JP2001154846A - ディジタル信号処理回路とこの回路を備えた通信装置 - Google Patents
ディジタル信号処理回路とこの回路を備えた通信装置Info
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Abstract
を小型かつ安価にし、かつ語長の異なる複数種のディジ
タル信号に対し高精度の演算処理を可能にする。 【解決手段】 メインプロセッサ20に加えて専用エン
ジン30を設け、通常精度のディジタル信号については
メインプロセッサ20内の演算器216で演算を行い、
高精度のディジタル信号についてはメインプロセッサ2
0のデータメモリ23から専用エンジン30へDMAコ
ントローラ40により転送して、専用エンジン30の高
精度演算器311により演算を行わせ、その演算結果を
DMAコントローラ40によりメインプロセッサ20に
戻すように構成する。そして、メインプロセッサ20の
データメモリ23に高精度ディジタル信号を格納する場
合には、1ワードを分割して空き領域に詰めた状態で格
納する。
Description
や音声信号の符号化及び復号処理を行うディジタル信号
処理回路と、この回路を備えた携帯情報端末や携帯電話
機、車載情報通信端末等の通信装置に関する。
rts Group)等をはじめとするディジタル・コンテンツ
の普及につれ、ディジタル信号処理技術の重要性が一層
増している。この様なディジタル信号処理を携帯情報端
末や携帯電話機等の通信装置において実現する場合に
は、DSP(Digital Signal Processor)やRISC
(Reduced Instruction Set Computer)等のプロセッサ
を使用するのが一般的である。
ディジタル信号処理を行う際には、ディジタル信号の語
長が演算精度に直接関係する。語長が短ければ演算器の
ビット幅やメモリ容量等のハードウエア・リソースが少
なくて済む。しかし、信号処理の内容によっては品質に
与える影響が大きくなり、特にビデオ信号やオーディオ
信号を取り扱うマルチメディア信号処理を行う場合に
は、語長が足りないと十分な品質が得られなくなる。そ
こで、品質を確保するために、ディジタル信号の語長を
要求される品質を満足する最短の語長に合わせる手法
と、語長の不足をソフトウエア処理により補って演算精
度を確保する手法が検討されている。
号処理の中で品質に大きな影響を及ぼすものは、演算結
果に対しさらに演算を行うことで誤差が蓄積されるよう
な場合であり、この様な演算処理は処理全体のごく一部
であることが多い。このため、一部の演算処理に合わせ
てすべての演算処理について最大語長を与えることは、
演算器のビット幅やメモリ容量等のハードウエア・リソ
ースの面で回路規模の大型化やコストの増加を招き好ま
しくない。
う手法は、ハードウエア・リソースの面で効果がある
が、処理遅延を生じ易いためリアルタイム性が要求され
る信号処理には不向きである。また、処理量の増加は消
費電力の増加を招くため、特に携帯情報端末や携帯電話
機等のバッテリ駆動型の通信装置においては非常に好ま
しくない。
チメディア信号処理では、フィルタ演算や相関演算等の
定型の演算処理を高速に行う必要がある。しかも、この
種の演算処理は有限語長による演算誤差が蓄積され易い
ため、高精度の演算処理が求められる。しかし、この種
の演算処理を行う際に、RISCではアドレッシング等
のオーバヘッドが大きく効率的な演算が困難である。
算を高速演算することが可能であるが、演算の種類が限
られているため不定形の演算処理を高速に行うことは苦
手であり、また通常の処理についても高級言語でロジッ
クを記述することが難しく、開発効率に問題がある。
ので、その目的とするところは、メモリ容量を減らして
ハードウエア・リソースを小型かつ安価にし、かつ語長
の異なる複数種のディジタル信号に対し高精度の演算処
理を可能にしたディジタル信号処理回路とこの回路を備
えた通信装置を提供することにある。
にこの発明は、第1の語長を持つ第1のディジタル信号
及び上記第1の語長よりも長い第2の語長を持つ第2の
ディジタル信号をそれぞれ演算処理するディジタル信号
処理回路において、主演算処理回路と、この主演算処理
回路に接続される専用演算処理回路とを設け、上記主演
算処理回路に、上記第1の語長に対応する演算処理機能
を有する主演算部と、単位記憶領域の記憶容量が上記第
1の語長に対応して構成された第1のメモリと、ディジ
タル信号記憶制御手段と、演算制御手段とを備え、第1
のメモリに上記第1のディジタル信号を記憶する場合に
はその1語長を第1のメモリの単位記憶領域に記憶し、
第2のディジタル信号を記憶する場合にはその1語長を
区切って前記第1のメモリの複数の単位記憶領域に渡り
詰めて記憶する。そして、第1のディジタル信号につい
ては上記主演算部に供給して演算処理を行わせ、第2の
