JP2001128622A - 家禽用飼料 - Google Patents
家禽用飼料Info
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- JP2001128622A JP2001128622A JP31544599A JP31544599A JP2001128622A JP 2001128622 A JP2001128622 A JP 2001128622A JP 31544599 A JP31544599 A JP 31544599A JP 31544599 A JP31544599 A JP 31544599A JP 2001128622 A JP2001128622 A JP 2001128622A
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- JP
- Japan
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- egg
- feed
- weight
- poultry
- egg weight
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- Pending
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23K—FODDER
- A23K50/00—Feeding-stuffs specially adapted for particular animals
- A23K50/70—Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for birds
- A23K50/75—Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for birds for poultry
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23K—FODDER
- A23K10/00—Animal feeding-stuffs
- A23K10/30—Animal feeding-stuffs from material of plant origin, e.g. roots, seeds or hay; from material of fungal origin, e.g. mushrooms
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S426/00—Food or edible material: processes, compositions, and products
- Y10S426/807—Poultry or ruminant feed
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Feed For Specific Animals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は採卵鶏の採卵初期の卵重を早期に大
きくすること、および夏季の卵重低下を防ぐための家禽
用飼料を提供すること。 【解決手段】 大豆胚芽または脱脂大豆胚芽を含有させ
た飼料を給与すること。
きくすること、および夏季の卵重低下を防ぐための家禽
用飼料を提供すること。 【解決手段】 大豆胚芽または脱脂大豆胚芽を含有させ
た飼料を給与すること。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は家禽用飼料に関す
る。更に言えば、本発明は大豆胚芽または脱脂大豆胚芽
を配合した家禽用飼料に関する。
る。更に言えば、本発明は大豆胚芽または脱脂大豆胚芽
を配合した家禽用飼料に関する。
【０００２】
【従来の技術】鶏卵の販売は、卵重で農水省規格により
分類され、一般にはその規格のMサイズ、Lサイズが高値
で取引される。採卵鶏の産卵初期に産卵される鶏卵は卵
重が小さくMサイズに達しない鶏卵の比率が高い。加齢
と共に卵重は増加し、Mサイズ、Lサイズの鶏卵が生産さ
れるようになるが、収益を増やすためにも鶏卵生産者は
早期に卵重の大きな卵を生産したいとの要望が強い。従
来、産卵初期の卵重は鶏種や若雌到達時の体重に左右さ
れ、飼料面での改善としては、一般的にメチオニンや油
脂の添加がなされているが、その効果は十分ではない。
また、丸大豆をエキスパンダーまたはエクストルーダー
処理した大豆を含有させた飼料により卵重が増加するこ
とが報告されている（特開平１０−２２９８２９号）。
しかし、このような処理大豆は高価であり、実用に供す
るためにはより効率的な卵重促進技術が求められてい
る。
分類され、一般にはその規格のMサイズ、Lサイズが高値
で取引される。採卵鶏の産卵初期に産卵される鶏卵は卵
重が小さくMサイズに達しない鶏卵の比率が高い。加齢
と共に卵重は増加し、Mサイズ、Lサイズの鶏卵が生産さ
れるようになるが、収益を増やすためにも鶏卵生産者は
早期に卵重の大きな卵を生産したいとの要望が強い。従
来、産卵初期の卵重は鶏種や若雌到達時の体重に左右さ
れ、飼料面での改善としては、一般的にメチオニンや油
脂の添加がなされているが、その効果は十分ではない。
また、丸大豆をエキスパンダーまたはエクストルーダー
処理した大豆を含有させた飼料により卵重が増加するこ
とが報告されている（特開平１０−２２９８２９号）。
しかし、このような処理大豆は高価であり、実用に供す
るためにはより効率的な卵重促進技術が求められてい
る。
【０００３】さらに、夏季の酷暑時には、飼料の摂取量
が減少し、卵重が小さくなることが知られている。この
卵重の低下は、有利に販売できるMサイズやLサイズの比
率の低下および総産卵重量の低下につながる。そのた
め、夏季の卵重低下防止技術としては、既述のメチオニ
ンや油脂の添加方式がなされているが、効果は十分では
ない。
が減少し、卵重が小さくなることが知られている。この
卵重の低下は、有利に販売できるMサイズやLサイズの比
率の低下および総産卵重量の低下につながる。そのた
め、夏季の卵重低下防止技術としては、既述のメチオニ
