JP2001147407A - 光応答性コロイド結晶と回折光素子並びに電場光制御素子 - Google Patents

光応答性コロイド結晶と回折光素子並びに電場光制御素子

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JP2001147407A
JP2001147407A JP2000013106A JP2000013106A JP2001147407A JP 2001147407 A JP2001147407 A JP 2001147407A JP 2000013106 A JP2000013106 A JP 2000013106A JP 2000013106 A JP2000013106 A JP 2000013106A JP 2001147407 A JP2001147407 A JP 2001147407A
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Osamu Sato
治 佐藤
Chutaku Ko
忠沢 顧
Akira Fujishima
昭 藤嶋
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Kanagawa Academy of Science and Technology
Japan Science and Technology Agency
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Kanagawa Academy of Science and Technology
Japan Science and Technology Corp
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回折波長を変化させ制御することのできる新
しい光応答性のコロイド結晶と回折光素子、これを用い
ての回折波長の制御方法を提供する。 【解決手段】 光で相転移が制御され、回折波長が変化
する光応答性のコロイド結晶であって、電荷をもつ単分
散粒子が、光イオン化性物質を含有する水または有機溶
媒に分散されている光応答性コロイド結晶とする。また
固体基板上に単分散粒子と光イオン化性物質との回折光
素子を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、光応答性
コロイド結晶と回折光素子並び電場光制御素子に関する
ものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、光ス
イッチや選択的光回折等に有用な、新しい光応答性コロ
イド結晶と回折光素子、そして電場光制御素子とこれら
を用いた光の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、フォトニックバン
ドギャップを原理として場の設計による光反応の制御が
新しい技術的なテーマとして注目されている。特定の波
長の光をこれにより発光させることによって、光反応の
選択的な進行をコントロールすることが可能となるから
である。
【0003】しかしながら、実際には、このような技術
はいまだ未踏の領域であることから、これまでにも様々
な観点とアプローチとによって試行されているのが実情
である。
【0004】このような状況において、この出願の発明
者らは、電荷をもつ単分散の微粒子はイオン濃度の低い
水あるいは有機溶媒などで自己集積化し、周期的な構造
を形成することに注目してきた。このような自己集積
し、周期的な構造を持つものをコロイド結晶と呼ぶとす
ると、このコロイド結晶においては、微粒子間の距離が
ちょうど可視光と同じくらいの寸法の時に、可視光のあ
る波長領域の光が回折し色が生じるからである。そし
て、この際の回折波長は結晶の構造に依存することが見
出されているからである。
【0005】だが、コロイド結晶についての興味深い知
見が得られてはいても、回折波長が自在に制御できるも
のとすることは実現されていなかった。そして、フォト
ニックバンドギャップを容易にコントロールすることの
できる技術手段の開発は、依然として重要な課題である
ことにかわりはない。
【0006】そこで、この出願の発明は、以上のとおり
のコロイド結晶に注目し、回折波長を変化させ制御する
ことのできる新しい光応答性のコロイド結晶と、これを
さらに発展させて、固体基板上に、フォトニックギャッ
プ構造を制御することのできる回折光素子等の光制御の
新しい手段を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、第1には、光で相転移が