ディジタル信号については上記専用演算処理回路に転送
する。
の語長に対応する演算処理機能を有する専用演算部と、
単位記憶領域の記憶容量が上記第2の語長に対応して構
成された第2のメモリと、専用演算制御手段とを備え
る。そして、この専用演算制御手段により、上記専用演
算部及び第2のメモリを使用することで、上記主演算処
理回路から転送された第2のディジタル信号を専用演算
部に供給して演算処理を行わせ、その演算処理結果を上
記主演算処理回路に返送するようにしたものである。
語長の第1のディジタル信号については主演算処理回路
で演算処理され、これに対し語長の長い第2のディジタ
ル信号については専用演算処理回路に転送されて演算処
理される。このため、主演算処理回路は通常語長のディ
ジタル信号処理のみを行えばよいことになり、これによ
り演算部及びメモリに第2のディジタル信号の語長に対
応したものを用意する必要がなくなって、その分主演算
処理回路のハードウエア・リソースを小型で安価なもの
にすることができる。またソフトウエアの面では、語長
の不足をソフトウエアで補う必要がないため、リアルタ
イムで高品質の処理が可能となる。
は、主演算処理回路から転送される少数ワードのディジ
タル信号を一時記憶できる程度でよいので比較的小容量
で済み、また演算部は定型の演算処理に対応したもので
よいため比較的小規模で済む。このため、専用演算処理
回路の構成についても比較的小規模に抑えることができ
る。
号を主演算処理回路のメモリに記憶する際に、その語長
を区切って複数の単位記憶領域に渡り詰めて記憶するよ
うにしているので、メモリを無駄な余剰記憶領域を発生
させずに効率良く使用できる利点がある。
専用演算処理回路の少なくとも一方に語長変換手段を設
け、この語長変換手段により、第2のディジタル信号を
転送する際にその語長を第1の語長と第2の語長との間
で変換することも特徴としている。
路の第1のメモリにおいて、第2のディジタル信号がそ
の語長を区切って複数の単位記憶領域に渡り詰めて記憶
されていても、第2のディジタル信号の転送時に語長変
換されるため、主演算処理回路では上記第2のディジタ
ル信号のデータ順の入れ替え処理が不要となり、これに
より多くのメモリアクセス回数やシフト演算処理が不要
となってオーバヘッドの発生を低減することができる。
び専用演算処理回路の少なくとも一方にデータ順序変換
手段を設け、このデータ順序変換手段により、第2のデ
ィジタル信号を転送する際に専用演算部における処理内
容に応じてそのデータ順序を変換するように構成するこ
とも特徴としている。このように構成することで、専用
演算処理回路の演算部における演算処理ステップ数を減
らして演算処理の効率を高めることができる。
2のディジタル信号の転送してからその演算処理結果が
返送されるまでの期間に、主演算処理回路において別の
処理を実行することも特徴としている。このように構成
することで、主演算処理回路と専用演算処理回路とを並
列に動作させることができ、これにより回路全体として
信号処理効率を高めることができる。
2のディジタル信号の転送してからその演算処理結果が
返送されるまでの期間に、主演算処理回路が自己の動作
状態を休止状態に設定することも特徴としている。この
ように構成することで、主演算処理回路を常時動作させ
る場合に比べ、主演算処理回路の消費電力を低減して回
路全体の省電力化を図ることができる。
実施形態を説明する。図1は、この発明に係わる通信装
置の一実施形態を示すもので、マルチメディア移動通信
端末装置の回路ブロック図である。
わち、図示しない基地局或いは中継局から到来した無線
周波信号は、アンテナ1で受信されたのち無線部2に入
力され、ここで周波数変換とディジタル復調処理が行わ
れる。ベースバンド処理部3では、上記無線部2から出
力された復調ディジタル信号に対し誤り訂正復号処理や
デ・インタリーブ処理等の受信ベースバンド処理が行わ
れ、この処理後の受信ディジタル信号は多重分離部4に
入力される。多重分離部4では、上記受信ディジタル信
号から、そのヘッダ情報の内容に従いオーディオ・デー
タ、ビデオ・データ及びコンピュータ・データが分離さ
れ、それぞれオーディオ信号処理部5、ビデオ信号処理
部6及びデータ処理部7に入力される。
クを構成するディジタル信号処理回路を備え、上記受信
オーディオ・データに対し音声復号処理を行う。そし
て、復号したオーディオ信号をスピーカ51から拡声出
力する。
データに対し例えばMPEG4に規定される映像復号処
理を行い、これにより再生したビデオ信号を表示制御部
8に供給する。
ータ・データを表示可能な形態に変換して表示制御部8
に入力する。表示制御部8は、上記ビデオ信号及びコン
ピュータ・データを選択的に液晶表示部(LCD)9に
表示する。
なわち、マイクロホン52から入力された音声信号はオ
ーディオ信号処理部5に入力され、ここで音声コーデッ
