JP2001125831A - データスクランブル方法、データ配信装置、データスクランブラー、及び記録媒体 - Google Patents

データスクランブル方法、データ配信装置、データスクランブラー、及び記録媒体

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JP2001125831A
JP2001125831A JP2000249266A JP2000249266A JP2001125831A JP 2001125831 A JP2001125831 A JP 2001125831A JP 2000249266 A JP2000249266 A JP 2000249266A JP 2000249266 A JP2000249266 A JP 2000249266A JP 2001125831 A JP2001125831 A JP 2001125831A
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99942Manipulating data structure, e.g. compression, compaction, compilation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信者側においても受信データの解析や、そ
の解析結果に基いた再利用が困難となるような、データ
スクランブラー方法を提供すること。 【解決手段】 データスクランブラー12は、オリジナ
ルデータファイルを変換データファイルにデータ変換す
る。ただし、このデータ変換は、オリジナルデータファ
イルと変換データファイルとに同一の処理を施した場合
に、オリジナルデータファイルから得られる出力と変換
データファイルから得られる出力とが同じものとなるよ
うな変換である。このようなデータ変換は、例えば、ダ
ミータグの挿入、論理構造の変更、タグ名の変更、エレ
メントの出現順序の変更、単位の変更(単位の変更に伴
う値の変更を含む。)などで構成される。これらの処理
は、夫々、入出力ファイルをXML及びXSLファイル
とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データスクランブ
ラーに関し、特に、受信側ユーザが受信データを解析し
たり、その解析結果を何らの権原もなく再利用したりす
ることを困難にするためのデータスクランブラーに関す
る。例えば、本発明は、受信側において複数のデータフ
ァイルを受信し、それを処理して一の出力を得るような
システムに適用できる。
【0002】
【従来の技術】従来、種々のデータ管理方法が提案され
ており、システム環境等に応じて、それらの内から適切
な管理方法が選択され、利用されている。ある環境にお
いては、オリジナルのデータをそのまま取り扱うと不具
合がある場合もあり、この場合、オリジナルデータは、
複数のデータファイルに分割され、管理される。また、
オリジナルの文書データを内容と書式とに分けた方が有
益な場合もある。この場合、これら内容と書式とは別個
に管理される。
【0003】ファイルの管理とファイルの利用とが互い
に異なる場所において行われる場合、上述したような複
数のデータファイルは、例えば、インターネットを通じ
て、受信側に別個独立に伝送される。受信側において
は、ファイルを受け取ると、それらを組合わせ、処理
し、その結果として、例えば、ある書式に従って内容が
示されるような出力を得る。かかるファイル管理方法に
よれば、一の内容を様々な書式にて表示させたり、種々
の内容を一の書式に揃えて表示させたり、また、書式を
考慮せずに内容を修正したり、逆に内容を考慮せずに書
式を修正したりすることが容易に行える。
【0004】しかしながら、データが元の形式そのまま
で伝送されたとすると、解析されて不正に再利用される
虞もある。つまり、権原なき第三者が伝送されているデ
ータを傍受して、そこから内容を部分的に抜き出し、元
の書式とは異なる他の書式にあてはめて、誰かに売って
しまうかもしれない。この場合、元の文書と不正に販売
された文書とで書式が異なっているため、データ配信者
側でこのような不正行為を認識するのは容易なことでは
ない。
【0005】従来、かかる不正使用/不正行為を防止す
るために、例えば、Secure SocketsLayer (SSL)のよう
な暗号化/復号化メカニズムが使用されてきた。また、
これと同種の従来技術としては、特開平4−53326
号公報(以下「従来例1」)、特開平4−345276
号公報(以下「従来例2」)、特開平7−152320
号公報(以下「従来例3」)及び特開平11−3130
56号公報(以下「従来例4」)が挙げられる。従来例
1は、主として通話に関するものであり、従来例2は、
主としてFAX送信に関するものである。また、従来例
3は、主としてイメージ情報を処理対象とするものであ
り、従来例4は、通信一般に関するものである。
【0006】これら従来例1乃至4を含め、従来技術に
おいては、データ配信側が暗号化されたデータを送信
し、データの受信側において、受信データの復号化処理
が行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来技術によっては、以下に示すような問題が生じてい
た。
【0008】確かに、従来技術によれば、復号化用のコ
ードを持っていない限り、誰も伝送されたデータを復号
することができない、すなわちデータの不正使用も行う
ことができない。しかし、受信者は常に復号化用のコー
ドを持っており、必ず復号化したデータを取得すること
ができる。従って、従来技術によっては、第三者の不正
使用は防げるものの、データ配信先となる受信者による
不正使用までは防げないということになる。
【0009】また、上述した従来技術によっては、受信
者側に復号化のための何らかの装置が必要となり、その
ため、受信者側に余分なコストが生じることとなる。こ
の傾向は、受信側の総数が増加するにつれて、顕著なも
のとなる。
【0010】しかも、従来技術によれば、一旦、暗号化
方法が決定されてしまうと、その暗号化の方法を変更す
ることが困難となる。配信側において暗号化方法が変更
されると、受信側においても、それに応じた新たな復号
