JP2001147662A - 表示駆動装置 - Google Patents

表示駆動装置

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JP2001147662A
JP2001147662A JP33148399A JP33148399A JP2001147662A JP 2001147662 A JP2001147662 A JP 2001147662A JP 33148399 A JP33148399 A JP 33148399A JP 33148399 A JP33148399 A JP 33148399A JP 2001147662 A JP2001147662 A JP 2001147662A
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JP33148399A
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English (en)
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Takayuki Tomita
隆之 冨田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイコン内のA/D変換及びD/A変換を省
略する。 【解決手段】 マイコン27の機能を、特定セグメント
の選択と、これに同期したサンプリング期間の指定に限
定する。サンプリング期間では、特定セグメントに駆動
電流Iを与えつつ、電流検知回路25、電流値サンプル
ホールド回路26、駆動電圧制御回路24及び駆動電圧
制御素子22からなる制御ループにより駆動電流Iが一
定となるように安定化電源Voutを最適化する。電圧
ホールド期間では、サンプリング期間中に電流値サンプ
ルホールド回路26内のホールドコンデンサC1に保持
しておいた電圧指示値を駆動電圧制御回路24に与え、
これに応じて駆動電圧制御素子22が最適化された安定
化電源Voutを保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単一のまたは互
いに並列に接続された複数のEL表示素子を駆動する表
示駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】{従来例}一般に、固定セグメントタイ
プの有機EL表示装置は、表示パターンが固定されると
いう制約があるものの、曲線等のエッジ部分の表示がド
ットマトリクスタイプのものより美しく、またEL発光
素子そのものの製造において工程数が少なく製造が容易
であるという利点があり、比較的低コスト機器で表示品
位を要求される分野に有効に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】{従来例の課題}この
固定セグメントタイプの表示装置においては、個々の画
像(セグメント)の面積が異なって設定されることが多
い。このため、各セグメント毎の駆動電流値は異なり、
同じ輝度で発光させるためには、複数の定電流基準源が
必要である。
【0004】図4は、従来の固定セグメントタイプの表
示装置を示した回路ブロック図である。ここでは、複数
の定電流基準源1a,1b,1c,・・・,1nより定
電流ドライバ2a,2b,2c,・・・,2nにそれぞ
れ定電流を与えて各有機EL発光素子(セグメント)3
a,3b,3c,・・・,3nを駆動していた。
【0005】このように、固定セグメントタイプの表示
装置においては、表示パターンはセグメント毎に異な
り、また、これを適用する機器に応じて、そのセグメン
ト3a,3b,3c,・・・,3nの数や面積はまちま
ちである。したがって、表示装置の標準化を考えると、
定電流基準源1a,1b,1c,・・・,1n及び電流
ドライバ2a,2b,2c,・・・,2nからなる駆動
装置としては、予め用意する定電流基準源1a,1b,
1c,・・・,1nの設定値を固定することは好ましく
なく、その結果、それぞれの表示装置について個別に駆
動装置を設計しなければならないという不都合があっ
た。また、複数の定電流基準源1a,1b,1c,・・
・,1nを使用すること自体、回路の面積効率の点で効
率化の阻害原因となっていた。
【0006】{提案例}そこで、図4に示した電流駆動
タイプの駆動回路に代えて、図5の如く、電圧レベルの
調整可能な安定化電源Voutを表示ドライバ11を通
じて有機EL表示パネル12に印加し有機EL表示パネ
ル12内の各有機EL発光素子を安定化電源Voutに
対して並列に接続して駆動する電圧駆動タイプの駆動回
路が提案されている(提案例)。この場合、個別の定電
流基準源は必要とされず、その結果、回路面積の効率を
向上できる。
【0007】ところで、このような駆動回路を自動車に
搭載する場合、自動車のバッテリから供給される元電源