クにより符号化される。またカメラ61の撮像により得
られたビデオ信号は、ビデオ信号処理部6でMPEG4
に規定される符号化方式により符号化される。さらに、
入力部14から入力されるか又は記憶部13から読み出
された文書ファイル等のコンピュータ・データは、主制
御部10からデータ処理部7に入力され、ここで必要に
応じて送信のための処理が行われたのち多重分離部4に
入力される。
部5から出力された送信オーディオ・データ、ビデオ信
号処理部6から出力された送信ビデオ・データ及びデー
タ処理部7から出力されたコンピュータ・データを、所
定のフォーマットに従い多重化して、例えば送信パケッ
トを生成する。
トに対し誤り訂正符号化やインタリーブ等の送信ベース
バンド信号処理を行い、この処理後の送信パケットを無
線部2に入力する。無線部2では、上記送信パケットに
対しディジタル変調処理、無線伝送周波数への周波数変
換及び送信電力レベルの制御がそれぞれ行われ、これに
より生成された無線周波信号はアンテナ1から基地局又
は中継局に向け送信される。
テリ11の出力電圧をもとに所定の動作電圧Vccを生成
して装置内の各回路モジュールに供給する。
ビデオ信号処理部6には、この発明に係わるディジタル
信号処理回路が設けられている。なお、ここではオーデ
ィオ信号処理部5に設けられるディジタル信号処理回路
を例にとって説明する。
ル信号処理回路の概略構成を示すブロック図である。こ
のディジタル信号処理回路は、メインプロセッサ20
と、このメインプロセッサ20に対し制御信号線60を
介して接続された専用エンジン30と、DMA(Direct
Memory Access)コントローラ40と、外部インタフェ
ース(I/F)回路50とから構成される。
と、この演算コア21に信号処理を実行させるための命
令(プログラム)を格納した命令メモリ(IMEM)2
2と、処理対象のディジタル信号を格納するデータメモ
リ(DMEM)23とを備えている。演算コア21は、
演算幅等が、通常精度のディジタル信号、例えば16bi
t を1ワードとしたオーディオ・データに対応して構成
される。データメモリ23も、上記通常精度のディジタ
ル信号に対応して、1アドレスで指定できる記憶領域が
16bit に設定されている。
算コア31と、データメモリ(DMEM)32とを備え
ている。高精度演算コア31は、演算幅等が、上記通常
精度のディジタル信号より語長の長い高精度のディジタ
ル信号、例えば24bit のオーディオ・データに対応し
て構成される。またデータメモリ32は、前記メインプ
ロセッサ20から転送された高精度のディジタル信号
と、演算終了後にメインプロセッサ20に返送するデー
タとをそれぞれ格納するもので、上記高精度のディジタ
ル信号に対応して、1アドレスで指定できる記憶領域が
24bit に設定されている。
ア21は、次のように構成される。図3はその構成を示
す回路ブロック図である。すなわち、デコード回路21
4は、命令メモリ22からプログラム・カウンタ(P
C)212が示すアドレスの記憶領域に格納されている
命令を命令メモリインタフェース(IMEM IF)2
13を介して読み出し、この命令をデコードして制御回
路211に与える。なお、プログラム・カウンタ212
の値は、制御回路211により更新されない限り、順次
インクリメントされて次に読み出すべきアドレスを示
す。
果に基づいて、データメモリ23からデータメモリイン
タフェース(DMEM IF)217を介して16bit
ワードのレジスタファイル215にデータをロードした
り、逆にレジスタファイル215からデータメモリ23
にデータをストアしたり、レジスタファイル215のデ
ータを演算器216に渡して演算させたり、さらにはプ
ログラムカウンタ212の値を制御するというように、
各モジュールを制御する。演算器216は、加減算器と
乗算器とから構成される。
ラ40とのインタフェース機能を有し、外部インタフェ
ース50や専用エンジン30へデータをDMA転送する
際のアドレスやサイズを指定する。制御回路211はさ
らに、専用エンジン30との間のインタフェース機能を
有し、制御信号線60を介して専用エンジン30に対し
演算内容(CALC MODE)の指定、データメモリ
23から専用エンジン30のデータメモリにデータ転送
する際のデータ入替順序(DMA MODE)の指定、
及び演算開始の指示を行う。
から演算の状態を示すbusy信号を受け取る機能も有
し、このbusy信号より専用エンジン30の演算状態
を判定する。そして、この判定結果に基づいて、専用エ
ンジン30がビジー状態、つまり演算動作を行っている
期間中に、メインプロセッサ20自身の動作を制御す
る。
存しない処理を実行可能な場合には、その命令を実行す
る。すなわち、専用エンジン30と並列動作を行う。ま
た専用エンジン30の演算結果に依存し処理が継続でき