化装置が必要となることとなるが、このような装置の変
更は実際には困難なためである。
【0011】そこで、本発明は、受信者側においても受
信データの解析や、その解析結果に基いた再利用が困難
となるような、データスクランブラー方法を提供するこ
とを目的とする。
【0012】また、本発明は、上記データスクランブラ
ー方法を実現するためのデータ配信装置及びデータスク
ランブラー並びに当該方法を実装してなるプログラムを
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明により上述した課
題を解決すべく提供されるデータスクランブル方法は、
複数のオリジナルデータファイルをスクランブルし、ス
クランブルデータファイルとして、データ受信装置側に
送信するための方法である。ここで、複数のオリジナル
データファイルは、データ受信装置側において所定の処
理を施されると、所定の一の出力が得られるようなもの
である。なお、本明細書において、「ファイル」は、デ
ータの論理的な集まり一般を意味し、記憶媒体上に存在
するような物理的なファイル等だけを意味するわけでは
ない。
【0014】本発明によるデータスクランブル方法によ
れば、複数のオリジナルデータファイルは、まず、複数
の変換データファイルに変換される。この複数の変換デ
ータファイルは、複数のオリジナルデータファイルとは
異なるファイルであるが、データ受信装置側において前
記所定の処理を施されると前記所定の一の出力と同一の
出力が得られるようなデータファイルである。すなわ
ち、オリジナルデータファイルと変換データファイルと
は、個々のデータ内容は異なるものの、同一の処理手順
に従って処理されると、同一の処理結果を呈するもので
ある。ここで、システム的に、例えば、オリジナルデー
タファイルと変換データファイルとの夫々から得られる
処理結果が互いに僅かに異なっていても良いと、処理結
果の同一性についての制限に多少の緩和があるときは、
その互いに僅かに異なる処理結果を上記「同一の処理結
果」と考えても差し支えない。処理結果の同一性の緩和
内容としては、例えば、フォントの種類や大きさの変更
が挙げられる。
【0015】そして、前述のスクランブルデータファイ
ルは、このようにして得られた変換データファイルに基
いて、データ受信装置側に送信される。このスクランブ
ルデータファイルは、変換データファイルそのものであ
っても良い。
【0016】また、上述したデータスクランブル方法に
おいて、オリジナルデータファイル及び変換データファ
イルは、例えば、双方とも、文書の内容を記述するため
の文書内容記述言語に従って記述された内容データファ
イルと、文書の書式を記述するための文書書式記述言語
に従って記述された書式データファイルとからなる。文
書内容記述言語及び文書書式記述言語の例としては、X
ML(eXtensible Markup Language)及びXSL(eXte
nsible Stylesheet Language)が挙げられ、内容データ
ファイル及び書式データファイルの例としては、XML
ファイル及びXSLファイルが挙げられる。
【0017】オリジナルデータファイル及び変換データ
ファイルが双方ともXMLファイル及びXSLファイル
からなる場合、上述のデータスクランブル方法におい
て、変換データファイルへの変換は、ダミータグ挿入処
理、論理構造変更処理、タグ名変更処理、エレメント順
序変更処理、及び単位変更処理から選択された所定の処
理の組み合わせを所定の順序で実行することにより行わ
れるものであっても良い。この場合、ダミータグ挿入処
理、論理構造変更処理、タグ名変更処理、エレメント順
序変更処理、及び単位変更処理は、いずれも処理の対象
をXMLファイル及びXSLファイルとするものであ
り、且つ、処理の結果もXMLファイル及びXSLファ
イルとするものである。
【0018】ここで、「組み合わせ」とは、数学用語に
おける「順列」とほぼ同義で用いており、いずれか一つ
の処理のみでも成立し、且つ、必ず所定の順番を有する
ものである。その「組み合わせ」の一例は、例えば、ダ
ミータグ挿入処理、論理構造変更処理、タグ名変更処
理、エレメント順序変更処理、及び単位変更処理の全て
の処理を含むものであり、その順番は、ここに列記され
た順序である。この場合、ダミータグ挿入処理における
処理対象たるXML及びXSLファイルは、オリジナル
データファイルであり、単位変更処理における処理結果
は、変換データファイルである。
【0019】これら各処理の内容は、例えば、次のよう
なものである。すなわち、ダミータグ挿入処理は、処理
対象たるXMLファイルにダミータグを挿入し、且つ、
処理対象たるXSLファイルに当該ダミータグに関する
書式の指定を追加するものである。論理構造変更処理
は、処理対象たるXMLファイルの論理構造を変更し、
且つ、該変更された論理構造に関連して処理対象たるX
SLファイルにおける書式の指定を書き換えるものであ
る。タグ名変更処理は、処理対象たるXMLファイルに
含まれるタグ名を変更し、且つ、該変更されたタグ名に
関連して処理対象たるXSLファイルにおける書式の指
定を書き換えるものである。エレメント順序変更処理
は、処理対象たるXMLファイルはそのままにして、処
理対象たるXSLファイルにおけるエレメントの出現順
序を変更するものである。単位変更処理は、処理対象た
るXMLファイルはそのままにして、処理対象たるXS
Lファイルに含まれる単位及びその単位で示される値を
変更するものである。この内、エレメント順序変更処理
は、例えば、次のようなものであっても良い。すなわ
ち、エレメント順序変更処理は、処理対象たるXMLフ
ァイルに含まれるエレメントの表示の順序に関連して処
理対象たるXSLファイルにおける記述を変更し、且
つ、当該XSLファイルにおける記述により許容される
範囲で当該XMLファイルにおけるエレメントの順序を
書き換えるものであっても良い。
【0020】このようなデータスクランブル方法は、例
えば、オリジナルデータファイルをスクランブルして変
換データファイルを出力するデータスクランブラーとし
て具現化される。このデータスクランブラーは、データ
配信装置の一部として設けられても良いし、データ配信
装置とは別個に設けられても良い。データ配信装置と別
個に設けられる場合、データスクランブラーは、通信ネ