(非安定化電源)Vinは、他の車載電装ユニットの使
用状況等によって極めて不安定な状態であるため、この
非安定化電源Vinをそのまま表示ドライバ11を通じ
て有機EL表示パネル12に印加することは好ましくな
い。このことを考慮し、この非安定化電源Vinを、例
えばトランジスタ等を用いた駆動電圧制御素子13によ
って安定化電源Voutに変化させるようになってい
る。この駆動電圧制御素子13は、駆動電圧制御回路1
4からの制御信号を受けて非安定化電源Vinを安定化
電源Voutに変換するようになっており、特に、オペ
アンプ等からなる駆動電圧制御回路14が駆動電源(安
定化電源Vout)を検出し、この駆動電圧制御回路1
4が駆動電源(安定化電源Vout)の増減変化をうち
消すように駆動電圧制御素子13をリアルタイムに制御
することで、駆動電圧制御回路14及び駆動電圧制御素
子13が駆動電源Voutの電圧フォロワ回路10とし
て機能するようになっており、故に、非安定化電源Vi
nが増減変化した場合にあっても、駆動電圧制御素子1
3から出力される安定化電源Voutは、常に安定的な
電圧レベルに維持されるようになっている。
【0008】また、この駆動回路内には、CPU及びR
OM等が内蔵されたマイクロコンピュータチップからな
る表示制御部15が設置されている。さらに、駆動電圧
制御素子13と表示ドライバ11との間の配線経路中に
は、安定化電源Voutが表示ドライバ11を通じて有
機EL表示パネル12に印加される際に流される電流の
電流値を検出するための電流検出回路16が設置されて
いる。この電流検出回路16としては、例えばカレント
ミラー回路等が使用される。そして、表示制御部15
は、電流検出回路16で検出された電流値の増減変化が
あった場合に、その電流値を所定の基準電流値に一致さ
せるように、駆動電圧制御回路14に対して駆動電圧制
御素子13から出力される安定化電源Voutを変化さ
せる旨を指示するようになっている。
【0009】これにより、その時々に変化する非安定化
電源Vinに対して、その増減変化を電圧フォロワ回路
10が自動的に相殺して安定化電源Voutを出力する
ようになるとともに、有機EL表示パネル12の各有機
EL表示素子が経年変化により劣化して駆動電流の値が
変化しても、この駆動電流の変化を電流検出回路16で
検出して表示制御部15が安定化電源Voutの電圧レ
ベルを補正することで、駆動電流は一定化し、故に各有
機EL表示素子の輝度の低下を防止することが可能とな
る。
【0010】尚、マイクロコンピュータチップからなる
表示制御部15は、ROM内に予め格納された所定のソ
フトウェアプログラムに規律された処理手順に従って動
作するようになっている。
【0011】{提案例の課題}図5に示した提案例で
は、電流検出回路16で検出された電流値に係る信号
が、マイクロコンピュータチップからなる表示制御部1
5に直接入力されていたが、電流検出回路16から出力
される信号はアナログ信号であり、このアナログ信号を
表示制御部15に入力する場合は、表示制御部15内に
おいてアナログ信号をディジタル信号に変換した後にC
PUに入力する必要がある。このため、表示制御部15
の入力部においてアナログ/ディジタル変換機能を有す
るA/D入力回路17を内蔵しておく必要があった。
【0012】また、図5に示した提案例では、表示制御
部15から出力した信号により駆動電圧制御回路14を
制御するようにしていたが、この駆動電圧制御回路14
の入力信号としてはアナログ信号が必須となっていたた
め、表示制御部15の出力部においてCPUからのディ
ジタル信号をアナログ信号に変換する必要があり、表示
制御部15の出力部においてディジタル/アナログ変換
機能を有するD/A出力回路18を内蔵しておく必要が
あった。
【0013】このため、表示制御部15としてはA/D
入力回路17及びD/A出力回路18が予め内蔵された
高価なマイクロコンピュータチップを使用せざるを得な
い。
【0014】また、表示制御部15としてのマイクロコ
ンピュータチップにおいて、アナログ/ディジタル変換
及びディジタル/アナログ変換を行うための特別なソフ
トウェアプログラムを用意しなければならず、その分、
ROM内のプログラムエリアを多く確保しなければなら
ない。
【0015】さらに、マイクロコンピュータチップとし
て、アナログ/ディジタル変換及びディジタル/アナロ
グ変換を速やかに実行できる程度に高速処理できるもの
を使用しなければならない。
【0016】これらのことから、表示制御部15として
のマイクロコンピュータチップは、相当なコスト高を招
いていた。
【0017】そこで、この発明の課題は、表示制御部と
して、アナログ/ディジタル変換及びディジタル/アナ
ログ変換を行わずに済ませることで、高価なマイクロコ
ンピュータチップを使用する必要のない表示駆動装置を
