JP2001137373A - 自重降下装置 - Google Patents
自重降下装置Info
- Publication number
- JP2001137373A JP2001137373A JP32216299A JP32216299A JP2001137373A JP 2001137373 A JP2001137373 A JP 2001137373A JP 32216299 A JP32216299 A JP 32216299A JP 32216299 A JP32216299 A JP 32216299A JP 2001137373 A JP2001137373 A JP 2001137373A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- drum
- speed
- frame
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高所から避難する際使用する、降下者自身が簡
単に降下準備でき、適正範囲の速度でロープにより降下
する避難装置。 【解決手段】降下重量の位置エネルギを運動エネルギに
変え発電し、得られた電力を降下速度のブレーキ力とす
ることで降下時の増速を押さえながら適正な範囲の速度
でロープにより降下する。
単に降下準備でき、適正範囲の速度でロープにより降下
する避難装置。 【解決手段】降下重量の位置エネルギを運動エネルギに
変え発電し、得られた電力を降下速度のブレーキ力とす
ることで降下時の増速を押さえながら適正な範囲の速度
でロープにより降下する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自重にて降下する
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】降下者自身が簡単に降下準備でき、適正
範囲の速度で降下する装置は見かけられない。
範囲の速度で降下する装置は見かけられない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高所から避難する際使
用する、降下者自身が簡単に降下準備でき、適正範囲の
速度でロープにより降下する避難装置。
用する、降下者自身が簡単に降下準備でき、適正範囲の
速度でロープにより降下する避難装置。
【0004】
【課題を解決するための手段】降下重量の位置エネルギ
を運動エネルギに変え発電し、得られた電力を降下速度
のブレーキ力とすることで降下時の増速を押さえながら
適正な範囲の速度で降下するものである。
を運動エネルギに変え発電し、得られた電力を降下速度
のブレーキ力とすることで降下時の増速を押さえながら
適正な範囲の速度で降下するものである。
【0005】ロープ(1)は、ロープ掛け(6)・フレ
ーム(5)間を通りドラム(2)に巻き掛けられ、バネ
(7)にてドラム(2)側に押しつけられた後、装置下
方へ垂らされている。
ーム(5)間を通りドラム(2)に巻き掛けられ、バネ
(7)にてドラム(2)側に押しつけられた後、装置下
方へ垂らされている。
【0006】降下すると、降下重量によるロープ(1)
・ドラム(2)間摩擦力によりドラム(2)が回転す
る。
・ドラム(2)間摩擦力によりドラム(2)が回転す
る。
【0007】ドラム(2)回転は増速され、これにより
発電する。
発電する。
【0008】発電により得られた電力で電気ブレーキを
掛け、ドラム(2)回転を減速する。
掛け、ドラム(2)回転を減速する。
【0009】降下速度から得られる電力とコイルA
(8)・マグネットA(9)間吸引によるブレーキ力の
釣り合った状態での速度で降下する。
(8)・マグネットA(9)間吸引によるブレーキ力の
釣り合った状態での速度で降下する。
【0010】降下時、ドラム(2)へのロープ(1)装
着工程を経てアーム(10)に腕を通すと降下準備が完
了する。
着工程を経てアーム(10)に腕を通すと降下準備が完
了する。
【0011】
【実施例1】ドラム(2)は、その両端を軸受けL(1
1)を介してフランジR(3)、L(4)に軸方向拘束
され、かつ回転摺動にて支持されている。
1)を介してフランジR(3)、L(4)に軸方向拘束
され、かつ回転摺動にて支持されている。
【0012】内歯車(12)は、増速部入り口であり、
その外周はドラム(2)内周に固着されている。
その外周はドラム(2)内周に固着されている。
【0013】太陽歯車(13)は、増速部出口であり、
軸B(14)に固着されている。
軸B(14)に固着されている。
【0014】軸B(14)は、コイルB(15)が搭載
され、軸受けS(16)を介して主軸(17)に支持さ
れ、回転摺動する。
され、軸受けS(16)を介して主軸(17)に支持さ
れ、回転摺動する。
【0015】ドラム(2)内周にはプレートA(1
8)、B(19)が固着され、さらにそれぞれの内周に
はマグネットA(9)、B(20)が固着されている。
8)、B(19)が固着され、さらにそれぞれの内周に
はマグネットA(9)、B(20)が固着されている。
【0016】主軸(17)は、コイルA(8)が搭載さ
れ、その両端にはフランジR(3)、L(4)がねじり
止めされている。
れ、その両端にはフランジR(3)、L(4)がねじり
止めされている。
【0017】内歯車(12)から太陽歯車(13)まで
にて増速部を、コイルB(15)、マグネットB(2
0)、プレートB(19)にて発電部を、コイルA
(8)、マグネットA(9)、プレートA(18)にて
電気ブレーキ部を構成する。
にて増速部を、コイルB(15)、マグネットB(2
0)、プレートB(19)にて発電部を、コイルA
(8)、マグネットA(9)、プレートA(18)にて
電気ブレーキ部を構成する。
【0018】フレーム(5)の、右部分はフランジR
(3)に差し込まれピン(21)にて抜け止めされ、左
部分はフランジL(4)に差し込まれて止めねじL(2
2)にて固定されている。
(3)に差し込まれピン(21)にて抜け止めされ、左
部分はフランジL(4)に差し込まれて止めねじL(2
2)にて固定されている。
【0019】バネ(7)は、その両端をフレーム(5)
に固着され、ロープ(1)をドラム(2)に押しつけて
いる。
に固着され、ロープ(1)をドラム(2)に押しつけて
いる。
【0020】ロープ掛け(6)にはフレーム(5)との
間にピンが差し込まれ、またロープ掛け(6)・フレー
ム(5)間に挟んだロープ(1)の外れ止め用の止めね