ットワーク上において、データ配信装置とデータ受信装
置との間に配置される。また、これら装置は、コンピュ
ータ(若しくはプロセッサ)と、上記方法をコンピュー
タ(若しくはプロセッサ)に実行させるプログラムを格
納した記録媒体とにより構成されても良い。
【0021】かかる本発明によるデータスクランブル方
法は、既存の暗号化/復号化方法と組み合わせることも
可能である。例えば、上述したようにしてオリジナルデ
ータファイルから変換データファイルを生成した後、暗
号化処理を行って、送信することとしても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について具体
的に説明するにあたり、その理解に必要な基礎的事項を
含め、従来技術及びその問題点についてのより具体的な
説明を講じることとする。なお、実施の形態及び従来技
術とも、データファイルとして、XML(eXtensible M
arkup Language)ファイル及びXSL(eXtensible Sty
lesheet Language)ファイルを取り扱うものである。ま
た、XMLファイル及びXSLファイルの数には、別
段、制限はなく、1、2、又はそれ以上であっても良
い。XML及びXSLについては、W3C Membe
rにより、その詳細が規定されており、夫々、次のUR
L: http://www.w3.org/TR/REC-xml http://www.w3.org/TR/WD-xsl で示されるWebページにて入手することができる。
【0023】まず、ある会社が、通信ネットワークを介
して株式市場における現在の株価を特定の会員に対して
のみ配信しているような場合を例にとり、従来技術の問
題点について言及する。この場合、株価情報は、XML
及びXSLファイルの形式で配信されている。
【0024】もし情報をスクランブルしていないとする
と、会員が受け取る情報は、例えば、次のようなものと
なる。
【0025】 ここで、一対の小なり記号“<”と大なり記号“>”とで
囲まれたものはタグと呼ばれる。このタグは、XML文
書の論理構造を示すために使われるマークアップであ
り、開始タグ、終了タグ、空要素タグ(単に「空タグ」
ともいう。)の3種類ある。
【0026】開始タグ(「スタートタグ」ともいう。)
は、エレメント(要素)の開始を示すマークアップであ
り、小なり記号“<”、その直後に続くタグの名前、及
び大なり記号“>”から構成される。この開始タグに
は、対応する終了タグが必要である。一方、終了タグ
(「エンドタグ」)は、エレメントの終了を示すマーク
アップであり、小なり記号及びスラッシュ記号“</”、
その直後に続くタグの名前(タグ名:要素型名)、並び
に大なり記号“>”から構成される。この終了タグは、
必ず、対応する開始タグと対になって現れる。なお、空
要素タグ(エンプティエレメントタグ)は、要素が「内
容」(開始タグと終了タグで囲まれた、中身となる部
分。本明細書においてXMLに関する用語として用いる
ときは、特に鍵括弧を付して示す。)を持たないとき、
開始タグと終了タグの組を代用する一のタグであり、小
なり記号“<”、タグ名、及びスラッシュと大なり記号
“/>”から構成される。
【0027】また、これらより理解されるように、エレ
メントとは、XML文書の論理構造を構成する基本単位
であり、開始タグ、「内容」、終了タグで構成される。
ただし、「内容」が空のときは、前述のように、1つの
空要素タグを使って表すこともできる。
【0028】あるエレメントの「内容」には、子エレメ
ントが埋め込まれ、入れ子構造を構成していることが多
い。例えば、前掲の例においては、<stock>を開始タグ
とし、</stock>を終了タグとしている要素の中に、“sy
mbol”、“time”、“price”及び“volume”の4つの
子エレメントが埋め込まれている。そして、“stock”
自体も、“quote”の子エレメントとなっている。尚、
“symbol”、“time”、“price”及び“volume”の4
つのエレメントを基準とすれば“stock”は親エレメン
トと呼ばれ、エレメント“stock”を基準とすれば“quo
te”は親エレメントと呼ばれる。
【0029】XML文書は、このようなエレメントを基
本単位とする論理構造を有している。そのうち、特に、
当該文書の本体となるエレメントはルートエレメントと
呼ばれる。ルートエレメントは、文書に1つだけ存在
し、親エレメントを持たない。XML文書に関し、ルー
トエレメントからはじめて、子エレメント、孫エレメン
ト・・・の親子関係を考察すると、ツリー構造になって
いることが理解される。このツリー構造を文書の論理構
造と呼ぶ。
【0030】これら基礎的な事項を踏まえた上で、前掲
の例について考察すると、会員の受け取るデータは、非
常にシンプルな構造を有しており、各タグが示す内容が
どういったものであるかがすぐ理解されてしまう。一
旦、各タグの意味するところが理解されてしまえば、デ
ータの一部を抜き出して加工し、異なる形式で表示し
て、第三者に送るようなプログラムを書くことは容易で
ある。その結果、例えば、ある会員が何らの権原もな
く、ある銘柄の値だけを抜き出して第三者に有料または
無料で送ってしまうという問題が発生することとなる。
【0031】他の例としてインターネット上での電話帳
サービスを掲げ、かかる従来技術の問題点を更に明確に
する。このサービスは、例えば、人名を入力すると、当
該人の電話番号を知らせるというものである。
【0032】あるユーザがこの電話帳サービスにアクセ
スし、その場合に、次のようなデータを受け取ったとす
る。
【0033】 この場合、当該ユーザが受け取ったデータを利用して独
自にデータベースを作成し、第三者に別のサービスとし
て提供することが容易に行い得ることとなり、また、こ
のような従来技術の問題に対しては、前述の従来の暗号
化/復号化技術は解決手段足り得ない。
【0034】これに対して、本発明によるデータスクラ
ンブル方法を適用すれば、上述したような受信者側にお
ける不正な再利用を防止することができる。本発明のデ
ータスクランブル方法においては、複数のオリジナルデ
ータファイルは、配信されるにあたって、まず、変換デ
ータファイルに変換される。この変換データファイル
