JP2001150429A - ポリオレフィンのフィッシュアイ軽減装置及び方法 - Google Patents

ポリオレフィンのフィッシュアイ軽減装置及び方法

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JP2001150429A JP33481999A JP33481999A JP2001150429A JP 2001150429 A JP2001150429 A JP 2001150429A JP 33481999 A JP33481999 A JP 33481999A JP 33481999 A JP33481999 A JP 33481999A JP 2001150429 A JP2001150429 A JP 2001150429A
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polyolefin
fish eyes
shear stress
reducing
kneading
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Koichi Nakayama
耕一 中山
Shogo Okumura
正吾 奥村
Fuminao Watanabe
文尚 渡辺
Shinji Hashizume
慎治 橋爪
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Kobe Steel Ltd
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Japan Polychem Corp
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリオレフィン、特にポリプロピレンブロッ
クコポリマーを溶融混練する際に発生するフィッシュア
イを軽減するポリオレフィンのフィッシュアイ軽減装置
と方法を提供する。 【解決手段】 ポリオレフィンを溶融する第1装置と、
溶融したポリオレフィンが搬送され混練される第2装置
とが連設され、それぞれが独立して制御されるポリオレ
フィンのフィッシュアイ軽減装置において、前記第1装
置は1軸又は2軸押出機、前記第2装置は1軸押出機で
あって、前記第1装置の出口と前記第2装置の入口が圧
力発生機を介さずに直結されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリオレフィン、特
にポリプロピレンブロックコポリマーの溶融混練を行う
際に有用な、フィッシュアイ発生を抑制しつつ駆動力の
ロスの少ないポリオレフィンのフィッシュアイ軽減装置
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ポリオレフィンに発生する超
高分子量部分(不均一部分)は、ポリオレフィンからフ
ィルム等の成形体を得る際にフィッシュアイ(Gel、
以下同様)として現れ、成形体の外観を損ねる等の不都
合を引き起こしていた。ポリオレフィンのうち、特にポ
リプロピレンブロックコポリマー(又はポリプロピレン
ブロック共重合体、ポリプロピレン共重合体組成物も含
む、以下同様)を用いた成形体に発生するフィッシュア
イは、外観上の問題のみならず、前記ポリマーが持つ利
点である耐衝撃性をも損ね、成形体の品質低下につなが
る恐れもある。そのため、かかるフィッシュアイの発生
を抑制するために様々なフィッシュアイ軽減に関する方
法が提案されている。
【0003】例えば、特開昭58−49716号公報に
は分級装置を用いてフィッシュアイを制御する方法が開
示されており、特開昭61−69821号公報にはアル
コール類を重合触媒失活剤として用いてフィッシュアイ
を制御する方法が開示されている。しかし、有用な触媒
の開発に伴い重合活性が大きく向上したことより、前述
したような従来の分級装置のみではフィッシュアイの制
御は不十分であり、また重合触媒失活剤を用いた場合、
フィッシュアイの制御と共に触媒の重合活性も減少して
しまうため、生産効率の点から好ましくなかった。
【0004】そこで、ポリオレフィンを溶融混練する際
に装置の温度とポリオレフィンの装置内での滞留時間を
制御することにより、フィッシュアイの発生を抑制する
製造方法が提案されている(特開平6−339920号
公報)。かかる方法においてもフィッシュアイの発生は
