JP2001143387A - Dvdオーディオ再生装置 - Google Patents
Dvdオーディオ再生装置Info
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- JP2001143387A JP2001143387A JP32194599A JP32194599A JP2001143387A JP 2001143387 A JP2001143387 A JP 2001143387A JP 32194599 A JP32194599 A JP 32194599A JP 32194599 A JP32194599 A JP 32194599A JP 2001143387 A JP2001143387 A JP 2001143387A
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- Japan
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- audio
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 IDを入力すると再生される隠しデータを記
録したDVDを再生するときには、再生時毎にIDの入
力作業を必要とし面倒であった。特にDVDチェンジャ
使用時にはID入力が頻繁となって面倒であり、更に車
両用DVDオーディオ装置においては、運転の安全性か
らも問題がある。 【解決手段】 IDメモリ21を設け、予めインターネ
ット等で各DVD毎にID登録部22からIDを登録し
ておく。読み出されたDVDデータがID入力が必要で
あるか否かをID要否判定部5で判定し、必要であると
きには登録ID読出部20からDVDの識別データをI
Dメモリ21に送り、対応するIDが登録されていると
きにはそのデータを読み出し、ID判定部23でDVD
に記録されているIDと一致するか否かを判定する。一
致したときにはDVD復号回路6での復号処理を可能と
し、この隠しデータを出力する。
録したDVDを再生するときには、再生時毎にIDの入
力作業を必要とし面倒であった。特にDVDチェンジャ
使用時にはID入力が頻繁となって面倒であり、更に車
両用DVDオーディオ装置においては、運転の安全性か
らも問題がある。 【解決手段】 IDメモリ21を設け、予めインターネ
ット等で各DVD毎にID登録部22からIDを登録し
ておく。読み出されたDVDデータがID入力が必要で
あるか否かをID要否判定部5で判定し、必要であると
きには登録ID読出部20からDVDの識別データをI
Dメモリ21に送り、対応するIDが登録されていると
きにはそのデータを読み出し、ID判定部23でDVD
に記録されているIDと一致するか否かを判定する。一
致したときにはDVD復号回路6での復号処理を可能と
し、この隠しデータを出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からIDコー
ド等を入力しなければ再生することができない隠しデー
タを備えたDVDを再生するDVDオーディオ装置にお
いて、その隠しデータの再生時毎にIDコードを入力す
る煩わしさを解消したDVDオーディオ装置に関する。
ド等を入力しなければ再生することができない隠しデー
タを備えたDVDを再生するDVDオーディオ装置にお
いて、その隠しデータの再生時毎にIDコードを入力す
る煩わしさを解消したDVDオーディオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のオーディオ装置の進展はめざまし
く、長年広く用いられていたレコードあるいはカセット
テープのアナログオーディオから、CD、MD等のデジ
タルオーディオに急速に変化している。更に近年はより
大容量のデジタルオーディオ記録媒体としてDVDの利
用が考えられており、近い将来DVDオーディオとして
市販されようとしている。
く、長年広く用いられていたレコードあるいはカセット
テープのアナログオーディオから、CD、MD等のデジ
タルオーディオに急速に変化している。更に近年はより
大容量のデジタルオーディオ記録媒体としてDVDの利
用が考えられており、近い将来DVDオーディオとして
市販されようとしている。
【0003】このようなDVDオーディオにおいては、
きわめて多量のデータが記録できるため、多くのオーデ
ィオが記録できると共に、更に各種のデータが記録でき
るようになる。そのため、DVDにオーディオデータを
記録して発売するDVDオーディオソフト発売元では、
表示している収録データの他に、ID入力等の特別の手
続きを経なければそのデータにアクセスすることができ
ない隠しデータを、各DVDの中に更に記録することが
考えられている。
きわめて多量のデータが記録できるため、多くのオーデ
ィオが記録できると共に、更に各種のデータが記録でき
るようになる。そのため、DVDにオーディオデータを
記録して発売するDVDオーディオソフト発売元では、
表示している収録データの他に、ID入力等の特別の手
続きを経なければそのデータにアクセスすることができ
ない隠しデータを、各DVDの中に更に記録することが
考えられている。
【0004】このような隠しデータとしては種々のもの
が考えられており、例えば表示している収録曲に対する
カラオケ用オーディオデータ、ビデオCDと同様の映像
データ、特にBGM用にアレンジしたオーディオデー
タ、録音時の歌手の練習音声のオーディオデータ、表示
している収録データ以外のボーナス曲のオーディオデー
タ等、種々のデータを記録しておくことが考えられてい
る。
が考えられており、例えば表示している収録曲に対する
カラオケ用オーディオデータ、ビデオCDと同様の映像
データ、特にBGM用にアレンジしたオーディオデー
タ、録音時の歌手の練習音声のオーディオデータ、表示
している収録データ以外のボーナス曲のオーディオデー
タ等、種々のデータを記録しておくことが考えられてい
る。
【0005】更に、上記のような隠しデータは、例えば