は、複数のオリジナルデータファイルとは異なるファイ
ルであるが、データ受信装置側においてオリジナルデー
タファイルに適用すべき処理を施されるとオリジナルデ
ータファイルから得られる出力と同一の出力が得られる
ようなデータファイルである。すなわち、オリジナルデ
ータファイルと変換データファイルとは、個々のデータ
内容は異なるものの、同一の処理手順に従って処理され
ると、同一の処理結果を呈するものである。
【0035】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して、より詳細に説明する。
【0036】本発明の実施の形態は、図1に示されるよ
うな通信システムにおけるデータ配信装置(「データ送
信装置」ともいう。)10に関するものである。このデ
ータ配信装置10は、データ受信装置20と同じ通信ネ
ットワーク上で用いられる。データ受信装置20は、デ
ータ配信装置10から配信されたデータファイルを受け
ると、当該受信データファイルに対して所定の処理を施
す。図示された例においては、この所定の処理は、デー
タ受信装置20に設けられた処理部21において実行さ
れる。この処理部21は、本実施の形態においては、オ
リジナルデータファイルに対する所定の処理を実行でき
るものであれば良く、後述するように、変換データファ
イルに対する特殊な処理を実行できるものである必要は
ない。換言すれば、本実施の形態における処理部21
は、受信したデータファイルがオリジナルデータファイ
ルであっても変換データファイルであっても、同一の処
理しか実行できないものである。但し、このような処理
部21に対する機能制限は、本発明をより明確にするた
めのものであり、本発明自体を制限するものではない。
この処理部21により処理された結果は、「出力」とし
て表示部22に表示される(以下、処理部21により処
理された結果であって表示部22に表示されるものを
「出力」として鍵括弧を付して示す。)。
【0037】図示されたデータ配信装置10は、第1メ
モリ部11、データスクランブラー12、第2メモリ部
13を備えている。第1メモリ部11は、複数のオリジ
ナルデータファイル(「ファイル1」、「ファイル
2」、・・・)を記憶するためのものである。データス
クランブラー12は、複数のオリジナルデータファイル
(「ファイル1」、「ファイル2」、・・・)を複数の
変換データファイル(「ファイル1*」、「ファイル2
*」、・・・)に変換するものである。本実施の形態に
おいて、この複数の変換データファイル(「ファイル1
*」、「ファイル2*」、・・・)は、夫々、複数のオリ
ジナルデータファイル(「ファイル1」、「ファイル
2」、・・・)とは異なるファイルである。また、変換
データファイル(「ファイル1*」、「ファイル2*」、
・・・)は、データ受信装置20の処理部21において
所定の処理を施されると、オリジナルデータファイル
(「ファイル1」、「ファイル2」、・・・)を処理し
た場合に得られる「出力」と同一の出力(=「出力
*」)が得られるようにして、選択、構成若しくは決定
されている。すなわち、オリジナルデータファイルと変
換データファイルとは、個々のデータ内容は異なるもの
の、同一の処理手順に従って処理されると、同一の処理
結果を呈するものである。このような変換データファイ
ルは、その作成後、第2メモリ部13に記憶される。
【0038】本実施の形態においては、この第2メモリ
部13に記憶される変換データファイルがそのままデー
タ受信装置20に対して送信される。ここで、本来のデ
ータ受信者以外のデータの傍受を防ぐために、従来の暗
号化/復号化処理を組み合わせることとしても良い。す
なわち、データ配信装置10が変換データファイルを暗
号化した後に、その暗号化されたデータファイルをデー
タ受信装置20に送信することとしても良い。
【0039】図2を参照すると、上述した本発明による
データスクランブル技術をWWWシステムに適用した例
が示されている。WWWサーバ10は、前述のデータ配
信装置10に相当し、WWWブラウザ20は、前述のデ
ータ受信装置20に相当する。尚、本実施の形態におい
ては、WWWサーバ10及びWWWブラウザ20の双方
とも、XMLファイル及びXSLファイルを取り扱うこ
とができるものであるとし、また、オリジナルデータフ
ァイル及び変換データファイルのいずれもXMLファイ
ル及びXSLファイルからなる。更に、WWWサーバ1
0におけるデータスクランブラー12の機能を除き、W
WWサーバ10及びWWWブラウザ20の双方とも、一
般に知られる機能のみを有するものとする。即ち、WW
Wブラウザ20は、受信したファイルがオリジナルデー
タファイルであるか変換データファイルであるかを考慮
せずに、表示処理を実行するものであり、変換データフ
ァイル専用の特殊なパーサー(若しくはXMLプロセッ
サ)を要するものではない。
【0040】このWWWサーバ10において、データス
クランブラー12は、ダミータグ挿入処理部121、論
理構造変更処理部122、タグ名変更処理部123、エ
レメント順序変更処理部124、及び単位変更処理部1
25を備えている。これら、各処理部121〜125
は、いずれも、入出力ファイルをXML及びXSLファ
イルとするものである。データスクランブラー12は、
これら処理部から選択された一の組み合わせを備えてい
るものであっても良く、また、その組み合わせにおいて
各処理部は、いかなる順番で接続されていても良い。以
下においては、まず、これらの各処理部の機能につい
て、夫々、別個に説明し、その後、図示された順番で処
理を実行する場合について説明する。
【0041】ダミータグ挿入処理部121は、当該処理
部121に入力されたXMLファイルにダミータグを挿
入し、更に、当該処理部121に入力されたXSLファ
イルに対して、当該処理部121の出力ファイルから得
られるであろう「出力」の内容が入力ファイルから得ら
れるであろう「出力」と同じくなるように、当該ダミー
タグに関する書式の指定を追加するものである。すなわ
ち、ダミータグ挿入処理部121を通ることによって、
入力ファイルは出力ファイルと異なるものとなるが、そ
れらが受信側において処理された場合の「出力」は同じ
ものとなる。その結果、各タグの意味するところを頼り
としてXML文書の内容解析(analyze)をするような