抑制できるが、十分ではない。そこで本出願人は、ポリ
プロピレンブロックコポリマーにおけるフィッシュアイ
の発生メカニズムについて研究した結果、当該ポリマー
に発生するフィッシュアイは、成形体を得るために前記
ポリマーを溶融、混練する際に初めて発生してくること
をつきとめた。つまりポリプロピレンブロックコポリマ
ーにおけるフィッシュアイの発生メカニズムは、高密度
ポリエチレン(以下、HDPE)等のようにポリマーの
重合段階(ポリマーを溶融混練する以前)において初め
てフィッシュアイが発生するメカニズムとは、根本的に
異なっていたのである。
【0005】より詳細に説明すれば、HDPEのフィッ
シュアイはHDPEを重合する際にその内部に超高分子
量材料部分が発生し、混在するようになるため、HDP
Eは全体として不均一部分を含むことになる。この不均
一部分を含んだまま製品を成形した場合に、前記不均一
部分が製品上にフィッシュアイとなってあらわれる。こ
れに対し、ポリプロピレンブロックコポリマーはポリプ
ロピレンとポリエチレンの共重合体であり、内部にポリ
プロピレン相と、エラストマー成分であるEPR(エチ
レンプロピレンム)相が共存している。ポリプロピレン
ブロックコポリマーは、その耐衝撃性を向上させるた
め、一般にEPRの分子量をポリプロピレンの分子量よ
り高く設定する。従ってEPRの溶融粘度の方が高くな
り、ポリプロピレンの融点である165℃を越えると溶
融粘度の低いポリプロピレン相がEPR相の隙間から流
れだす。しかしEPRはポリプロピレンの流れについて
いけずに取り残され、それらEPR相は凝集して大きな
塊を形成する。この塊がフィッシュアイ発生の原因とな
るのである。従って、発生したフィッシュアイの消去の
みでは、フィッシュアイ数の軽減を効果的に行うには不
十分である。
【0006】上述のようなフィッシュアイ発生のメカニ
ズムに鑑み、本出願人はポリオレフィン、特にポリプロ
ピレンブロックコポリマーの溶融混練を行う装置におい
て、該装置内に溶融段階と混練段階を設けて、それぞれ
の段階にとって最適な条件となるように各段階を制御し
て、フィッシュアイの発生を抑制するポリオレフィンの
製造方法を既に出願済である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記製造方法において
は、1台の装置の内部を複数の領域にわけて、それぞれ
の領域の条件を制御するものである。本出願人らは更に
この制御を容易に行い、フィッシュアイ数を効果的に抑
制するために、溶融に係る装置と混練にかかる装置をそ
れぞれ独立に2台設けて、それぞれを制御する方法を実
験した(実験1)。その結果、1台の装置において溶融
段階と混練段階を設けて各段階を制御するよりも、2台
の別個の装置を用いた方がよりフィッシュアイの残存比
率が減少することが判明した。これらの詳細な実験結果
は後述する。
【0008】上述のように、2台の装置を連接してポリ
オレフィンの溶融、混練を連続して行うには、ポリオレ
フィンにある程度の圧力を付加して前記2台の装置間を
スムーズに搬送するための圧力発生機が必要である。例
えば図2に示すポリオレフィン溶融混練装置20を詳細
に説明すると、溶融装置21の出口と混練装置22の入
口をつなぐ連絡通路24の中途部分にギヤポンプ23を
設けて、ギヤポンプ23が発生する圧力によりポリオレ
フィンをスムーズに搬送できるように構成している。特
に連結通路24がポリオレフィンで充満する型のポリオ
レフィン製造装置においては、圧力発生機は必須であ
る。相当する装置には、例えば神戸製鋼製のNEX−T
S等が挙げられる。
【0009】ポリオレフィンを溶融装置21から混練装
置22に連続して搬送するために圧力発生機が必要な場
合とは、溶融装置21の出口での発生圧力P1 が、連結
通路24で必要な圧力P2 と混練装置22の入口で必要
な供給圧力P3 の合計値より大きい(式:P1 >P2
3 )場合である。この条件を満たさない場合(式:P
1 <P2 +P3 )に前記圧力発生機は必要となる。しか
し、この際に圧力発生機に必要な駆動力が非常に大きい
ことが先述の実験1から明らかとなった。つまり、ミキ
シング過程(ギヤポンプ部分から混練装置に至る過程)
で必要な比エネルギー(以下、Espという)のうちギ
ヤポンプに必要なEspが占める割合が非常に大きいの
である(表1参照、詳細は後述)。従ってポリオレフィ