提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、単一のまたは互いに並列に接
続された複数のEL表示素子からなるEL表示パネルを
駆動表示する表示駆動装置であって、前記EL表示パネ
ル中の各EL表示素子を選択するための表示ドライバ
と、前記表示ドライバに一定電圧の切替スイッチ信号を
発信して各EL表示素子を選択する表示制御部と、前記
EL表示パネルに対して安定化電源を印加する駆動電圧
制御素子と、前記駆動電圧制御素子から出力される前記
安定化電源の電圧レベルを調整指示する駆動電圧制御回
路と、前記駆動電圧制御素子から前記EL表示パネルに
前記安定化電源が印加されたときに前記EL表示パネル
に流される駆動電流を検知してその検知結果を駆動電流
値信号として出力する電流検知回路と、前記電流検知回
路から出力された前記駆動電流値信号を所定の基準値と
比較し、当該比較結果に基づいて前記駆動電流値信号が
前記基準値に一致するように前記安定化電源を変化させ
る旨を前記駆動電圧制御回路に指示するための電圧指示
値を出力する電流値サンプルホールド回路とを備え、前
記表示制御部は、実際の表示内容に応じて前記各EL表
示素子を選択するために前記表示ドライバに切替スイッ
チ信号を発信するタイミングとは別に、定期的なサンプ
リング期間として特定のEL表示素子を選択するように
前記表示ドライバに切替スイッチ信号を発信するように
され、且つ、前記電流値サンプルホールド回路に対し前
記サンプリング期間の度に一定電圧の電流サンプルタイ
ミング信号を出力するようにされ、前記電流値サンプル
ホールド回路は、前記電流検知回路から出力された前記
駆動電流値信号を所定の基準値と比較し、当該比較結果
に基づいて、前記表示制御部から前記電流サンプルタイ
ミング信号が与えられている間、前記駆動電流値信号が
前記基準値に一致するように前記安定化電源を変化させ
る旨の電圧指示値を前記駆動電圧制御回路に出力すると
ともに、前記電圧指示値を所定の保持手段に保持し、前
記表示制御部からの前記電流サンプルタイミング信号が
停止している間は前記保持手段に保持された前記電圧指
示値を継続して前記駆動電圧制御回路に出力するように
されたものである。
【0019】請求項2に記載の発明は、前記電流値サン
プルホールド回路は、前記電流検知回路から出力された
前記駆動電流値信号を前記基準値と比較し、それらの差
分に応じた電圧修正値を生成する電圧修正値生成手段
と、前記駆動電圧制御回路に接続され、前記電圧修正値
生成手段で生成された前記電圧修正値をチャージして前
記電圧指示値として保持する前記保持手段と、前記表示
制御部から前記電流サンプルタイミング信号が与えられ
ている間だけ、前記電圧修正値生成手段を前記保持手段
と前記駆動電圧制御回路との接続点に接続するスイッチ
手段とを備えるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】<構成>図1はこの発明の一の実
施の形態に係る表示駆動装置を示す回路図である。
【0021】この表示素子駆動回路は、固定セグメント
タイプの有機EL表示パネル21の各セグメント(EL
表示素子)を複数のスイッチング素子(図示せず)を備
えた表示ドライバ23で駆動表示する場合において、有
機EL表示パネル21のうち、電流検知のために特定の
セグメントに駆動電流Iを供給し、そのときの駆動電流
Iを電流検知回路25で検知し、この検知結果に基づい
て駆動電流Iを一定にするように電流源としての安定化
電源Voutの電圧レベルを調整するようにし、この際
に、安定化電源Voutの電圧レベルの調整について、
これをCPUを用いたマイクロコンピュータチップによ
り実行するのではなく、アナログ式の回路(電流値サン
プルホールド回路26、駆動電圧制御回路24及び駆動
電圧制御素子22)のみで実行し、マイクロコンピュー
タチップ(表示制御部27)の機能としては、電流検知
のための特定のセグメントへの電流供給タイミングとこ
れに同期した安定化電源Voutの電圧レベルの調整
(更新)タイミングの指示に限定することで、電圧レベ
ルの調整をマイクロコンピュータチップにより実行して
いた上述の提案例に比べて、マイクロコンピュータチッ
プ(表示制御部27)としてアナログ/ディジタル変換
及びディジタル/アナログ変換を行わずに済むように
し、これにより、全体として安価な表示駆動装置を提供
しようとするものである。
【0022】具体的に、この表示駆動装置は、図1の如
く、固定セグメントタイプの有機EL表示パネル21を
駆動する際に、自動車のバッテリから供給される非安定
化電源Vinを、駆動電圧制御素子22により安定化電
源Voutに変換してから、この安定化電源Voutを
表示ドライバ23を通じて有機EL表示パネル21に印
加するようにし、また、駆動電圧制御素子22から出力
される安定化電源Voutの電圧レベルを駆動電圧制御
回路24により制御するようになっている。
