JP2001145665A

JP2001145665A - 吸収性物品

Info

Publication number: JP2001145665A
Application number: JP33158099A
Authority: JP
Inventors: Takao Koyama; 貴夫小山; Hisanori Watanabe; 久記渡辺; Hidekazu Ito; 英和伊藤; Yasuyuki Okuda; 泰之奥田
Original assignee: Kao Corp
Current assignee: Kao Corp
Priority date: 1999-11-22
Filing date: 1999-11-22
Publication date: 2001-05-29
Anticipated expiration: 2019-11-22
Also published as: JP4020551B2

Abstract

(57)【要約】【課題】レッグ部やウエスト部からの漏れ防止性に優
れ、しかも着用者の脚回りや胴回りを過度に締め付ける
ことのない、使い捨ておむつ等の吸収性物品を提供する
こと。【解決手段】液透過性の表面シート２、液不透過性の
防漏シート３及び液保持性の吸収体４を備え、実質的に
縦長であり、長手方向の左右両側部に一対のサイドフラ
ップ部６，６を有する吸収性物品において、背側部Ａ及
び腹側部Ｂの少なくとも一方におけるウエスト部１ａ、
又は一対の前記サイドフラップ部６，６には、収縮材と
非収縮材とからなる収縮シート材１０Ａ，１０Ｂが配さ
れており、該収縮シート材が配された該ウエスト部１ａ
又は一対の該サイドフラップ部６，６が、吸収性物品の
内方に向かって湾曲している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、レッグ部やウエス
ト部からの漏れ防止性に優れ、しかも着用者の脚回りや
胴回りを過度に締め付けることのない吸収性物品に関す
る。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、使い捨ておむつ等の吸収性物品においては、弾性体
を延伸させた状態でレッグ部やウエスト部に固定し、弾
性体の収縮力を利用して身体を締め付ける、あるいはフ
ィットさせることにより、モレを防止している。

【０００３】しかし、このような使い捨ておむつにおい
ては、弾性体と直交する方向に延びる多条のしわと隙間
が発生し、その隙間を通ってモレが発生する場合があ
る。このような漏れを防止しようとすると、隙間をなく
すために締め付けをきつくする必要があり、そのため、
特に乳幼児の肌に締め付け跡が残る等の不都合を生じ
る。

【０００４】従って、本発明の目的は、レッグ部やウエ
スト部からの漏れ防止性に優れ、しかも着用者の脚回り
や胴回りを過度に締め付けることのない、使い捨ておむ
つ等の吸収性物品を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面シート、液不透過性の防漏シート及び液保持性の吸収
体を備え、実質的に縦長であり、長手方向の左右両側部
に一対のサイドフラップ部を有する吸収性物品におい
て、背側部及び腹側部の少なくとも一方におけるウエス
ト部、又は一対の前記サイドフラップ部には、収縮材と
非収縮材とからなる収縮シート材が配されており、該収
縮シート材が配された該ウエスト部又は一対の該サイド
フラップ部が、吸収性物品の内方に向かって湾曲してい
る吸収性物品を提供することにより、上記の目的を達成
したものである（以下、この発明を第１発明という）。

【０００６】また、本発明は、液透過性の表面シート、
液不透過性の防漏シート及び液保持性の吸収体を備え、
実質的に縦長であり、長手方向の左右の両側部及び／又
は長手方向の少なくとも一端部に、立体ガードを有する
吸収性物品において、長手方向の両側部及び／又は長手
方向の少なくとも一端部の立体ガードには、収縮材と非
収縮材とからなる収縮シート材が配されており、該収縮
シート材が配された該立体ガードが、吸収性物品の内方
に向かって湾曲している吸収性物品を提供することによ
り、上記の目的を達成したものである（以下、この発明
を第２発明という）。

【０００７】尚、本発明において、収縮シート材が配さ
れているとは、所定の部位に、別体として形成した収縮
シート材を配する場合の他、その部位が、収縮シート材
と他の材との接合によって形成されている場合や、その
部位が、収縮シート材のみによって形成されている場合
を含む意味である。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明（第１発明及び第２
発明）を、その好ましい実施形態（第１〜第３実施形
態）に基づいて詳細に説明する。図１に示す使い捨てお
むつ１は、液透過性の表面シート２、液不透過性の防漏
シート３、及び液保持性の吸収体４を備え、実質的に縦
長に形成されている、いわゆる展開型の使い捨ておむつ
である。