プログラムを作成することが困難になる。
【0042】詳しくは、ダミータグ挿入処理部121
は、図3に示されるようにして、入力されたXMLファ
イル及びXSLファイルに対する処理を実行する。ま
ず、XMLファイル及びXSLファイルを入力される
と、ダミータグ挿入処理部121は、それらファイルの
構文解析(parse)を行う。そして、開始タグ及び/又
は終了タグで挟まれた各部に対して、以下に示すダミー
タグの挿入を実行する。つまり、一対の開始タグ及び終
了タグで示されるエレメントが子エレメントを有しない
場合には、その一対のタグで挟まれた文字列(この場合
は「内容」と同じ。)が処理対象となり、それ以外の場
合には、ある開始タグとそれとは別の開始タグで挟まれ
た文字列、又はある終了タグとそれとは別の終了タグで
挟まれた文字列が処理対象となる。すなわち、本実施の
形態においては、処理対象となる各部にはいずれのタグ
も存在せず、従って、以下に示すダミータグ挿入処理を
行ってもXML文書の入れ子構造自体が変更されること
はない。
【0043】このような各部に適用されるダミータグ挿
入処理は、図3に示されるように4つのステップから構
成されている。まず、ダミータグ挿入処理部121は、
XSLファイルを参照して、処理対象となる部分(以下
「処理対象部」という。)に関する書式の指定を見つけ
出す。次いで、ダミータグ挿入処理部121は、処理対
象部を適当な数の区分(以下「処理対象区分」とい
う。)に分割する。図示された例では、“Takahashi”
という処理対象部が、“Taka”,“has”,及び“hi”
の3つの処理対象区分に分割され、“Tokyo”という処
理対象部が、“Toky”及び“o”という2つの処理対象
区分に分割されている。
【0044】その後、ダミータグ挿入処理部121は、
処理対象区分に対して、固有の(ユニークな)且つ新規
なタグ名をランダムに生成する。このタグ名の生成処理
は、他の処理対象区分に対しても実行されるが、必ずし
も全ての処理対象区分に対して実行される必要はない。
図示された例において、ダミータグ挿入処理部121
は、“Taka”,“has”,及び“hi”の3つの処理対象
区分の内、“has”のみについて新たなタグ名“DM1”を
生成し、処理対象区分“has”をその開始タグ“<DM1>”
及び終了タグ“</DM1>”で囲んでいる。同様にして、ダ
ミータグ挿入処理部121は、他の処理対象部“Toky
o”に対して、開始タグ“<DM2>”及び終了タグ“</DM2
>”を挿入している。
【0045】また、ダミータグ挿入処理部121は、こ
の挿入されたタグ名に関する書式の指定を、XSLファ
イルに対して追加する。図示された例においては、タグ
名“DM1”に関してフォントサイズを12ポイントとす
るような書式の指定が挿入され、タグ名“DM2”に関し
てフォントサイズを10ポイントとするような書式の指
定が挿入されている。
【0046】論理構造変更処理部122は、当該処理部
122に入力されたXMLファイルの論理構造を変更
し、更に、当該処理部122に入力されたXSLファイ
ルにおける書式の指定を、当該処理部122の出力ファ
イルから得られるであろう「出力」の内容が入力ファイ
ルから得られるであろう「出力」と同じくなるように、
該変更された論理構造に関連して、書き換えるものであ
る。すなわち、論理構造変更処理部122を通ることに
よって、入力ファイルは出力ファイルと異なるものとな
るが、それらが受信側において処理された場合の「出
力」は同じものとなる。
【0047】本実施の形態において、論理構造変更処理
部122は、XMLファイルの論理構造における階層を
展開するものである。つまり、論理構造変更処理部12
2は、XMLファイルのツリー構造をより単純なものへ
と変更する処理を行う。従って、論理構造変更処理部1
22による処理が実行されると、ツリー構造を頼りとし
てXML文書の内容解析を行うようなプログラムを作成
することが困難になる。この論理構造の変更は、XML
ファイルの全体に適用されても良いし、部分的に適用さ
れても良い。
【0048】かかる論理構造変更処理部122は、図4
に示されるようにして、入力されたXMLファイル及び
XSLファイルに対する処理を実行する。まず、論理構
造変更処理部122は、入力されたXMLファイル及び
XSLファイルを構文解析し、次いで、開始タグ及び/
又は終了タグで挟まれた各処理対象部に対して、以下に
示す論理構造変更処理を実行する。
【0049】本実施の形態において、論理構造変更処理
は、図4に示されるように、4つのステップから構成さ
れている。まず、論理構造変更処理部122は、XSL
ファイルを参照して、処理対象部に関する書式の指定を
ピックアップし、後述する論理構造の変更が「出力」に
対して影響を及ぼすか否か、即ち後述する論理構造の変
更により「出力」が変化してしまうか否かについて判断
する。判断の結果、次の2つのステップによって「出
力」が変化してしまう場合、論理構造変更処理部122
は、以下の2つのステップの実行を取り止め、処理対象
を次の処理対象部に移行させる。
【0050】判断の結果が「No」であった場合、論理
構造変更処理部122は、固有の且つ新規なタグ名をラ
ンダムに生成し、その開始タグ及び終了タグで囲むこと
により、XMLファイルの書き換えを行う。図示された
例においては、処理対象部“Takahashi”に対して、開
始タグ“<UN1>”及び終了タグ“</UN1>”が生成され、
処理対象部“Tokyo”に対して、開始タグ“<UA1>”及び
終了タグ“</UA1>”が生成されている。他の処理対象部
に関しても同様な処理が行われている。これにより、元
のXMLファイルにおける“USER”タグのレベル以下の
階層が展開され、そのレベルにおいてプレーンなものと
なっている。この論理構造の展開は、ルートより下のど
のレベルを基準としてなされても良く、また、一のXM
L文書中において部分的に論理構造の展開を行う場合に
あっては、部分毎に基準とするレベルを変えることとし
ても良い。
【0051】また、論理構造変更処理部122は、上記
の処理対象部及びそれに対して生成された新規なタグに
関連して、XSLファイルにおける書式の指定を書き直
す。図示された例においては、開始タグ“<UN1>”及び
