JP2001126011A - 銀行口座決済時の科目別支出額の設定。 - Google Patents
銀行口座決済時の科目別支出額の設定。Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】銀行口座を使用する口座振替（振込）決済に関
して、加盟店端末機に業態コ−ドを設定しておき、送信
する決済請求デ−タにその加盟店業態コ−ドを付加して
銀行側に転送する。一方預金者は各種加盟店の業態コ−
ド別に期間科目支出予算を自己の裁量で定め、それを銀
行の電算機に事前に登録しておく。このような状態にお
いて、加盟店側からの決済請求デ−タはこの業態コ−ド
を照合した上で予算内決済を行い、預金者の支出管理を
支援する方法である。また二次的に不正行為からの口座
保護の役も果たす効果も備えたものである。
して、加盟店端末機に業態コ−ドを設定しておき、送信
する決済請求デ−タにその加盟店業態コ−ドを付加して
銀行側に転送する。一方預金者は各種加盟店の業態コ−
ド別に期間科目支出予算を自己の裁量で定め、それを銀
行の電算機に事前に登録しておく。このような状態にお
いて、加盟店側からの決済請求デ−タはこの業態コ−ド
を照合した上で予算内決済を行い、預金者の支出管理を
支援する方法である。また二次的に不正行為からの口座
保護の役も果たす効果も備えたものである。
Description
【発明の詳細な説明】
【００１】
【産業上の利用分野】本発明は、加盟店に設置された端
末機で購入代金を預金者（消費者以下同じ）の銀行預金
口座から引落し、受取人である加盟店銀行口座に振替
（振込以下同じ）によって決済するシステムに関するも
ので、預金者が自ら預金口座の支出科目別予算と期間を
設定、銀行に登録して口座支出を管理する方法である。 【００２】 【従来の技術】既存の条件下での銀行口座利用の決済方
法では、加盟店内の端末機に支払者のＩＤ（キャッシカ
−ド・暗証番号、又はそれに代わるもの。以下同じ）及
び購入金額を入力し、そのデ−タを通信回線て支払者の
取引銀行に伝送、支払者の預金口座から加盟店口座に即
時（又は準即時）に振替・振込を行う方法が基本とな
る。この方式では預金者は多種多様の加盟店での頻度の
ある支出状況を正しく把握するのは難しく、口座残高が
ゼロになるまで支出してしまい予定以上の出費をしてし
まう可能性さえある。又家族カ−ド（代理人カ−ド）が
ある場合は一つの預金口座を複数の者が使う事になる
と、更にその度合いは強く資金計画は全く失われてしま
う。 【００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明は預金者のＩＤ
を用い銀行口座から振替（振込）で物品・サ−ビスの購
入代金を支払う決済方法を利用するに際して、預金者が
自ら預金口座の支出管理を行う方法で、期間内の支出科
目の予算化を可能とするものである。月間支出を加盟店
の業態（営業内容）別に分類、例えば生活用品関係加盟
店はＡ、外飲食関係加盟店はＢ、遊興関係加盟店はＣ、
ガソリン給油はＤ、証券取引はＥ等のように科目予算額
を期間と共に銀行に事前登録し、その枠内で決済をする
方法で、例え口座預金残高が有ったとしても端末側から
の要求が予算累計残を上回る金額であればそれを強制的
に拒否する手段である。なをこの場合特定業種（業態）
の加盟店によっては「制限なし」と設定しておくことも
可能である。 【００４】 【課題を解決する為の手段】本発明の即時口座決済の場
合の科目予算の設定は、預金者がそれぞれの期間内業態
別予算枠を決定しそれを銀行の電算機に登録しておく。
一方それに対応する加盟店端末機には決済デ−タに加え
て同様の業態コ−ドが自動的に発信するようにしてお
く。例えば、デパ−ト・商店街などの加盟店はコ−ド 【Ａ】、食堂・バ−等の外飲食関係加盟店は 【Ｂ】、ゲ−ムセンタ・ゴルフ場・競馬競輪などの遊興
関係加盟店は 【Ｃ】、ガソリン給油加盟店は 【Ｄ】、証券取引・貴金属引取などの加盟店は 【Ｅ】、等である。 このようにセットされた各加盟店
の端末機は対銀行向けの決済要求電文にプラスしてこの
業態コ−ドも送信することになる。その電文内容は〔業
態コ−ド＋機体番号＋決済デ−タ〕となり、それを受信
した銀行側は受信業態コ−ドと銀行口座設定の業態コー
ドを検索照合、同一と識別されたものは指定予算内で決
済を実行する。なを当然の事であるが指定期間内の支出
累計が予算限度を越えるものの分に対しては決済不能を
加盟店側の端末に通知する事になる。この場合の各支出
科目の予算額、及び期間（日・週・月・年間）の決定は
預金者の裁量となるが、更に応用として支払期間の制限
をはずし一回当たりの支出限度だけを制御することも考
えられる。 【００５】 【発明の実施の形態】銀行口座を利用した即時（準即
時）口座決済方式の実用例としては現在「デビットカー
ド」「ストアバンキング」等が上げられるが、それを利
用する預金者にとっては他方にクレジット・公共料金等
の自動引落しがあり、給料も口座振込になっている例が
多い。このような生活環境に於いては銀行口座支出のコ
ントロ−ルは是か非でも必要で、増して一つの銀行口座
を家族カ−ドなど複数の人が使用する場合などは尚更の
ことである。 【００６】 【発明の効果】本案は今後キャッシュカ−ドと暗証番号
による銀行口座間の即時振替が広く用いられる事が予想
されるが、一方それにつれて預金者は自己の支出の把握
が非常に難しくなり、このままでは口座残高を銀行ＡＴ
Ｍまで行って逐一確認しなければならない情況になって
しまう。これを預金者に要求するは到底無理であり、結
果として預金者は予想外の出費をしてしまう事になり、
自動引落しなどの支払目的のある資金にも知らぬうちに