じS(23)がロープ掛け(6)に設けられている。
間にピンが差し込まれ、またロープ掛け(6)・フレー
ム(5)間に挟んだロープ(1)の外れ止め用の止めね
じS(23)がロープ掛け(6)に設けられている。
【0021】アーム(10)はフレーム(5)の左右部
に差し込まれ、アーム(10)・フレーム(5)間には
トーションバネ(24)が掛けられている。
に差し込まれ、アーム(10)・フレーム(5)間には
トーションバネ(24)が掛けられている。
【0022】ロープ(1)を装着する場合、a)止めね
じL(22)を緩め、b)フレーム(5)をフランジL
(4)から外し、c)ドラム(2)に(上方固定にて垂
下されている)ロープ(1)を巻き掛け、d)フレーム
(5)をフランジL(4)に戻し、e)止めねじL(2
2)を締めフレーム(5)を固定し、f)止めねじS
(23)を緩め、g)ロープ掛け(6)・フレーム
(5)間にロープ(1)を挟み、h)止めねじS(2
3)を締めロープ掛け(6)をフレーム(5)に固定し
て準備完了となる。
じL(22)を緩め、b)フレーム(5)をフランジL
(4)から外し、c)ドラム(2)に(上方固定にて垂
下されている)ロープ(1)を巻き掛け、d)フレーム
(5)をフランジL(4)に戻し、e)止めねじL(2
2)を締めフレーム(5)を固定し、f)止めねじS
(23)を緩め、g)ロープ掛け(6)・フレーム
(5)間にロープ(1)を挟み、h)止めねじS(2
3)を締めロープ掛け(6)をフレーム(5)に固定し
て準備完了となる。
【0023】
【発明の効果】降下時のドラム(2)回転により発生す
る電力を制動力に利用して、降下速度を適正な範囲内に
とどめることが出来る。
る電力を制動力に利用して、降下速度を適正な範囲内に
とどめることが出来る。
【0024】また、上方固定にて垂下されたロープ
(1)を、ドラム(2)に巻き掛け、フレーム(5)・
ロープ掛け(6)間にロープ(1)を通すという簡単な
工程で降下準備が整えられるので、降下者本人のみでも
準備・降下が可能である。
(1)を、ドラム(2)に巻き掛け、フレーム(5)・
ロープ掛け(6)間にロープ(1)を通すという簡単な
工程で降下準備が整えられるので、降下者本人のみでも
準備・降下が可能である。
【図1】本考案の実施例の部分断面図である。
【図2】本考案の実施例のロープ装着説明図である。
【図3】本考案の実施例の使用状況図である。
1 ロープ 2 ドラム 3 フランジR 4 フランジL 5 フレーム 6 ロープ掛け 7 バネ 8 コイルA 9 マグネットA 10 アーム 11 軸受けL 12 内歯車 13 太陽歯車 14 軸B 15 コイルB 16 軸受けS 17 主軸 18 プレートA 19 プレートB 20 マグネットB 21 ピン 22 止めねじL 23 止めねじS 24 トーションバネ
Claims (2)
- 【請求項1】 ロープ(1)が巻き掛けられたドラム
(2)、増速部、発電部さらに電気ブレーキ部を順につ
なぎ、降下でのロープ(1)走行によるドラム(2)回
転で発電部により生じた電力にて電気ブレーキを作用さ
せ、ドラム(2)回転を或範囲に制動させる、かつ上記
増速部、発電部、電気ブレーキ部がドラム(2)内に収
納される、ロープにより降下する自重降下装置。 - 【請求項2】 ドラム(2)両側を支えるフランジR
(3)、L(4)において、支点となるフランジR
(3)に差し込まれたフレーム(5)がフランジL
(4)に固定される、請求項1のロープにより降下する
自重降下装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32216299A JP2001137373A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 自重降下装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32216299A JP2001137373A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 自重降下装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001137373A true JP2001137373A (ja) | 2001-05-22 |
Family
ID=18140638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32216299A Pending JP2001137373A (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 自重降下装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001137373A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101304060B1 (ko) * | 2005-12-31 | 2013-09-04 | 시아오린 배이 | 자기 댐핑 구명 기구 |
CN111330171A (zh) * | 2020-02-14 | 2020-06-26 | 江苏大学 | 一种缓降发电逃生装置 |
CN111977484A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-11-24 | 巨人通力电梯有限公司 | 一种抱闸电源控制方法及系统 |
-
1999
- 1999-11-12 JP JP32216299A patent/JP2001137373A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101304060B1 (ko) * | 2005-12-31 | 2013-09-04 | 시아오린 배이 | 자기 댐핑 구명 기구 |
CN111330171A (zh) * | 2020-02-14 | 2020-06-26 | 江苏大学 | 一种缓降发电逃生装置 |
CN111977484A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-11-24 | 巨人通力电梯有限公司 | 一种抱闸电源控制方法及系统 |
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