接続されていればパケットの振り分け
を行ない、端末5が接続されていなければ、受信したパ
ケットを廃棄する機能を備えている。
【0029】§3:各部の機能等の説明 (1) :USBの先に接続された端末側の機能の説明 図2に示したように、USBの先に接続された端末5側
には、USBにイーサネットと同等のインターフェイス
を提供するために、USB−LANドライバ12(ソフ
トウェア構成)をインストールする。この場合、USB
−LANドライバ12は、USB付ダイヤルアップルー
タの付属品として提供し、ユーザが端末5にインストー
ルして使用する。
【0030】そして運用時には、USB−LANドライ
バ12がイーサネットのインターフェイスをエミュレー
タすることで、端末5は、イーサネット(LAN)であ
るとして通信を行うことができるようになる。なお、U
SBの先に接続された端末5側には、USB−IF8が
設けてあるが、このUSB−IF8は、端末5(例え
ば、汎用のパーソナルコンピュータ)に標準装備された
ものである。
【0031】(2) :USB付ダイヤルアップルータ側の
機能の説明・・・図4、図5参照 ところで、従来、異なるネットワークセグメントを同一
ネットワークとして扱うためには、ブリッジ装置によっ
て接続することが多かった。また、ルータ機能とブリッ
ジ機能が共存する装置でのブリッジを行う場合では、I
/Oドライバ間でパケットの受け渡しを行う方式か、或
いはデータリンク層で受け渡しを行う方式が一般的に考
えられていた。従って、このような従来の方式ではルー
タとしてのレイヤ構造に影響を与えてしまう。
【0032】そこで、前記USB付ダイヤルアップルー
タでは、ルータ機能を前提としたソフトウェア階層構造
で、データリンク層にもネットワーク層にも影響を与え
ないインターフェイス制御部9を設け、このインターフ
ェイス制御部9でデータパケットの振り分け機能を実現
する。
【0033】このパケットの振り分け機能は、I/Oド
ライバとTCP/IPプロトコルスタック21との間に
置かれるインターフェイス制御部9が有するパケット振
り分け機能(パケット振り分け手段)を用いて実現さ
れ、USBの先に接続された端末5の特定のMACアド
レスと、ブロードキャストおよびマルチキャストのMA
Cアドレスだけを振り分ける。また、USBの先に接続
された端末5から受け取ったパケットの宛て先MACア
ドレスによっても振り分け処理を行う。以下に、インタ
ーフェイス制御部のパケット振り分け機能を説明する。
【0034】§4:USB付ダイヤルアップルータのパ
ケット振り分け処理の説明 図4はダイヤルアップルータの処理説明図であり、A図
は処理1(ルータからイーサネット側に送出するパケッ
ト処理)、B図は処理2(USBから受信したパケット
の処理)、C図は処理3(Ethernetから受信したパケッ
トの処理)を示す。また、図5はインターフェイス制御
部の処理フローチャートである。なお、図5中、S1〜
S4は各処理ステップを示す。以下、USB付ダイヤル
アップルータのパケット振り分け処理を説明する。
【0035】(1) :LANドライバからのパケット受信
の前提条件 LANドライバからのパケット受信の前提条件は、次の
〜である。
【0036】:デスティネーションMACアドレスが
ブロードキャストおよびマルチキャストのもの :デスティネーションMACアドレスがUSB付ダイ
ヤルアップルータのMACアドレスのもの :デスティネーションMACアドレスがUSB先端末
に継るMACアドレスのもの (2) :ルータからイーサネット側に送出するパケットの
処理・・・図4のA図参照 USB付ダイヤルアップルータからイーサネット側に送
出するパケットの処理を図4のA図に処理1として示
す。この場合の処理は次の通りである。
【0037】*1:デスティネーションMACアドレス
が、USB先端末5に割り当てたMACアドレスである
ならば、そのパケットはUSB側に送信する。
【0038】*2:デスティネーションMACアドレス
がブロードキャストアドレスまたはマルチキャストアド
レスであるならば、そのパケットをUSB側に送信し、
それをコピーした同等のパケットをイーサネット側にも
送信する。
【0039】*3:デスティネーションMACアドレス
が、USB先端末5に割り当てたMACアドレスでなけ
れば、そのパケットはイーサネット側に送信する。
【0040】(3) :USBから受信したパケットの処理
・・・図4のB図参照 USBから受信したパケットの処理を図4のB図に処理
2として示す。この場合の処理は次の通りである。
【0041】*4:デスティネーションMACアドレス
が、USB付ダイヤルアップルータのMACアドレスで
あるならば、そのパケットはTCP/IPプロトコルス
タック21に通知する。
【0042】*5:デスティネーションMACアドレス
がブロードキャストアドレスまたはマルチキャストアド
レスであるならば、そのパケットはTCP/IPプロト
コルスタック21に通知すると共に、それをコピーした
同等のパケットをイーサネット側にも送信する。
【0043】*6:デスティネーションMACアドレス
が、USB付ダイヤルアップルータのMACアドレスで
なければ、そのパケットはイーサネット側に送信する。
【0044】(4) :イーサネットから受信したパケット
の処理・・・図4のC図参照 イーサネットから受信したパケットの処理を図4のC図
に処理3として示す。この場合の処理は次の通りであ
る。
【0045】*7:デスティネーションMACアドレス
が、USB付ダイヤルアップルータのMACアドレスで
なければ、そのパケットはUSBに対して送信する。
【0046】*8:デスティネーションMACアドレス
がブロードキャストアドレスまたはマルチキャストアド
レスであるならば、そのパケットはTCP/IPプロト
コルスタック21に通知すると共に、それをコピーした
同等のパケットをUSB側にも送信する。
【0047】*9:デスティネーションMACアドレス
が、USB付ダイヤルアップルータのMACアドレスで
あるならば、そのパケットはTCP/IPプロトコルス
タックに通知する。
【0048】(5) :インターフェイス制御部の処理・・
・図5参照 パケット受信時のインターフェイス制御部の処理を図5
に示す。この場合の処理は次の通りである。
【0049】パケット振り分けはUSBの先に端末5が
繋がっているかどうかにより動作が異なる。USBドラ
イバ7からの非同期的なメッセージとして「接続通知」
と、「切断通知」がインターフェイス制御部9に通知さ
れる。インターフェイス制御部9は、前記接続通知を受
け取ってから切断通知がくるまでの間、パケット振り分