手を付けてしまう事にもなりかねない。また本発明の副
次的効果として、ハッカ−等の不正行為から銀行預金口
座を保護することも期待できるもので、「銀行口座番
号」と「暗証番号」さえ入手すれば何処の端末機からも
自由に銀行口座に直接アクセスが出来るとなると預金全
部が盗まれる可能性があり、デビットカ−ドのように決
済用の端末機が全国規模で加盟店に設置することになる
と、その危険性は益々大きくなってくる。しかしながら
本案のように業態コ−ド別の予算枠で歯止めが掛かって
いれば被害が最小限度に押さえることができる。既にＡ
ＴＭから預金の盗難が発生している今日、口座残金が全
て盗まれる危険から開放できる本案は口座決済サ−ビス
には不可欠な手段であろう。また本案は銀行口座と同義
のもの、すなわちクレジットカ−ド・ロ−ンカ−ド等の
与信限度額に対しても利用可能で、クレジットカ−ドで
発生している換金性の高いカメラ・貴金属を不正購入す
る犯罪にも効果を示すものである。更に実施面で云えば
銀行（クレジットカ−ド・ロ−ンカ−ド等）の電算機の
フロントエンドとして別の電算機に本発明の機能を持た
せれば、銀行の電算機きは現状のままで運用することも
可能である。 【００７】
末機で購入代金を預金者（消費者以下同じ）の銀行預金
口座から引落し、受取人である加盟店銀行口座に振替
（振込以下同じ）によって決済するシステムに関するも
ので、預金者が自ら預金口座の支出科目別予算と期間を
設定、銀行に登録して口座支出を管理する方法である。 【００２】 【従来の技術】既存の条件下での銀行口座利用の決済方
法では、加盟店内の端末機に支払者のＩＤ（キャッシカ
−ド・暗証番号、又はそれに代わるもの。以下同じ）及
び購入金額を入力し、そのデ−タを通信回線て支払者の
取引銀行に伝送、支払者の預金口座から加盟店口座に即
時（又は準即時）に振替・振込を行う方法が基本とな
る。この方式では預金者は多種多様の加盟店での頻度の
ある支出状況を正しく把握するのは難しく、口座残高が
ゼロになるまで支出してしまい予定以上の出費をしてし
まう可能性さえある。又家族カ−ド（代理人カ−ド）が
ある場合は一つの預金口座を複数の者が使う事になる
と、更にその度合いは強く資金計画は全く失われてしま
う。 【００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明は預金者のＩＤ
を用い銀行口座から振替（振込）で物品・サ−ビスの購
入代金を支払う決済方法を利用するに際して、預金者が
自ら預金口座の支出管理を行う方法で、期間内の支出科
目の予算化を可能とするものである。月間支出を加盟店
の業態（営業内容）別に分類、例えば生活用品関係加盟
店はＡ、外飲食関係加盟店はＢ、遊興関係加盟店はＣ、
ガソリン給油はＤ、証券取引はＥ等のように科目予算額
を期間と共に銀行に事前登録し、その枠内で決済をする
方法で、例え口座預金残高が有ったとしても端末側から
の要求が予算累計残を上回る金額であればそれを強制的
に拒否する手段である。なをこの場合特定業種（業態）
の加盟店によっては「制限なし」と設定しておくことも
可能である。 【００４】 【課題を解決する為の手段】本発明の即時口座決済の場
合の科目予算の設定は、預金者がそれぞれの期間内業態
別予算枠を決定しそれを銀行の電算機に登録しておく。
一方それに対応する加盟店端末機には決済デ−タに加え
て同様の業態コ−ドが自動的に発信するようにしてお
く。例えば、デパ−ト・商店街などの加盟店はコ−ド 【Ａ】、食堂・バ−等の外飲食関係加盟店は 【Ｂ】、ゲ−ムセンタ・ゴルフ場・競馬競輪などの遊興
関係加盟店は 【Ｃ】、ガソリン給油加盟店は 【Ｄ】、証券取引・貴金属引取などの加盟店は 【Ｅ】、等である。 このようにセットされた各加盟店
の端末機は対銀行向けの決済要求電文にプラスしてこの
業態コ−ドも送信することになる。その電文内容は〔業
態コ−ド＋機体番号＋決済デ−タ〕となり、それを受信
した銀行側は受信業態コ−ドと銀行口座設定の業態コー
ドを検索照合、同一と識別されたものは指定予算内で決
済を実行する。なを当然の事であるが指定期間内の支出
累計が予算限度を越えるものの分に対しては決済不能を
加盟店側の端末に通知する事になる。この場合の各支出
科目の予算額、及び期間（日・週・月・年間）の決定は
預金者の裁量となるが、更に応用として支払期間の制限
をはずし一回当たりの支出限度だけを制御することも考
えられる。 【００５】 【発明の実施の形態】銀行口座を利用した即時（準即
時）口座決済方式の実用例としては現在「デビットカー
ド」「ストアバンキング」等が上げられるが、それを利
用する預金者にとっては他方にクレジット・公共料金等
の自動引落しがあり、給料も口座振込になっている例が
多い。このような生活環境に於いては銀行口座支出のコ
ントロ−ルは是か非でも必要で、増して一つの銀行口座
を家族カ−ドなど複数の人が使用する場合などは尚更の
ことである。 【００６】 【発明の効果】本案は今後キャッシュカ−ドと暗証番号
による銀行口座間の即時振替が広く用いられる事が予想
されるが、一方それにつれて預金者は自己の支出の把握
が非常に難しくなり、このままでは口座残高を銀行ＡＴ
Ｍまで行って逐一確認しなければならない情況になって
しまう。これを預金者に要求するは到底無理であり、結
果として預金者は予想外の出費をしてしまう事になり、
自動引落しなどの支払目的のある資金にも知らぬうちに
手を付けてしまう事にもなりかねない。また本発明の副
次的効果として、ハッカ−等の不正行為から銀行預金口
座を保護することも期待できるもので、「銀行口座番
号」と「暗証番号」さえ入手すれば何処の端末機からも