ない場合には、クロック制御回路(CLK制御回路)2
18に指示を出すことで各モジュールへのクロックの供
給を止め、これにより専用エンジン30の演算が終了す
るまでメインプロセッサ20をスリープ状態に設定す
る。
31は次のように構成される。図4はその構成を示す回
路ブロック図である。
6には、DMAコントローラ40を介してDMA転送す
るデータの並べ替え順序を表すモードが格納され、この
モードはメインプロセッサ20により設定される。アド
レス変換回路315は、DMA MODEレジスタ31
6に記憶されたモードに従って、高精度のディジタル信
号の順序を入れ替える処理を行う。そして、この入替処
理後のデータを、データメモリ・インタフェース(デー
タメモリI/F)314を介してデータメモリ32の所
定アドレス領域に格納するように制御する。
格納するテーブル領域321と、2read2writeタイプ
のデータ領域322とから構成される。このデータ領域
322は、例えば1アドレス領域が24bit により構成
され、24bit 1ワードの高精度ディジタル信号及びそ
の演算結果のデータをそのまま1アドレス領域に格納可
能となっている。
メインプロセッサ20から指定された高精度演算器31
1の演算内容を示すモードが記憶される。演算制御回路
312は、メインプロセッサ20から演算開始の信号を
受けると、上記CALC MODEレジスタ313に記
憶されているモードに従って、高精度演算器311及び
データメモリ32を制御する。
個の加減算器とを備え、これらの演算器により例えば4
ポイントの複素高速フーリエ変換(FFT)演算を行
う。図5にその構成の一例を示す。
信号処理回路の動作を説明する。例えば、多重分離部4
から出力されたオーディオ・データは、オーディオ信号
処理部5に入力されると、外部インタフェース回路50
からDMAコントローラ40を介してメインプロセッサ
20に取り込まれ、データメモリ23に格納される。格
納されたオーディオ・データに対して復号処理を行う際
に、復号過程の中間データとして、演算精度が再生品質
にセンシティブでないものは通常精度(16bit)で処理す
る。つまり、1ワードずつそのままデータメモリ23の
各アドレス領域に格納される。
ィブな演算は、中間データとして高精度(24bit)な演算
およびデータの保持が必要になる。この場合、高精度デ
ィジタル信号は1ワードのサイズがデータメモリ23の
1アドレス領域のサイズ(16bit )よりも大きいた
め、そのままでは格納できない。そこで、24bit 1ワ
ードからなる高精度ディジタル信号をMSB側の16bi
t とLSB側の8bit とに分割し、MSB側の16bit
をデータメモリ23の1アドレス領域に格納し、LSB
側の8bit を次のアドレス領域又は一つ前のアドレス領
域に格納する。
B側の8bit は、データメモリ23の空き領域に詰めら
れて格納される。図6はその格納状態の一例を示すもの
である。この様にすることで、データメモリ23に無駄
な空き領域を生じさせることなく高精度ディジタルデー
タを効率良く格納できる。
命令メモリ22に格納された命令に従い演算処理を開始
すると、データメモリ23に格納された通常精度ディジ
タル信号および高精度ディジタル信号にアクセスする必
要がある。この場合、通常精度のデータであれば、制御
回路211は、演算器216に供給して演算を行わせ
る。
は、メインプロセッサ20からDMAコントローラ40
を介して専用エンジン30に転送され、この専用エンジ
ン30において演算される。
路211は、先ず専用エンジン30に対し、転送データ
のアドレス及びサイズ及びデータの入替順序を指定する
モード情報と、演算内容を指定するモード情報をそれぞ
れ制御信号線60を介して通知する。専用エンジン30
は、これらの情報をそれぞれDMA MODEレジスタ
316及びCALC MODEレジスタ313に記憶す
る。続いてメインプロセッサ20は、データメモリ23
に格納された高精度ディジタル信号を順次DMAコント
ローラ40により専用エンジン30へ転送する。
ーラ40によりメインプロセッサ20から高精度ディジ
タル信号が転送されると、先に通知された転送データの
アドレスやサイズ、入替順序を指定するモード情報に従
い、アドレス変換回路315においてデータの入れ替え
処理を行う。
ータメモリ23において図6に示すように1ワードが分
割されたうえ空き領域に詰めた状態で格納されていたた
め、その格納ルールに従い、アドレス1,4,7,…に
それぞれ格納されていた2個のLSB側8bit データを
分割し、この分割された2個のLSB側8bit データを
それぞれ対応する1バイト前のMSB側16bit データ
及び1バイト後のMSB側16bit データに付加し、こ
れにより24bit 1ワードの高精度ディジタル信号を構
成する。
は、先に通知された高精度演算の指定内容に応じ、高精