終了タグ“</UN1>”で囲まれた処理対象部に関し、フォ
ントサイズを12ポイントとする書式の指定がなされて
いる。また、他の処理対象部に関しても、同様にして書
式の指定の書き直しがなされている。
【0052】タグ名変更処理部123は、当該処理部1
23に入力されたXMLファイルに含まれるタグ名を変
更し、更に、当該処理部123に入力されたXSLファ
イルにおける書式の指定を、当該処理部123の出力フ
ァイルから得られるであろう「出力」の内容が入力ファ
イルから得られるであろう「出力」と同じくなるよう
に、該変更されたタグ名に関連して、書き換えるもので
ある。すなわち、タグ名変更処理部123を通ることに
よって、入力ファイルは出力ファイルと異なるものとな
るが、それらが受信側において処理された場合の「出
力」は同じものとなる。このタグ名の変更はランダムに
行われるので、タグ名を頼りとした内容解析を実行させ
るプログラムの作成は、事実上、困難になる。このタグ
名の変更は、XMLファイルの全体に適用されても良い
し、特に再利用を防ぎたい部分に対してのみ適用されて
も良い。
【0053】詳しくは、タグ名変更処理部123は、図
5に示されるフローチャートに従って動作する。まず、
論理構造変更処理部122は、入力されたXMLファイ
ル及びXSLファイルを構文解析し、次いで、XMLフ
ァイルに含まれる各タグに対し、次の処理を実行する。
【0054】すなわち、タグ名変更処理部123は、処
理対象とするタグに代えるタグをランダムに生成する。
この生成されたタグは、本実施の形態において、新規且
つ固有なものである。そして、タグ名変更処理部123
は、処理対象となるタグを生成されたタグで置き換える
ようにして、XMLファイル及びXSLファイルの双方
を書き換える。図5に示された例においては、全てのタ
グが夫々“RAND1”から“RAND6”までの新たに生成され
たタグで置き換えられている。この例からも明らかなよ
うに、生成されたタグ名は、その「内容」と全く無関係
なものであり、タグ名から「内容」の種別等を判断する
ことはできない。従って、本実施の形態によれば、タグ
名を頼りとした内容解析は困難となる。
【0055】図6に示されるように、エレメント順序変
更処理部124は、当該処理部124の出力ファイルか
ら得られるであろう「出力」の内容が入力ファイルから
得られるであろう「出力」と同じくなるようにして、当
該処理部124に入力されたXSLファイルにおけるエ
レメントの出現順序を変更するものである。すなわち、
エレメント順序変更処理部124を通ることによって、
出力されたXSLファイルは入力されたXSLファイル
と異なるものとなるが、それらが受信側においてXML
ファイルと共に処理された場合の「出力」は同じものと
なる。なお、本実施の形態においては、エレメント順序
変更処理部124は、当該処理部124に入力されたX
MLファイルには何らの変更も加えない。従って、XM
Lファイルは、そのまま出力される。
【0056】詳しくは、入力データファイルとしてXM
Lファイル及びXSLファイルを受けると、エレメント
順序変更処理部124は、入力されたXMLファイル及
びXSLファイルを構文解析し、その出現順序が「出
力」に影響を与えないようなエレメントを特定する。そ
の後、エレメント順序変更処理部124は、その特定し
たエレメントの順序をランダムに変更する。図示された
例においては、XSLファイル中の“USER/NAME”及び
“USER/ADDR”の書式指定の順序が入れ替わっている。
【0057】上述した例では、エレメント順序変更処理
部124がXMLファイルに対して何らの処理もしない
ものとして説明したが、XMLファイルにおけるエレメ
ントの順序を変更することとしても良い。XSL文書で
は、XMLファイルに含まれている各エレメントを表示
する順番について規定することも可能である。例えば、
XSL文書では、“USER”エレメントが現れたら、ま
ず、その子エレメントである“NAME”エレメントを表示
し、その後、同じく子エレメントである“ADDR”エレメ
ントを表示するように、規定することができる。このよ
うな記述例は、図7に示されている。従って、このXS
L文書の機能を利用すれば、エレメント順序変更処理部
124が、XMLファイルにおけるエレメントの出現順
序も変えることが可能となる。すなわち、エレメント順
序変更処理部124は、当該処理部124に入力された
XMLファイルに含まれるエレメントの表示の順序に関
連して当該処理部124に入力されたXSLファイルに
おける記述を変更し、且つ、当該XSLファイルにおけ
る記述により許容される範囲で当該XMLファイルにお
けるエレメントの順序を書き換えるものとすることがで
きる。
【0058】単位変更処理部125は、図8に示される
ように、当該処理部125の出力ファイルから得られる
であろう「出力」の内容が入力ファイルから得られるで
あろう「出力」と同じくなるようにして、当該処理部1
25に入力されたXSLファイルに含まれる単位及びそ
の単位で示される値に関する記述を変更するものであ
る。すなわち、単位変更処理部125を通ることによっ
て、出力されるXSLファイルは入力されるファイルと
異なるものとなるが、それらが受信側においてXMLフ
ァイルと共に処理された場合の「出力」は同じものとな
る。なお、本実施の形態において、単位変更処理部12
5は、当該処理部125に入力されたXMLファイルに
は何らの変更も加えない。従って、XMLファイルは、
そのまま出力される。
【0059】詳しくは、入力データファイルとしてXM
Lファイル及びXSLファイルを受けると、単位変更処
理部125は、入力されたXMLファイル及びXSLフ
ァイルを構文解析し、現在用いられている単位とは異な
る他の単位でも表すことのできるような値を特定する。
その後、単位変更処理部125は、特定された各値に関
して、ランダムに単位を選択し、その値を選択された単
位に変換する。図8に示される例においては、12ポイ
ント及び10ポイントというフォントサイズの指定が、
夫々、0.16インチ及び3.5mmに変換されてい
る。
【0060】ここまでの説明は、各処理部毎に個別にな
されていた。その内容から理解されるように、これらの
処理部121〜125は、どのように組み合わせてもど
