JP2001131436A - 水不溶性モノアゾ染料 - Google Patents
水不溶性モノアゾ染料Info
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- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B29/00—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
- C09B29/06—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from coupling components containing amino as the only directing group
- C09B29/08—Amino benzenes
- C09B29/0805—Amino benzenes free of acid groups
- C09B29/0807—Amino benzenes free of acid groups characterised by the amino group
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C09B29/00—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
- C09B29/0025—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds
- C09B29/0074—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds the heterocyclic ring containing nitrogen and sulfur as heteroatoms
- C09B29/0077—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized amino heterocyclic compounds the heterocyclic ring containing nitrogen and sulfur as heteroatoms containing a five-membered heterocyclic ring with one nitrogen and one sulfur as heteroatoms
- C09B29/0085—Thiazoles or condensed thiazoles
- C09B29/0088—Benzothiazoles
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な抜染性と同時に、染色性、昇華堅牢度
及び洗濯堅牢度にも優れ、しかも優れたビルド・アップ
性を有する青色系分散染料を提供すること。 【解決手段】 下記一般式 [1] 【化1】 (式中、R1 は水素原子、メトキシ基またはエトキシ基
を表し、R2 はC1 からC6 のアルキルスルホニル基を
表し、R3 及びR4 は、互いに独立して、C1 からC6
のアルキル基、C1 からC6-アルコキシ- カルボニルエ
チル基、C1 からC6-アルコキシ- エチル基、シアノエ
チル基またはアリル基を表し、但しR3 とR4 のどちら
か一方でもアリル基の場合は、R2 はC1 からC6-アル
キル- カルボニル基であることもできる)で示される水
不溶性モノアゾ染料。
及び洗濯堅牢度にも優れ、しかも優れたビルド・アップ
性を有する青色系分散染料を提供すること。 【解決手段】 下記一般式 [1] 【化1】 (式中、R1 は水素原子、メトキシ基またはエトキシ基
を表し、R2 はC1 からC6 のアルキルスルホニル基を
表し、R3 及びR4 は、互いに独立して、C1 からC6
のアルキル基、C1 からC6-アルコキシ- カルボニルエ
チル基、C1 からC6-アルコキシ- エチル基、シアノエ
チル基またはアリル基を表し、但しR3 とR4 のどちら
か一方でもアリル基の場合は、R2 はC1 からC6-アル
キル- カルボニル基であることもできる)で示される水
不溶性モノアゾ染料。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、新規の水不溶性モ
ノアゾ染料、詳しくは、均染性、耐光堅牢度、昇華堅牢
度、洗濯堅牢度及びビルド・アップ性に優れ、且つ良好
な抜染性を有する水不溶性のモノアゾ染料に関するもの
である。更に本発明は、このモノアゾ染料を用いて繊維
材料を染色または捺染する方法、並びにこのように染色
または捺染された繊維材料に関する。
ノアゾ染料、詳しくは、均染性、耐光堅牢度、昇華堅牢
度、洗濯堅牢度及びビルド・アップ性に優れ、且つ良好
な抜染性を有する水不溶性のモノアゾ染料に関するもの
である。更に本発明は、このモノアゾ染料を用いて繊維
材料を染色または捺染する方法、並びにこのように染色
または捺染された繊維材料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファッション化、高級化及び高付
加価値化に伴い、染色加工技術のなかで着抜染方式が採