【0023】また、駆動電圧制御素子22が表示ドライ
バ23を通じて有機EL表示パネル21に安定化電源V
outを印加したときに流される駆動電流Iは、駆動電
圧制御素子22と表示ドライバ23との間に接続された
電流検知回路25により検知され、この電流検知回路2
5で検知された駆動電流Iの増減変化があった場合に、
電流検知回路25と駆動電圧制御回路24との間に設置
された電流値サンプルホールド回路26によって、その
駆動電流Iを所定の基準電流値に一致させるように、駆
動電圧制御回路24に対して指示するようになってい
る。
【0024】そして、表示ドライバ23内の各スイッチ
ング素子(図示せず)のオンオフを切り替えるためのマ
イクロコンピュータチップである表示制御部27は、こ
の各スイッチング素子に離散的なディジタル式の一定電
圧の切替スイッチ信号のオンオフ切替タイミングの指示
を行う機能の他、電流値サンプルホールド回路26の電
流値サンプルホールドのタイミングを指示する機能を有
するにとどまっており、これにより、表示制御部27と
してのマイクロコンピュータチップにおいては、アナロ
グ式信号の入出力をなくし、結果として安価なマイクロ
コンピュータチップを使用できるようになっている。
【0025】駆動電圧制御素子22は、具体的には図2
に示した1個のNPNトランジスタQ1であり、この駆
動電圧制御素子22に対して駆動電圧制御回路24から
与えられたベース電位に基づいて、バッテリ電源(+
B)からの非安定化電源Vinをエミッタ電位としての
安定化電源Voutに変換するようになっている。
【0026】駆動電圧制御回路24は、駆動電圧制御素
子22(NPNトランジスタQ1)のベース電圧を制御
してその出力電圧としての安定化電源Voutを調整制
御する1個のオペアンプU1と、駆動電圧制御素子22
からの安定化電源Voutの電圧レベルを検出してオペ
アンプU1にフィードバックするための一対の分圧抵抗
R1,R2とを備えており、これにより、駆動電圧制御
回路24及び駆動電圧制御素子22がオペアンプU1の
電圧フォロワー回路として機能するようになっている。
そして、両分圧抵抗R1,R2の接続点の電位をオペア
ンプU1の反転入力端子にフィードバックすることで、
駆動電圧制御素子22から出力される安定化電源Vou
tの電圧を安定化するようになっている。これにより、
非安定化電源Vinが変動したときにも、両分圧抵抗R
1,R2の接続点の電位の変化がオペアンプU1にフィ
ードバックされ、このオペアンプU1がその電圧変化を
軽減するよう駆動電圧制御素子22からの安定化電源V
outを調整することで、非安定化電源Vinの変動の
影響を受けることなく、すべての有機EL表示パネル2
1内の各セグメントの発光輝度が安定するようになって
いる。
【0027】電流検知回路25は、図2に示したような
カレントミラー回路であり、対称に接続された一対のP
NPトランジスタQ2,Q3が同一特性を有せしめら
れ、電流検知回路25に入力された電流(2I)がトラ
ンジスタQ2,Q3のコレクタ電流Iα,Iβとして等
分に二分され、この二分されたコレクタ電流Iα,Iβ
のうち、一方のトランジスタQ2から出力されるコレク
タ電流Iαが有機EL表示パネル21の駆動電流Iとし
て出力される一方、他方のトランジスタQ3からのコレ
クタ電流Iβが分圧抵抗R3,R4に出力され、この両
分圧抵抗R3,R4の接続点の電圧Vxが駆動電流値信
号として電流値サンプルホールド回路26に出力される
ようになっている。
【0028】電流値サンプルホールド回路26は、基準
電圧Vyを設定するためのツェナーダイオードZD1及
び抵抗R5と、この基準電圧Vyに対する上述の駆動電
流値信号(電圧Vx)の差異を反転させて電圧修正値V
tを生成するオペアンプ(電圧修正値生成手段)U2
と、このオペアンプU2から出力された電圧(電圧修正
値Vt)をチャージして後述の電圧指示値Vzとして保
持するホールドコンデンサ(保持手段)C1と、このホ
ールドコンデンサC1の電圧保持と保持電圧の更新とを
切り替えるアナログスイッチ(スイッチ手段)SW1と
を備えて構成されている。
【0029】ここで、抵抗R5とツェナーダイオードZ
D1との接続点に発生する基準電圧Vyは、有機EL表
示パネル21内の測定用の特定セグメントの駆動電流I
に対する設定値を示している。そして、オペアンプU2
は、駆動電流値信号(電圧Vx)と基準電圧Vyとの差
分が電圧修正値Vtとして出力されるようになってお
り、特に、実際の駆動電流Iが、基準電圧Vyに対応す
る理想的な駆動電流に等しくなるように、その出力値V
zを調整するようになっており、駆動電流値信号(電圧
Vx)が基準電圧Vyに等しくなったときに、駆動電圧
制御回路24に対する適正な電圧指示値Vzが与えられ
ることになる。
【0030】ただし、オペアンプU2からの出力値(電
圧修正値Vt)が駆動電圧制御回路24に対して有効に