【０００９】使い捨ておむつ１における表面シート２及
び防漏シート３は、それぞれ吸収体４よりも大きい外形
寸法を有し、これら両シート２，３間に、略矩形状をな
す縦長の吸収体４が挟持固定されている。防漏シート３
は、長手方向の両側縁部が吸収体４の両側縁４ａ，４ａ
よりも左右外方に位置するように延出している。また、
防漏シート３の裏面側には、外層シート１３が配されて
いる。

【００１０】おむつ１の長手方向の両側には、左右一対
の側部立体ガード５，５が設けられている。各側部立体
ガード５，５は、弾性部材５１を有する側部シート材５
２を配して形成されており、各側部立体ガード５の自由
端５３は、その基端５４よりも、使い捨ておむつ１の内
方側に位置し、該基端５４は、側部シート材５２を、吸
収体４の側縁４ａの近傍において、表面シート２に接着
固定して形成されている。各側部シート材５２は、自由
端５３とは反対側の外縁部が吸収体４の側縁４ａよりも
外方に位置するように延出しており、その延出部分は、
防漏シート３に貼り合わされ該防漏シート３と共におむ
つ１の左右の両側部にサイドフラップ部６を形成してい
る。

【００１１】また、使い捨ておむつ１の長手方向の両端
には、それぞれ弾性部材７１を有する端部シート材７
２，７２が配され、それぞれ背側立体ガード７Ａ及び腹
側立体ガード７Ｂが形成されている。尚、レッグギャザ
ー形成用のレッグ部弾性部材は配されていないが、着用
者の肌を過度に締め付けることのない範囲内ではレッグ
廻りのモレ防止効果の観点から、レッグ部弾性部材が配
されていても良い。また、背側部における左右両側縁部
には、おむつ止着用のファスニングテープ８が設けられ
ている。

【００１２】以上に説明した使い捨ておむつ１の構造
は、第１発明の第１及び第２実施形態並びに第２発明の
第３実施形態の使い捨ておむつに共通する基本構造であ
り、該基本構造を構成する各部材としては、通常公知の
各種の材料を特に制限なく用いることができる。

【００１３】次に、第１実施形態の使い捨ておむつにお
ける特長部分について説明する。第１実施形態の使い捨
ておむつは、図１及び図２に示すように、背側部Ａにお
ける一対のサイドフラップ部６，６に、それぞれ、収縮
材１１と非収縮材１２とからなる収縮シート材１０Ａが
配されており、一対の該サイドフラップ部６，６が、使
い捨ておむつ１の内方に向かって湾曲している。

【００１４】各収縮シート材１０Ａは、実質的に縦長の
形状を有しており、その長手方向を使い捨ておむつ１の
長手方向に略一致させて配されている。そして、自然状
態において、各収縮シート材１０Ａは、その長手方向の
ほぼ全領域に亘って、おむつ１の幅方向に沿って収縮材
１１側に湾曲しており、各収縮シート材１０Ａの湾曲に
より、背側部におけるサイドフラップ部６が、おむつ１
の内方に向かって略円弧状に湾曲している。尚、各収縮
シート材１０Ａは、接着剤、溶着等の公知の手段によ
り、非収縮材１２側が側部シート材５２に接合固定され
ている。

【００１５】また、別の実施形態としては、収縮シート
１０Ａが、側部シート材５２と防漏シート３又は外層シ
ート１３との間に、収縮材１１を側部シート材５２側に
して挟持固定されていても良い。更に、別の実施形態と
しては、サイドフラップ部６における側部シート材５２
が、収縮材１１であり、防漏シート３又は外層シート１
３が非収縮材であっても良い。即ち、サイドフラップ部
６が収縮シート材１０Ａにより構成されていても良い。

【００１６】次に、第２実施形態の使い捨ておむつにお
ける特長部分について説明する。第２実施形態の使い捨
ておむつは、図１及び図３に示すように、背側部Ａにお
けるウエスト部１ａに、収縮材１１と非収縮材１２とか
らなる収縮シート材１０Ｂが配されており、該ウエスト
部１ａが、使い捨ておむつの内方に向かって湾曲してい
る。ここで、ウエスト部とは、着用時に着用者の腰（ウ
エスト）回りないし胴回りに配される部分をいい、使い
捨ておむつの長手方向の端縁から３０ｍｍ程度の部分を
いう。

