JP2001142953A - 作業チェックシステム,作業チェック方法,および作業チェックプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
作業チェックシステム,作業チェック方法,および作業チェックプログラムを記録した記録媒体Info
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全,確実,かつ迅速に作業を遂行すること
が可能な作業チェックシステムおよび作業チェック方法
を提供する。 【解決手段】 作業チェックシステム1は,作業現場W
Aに設置された端末機器3,管制センターCCに設置さ
れた管制機器5,端末機器3と管制機器5との間のデー
タ伝送に用いられる伝送路系7,および作業チェックシ
ステム1の各構成要素を制御するためのソフトウェア9
から構成されている。ここで,作業現場WAは,管制セ
ンターCCから遠く離れた地点にあるものとする。端末
機器3は,ノートブック型パーソナルコンピュータやP
DA等の携帯可能なコンピュータ,ディジタルカメラ,
テレビカメラ等の画像入力装置,マイク,スピーカ,個
人識別データ入力装置,および汎地球測位システム(G
PS)等の位置標定装置を備えている。
が可能な作業チェックシステムおよび作業チェック方法
を提供する。 【解決手段】 作業チェックシステム1は,作業現場W
Aに設置された端末機器3,管制センターCCに設置さ
れた管制機器5,端末機器3と管制機器5との間のデー
タ伝送に用いられる伝送路系7,および作業チェックシ
ステム1の各構成要素を制御するためのソフトウェア9
から構成されている。ここで,作業現場WAは,管制セ
ンターCCから遠く離れた地点にあるものとする。端末
機器3は,ノートブック型パーソナルコンピュータやP
DA等の携帯可能なコンピュータ,ディジタルカメラ,
テレビカメラ等の画像入力装置,マイク,スピーカ,個
人識別データ入力装置,および汎地球測位システム(G
PS)等の位置標定装置を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,作業チェックシス
テム,作業チェック方法,および作業チェック用プログ
ラムを記録した記録媒体に関するものである。
テム,作業チェック方法,および作業チェック用プログ
ラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に,作業現場において作業員は,
予め配布されている標準作業マニュアル等に従って作業
を遂行する。特に,作業内容の危険度が高い場合,ある
いは,作業現場が危険度の高い環境にある場合には,標
準作業マニュアルに厳格に従わなければならない。これ
を怠った場合,作業員の生命の危険性が増すばかりでな
く,周辺地域に対して多大な影響を及ぼすおそれもあ
る。
予め配布されている標準作業マニュアル等に従って作業
を遂行する。特に,作業内容の危険度が高い場合,ある
いは,作業現場が危険度の高い環境にある場合には,標
準作業マニュアルに厳格に従わなければならない。これ
を怠った場合,作業員の生命の危険性が増すばかりでな
く,周辺地域に対して多大な影響を及ぼすおそれもあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来,
作業員に対する標準作業マニュアルは,上述のように予
め配布されており,作業中の作業員に対して作業状況に
応じた詳細な作業指示を与えることは非常に困難であっ
た。したがって,作業工程毎の確認は作業員に委ねら
れ,人為的なミスによって重大な災害が発生する可能性
があった。また,作業工程毎の確認に多くの時間が費や
され,作業の遅れに繋がる場合もあった。
作業員に対する標準作業マニュアルは,上述のように予
め配布されており,作業中の作業員に対して作業状況に
応じた詳細な作業指示を与えることは非常に困難であっ
た。したがって,作業工程毎の確認は作業員に委ねら
れ,人為的なミスによって重大な災害が発生する可能性
があった。また,作業工程毎の確認に多くの時間が費や
され,作業の遅れに繋がる場合もあった。
【0004】本発明は,上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり,その目的は,安全,確実,かつ迅速
に作業を遂行することが可能な作業チェックシステム,
作業チェック方法,作業チェック用プログラムを記録し
た記録媒体を提供することにある。
されたものであり,その目的は,安全,確実,かつ迅速
に作業を遂行することが可能な作業チェックシステム,
作業チェック方法,作業チェック用プログラムを記録し
た記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,第1地域において所定作業を行う第1ユーザが利用
する第1機器と,第1地域から離隔した第2地域に配さ
れた第2機器と,第1機器と第2機器との通信のための
伝送路系とから成る作業チェックシステムが提供され
る。そして,この作業チェックシステムを構成する第1
機器は,請求項1に記載のように,第1ユーザを認証す
るために第1ユーザの個人識別データを伝送路系を経由
して第2機器へ送信すること,第2機器から送信された
所定作業に関する情報を伝送路系を経由して受信するこ
と,第1ユーザが入力した所定作業の状況報告を伝送路
系を経由して第2機器へ送信すること,第1ユーザによ
る所定作業の開始許可を依頼するために第1ユーザによ
る作業開始許可依頼を伝送路系を経由して第2機器へ送
信し,第1ユーザによる作業開始許可依頼に応じて第2
機器から送信された第1ユーザによる所定作業の開始を
許可する作業開始許可を伝送路系を経由して受信するこ
と,第2機器が送信した第1ユーザによる所定作業に対
する警告を伝送路系を経由して受信すること,または,
第2機器が送信した第1ユーザによる所定作業の中止指
示を受信することの少なくともいずれか一つが可能であ
ることを特徴としている。かかる構成によれば,第1地
域における第1ユーザによる所定作業を,第1機器と伝
送路系を経由して通信可能な第2機器によって逐次チェ
ックすることが可能となる。したがって,所定作業の迅
速化が図れるとともに,安全性,確実性の向上も実現す
る。また,第1ユーザの認証も可能となるため,作業情
報の漏洩が防止される。
に,第1地域において所定作業を行う第1ユーザが利用
する第1機器と,第1地域から離隔した第2地域に配さ
れた第2機器と,第1機器と第2機器との通信のための
伝送路系とから成る作業チェックシステムが提供され
る。そして,この作業チェックシステムを構成する第1
機器は,請求項1に記載のように,第1ユーザを認証す
るために第1ユーザの個人識別データを伝送路系を経由
して第2機器へ送信すること,第2機器から送信された
所定作業に関する情報を伝送路系を経由して受信するこ
と,第1ユーザが入力した所定作業の状況報告を伝送路
系を経由して第2機器へ送信すること,第1ユーザによ
る所定作業の開始許可を依頼するために第1ユーザによ
る作業開始許可依頼を伝送路系を経由して第2機器へ送
信し,第1ユーザによる作業開始許可依頼に応じて第2
機器から送信された第1ユーザによる所定作業の開始を
許可する作業開始許可を伝送路系を経由して受信するこ
と,第2機器が送信した第1ユーザによる所定作業に対
する警告を伝送路系を経由して受信すること,または,
第2機器が送信した第1ユーザによる所定作業の中止指
示を受信することの少なくともいずれか一つが可能であ
ることを特徴としている。かかる構成によれば,第1地
域における第1ユーザによる所定作業を,第1機器と伝
送路系を経由して通信可能な第2機器によって逐次チェ
ックすることが可能となる。したがって,所定作業の迅
速化が図れるとともに,安全性,確実性の向上も実現す
る。また,第1ユーザの認証も可能となるため,作業情
報の漏洩が防止される。
【0006】請求項2に記載のように,第1ユーザが利
用する第1携帯用コンピュータと,第1携帯用コンピュ
ータに接続された第1画像入力装置と,第1携帯用コン
ピュータに接続された第1個人識別データ入力装置と,