なるのは、アナログスイッチSW1のオン状態の期間だ
けであり、オペアンプU2からの電圧修正値Vtがホー
ルドコンデンサC1に保持電圧として保持され、その後
にアナログスイッチSW1のオフ状態に移行した期間に
おいては、ホールドコンデンサC1に保持された保持電
圧Vzが駆動電圧制御回路24に対する電圧指示値とな
る。
【0031】尚、アナログスイッチSW1は、FET及
び駆動トランジスタ等が用いられたスイッチ回路で構成
されており、表示制御部27から与えられる一定電圧の
電流サンプルタイミング信号に従ってオン/オフ切替動
作を行うようになっている。そして、このアナログスイ
ッチSW1がオンの状態のときには、オペアンプU2か
ら出力された電圧修正値VtをホールドコンデンサC1
にチャージしつつ、これを駆動電圧制御回路24のオペ
アンプU1の非反転入力端子に電圧指示値Vzとして出
力する。一方、アナログスイッチSW1がオフの状態の
時には、オペアンプU2とコンデンサC1との接続が切
り離され、コンデンサC1に一定時間保持された電圧指
示値Vzが駆動電圧制御回路24の非反転入力端子に与
えられるようになっている。
【0032】表示制御部27は、CPU及びROM等が
内蔵されたマイクロコンピュータチップが使用されてお
り、表示ドライバ23内の各スイッチング素子(図示せ
ず)に離散的なディジタル式の切替スイッチ信号を発信
してこれをオンオフ切替して有機EL表示パネル21内
で発光表示させるセグメントの選択を行うようになって
いる。そして、特に、有機EL表示パネル21内の電流
検知のための特定のセグメントを選択するように表示ド
ライバ23内の特定のスイッチング素子(図示せず)に
切替スイッチ信号(図3(1)参照)を発信するタイミ
ングに同期して、電流値サンプルホールド回路26のア
ナログスイッチSW1に対して、表示ドライバ23に対
する切替スイッチ信号と同等の一定電圧の電流サンプル
タイミング信号(図3(2)参照)を発信し、上記の特
定のセグメントを選択している期間(以下「サンプリン
グ期間」と称す)Tだけ、アナログスイッチSW1をオ
ンに切り替える機能を有している。このように、このマ
イクロコンピュータチップからなる表示制御部27は、
提案例のようにアナログ信号としての電流レベル(また
は電圧レベル)の入力を行う必要がなく、また出力する
信号についても駆動電圧制御回路24に対するアナログ
信号を出力する必要がないため、表示制御部27の内部
でアナログ/ディジタル変換及びディジタル/アナログ
変換を行わずに済み、よって安価なマイクロコンピュー
タチップを使用できるようになっている。
【0033】<動作>上記構成の表示素子駆動回路の動
作を説明する。ここでは、表示制御部27により、通常
の有機EL表示パネル21の各セグメントの表示タイミ
ングの他に、僅かな特定セグメントの電流計測タイミン
グを設けて、定期的に電圧指示値を更新していくように
する。
【0034】まず、始動時には、表示制御部27は、表
示ドライバ23に対して一定間隔の離散的なディジタル
式の切替スイッチ信号を発信し、有機EL表示パネル2
1内の各セグメントを順次選択しながら、その発光表示
を行う。この際、実際の表示内容に応じたセグメントを
選択する以外に、図3(1)の如く、一定の周期で特定
のセグメントを短時間(即ち、サンプリング期間)だけ
選択する。尚、この特定のセグメントとしては、駆動電
流Iの計測に利用するために特別に点灯するための特定
セグメントであってもよいし、または点灯頻度の高いセ
グメントを利用してこれを実際の表示内容に応じた表示
駆動タイミングに加えて別のタイミングでも発光駆動す
るようにしてもよい。
【0035】そして、表示制御部27は、上述の特定の
セグメントの選択に同期して、図3(2)のように電流
サンプルタイミング信号を電流値サンプルホールド回路
26のアナログスイッチSW1に送信し、図3(2)中
のサンプリング期間TだけアナログスイッチSW1をオ
ン(閉成)させる。
【0036】ここで、電流値サンプルホールド回路26
内では、抵抗R5とツェナーダイオードZD1との接続
点に発生する基準電圧VyがオペアンプU2の非反転入
力端子に入力される。
【0037】この時点で、駆動電圧制御素子22からの
出力電流(2I)がゼロの場合は、電流検知回路25で
検知される電流値はゼロであるため、分圧抵抗R3,R
4の接続点の電圧(駆動電流値信号)Vxもゼロであ
り、即ちオペアンプU2の反転入力端子に入力される値
(駆動電流値信号Vx)はゼロである。したがって、オ
ペアンプU2から出力される電圧修正値Vtは正の値に
なり、これがホールドコンデンサC1にチャージされつ
つ、電圧指示値Vzとして駆動電圧制御回路24のオペ
アンプU1の非反転入力端子に与えられる。この時点で
は、安定化電源Voutはゼロであるため、分圧抵抗R
1,R2の接続点の電圧値もゼロであり、即ちオペアン
プU1の反転入力端子に入力される電圧がゼロであるか