ンや油脂の添加方式がなされているが、効果は十分では
ない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、採卵鶏の採
卵初期の卵重を早期に大きくすること、および夏季の卵
重低下を防ぐための家禽用飼料を提供することを目的と
する。
卵初期の卵重を早期に大きくすること、および夏季の卵
重低下を防ぐための家禽用飼料を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、大豆胚芽または脱脂大豆胚芽を望ましく
は１．０から３０重量%含有させた飼料を給与するもの
である。一般に大豆中には約２%の胚芽を含むが、本発
明で用いる大豆胚芽は大豆から精選したもので胚芽部を
３０%以上含むものであればよく、胚芽から搾油した後
の脱脂胚芽でも未脱脂胚芽でもよい。たとえば、大豆を
加熱して半割れ状態にし、ついで脱皮し、シフターで篩
分けして胚芽の付着している皮部を回収して得ることが
できる。
決するために、大豆胚芽または脱脂大豆胚芽を望ましく
は１．０から３０重量%含有させた飼料を給与するもの
である。一般に大豆中には約２%の胚芽を含むが、本発
明で用いる大豆胚芽は大豆から精選したもので胚芽部を
３０%以上含むものであればよく、胚芽から搾油した後
の脱脂胚芽でも未脱脂胚芽でもよい。たとえば、大豆を
加熱して半割れ状態にし、ついで脱皮し、シフターで篩
分けして胚芽の付着している皮部を回収して得ることが
できる。
【０００６】
【実施例】本発明飼料の給与による産卵初期卵重の早期
増大効果について示す。
増大効果について示す。
【０００７】実施例１ 表１に示す配合割合の養鶏用飼料を調製し、２０３日齢
の採卵鶏（白色レグホーン種）各９０羽に８週間給与し
た。
の採卵鶏（白色レグホーン種）各９０羽に８週間給与し
た。
【表１】 試験結果は表２と表３に示す。脱脂大豆胚芽を配合した
発明区の卵重は対照区１−３のいずれと比較しても大き
く推移し、試験期間の平均卵重もそれぞれ０．６g、
１．０g、および１．０gと大きくなったことから、脱脂
大豆胚芽を配合した飼料を給与することにより、大豆
粕、小麦胚芽、米胚芽を配合する場合よりも卵重増加を
促進する効果を有することが分かる。また、この時、各
区とも良好な産卵成績を示したが、発明区は平均卵重の
増加に伴い、日産卵重も増加し、飼料要求率も最も優っ
た。
発明区の卵重は対照区１−３のいずれと比較しても大き
く推移し、試験期間の平均卵重もそれぞれ０．６g、
１．０g、および１．０gと大きくなったことから、脱脂
大豆胚芽を配合した飼料を給与することにより、大豆
粕、小麦胚芽、米胚芽を配合する場合よりも卵重増加を
促進する効果を有することが分かる。また、この時、各
区とも良好な産卵成績を示したが、発明区は平均卵重の
増加に伴い、日産卵重も増加し、飼料要求率も最も優っ
た。
【表２】
【表３】
【０００８】実施例２ 表４に示す配合割合の養鶏用飼料を調製し、１２０日齢
の採卵鶏（白色レグホーン種）各９０羽に８週間給与し
た。
の採卵鶏（白色レグホーン種）各９０羽に８週間給与し
た。
【表４】 試験結果は表５と表６に示す。脱脂大豆胚芽の配合量を
増加するにつれ、卵重も大きくなっていくことが分か
る。この時、各区とも良好な産卵成績を示したが、発明
区は平均卵重の増加に伴い日産卵量も増加し、飼料要求
率も最も優れていた。
増加するにつれ、卵重も大きくなっていくことが分か
る。この時、各区とも良好な産卵成績を示したが、発明
区は平均卵重の増加に伴い日産卵量も増加し、飼料要求
率も最も優れていた。
【表５】
【表６】
【０００９】実施例３ 表７に示す配合割合の飼料を調製し、２１２日齢の採卵
鶏（白色レグホーン種）各１２０羽に夏季(６月〜９月)
において１２週間給与した。
鶏（白色レグホーン種）各１２０羽に夏季(６月〜９月)
において１２週間給与した。
【表７】 結果は表８及び表９に示す。対照区は、平均気温の上昇
に伴い卵重は低下し、最も卵重が低下した８週目には開
始時に比べ5.1%低下した。しかし、発明区は最も低下し
た７週目でも卵重の低下は０．９%にとどまった。また、
試験期間中の産卵成績は、発明区が産卵率も4.3%優れ、
平均卵重も1.4g大きく、かつ日産卵量も３．8g優れてい
た。このことから、脱脂大豆胚芽を配合した飼料を給与
することにより、夏季の気温上昇による卵重の低下を抑
制し、更に鶏卵生産量の低下も抑制した。
に伴い卵重は低下し、最も卵重が低下した８週目には開
始時に比べ5.1%低下した。しかし、発明区は最も低下し
た７週目でも卵重の低下は０．９%にとどまった。また、
試験期間中の産卵成績は、発明区が産卵率も4.3%優れ、
平均卵重も1.4g大きく、かつ日産卵量も３．8g優れてい
た。このことから、脱脂大豆胚芽を配合した飼料を給与
することにより、夏季の気温上昇による卵重の低下を抑
制し、更に鶏卵生産量の低下も抑制した。
【表８】
【表９】
【００１０】実施例４ 表１０に示す配合割合の養鶏用飼料を調製し、１２６日
齢の採卵鶏（白色レグホーン種）各４００羽に８週間給
与した。
齢の採卵鶏（白色レグホーン種）各４００羽に８週間給
与した。
【表１０】 試験結果は表11および表12に記載する。発明区の卵重は
飼料給与開始後、対照区と比べ大きくなることが認めら
れた。試験開始後８週間で卵重の差は、対照区と比べ発
明区１が3.3%、発明区２が9.1%大きくなり、脱脂大豆胚
芽の配合量が増えるにつれ、卵重も大きくなることが分
かった。このとき、試験区間の産卵率、飼料要求率には
差は認められず、各区とも良好な産卵を示した。
飼料給与開始後、対照区と比べ大きくなることが認めら
れた。試験開始後８週間で卵重の差は、対照区と比べ発
明区１が3.3%、発明区２が9.1%大きくなり、脱脂大豆胚
芽の配合量が増えるにつれ、卵重も大きくなることが分
かった。このとき、試験区間の産卵率、飼料要求率には
差は認められず、各区とも良好な産卵を示した。
【表１１】
【表１２】 さらに、試験期間中産卵された鶏卵のサイズ比率（農水
省規格）は表１３に示したとおりである。販売価格が有
利なM,Lサイズの比率は対照区に比し、発明区１ではそ
れぞれ39%，100%増加し、発明区２ではそれぞれ45%，24