そのオーディオソフトの発売元のホームページに、4桁
の暗証番号等のIDコードを各オーディオソフト毎にリ
スト表示しておき、DVDオーディオソフトを購入した
者がこのホームページにアクセスしてこのリストを調べ
ることによりIDコードを手に入れ、現在再生しようと
しているDVDを入れたDVDオーディオ装置にこのデ
ータを入力することによって、初めて前記隠しデータを
再生できるようにすることが考えられている。このよう
なインターネットのホームページに対してアクセスする
ことによるIDコードを入手する方式は、オーディオソ
フトメーカのホームページにアクセスする機会をできる
かぎり増やすことにより、オーディオソフトメーカはユ
ーザとコンタクトする機会を作り、自社をより強く意識
してもらうと共に、ホームページに表示した各種の自社
の情報、新製品の広告等、種々の情報をユーザに知らせ
ることができる手法として注目されている。
そのオーディオソフトの発売元のホームページに、4桁
の暗証番号等のIDコードを各オーディオソフト毎にリ
スト表示しておき、DVDオーディオソフトを購入した
者がこのホームページにアクセスしてこのリストを調べ
ることによりIDコードを手に入れ、現在再生しようと
しているDVDを入れたDVDオーディオ装置にこのデ
ータを入力することによって、初めて前記隠しデータを
再生できるようにすることが考えられている。このよう
なインターネットのホームページに対してアクセスする
ことによるIDコードを入手する方式は、オーディオソ
フトメーカのホームページにアクセスする機会をできる
かぎり増やすことにより、オーディオソフトメーカはユ
ーザとコンタクトする機会を作り、自社をより強く意識
してもらうと共に、ホームページに表示した各種の自社
の情報、新製品の広告等、種々の情報をユーザに知らせ
ることができる手法として注目されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】DVDオーディオソフ
トの購入者は、前記のような隠しデータ部分のオーディ
オ等を視聴する際には、視聴するたび毎に前記のように
して入手しメモ等しておいたIDコードを入力する操作
が必要となる。このような操作は、通常の家庭内におい
てDVDオーディオ装置を操作する場合にも煩わしいも
のであるが、特に、このようなDVDオーディオ装置を
車両に搭載している車載用DVDオーディオ装置におい
ては、このプレーヤの操作を行う者は運転者であること
が多く、運転をしながらIDコードの入力等の操作をし
なければならないことが考えられる。したがって、この
ような操作は車の安全の観点から好ましくなく、危険で
ある場合が多い。
トの購入者は、前記のような隠しデータ部分のオーディ
オ等を視聴する際には、視聴するたび毎に前記のように
して入手しメモ等しておいたIDコードを入力する操作
が必要となる。このような操作は、通常の家庭内におい
てDVDオーディオ装置を操作する場合にも煩わしいも
のであるが、特に、このようなDVDオーディオ装置を
車両に搭載している車載用DVDオーディオ装置におい
ては、このプレーヤの操作を行う者は運転者であること
が多く、運転をしながらIDコードの入力等の操作をし
なければならないことが考えられる。したがって、この
ような操作は車の安全の観点から好ましくなく、危険で
ある場合が多い。
【0007】また、DVDにおいてはきわめて多くのオ
ーディオデータが記録されるので、1枚のDVDのみで
多くの曲を視聴することができるものの、通常は演奏者
毎にDVDソフトが分かれていることが多く、更に、収
録している曲のジャンルを変えるときにはDVDを交換
する必要がある場合が多い。このようにDVDを交換す
る作業は、車載用DVDオーディオ装置においては運転
者が行うことが多くなり、このような作業も車の安全の
ために好ましくないため、従来のCDチェンジャと同様
のDVDチェンジャも広く用いられることが予想され
る。
ーディオデータが記録されるので、1枚のDVDのみで
多くの曲を視聴することができるものの、通常は演奏者
毎にDVDソフトが分かれていることが多く、更に、収
録している曲のジャンルを変えるときにはDVDを交換
する必要がある場合が多い。このようにDVDを交換す
る作業は、車載用DVDオーディオ装置においては運転
者が行うことが多くなり、このような作業も車の安全の
ために好ましくないため、従来のCDチェンジャと同様
のDVDチェンジャも広く用いられることが予想され
る。
【0008】車載用DVDオーディオ装置にDVDチェ
ンジャを接続した際には、前記のように各DVDオーデ
ィオデータ内に記録されている隠しデータを視聴するた
めに、DVDが交換される毎にIDコードを入力する作
業を行う必要がある。このような作業は運転者にとって
はきわめて煩わしく、かつ危険であり好ましくない。こ
のようにDVDチェンジャを用いた際に交換される各D
VD毎にIDコードを入力することは、前記のような車
載用DVDオーディオにおけるDVDチェンジャに限ら
ず、一般家庭用、あるいは業務用のDVDオーディオ装
置にDVDチェンジャを接続して使用する際にも煩わし
い作業であることは同様である。
ンジャを接続した際には、前記のように各DVDオーデ
ィオデータ内に記録されている隠しデータを視聴するた
めに、DVDが交換される毎にIDコードを入力する作
業を行う必要がある。このような作業は運転者にとって
はきわめて煩わしく、かつ危険であり好ましくない。こ
のようにDVDチェンジャを用いた際に交換される各D
VD毎にIDコードを入力することは、前記のような車
載用DVDオーディオにおけるDVDチェンジャに限ら
ず、一般家庭用、あるいは業務用のDVDオーディオ装
置にDVDチェンジャを接続して使用する際にも煩わし
い作業であることは同様である。
【0009】したがって、本発明は、DVDオーディオ
装置においてDVD内に記録されている隠しデータを再
生するに際して、隠しデータを再生するIDコードをプ
レーヤに一度入力すると、以降はIDコードの入力を必