第1携帯用コンピュータに接続された第1マイクと,第
1携帯用コンピュータに接続された第1スピーカから第
1機器を構成することが好ましい。これによって,コン
パクトなシステム構成で,第1ユーザによる所定作業を
的確にチェックすることが可能となる。
用する第1携帯用コンピュータと,第1携帯用コンピュ
ータに接続された第1画像入力装置と,第1携帯用コン
ピュータに接続された第1個人識別データ入力装置と,
第1携帯用コンピュータに接続された第1マイクと,第
1携帯用コンピュータに接続された第1スピーカから第
1機器を構成することが好ましい。これによって,コン
パクトなシステム構成で,第1ユーザによる所定作業を
的確にチェックすることが可能となる。
【0007】請求項3に記載のように,第1機器は,第
1地域において第1ユーザの作業内容を検査する第2ユ
ーザを認証するために第2ユーザの個人識別データを伝
送路系を経由して第2機器へ送信すること,第2ユーザ
が入力した所定作業の状況報告を伝送路系を経由して第
2機器へ送信すること,第1ユーザによる所定作業の開
始許可を依頼するために第2ユーザによる作業開始許可
依頼を伝送路系を経由して第2機器へ送信し,第2ユー
ザによる作業開始許可依頼に応じて第2機器から送信さ
れた第1ユーザによる所定作業の開始を許可する作業開
始許可を伝送路系を経由して受信すること,第2機器が
送信した第2ユーザによる所定作業に対する警告を伝送
路系を経由して受信すること,または,第2機器が送信
した第2ユーザによる所定作業の中止指示を受信するこ
との少なくともいずれか一つが可能であることを特徴と
している。かかる構成によれば,第1ユーザによる所定
作業について,第2ユーザによるチェックを加えること
が可能となる。したがって,チェックの精度が向上し,
第1ユーザによる所定作業の安全性,確実性が更に向上
する。
1地域において第1ユーザの作業内容を検査する第2ユ
ーザを認証するために第2ユーザの個人識別データを伝
送路系を経由して第2機器へ送信すること,第2ユーザ
が入力した所定作業の状況報告を伝送路系を経由して第
2機器へ送信すること,第1ユーザによる所定作業の開
始許可を依頼するために第2ユーザによる作業開始許可
依頼を伝送路系を経由して第2機器へ送信し,第2ユー
ザによる作業開始許可依頼に応じて第2機器から送信さ
れた第1ユーザによる所定作業の開始を許可する作業開
始許可を伝送路系を経由して受信すること,第2機器が
送信した第2ユーザによる所定作業に対する警告を伝送
路系を経由して受信すること,または,第2機器が送信
した第2ユーザによる所定作業の中止指示を受信するこ
との少なくともいずれか一つが可能であることを特徴と
している。かかる構成によれば,第1ユーザによる所定
作業について,第2ユーザによるチェックを加えること
が可能となる。したがって,チェックの精度が向上し,
第1ユーザによる所定作業の安全性,確実性が更に向上
する。
【0008】請求項4に記載のように,第2ユーザが利
用する第2携帯用コンピュータと,第2携帯用コンピュ
ータに接続された第2画像入力装置と,第2携帯用コン
ピュータに接続された第2個人識別データ入力装置と,
第2携帯用コンピュータに接続された第2マイクと,第
2携帯用コンピュータに接続された第2スピーカを含み
第1機器を構成することが好ましい。これによって,コ
ンパクトなシステム構成で,第1ユーザによる所定作業
を第2ユーザによって的確にチェックすることが可能と
なる。
用する第2携帯用コンピュータと,第2携帯用コンピュ
ータに接続された第2画像入力装置と,第2携帯用コン
ピュータに接続された第2個人識別データ入力装置と,
第2携帯用コンピュータに接続された第2マイクと,第
2携帯用コンピュータに接続された第2スピーカを含み
第1機器を構成することが好ましい。これによって,コ
ンパクトなシステム構成で,第1ユーザによる所定作業
を第2ユーザによって的確にチェックすることが可能と
なる。
【0009】請求項5によれば,第1地域において所定
作業を行う第1ユーザが利用する第1機器と,第1地域
から離隔した第2地域に配された第2機器と,第1機器
と第2機器との通信のための伝送路系とから成る作業チ
ェックシステムが提供される。そして,第2機器は,第
1機器に対して所定作業に関する情報を伝送路系を経由
して送信すること,第1機器が送信した所定作業の状況
報告を受信すること,第1ユーザによる所定作業の開始
許可を依頼するために第1機器が送信した作業開始許可
依頼を伝送路系を経由して受信し,作業開始許可依頼に
応じて第1ユーザによる所定作業の開始を許可する作業
開始許可を伝送路系を経由して第1機器へ送信するこ
と,所定作業に対する警告を伝送路系を経由して第1機
器へ送信すること,または,所定作業の中止指示を伝送
路系を経由して第1機器へ送信することの少なくともい
ずれか一つが可能であることを特徴としている。かかる
構成によれば,第1地域における第1ユーザによる所定
作業を,第1機器と伝送路系を経由して通信可能な第2
機器によって逐次チェックすることが可能となる。した
がって,所定作業の迅速化が図れるとともに,安全性,
確実性の向上も実現する。
作業を行う第1ユーザが利用する第1機器と,第1地域
から離隔した第2地域に配された第2機器と,第1機器
と第2機器との通信のための伝送路系とから成る作業チ
ェックシステムが提供される。そして,第2機器は,第
1機器に対して所定作業に関する情報を伝送路系を経由
して送信すること,第1機器が送信した所定作業の状況
報告を受信すること,第1ユーザによる所定作業の開始
許可を依頼するために第1機器が送信した作業開始許可
依頼を伝送路系を経由して受信し,作業開始許可依頼に
応じて第1ユーザによる所定作業の開始を許可する作業
開始許可を伝送路系を経由して第1機器へ送信するこ
と,所定作業に対する警告を伝送路系を経由して第1機
器へ送信すること,または,所定作業の中止指示を伝送
路系を経由して第1機器へ送信することの少なくともい
ずれか一つが可能であることを特徴としている。かかる
構成によれば,第1地域における第1ユーザによる所定
作業を,第1機器と伝送路系を経由して通信可能な第2
機器によって逐次チェックすることが可能となる。した
がって,所定作業の迅速化が図れるとともに,安全性,
確実性の向上も実現する。
【0010】請求項6に記載のように,第2コンピュー
タと,第2コンピュータに接続された第2個人識別デー
タ入力装置と,第2コンピュータに接続された第2マイ
クと,第2コンピュータに接続された第2スピーカから
第2機器を構成することが好ましい。これによって,コ
ンパクトなシステム構成で,第1ユーザによる所定作業
を的確にチェックすることが可能となる。また,第2機
器を他のユーザによってマニュアル操作することも可能
となる。
タと,第2コンピュータに接続された第2個人識別デー
タ入力装置と,第2コンピュータに接続された第2マイ
クと,第2コンピュータに接続された第2スピーカから
第2機器を構成することが好ましい。これによって,コ
ンパクトなシステム構成で,第1ユーザによる所定作業
を的確にチェックすることが可能となる。また,第2機
器を他のユーザによってマニュアル操作することも可能
となる。
【0011】請求項7によれば,第1地域において所定
作業を行う第1ユーザが利用する第1機器と,第1地域
から離隔した第2地域に配され伝送路系によって第1機
器との通信が可能な第2機器と,によって所定作業をチ
ェックする作業チェック方法が提供される。そして,こ
の方法は,第1ユーザを認証するために,第1ユーザの
個人識別データを第1機器に入力する第1段階と,第1
ユーザによる所定作業の開始の許可を依頼するために第
1ユーザが入力した作業開始許可依頼を第1機器が伝送
路系を経由して第2機器へ送信する第2段階と,第1ユ
ーザによる作業開始許可依頼に応じて第2機器から送信
された第1ユーザによる所定作業の開始を許可する作業
開始許可を,第1機器が伝送路系を経由して受信する第
3段階と,所定作業中に第1ユーザが入力した所定作業
の状況報告を第1機器が伝送路系を経由して第2機器へ
