JP2001135000A - ライブラリ装置 - Google Patents
ライブラリ装置Info
- Publication number
- JP2001135000A JP2001135000A JP31634699A JP31634699A JP2001135000A JP 2001135000 A JP2001135000 A JP 2001135000A JP 31634699 A JP31634699 A JP 31634699A JP 31634699 A JP31634699 A JP 31634699A JP 2001135000 A JP2001135000 A JP 2001135000A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- file
- nonvolatile memory
- state
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】データの誤書込みを防止するためにファイルプ
ロテクトを設定する場合、ファイルプロテクトの設定を
誤って解除したり、何らかの原因により、ファイルプロ
テクト機構が破損した場合、設定した状態と異なる状態
になる可能性があり、これによる媒体内へのデータ誤書
込みを防止する必要がある。 【解決手段】前回記録媒体の不揮発メモリ上に書込まれ
た、当該記録媒体のファイルプロテクト機構の設定状態
と、現在の記録媒体のファイルプロテクト機構の設定状
態の一致、不一致をチェックする。
ロテクトを設定する場合、ファイルプロテクトの設定を
誤って解除したり、何らかの原因により、ファイルプロ
テクト機構が破損した場合、設定した状態と異なる状態
になる可能性があり、これによる媒体内へのデータ誤書
込みを防止する必要がある。 【解決手段】前回記録媒体の不揮発メモリ上に書込まれ
た、当該記録媒体のファイルプロテクト機構の設定状態
と、現在の記録媒体のファイルプロテクト機構の設定状
態の一致、不一致をチェックする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体上のデー
タ保守性向上を目的とする。
タ保守性向上を目的とする。
【０００２】
【従来の技術】一般に使われているカートリッジテープ
等の記録媒体には、データ書込み禁止をする為のファイ
ルプロテクト機構が付けられている。また、媒体の管理
情報を記録可能な不揮発メモリを付加したカートリッジ
テープ等が存在する。従来、媒体への書込み禁止を設定
するためには、人手によりファイルプロテクト機構に書
込み禁止を設定するか、上位プログラム上に書込み禁止
情報を設定するなどの方法がとられる。
等の記録媒体には、データ書込み禁止をする為のファイ
ルプロテクト機構が付けられている。また、媒体の管理
情報を記録可能な不揮発メモリを付加したカートリッジ
テープ等が存在する。従来、媒体への書込み禁止を設定
するためには、人手によりファイルプロテクト機構に書
込み禁止を設定するか、上位プログラム上に書込み禁止
情報を設定するなどの方法がとられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この方法のみで媒体へ
のデータ書込み禁止状態を設定・解除を行なった場合、
誤って設定を解除したり、何らかの原因により、ファイ
ルプロテクト機構が破損した場合、設定した状態と異な
る状態になる可能性がある。
のデータ書込み禁止状態を設定・解除を行なった場合、
誤って設定を解除したり、何らかの原因により、ファイ
ルプロテクト機構が破損した場合、設定した状態と異な
る状態になる可能性がある。
【０００４】本発明では、これらの思わぬ設定不良によ
る媒体内へのデータ誤書込みを防止する機能を提供す
る。
る媒体内へのデータ誤書込みを防止する機能を提供す
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記機能を実現するため
に、記録媒体の初期ロード時に上位プログラムより記録
媒体上のファイルプロテクト機構の設定状態を「書き込
み禁止情報」として記録媒体の不揮発メモリ上へ書き込
み、２回目以降の記録媒体ロード時には記録媒体の不揮
発メモリ上の当該情報と記録媒体のファイルプロテクト
機構の設定状態の一致、不一致をチェックする。不一致
の場合ユーザに対し「確認メッセージ」等を表示し、当
該ステータスを変更した場合のみ上位プログラム又はラ
イブラリ装置自身により不揮発メモリ上の書き込み禁止
情報を更新できるようにし、その設定状態に従い処理を
行なうものである。
に、記録媒体の初期ロード時に上位プログラムより記録