要としないようにしたDVDプレーヤを提供することを
目的とする。
装置においてDVD内に記録されている隠しデータを再
生するに際して、隠しデータを再生するIDコードをプ
レーヤに一度入力すると、以降はIDコードの入力を必
要としないようにしたDVDプレーヤを提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、請求項1に係る発明は、隠しデータを再生
出力するためのIDをDVD毎に記憶するIDメモリ
と、再生するDVDに記録されたIDと前記IDメモリ
に記憶したIDとを比較するID判別部とを備え、ID
判別部で両IDが一致したときのみDVDデータの再生
出力を行うことを特徴とするDVDオーディオ再生装置
としたものである。
決するため、請求項1に係る発明は、隠しデータを再生
出力するためのIDをDVD毎に記憶するIDメモリ
と、再生するDVDに記録されたIDと前記IDメモリ
に記憶したIDとを比較するID判別部とを備え、ID
判別部で両IDが一致したときのみDVDデータの再生
出力を行うことを特徴とするDVDオーディオ再生装置
としたものである。
【0011】また、請求項2に係る発明は、隠しデータ
を再生出力するためのIDをDVD毎に記憶するIDメ
モリと、読出し指示されたデータが隠しデータであるか
否かを判別するID入力要否判定部と、ID入力が必要
と判別したとき再生DVDの識別データをIDメモリに
出力する登録ID読出部と、識別データに対応したID
メモリ内のIDと再生DVDのIDとを比較するID判
別部と、両IDが一致したとき隠しデータの再生出力を
可能とする隠しデータ再生許可信号出力部とを備えたこ
とを特徴とするDVDオーディオ再生装置としたもので
ある。
を再生出力するためのIDをDVD毎に記憶するIDメ
モリと、読出し指示されたデータが隠しデータであるか
否かを判別するID入力要否判定部と、ID入力が必要
と判別したとき再生DVDの識別データをIDメモリに
出力する登録ID読出部と、識別データに対応したID
メモリ内のIDと再生DVDのIDとを比較するID判
別部と、両IDが一致したとき隠しデータの再生出力を
可能とする隠しデータ再生許可信号出力部とを備えたこ
とを特徴とするDVDオーディオ再生装置としたもので
ある。
【0012】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2記載のDVDオーディオ装置を車両に搭載
してなる車両用DVDオーディオ再生装置としたもので
ある。
たは請求項2記載のDVDオーディオ装置を車両に搭載
してなる車両用DVDオーディオ再生装置としたもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に沿っ
て説明する。本発明における隠しデータの再生も行うこ
とができるDVDオーディオ装置の説明の前に、その装
置で再生されるDVDオーディオデータにおける隠しデ
ータの記録、及び構成等について説明する。DVDオー
ディオにおいては、図3に示すようなエンコーダによっ
てオーディオデータ等がDVDに記録される。
て説明する。本発明における隠しデータの再生も行うこ
とができるDVDオーディオ装置の説明の前に、その装
置で再生されるDVDオーディオデータにおける隠しデ
ータの記録、及び構成等について説明する。DVDオー
ディオにおいては、図3に示すようなエンコーダによっ
てオーディオデータ等がDVDに記録される。
【0014】即ち、アナログ録音された通常用オーディ
オ信号31,及び後にDVDの再生時にIDコード等を
入力しないと再生することができない隠し用オーディオ
信号32は、各々アナログ/デジタルコンバータ(A/
D)33で192kHz等の充分高いサンプリング周波
数でサンプリングされ、例えば24ビット等の高分解能
のPCMデジタル信号に変換され、DVD処理回路34
に入力する。
オ信号31,及び後にDVDの再生時にIDコード等を
入力しないと再生することができない隠し用オーディオ
信号32は、各々アナログ/デジタルコンバータ(A/
D)33で192kHz等の充分高いサンプリング周波
数でサンプリングされ、例えば24ビット等の高分解能
のPCMデジタル信号に変換され、DVD処理回路34
に入力する。
【0015】また、図4(a)に示すようなフォーマッ
トの、先頭にパケットヘッダを付与してシステムヘッダ
ーを付与しない場合は、2034バイトを単位とする1
バケット分のデータずつにパッキングされる。このデー
タがオーディオデータの最も基本的な1単位分のユーザ
データとなる。後に隠しデータとして処理されるデータ
も、同様のフォーマットのユーザデータとされる。
トの、先頭にパケットヘッダを付与してシステムヘッダ
ーを付与しない場合は、2034バイトを単位とする1
バケット分のデータずつにパッキングされる。このデー
タがオーディオデータの最も基本的な1単位分のユーザ
データとなる。後に隠しデータとして処理されるデータ
も、同様のフォーマットのユーザデータとされる。
【0016】上記のように1バケット分のデータずつに
パッキングされたデータには、図4(b)に示すような
パックヘッダが付加されて、1単位分2048バイトの
オーディオパック(Aパック)とされる。パックヘッダ
は、パックスタート情報、システム時刻基準参照値とし
てのシステムクロックリファレンス情報(SCR)、M
ux rate情報、及びスタッフィングの合計14バ
イトにより構成される。上記の例は、ユーザデータの中
にオーディオデータを収容したものであるが、例えば従
来のビデオCDのように、オーディオデータとビデオデ
ータが混在している場合は、前記ユーザデータ中には、
画像データ列が収容されたビデオパック(Vパック)が
混在することとなる。なお、これらのデータ構成、及び
データ容量は以下に述べるデータ構成及びデータ容量と
共に、所定のフォーマットとして任意に設定することが
できるが、ここでは代表的な例を示している。
パッキングされたデータには、図4(b)に示すような