用されている。この方式の特徴は、捺染柄が鮮明且つ繊
細に表現できることである。この方式に採用されている
着抜染に用いる青色染料としては、従来Color Index Nu
mber Disperse B-106 (以下B-106 と略す)が使用され
ている。
加価値化に伴い、染色加工技術のなかで着抜染方式が採
用されている。この方式の特徴は、捺染柄が鮮明且つ繊
細に表現できることである。この方式に採用されている
着抜染に用いる青色染料としては、従来Color Index Nu
mber Disperse B-106 (以下B-106 と略す)が使用され
ている。
【0003】ところが、B-106 は堅牢度の面で充分とは
いえず、抜染可能な青色染料で染色性良好で、且つ諸堅
牢度、とりわけ昇華堅牢度と洗濯堅牢度に優れた染料の
開発が業界から強く要望されている。
いえず、抜染可能な青色染料で染色性良好で、且つ諸堅
牢度、とりわけ昇華堅牢度と洗濯堅牢度に優れた染料の
開発が業界から強く要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、良好な抜染
性と同時に、染色性、昇華堅牢度及び洗濯堅牢度にも優
れ、しかも優れたビルド・アップ性を有する青色系分散
染料を提供することを目的とするものである。本発明の
更なる課題は、この染料を用いることにより改善され
た、繊維材料の染色または捺染方法並びにこのように染
色または捺染された繊維材料を提供することにある。
性と同時に、染色性、昇華堅牢度及び洗濯堅牢度にも優
れ、しかも優れたビルド・アップ性を有する青色系分散
染料を提供することを目的とするものである。本発明の
更なる課題は、この染料を用いることにより改善され
た、繊維材料の染色または捺染方法並びにこのように染
色または捺染された繊維材料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明の要旨は、下記一般
式[ 1]
式[ 1]
【0006】
【化2】 (R1 は水素原子、メトキシ基またはエトキシ基を表
し、R2 はC1 からC6 、好ましくはC1 〜C4 のアル
キルスルホニル基を表し、R3 及びR4 は、互いに独立
して、C1 からC6 、好ましくはC1 〜C4 のアルキル
基、C1 からC6-、好ましくはC1 〜C4-アルコキシ-
カルボニルエチル基、C1 からC6-、好ましくはC1 〜
C4-アルコキシ- エチル基、シアノエチル基またはアリ
ル基を表し、但しR3 とR4 のどちらか一方でもアリル
基の場合は、R2 はC1 からC6-、好ましくはC1 〜C
4-アルキル- カルボニル基であることもできる)で示さ
れる水不溶性モノアゾ染料に存する。
し、R2 はC1 からC6 、好ましくはC1 〜C4 のアル
キルスルホニル基を表し、R3 及びR4 は、互いに独立
して、C1 からC6 、好ましくはC1 〜C4 のアルキル
基、C1 からC6-、好ましくはC1 〜C4-アルコキシ-
カルボニルエチル基、C1 からC6-、好ましくはC1 〜
C4-アルコキシ- エチル基、シアノエチル基またはアリ
ル基を表し、但しR3 とR4 のどちらか一方でもアリル
基の場合は、R2 はC1 からC6-、好ましくはC1 〜C
4-アルキル- カルボニル基であることもできる)で示さ
れる水不溶性モノアゾ染料に存する。
【0007】基R2 としてのアルキルスルホニル基及び
アルキルカルボニル基中のアルキル及び基R3 及びR4
としてのアルキルは、直鎖状でも分枝状でもよく、例え
ばメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-、se
c-、iso-またはtert- ブチルであり、特に好ましくはメ
チル及びエチル基である。また、これと同じことが、基
R3 及びR4 としてのアルコキシカルボニルエチル基及
びアルコキシエチル基中のアルコキシのアルキル部分に
も当てはまる。なお置換基R1 〜R4 は、本発明によっ
て達成される染色効果に実質的な影響を及ぼさないので
あれば、当然、任意の置換基で置換されていても差し支
えない。それゆえ、このように置換された置換基R1 〜
R4 を有する式[1] の染料も、追加的に本発明の範囲に
包含されるものと見なすことができる。
アルキルカルボニル基中のアルキル及び基R3 及びR4
としてのアルキルは、直鎖状でも分枝状でもよく、例え
ばメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-、se
c-、iso-またはtert- ブチルであり、特に好ましくはメ
チル及びエチル基である。また、これと同じことが、基
R3 及びR4 としてのアルコキシカルボニルエチル基及
びアルコキシエチル基中のアルコキシのアルキル部分に
も当てはまる。なお置換基R1 〜R4 は、本発明によっ
て達成される染色効果に実質的な影響を及ぼさないので
あれば、当然、任意の置換基で置換されていても差し支
えない。それゆえ、このように置換された置換基R1 〜
R4 を有する式[1] の染料も、追加的に本発明の範囲に
包含されるものと見なすことができる。
【0008】上記一般式[ 1] で示されるアゾ染料は、
2−アミノ−6−ニトロベンゾチアゾールを常法により
ジアゾ化し、一般式[ 2]