媒体上のファイルプロテクト機構の設定状態を「書き込
み禁止情報」として記録媒体の不揮発メモリ上へ書き込
み、２回目以降の記録媒体ロード時には記録媒体の不揮
発メモリ上の当該情報と記録媒体のファイルプロテクト
機構の設定状態の一致、不一致をチェックする。不一致
の場合ユーザに対し「確認メッセージ」等を表示し、当
該ステータスを変更した場合のみ上位プログラム又はラ
イブラリ装置自身により不揮発メモリ上の書き込み禁止
情報を更新できるようにし、その設定状態に従い処理を
行なうものである。
【０００６】ファイルプロテクト機構の設定状態を不揮
発メモリ上に記録した「書き込み禁止情報」とファイル
プロテクト機構の設定状態を照合することにより、意識
的にファイルプロテクト機構の設定、解除が行なわれた
かチェックする。これによりファイルプロテクト機構が
人手により誤設定されている記録媒体やファイルプロテ
クト機構の破損した記録媒体への誤書込みを防止する。
発メモリ上に記録した「書き込み禁止情報」とファイル
プロテクト機構の設定状態を照合することにより、意識
的にファイルプロテクト機構の設定、解除が行なわれた
かチェックする。これによりファイルプロテクト機構が
人手により誤設定されている記録媒体やファイルプロテ
クト機構の破損した記録媒体への誤書込みを防止する。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施例として、カートリ
ッジテープを使用した場合について、図１〜図３により
説明する。
ッジテープを使用した場合について、図１〜図３により
説明する。
【０００８】図１は、カートリッジテープロード時の処
理フローの一例である。図２は、カートリッジテープの
ファイルプロテクト２１及び不揮発メモリ２０の一例を
示し、図３は不揮発メモリ２０上のデータマップの一例
を示したものである。
理フローの一例である。図２は、カートリッジテープの
ファイルプロテクト２１及び不揮発メモリ２０の一例を
示し、図３は不揮発メモリ２０上のデータマップの一例
を示したものである。
【０００９】図２で示したようなファイルプロテクト２
１及び不揮発メモリ２０を持ったカートリッジテープ２
２がある。このカートリッジテープ２２の不揮発メモリ
２０には、図３で示す様に各種管理情報エリアがある。
その中の媒体管理情報エリア３０は、ライブラリ装置に
より、管理されるエリアとして使用され、その中に書込
み禁止情報４０があり、カートリッジテープ２２にある
ファイルプロテクト２１の状態を記録しておくために使
用される。
１及び不揮発メモリ２０を持ったカートリッジテープ２
２がある。このカートリッジテープ２２の不揮発メモリ
２０には、図３で示す様に各種管理情報エリアがある。
その中の媒体管理情報エリア３０は、ライブラリ装置に
より、管理されるエリアとして使用され、その中に書込
み禁止情報４０があり、カートリッジテープ２２にある
ファイルプロテクト２１の状態を記録しておくために使
用される。
【００１０】また、このカートリッジテープ内のデータ
を読み書きするためのテープドライブには、カートリッ
ジテープ２２上のファイルプロテクト２１の状態を検出
する機構及び不揮発メモリ２０上のデータを読み書きす
る機構が備わっている。
を読み書きするためのテープドライブには、カートリッ
ジテープ２２上のファイルプロテクト２１の状態を検出
する機構及び不揮発メモリ２０上のデータを読み書きす
る機構が備わっている。
【００１１】まず、初めて本ライブラリ装置にカートリ
ッジテープ２２がロードされた場合について、説明す
る。このカートリッジテープ２２がロードされると、テ
ープドライブでファイルプロテクト２１の設定状態及び
不揮発メモリ２０上の書込み禁止情報４０を読込む（１
００〜１０１）。このとき、まだ不揮発メモリ２０上の
書込み禁止情報４０は無効になっている（１０２）た
め、現在のファイルプロテクト２１の設定状態を不揮発
メモリ２０上の書込み禁止情報４０に書込み、本エリア
を有効とする（１０３）。このときは、現在のファイル
プロテクト２１の設定状態に合わせ、カートリッジテー
プ２２上への書込みの許可、禁止を決定する。
ッジテープ２２がロードされた場合について、説明す
る。このカートリッジテープ２２がロードされると、テ
ープドライブでファイルプロテクト２１の設定状態及び
不揮発メモリ２０上の書込み禁止情報４０を読込む（１
００〜１０１）。このとき、まだ不揮発メモリ２０上の
書込み禁止情報４０は無効になっている（１０２）た
め、現在のファイルプロテクト２１の設定状態を不揮発
メモリ２０上の書込み禁止情報４０に書込み、本エリア
を有効とする（１０３）。このときは、現在のファイル