パックヘッダが付加されて、1単位分2048バイトの
オーディオパック(Aパック)とされる。パックヘッダ
は、パックスタート情報、システム時刻基準参照値とし
てのシステムクロックリファレンス情報(SCR)、M
ux rate情報、及びスタッフィングの合計14バ
イトにより構成される。上記の例は、ユーザデータの中
にオーディオデータを収容したものであるが、例えば従
来のビデオCDのように、オーディオデータとビデオデ
ータが混在している場合は、前記ユーザデータ中には、
画像データ列が収容されたビデオパック(Vパック)が
混在することとなる。なお、これらのデータ構成、及び
データ容量は以下に述べるデータ構成及びデータ容量と
共に、所定のフォーマットとして任意に設定することが
できるが、ここでは代表的な例を示している。
【0017】このようにして構成されたオーディオパッ
ク(Aパック)を図4(c)に示すように多数集めると
共に、これらのデータを管理し制御するためのオーディ
オタイトルセット情報(ATSI)を付加してオーディ
オタイトルセット(ATS)としている。なお、オーデ
ィオの他に例えば隠しデータ等のために付加的なデータ
として前記のようなビデオデータからなるVパックを含
む際には、ビデオタイトルセット情報(VTSI)を用
いたり、オーディオ・スチル・ビデオセット(ASV
S)を用いて、静止画表示も可能である。
ク(Aパック)を図4(c)に示すように多数集めると
共に、これらのデータを管理し制御するためのオーディ
オタイトルセット情報(ATSI)を付加してオーディ
オタイトルセット(ATS)としている。なお、オーデ
ィオの他に例えば隠しデータ等のために付加的なデータ
として前記のようなビデオデータからなるVパックを含
む際には、ビデオタイトルセット情報(VTSI)を用
いたり、オーディオ・スチル・ビデオセット(ASV
S)を用いて、静止画表示も可能である。
【0018】ATSIは後続のAパックのオーディオ信
号を管理・制御するための情報が配置され、図4(d)
に示すように、ATSI−MATとATSI−PGCI
Tで構成される。
号を管理・制御するための情報が配置され、図4(d)
に示すように、ATSI−MATとATSI−PGCI
Tで構成される。
【0019】DVD−Audioディスクには図4
(e)に示すようにAnGIというディスク全体の管理
情報が記録されている。このAnGI内のAnGI−n
ATに隠しデータ再生の為のIDが記録され、隠しデー
タの位置はATT−SPRTまたはAOTT−SRPT
内に記録されている。
(e)に示すようにAnGIというディスク全体の管理
情報が記録されている。このAnGI内のAnGI−n
ATに隠しデータ再生の為のIDが記録され、隠しデー
タの位置はATT−SPRTまたはAOTT−SRPT
内に記録されている。
【0020】上記のようなデータは、DVDにおいて図
5に示すようなデータ構成により記録される。即ち、D
VD全体のデータ構成としては図5(a)に示すよう
に、データの最初にシンプルオーディオマネージャー
(SAnG)、次にオーディオマネージャー(AnG
I)、次にASVSを配置し、以下、オーディオタイト
ルセット(ATS)を複数配置している。各オーディオ
タイトルセット(ATS)は、図5(b)に示すよう
に、その最初と最後にオーディオタイトルセットインフ
ォメーション(ATSI)を配置し、その間にオーディ
オオブジェクト(AOB)を複数配置している。
5に示すようなデータ構成により記録される。即ち、D
VD全体のデータ構成としては図5(a)に示すよう
に、データの最初にシンプルオーディオマネージャー
(SAnG)、次にオーディオマネージャー(AnG
I)、次にASVSを配置し、以下、オーディオタイト
ルセット(ATS)を複数配置している。各オーディオ
タイトルセット(ATS)は、図5(b)に示すよう
に、その最初と最後にオーディオタイトルセットインフ
ォメーション(ATSI)を配置し、その間にオーディ
オオブジェクト(AOB)を複数配置している。
【0021】各オーディオオブジェクト(AOB)は、
図5(c)に示すように複数のトラックに分割され、各
トラックは図5(d)に示すように複数のインデックス
に分割されると共に、更にこのインデックスは図5
(e)に示すように複数のオーディオパックに分割され
ている。
図5(c)に示すように複数のトラックに分割され、各
トラックは図5(d)に示すように複数のインデックス
に分割されると共に、更にこのインデックスは図5
(e)に示すように複数のオーディオパックに分割され
ている。
【0022】DVD−Audioの場合、隠しデータは
Hidden Groupと呼ばれ、複数のオーディオ
タイトルで構成される、グループという単位で記録され
る。
Hidden Groupと呼ばれ、複数のオーディオ
タイトルで構成される、グループという単位で記録され
る。
【0023】前記図3に示すエンコーダにおけるDVD
処理回路34においては、前記のような種々のデータを
作成するものであるが、ここには通常用オーディオデー
タ、隠し用オーディオデータのほか、ディスク全体の管
理情報であるAnGI、各オーディオタイトルの管理情
報ATSI、静止画情報ASVS、簡易再生情報SAn
G、映像情報などが入力される。これら全ての信号は媒
体に応じた変調方式で変調回路35により変調され、出
力端子から出力される。
処理回路34においては、前記のような種々のデータを
作成するものであるが、ここには通常用オーディオデー
タ、隠し用オーディオデータのほか、ディスク全体の管
理情報であるAnGI、各オーディオタイトルの管理情
報ATSI、静止画情報ASVS、簡易再生情報SAn
G、映像情報などが入力される。これら全ての信号は媒
体に応じた変調方式で変調回路35により変調され、出
力端子から出力される。
【0024】上記のようにしてエンコードされ、前記の
ようなデータ構成からなる隠しデータを含むDVDは、
図1に示すようなDVD再生装置によって再生し出力さ