自由に銀行口座に直接アクセスが出来るとなると預金全
部が盗まれる可能性があり、デビットカ−ドのように決
済用の端末機が全国規模で加盟店に設置することになる
と、その危険性は益々大きくなってくる。しかしながら
本案のように業態コ−ド別の予算枠で歯止めが掛かって
いれば被害が最小限度に押さえることができる。既にＡ
ＴＭから預金の盗難が発生している今日、口座残金が全
て盗まれる危険から開放できる本案は口座決済サ−ビス
には不可欠な手段であろう。また本案は銀行口座と同義
のもの、すなわちクレジットカ−ド・ロ−ンカ−ド等の
与信限度額に対しても利用可能で、クレジットカ−ドで
発生している換金性の高いカメラ・貴金属を不正購入す
る犯罪にも効果を示すものである。更に実施面で云えば
銀行（クレジットカ−ド・ロ−ンカ−ド等）の電算機の
フロントエンドとして別の電算機に本発明の機能を持た
せれば、銀行の電算機きは現状のままで運用することも
可能である。 【００７】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の模式図
【００８】
【符号の説明】
取引銀行の電算センタの個人ファイル。
業態コ−ド（例）
指定期間。（例）
期間予算額（例）
期間予算残高（例）
加盟店端末機
加盟店の業態（業種）
電話回線（銀行電算センタへ）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 キャッシカ−ド・暗証番号を用いて行う
預金者（購入者以下同じ）と加盟店間の物品・サ−ビス
代金の銀行預金口座決済に関して、予め預金者が使途
（業態）・期間・予算額等の支出条件を設定し、それを
事前に銀行側に登録しておくこと。 【請求項２】 加盟店設置の端末機にその店舗の営業内
容を示す銀行に登録済みの業態コ−ド〔請求項１〕と同
様のコ−ドをプリセットしておき、決済デ−タの銀行側
への送信電文にこの業態コ−ドを送信すること。 【請求項３】 加盟店からの伝送された決済デ−タ内の
業態コ−ドと、予め預金者が銀行に登録した業態コ−ド
（使途）とを照合し、合致した分は事前に定められた条
件内で口座決済を行う事。 【請求項４】 本案の内容はクレジットカ−ド・ロ−ン
カ−ド等の与信口座にも使用可能である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34664499A JP2001126011A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 銀行口座決済時の科目別支出額の設定。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34664499A JP2001126011A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 銀行口座決済時の科目別支出額の設定。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001126011A true JP2001126011A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=18384850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34664499A Pending JP2001126011A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 銀行口座決済時の科目別支出額の設定。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001126011A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2002097695A1 (ja) * | 2001-05-31 | 2004-09-16 | アルゼ株式会社 | 決済システム |
| JP2010176312A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Sumitomo Mitsui Card Co Ltd | 売上データ処理装置および売上データ処理方法 |
| CN110472930A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-11-19 | 阿里巴巴集团控股有限公司 | 用于出金管理的方法、系统和计算设备 |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP34664499A patent/JP2001126011A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2002097695A1 (ja) * | 2001-05-31 | 2004-09-16 | アルゼ株式会社 | 決済システム |
| JP2010176312A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Sumitomo Mitsui Card Co Ltd | 売上データ処理装置および売上データ処理方法 |
| CN110472930A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-11-19 | 阿里巴巴集团控股有限公司 | 用于出金管理的方法、系统和计算设备 |
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