プロテクト２１の設定状態に合わせ、カートリッジテー
プ２２上への書込みの許可、禁止を決定する。
【００１２】次に、一度テープドライブにロードされ、
不揮発メモリ２０上の書込み禁止情報４０が有効となっ
ているカートリッジテープ２２がロードされた場合につ
いて、説明する。
不揮発メモリ２０上の書込み禁止情報４０が有効となっ
ているカートリッジテープ２２がロードされた場合につ
いて、説明する。
【００１３】カートリッジテープ２２がロードされたと
き、前述したとおり、テープドライブにてファイルプロ
テクト２１の状態及び不揮発メモリ２０上の書込み禁止
情報４０を読み込み（１００〜１０１）、それぞれの状
態をチェック（１０４）する。
き、前述したとおり、テープドライブにてファイルプロ
テクト２１の状態及び不揮発メモリ２０上の書込み禁止
情報４０を読み込み（１００〜１０１）、それぞれの状
態をチェック（１０４）する。
【００１４】これらの状態が一致している場合は、前回
ロードした時とファイルプロテクト状態は変更していな
いため、それらの状態に応じ、カートリッジテープ２２
上へのデータの書込みの禁止、許可を決定する。もし、
これらの状態が不一致の場合、意識的にファイルプロテ
クト２１の設定、解除を行なったか、何らかの状態によ
り、設定が変ったか判らないため、上位装置または、ラ
イブラリ装置の表示パネル上に前回のファイルプロテク
ト状態と設定が変更になっている事を表示させ、オペレ
ータに確認応答をしてもらう（１０５〜１０６）。この
確認応答で、変更確認がされた場合、現在のファイルプ
ロテクト２１の状態に合わせ、不揮発メモリ２０上の書
込み禁止情報４０を更新（１０７）し、その状態にあわ
せ、カートリッジテープ２２上へのデータの書込みの禁
止、許可を決定する。もし、この応答で変更確認が出来
ない場合、ロードされたカートリッジテープ２２を一度
アンロード（１０８）し、カートリッジテープ２２への
アクセスを行なわないようにする。
ロードした時とファイルプロテクト状態は変更していな
いため、それらの状態に応じ、カートリッジテープ２２
上へのデータの書込みの禁止、許可を決定する。もし、
これらの状態が不一致の場合、意識的にファイルプロテ
クト２１の設定、解除を行なったか、何らかの状態によ
り、設定が変ったか判らないため、上位装置または、ラ
イブラリ装置の表示パネル上に前回のファイルプロテク
ト状態と設定が変更になっている事を表示させ、オペレ
ータに確認応答をしてもらう（１０５〜１０６）。この
確認応答で、変更確認がされた場合、現在のファイルプ
ロテクト２１の状態に合わせ、不揮発メモリ２０上の書
込み禁止情報４０を更新（１０７）し、その状態にあわ
せ、カートリッジテープ２２上へのデータの書込みの禁
止、許可を決定する。もし、この応答で変更確認が出来
ない場合、ロードされたカートリッジテープ２２を一度
アンロード（１０８）し、カートリッジテープ２２への
アクセスを行なわないようにする。
【００１５】
【発明の効果】本発明では、記録媒体のファイルプロテ
クト機構の設定状態を記録媒体の不揮発メモリ上に記録
する。このため、記録媒体のファイルプロテクトの設定
状態が人手による誤設定、または破損等により、前回の
設定状態と異なる状態になった場合でも、記録媒体の不
揮発メモリ上に記録されている当該情報とファイルプロ
テクト機構の設定状態を照合することにより、当該記録
媒体が書込み可能か否か識別することが可能であり、こ
れにより当該記録媒体へのデータの誤書込みを防止する
ことができ、データ保全を図ることが出来る。
クト機構の設定状態を記録媒体の不揮発メモリ上に記録
する。このため、記録媒体のファイルプロテクトの設定
状態が人手による誤設定、または破損等により、前回の
設定状態と異なる状態になった場合でも、記録媒体の不
揮発メモリ上に記録されている当該情報とファイルプロ
テクト機構の設定状態を照合することにより、当該記録
媒体が書込み可能か否か識別することが可能であり、こ
れにより当該記録媒体へのデータの誤書込みを防止する
ことができ、データ保全を図ることが出来る。
【図１】カートリッジテープロード時の処理フロー図で
ある。
ある。
【図２】カートリッジテープのファイルプロテクト及び
不揮発メモリの例を示した図である。
不揮発メモリの例を示した図である。
【図３】不揮発メモリ上のデータマップの例を示した図
である。
である。
１００〜９００…処理フロー、２０…不揮発メモリ、２
１…ファイルプロテクト、２２…カートリッジテープ、
３０…媒体管理情報エリア、４０…書込み禁止情報。
１…ファイルプロテクト、２２…カートリッジテープ、
３０…媒体管理情報エリア、４０…書込み禁止情報。