れる。即ち、操作部1におけるDVDデータ読出指示部
2によって、DVDオーディオ装置のDVDデータ読出
部3にアクセスし、所定のデータの読み出しを行う。こ
のデータを復調回路4において前記エンコーダにおける
変調に対応して復調を行う。次のID入力要否判定部5
では、この復調データの中から所定のデータを読み取る
ことにより、前記読み出し指示されたデータがID入力
が必要なデータである隠しデータであるのか、あるいは
ID入力が不要の通常のオーディオデータを読み出そう
としているのかを判定する。
ようなデータ構成からなる隠しデータを含むDVDは、
図1に示すようなDVD再生装置によって再生し出力さ
れる。即ち、操作部1におけるDVDデータ読出指示部
2によって、DVDオーディオ装置のDVDデータ読出
部3にアクセスし、所定のデータの読み出しを行う。こ
のデータを復調回路4において前記エンコーダにおける
変調に対応して復調を行う。次のID入力要否判定部5
では、この復調データの中から所定のデータを読み取る
ことにより、前記読み出し指示されたデータがID入力
が必要なデータである隠しデータであるのか、あるいは
ID入力が不要の通常のオーディオデータを読み出そう
としているのかを判定する。
【0025】この判定に際しては、読み出されたデータ
における図4(e)に示されるAnGI−nATの所定
位置に隠しデータ用IDが含まれているか否かにより判
別することができ、隠しデータ用IDが存在しないとき
には制御プログラムにより、各オーディオパックに記録
されているオーディオデータ等が次のDVD復号回路6
に出力しないようにすることができる。
における図4(e)に示されるAnGI−nATの所定
位置に隠しデータ用IDが含まれているか否かにより判
別することができ、隠しデータ用IDが存在しないとき
には制御プログラムにより、各オーディオパックに記録
されているオーディオデータ等が次のDVD復号回路6
に出力しないようにすることができる。
【0026】一方、ID入力要否判定部5において、I
Dの入力が不要である通常のオーディオデータの読み取
りがなされていた場合には、そのままDVD復号回路6
に出力し、DVD復号回路6ではエンコーダにおけるD
VD符号化回路で符号化して記録したデータを復号す
る。このデータは通常のオーディオ出力としてデジタル
/アナログ変換器(D/A)8に出力し、ここで補間処
理等を行ってアナログへの近似処理を行い、増幅器等を
介してスピーカに出力するためにアナログ出力10とす
る。
Dの入力が不要である通常のオーディオデータの読み取
りがなされていた場合には、そのままDVD復号回路6
に出力し、DVD復号回路6ではエンコーダにおけるD
VD符号化回路で符号化して記録したデータを復号す
る。このデータは通常のオーディオ出力としてデジタル
/アナログ変換器(D/A)8に出力し、ここで補間処
理等を行ってアナログへの近似処理を行い、増幅器等を
介してスピーカに出力するためにアナログ出力10とす
る。
【0027】上記ID入力要否判定部5において、ID
の入力が必要である隠しデータの読み出しを指示してい
ると判定されたときには、登録ID読出部20に再生し
ようとしているDVD識別データを図5(a)に示すオ
ーディオマネージャ(AnG)から読み出し、ID読出
指令信号として出力する。本発明のDVDオーディオ再
生装置においてはIDメモリ21を備えており、この中
には、操作部1のID登録部22から利用者が予め入力
してあるDVDディスク識別データとIDデータの組が
メモリされている。このIDデータは、例えば利用者が
インターネットにおけるDVDソフトメーカのホームペ
ージにアクセスし、その中に表示されているDVD識別
データとIDデータを読み、これらのデータを前記操作
部1のID登録部22からIDメモリ21に登録するこ
とができる。また、DVDソフトメーカ等がIDデータ
を別途公表する際には、そのデータを入力し登録するこ
ともできる。
の入力が必要である隠しデータの読み出しを指示してい
ると判定されたときには、登録ID読出部20に再生し
ようとしているDVD識別データを図5(a)に示すオ
ーディオマネージャ(AnG)から読み出し、ID読出
指令信号として出力する。本発明のDVDオーディオ再
生装置においてはIDメモリ21を備えており、この中
には、操作部1のID登録部22から利用者が予め入力
してあるDVDディスク識別データとIDデータの組が
メモリされている。このIDデータは、例えば利用者が
インターネットにおけるDVDソフトメーカのホームペ
ージにアクセスし、その中に表示されているDVD識別
データとIDデータを読み、これらのデータを前記操作
部1のID登録部22からIDメモリ21に登録するこ
とができる。また、DVDソフトメーカ等がIDデータ
を別途公表する際には、そのデータを入力し登録するこ
ともできる。
【0028】前記登録ID読出部20に入力されたDV
D識別データに対応したIDをIDメモリ21に登録し
ているときには、このIDを読み出し、ID入力要否判
定部5において識別されたDVDに記録されているID
データと共にID判別部23に入力し、両者が一致して
いるか否かを判別する。その結果、一致していると判別
されたときには、隠しデータの再生許可信号を出力する
隠しデータ再生許可信号出力部24からDVD復号回路
6に許可信号を出力する。それにより、DVD復号処理
回路6では復号処理が可能となる。ID判定部23にお
いて、IDメモリ21からのIDデータとDVDに記録
されているIDデータとが一致しないと判別されたとき
には、隠しデータ再生許可信号を出力しないので、この
隠しデータが復号処理され出力されることはない。
D識別データに対応したIDをIDメモリ21に登録し
ているときには、このIDを読み出し、ID入力要否判
定部5において識別されたDVDに記録されているID
データと共にID判別部23に入力し、両者が一致して
いるか否かを判別する。その結果、一致していると判別
されたときには、隠しデータの再生許可信号を出力する