ン溶融混練装置20の稼働効率が悪くなり、生産効率が
悪くなる等の問題が生じる恐れがある。
【0010】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ポリオレフィン、特
にポリプロピレンブロックコポリマーを溶融混練する際
に発生するフィッシュアイを溶融段階において軽減する
と共に、発生してしまったフィッシュアイを混練段階に
おいて可能な限り消去しつつ、その際に駆動力のロスが
少なく生産効率を低減させないポリオレフィンのフィッ
シュアイ軽減装置と方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では以下の手段を採用した。すなわち、本発
明のポリオレフィンのフィッシュアイを軽減する装置
は、ポリオレフィンを溶融する第1装置と、溶融したポ
リオレフィンが搬送され混練される第2装置とが連設さ
れ、それぞれが独立して制御されるポリオレフィンのフ
ィッシュアイ軽減装置において、前記第1装置は1軸又
は2軸押出機、前記第2装置は1軸押出機であって、前
記第1装置の出口と前記第2装置の入口が圧力発生機を
介さずに直結されていることを特徴とするものである。
【0012】この手段を講じることで、フィッシュアイ
発生の抑制と、発生したフィッシュアイの消去という2
段階でもってフィッシュアイを軽減することができ、そ
の効果も高まるとともに、従来圧力発生機に必要であっ
た駆動力を省くことが可能で、装置を効率よく稼働する
ことができる。また前記第1装置によりポリオレフィン
に付加される剪断応力と、前記第2装置によりポリオレ
フィンに付加される剪断応力とが、前記第2装置により
ポリオフィンに付加される剪断応力の方が大きく設定さ
れていることが好ましい。混練段階に至るまでに発生し
てしまったフィッシュアイを、混練の段階で効果的に消
去することができるためである。
【0013】また前記第2装置には、当該装置に搬送さ
れた溶融したポリオレフィンに当該装置が付加しうる最
大剪断応力を少なくとも1回は付加するミキシングエレ
メントが設けられることが好ましい。混練の段階で更に
効果的にフィッシュアイの消去を行うことができるから
である。更に詳しくは、前記ミキシングエレメントが1
個又は複数個のダムリング又は/及びマユファであるこ
とが好ましい。ダムリングが設置された箇所では、ダム
リングと第2装置のチャンバーとの間隙が狭くポリオレ
フィンは通過しにくいため、当該箇所においてポリオレ
フィンに最大剪断応力を付加することができる。
【0014】また、マユファはスクリューの同一円周上
において周方向に複数設けることが可能であるので(詳
細は後述)、その設置はバレル内においてかさばること
なく、複数回にわたって最大剪断応力をポリオレフィン
に付加することができる。上述したポリオレフィンのフ
ィッシュアイ軽減装置は、特にポリプロピレンブロック
コポリマー及び原料ポリマーを破砕したポリマーについ
て好適である。一方、本発明のポリオレフィンのフィッ
シュアイ軽減方法は、ポリオレフィンを溶融する第1装
置と、溶融したポリオレフィンが搬送され混練される第
2装置とが連設され、それぞれが独立して制御されるポ
リオレフィンのフィッシュアイ軽減方法において、前記
第1装置は1軸又は2軸押出機、前記第2装置は1軸押
出機であって、前記第1装置の出口での発生圧力P1
前記第1装置と前記第2装置を直結する連絡通路で必要
な圧力P2 、前記第2装置の入口で必要な供給圧力P3
が、(式)P 1 >P2 +P3 を満たして制御運転するこ
とを特徴とする。
【0015】上記方法においては、前記第2装置により
ポリオレフィンに付加される剪断応力が、前記第1装置
によりポリオレフィンに付加される剪断応力よりも大き
いことが好ましい。また前記第2装置に搬送された溶融
したポリオレフィンが、当該装置内に設けられたミキシ
ングエレメントによって、当該装置が付加しうる最大剪
断応力を少なくとも1回は付加され、更に前記ミキシン
グエレメントが1個又は複数個のダムリング又は/及び
マユファであることが好ましい。上記方法は、特にポリ
プロピレンブロックコポリマーに用いられることが好適
である。
【0016】
【発明の実施の形態】先述した実験1の内容を以下に詳
細に示す。図2は本実験の概略図である。ポリオレフィ
ン(特にポリプロピレンブロックコポリマー、以下同
様)溶融混練装置20は、ポリオレフィンとその他の成