度演算を効率良く行うためのデータ入れ替え処理も行
う。例えば、いま高精度演算の処理内容が後述する高速
フーリエ変換(FFT)だとすると、図7に示すように
データ[5],データ[13],…の順序をそれぞれデータ
[7],データ[15],…の次に位置するように入れ替え
る。
高精度ディジタル信号は、データメモリインタフェース
314を介してデータメモリ32内のデータ領域322
に順次格納される。
11において、上記データメモリ32に格納された高精
度ディジタル信号に対し、先にメインプロセッサ20か
ら指定された内容の演算処理を実行する。
場合を例にとって説明する。図8はその演算処理のデー
タフローを示すものである。同図において、データa,
b,c,dはそれぞれ複素データであり、実部(xxx.r
e)と虚部(xxx.im)を持つ。jは虚数単位、Wは複素
係数である。高精度演算器311では、データメモリ3
2のデータ領域322に格納されているデータa,b,
c,dに対し、図8に示すデータフローの〜の順
に、バタフライ演算と、テーブル領域321に格納され
ている複素係数Wとの複素乗算とが、インプレイス演算
により繰り返し行われる。
メモリ32に格納されている24bit 1ワードのデータ
である。
ートP0 及びP1 を介してラッチ回路部3111の対応
するラッチL0 ,L1 にそれぞれデータx,uを取り込
む。次に、セレクタ3112,3115をそれぞれ制御
して、上記ラッチL0 のデータXを加算器3116及び
減算器3117にそれぞれ入力すると共に、上記ラッチ
L1 のデータuを加算器3116及び減算器3117に
それぞれ入力して、それぞれ加算及び減算を行う。そし
て、その加算出力(x+u)及び減算出力(x-u)をそれぞれラ
ッチ3118,3119で一旦ラッチしたのち、セレク
タ3120によりポートP4 ,P5 を介してデータメモ
リ32へ出力し、前記データx,uが格納されていたア
ドレス領域に格納する。以後、データy,vについても
同様の演算を行う。かくして、バタフライ演算がなされ
る。
イナスになっている理由は、途中の演算を少なくするた
めである。なお、上記左辺の第2項はデータメモリ32
のテーブル領域321に格納されている係数データWで
あるため、予めマイナス値を用意しておけば演算上問題
はない。
P1 ,P2 ,P3 を介してラッチL0 ,L1 ,L2 ,L
3 にそれぞれデータx,y,u,vを取り込む。次に、
セレクタ3112を制御して、ラッチL0 のデータxを
乗算器3113に、またラッチL2 のデータuを乗算器
3113,3114にそれぞれ入力し、さらにラッチL
1 のデータyを乗算器3114に入力し、これにより各
乗算器3113,3114に乗算を行わせる。そして、
セレクタ3115を制御して、乗算器3113の乗算出
力(x×u)を加算器3116に入力すると共に、乗算器3
114の乗算出力(y×u)を減算器3117に入力し、さ
らにこれらの加算器3116及び減算器3117の他方
の入力端には“0”値を入力して、それぞれ加算及び減
算を行わせる。これらの加算器3116及び減算器31
17の加算出力(x×u)及び減算出力(y×u)はそれぞれラ
ッチ3118,3119にラッチされる。
チL1 のデータyを乗算器3113に、またラッチL0
のデータxを乗算器3114にそれぞれ入力し、さらに
ラッチL3 のデータvを乗算器3113,3114にそ
れぞれ入力し、これにより各乗算器3113,3114
に乗算を行わせる。そして、セレクタ3115,312
0を制御して、乗算器3113の乗算出力(y×v)を加算
器3116に入力すると共に、乗算器3114の乗算出
力(x×v)を加算器3116に入力し、さらに先に算出し
たラッチ3119のデータ(y×u)を減算器3117に、
またラッチ3118のデータ(x×u)を加算器3116に
それぞれ帰還入力して、加算器3116及び減算器31
17にそれぞれ加算及び減算を行わせる。この結果、加
算器3116及び減算器3117からはそれぞれ(y×v)
+(x×u)及び(y×u)−(x×v)が出力され、これらの値は
それぞれラッチ3118,3119でラッチされる。
9でラッチされた(y×v)+(x×u)及び(y×u)−(x×v)
は、セレクタ3120によりポートP4 ,P5 を介して
データメモリ32へ出力され、前記データx,uが格納
されていたアドレス領域に格納される。かくして、複素
乗算演算がなされる。
メモリ32のデータ領域322から読み出されてアドレ
ス変換回路315で1ワード24bit のデータを1ワー
ド16bit のデータに語長変換されたのち、DMAコン
トローラ40によりメインプロセッサ20へ転送されて
そのデータメモリ23に格納される。
演算処理が行われている状態では、専用エンジン30か
らメインプロセッサ20に対しビジー状態を表す信号が