送信する第4段階と,所定作業の終了時に第1ユーザが
入力した所定作業の終了報告を第1機器が伝送路系を経
由して第2機器へ送信する第5段階と,第1ユーザによ
る所定作業の終了報告に対する応答を第2機器が伝送路
系を経由して第1機器へ送信する第6段階とを含むこと
を特徴としている。また,請求項15によれば,少なく
ともこれら第1〜6段階を第1機器および第2機器に実
行させるための作業チェック用プログラムを記録した記
録媒体が提供される。この方法または記録媒体に記録さ
れたプログラムによれば,第1ユーザによる所定作業の
工程毎に各工程の状況がチェックされることになる。し
たがって,各工程の作業精度が向上し,結果として所定
作業の安全性,確実性が高まることになる。
作業を行う第1ユーザが利用する第1機器と,第1地域
から離隔した第2地域に配され伝送路系によって第1機
器との通信が可能な第2機器と,によって所定作業をチ
ェックする作業チェック方法が提供される。そして,こ
の方法は,第1ユーザを認証するために,第1ユーザの
個人識別データを第1機器に入力する第1段階と,第1
ユーザによる所定作業の開始の許可を依頼するために第
1ユーザが入力した作業開始許可依頼を第1機器が伝送
路系を経由して第2機器へ送信する第2段階と,第1ユ
ーザによる作業開始許可依頼に応じて第2機器から送信
された第1ユーザによる所定作業の開始を許可する作業
開始許可を,第1機器が伝送路系を経由して受信する第
3段階と,所定作業中に第1ユーザが入力した所定作業
の状況報告を第1機器が伝送路系を経由して第2機器へ
送信する第4段階と,所定作業の終了時に第1ユーザが
入力した所定作業の終了報告を第1機器が伝送路系を経
由して第2機器へ送信する第5段階と,第1ユーザによ
る所定作業の終了報告に対する応答を第2機器が伝送路
系を経由して第1機器へ送信する第6段階とを含むこと
を特徴としている。また,請求項15によれば,少なく
ともこれら第1〜6段階を第1機器および第2機器に実
行させるための作業チェック用プログラムを記録した記
録媒体が提供される。この方法または記録媒体に記録さ
れたプログラムによれば,第1ユーザによる所定作業の
工程毎に各工程の状況がチェックされることになる。し
たがって,各工程の作業精度が向上し,結果として所定
作業の安全性,確実性が高まることになる。
【0012】請求項8に記載のように,第1段階では,
第2機器を操作する第3ユーザを認証するために,第3
ユーザの個人識別データが第2機器に入力される。ま
た,請求項9に記載のように,第1段階では,第1地域
において第1ユーザの作業内容を検査する第2ユーザを
認証するために,第2ユーザの個人識別データが第1機
器に入力される。これによって,所定作業に関する情報
の機密が確実に保持される。
第2機器を操作する第3ユーザを認証するために,第3
ユーザの個人識別データが第2機器に入力される。ま
た,請求項9に記載のように,第1段階では,第1地域
において第1ユーザの作業内容を検査する第2ユーザを
認証するために,第2ユーザの個人識別データが第1機
器に入力される。これによって,所定作業に関する情報
の機密が確実に保持される。
【0013】請求項10に記載のように,第2段階で
は,第1ユーザによる所定作業の開始の許可を依頼する
ために第2ユーザが入力した作業開始許可依頼を第1機
器が伝送路系を経由して第2機器へ送信し,第3段階で
は,第2ユーザによる作業開始許可依頼に応じて第2機
器から送信された第1ユーザによる所定作業の開始を許
可する作業開始許可を,第1機器が伝送路系を経由して
受信することが好ましい。また,請求項11に記載のよ
うに,第4段階では,第2ユーザが入力した所定作業の
状況報告を第1機器が伝送路系を経由して第2機器へ送
信することが好ましい。このように,第1ユーザによる
所定作業の開始を第1ユーザ以外に直接作業に携わず,
しかも第1作業者による所定作業を目視確認可能な第2
ユーザによって確認することで,所定作業の確実性,安
全性が飛躍的に向上する。
は,第1ユーザによる所定作業の開始の許可を依頼する
ために第2ユーザが入力した作業開始許可依頼を第1機
器が伝送路系を経由して第2機器へ送信し,第3段階で
は,第2ユーザによる作業開始許可依頼に応じて第2機
器から送信された第1ユーザによる所定作業の開始を許
可する作業開始許可を,第1機器が伝送路系を経由して
受信することが好ましい。また,請求項11に記載のよ
うに,第4段階では,第2ユーザが入力した所定作業の
状況報告を第1機器が伝送路系を経由して第2機器へ送
信することが好ましい。このように,第1ユーザによる
所定作業の開始を第1ユーザ以外に直接作業に携わず,
しかも第1作業者による所定作業を目視確認可能な第2
ユーザによって確認することで,所定作業の確実性,安
全性が飛躍的に向上する。
【0014】請求項12に記載のように,第5段階で
は,所定作業の終了時に第1地域において第1ユーザの
作業内容を検査する第2ユーザが入力した所定作業の終
了報告を第1機器が伝送路系を経由して第2機器へ送信
し,第6段階では,第2ユーザによる所定作業の終了報
告に対する応答を第2機器が伝送路系を経由して第1機
器へ送信する。この方法によれば,第1ユーザによる所
定作業の終了を第2機器が確実に認識し第1機器に対し
て応答することが可能となる。そして,この応答は,第
1機器によって第1ユーザおよび第2ユーザに伝達され
ることになる。
は,所定作業の終了時に第1地域において第1ユーザの
作業内容を検査する第2ユーザが入力した所定作業の終
了報告を第1機器が伝送路系を経由して第2機器へ送信
し,第6段階では,第2ユーザによる所定作業の終了報
告に対する応答を第2機器が伝送路系を経由して第1機
器へ送信する。この方法によれば,第1ユーザによる所
定作業の終了を第2機器が確実に認識し第1機器に対し
て応答することが可能となる。そして,この応答は,第
1機器によって第1ユーザおよび第2ユーザに伝達され
ることになる。
【0015】請求項13に記載のように,第3段階にお
いて,第2機器は,所定作業の前の作業の終了時に第1
機器から送信された前の作業の終了報告に対して第2機
器が応答した場合にのみ,作業開始許可を送信すること
を特徴としている。この方法によれば,全ての作業は,
直前に行われた作業が確実に終了した場合に限り実行さ
れる。したがって,作業の確実性,安全性が向上するこ
とになる。
いて,第2機器は,所定作業の前の作業の終了時に第1
機器から送信された前の作業の終了報告に対して第2機
器が応答した場合にのみ,作業開始許可を送信すること
を特徴としている。この方法によれば,全ての作業は,
直前に行われた作業が確実に終了した場合に限り実行さ
れる。したがって,作業の確実性,安全性が向上するこ
とになる。
【0016】請求項14に記載のように,第2機器から
伝送路系を経由して適時送信される所定作業に関する情
報,所定作業に対する警告,所定作業の内容の修正命
令,または所定作業に対する中止命令を,第1機器が受
信待機している第7段階を含むことが好ましい。この第
7段階を含むことによって,第1ユーザによる所定の作
業中,万一,事故が発生しても,作業を迅速に中止さ
せ,最悪の状況を回避することが可能となる。
伝送路系を経由して適時送信される所定作業に関する情
報,所定作業に対する警告,所定作業の内容の修正命
令,または所定作業に対する中止命令を,第1機器が受
信待機している第7段階を含むことが好ましい。この第
7段階を含むことによって,第1ユーザによる所定の作
業中,万一,事故が発生しても,作業を迅速に中止さ
せ,最悪の状況を回避することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照しながら,
本発明にかかる作業チェックシステム,作業チェック方
法,および作業チェックプログラムを記録した記録媒体
の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,以
下の説明および添付された図面において,略同一の機能
および構成を有する構成要素については,同一符号を付