のような順番で動作させても良く、また、いずれも組み
合わせも、本発明におけるデータスクランブラーを構成
し得る。以下においては、本実施の形態におけるデータ
スクランブラー12、即ち処理部121〜125がこの
順番で接続してなるデータスクランブラー12につい
て、一連の動作を図面を用いて説明する。
【0061】データスクランブラー12が図9に示され
るようなXMLファイル及びXSLファイルを受信する
と、まず、ダミータグ挿入処理部121により、図10
に示されるように、XMLファイルに対するダミータグ
“DM1”〜“DM4”の挿入が行われる。また、併せて、ダ
ミータグ挿入処理部121は、XSLファイルに対し
て、挿入されたダミータグ“DM1”〜“DM4”に関する書
式指定“USER/NAME/DM1”,“USER/ADDR/DM2”,“USER
/NAME/DM3”及び“USER/ADDR/DM4”を追加する。
【0062】論理構造変更処理部122は、ダミータグ
挿入処理部121から出力されたXMLファイル及びX
SLファイルを受け取ると、その受け取ったXMLファ
イル及びXSLファイルに対して論理構造変換処理を実
行し、図11に示されるような新たなXMLファイル及
びXSLファイルを出力する。図11と図10とを比較
すれば理解されるように、XMLファイルにおける論理
構造が展開され、どのエレメントに着目しても、子エレ
メントを有しないようになっている。また、この論理構
造の変換に対応して、XSLファイルにおける記述も書
き換えられている。
【0063】タグ名変更処理部123は、論理構造変更
処理部122から出力されたXMLファイルに含まれて
いるタグ名を変更し、図12に示されるような新たなX
MLファイルを出力する。また、タグ名変更処理部12
3は、論理構造変更処理部122から出力されたXSL
ファイルの記述を、XMLファイルにおけるタグ名の変
更に対応するようにして、書き換える。これにより書き
換えられたXSLファイルの記述も、図12に示されて
いる。
【0064】エレメント順序変更処理部124は、タグ
名変更処理部123から出力されたXSLファイルを受
けると、そのXSLファイルにおけるエレメントの出現
順序を変更し、図13に示されるような新たなXSLフ
ァイルを生成する。尚、本例においては、エレメント順
序変更処理部124が入力されたXMLファイルをその
まま出力するので、XMLファイルに関する記述は省略
した。
【0065】その後、単位変更処理部125は、エレメ
ント順序変更処理部124により生成されたXSLファ
イル受け取ると、XSLファイル中における単位変更可
能な値について単位を変更し、図14に示されるような
新たなXSLファイルを生成する。尚、本例において
は、単位変更処理部125が入力されたXMLファイル
をそのまま出力するので、XMLファイルに関する記述
は省略した。
【0066】このようにして各処理部が動作した場合に
おけるデータスクランブラー12の全体の動作は、図1
5に示されている。オリジナルデータファイルであるX
MLファイル及びXSLファイルと、変換データファイ
ルであるXMLファイル及びXSLファイルとを比較す
ると、両者が全く異なるものとなっていることが理解さ
れる。しかも、変換データファイルであるXMLファイ
ル及びXSLファイル中には、その内容解析を容易にす
るようなタグも見当たらない。従って、本実施の形態に
よれば、変換データファイルを自動的に内容解析するこ
とは事実上困難であり、オリジナルデータファイルに含
まれる情報を部分的に抽出することも防止される。
【0067】このように、本実施の形態によるデータス
クランブラー12によれば、データファイルの不正な再
利用を防止することができる。データ構造やエレメント
が変換され、これらを頼りに自動的に内容解析すること
ができないからである。
【0068】また、本実施の形態においては、変換デー
タファイルに対して、オリジナルデータファイルに適用
される処理と同一の処理を適用していることから、デー
タ受信側においては、何らの装置的変更も要せず、何ら
のコストも生じることなく、所望とする「出力」を得る
ことができる。この結果、データスクランブラー12に
おける変換処理の内容を、受信側の状態を考慮せずに変
更することが可能であり、例えば、データを送信する毎
に変更することもできる。
【0069】更に、本実施の形態によれば、データ配信
者が一部のユーザに対してはデータの再利用を認めたい
ような場合、データ配信者側からデータ変換の仕方(例
えば、ファイル1*からファイル1を得るような方法)
について通知することとすれば良いことから、かかる要
求に対応することも容易である。しかも、この場合にあ
っても、そのデータ変換方法を伝えるための通信トラヒ
ックを除いて、トラヒックの増加はない。
【0070】以上、本発明について実施の形態により具
体的に説明してきたが、本発明はこれに制限されるもの
ではない。例えば、データ配信装置及びデータ受信装置
の数は、いかなる数でも良く、夫々1つに限定されるわ
けではない。
【0071】また、上述した実施の形態においては、デ
ータスクランブラーがデータ配信装置内に設けられてい
る例について説明してきたが、図16に示されるよう
に、データ配信装置10’とは別個に設けられていても
良い。この場合、データスクランブラー30におけるデ
ータスクランブル部31は、図1に示されるデータスク
ランブラー12と同構成を有するものであり、また、デ
ータ配信装置側メモリ部11及びデータスクランブラー
側メモリ部32は、夫々、図1に示される第1メモリ部
及び第2メモリ部と同構成を有するものである。また、
かかるデータスクランブラー30は、データ配信装置1
0’のゲートウェイとして動作する。
【0072】更に、上述した実施の形態において、デー
タスクランブラー12は、5つの構成要素(処理部)か
らなるものであったが、構成要素の数や順番は、これに
制限されるものではなく、また、各伝送処理毎に動的に
変更することすら可能である。また、1回の送信におい
て同一の処理部が2回以上繰り返してファイルを処理し
ても良いし、逆に、特定の処理部のみ機能を停止させて
も良い。更には、ファイルを組み合わせて処理した結果
得られる出力を変化させない限りにおいては、上述した