通知されている。メインプロセッサ20は、このbus
y信号により専用エンジン30がビジー状態であること
を検出すると、専用エンジン30の演算結果に依存せず
に他の処理を実行可能であるか否かを判定する。そし
て、実行可能な処理がある場合には、当該処理を実行す
る。
は、制御回路211以外の各モジュールに対するクロッ
クの供給を断って、メインプロセッサ20をスリープ状
態に設定する。なお、この場合、制御回路211以外の
各モジュールに対する動作電源電圧Vccの供給を断つよ
うにしてもよい。この様にすることで、回路全体の処理
効率を高めることができ、さらには低消費電力化を図る
ことができる。
ンプロセッサ20に加えて専用エンジン30を設け、通
常精度のディジタルデータについてはメインプロセッサ
20内の演算器216で演算を行い、高精度のディジタ
ルデータについてはメインプロセッサ20のデータメモ
リ23から専用エンジン30へDMAコントローラ40
により転送して、専用エンジン30の高精度演算器31
1により演算を行わせるようにし、しかもメインプロセ
ッサ20のデータメモリ23に高精度ディジタル信号を
格納する際には、1ワードを分割して空き領域に詰めた
状態で格納するようにしている。
ジタル信号の演算はそれ専用に構成された専用エンジン
30で行われるため、常に高品質の演算結果を得ること
ができる。また、メインプロセッサ20において語長不
足を補うためのソフトウエア演算処理を行う必要がなく
なるので、これにより処理遅延の発生を防止して信号処
理のリアルタイム性を保持することができる。
ディジタルデータの演算処理を行う必要がないので、メ
インプロセッサ20の演算器216のサイズ、及びデー
タメモリ23の1アドレス領域のサイズを通常精度のデ
ィジタルデータに対応するサイズに限定することができ
る。しかも、データメモリ23において高精度ディジタ
ル信号は詰めた状態で格納されるので、無駄な空き領域
は発生せず高密度の記憶が可能となる。従って、データ
メモリ23の小容量化を図ることが可能となり、これに
よりメインプロセッサ20の回路規模及び価格を低く抑
えることができる。
を追加したことで全体の回路規模の大型化が懸念される
が、専用エンジン30の高精度演算器311はFFT演
算等の定型演算を専用に行うべく構成されるので比較的
小規模な回路にすることができ、さらにデータメモリ3
2についても第2のディジタルデータを少数バイト分格
納できれば十分であり、小容量のものを用いることがで
きる。このため、専用エンジン30を追加したとして
も、全体のハードウエアの大型化を最小限度に止めるこ
とが可能である。
にアドレス変換回路315を設け、メインプロセッサ2
0のデータメモリ23に格納されている高精度ディジタ
ル信号をそのまま専用エンジン30にDMA転送し、上
記アドレス変換回路315でデータ順序の変換を行った
のち専用エンジン30内のデータメモリ32に格納する
ようにしている。このため、メインプロセッサ20では
高精度ディジタル信号のデータ順序を変換する必要がな
く、このため複数のアドレッシング等によるオーバヘッ
ドの発生を防止することができる。
0がビジー状態(演算中)の期間において、メインプロ
セッサ20が専用エンジン30の演算結果に依存しない
処理を実行可能なときには当該処理を実行し、一方専用
エンジン30の演算結果に依存する処理を実行せざるを
得ない場合には、メインプロセッサ20をスリープ状態
に設定するようにしている。このため、回路全体の処理
効率の向上及び低消費電力化を図ることができる。
るものではない。例えば、前記実施形態では専用エンジ
ン30に設けたアドレス変換回路315においてデータ
順序の入れ替えを行うようにしたが、DMAコントロー
ラ40にアドレス変換回路を設けてここでアドレス変換
を行うように構成してもよい。
FT演算を行う場合を例にとって説明したが、他にフィ
ルタリング処理や窓掛け処理、オーディオ信号の符号化
処理で必要なMDCT(Modified Discrete Cosine Tra
nsform)演算、IMDCT(Inverse MDCT)演算を
行うようにしてもよい。
タをデータメモリ32のデータ領域322に、乗算係数
をテーブル領域321にそれぞれ格納する。そして、こ
れらのデータを順次読み出して乗算を行い、加算及び減
算処理をスルーして上記乗算結果のデータをデータ領域
322のもとの領域に格納することで、実現可能であ
る。
ば図9に示すような左右対称な窓係数を持つことが多い
(例えばsinデータ等)。この場合には、メインプロセッ
サ20から専用エンジン30への係数データ転送時に、
前半部分は通常どおり転送して(データ転送順序A)窓掛
け処理を行い、後半部分は前半部分の逆順(データ転送
順序B)で転送して窓掛け処理を行なえば、保持しておか
なければいけない係数データが半分で済む。また、専用