0%増加した。これらをもとに試験期間８週間での収益を
試算した結果を表１４に示した。その結果、対照区に比
し、発明区１では１羽あたり８．７円、発明区２では１
羽あたり２０．６円売上価格が向上し、実際の大規模養
鶏では大きな収益増が見込めることが分かった。
省規格）は表１３に示したとおりである。販売価格が有
利なM,Lサイズの比率は対照区に比し、発明区１ではそ
れぞれ39%，100%増加し、発明区２ではそれぞれ45%，24
0%増加した。これらをもとに試験期間８週間での収益を
試算した結果を表１４に示した。その結果、対照区に比
し、発明区１では１羽あたり８．７円、発明区２では１
羽あたり２０．６円売上価格が向上し、実際の大規模養
鶏では大きな収益増が見込めることが分かった。
【表１３】
【表１４】
フロントページの続き (72)発明者 黒瀬 康弘 茨城県つくば市作谷1708−２ 全農飼料畜 産中央研究所内 (72)発明者 下沢 ▲たか▼信 茨城県つくば市作谷1708−２ 全農飼料畜 産中央研究所内 Ｆターム(参考） 2B005 DA02 2B150 AA05 AB01 AB20 CE07
Claims (2)
- 【請求項１】 大豆胚芽または脱脂大豆胚芽を含有、配
合させた家禽用飼料。 - 【請求項２】 大豆胚芽または脱脂大豆胚芽を１%から
３０重量%を配合した、請求項１記載の家禽用飼料。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31544599A JP2001128622A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | 家禽用飼料 |
| US09/704,783 US6306452B1 (en) | 1999-11-05 | 2000-11-03 | Feed for poultry |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31544599A JP2001128622A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | 家禽用飼料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001128622A true JP2001128622A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18065464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31544599A Pending JP2001128622A (ja) | 1999-11-05 | 1999-11-05 | 家禽用飼料 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6306452B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001128622A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101564575B1 (ko) * | 2015-01-14 | 2015-10-30 | 인유섬 | 산란율 향상을 위한 사료첨가제 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1675473A4 (en) * | 2003-10-09 | 2007-10-24 | Cargill Inc | FOOD COMPOSITIONS FOR ANIMALS |
| US20070275152A1 (en) * | 2004-10-05 | 2007-11-29 | Cargill Incorporated Of Delaware | Animal Feed Compositions |
| US20060246173A1 (en) * | 2005-04-28 | 2006-11-02 | Raffo Mewafak K | Feed compositions and methods of making and using the same |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53115836A (en) * | 1977-02-25 | 1978-10-09 | Nisshin Oil Mills Ltd | Production of drink and food or feed |
| US6040333A (en) * | 1996-07-30 | 2000-03-21 | Energetics, Inc. | Dietary supplements |
| JPH10229829A (ja) | 1997-02-20 | 1998-09-02 | Natl Fedelation Of Agricult Coop Assoc | 産卵鶏飼料 |
-
1999
- 1999-11-05 JP JP31544599A patent/JP2001128622A/ja active Pending
-
2000
- 2000-11-03 US US09/704,783 patent/US6306452B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101564575B1 (ko) * | 2015-01-14 | 2015-10-30 | 인유섬 | 산란율 향상을 위한 사료첨가제 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6306452B1 (en) | 2001-10-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051221 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081121 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090313 |