隠しデータ再生許可信号出力部24からDVD復号回路
6に許可信号を出力する。それにより、DVD復号処理
回路6では復号処理が可能となる。ID判定部23にお
いて、IDメモリ21からのIDデータとDVDに記録
されているIDデータとが一致しないと判別されたとき
には、隠しデータ再生許可信号を出力しないので、この
隠しデータが復号処理され出力されることはない。
【0029】一方、操作部1にはID入力部25を備
え、再生しようとするDVDに対するIDデータがID
メモリ21内に登録されておらず再生することができな
いときには、別途IDデータを手に入れ、このID入力
部25から直接ID判別部23にIDデータを入力す
る。その後、IDデータ判別部23において前記ID入
力要否判定部5で識別され入力されたIDデータと、I
D入力部25で入力したIDデータとを比較し、前記と
同様に、一致しているときは隠しデータ再生許可信号出
力部24を作動し、その再生が可能となる。なお、この
ID入力部25からのID入力と隠しデータの再生作動
は、DVD毎にIDを入力する従来の装置と同様のもの
となる。
え、再生しようとするDVDに対するIDデータがID
メモリ21内に登録されておらず再生することができな
いときには、別途IDデータを手に入れ、このID入力
部25から直接ID判別部23にIDデータを入力す
る。その後、IDデータ判別部23において前記ID入
力要否判定部5で識別され入力されたIDデータと、I
D入力部25で入力したIDデータとを比較し、前記と
同様に、一致しているときは隠しデータ再生許可信号出
力部24を作動し、その再生が可能となる。なお、この
ID入力部25からのID入力と隠しデータの再生作動
は、DVD毎にIDを入力する従来の装置と同様のもの
となる。
【0030】上記のようにして再生される隠しデータ
は、それがオーディオデータである場合には、通常のオ
ーディオデータと同様にD/A変換器8からアナログ出
力10とすることができるが、信号処理回路7からのデ
ジタルデータをローパスフィルタ(LPF)11に入
れ、例えば1/4の帯域(48kHz)に制限した後デ
ジタルデータ出力12を行うこともできる。更に、例え
ば隠しデータが従来のビデオCDのような映像データを
含むものである場合は、この映像データをビデオプロセ
ッサ15に入れ、ディスプレイ等の表示部16にこれを
表示させることもできる。
は、それがオーディオデータである場合には、通常のオ
ーディオデータと同様にD/A変換器8からアナログ出
力10とすることができるが、信号処理回路7からのデ
ジタルデータをローパスフィルタ(LPF)11に入
れ、例えば1/4の帯域(48kHz)に制限した後デ
ジタルデータ出力12を行うこともできる。更に、例え
ば隠しデータが従来のビデオCDのような映像データを
含むものである場合は、この映像データをビデオプロセ
ッサ15に入れ、ディスプレイ等の表示部16にこれを
表示させることもできる。
【0031】このような本発明によるDVDオーディオ
再生装置の作動は、図2に示される作動フローのように
行われる。即ち、DVDオーディオの再生に際して隠し
オーディオの再生指示であるか否かが判別される(ステ
ップS1)。この時、利用者がDVDの多くのデータの
中から個別のデータとして隠しデータの再生を指示した
場合の他、例えばDVD内の全てのデータの再生を指示
した場合等においても、隠しオーディオの再生指示とし
て認識するように設定することもできる。この判別は前
記図1の装置においては、ID入力要否判定部5によっ
てDVDデータから読み出されたデータにID識別符号
が含まれているか否かによって判別することができる。
ここで読み出されたデータが隠しデータではない通常の
オーディオデータである場合には、そのままこのオーデ
ィオの再生・出力を行うステップS5に進み、通常の再
生・出力を行う。
再生装置の作動は、図2に示される作動フローのように
行われる。即ち、DVDオーディオの再生に際して隠し
オーディオの再生指示であるか否かが判別される(ステ
ップS1)。この時、利用者がDVDの多くのデータの
中から個別のデータとして隠しデータの再生を指示した
場合の他、例えばDVD内の全てのデータの再生を指示
した場合等においても、隠しオーディオの再生指示とし
て認識するように設定することもできる。この判別は前
記図1の装置においては、ID入力要否判定部5によっ
てDVDデータから読み出されたデータにID識別符号
が含まれているか否かによって判別することができる。
ここで読み出されたデータが隠しデータではない通常の
オーディオデータである場合には、そのままこのオーデ
ィオの再生・出力を行うステップS5に進み、通常の再
生・出力を行う。
【0032】一方、隠しオーディオや各種隠しデータの
再生指示がなされていると判別されたときには、再生し
ようとするDVDが、前記IDメモリに対応するIDが
既にメモリされた既登録のDVDであるか否かが判別さ
れる(ステップS2)。この判別は、前記装置において
は登録ID読出部20からDVD識別信号をIDメモリ
21に入力したとき、メモリ内にこのDVD識別信号に
対応したIDデータが存在するか否かにより行われる。
ここでID既登録のDVDであると判別されたときに
は、メモリ内の登録IDが読み出される(ステップS
3)。
再生指示がなされていると判別されたときには、再生し
ようとするDVDが、前記IDメモリに対応するIDが
既にメモリされた既登録のDVDであるか否かが判別さ
れる(ステップS2)。この判別は、前記装置において
は登録ID読出部20からDVD識別信号をIDメモリ
21に入力したとき、メモリ内にこのDVD識別信号に
対応したIDデータが存在するか否かにより行われる。
ここでID既登録のDVDであると判別されたときに
は、メモリ内の登録IDが読み出される(ステップS
3)。
【0033】次いで、読み出されたIDが正しいか否か
の判別を行う(ステップS4)。この判別は前記のよう
に、ID判別部23でID入力要否判定部において識別