エンジンの演算制御回路において、係数データの取り込
み時に逆順に読み込むモードを追加して処理すれば、デ
ータ転送回数も削減可能である。
の回路構成や、データ転送手段の構成(DMA転送に限
らない)、通信装置の種類とその構成等についても、こ
の発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
る。
語長の第1の語長に対応する主演算処理回路に加え、長
語長の第2の語長に対応する専用演算処理回路を設け、
第1のディジタル信号については主演算処理回路の演算
部に供給して演算処理を行わせ、第2のディジタル信号
については専用演算処理回路に転送して演算処理を行わ
せるようにし、かつ上記主演算処理回路の第1のメモリ
に第1のディジタル信号を記憶する場合にはその1語長
を第1のメモリの単位記憶領域に記憶し、第2のディジ
タル信号を記憶する場合にはその1語長を区切って第1
のメモリの複数の単位記憶領域に渡り詰めて記憶するよ
うに構成している。
を減らしてハードウエアリソースを小型かつ安価に保持
し、かつ語長の異なる複数種のディジタル信号に対し高
精度の演算処理を可能にしたディジタル信号処理回路と
この回路を備えた通信装置を提供することができる。
すもので、マルチメディア移動通信端末装置の回路ブロ
ック図。
回路の概略構成を示すブロック図。
路ブロック図。
回路ブロック図。
T)演算を行う高精度演算器の構成例を示す回路ブロッ
ク図。
精度ディジタル信号の格納状態の一例を示す図。
えるときの一例を示す図。
算処理のデータフローを示す図。
場合のデータ反転転送動作を説明するための図。
Claims (6)
- 【請求項1】 第1の語長を持つ第1のディジタル信号
及び前記第1の語長よりも長い第2の語長を持つ第2の
ディジタル信号をそれぞれ演算処理するディジタル信号
処理回路において、 主演算処理回路と、この主演算処理回路に接続される専
用演算処理回路とを具備し、 前記主演算処理回路は、 前記第1の語長に対応する演算処理機能を有する主演算
部と、 単位記憶領域の記憶容量が前記第1の語長に対応して構
成された第1のメモリと、 この第1のメモリに前記第1のディジタル信号を記憶す
る場合には、その1語長を第1のメモリの単位記憶領域
に記憶し、前記第2のディジタル信号を記憶する場合に
は、その1語長を区切って前記第1のメモリの複数の単
位記憶領域に渡り詰めて記憶するディジタル信号記憶制
御手段と、 前記第1のメモリに記憶された第1及び第2のディジタ
ル信号のうち、第1のディジタル信号については前記主
演算部に供給して演算処理を行わせ、第2のディジタル
信号については前記専用演算処理回路に転送する演算制
御手段とを備え、 前記専用演算処理回路は、 前記第2の語長に対応する演算処理機能を有する専用演
算部と、 前記主演算処理回路から転送された第2のディジタル信
号を前記専用演算部に供給して演算処理を行わせ、その
演算処理結果を前記主演算処理回路に転送する専用演算
制御手段と、 単位記憶領域の記憶容量が前記第2の語長に対応して構
成され、前記主演算処理回路から転送された第2のディ
ジタル信号及び前記専用演算部により得られた演算処理
結果を一時保持する第2のメモリとを備えたことを特徴
とするディジタル信号処理回路。 - 【請求項2】 前記主演算処理回路及び専用演算処理回
路の少なくとも一方は、第2のディジタル信号を転送す
る際にその語長を第1の語長と第2の語長との間で変換
する語長変換手段を、さらに備えたことを特徴とする請
求項1記載のディジタル信号処理回路。 - 【請求項3】 前記主演算処理回路及び専用演算処理回
路の少なくとも一方は、第2のディジタル信号を転送す
る際に、専用演算部における処理内容に応じてそのデー
タ順序を変換するデータ順序変換手段を、さらに備えた
ことを特徴とする請求項1記載のディジタル信号処理回
路。 - 【請求項4】 前記主演算処理回路は、前記専用演算処
理回路へ第2のディジタル信号の転送してからその演算
処理結果が返送されるまでの期間に、別の処理を実行す
ることを特徴とする請求項1記載のディジタル信号処理
回路。 - 【請求項5】 前記主演算処理回路は、前記専用演算処
理回路へ第2のディジタル信号の転送してからその演算
処理結果が返送されるまでの期間に、自己を動作休止状
態に設定することを特徴とする請求項1記載のディジタ
ル信号処理回路。 - 【請求項6】 ディジタル信号に対し伝送のための所定
の信号処理を施し、この処理されたディジタル信号を通
信回線を介して伝送する通信装置において、 主演算処理回路及びこの主演算処理回路に接続される専
用演算処理回路を備え、第1の語長を持つ第1のディジ
タル信号及び前記第1の語長よりも長い第2の語長を持
つ第2のディジタル信号に対しそれぞれ前記伝送のため
の演算処理を行うディジタル信号処理回路を具備し、 前記主演算処理回路は、 前記第1の語長に対応する演算処理機能を有する主演算