制御され、回折波長が変化する光応答性のコロイド結晶
であって、電荷をもつ単分散粒子が、光イオン化性物質
を含有する水または有機溶媒に分散されていることを特
徴とする光応答性コロイド結晶を提供する。
【0008】また、この出願の発明は、第2には、電荷
をもつ単分散粒子と光イオン化性物質が基板上に固定さ
れていることを特徴とする回析光素子を提供する。そし
て、この出願の発明は、第3には、電荷をもつ単分散粒
子が、光イオン化性物質を含有する水または有機溶媒に
分散されているコロイド結晶により、光照射にともなう
相転移で回折波長を変化させることを特徴とする回折波
長制御方法を提供し、第4には、この方法において、光
イオン化性物質の濃度を変更して回析光の波長を変化さ
せる回析波長制御方法を、第5には、前記第2の発明の
回析光素子による回析波長制御方法をも提供する。
【0009】さらにこの出願の発明は、第6には、電場
によりフォトニックバンド構造が制御される電場光制御
素子であって、電荷をもつ単分散粒子とネマチック液晶
物質とが基板上に固定されていることを特徴とする電場
光制御素子を提供し、第7には、この素子において、電
場の印加によって光透過性を制御することを特徴とする
電場光制御方法をも提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】この出願の発明は上記のとおりの
特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態につい
て説明する。
【0011】この出願の第1の発明の光応答性コロイド
結晶は基本的に次の要件を備えている。すなわち、電荷
をもつ単分散粒子が、光イオン化性物質を含む水または
有機溶媒に分散されており、光で相転移が制御され、回
折波長が変化する。
【0012】つまり、この発明においては、前記のとお
りの「コロイド結晶」として規定されるものであって、
しかも上記要件によって、これまでにない特徴をもつも
のとなっている。
【0013】電荷をもつ単分散粒子としては、たとえば
SiO2 、Al2 3 、MgO、TiO2 等の無機質微
粒子、あるいはその有機物との複合粒子等の各種のもの
であってよく、その粒径は、一般的には数1000nm
以下程度のものが適当である。これらの単分散粒子は、
凝集した状態ではなく、各々の粒子が単分散している。
【0014】このような単分散粒子は、水または有機溶
媒に分散されてコロイド結晶を形成する。すなわち自己
集積化によって周期的配列秩序を形成したものとなる。
この際に、この発明においては、水または有機溶媒は、
粒子の凝集が生じないように、脱イオンしておく。そし
て水または有機溶媒には、光イオン化性物質を含有させ
ておく。光イオン化性物質は、光照射によってイオン化
する物質のことであって、特定の波長の光でイオン化す
ることになる。このような光イオン化性物質としては、
この発明においてはスピロ環化合物や各種の色素物質が
好適なものとして例示される。
【0015】媒体としての有機溶媒としては、極性溶媒
であることが好ましく、たとえばアルコール類、ハロゲ
ン化炭化水素類、ニトリル類、アミド類、スルホキシド
類等が例示される。
【0016】光イオン化性物質の種類、その添加量をコ
ントロールすることによって、コロイド結晶の光応答性
の特性が変化されることになる。光イオン化性物質は単
一でもよいし、複数でもよい。また、順次に添加するこ
とによって、コロイド結晶の光応答性を制御することも
できる。そして、この発明の光応答性コロイド結晶にお
いては、当然にも前記の単分数粒子の種類、粒径、密度
等と光イオン化性部質の種類や添加量(濃度)等との関
係により回析波長が変化するように制御される。
【0017】この発明の光応答性コロイド結晶は、たと
えばシリカ単分散微粒子を用いた場合として示した図1
のように、光イオン化性物質を含有するエタノール等の
溶媒にこのシリカを分散することにより形成される。生
成(結晶化)されたコロイド結晶は、光照射されると光
イオン化性物質がイオン化してシリカ微粒子間の相互作
用が変化する。光イオン化性物質のイオン化によるメル
ティング等の現象によるものである。ここにおいて生起
する相転移は、回折光の波長を変化させることになる。
【0018】また、この出願の第2の発明においては、
上記のように光応答性が所定のものに、つまり回析波長
が所定のものとするようにされた光応答性コロイド結晶
を構成する電荷をもった単分散粒子と光イオン化性物質
を固体基板、たとえば高分子基板上に固定することによ
って回折光素子とする。基板との接触は、たとえば浸漬
が溶媒蒸発、引上げ等の中線によって可能とされる。固
定された粒子は、回析光素子を構成することになる。