【００１７】収縮シート材１０Ｂは、実質的に縦長の帯
状形状を有しており、その長手方向が、使い捨ておむつ
１の幅方向に一致するように配されている。そして、自
然状態において、収縮シート材１０Ｂは、その長手方向
のほぼ全領域に亘って、その幅方向に沿って収縮材１１
側に湾曲し、該収縮シート材１０Ｂの湾曲により、ウエ
スト部１ａがおむつ１の内方に向かって略円弧状に湾曲
している。第２実施形態における収縮シート材１０Ｂ
は、ウエスト部１ａにおいて、端部シート材７２と防漏
シート３との間に、収縮材１１を端部シート材７２側に
して挟持固定されている。尚、収縮シート材１０Ｂは、
おむつ１の長手方向の端部側の端縁が、おむつの該端縁
の位置に略一致するように配されている。

【００１８】また、別の実施形態としては、収縮シート
１０Ｂが、端部シート材７２又は外層シート１３上に接
合されていても良いし、防漏シート３と外層シート１３
との間に挟持固定されていても良い。更に、別の実施形
態としては、ウエスト部１ａが収縮シート材１０Ｂによ
り構成されていても良い。

【００１９】次に、第３実施形態の使い捨ておむつにお
ける特長部分について説明する。第３実施形態の使い捨
ておむつは、図１及び図４に示すように、その長手方向
の左右両側の一対の側部立体ガード５，５に、収縮材１
１と非収縮材１２とからなる収縮シート材１０Ｃが配さ
れており、両側部立体ガード５，５が、使い捨ておむつ
の内方に向かって湾曲している。

【００２０】各収縮シート材１０Ｃは、略矩形状の縦長
形状を有しており、その長手方向を各側部立体ガードの
長手方向に一致させて配されている。そして、自然状態
において、各収縮シート材１０Ｃは、その長手方向のほ
ぼ全領域に亘って、その幅方向に沿って収縮材１１側に
湾曲し、各収縮シート材１０Ｃの湾曲により、各側部立
体ガード５が、その基端５４から自由端５３に向かって
略円弧状をなすように幅方向に沿って湾曲している。各
収縮シート材１０Ｃは、各側部立体ガード５における表
面シート２に対向する面に、該面に非収縮材１１を当接
させるようにして接着固定されている。

【００２１】また、別の実施形態としては、収縮シート
１０Ｃが、側部立体ガード５における表面シート２に対
向しない面側に配されていても良いし、更に、別の実施
形態としては、側部立体ガード５が収縮シート材１０Ｃ
により構成されていても良い。

【００２２】第１〜３実施形態における収縮シート材１
０（１０Ａ〜１０Ｃ）は、図２〜４に示されるように、
それぞれシート状の収縮材１１と非収縮材１２とが貼り
合わされてなる積層シートである。収縮材１１は、非収
縮材１２と貼り合わされた状態において収縮し、該収縮
シート材１０を該収縮材１１側に湾曲させるもので、シ
ート状であることが好ましく、該収縮材１１としては、
天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂フィルム、合成樹脂ネ
ット、フォーム材、又はそれらの組み合わせ等の弾性材
料からなる弾性シート、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の熱収縮性材料からなる熱収縮性シート、エンボ
ス等の機械的処理により収縮するシート、溶剤による
溶解等の化学的処理により収縮するシート、上記〜
のシートを任意に組み合わせた複合シート等を挙げる
ことができ、これらの中でも、湾曲形状の高保持性の観
点から、上記の弾性材料からなる弾性シートが好まし
い。上記の弾性シートは、伸長状態において非収縮材
１２と貼り合わせることにより、収縮シート材１０を湾
曲させることができる。

【００２３】非収縮材１２は、収縮材１１が収縮する際
に、該収縮材１１よりも収縮率の小さいシート材であ
り、収縮シート材１０を収縮材１１側に湾曲させ得るも
のであれば、その形成材料等には特に制限はなく、収縮
材１１の収縮に伴って、ある程度収縮するものであって
も良い。また、非収縮材１２の形成材料としては、不織
布、織布、合成樹脂製のフィルム、フォーム材、又はそ
れらの組み合わせ等を挙げることができる。