形体の材料(以下、ポリオレフィンとあわせて材料成分
という)を供給するための供給口25を有する第1装置
21の出口と第2装置22の入口が連絡通路24を介し
て接続され、連絡通路24の中途部分にはギヤポンプ2
3が設けられている。なおポリプロピレンブロックコポ
リマーとしては、原料ポリマーを破砕したポリマーをも
用いることができる。
【0017】前記第1装置には神戸製鋼製 50mm2
軸混錬機(押出量100kg/hr)を、前記第2装置
には神戸製鋼製 54mm1軸押出機(押出量100k
g/hr)を用いた。また、前記第2装置の出口にはダ
イ26が設けられている。前記第1装置は主に材料成分
の溶融を行い、前記第2装置は溶融した材料成分の混練
(又はミキシング、以下同様)を行う装置である。実際
に材料成分を搬入して装置20を稼働し、上記各装置及
びギヤポンプにおいて必要な比エネルギー(以下、Es
pという)を測定した。また、フィッシュアイ(Ge
l、以下同様)の残存比率と、混練過程におけるギヤポ
ンプに必要な駆動力の割合を示した。表1にそれらの結
果を示す。
【0018】
【表1】
【0019】表1には、1台の溶融混練装置において溶
融領域と混練領域を設けてそれぞれ制御した場合(先述
の出願済の内容)の全Espと、フィッシュアイの残存
比率を併せて示している。(2)〜(6)の各結果か
ら、溶融のための装置と混練のための装置を独立に設け
てそれぞれを制御する方が、1台の装置で制御した場合
よりも、フィッシュアイ残存比率は低くなること、つま
りフィッシュアイが軽減されることが明らかとなった。
更に、次のような内容の実験2を行った。第1装置の剪
断速度と第2装置の剪断速度を、表2に示すように各々
制御し、フィッシュアイ残存率を測定した。
【0020】
【表2】
【0021】その結果から、第1装置の剪断速度より第
2装置の剪断速度が大きければ(第1装置における剪断
応力より第2装置における剪断応力の方が大きければ)
フィッシュアイ残存比率が小さく、発生するフィッシュ
アイ数の抑制に効果的であることがわかった(表2の
(6)の結果参照)。第1装置等で発生したフィッシュ
アイ(第2装置に至るまでに発生したフィッシュアイ)
を、より大きい剪断速度をもつ第2装置で剪断して効果
的に消去した結果であるといえる。これら実験1、2か
ら、溶融のための第1装置と混練のための第2装置をそ
れぞれ独立に設けて各装置を制御することによって、効
果的にフィッシュアイを消去し、フィッシュアイの発生
を軽減できることが明らかとなった。
【0022】ここにおいて、混練過程(ミキシング過
程)において必要な駆動力(表中、A+B)に占めるギ
ヤポンプ(圧力発生機)に必要な駆動力の割合(表中、
B)を表示しているが、この結果よりミキシング過程に
おけるギヤポンプに必要な駆動動力は16.1〜62.
2%に達することがわかった(実験1、表1)。このよ
うに、ギヤポンプ駆動力が混練過程に必要な駆動力中に
おいて高い割合を占めることは、装置の稼働効率の点か
ら無視できるものではなく、駆動力のロスが大きいた
め、ポリオレフィン成形体の生産効率も悪くなるおそれ
が生じる。従ってかかる圧力発生機を省けば、駆動力の
ロスを防ぐことが可能となる。本実験においては、前記
圧力発生機はギヤポンプであるが、その他にも材料成分
を搬送するために設けられる装置で圧力を発生するもの
は省くことが必要である。
【0023】そこで、図1に示す溶融混練を行う装置を
用いて、実験3を行った。図1は本発明の第1実施形態
である。本実施形態に係るフィッシュアイ軽減装置1
は、ポリオレフィンを溶融する第1装置2の出口に、ポ
リオレフィンを混練する第2装置3の入口が直結された
ものである。図1においては、上述の第1、第2装置は
連絡通路8を介して直結されているが、前記連絡通路8
はなくても構わない。本発明に係るフィッシュアイ軽減
装置においては、第1装置から搬出された溶融後の材料
成分が、第2装置にそのまま搬入(圧力発生機を介さず
搬入)されればよいからである。
【0024】従って図1に示した形態のみでなく、第1
装置の出口と第2装置の入口が連結通路8を介さず直結
されても構わないし、また前記第1装置の出口と第2装
置の入口が、連絡通路8を介さず軸方向に直結されても
構わない。なお、連結通路8には駆動機構は設けられて
おらず、材料成分を搬送するのみである。なお前記第1
装置には供給口10が設けられており、ここから材料成