【0019】たとえば、回折光素子を固体基板上に形成
するための方法としては、図2に例示したように、ま
ず、エタノール等の媒体にシリカ単分散粒子等の固体粒
子を分散させ、この分散液中にガラス等の基板をその一
部もしくは全部浸漬して垂直沈殿法や自然沈殿法等によ
り堆積させ、次いでこの粒子堆積層に対して、基板を8
0〜90℃程度に加熱した状態でスピロ環化合物等の光
イオン化性物質を加熱蒸発させて蒸着させる方法がより
具体的な方法の一つとして例示される。
【0020】そしてさらにこの出願の発明では、前記の
ように電荷をもつ単分散粒子とネマチック液晶物質とが
基板上に固定されているものとして電場光制御素子とす
る。この場合にも、上記と同様に単分散粒子を基板に堆
積した後に、ネマチック液晶物質を気相で、あるいは液
相でデポジションすることができる。電場を印加するこ
とからは、基本的には、対向する2枚の基板の間に単分
散粒子とネマチック液晶物質との層を挾むようにするこ
とが考慮される。
【0021】この電場光制御素子においては、電場の外
部からの印加によってフォトニックバンド構造が制御さ
れ、たとえば光透過性が変化されることになる。そこで
以下に実施例を示し、さらに詳しくこの出願の発明につ
いて説明する。もちろんこの出願の発明は以下の例に限
定されることはない。
【0022】
【実施例】<実施例1>粒径500nmのと301nm
のSiO2 単分散粒子を、各々、Malachite Green(MG)
のエタノール液に分散し、数日静置した。微粒子は単独
でコロイド結晶を形成することが知られているが、MG
の存在下においてもコロイド結晶を形成することが確認
された。
【0023】図3は、顕微鏡で観察した単分散シリカ
(粒径500nm)の周期配列(fccの(III) 面)、
粒子間距離807nmを例示したものである。また、図
3は、粒径301nmの粒子が形成した結晶の90°の
反射スペクトルを示したものである。そして、この図3
は、MGの濃度が8.5wt%のものを示している。図
4から分かるように450nmに強い反射ピークが観察
された。これは、光がコロイド結晶で回折されるために
現れるピークである。この状態で、300nmの光を当
てると、回折ピーク強度が減少し、最終的に消えてしま
うのが観測された。これは、紫外線照射を行うことによ
り、MGがイオン化し、その結果微粒子間の相互作用が
減少し、メルティングしたためであると考えられる。
【0024】さらに、光照射を止めると反射ピークの強
度が時間と共に増大し、コロイド結晶が再形成すること
が分かった(図4)。この時、反射ピークの位置は元の
位置より長波長側に移動していた。さらに、この結晶状
態は準安定状態であり、冷暗所でもとの状態にもどる。
【0025】このことから、図4の光応答性を示すコロ
イド結晶では、二つの波長を選択できることがわかる。
一方、図5は、MGの濃度を4wt%とした結晶の場合
の90°の反射スペクトルを示したものである。595
nm近傍に強い反射ピークが観察される。この状態で3
00nmの光を当てると、回折ピーク強度は減少する。
光照射を止めると反射ピークの強度は時間と共に波長5
95nm近傍において回復する。このことから、図5の
光応答性を示すコロイド結晶では一つの波長を選択でき
ることがわかる。
【0026】以上のように、光でコロイド結晶の相転移
を制御し、回折波長をスイッチすることができた。コロ
イド結晶と原子結晶の類似性から、この発明の光応答性
コロイド結晶は、原子結晶相転移のメカニズムの解明に
も有効な指針を与える。 <実施例2>図2に従って、ガラス基板上にシリカ単分
散粒子層を形成し、次いでスピロ環化合物からなる光イ
オン化性物質を蒸着して回折光素子を形成した。
【0027】図6および図7は、この回折光素子につい
て、そのフォトニックバンドギャップの光応答性と、吸
収スペクトルの変化を例示したものである。屈折率が吸
収のところの大きくなることが確認されてもいる。
【0028】図8は、図7について、波長400〜80
0nmについて、Refractive index並びにExtinction c
oefficientとともに拡大して示したものである。図9は
図6〜8とは別の光イオン化性物質(SP1822)を
用いた場合のフォトニックバンドギャップのスイッチを
例示した図である。図8と図9との比較からは、光イオ
ン化性物質が持つ置換基によって、フォトニックバンド
ギャップのスイッチはより完全になることがわかる。
【0029】なお、基板に固定した回折格子についてさ
らに説明すると、図10は、シリカのみの場合、SP2
存在の場合、SP99存在の場合の状態を示した顕微鏡
写真である。
【0030】そして図11は、それら各々の光応答性を