ら、オペアンプU1からは正の電圧値の電圧が出力され
る。これにより、駆動電圧制御素子(NPN型トランジ
スタQ1)22のベース電位はハイの状態になり、この
駆動電圧制御素子22により非安定化電源Vinが安定
化電源Voutに変換される。これにより、以後は、有
機EL表示パネル21は、駆動電圧制御素子22から出
力されて電流検知回路25及び表示ドライバ23を経た
安定化電源Voutが印加され、表示制御部27での切
替制御に従って表示ドライバ23で選択された各セグメ
ントが発光表示される。
【0038】この際、上述のように、電流値サンプルホ
ールド回路26のホールドコンデンサC1には、サンプ
リング期間T(アナログスイッチSW1がオンの状態)
において、オペアンプU2から出力された電圧修正値V
tがチャージされて電圧指示値Vzとして保持され、こ
れが駆動電圧制御回路24のオペアンプU1の非反転入
力端子に出力される。そして、サンプリング期間が終了
し、実際の表示内容に応じて有機EL表示パネル21内
の各セグメントを選択している間(以下、「電圧ホール
ド期間」という)は、アナログスイッチSW1をオフの
状態にする。そうすると、オペアンプU2とコンデンサ
C1との接続が切り離され、コンデンサC1に一定時間
保持された電圧指示値Vzが駆動電圧制御回路24の非
反転入力端子に与えられることになる。これにより、有
機EL表示パネル21において不特定のセグメントを選
択して発光表示するために駆動電流Iの値が大きく変化
しても、電圧指示値Vzは、特定のセグメントを基準に
最適化された安定化電源Voutを出力するように駆動
電圧制御回路24を通じて駆動電圧制御素子22に指示
できる。
【0039】即ち、サンプリング期間が終了して電圧ホ
ールド期間に移行しても、サンプリング期間で決定され
た電圧指示値Vzに基づいて最適化された安定化電源V
outが有機EL表示パネル21に印加され続ける。そ
して、サンプリング期間Tの出現の度に、駆動電流値信
号(電圧Vx)と基準電圧Vyとの差分に応じた電圧指
示値Vzが求められ、これがホールドコンデンサC1に
チャージされて新たな電圧指示値Vzとして更新されつ
つ、電圧ホールド期間では、ホールドコンデンサC1に
保持された電圧指示値Vzが駆動電圧制御回路24に印
加され、これに基づいて駆動電圧制御素子22が最適な
安定化電源Voutを出力して有機EL表示パネル21
の各セグメントが発光表示される。
【0040】ところで、上記のようにして、有機EL表
示パネル21に駆動電流Iが供給されている状態におい
て、バッテリ(+B)に接続された他の車載ユニットが
駆動するなどの種々の要因で、非安定化電源Vinが変
化しながら駆動電圧制御素子22に与えられることにな
る。この場合、駆動電圧制御素子22を経て出力される
電圧Voutが増減変動しようとしても、この電圧Vo
utが分圧抵抗R1,R2に印加され、その接続点の電
圧が駆動電圧制御回路24のオペアンプU1の反転入力
端子に入力されるため、オペアンプU1から駆動電圧制
御素子22に与えられる制御信号の電圧レベルは、電圧
Voutの変動と逆の変化となって現れ、よって駆動電
圧制御回路24及び駆動電圧制御素子22が駆動電源V
outの電圧フォロワ回路として機能して、駆動電圧制
御素子22から出力される安定化電源Voutの増減変
化が即座に駆動電圧制御素子22自身によってうち消さ
れる。したがって、安定化電源Voutは常に安定的な
電圧レベルに維持されるようになる。
【0041】また、有機EL表示パネル21の経年変化
により、駆動電流Iが変化することがある。この場合
に、この駆動電流Iの変化を放置すると、有機EL表示
パネル21内の各セグメントの発光輝度に大きく影響が
及ぶおそれがある。
【0042】しかし、この場合でも、この実施の形態に
よれば、駆動電流Iの値をカレントミラー回路からなる
電流検知回路25で検知し、これを分圧抵抗R3,R4
の接続点の電圧(駆動電流値信号)Vxとして電流値サ
ンプルホールド回路26に出力する。
【0043】電流値サンプルホールド回路26では、電
流検知回路25から与えられた駆動電流値信号Vxがオ
ペアンプU2の反転入力端子に入力される。このとき、
オペアンプU2の非反転入力端子には、抵抗R5とツェ
ナーダイオードZD1との接続点に発生する基準電圧V
yが入力されており、この基準電圧Vyに対する駆動電
流値信号Vxの差異(即ち、Vy−Vx)がオペアンプ
U2から電圧修正値Vtとして出力される。
【0044】ここで、サンプリング期間では、表示制御
部27から与えられる電流サンプルタイミング信号にし
たがってアナログスイッチSW1がオンの状態になって
おり、オペアンプU2から出力された電圧修正値Vtが
電圧指示値VzとしてホールドコンデンサC1にチャー
ジされると同時に、変化した後の電圧指示値Vzが駆動
電圧制御回路24のオペアンプU1の非反転入力端子に