2−アミノ−6−ニトロベンゾチアゾールを常法により
ジアゾ化し、一般式[ 2]
【0009】
【化3】 (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は上記の意味を表わ
す)で示されるカップリング成分とカップリングするこ
とにより、容易に製造することができる。
す)で示されるカップリング成分とカップリングするこ
とにより、容易に製造することができる。
【0010】一般式[ 2] で示されるカップリング成分
としては、例えば次のような化合物が挙げられる。
としては、例えば次のような化合物が挙げられる。
【0011】N−エチル、N−シアノエチル−2−メト
キシ−5−メチルスルホニルアミノアニリン、N, N−
ジメトキシエチル−2−メトキシ−5−メチルスルホニ
ルアミノアニリン、N, N−ジエチル−2−メトキシ−
5−メチルスルホニルアミノアニリン、N, N−ジアリ
ル−2−メトキシ−5−メチルスルホニルアミノアニリ
ン、N, N−ジエチル−3−メチルスルホニルアミノア
ニリン、N,N−ジアリル−2−メトキシ−5−アセチ
ルアミノアニリン本発明のアゾ染料により染色し得る繊
維材料としては、通常分散染料により染色され得るもの
であれば特に制限されないが、ポリエチレンテレフタレ
ート、テレフタル酸と1、4―ビス−(ヒドロキシメチ
ル)シクロヘキサンとの重縮合物などよりなるポリエス
テル繊維、あるいは木綿、絹、羊毛、等の天然繊維また
はナイロン等の合成繊維と上記ポリエステル繊維との混
紡品, 混織物などの疎水性繊維材料が挙げられる。
キシ−5−メチルスルホニルアミノアニリン、N, N−
ジメトキシエチル−2−メトキシ−5−メチルスルホニ
ルアミノアニリン、N, N−ジエチル−2−メトキシ−
5−メチルスルホニルアミノアニリン、N, N−ジアリ
ル−2−メトキシ−5−メチルスルホニルアミノアニリ
ン、N, N−ジエチル−3−メチルスルホニルアミノア
ニリン、N,N−ジアリル−2−メトキシ−5−アセチ
ルアミノアニリン本発明のアゾ染料により染色し得る繊
維材料としては、通常分散染料により染色され得るもの
であれば特に制限されないが、ポリエチレンテレフタレ
ート、テレフタル酸と1、4―ビス−(ヒドロキシメチ
ル)シクロヘキサンとの重縮合物などよりなるポリエス
テル繊維、あるいは木綿、絹、羊毛、等の天然繊維また
はナイロン等の合成繊維と上記ポリエステル繊維との混
紡品, 混織物などの疎水性繊維材料が挙げられる。
【0012】本発明の染料を用いて染色を実施するに当
たっては、常法により、分散剤を使用し、上記一般式[
1] で示されるアゾ染料を水性媒体中に分散させて染色
浴又は捺染糊を調製し、浸染または捺染をおこなえばよ
い。
たっては、常法により、分散剤を使用し、上記一般式[
1] で示されるアゾ染料を水性媒体中に分散させて染色
浴又は捺染糊を調製し、浸染または捺染をおこなえばよ
い。
【0013】例えば、浸染を行う場合には、高温染色
法、キャリヤー染色法、サーモゾル染色法などの通常の
染色処理法を適用することにより、ポリエステル繊維な
いしはその混紡品、 混織品に堅牢度の優れた染色を施す
ことができる。
法、キャリヤー染色法、サーモゾル染色法などの通常の
染色処理法を適用することにより、ポリエステル繊維な
いしはその混紡品、 混織品に堅牢度の優れた染色を施す
ことができる。
【0014】本発明のアゾ染料を用いて上記の浸染また
は捺染により得られた染布は堅牢度また抜染性に優れ、
そして抜染処理を施すことにより、鮮明、繊細でかつ諸
堅牢性に優れた染色柄を与えるものである。
は捺染により得られた染布は堅牢度また抜染性に優れ、
そして抜染処理を施すことにより、鮮明、繊細でかつ諸
堅牢性に優れた染色柄を与えるものである。
【0015】それゆえ、本発明は、本発明による上記式
[1]の染料を用いて、繊維材料を染色または捺染する
方法、特にこの染料を用いて繊維材料を染色または捺染
し、次いで抜染処理を行うことを特徴とする繊維材料の
染色方法、並びにこのように染色または捺染された繊維
材料も提供する。
[1]の染料を用いて、繊維材料を染色または捺染する
方法、特にこの染料を用いて繊維材料を染色または捺染
し、次いで抜染処理を行うことを特徴とする繊維材料の
染色方法、並びにこのように染色または捺染された繊維
材料も提供する。
【0016】抜染処理は、常法の通り、染布に漂白薬品
を適用し、これを後処理することによって行われる。抜
染法としては、白抜染、着色抜染、半抜染の方法のいず
れも有利に選択できる。
を適用し、これを後処理することによって行われる。抜
染法としては、白抜染、着色抜染、半抜染の方法のいず
れも有利に選択できる。
【0017】また、本発明によるアゾ染料は、同系統の
染料あるいは他系統の染料、例えば抜染可能なB-106 等
のニトロチアゾール系染料などと併用してもよい。
染料あるいは他系統の染料、例えば抜染可能なB-106 等
のニトロチアゾール系染料などと併用してもよい。
【0018】
【実施例】次に、本発明を実施例により更に具体的に説
明するが、本発明は、その要旨を越えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。 実施例1 上記一般式[ 1] に於いてR1 がメトキシ基、R2 がメ