分が搬入される。このように材料成分を搬送するための
ギヤポンプ等の圧力発生機が欠けると、材料成分の搬送
がスムーズにされない恐れが生じる。搬送がスムーズに
なされるためには、先述したように溶融を行う第1装置
の出口部での発生圧力P1 が、連結通路8で必要な圧力
2 と混練を行う第2装置の入口で必要な供給圧力P3
の合計値より大きいことが必要である(式:P1 >P2
+P3 )。
【0025】上記式を満たして本実施形態に係るフィッ
シュアイ軽減装置1を制御運転するためには、溶融段階
において十分な圧力を付加する、第1装置のバレルの径
を第2装置のバレルの径より小さく設定して、第1装置
出口における圧力を大きくする、等の手段を採用するこ
とが可能である。そこで本実施形態においては、前記第
1装置2に1軸又は2軸押出機を用いて、材料成分がス
ムーズに搬送されるために十分な圧力P1 を材料成分に
付加できるようにした。また、第2装置3には1軸押出
機を採用した。この実験の結果を表3に示す。
【0026】
【表3】
【0027】上記結果とギヤポンプを使用した実験1の
結果を、第2装置3の必要Espの値において比較する
と、実験3の(7)は実験1の(4)及び(5)に対応
する。第2装置に必要なEspは同程度であり,フィッ
シュアイ残存比率に顕著な差はない。同様に、実験3の
(8)は実験1の(6)に対応しておりフィッシュアイ
残存率にも顕著な差はない。これらの結果から、圧力発
生機であるギヤポンプを省いたことによりフィッシュア
イ消去効果が変化することはないこと、つまり、ギヤポ
ンプがフィッシュアイ消去効果を備えてはいないことが
明らかになった。従って第1装置2に1軸又は2軸押出
機を採用することで、フィッシュアイ消去効果を保持し
たまま圧力発生機を省いて混練過程におけるギヤポンプ
の動力を削減することが可能となるのである。
【0028】ポリオレフィンを溶融する第1装置2に
は、1軸又は2軸押出機を採用するので、ポリオレフィ
ンを溶融するのみでなく多少の混練も行うことができ
る。この過程においてフィッシュアイの発生を抑制する
よう制御されるが、フィッシュアイの発生を完全に抑制
することはやはり不可能であり、いくらか発生すること
は阻止できない。発生してしまったフィッシュアイを可
能な限り消去すべく、本発明においては、第2装置3に
よりポリオレフィンに付加される剪断応力を、第1装置
2によりポリオレフィンに付加される剪断応力より大き
く設定して、上述の剪断を効果的に行う。この手段によ
り第2装置3がポリオレフィンに十分な剪断応力を付加
することができて、フィッシュアイを効果的に軽減でき
ることは、実験2の結果である表2から明らかである。
【0029】上述のように、第2装置3における剪断応
力を更に高めるために、本発明においては第2装置3内
にミキシングエレメント5を設けることが好ましい。材
料成分は、前記ミキシングエレメント5により第2装置
3内における最大の剪断応力を少なくとも1回は付加さ
れることになる。というのも、材料成分のうちには、ミ
キシングエレメント5により混練装置内での材料成分の
進行方向とは逆向きに押し戻され、再びミキシングエレ
メントにより最大剪断応力を付加される部分もあり、ま
た1回でミキシングエレメント5の設置箇所をすり抜け
て搬送される部分もある。しかしすべての材料成分は等
しく、ミキシングエレメント5の設置箇所において少な
くとも1回は最大剪断応力を付加されるのである。
【0030】前記ミキシングエレメント5は前記最大剪
断応力を付加するための抵抗部分である。従ってミキシ
ングエレメント5として採用される部材は第2装置3内
でポリオレフィンに対して抵抗部分となり得る形態を持
った部材であればよく、特に限定はしない。また設置箇
所もスクリュー6上等、バレル4内であれば、いずれの
箇所であっても構わない。例えば、バレル4の内壁をバ
レル径方向内側に突出させて抵抗部分を形成しても構わ
ない。本発明においては、前記ミキシングエレメント5
としてダムリング又はマユファを採用することが好まし
い。更にこれらを複数設置してもよく、これらの双方を
設置してもよい。また、第2装置の出口部分にはダイ7
が設けられている。ダイ7の形態は特に限定されること
はない。
【0031】図3は、本発明の第2実施形態にかかる第
2装置の概略図である。第2装置3に設けられた前記ミ
キシングエレメントとして、スクリュー6の中途部分に