され出力されたIDデータとの比較により行われる。こ
こで登録されているIDが正しいと判別されたときに
は、映像を含めたオーディオ等の再生・出力が行われ
(ステップS5)、このフローは終了する。
の判別を行う(ステップS4)。この判別は前記のよう
に、ID判別部23でID入力要否判定部において識別
され出力されたIDデータとの比較により行われる。こ
こで登録されているIDが正しいと判別されたときに
は、映像を含めたオーディオ等の再生・出力が行われ
(ステップS5)、このフローは終了する。
【0034】一方、前記ID既登録のDVDか否かの判
別(ステップS2)において、IDが登録されていない
DVDと判別されたときには、前記操作部1のID入力
部25からIDを入力したか否かを判別する(ステップ
S6)。ここで入力されたと判別されたときには前記と
同様にそのIDが正しいか否かが判別され(ステップS
4)、以下同様の作動が行われる。また、IDは正しい
か否かの判別(ステップS4)において、前記登録ID
及びID入力部25から入力されたIDが正しくないと
判別されたときには、この作動フローを開始して例えば
3分間等の所定の時間が経過したか否かを判別し(ステ
ップS7)、これが経過したときはこの作動フローを終
了して新たな操作を待つ。未だ所定時間が終了していな
いときには、前記ID既登録のDVDか否かを判別する
ステップ2に戻り、登録IDの再入力、IDの手入力作
業を続ける。なお、この作動フローは外部の解除スイッ
チ等により、強制終了することもできる。
別(ステップS2)において、IDが登録されていない
DVDと判別されたときには、前記操作部1のID入力
部25からIDを入力したか否かを判別する(ステップ
S6)。ここで入力されたと判別されたときには前記と
同様にそのIDが正しいか否かが判別され(ステップS
4)、以下同様の作動が行われる。また、IDは正しい
か否かの判別(ステップS4)において、前記登録ID
及びID入力部25から入力されたIDが正しくないと
判別されたときには、この作動フローを開始して例えば
3分間等の所定の時間が経過したか否かを判別し(ステ
ップS7)、これが経過したときはこの作動フローを終
了して新たな操作を待つ。未だ所定時間が終了していな
いときには、前記ID既登録のDVDか否かを判別する
ステップ2に戻り、登録IDの再入力、IDの手入力作
業を続ける。なお、この作動フローは外部の解除スイッ
チ等により、強制終了することもできる。
【0035】なお、上記実施例において、IDが正しく
ないと判別されたときには、DVD復号回路の作動を不
能とした例を示したが、例えばDVD復号回路からの出
力を不能にする等、種々の態様をとることができる。ま
た、操作部1にはIDメモリ21に入力するためのID
登録部22と、IDを直接ID判別部に入力するための
ID入力部25とを設けた例を示したが、例えばID入
力部25で入力したデータをIDメモリに入力するか、
ID判別部に直接入力するかの切換部を備えることによ
り、ID登録部22を省略することもできる。また、I
D入力部25からのデータは全てIDメモリに入力する
ように構成し、ID判別部では常に最新のIDメモリの
データを入力することにより、前記切換部等を省略する
こともできる。
ないと判別されたときには、DVD復号回路の作動を不
能とした例を示したが、例えばDVD復号回路からの出
力を不能にする等、種々の態様をとることができる。ま
た、操作部1にはIDメモリ21に入力するためのID
登録部22と、IDを直接ID判別部に入力するための
ID入力部25とを設けた例を示したが、例えばID入
力部25で入力したデータをIDメモリに入力するか、
ID判別部に直接入力するかの切換部を備えることによ
り、ID登録部22を省略することもできる。また、I
D入力部25からのデータは全てIDメモリに入力する
ように構成し、ID判別部では常に最新のIDメモリの
データを入力することにより、前記切換部等を省略する
こともできる。
【0036】本発明は、一般家庭用のDVDオーディオ
再生装置においても、DVDを交換する毎にIDを入力
する手数を省くことができるものであるが、その再生装
置にDVDチェンジャを接続した場合には、予め全ての
DVDに対するIDを登録しておくことにより、収納し
たDVDの全てについて隠しデータの部分を含めて、全
自動で且つ連続的に、あるいはランダム等任意の順序に
再生し出力することが可能となる。
再生装置においても、DVDを交換する毎にIDを入力
する手数を省くことができるものであるが、その再生装
置にDVDチェンジャを接続した場合には、予め全ての
DVDに対するIDを登録しておくことにより、収納し
たDVDの全てについて隠しデータの部分を含めて、全
自動で且つ連続的に、あるいはランダム等任意の順序に
再生し出力することが可能となる。
【0037】更に、本発明のDVDオーディオ再生装置
を車載用として車に搭載した場合には、運転者が運転中
にID入力をするという危険な操作を行う必要がなくな
り安全運転が可能となる。また、車載用オーディオ装置
においては安全運転等の観点からCDチェンジャ、MD
チェンジャ等が広く利用されているが、これらと同様に
DVDチェンジャも広く利用される可能性があり、その
際には、前記のように各DVD毎にIDを頻繁に入力す
るような危険な作業を行う必要がなくなり、安全運転の
可能なDVDオーディオ再生装置とすることができる。
を車載用として車に搭載した場合には、運転者が運転中
にID入力をするという危険な操作を行う必要がなくな
り安全運転が可能となる。また、車載用オーディオ装置
においては安全運転等の観点からCDチェンジャ、MD
チェンジャ等が広く利用されているが、これらと同様に
DVDチェンジャも広く利用される可能性があり、その
際には、前記のように各DVD毎にIDを頻繁に入力す
るような危険な作業を行う必要がなくなり、安全運転の
可能なDVDオーディオ再生装置とすることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、