することによって重複説明を省略する。
本発明にかかる作業チェックシステム,作業チェック方
法,および作業チェックプログラムを記録した記録媒体
の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,以
下の説明および添付された図面において,略同一の機能
および構成を有する構成要素については,同一符号を付
することによって重複説明を省略する。
【0018】本発明の実施の形態にかかる作業チェック
システム1を図1に示す。この作業チェックシステム1
は,作業現場WAに設置された端末機器3,管制センタ
ーCCに設置された管制機器5,端末機器3と管制機器
5との間のデータ伝送に用いられる伝送路系7,および
作業チェックシステム1の各構成要素を制御するための
ソフトウェア9から構成されている。ここで,作業現場
WAは,管制センターCCから遠く離れた地点にあるも
のとする。
システム1を図1に示す。この作業チェックシステム1
は,作業現場WAに設置された端末機器3,管制センタ
ーCCに設置された管制機器5,端末機器3と管制機器
5との間のデータ伝送に用いられる伝送路系7,および
作業チェックシステム1の各構成要素を制御するための
ソフトウェア9から構成されている。ここで,作業現場
WAは,管制センターCCから遠く離れた地点にあるも
のとする。
【0019】本発明の実施の形態にかかる作業チェック
システム1は,特に,危険度が極めて高く,万が一トラ
ブルが発生した場合には,社会的な影響を周辺に及ぼす
おそれのある作業に用いられる。作業内容として,例え
ば,放射性物質,毒性物質,可燃性物質,爆発性物質の
取り扱い,遺伝子研究,生物実験,高電圧高電流装置の
取り扱い,土木,建築,造船,製鉄等のいわゆる現場作
業を想定している。また,作業現場WAとして,例え
ば,チャンバ等の密室,飛行機,船舶,車両,トンネ
ル,地中,水中,空中,超高所,高速道路,鉄道線路,
路側等,さらには高温,低温,高圧,低圧等の劣悪な環
境を想定している。
システム1は,特に,危険度が極めて高く,万が一トラ
ブルが発生した場合には,社会的な影響を周辺に及ぼす
おそれのある作業に用いられる。作業内容として,例え
ば,放射性物質,毒性物質,可燃性物質,爆発性物質の
取り扱い,遺伝子研究,生物実験,高電圧高電流装置の
取り扱い,土木,建築,造船,製鉄等のいわゆる現場作
業を想定している。また,作業現場WAとして,例え
ば,チャンバ等の密室,飛行機,船舶,車両,トンネ
ル,地中,水中,空中,超高所,高速道路,鉄道線路,
路側等,さらには高温,低温,高圧,低圧等の劣悪な環
境を想定している。
【0020】作業現場WAでは,作業員WAwと検査員
WAcが端末機器3を操作する。ここで,作業員WAw
は,作業現場WAにおいて実際の作業に携わる者を指
し,検査員WAcは,作業員WAwの作業状況および作
業結果を検査する者を指す。通常,一人の検査員WAc
に複数の作業員WAwが1グループとされる。一方,管
制センターCCでは,管制員CCcが管制機器5を操作
する。
WAcが端末機器3を操作する。ここで,作業員WAw
は,作業現場WAにおいて実際の作業に携わる者を指
し,検査員WAcは,作業員WAwの作業状況および作
業結果を検査する者を指す。通常,一人の検査員WAc
に複数の作業員WAwが1グループとされる。一方,管
制センターCCでは,管制員CCcが管制機器5を操作
する。
【0021】端末機器3は,ノートブック型パーソナル
コンピュータやPDA(Personal Digit
al(Data) Assistants)等の携帯可
能なコンピュータ(以下,代表的に「パソコン」とい
う。)から構成されている。さらに,端末機器3は,デ
ィジタルカメラ,テレビカメラ等の画像入力装置,マイ
ク,スピーカ,個人識別データ入力装置,および汎地球
測位システム(GPS)等の位置標定装置を備えてい
る。かかる構成の端末機器3は,作業内容,作業順序,
作業指示,作業経過情報,作業禁止事項,作業注意事
項,警告等を表示する機能を備える他,管制センターC
Cからの作業に関する指示事項,端末機器3の現在位置
情報,時間,時刻を表示する機能をも備えている。ま
た,入出力データを記録することが可能である。また,
電源を内臓することによって携帯性が高められている。
コンピュータやPDA(Personal Digit
al(Data) Assistants)等の携帯可
能なコンピュータ(以下,代表的に「パソコン」とい
う。)から構成されている。さらに,端末機器3は,デ
ィジタルカメラ,テレビカメラ等の画像入力装置,マイ
ク,スピーカ,個人識別データ入力装置,および汎地球
測位システム(GPS)等の位置標定装置を備えてい
る。かかる構成の端末機器3は,作業内容,作業順序,
作業指示,作業経過情報,作業禁止事項,作業注意事
項,警告等を表示する機能を備える他,管制センターC
Cからの作業に関する指示事項,端末機器3の現在位置
情報,時間,時刻を表示する機能をも備えている。ま
た,入出力データを記録することが可能である。また,
電源を内臓することによって携帯性が高められている。
【0022】管制機器5は,マイク,スピーカ,記憶装
置等が接続されたコンピュータで構成されている。かか
る構成の管制機器5は,作業内容,作業順序,作業指
示,作業計画,作業禁止事項,作業注意事項,警告を入
力する機能を備える他,作業現場WAおよび管制センタ
ーCCの作業状況,作業指示,および作業経過情報等を
表示する機能をも備えている。記憶装置には,作業現場
WAおよび管制センターCCの入出力データが記録され
る。また,無停電電源装置(UPS:Uninterr
uptible Power Supply)を備えて
いる。
置等が接続されたコンピュータで構成されている。かか
る構成の管制機器5は,作業内容,作業順序,作業指
示,作業計画,作業禁止事項,作業注意事項,警告を入
力する機能を備える他,作業現場WAおよび管制センタ
ーCCの作業状況,作業指示,および作業経過情報等を
表示する機能をも備えている。記憶装置には,作業現場
WAおよび管制センターCCの入出力データが記録され
る。また,無停電電源装置(UPS:Uninterr
uptible Power Supply)を備えて
いる。
【0023】以上のように,端末機器3および管制機器
5はともに,音声データ,文字データ,画像データ等の
各種データの入出力が可能なように構成されている。
5はともに,音声データ,文字データ,画像データ等の
各種データの入出力が可能なように構成されている。
【0024】伝送路系7は,無線(衛星通信,光通信を
含む)または有線(光ファイバ網を含む)で構成され,
音声データ,文字データ,画像データ等の各種データを
伝送するものである。セキュリティを考慮し,この伝送
路系7を専用回線で構成してもよい。また,作業現場W
Aが複数の場所に存在する場合や,作業現場WAが移転
する可能性がある場合,例えば,ダイヤルアップ型のイ
ンターネットVPN(Virtual Private
Network)で構成してもよい。そして,片方向
または双方向にリアルタイム通信が可能であって,緊急
時の割込にも対応可能であることが好ましい。必要に応
じて中継装置を備えてもよい。
含む)または有線(光ファイバ網を含む)で構成され,
音声データ,文字データ,画像データ等の各種データを
伝送するものである。セキュリティを考慮し,この伝送
路系7を専用回線で構成してもよい。また,作業現場W
Aが複数の場所に存在する場合や,作業現場WAが移転
する可能性がある場合,例えば,ダイヤルアップ型のイ
ンターネットVPN(Virtual Private
Network)で構成してもよい。そして,片方向
または双方向にリアルタイム通信が可能であって,緊急
時の割込にも対応可能であることが好ましい。必要に応
じて中継装置を備えてもよい。
【0025】ソフトウェア(プログラム)9は,端末機
器3,管制機器5,および伝送路系7の駆動,監視,認
証,入出力,伝送,記録等の制御を行う。ソフトウェア
9は,例えば,端末機器3,管制機器5を構成するコン
ピュータの補助記憶装置(ハードディスク等)に格納し