ダムリング12を設置したものである。ダムリング12
の設置形態は、図3に図示されるものに限定されること
はない。つまり、ダムリング12の設置箇所は図示され
た箇所以外でもよく、ダムリング12の設置個数は複数
であっても構わない。図4は、本発明の第3実施形態に
かかる第2装置の概略図である。第2装置3に設けられ
た前記ミキシングエレメントとしてマユファ14を設け
たものである。前記マユファ14は、スクリュー6上に
設けられたセグメント13の外周面上に設けられてい
る。マユファ14は左溝15、サブフライト部16、右
溝17から形成されており、材料成分は左溝15から入
った後、サブフライト部16で最大剪断力を付加され、
その後右溝17から流出する。
【0032】上記マユファ14を、セグメント13の外
周面上において.周方向に複数設けても構わない。この
場合は、材料成分が1箇所のセグメントを通過する際
に、剪断応力を複数回付加されるため、フィッシュアイ
を効果的に消去して軽減できる。更に1つ又は複数のマ
ユファ14をその外周面上に設けたセグメント13を、
スクリュー6の軸方向に複数個設けても構わない。この
場合も、材料成分は複数回にわたって最大剪断応力を付
加されて、フィッシュアイを効果的に軽減できる。また
マユファ14は、スクリュー6の外周面上に直接設けて
も構わない。
【0033】更に、上述のダムリング12とマユファ1
4の双方を設置してもよく、それらの設置箇所や設置個
数、組み合わせ方等が、特に限定されることはない。し
かしフィッシュアイの効果的な消去という観点からいえ
ば、材料成分に複数回にわたって剪断応力を付加するこ
とが好ましいのはいうまでもない。従って上述のダムリ
ングやマユファをはじめとするミキシングエレメント
を、バレル内において複数箇所(複数個)設けることが
好ましい。なお、本発明の第1装置と第2装置には温度
制御機構を設けても構わない。ポリプロピレンブロック
コポリマーのフィッシュアイ発生メカニズムに鑑みた温
度制御に関して、本出願人は既に出願済である(特願平
10−57435号、特願平10−57436号)こと
は先に述べた通りであるが、当該内容を本発明のポリオ
レフィンのフィッシュアイ軽減装置及び方法に適用する
ことができる
【0034】
【発明の効果】本発明のポリオレフィオンのフィッシュ
アイ軽減装置及び方法によれば、ポリオレフィンの溶融
を行う第1装置においてポリオレフィンに十分な圧力が
付加されるので、溶融したポリオレフィンをギヤポンプ
等の圧力発生機を用いずに混練を行う第2装置にスムー
ズに搬送することができるとともに、ギヤポンプに必要
な駆動力を省くことができるので、装置の駆動効率の面
から好適である。また、第2装置においてポリオレフィ
ンに十分な剪断応力を付加することができ、フィッシュ
アイの発生を更に効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる装置の概略図で
ある。
【図2】ギヤポンプを用いる場合のポリオレフィン溶融
混練装置の概略図である。
【図3】本発明の第2実施形態にかかる第2装置の概略
図である。
【図4】本発明の第3実施形態にかかる第2装置の概略
図である。
【符号の説明】
1 ポリオレフィン溶融混練装置 2 第1装置 3 第2装置 4 バレル 5 ミキシングエレメント 8 連結通路 12 ダムリング 13 セグメント 14 マユファ 16 サブフライト部分 20 ポリオレフィン溶融混練装置 21 溶融装置 22 混練装置 23 ギヤポンプ 24 連結通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 正吾 岡山県倉敷市潮通3丁目10番地 日本ポリ ケム水島技術センター内 (72)発明者 渡辺 文尚 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市事業所内 (72)発明者 橋爪 慎治 大阪府大阪市中央区備後町4丁目1番3号 株式会社神戸製鋼所大阪支社内 Fターム(参考) 4F201 AA03 AA11F AR03 AR20 BA01 BC01 BC02 BC15 BD05 BK02 BK13 BK25 BK26 BK40 BK75

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィンを溶融する第1装置と、
    溶融したポリオレフィンが搬送され混練される第2装置