チルスルホニル基、R 3 及びR4 が共にメトキシエチル
基である本発明のアゾ染料0.5g をナフタレンスルホ
ン酸―ホルムアルデヒド縮合物0.5g 及び高級アルコ
ール硫酸エステル0.25g を含む水2リットルに分散
させて染色浴を調製した。この染色浴にポリエステル繊
維100g を浸漬し、130℃で60分間染色した後、
ソーピング、水洗および乾燥を行った所、青色の染布が
得られた。さらに、得られた青色の布の上に以下の組成
の白抜染糊を印捺し抜染処理をすると良好な青地に白い
抜染布が得られた。 白抜染糊組成 塩化第一錫 10部 テトロシンP―300 3部 尿素 3部 12%メイプロガム60 60部 水 24部 抜染処理工程 印捺───> 乾燥───> スチーミング(170℃7
分)───> 水洗───>還元洗浄───> 水洗───>
乾燥 実施例1の染料は85%燐酸中、2−アミノ−6−ニト
ロベンゾチアゾールを40%ニトロシル硫酸によりジア
ゾ化し、N,N−ジメトキシエチル−2−メトキシ−5
−メチルスルホニルアミノアニリンを溶解した氷水中に
加えカップリングさせ、生成した結晶をろ過することに
より得られた。該染料はλmax (アセトン中)585n
mの青色の結晶であった。 比較例1 B−106を用いて実施例1と同様にしてポリエステル
繊維を染色し、評価したところ、表- 1の結果を得た。
明するが、本発明は、その要旨を越えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。 実施例1 上記一般式[ 1] に於いてR1 がメトキシ基、R2 がメ
チルスルホニル基、R 3 及びR4 が共にメトキシエチル
基である本発明のアゾ染料0.5g をナフタレンスルホ
ン酸―ホルムアルデヒド縮合物0.5g 及び高級アルコ
ール硫酸エステル0.25g を含む水2リットルに分散
させて染色浴を調製した。この染色浴にポリエステル繊
維100g を浸漬し、130℃で60分間染色した後、
ソーピング、水洗および乾燥を行った所、青色の染布が
得られた。さらに、得られた青色の布の上に以下の組成
の白抜染糊を印捺し抜染処理をすると良好な青地に白い
抜染布が得られた。 白抜染糊組成 塩化第一錫 10部 テトロシンP―300 3部 尿素 3部 12%メイプロガム60 60部 水 24部 抜染処理工程 印捺───> 乾燥───> スチーミング(170℃7
分)───> 水洗───>還元洗浄───> 水洗───>
乾燥 実施例1の染料は85%燐酸中、2−アミノ−6−ニト
ロベンゾチアゾールを40%ニトロシル硫酸によりジア
ゾ化し、N,N−ジメトキシエチル−2−メトキシ−5
−メチルスルホニルアミノアニリンを溶解した氷水中に
加えカップリングさせ、生成した結晶をろ過することに
より得られた。該染料はλmax (アセトン中)585n
mの青色の結晶であった。 比較例1 B−106を用いて実施例1と同様にしてポリエステル
繊維を染色し、評価したところ、表- 1の結果を得た。
【0019】なお、白抜染性の評価はグレースケールで
判定し、5級が最も良好で1級が最も劣る。
判定し、5級が最も良好で1級が最も劣る。
【0020】洗濯堅牢度は、JIS L0844-1973 A-4法に準
じて、昇華堅牢度はJIS L 0879-1968-B 法に準じて測定
した。
じて、昇華堅牢度はJIS L 0879-1968-B 法に準じて測定
した。
【0021】
【表1】 比較例2の構造式(特開昭55−80584 号公報に記載)
【0022】
【化4】 比較例1は明らかに堅牢度性に劣っている。比較例2は
昇華堅牢度と抜染性がやや劣っている。 実施例2〜8 実施例1に準じて、表2に記載の各染料を合成し、実施
例1と同様にしてポリエステル繊維を染色し、堅牢度と
抜染性を調べた。結果を表2に示す。
昇華堅牢度と抜染性がやや劣っている。 実施例2〜8 実施例1に準じて、表2に記載の各染料を合成し、実施
例1と同様にしてポリエステル繊維を染色し、堅牢度と
抜染性を調べた。結果を表2に示す。
【0023】
【表2】 本発明化合物は、例えば、特開昭55―80584号公
報により公知である化合物と構造が極めて類似している
にもかかわらず、この公知化合物に比較して、特に白抜
染性に優れたポリエステル繊維用染料として、極めて有
用である。
報により公知である化合物と構造が極めて類似している
にもかかわらず、この公知化合物に比較して、特に白抜
染性に優れたポリエステル繊維用染料として、極めて有
用である。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式 [1] 【化1】 (式中、R1 は水素原子、メトキシ基またはエトキシ基
を表し、R2 はC1 からC6 のアルキルスルホニル基を
表し、R3 及びR4 は、互いに独立して、C1 からC6
のアルキル基、C1 からC6-アルコキシ- カルボニルエ
チル基、C1 からC6-アルコキシ- エチル基、シアノエ
チル基またはアリル基を表し、但しR3 とR4 のどちら
か一方でもアリル基の場合は、R2 はC1 からC6-アル
キル- カルボニル基であることもできる)で示される水
不溶性モノアゾ染料。 - 【請求項2】 請求項1に記載の染料を用いて染色また