フロントページの続き Ｆターム(参考） 5D044 BC01 CC01 DE49 EF05 FG18 GK11 GK19 HH13 5D099 AA02 CA08 EA07 EB11 EB12 EB13 FB07 5D110 AA02 DA08 DA11 DB08 DB11 DC05 DE04 DF04
Claims (3)
- 【請求項１】 記録媒体のファイルプロテクト機構の設
定状態を、同記録媒体上の不揮発メモリ上に記録するラ
イブラリ装置。 - 【請求項２】 請求項１のライブラリ装置において、記
録媒体駆動機構に媒体を挿入した時に、不揮発メモリ上
に記録された情報およびファイルプロテクト機構の設定
状態をチェックし、不一致の場合、上位装置に警告を出
し、データ保守性を向上させる手段を持つライブラリ装
置。 - 【請求項３】 請求項１のライブラリ装置において、記
録媒体駆動機構に媒体を挿入した時に、不揮発メモリ上
に記録された情報およびファイルプロテクト機構の設定
状態をチェックし、不一致の場合、不揮発メモリ上の管
理データを更新しない限り、不揮発メモリ上の管理デー
タに基づき記録媒体内のデータにアクセスするライブラ
リ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31634699A JP2001135000A (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | ライブラリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31634699A JP2001135000A (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | ライブラリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001135000A true JP2001135000A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18076097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31634699A Pending JP2001135000A (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | ライブラリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001135000A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1302942A3 (en) * | 2001-10-09 | 2004-11-17 | Hewlett-Packard Company | WORM magnetic tape system |
| US20200004467A1 (en) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Tape drive configuration |
-
1999
- 1999-11-08 JP JP31634699A patent/JP2001135000A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1302942A3 (en) * | 2001-10-09 | 2004-11-17 | Hewlett-Packard Company | WORM magnetic tape system |
| US6947237B2 (en) | 2001-10-09 | 2005-09-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | WORM magnetic tape with cartridge memory system and method |
| US20200004467A1 (en) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Tape drive configuration |
| US10770109B2 (en) * | 2018-06-29 | 2020-09-08 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Tape drive configuration |
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