    とが連設され、それぞれが独立して制御されるポリオレ
    フィンのフィッシュアイ軽減装置において、 前記第1装置は1軸又は2軸押出機、前記第2装置は1
    軸押出機であって、前記第1装置の出口と前記第2装置
    の入口が圧力発生機を介さずに直結されていることを特
    徴とするポリオレフィンのフィッシュアイ軽減装置。
  2. 【請求項2】 前記第1装置によりポリオレフィンに付
    加される剪断応力と、前記第2装置によりポリオレフィ
    ンに付加される剪断応力とが、前記第2装置によりポリ
    オレフィンに付加される剪断応力の方が大きく設定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のポリオレフィ
    ンのフィッシュアイ軽減装置。
  3. 【請求項3】 前記第2装置には、当該装置に搬送され
    た溶融したポリオレフィンに当該装置が付加しうる最大
    剪断応力を少なくとも1回は付加するミキシングエレメ
    ントが設けられていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のポリオレフィンのフィッシュアイ軽減装置。
  4. 【請求項4】 前記ミキシングエレメントが1個又は複
    数個のダムリング又は/及びマユファであることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のポリオレフィン
    のフィッシュアイ軽減装置。
  5. 【請求項5】 前記ポリオレフィンがポリプロピレンブ
    ロックコポリマーであることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載のポリオレフィンのフィッシュアイ軽
    減装置。
  6. 【請求項6】 前記ポリプロピレンブロックコポリマー
    が原料を破砕して供給することを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載のポリオレフィンのフィッシュアイ
    軽減装置。
  7. 【請求項7】 ポリオレフィンを溶融する第1装置と、
    溶融したポリオレフィンが搬送され混練される第2装置
    とが連設され、それぞれが独立して制御されるポリオレ
    フィンのフィッシュアイ軽減方法において、 前記第1装置の出口での発生圧力P1 、前記第1装置の
    出口と前記第2装置の入口を直結する連結通路で必要な
    圧力P2 、前記第2装置の入口で必要な供給圧力P
    3 が、(式)P1 >P2 +P3 を満たして制御運転する
    ことを特徴とするポリオレフィンのフィッシュアイ軽減
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第2装置によりポリオレフィンに付
    加される剪断応力が、前記第1装置によりポリオレフィ
    ンに付加される剪断応力よりも大きいことを特徴とする
    請求項7に記載のポリオレフィンのフィッシュアイ軽減
    方法。
  9. 【請求項9】 前記第2装置に搬送された溶融したポリ
    オレフィンが、当該装置内に設けられたミキシングエレ
    メントによって、当該装置が付加しうる最大剪断応力を
    少なくとも1回は付加されることを特徴とする請求項7
    又は8に記載のポリオレフィンのフィッシュアイ軽減方
    法。
  10. 【請求項10】 前記ミキシングエレメントが1個又は
    複数個のダムリング又は/及びマユファであることを特
    徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のポリオレフィ
    ンのフィッシュアイ軽減方法。
  11. 【請求項11】 前記ポリオレフィンがポリプロピレン
    ブロックコポリマーであることを特徴とする請求項7〜
    10のいずれかに記載のポリオレフィンのフィッシュア
    イ軽減方法。
  12. 【請求項12】 前記ポリプロピレンブロックコポリマ
    ーが原料を破砕して供給することを特徴とする請求項7
    〜11のいずれかに記載のポリオレフィンのフィッシュ
    アイ軽減方法。
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