与えられる。そして、駆動電圧制御回路24のオペアン
プU1は、電圧指示値Vzの変化に基づいて駆動電圧制
御素子22に出力する制御信号の電圧レベルを変化さ
せ、駆動電圧制御素子22のベース電圧を調整する。
【0045】かかる動作により、駆動電流Iが増減変化
しようとしても、電流検知回路25がその旨を駆動電流
値信号Vxとして電流値サンプルホールド回路26に伝
達し、この電流値サンプルホールド回路26の自動調整
により基準電圧Vyに対応する電流となるように駆動電
圧制御回路24及び駆動電圧制御素子22が駆動電流I
を補正するので、有機EL表示パネル21の経年劣化等
により駆動電流Iが変化しても、これを常に一定の電流
値に保持することができ、よって有機EL表示パネル2
1の各セグメントの輝度が経年変化により低下するのを
防止できる。
【0046】以上のように、サンプリング期間におい
て、電流検知回路25、電流値サンプルホールド回路2
6、駆動電圧制御回路24及び駆動電圧制御素子22か
らなる制御ループにより、特定セグメントへの駆動電流
Iが一定となるように安定化電源Voutを調整し、且
つ、電圧ホールド期間においてはホールドコンデンサC
1で電圧指示値を保持して駆動電圧制御回路24に与
え、これに応じて駆動電圧制御素子22が安定化電源V
outを保持し、かかる動作を表示制御部27からの電
流サンプルタイミング信号で繰り返し実行させることで
安定化電源Voutを駆動電流Iが一定になるように調
整しているので、表示制御部27としては、定期的な特
定セグメントのみの切替スイッチング信号を表示ドライ
バ23に出力し、またこれに同期してサンプリング期間
の指示を電流値サンプルホールド回路26に与えるだけ
で、安定化電源Voutの制御に関した直接的な信号デ
ータの入出力及びプログラム処理から開放されることに
なり、提案例のようにA/D入力回路及びD/A出力回
路を内蔵する必要がなくなるとともに、アナログ/ディ
ジタル変換及びディジタル/アナログ変換を行うための
特別なソフトウェアプログラムを用意するためのROM
内のプログラムエリアを省略でき、全体として安価なマ
イクロコンピュータチップを表示制御部27に適用でき
る。
【0047】尚、上記実施の形態では、固定セグメント
タイプの有機EL表示パネル21を駆動する表示駆動装
置について説明したが、ドットマトリクスタイプの表示
駆動装置について適用してもよい。
【0048】また、上記実施の形態では、有機EL表示
パネル21について例を挙げて説明したが、無機EL表
示パネルについて適用してもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1及び請求項2に記載の発明によ
れば、表示制御部において、実際の表示内容に応じて各
EL表示素子を選択するために表示ドライバに切替スイ
ッチ信号を発信するタイミングとは別に、定期的なサン
プリング期間として特定のEL表示素子を選択するよう
に表示ドライバに切替スイッチ信号を発信するようにさ
れ、且つ、電流値サンプルホールド回路に対しサンプリ
ング期間の度に一定電圧の電流サンプルタイミング信号
を出力するようにし、電流値サンプルホールド回路にお
いて、電流検知回路から出力された駆動電流値信号を所
定の基準値と比較し、当該比較結果に基づいて、表示制
御部から電流サンプルタイミング信号が与えられている
間、駆動電流値信号が基準値に一致するように安定化電
源を変化させる旨の電圧指示値を駆動電圧制御回路に出
力するとともに、電圧指示値を所定の保持手段に保持
し、表示制御部からの電流サンプルタイミング信号が停
止している間は保持手段に保持された電圧指示値を継続
して駆動電圧制御回路に出力するようにしているので、
表示制御部としては、EL表示素子の選択タイミング
と、これに同期した電流サンプルタイミング信号を発信
するだけの機能に限定されるので、安定化電源の制御に
関した直接的な信号データの入出力及びプログラム処理
から開放されることになり、A/D入力回路及びD/A
出力回路を内蔵する必要がなくなるとともに、アナログ
/ディジタル変換及びディジタル/アナログ変換を行う
ための特別なソフトウェアプログラムを用意するための
ROM内のプログラムエリアを省略でき、全体として安
価なマイクロコンピュータチップを表示制御部に適用で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る表示駆動装置
を示すブロック図である。
【図2】この発明の一の実施の形態に係る表示駆動装置
を示す回路図である。
【図3】特定のセグメントに対する切替スイッチ信号と
サンプリング期間との関係を示すタイミングチャートで
ある。
【図4】従来の固定セグメントタイプのEL表示素子を
示すブロック図である。
【図5】提案例の表示駆動装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