請求項1及び請求項2に係る発明は、DVDオーディオ
装置においてDVD内に記録されている隠しデータを再
生するに際して、隠しデータを再生するIDをプレーヤ
に一度入力すると、以降はそのDVDについてIDの入
力を必要とせず、したがって取り扱いの容易なDVDオ
ーディオ再生装置とすることができる。特に多数のDV
Dを再生するDVDチェンジャを接続した場合には、各
DVDに対してIDをメモリしておくことにより、全て
のDVDを連続的に、あるいは任意の順序に全てのデー
タを再生し出力することができる。
請求項1及び請求項2に係る発明は、DVDオーディオ
装置においてDVD内に記録されている隠しデータを再
生するに際して、隠しデータを再生するIDをプレーヤ
に一度入力すると、以降はそのDVDについてIDの入
力を必要とせず、したがって取り扱いの容易なDVDオ
ーディオ再生装置とすることができる。特に多数のDV
Dを再生するDVDチェンジャを接続した場合には、各
DVDに対してIDをメモリしておくことにより、全て
のDVDを連続的に、あるいは任意の順序に全てのデー
タを再生し出力することができる。
【0039】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2記載のDVDオーディオ装置を車両に搭載してな
る車両用DVDオーディオ再生装置としたので、運転者
が運転中にID入力をするという危険な操作を行う必要
がなくなり安全運転が可能となる。また、特にDVDチ
ェンジャを接続した場合においても、頻繁に各DVD毎
にIDを入力する作業を行う必要がなくなり、安全運転
が可能となる。
求項2記載のDVDオーディオ装置を車両に搭載してな
る車両用DVDオーディオ再生装置としたので、運転者
が運転中にID入力をするという危険な操作を行う必要
がなくなり安全運転が可能となる。また、特にDVDチ
ェンジャを接続した場合においても、頻繁に各DVD毎
にIDを入力する作業を行う必要がなくなり、安全運転
が可能となる。
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】本発明の作動フロー図である。
【図3】本発明で再生される隠しデータが入力されたD
VDを製造する際に用いられるエンコーダの機能ブロッ
ク図である。
VDを製造する際に用いられるエンコーダの機能ブロッ
ク図である。
【図4】本発明で再生される隠しデータが記録されたD
VDのデータ構成の全体概要図である。
VDのデータ構成の全体概要図である。
【図5】本発明で再生される隠しデータが記録されたD
VDのデータ構成の部分概要図である。
VDのデータ構成の部分概要図である。
1 操作部 3 DVDデータ読出部 5 ID入力要否判定部 6 DVD復号回路 20 登録ID読出部 21 IDメモリ 23 ID判別部 24 隠しデータ再生許可信号出力部 25 ID入力部
Claims (3)
- 【請求項1】 隠しデータを再生出力するためのIDを
DVD毎に記憶するIDメモリと、再生するDVDに記
録されたIDと前記IDメモリに記憶したIDとを比較
するID判別部とを備え、ID判別部で両IDが一致し
たときのみDVDデータの再生出力を行うことを特徴と
するDVDオーディオ再生装置。 - 【請求項2】 隠しデータを再生出力するためのIDを
DVD毎に記憶するIDメモリと、読出し指示されたデ
ータが隠しデータであるか否かを判別するID入力要否
判定部と、ID入力が必要と判別したとき再生DVDの
識別データをIDメモリに出力する登録ID読出部と、
識別データに対応したIDメモリ内のIDと再生DVD
のIDとを比較するID判別部と、両IDが一致したと
き隠しデータの再生出力を可能とする隠しデータ再生許
可信号出力部とを備えたことを特徴とするDVDオーデ
ィオ再生装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のDVDオ
ーディオ装置を車両に搭載してなる車両用DVDオーデ
ィオ再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32194599A JP2001143387A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | Dvdオーディオ再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32194599A JP2001143387A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | Dvdオーディオ再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001143387A true JP2001143387A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18138191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32194599A Pending JP2001143387A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | Dvdオーディオ再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001143387A (ja) |
-
1999
- 1999-11-12 JP JP32194599A patent/JP2001143387A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040729 |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060727 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061115 |