示したものであって、この発明の場合のフォトニックバ
ンドギャップの光応答性が把握される。 <実施例3>NESAガラスに単分散シリカ粒子層を堆
積し、次いでネマチック液晶物質(5CB)を蒸着し
た。このシリカ粒子とネマチック液晶物質との層をNE
SAガラスで挾む構造として電場光制御素子を構成し
た。
【0031】この素子について、図12にはSEM画像
と光透過スペクトルを示した。実線は単分散シリカ粒子
層だけの場合を示し、破線は電場光制御素子の場合を示
している。
【0032】図13は、この発明の電場光制御素子につ
いて、外部から印加する電場の大きさを変化させた場合
の光透過スペクトルの変化を示している。さらに図14
は、外部電場のOnおよびOffにおける、印加電場の
大きさと、透過率の変化(%)との関係を示している。
【0033】電場光制御素子の作用が確認される。
【0034】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の
発明によって、回折波長を変化させ制御することのでき
る新しい光応答性のコロイド結晶と回折光素子、これを
用いての回折波長の制御方法を提供することができる。
そして、この発明によって、電場による光制御素子も提
供される。
【0035】回折波長の制御によって、光スイッチ、光
表示をはじめ光反応の選択的実施等が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光応答性コロイド結晶の形成を示した模式図で
ある。
【図2】この発明の回折光素子の作製法を例示した図で
ある。
【図3】実施例としての単分散シリカの構造を例示した
図面に代わる顕微鏡写真である。
【図4】実施例としての回折光の変化を示した図であ
る。
【図5】図4と異なる濃度の場合の回折光を示した図で
ある。
【図6】粒子を基板に固定した回折光素子のフォトニッ
クバンドギャップの光応答性を例示した図である。
【図7】図6の素子の吸収スペクトルの変化を示した図
である。
【図8】回折光素子の吸収スペクトルの変化を拡大して
示した図である。
【図9】別の光イオン化性物質の場合の反射スペクトル
の変化を例示した図である。
【図10】回折光素子についてのSEM写真である。
【図11】図10のものの反射スペクトルの変化を例示
した図である。
【図12】電場光制御素子の光透過スペクトルを例示し
た図である。
【図13】電場の大きさによる光透過率の変化を例示し
た図である。
【図14】電場の大きさと光透過率の変化の割合を電場
のonおよびoff時について例示した図である。
フロントページの続き (72)発明者 藤嶋 昭 神奈川県川崎市中原区中丸子710−5 Fターム(参考) 2H049 AA02 AA33 AA43 AA55 2H079 AA02 AA08 AA11 AA13 BA01 BA04 DA06 DA08 DA23 DA24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光で相転移が制御され、回折波長が変化
    する光応答性のコロイド結晶であって、電荷をもつ単分
    散粒子が、光イオン化性物質を含有する水または有機溶
    媒に分散されていることを特徴とする光応答性コロイド
    結晶。
  2. 【請求項2】 電荷をもつ単分散粒子と光イオン化性物
    質とが基板上に固定されていることを特徴とする回折光
    素子。
  3. 【請求項3】 電荷をもつ単分散粒子が、光イオン化性
    物質を含有する水または有機溶媒に分散されているコロ
    イド結晶により、光照射にともなう相転移で回折波長を
    変化させることを特徴とする回折波長制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の方法において、光イオン化性
    物質の濃度を変更して回折光の波長を変化させることを
    特徴とする回折波長制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項2の回折光素子によることを特徴
    とする回折波長制御方法。
  6. 【請求項6】 電場によりフォトニックバンド構造が制
    御される電場光制御素子であって、電荷をもつ単分散粒
    子とネマチック液晶物質とが基板上に固定されているこ
    とを特徴とする電場光制御素子。
  7. 【請求項7】 請求項6の素子において電場の印加によ
    って光透過性を制御することを特徴とする電場光制御方
    法。
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