ておき,主記憶装置にロードされて実行される。また,
ソフトウェア9は,CD−ROM等の可搬型記録媒体に
格納しておくことも可能である。端末機器3,管制機器
5は,機能追加等によるバージョンアップあるいは新た
なソフトウェア(パッチ)の追加が容易とされている。
器3,管制機器5,および伝送路系7の駆動,監視,認
証,入出力,伝送,記録等の制御を行う。ソフトウェア
9は,例えば,端末機器3,管制機器5を構成するコン
ピュータの補助記憶装置(ハードディスク等)に格納し
ておき,主記憶装置にロードされて実行される。また,
ソフトウェア9は,CD−ROM等の可搬型記録媒体に
格納しておくことも可能である。端末機器3,管制機器
5は,機能追加等によるバージョンアップあるいは新た
なソフトウェア(パッチ)の追加が容易とされている。
【0026】図1は,作業員WAwおよび検査員WAc
にそれぞれ別個のパソコンが割り当てられた場合のシス
テム構成を示しているが,図2に示すように,作業員W
Awおよび検査員WAcが一のパソコンを共有するよう
にしてもよい。また,作業員WAwと検査員WAcそれ
ぞれにパソコンが割り当てられた場合,各パソコンに同
一の装置を接続するようにしてもよいが,図1に示した
ように必要に応じて接続する装置を区別してもよい。例
えば,検査員WAcが利用するパソコンには,ディジタ
ルカメラ,テレビカメラ,および位置標定装置を接続す
るが,作業員WAwが利用するパソコンには,携帯性を
重視し,これらの装置を接続しないようにしてもよい。
にそれぞれ別個のパソコンが割り当てられた場合のシス
テム構成を示しているが,図2に示すように,作業員W
Awおよび検査員WAcが一のパソコンを共有するよう
にしてもよい。また,作業員WAwと検査員WAcそれ
ぞれにパソコンが割り当てられた場合,各パソコンに同
一の装置を接続するようにしてもよいが,図1に示した
ように必要に応じて接続する装置を区別してもよい。例
えば,検査員WAcが利用するパソコンには,ディジタ
ルカメラ,テレビカメラ,および位置標定装置を接続す
るが,作業員WAwが利用するパソコンには,携帯性を
重視し,これらの装置を接続しないようにしてもよい。
【0027】以上のように構成された本発明の実施の形
態にかかる作業チェックシステム1を用いた作業チェッ
ク方法について,図3〜図8に基づいて説明する。
態にかかる作業チェックシステム1を用いた作業チェッ
ク方法について,図3〜図8に基づいて説明する。
【0028】作業員WAwが作業現場WAにおいて作業
を開始するにあたり(ステップS0),まず,伝送路系
7を確立する(ステップS1)。作業現場WAでは作業
員WAwおよび検査員WAcが端末機器3を伝送路系7
に接続し,管制センターCCでは,管制員CCcが管制
機器5を伝送路系7に接続する。これによって,端末機
器3および管制機器5は,相互に通信可能となる(ステ
ップS2)。
を開始するにあたり(ステップS0),まず,伝送路系
7を確立する(ステップS1)。作業現場WAでは作業
員WAwおよび検査員WAcが端末機器3を伝送路系7
に接続し,管制センターCCでは,管制員CCcが管制
機器5を伝送路系7に接続する。これによって,端末機
器3および管制機器5は,相互に通信可能となる(ステ
ップS2)。
【0029】ステップS2において伝送路系7が確立さ
れた後,管制員CCcは,管制機器5にパスワード(パ
スフレーズ)または指紋,掌紋,網膜,声紋,顔等の身
体的な特徴(biometrics)を入力することに
よって認証される(ステップS3,S4)。同様に,作
業員WAwおよび検査員WAcは,端末機器3を介して
認証される(ステップS5〜S8)。この認証について
は,本システム内に独自の認証局(CA:Certif
icate Authority)を設けることも可能
であり,外部の第三者機関(TTP:Trusted
Third Party)を利用してもよい。なお,図
3には,管制員CCc,作業員WAw,検査員WAcの
順に認証が行われるように記載されているが,他の順番
またはそれぞれ並行して認証を行うことも可能である。
れた後,管制員CCcは,管制機器5にパスワード(パ
スフレーズ)または指紋,掌紋,網膜,声紋,顔等の身
体的な特徴(biometrics)を入力することに
よって認証される(ステップS3,S4)。同様に,作
業員WAwおよび検査員WAcは,端末機器3を介して
認証される(ステップS5〜S8)。この認証について
は,本システム内に独自の認証局(CA:Certif
icate Authority)を設けることも可能
であり,外部の第三者機関(TTP:Trusted
Third Party)を利用してもよい。なお,図
3には,管制員CCc,作業員WAw,検査員WAcの
順に認証が行われるように記載されているが,他の順番
またはそれぞれ並行して認証を行うことも可能である。
【0030】以上のように各人が認証されると,作業チ
ェックシステム1が使用可能となり,端末機器3および
管制機器5のパソコンディスプレイには,システム使用
許可を表すメッセージが表示される(ステップS9)。
端末機器3には予め作業別,個人別の作業プログラムが
組み込まれており,ここで,認証された作業員WAwお
よび検査員WAcに対応する作業プログラムが起動す
る。
ェックシステム1が使用可能となり,端末機器3および
管制機器5のパソコンディスプレイには,システム使用
許可を表すメッセージが表示される(ステップS9)。
端末機器3には予め作業別,個人別の作業プログラムが
組み込まれており,ここで,認証された作業員WAwお
よび検査員WAcに対応する作業プログラムが起動す
る。
【0031】認証された作業員WAwおよび検査員WA
cのみが端末機器3から音声データ,文字データ,画像
(静止画,準動画,動画)データの入力が可能となる。
また,認証された管制員CCcのみが管制機器5から音
声データ,文字データ,画像(静止画,準動画,動画)
データの入力が可能となる。
cのみが端末機器3から音声データ,文字データ,画像
(静止画,準動画,動画)データの入力が可能となる。
また,認証された管制員CCcのみが管制機器5から音
声データ,文字データ,画像(静止画,準動画,動画)
データの入力が可能となる。
【0032】作業チェックシステム1によって第1作業
工程のチェックが実行される(ステップS10,S1
1)。そして,端末機器3に所定のメッセージを表示す
ることによって,作業員WAwおよび検査員WAcに対
して作業開始を指示する(ステップS12)。
工程のチェックが実行される(ステップS10,S1
1)。そして,端末機器3に所定のメッセージを表示す
ることによって,作業員WAwおよび検査員WAcに対
して作業開始を指示する(ステップS12)。
【0033】作業員WAwは,第1作業工程開始を端末
機器3に入力する(ステップS13,S14)。検査員
WAcは,作業員WAwが第1作業工程開始を入力した
ことを確認し,第1作業工程開始を端末装置3に入力す
る(ステップS15,S16)。そして,管制員CCc
は,作業員WAwが第1作業工程開始を入力し,さら
に,検査員WAcが第1作業工程開始を入力したことを
確認し,第1作業工程開始を管制機器5に入力する(ス
テップS17,S18)。
機器3に入力する(ステップS13,S14)。検査員
WAcは,作業員WAwが第1作業工程開始を入力した
ことを確認し,第1作業工程開始を端末装置3に入力す
る(ステップS15,S16)。そして,管制員CCc
は,作業員WAwが第1作業工程開始を入力し,さら
に,検査員WAcが第1作業工程開始を入力したことを
確認し,第1作業工程開始を管制機器5に入力する(ス
テップS17,S18)。
【0034】第1作業工程における注意事項および禁止
事項が端末機器3に表示される(ステップS19)。続
いて,第1作業工程の実行許可が端末機器3に表示され
る(ステップS20)。作業員WAwは,端末機器3の
表示に基づき,第1作業工程を実行する(ステップS2
1)。作業員WAwによって第1作業工程が実行されて
いる間,検査員WAcによってその作業内容が確認され