【００２４】また、収縮材１１と非収縮材１２とを貼り
合わせる方法としては、接着剤による接着、熱融着、縫
着等、収縮材１１と非収縮材１２とを貼り合わせること
ができる限り特に制限されないが、製造ライン中におけ
る貼り合わせ処理の容易、低コスト、貼り合わせパター
ンの多様性等の観点から、接着及び熱融着が好ましく、
特に熱融着が好ましい。また、収縮シート材１０自体を
吸収性物品に固定する方法についても接着、熱融着、縫
着等特に制限されない、尚、収縮材１１と非収縮材１２
とを接着する際の接着剤の塗工パターンとしては、べ
た、スパイラル状、線状、散点状等が挙げられ、熱溶着
等の溶着パターンも同様のパターンとすることができ
る。

【００２５】第１〜第３実施形態に係る使い捨ておむつ
は、それぞれ、所定箇所に収縮シート１０Ａ〜Ｃを配す
る以外は通常の展開型の使い捨ておむつと同様にして製
造でき、また、通常の展開型のおむつと同様にして使用
することができる。

【００２６】そして、第１実施形態の使い捨ておむつに
よれば、一対の前記サイドフラップ部６，６に、収縮シ
ート材１０Ｂが配されており、一対の該サイドフラップ
部６，６が、おむつ１の内方に向かって湾曲しているた
め、レッグギャザー形成用の弾性部材等により、脚廻り
を過度に締め付けることなく、脚廻りからの漏れを効果
的に防止することができる。更に、サイドフラップ部が
めくれることがなく、サイドフラップ部の内面側に異物
が浸入することがない。また、装着時における着用者の
肌とサイドフラップ部６の内面（肌当接面）との間に所
定の間隙が形成されるため、脚廻りにムレやカブレ等を
生じ難い。また、着用時における着用者の両側部に袋状
の膨出部Ｓが形成されるため、外観が意匠的にも優れた
ものとなる。

【００２７】また、第２実施形態の使い捨ておむつによ
れば、ウエスト部１ａに収縮シート材１０Ａが配されて
おり、該ウエスト部１ａが使い捨ておむつの内方に向か
って湾曲しているため、ウエストギャザー形成用の弾性
部材等により、胴回りを過度に締め付けることなく、ウ
エスト部１ａからの漏れを効果的に防止することができ
る。更に、ウエスト部１ａがめくれることがなく、ウエ
スト部１ａの内面側に異物が浸入することがない。ま
た、装着時における着用者の肌とウエスト部１ａの内面
（肌当接面）との間に所定の間隙が形成されるため、ウ
エスト廻りにムレやカブレ等が生じ難い。また、着用時
における着用者のウエスト廻りに袋状の膨出部Ｓ’が形
成されるため、外観が優れたものとなる。

【００２８】また、第３実施形態の使い捨ておむつによ
れば、側部立体ガードに、収縮シート材１０Ｃが配され
ており、該立体ガード５が、おむつの内方に向かって湾
曲しているため、立体ガード形成用の弾性部材５１等に
より、脚廻りを過度に締め付けることなく、脚廻りから
の漏れを効果的に防止することができる。特に収縮シー
ト材１０Ｃは、帯状の形態を有しており、側部立体ガー
ド５，５の長手方向に沿って配され、幅方向に沿って湾
曲しているため、係る効果により優れたものとなってい
る。更に、第３実施形態の使い捨ておむつによれば、側
部立体ガード５がおむつの内方に向かって湾曲している
ため、側部立体ガード５の内側に入った液は、側部立体
ガード５を乗り越え難く、漏れ防止効果に優れたものと
なっている。

【００２９】尚、側部立体ガード５，５に代え又は該側
部立体ガード５，５に加えて、背側及び／又は腹側の立
体ガード７Ａ，７Ｂに同様の伸縮部材を配すれば、ウエ
ストギャザー形成用の弾性部材等により胴回りを過度に
締め付けることなく、ウエスト部１ａからの漏れを効果
的に防止することができる。

【００３０】以上、第１発明及び第２発明それぞれの好
ましい実施形態について説明したが、それぞれ上述の実
施形態に制限されるものではなく、各発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変更が可能である。