14 駆動電圧制御回路 21 有機EL表示パネル 22 駆動電圧制御素子 23 表示ドライバ 24 駆動電圧制御回路 25 電流検知回路 26 電流値サンプルホールド回路 27 表示制御部 C1 ホールドコンデンサ SW1 アナログスイッチ U2 オペアンプ ZD1 ツェナーダイオード I 駆動電流 Vin 非安定化電源 Vout 安定化電源 Vz 電圧指示値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 隆之 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 3K007 AB18 BA06 DA00 DB03 EB00 FA01 5C080 AA06 BB01 DD27 EE28 FF09 GG02 JJ02 JJ03 5C094 AA43 BA27 CA19 DA09 EA05 EB02 HA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のまたは互いに並列に接続された複
    数のEL表示素子からなるEL表示パネルを駆動表示す
    る表示駆動装置であって、 前記EL表示パネル中の各EL表示素子を選択するため
    の表示ドライバと、 前記表示ドライバに一定電圧の切替スイッチ信号を発信
    して各EL表示素子を選択する表示制御部と、 前記EL表示パネルに対して安定化電源を印加する駆動
    電圧制御素子と、 前記駆動電圧制御素子から出力される前記安定化電源の
    電圧レベルを調整指示する駆動電圧制御回路と、 前記駆動電圧制御素子から前記EL表示パネルに前記安
    定化電源が印加されたときに前記EL表示パネルに流さ
    れる駆動電流を検知してその検知結果を駆動電流値信号
    として出力する電流検知回路と、 前記電流検知回路から出力された前記駆動電流値信号を
    所定の基準値と比較し、当該比較結果に基づいて前記駆
    動電流値信号が前記基準値に一致するように前記安定化
    電源を変化させる旨を前記駆動電圧制御回路に指示する
    ための電圧指示値を出力する電流値サンプルホールド回
    路とを備え、 前記表示制御部は、実際の表示内容に応じて前記各EL
    表示素子を選択するために前記表示ドライバに切替スイ
    ッチ信号を発信するタイミングとは別に、定期的なサン
    プリング期間として特定のEL表示素子を選択するよう
    に前記表示ドライバに切替スイッチ信号を発信するよう
    にされ、且つ、前記電流値サンプルホールド回路に対し
    前記サンプリング期間の度に一定電圧の電流サンプルタ
    イミング信号を出力するようにされ、 前記電流値サンプルホールド回路は、前記電流検知回路
    から出力された前記駆動電流値信号を所定の基準値と比
    較し、当該比較結果に基づいて、前記表示制御部から前
    記電流サンプルタイミング信号が与えられている間、前
    記駆動電流値信号が前記基準値に一致するように前記安
    定化電源を変化させる旨の電圧指示値を前記駆動電圧制
    御回路に出力するとともに、前記電圧指示値を所定の保
    持手段に保持し、前記表示制御部からの前記電流サンプ
    ルタイミング信号が停止している間は前記保持手段に保
    持された前記電圧指示値を継続して前記駆動電圧制御回
    路に出力するようにされたことを特徴とする表示駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示駆動装置におい
    て、 前記電流値サンプルホールド回路は、 前記電流検知回路から出力された前記駆動電流値信号を
    前記基準値と比較し、それらの差分に応じた電圧修正値
    を生成する電圧修正値生成手段と、 前記駆動電圧制御回路に接続され、前記電圧修正値生成
    手段で生成された前記電圧修正値をチャージして前記電
    圧指示値として保持する前記保持手段と、 前記表示制御部から前記電流サンプルタイミング信号が
    与えられている間だけ、前記電圧修正値生成手段を前記
    保持手段と前記駆動電圧制御回路との接続点に接続する
    スイッチ手段とを備える表示駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055722A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Nec Corp 表示駆動回路及びそれを用いた表示装置
JP2005338838A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Samsung Sdi Co Ltd 発光表示装置用電源供給装置および発光表示装置

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