る(ステップS22)。さらに,管制員CCcによっ
て,ステップS22における確認結果が確認される(ス
テップS23)。
事項が端末機器3に表示される(ステップS19)。続
いて,第1作業工程の実行許可が端末機器3に表示され
る(ステップS20)。作業員WAwは,端末機器3の
表示に基づき,第1作業工程を実行する(ステップS2
1)。作業員WAwによって第1作業工程が実行されて
いる間,検査員WAcによってその作業内容が確認され
る(ステップS22)。さらに,管制員CCcによっ
て,ステップS22における確認結果が確認される(ス
テップS23)。
【0035】第1作業工程において,作業員WAwが誤
作業または禁止作業を行った場合(ステップS24のY
ES),検査員WAc,管制員CCcはそれぞれ,端末
機器3,管制機器5から警告を入力する(ステップS2
5)。作業員WAwがこの警告に応じて作業修正を行っ
た場合(ステップS26のYES),上述のステップS
19に戻る。対して,ステップS25における警告を例
えば作業員WAwが見落とし作業の修正を行わなかった
場合(ステップS26のNO),または,作業員WAw
が正規の作業を行っている場合(ステップS24のN
O),検査員WAc,管制員CCcはそれぞれ,端末機
器3,管制機器5から指導・指示を入力する(ステップ
S27)。
作業または禁止作業を行った場合(ステップS24のY
ES),検査員WAc,管制員CCcはそれぞれ,端末
機器3,管制機器5から警告を入力する(ステップS2
5)。作業員WAwがこの警告に応じて作業修正を行っ
た場合(ステップS26のYES),上述のステップS
19に戻る。対して,ステップS25における警告を例
えば作業員WAwが見落とし作業の修正を行わなかった
場合(ステップS26のNO),または,作業員WAw
が正規の作業を行っている場合(ステップS24のN
O),検査員WAc,管制員CCcはそれぞれ,端末機
器3,管制機器5から指導・指示を入力する(ステップ
S27)。
【0036】作業員WAwがこの指導・指示に応じて作
業修正を行った場合(ステップS28のYES),上述
のステップS19に戻る。対して,ステップS27にお
ける指導・指示を例えば作業員WAwが見落とし作業の
修正を行わなかった場合(ステップS28のNO),管
制員CCcは管制機器5に緊急変更命令を入力する(ス
テップS29)。
業修正を行った場合(ステップS28のYES),上述
のステップS19に戻る。対して,ステップS27にお
ける指導・指示を例えば作業員WAwが見落とし作業の
修正を行わなかった場合(ステップS28のNO),管
制員CCcは管制機器5に緊急変更命令を入力する(ス
テップS29)。
【0037】作業員WAwがこの緊急変更命令に応じて
作業修正を行った場合(ステップS30のYES)は,
上述のステップS19に戻る。対して,ステップS29
における緊急変更命令を例えば作業員WAwが見落とし
作業の修正を行わなかった場合(ステップS30のN
O)であって危険な状態に陥った場合(ステップS31
のYES),管制員CCcは管制機器5に緊急停止命令
を入力する(ステップS32)。これによって,第1作
業工程は緊急停止し(ステップS33),全作業が終了
する(ステップS41)。
作業修正を行った場合(ステップS30のYES)は,
上述のステップS19に戻る。対して,ステップS29
における緊急変更命令を例えば作業員WAwが見落とし
作業の修正を行わなかった場合(ステップS30のN
O)であって危険な状態に陥った場合(ステップS31
のYES),管制員CCcは管制機器5に緊急停止命令
を入力する(ステップS32)。これによって,第1作
業工程は緊急停止し(ステップS33),全作業が終了
する(ステップS41)。
【0038】第1作業工程が全て順調に進行した場合
(ステップS31のNO),作業員WAwは,端末機器
3から第1作業工程終了を入力する(ステップS34,
S35)。検査員WAcは,作業員WAwが第1作業工
程終了を入力したことを確認し,第1作業工程終了を端
末装置3に入力する(ステップS36,S37)。そし
て,管制員CCcは,作業員WAwが第1作業工程終了
を入力し,さらに,検査員WAcが第1作業工程終了を
入力したことを確認し,第1作業工程終了を管制機器5
に入力する(ステップS38,S39)。
(ステップS31のNO),作業員WAwは,端末機器
3から第1作業工程終了を入力する(ステップS34,
S35)。検査員WAcは,作業員WAwが第1作業工
程終了を入力したことを確認し,第1作業工程終了を端
末装置3に入力する(ステップS36,S37)。そし
て,管制員CCcは,作業員WAwが第1作業工程終了
を入力し,さらに,検査員WAcが第1作業工程終了を
入力したことを確認し,第1作業工程終了を管制機器5
に入力する(ステップS38,S39)。
【0039】ステップS39の後,作業工程が所定回数
Nに達したか否かが判断される(ステップS40)。所
定回数Nに達していない場合は,ステップS11に戻
り,次の作業工程(ここでは,第2作業工程)が作業チ
ェックシステム1によってチェックされながら実行され
る。作業工程が所定回数Nに達した場合は,全作業が終
了する(ステップS41)。
Nに達したか否かが判断される(ステップS40)。所
定回数Nに達していない場合は,ステップS11に戻
り,次の作業工程(ここでは,第2作業工程)が作業チ
ェックシステム1によってチェックされながら実行され
る。作業工程が所定回数Nに達した場合は,全作業が終
了する(ステップS41)。
【0040】以上のように,本実施の形態にかかる作業
チェックシステム1,これを用いた作業チェック方法,
および作業チェックプログラムを記録した記録媒体によ
れば,各作業工程の開始前,実施中,および終了時にお
いて作業に対するチェックが多重に行われるため,作業
の安全性,確実性が向上する。しかも,多重のチェック
が行われて初めて次の作業工程の実行が許可されるた
め,作業ミスによる事故の発生が防止される。また,作
業工程開始前には,端末機器3,管制機器5のユーザで
ある作業員WAw,検査員WAc,管制員CCcの認証
が行われるため,作業に関する情報の漏洩が防止され
る。
チェックシステム1,これを用いた作業チェック方法,
および作業チェックプログラムを記録した記録媒体によ
れば,各作業工程の開始前,実施中,および終了時にお
いて作業に対するチェックが多重に行われるため,作業
の安全性,確実性が向上する。しかも,多重のチェック
が行われて初めて次の作業工程の実行が許可されるた
め,作業ミスによる事故の発生が防止される。また,作
業工程開始前には,端末機器3,管制機器5のユーザで
ある作業員WAw,検査員WAc,管制員CCcの認証
が行われるため,作業に関する情報の漏洩が防止され
る。
【0041】そして,本実施の形態にかかる作業チェッ
クシステム1,これを用いた作業チェック方法,および
作業チェックプログラムを記録した記録媒体によれば,
作業員WAwおよび検査員WAcは,作業に関する資料
が整備されている管理センターCCからリアルタイムに
指示を受けることになるため,質の高い作業を迅速に行
うことが可能となる。
クシステム1,これを用いた作業チェック方法,および
作業チェックプログラムを記録した記録媒体によれば,
作業員WAwおよび検査員WAcは,作業に関する資料
が整備されている管理センターCCからリアルタイムに
指示を受けることになるため,質の高い作業を迅速に行
うことが可能となる。
【0042】添付図面を参照しながら本発明の好適な実
施の形態について説明したが,本発明はかかる実施の形
態に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に
記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例ま
たは修正例に想到し得ることは明らかであり,それらに
ついても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解
される。
施の形態について説明したが,本発明はかかる実施の形