け機能を動作させ、切断通知を受け取った状態ではパケ
ット振り分けを行わない。
【0050】このようにすれば、USBインターフェイ
ス不使用時の無駄なパケット制御やパケット操作を抑え
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。
【0052】(1) :USB付ダイヤルアップルータのイ
ンターフェイス制御部は、ルータ機能を前提としたソフ
トウェア階層構造で、データリンク層にもネットワーク
層にも影響を与えないでインターフェイス制御を行う。
そして、このインターフェイス制御では、I/Oドライ
バを介して送受信されるパケットの振り分け処理を行
う。
【0053】このようにすれば、ルータがUSBの先に
接続した端末を、イーサネット(LAN)と同一ネット
ワークに接続した端末として扱える。また、その端末宛
アドレスのデータパケットを選りすぐって転送するため
の機構を、ルータとしてのレイヤ構造に影響を与えずに
実現できる。
【0054】(2) :前記インターフェイス制御部は、I
/OドライバとTCP/IPプロトコルスタックとの間
に置かれており、前記パケット振り分け手段は、USB
の先に接続された端末の特定のMACアドレスとブロー
ドキャストおよびマルチキャストのMACアドレスを振
り分けると共に、USBの先に接続された端末から受け
取ったパケットの宛て先MACアドレスによっても振り
分け処理を行う。
【0055】このようにすれば、ルータがUSBの先に
接続した端末を、イーサネットと同一ネットワークに接
続した端末として扱える。また、その端末宛アドレスの
データパケットを選りすぐって転送するための機構を、
ルータとしてのレイヤ構造に影響を与えずに実現でき
る。
【0056】(3) :インターフェイス制御部のパケット
振り分け手段は、パケットを受信した際、USBドライ
バ7からの情報を基にUSBの先に端末が接続されてい
るかどうかを判断し、端末が接続されていればパケット
の振り分け処理を行ない、端末が接続されていなけれ
ば、受信したパケットを廃棄する処理を行う。
【0057】このようにすれば、USBインターフェイ
ス不使用時の無駄なパケット制御やパケット操作を抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるUSB付ダイヤル
アップルータの構成図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるUSB付ダイヤル
アップルータのソフトウェア構成図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるダイヤルアップル
ータの処理説明図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるインターフェイス
制御部の処理フローチャートである。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 ダイヤルアップルータ 2 ルータ処理部 3 ISDNドライバ 4 LANドライバ 5 端末 6 LANインターフェイス 7 USBドライバ 8 USBインターフェイス(USB−IF) 9 インターフェイス制御部(IF制御部) 10 USB制御部 11 LAN制御部 12 USB−LAN制御部 15 WAN制御部 17 WANインターフェイス(WAN−IF) 18 I.430インターフェイス(I.430−I
F) 21 TCP/IPプロトコルスタック 22 アプリケーションデーモン群 23 リアルタイムOS
フロントページの続き (72)発明者 佐久間 敬之 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 林 克憲 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 梅野 崇 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 5K030 HA08 HC02 HC05 HD03 JA08 LB05 LC18 MA06 MB09 5K033 DA06 DB16 DB18 EA03 EA07 EC04 5K101 KK02 LL03 MM05 SS07 TT04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルータ機能を前提としたソフトウェア階層
    構造で、データリンク層にもネットワーク層にも影響を
    与えないでインターフェイス制御を行うインターフェイ
    ス制御部を備えると共に、 前記インターフェイス制御部は、I/Oドライバを介し
    て送受信されるパケットの振り分け処理を行うパケット
    振り分け手段を備えていることを特徴とするUSB付ダ
    イヤルアップルータ。
  2. 【請求項2】前記インターフェイス制御部は、I/Oド
    ライバとTCP/IPプロトコルスタックとの間に置か
    れ、 前記パケット振り分け手段は、USBの先に接続された
    端末の特定のMACアドレスとブロードキャストおよび
    マルチキャストのMACアドレスだけを振り分けると共
    に、前記USBの先に接続された端末から受け取ったパ
    ケットの宛て先MACアドレスによっても振り分ける機
    能を備えていることを特徴とする請求項1記載のUSB
    付ダイヤルアップルータ。
  3. 【請求項3】前記パケット振り分け手段は、パケットを
    受信した際、USBドライバからの情報を基にUSBの
    先に端末が接続されているかどうかを判断し、端末が接
    続されていればパケットの振り分け処理を行ない、端末
    が接続されていなければ、受信したパケットを廃棄する
    処理を行う機能を備えていることを特徴とする請求項2
    記載のUSB付ダイヤルアップルータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7356034B2 (en) 2002-10-01 2008-04-08 Nec Infrontia Corporation Terminal device, method for processing communication data inside the terminal device, and program for implementing the method
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