は捺染された繊維材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31137199A JP2001131436A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | 水不溶性モノアゾ染料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31137199A JP2001131436A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | 水不溶性モノアゾ染料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001131436A true JP2001131436A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18016380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31137199A Withdrawn JP2001131436A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | 水不溶性モノアゾ染料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001131436A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102816452A (zh) * | 2012-07-10 | 2012-12-12 | 浙江龙盛集团股份有限公司 | 一种苯并噻唑类染料单体化合物及分散染料 |
CN104478743A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-04-01 | 浙江龙盛集团股份有限公司 | 一种苯胺类化合物、其制备及应用 |
US9772321B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-09-26 | 3M Innovative Properties Company | Benzothiazol-2-ylazo-phenyl compound as dye, compositions including the dye, and method of determining degree of cure of such compositions |
US10072135B2 (en) | 2013-12-30 | 2018-09-11 | 3M Innovative Properties Company | Compositions including a polythiol, an unsaturated compound, and a dye and methods relating to such compositions |
US10233307B2 (en) | 2013-12-30 | 2019-03-19 | 3M Innovative Properties Company | Dye, filler made therefrom, compositions including the filler, and method of determining degree of cure of such compositions |
US10745558B2 (en) | 2015-06-29 | 2020-08-18 | 3M Innovative Properties Company | Compositions including a polythiol, an unsaturated compound, and a dye and methods relating to such compositions |
-
1999
- 1999-11-01 JP JP31137199A patent/JP2001131436A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102816452A (zh) * | 2012-07-10 | 2012-12-12 | 浙江龙盛集团股份有限公司 | 一种苯并噻唑类染料单体化合物及分散染料 |
CN102816452B (zh) * | 2012-07-10 | 2015-01-07 | 浙江龙盛集团股份有限公司 | 一种苯并噻唑类染料单体化合物及分散染料 |
US9772321B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-09-26 | 3M Innovative Properties Company | Benzothiazol-2-ylazo-phenyl compound as dye, compositions including the dye, and method of determining degree of cure of such compositions |
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