態に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に
記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例ま
たは修正例に想到し得ることは明らかであり,それらに
ついても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解
される。
【0043】例えば,過去の事故事例をデータベース化
し,作業員WAwが事故に繋がるおそれのある作業を行
ったとき,端末装置3に警告を自動的に表示させるよう
にシステムを構成してもよい。
し,作業員WAwが事故に繋がるおそれのある作業を行
ったとき,端末装置3に警告を自動的に表示させるよう
にシステムを構成してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
安全,確実,かつ迅速に作業を遂行することが可能とな
る。
安全,確実,かつ迅速に作業を遂行することが可能とな
る。
【図1】本発明の実施の形態にかかる作業チェックシス
テムの構成を示すブロック図である。
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施の形態にかかる作業チェック
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
【図3】図1,2の作業チェックシステムによる作業チ
ェック方法を示す流れ図(その1)である。
ェック方法を示す流れ図(その1)である。
【図4】図1,2の作業チェックシステムによる作業チ
ェック方法を示す流れ図(その2)である。
ェック方法を示す流れ図(その2)である。
【図5】図1,2の作業チェックシステムによる作業チ
ェック方法を示す流れ図(その3)である。
ェック方法を示す流れ図(その3)である。
【図6】図1,2の作業チェックシステムによる作業チ
ェック方法を示す流れ図(その4)である。
ェック方法を示す流れ図(その4)である。
【図7】図1,2の作業チェックシステムによる作業チ
ェック方法を示す流れ図(その5)である。
ェック方法を示す流れ図(その5)である。
【図8】図1,2の作業チェックシステムによる作業チ
ェック方法を示す流れ図(その6)である。
ェック方法を示す流れ図(その6)である。
1:作業チェックシステム 3:端末機器 5:管制機器 7:伝送路系 9:ソフトウェア CC:管制センター CCc:管制員 WA:作業現場 WAc:検査員 WAw:作業員
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 和彦 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新宿 三井ビルディング 株式会社セノン内 Fターム(参考) 5B049 AA02 CC03 CC21 DD01 DD03 EE00 EE07 FF04 FF06 GG06
Claims (15)
- 【請求項1】 第1地域において所定作業を行う第1ユ
ーザが利用する第1機器と,前記第1地域から離隔した
第2地域に配された第2機器と,前記第1機器と前記第
2機器との通信のための伝送路系と,から成る作業チェ
ックシステムであって,前記第1機器は,前記第1ユー
ザを認証するために前記第1ユーザの個人識別データを
前記伝送路系を経由して前記第2機器へ送信すること,
前記第2機器から送信された前記所定作業に関する情報
を前記伝送路系を経由して受信すること,前記第1ユー
ザが入力した前記所定作業の状況報告を前記伝送路系を
経由して前記第2機器へ送信すること,前記第1ユーザ
による前記所定作業の開始許可を依頼するために前記第
1ユーザによる作業開始許可依頼を前記伝送路系を経由
して前記第2機器へ送信し,前記第1ユーザによる作業
開始許可依頼に応じて前記第2機器から送信された前記
第1ユーザによる前記所定作業の開始を許可する作業開
始許可を前記伝送路系を経由して受信すること,前記第
2機器が送信した前記第1ユーザによる前記所定作業に
対する警告を前記伝送路系を経由して受信すること,ま
たは,前記第2機器が送信した前記第1ユーザによる前
記所定作業の中止指示を受信すること,の少なくともい
ずれか一つが可能であることを特徴とする,作業チェッ
クシステム。 - 【請求項2】 前記第1機器は,前記第1ユーザが利用
する第1携帯用コンピュータと,前記第1携帯用コンピ
ュータに接続された第1画像入力装置と,前記第1携帯
用コンピュータに接続された第1個人識別データ入力装
置と,前記第1携帯用コンピュータに接続された第1マ
イクと,前記第1携帯用コンピュータに接続された第1
スピーカと,を含むことを特徴とする,請求項1に記載
の作業チェックシステム。 - 【請求項3】 前記第1機器は,前記第1地域において
前記第1ユーザの作業内容を検査する第2ユーザを認証
するために前記第2ユーザの個人識別データを前記伝送
路系を経由して前記第2機器へ送信すること,前記第2
ユーザが入力した前記所定作業の状況報告を前記伝送路
系を経由して前記第2機器へ送信すること,前記第1ユ
ーザによる前記所定作業の開始許可を依頼するために前
記第2ユーザによる作業開始許可依頼を前記伝送路系を
経由して前記第2機器へ送信し,前記第2ユーザによる
作業開始許可依頼に応じて前記第2機器から送信された
前記第1ユーザによる前記所定作業の開始を許可する作
業開始許可を前記伝送路系を経由して受信すること,前
記第2機器が送信した前記第2ユーザによる前記所定作
業に対する警告を前記伝送路系を経由して受信するこ
と,または,前記第2機器が送信した前記第2ユーザに
よる前記所定作業の中止指示を受信すること,の少なく
ともいずれか一つが可能であることを特徴とする,請求
項1または2に記載の作業チェックシステム。 - 【請求項4】 前記第1機器は,前記第2ユーザが利用
する第2携帯用コンピュータと,前記第2携帯用コンピ
ュータに接続された第2画像入力装置と,前記第2携帯
用コンピュータに接続された第2個人識別データ入力装
置と,前記第2携帯用コンピュータに接続された第2マ
イクと,前記第2携帯用コンピュータに接続された第2
スピーカと,を含むことを特徴とする,請求項3に記載
の作業チェックシステム。 - 【請求項5】 第1地域において所定作業を行う第1ユ
ーザが利用する第1機器と,前記第1地域から離隔した
第2地域に配された第2機器と,前記第1機器と前記第
2機器との通信のための伝送路系と,から成る作業チェ
ックシステムであって,前記第2機器は,前記第1機器
に対して前記所定作業に関する情報を前記伝送路系を経
由して送信すること,前記第1機器が送信した前記所定
作業の状況報告を受信すること,前記第1ユーザによる
前記所定作業の開始許可を依頼するために前記第1機器
が送信した作業開始許可依頼を前記伝送路系を経由して
受信し,前記作業開始許可依頼に応じて前記第1ユーザ
による前記所定作業の開始を許可する作業開始許可を前
記伝送路系を経由して前記第1機器へ送信すること,前
記所定作業に対する警告を前記伝送路系を経由して前記
第1機器へ送信すること,または,前記所定作業の中止
指示を前記伝送路系を経由して前記第1機器へ送信する
こと,の少なくともいずれか一つが可能であることを特
徴とする,作業チェックシステム。 - 【請求項6】 前記第2機器は,第2コンピュータと,
前記第2コンピュータに接続された第2個人識別データ
入力装置と,前記第2コンピュータに接続された第2マ
イクと,前記第2コンピュータに接続された第2スピー
カと,を含むことを特徴とする,請求項5に記載の作業
チェックシステム。 - 【請求項7】 第1地域において所定作業を行う第1ユ
ーザが利用する第1機器と,前記第1地域から離隔した
第2地域に配され伝送路系によって前記第1機器との通
信が可能な第2機器と,によって前記所定作業をチェッ
クする作業チェック方法であって,前記第1ユーザを認
証するために,前記第1ユーザの個人識別データを前記
第1機器に入力する第1段階と,前記第1ユーザによる