部と、 単位記憶領域の記憶容量が前記第1の語長に対応して構
成された第1のメモリと、 この第1のメモリに前記第1のディジタル信号を記憶す
る場合には、その1語長を第1のメモリの単位記憶領域
に記憶し、前記第2のディジタル信号を記憶する場合に
は、その1語長を区切って前記第1のメモリの複数の単
位記憶領域に渡り詰めて記憶するディジタル信号記憶制
御手段と、 前記第1のメモリに記憶された第1及び第2のディジタ
ル信号のうち、第1のディジタル信号については前記主
演算部に供給して演算処理を行わせ、第2のディジタル
信号については前記専用演算処理回路に転送する演算制
御手段とを備え、 前記専用演算処理回路は、 前記第2の語長に対応する演算処理機能を有する専用演
算部と、 前記主演算処理回路から転送された第2のディジタル信
号を前記専用演算部に供給して演算処理を行わせ、その
演算処理結果を前記主演算処理回路に転送する専用演算
制御手段と、 単位記憶領域の記憶容量が前記第2の語長に対応して構
成され、前記主演算処理回路から転送された第2のディ
ジタル信号及び前記専用演算部により得られた演算処理
結果を一時保持する第2のデータメモリとを備えたこと
を特徴とするディジタル信号処理回路を備えた通信装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34048999A JP3737660B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | ディジタル信号処理回路とこの回路を備えた通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34048999A JP3737660B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | ディジタル信号処理回路とこの回路を備えた通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001154846A true JP2001154846A (ja) | 2001-06-08 |
JP3737660B2 JP3737660B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=18337466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34048999A Expired - Fee Related JP3737660B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | ディジタル信号処理回路とこの回路を備えた通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3737660B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7219116B2 (en) | 2002-08-21 | 2007-05-15 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Data processing apparatus |
WO2008105494A1 (ja) | 2007-02-28 | 2008-09-04 | Nec Corporation | Dma転送装置及び方法 |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP34048999A patent/JP3737660B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7219116B2 (en) | 2002-08-21 | 2007-05-15 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Data processing apparatus |
WO2008105494A1 (ja) | 2007-02-28 | 2008-09-04 | Nec Corporation | Dma転送装置及び方法 |
US9367496B2 (en) | 2007-02-28 | 2016-06-14 | Nec Corporation | DMA transfer device and method |
Also Published As
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---|---|
JP3737660B2 (ja) | 2006-01-18 |
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