【００３１】例えば、各実施形態に共通する上記の基本
構造も適宜変更することができる。また、第１実施形態
における収縮シート材１０Ａは、サイドフラップ部６に
おける腹側部Ｂに位置する部分に配しても良いし、背側
部Ａから腹側部Ｂに亘るように配しても良い。また、側
部シート材５２を、非収縮材１２として収縮シート材１
０を形成しても良い。

【００３２】また、第２実施形態における収縮シート材
１０Ｂは、腹側部Ｂのウエスト部１ｂに配しても良い
し、背側部Ａ及び腹側部Ｂの両方に配しても良い。ま
た、第３実施形態における収縮シート材１０Ｃは、背側
部Ａと腹側部Ｂとの間に亘るように配しなくても良く、
背側部Ａ又は腹側部Ｂに位置する部分にのみ配しても良
い。

【００３３】また、第１及び第２発明における収縮シー
ト材は、第１実施形態におけるように吸収性物品の表面
に設けても良いし、第２実施形態におけるように吸収性
物品の内部に配設しても良い。また、一の実施形態にお
ける説明省略部分は適宜他の実施形態にも適用され、ま
た、一の実施形態のみが有する要件はそれぞれ他の実施
形態にも適用可能である。尚、本発明は、乳幼児や成人
用の展開型の使い捨ておむつの他、パンツ型の使い捨て
おむつ、更には、失禁パットや生理用ナプキン等にも適
用することもできる。

【００３４】

【発明の効果】本発明( 第１，第２発明）によれば、レ
ッグ部やウエスト部からの漏れ防止性に優れ、しかも着
用者の脚回りや胴回りを過度に締め付けることのない、
使い捨ておむつ等の吸収性物品を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、第１発明の第１及び第２実施形態並び
に第２発明の第３実施形態それぞれの使い捨ておむつに
共通する基本構造を示す展開平面図である。

【図２】図２は、第１実施形態の使い捨ておむつにおけ
る図１のＸ−Ｘ線断面を模式的に示す断面図である。

【図３】図３は、第２実施形態の使い捨ておむつにおけ
る図１のＹ−Ｙ線断面を模式的に示す断面図である。

【図４】図４は、第３実施形態の使い捨ておむつにおけ
る図１のＺ−Ｚ線断面を模式的に示す断面図である。

【符号の説明】

１吸収性物品（使い捨ておむつ）１ａ，１ｂウエスト部２表面シート３防漏シート４吸収体５側部立体ガード６サイドフラップ部７Ａ背側立体ガード７Ｂ腹側立体ガード１０収縮シート１１収縮材１２非収縮材

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ａ６１Ｆ 13/515 (72)発明者伊藤英和栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会社研究所内 (72)発明者奥田泰之栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会社研究所内Ｆターム(参考） 3B029 BC02 BC06 BC07 BD12 BD13 BD14 BD17 4C003 CA01 CA06 DA06 HA05 4C098 AA09 CC03 CC07 CC10 CC11 CC12 CE05 CE06 DD03

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】液透過性の表面シート、液不透過性の防
漏シート及び液保持性の吸収体を備え、実質的に縦長で
あり、長手方向の左右両側部に一対のサイドフラップ部
を有する吸収性物品において、背側部及び腹側部の少なくとも一方におけるウエスト
部、又は一対の前記サイドフラップ部には、収縮材と非
収縮材とからなる収縮シート材が配されており、該収縮
シート材が配された該ウエスト部又は一対の該サイドフ
ラップ部が、吸収性物品の内方に向かって湾曲している
吸収性物品。
【請求項２】液透過性の表面シート、液不透過性の防
漏シート及び液保持性の吸収体を備え、実質的に縦長で
あり、長手方向の左右の両側部及び／又は長手方向の少
なくとも一端部に、立体ガードを有する吸収性物品にお
いて、長手方向の両側部及び／又は長手方向の少なくとも一端
部の立体ガードには、収縮材と非収縮材とからなる収縮
シート材が配されており、該収縮シート材が配された該
立体ガードが、吸収性物品の内方に向かって湾曲してい
る吸収性物品。
【請求項３】前記収縮シート材は、帯状の形態を有し
ており、前記立体ガードの長手方向に沿って配され、幅
方向に沿って湾曲している請求項２記載の吸収性物品
【請求項４】前記収縮シート材は、前記収縮材と前記
非収縮材とが貼り合わされてなり、該収縮材の収縮によ
り該収縮材側に湾曲している請求項１〜３記載の吸収性
物品。