前記所定作業の開始の許可を依頼するために前記第1ユ
ーザが入力した作業開始許可依頼を前記第1機器が前記
伝送路系を経由して前記第2機器へ送信する第2段階
と,前記第1ユーザによる作業開始許可依頼に応じて前
記第2機器から送信された前記第1ユーザによる前記所
定作業の開始を許可する作業開始許可を,前記第1機器
が前記伝送路系を経由して受信する第3段階と,前記所
定作業中に前記第1ユーザが入力した前記所定作業の状
況報告を前記第1機器が前記伝送路系を経由して前記第
2機器へ送信する第4段階と,前記所定作業の終了時に
前記第1ユーザが入力した前記所定作業の終了報告を前
記第1機器が前記伝送路系を経由して前記第2機器へ送
信する第5段階と,前記第1ユーザによる所定作業の終
了報告に対する応答を前記第2機器が前記伝送路系を経
由して前記第1機器へ送信する第6段階と,を含むこと
を特徴とする,作業チェック方法。 - 【請求項8】 前記第1段階では,前記第2機器を操作
する第3ユーザを認証するために,前記第3ユーザの個
人識別データを前記第2機器に入力することを特徴とす
る,請求項7に記載の作業チェック方法。 - 【請求項9】 前記第1段階では,前記第1地域におい
て前記第1ユーザの作業内容を検査する第2ユーザを認
証するために,前記第2ユーザの個人識別データを前記
第1機器に入力することを特徴とする,請求項7または
8に記載の作業チェック方法。 - 【請求項10】 前記第2段階では,前記第1ユーザに
よる前記所定作業の開始の許可を依頼するために前記第
2ユーザが入力した作業開始許可依頼を前記第1機器が
前記伝送路系を経由して前記第2機器へ送信し,前記第
3段階では,前記第2ユーザによる作業開始許可依頼に
応じて前記第2機器から送信された前記第1ユーザによ
る前記所定作業の開始を許可する作業開始許可を,前記
第1機器が前記伝送路系を経由して受信する,ことを特
徴とする,請求項7,8,または9に記載の作業チェッ
ク方法。 - 【請求項11】 前記第4段階では,前記所定作業中に
前記第1地域において前記第1ユーザの作業内容を検査
する第2ユーザが入力した前記所定作業の状況報告を前
記第1機器が前記伝送路系を経由して前記第2機器へ送
信することを特徴とする,請求項7,8,9,または1
0に記載の作業チェック方法。 - 【請求項12】 前記第5段階では,前記所定作業の終
了時に前記第1地域において前記第1ユーザの作業内容
を検査する第2ユーザが入力した前記所定作業の終了報
告を前記第1機器が前記伝送路系を経由して前記第2機
器へ送信し,前記第6段階では,前記第2ユーザによる
所定作業の終了報告に対する応答を前記第2機器が前記
伝送路系を経由して前記第1機器へ送信する,ことを特
徴とする,請求項7,8,9,10,または11に記載
の作業チェック方法。 - 【請求項13】 前記第3段階において,前記第2機器
は,前記所定作業の前の作業の終了時に前記第1機器か
ら送信された前記前の作業の終了報告に対して前記第2
機器が応答した場合にのみ,前記作業開始許可を送信す
ることを特徴とする,請求項7,8,9,10,11,
または12に記載の作業チェック方法。 - 【請求項14】 さらに,前記第2機器から前記伝送路
系を経由して適時送信される前記所定作業に関する情
報,前記所定作業に対する警告,前記所定作業の内容の
修正命令,または前記所定作業に対する中止命令を,前
記第1機器が受信待機している第7段階を含むことを特
徴とする,請求項7,8,9,10,11,12,また
は13に記載の作業チェック方法。 - 【請求項15】 第1地域において所定作業を行う第1
ユーザが利用する第1機器と,前記第1地域から離隔し
た第2地域に配され伝送路系によって前記第1機器との
通信が可能な第2機器と,によって前記所定作業をチェ
ックするために少なくとも,前記第1ユーザを認証する
ために,前記第1ユーザの個人識別データを前記第1機
器に入力する第1段階と,前記第1ユーザによる前記所
定作業の開始の許可を依頼するために前記第1ユーザが
入力した作業開始許可依頼を前記第1機器が前記伝送路
系を経由して前記第2機器へ送信する第2段階と,前記
第1ユーザによる作業開始許可依頼に応じて前記第2機
器から送信された前記第1ユーザによる前記所定作業の
開始を許可する作業開始許可を,前記第1機器が前記伝
送路系を経由して受信する第3段階と,前記所定作業中
に前記第1ユーザが入力した前記所定作業の状況報告を
前記第1機器が前記伝送路系を経由して前記第2機器へ
送信する第4段階と,前記所定作業の終了時に前記第1
ユーザが入力した前記所定作業の終了報告を前記第1機
器が前記伝送路系を経由して前記第2機器へ送信する第
5段階と,前記第1ユーザによる所定作業の終了報告に
対する応答を前記第2機器が前記伝送路系を経由して前
記第1機器へ送信する第6段階と,を前記第1機器およ
び前記第2機器に実行させるための作業チェック用プロ
グラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32220899A JP2001142953A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 作業チェックシステム,作業チェック方法,および作業チェックプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32220899A JP2001142953A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 作業チェックシステム,作業チェック方法,および作業チェックプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001142953A true JP2001142953A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18141173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32220899A Pending JP2001142953A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 作業チェックシステム,作業チェック方法,および作業チェックプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001142953A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040041906A (ko) * | 2002-11-12 | 2004-05-20 | 우광일 | 공장자동화설비를 위한 안전관리 시스템 및 방법 |
KR100609082B1 (ko) | 2004-07-16 | 2006-08-08 | 주식회사 세미라인 | 미션 크리티컬한 생산설비 관리장치 |
JP2017068484A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ | 承認方法、承認システム、承認サーバ、及びプログラム |
-
1999
- 1999-11-12 JP JP32220899A patent/JP2001142953A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040041906A (ko) * | 2002-11-12 | 2004-05-20 | 우광일 | 공장자동화설비를 위한 안전관리 시스템 및 방법 |
KR100609082B1 (ko) | 2004-07-16 | 2006-08-08 | 주식회사 세미라인 | 미션 크리티컬한 생산설비 관리장치 |
JP2017068484A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ | 承認方法、承認システム、承認サーバ、及びプログラム |
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