5種類の処理部以外の動作を行う処理部を組み込むこと
も可能であり、また、その数に関しての制限もない。
【0073】しかも、データスクランブラーは、異なる
エレメントに対して異なるタグ名を生成する代わりに、
例えば、書式の同じエレメントに対しては同一のエレメ
ントを生成するというようにすることも可能である。こ
のようにすることで、変換後のファイルの大きさを小さ
くすることができる。また、データの解析や再利用が一
層困難になる場合もある。
【0074】また、上述した実施の形態においては、文
書内容記述言語及び文書書式記述言語の例としてXML
及びXSLを掲げ説明してきたが、言語の種類は、これ
に制限されるものではない。すなわち、いかなる種類の
文書内容記述言語及び文書書式記述言語の組み合わせに
対しても、本発明は適用可能である。
【0075】もし、データ受信装置側において表示され
る「出力」がオリジナルデータファイルから得られる筈
の「出力」と多少であれば異なっても良いというよう
に、「出力」の同一性に関する要求が緩和され得る環境
においては、データをわずかに変更する(例えば、フォ
ントの種類や大きさを変更する)ことによってデータの
解析や再利用をより一層困難にすることができる。しか
も、このような処理によっても、データ受信装置側にお
いて構成上の変更等を要求されるわけではない。従っ
て、かかる場合における「出力」の多少の差は、本発明
にいうところの「出力の同一性」を満たしているものと
しても良い。換言すれば、本発明における「同一の出
力」は、完全に同一である場合の「出力」と、表示要求
の緩和に応じてオリジナルデータファイルから得られる
筈の「出力」とは僅かに異なる「出力」との両方を意味
することとしても良い。
【0076】かかる本発明は、コンピュータ(プロセッ
サ)と、当該コンピュータの読取可能な記録媒体とで構
成することもできる。この場合、データスクランブル機
能は、ソフトウェアモジュールの組み合わせてなるプロ
グラムとして、記録媒体上に記録される。この各ソフト
ウェアモジュールは、コンピュータにより実行される
と、当該コンピュータを、上述したダミータグ挿入処理
装置121、論理構造変更処理装置122、タグ名変更
処理装置123、エレメント順序変更処理装置124、
及び単位変更処理装置125として、動作させるような
ものであり、夫々、ダミータグ挿入処理モジュール、論
理構造変更処理モジュール、タグ名変更処理モジュー
ル、エレメント順序変更処理モジュール、及び単位変更
処理モジュールと呼ばれる。
【0077】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、複数のオリジナルデータファイルは、配信されるに
あたって変換データファイルに変換されるが、この変換
データファイルは、データ受信装置側においてオリジナ
ルデータファイルに適用すべき処理を施されるとオリジ
ナルデータファイルから得られる出力と同一の出力が得
られるようなデータファイルであるが、オリジナルデー
タファイルとは異なるファイルであり、例えば、そのデ
ータの論理構造が変更されていたりしていることから、
データ受信側において不正な再利用等が困難になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態によるデータ配信
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、WWWシステムに適用された場合にお
ける、図1に示されるデータスクランブラーの具体的な
構成を示す図である。
【図3】図3は、図2に示されるダミー挿入処理部の動
作とファイルの変換例とを示す図である。
【図4】図4は、図2に示される論理構造変更処理部の
動作とファイル変換例とを示す図である。
【図5】図5は、図2に示されるタグ名変更処理部の動
作とファイル変換例とを示す図である。
【図6】図6は、図2に示されるエレメント順序変更処
理部の動作とファイル変換例とを示す図である。
【図7】図7は、図2に示されるエレメント順序変更処
理装置の他の動作とファイル変換例とを示す図である。
【図8】図8は、図2に示される単位変更処理部の動作
とファイルの変換例とを示す図である。
【図9】図9は、図2に示されるデータスクランブラー
の一連の動作の説明に用いられるオリジナルのXMLフ
ァイル及びXSLファイルを示す図である。
【図10】図10は、ダミータグ挿入処理を施されたX
MLファイル及びXSLファイルを示す図である。
【図11】図11は、論理構造変更処理を施されたXM
Lファイル及びXSLファイルを示す図である。
【図12】図12は、タグ名変更処理を施されたXML
ファイル及びXSLファイルを示す図である。
【図13】図13は、エレメント順序変更処理を施され
たXSLファイルを示す図である。
【図14】図14は、単位変更処理を施されたXSLフ
ァイルを示す図である。
【図15】図15は、データスクランブラー全体の動作
を示す図である。
【図16】図16は、本発明の他の実施の形態によるデ
ータスクランブラーの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 データ配信装置 11 第1メモリ部(データ配信装置側メモリ
部) 12 データスクランブラー 121 ダミータグ挿入処理部 122 論理構造変更処理部 123 タグ名変更処理部 124 エレメント順序変更処理部 125 単位変更処理部 13 第2メモリ部 20 データ受信装置 21 処理部 22 表示部 30 データスクランブラー 31 データスクランブル部 32 データスクランブラー側メモリ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディヴィッド ウィードマー アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01460−2004,リトルトン,フォスター ストリート 305,エヌイーシー システ ムズ.インコーポレイテッド内 (72)発明者 古城 隆 アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01460−2004,リトルトン,フォスター ストリート 305,エヌイーシー システ ムズ.インコーポレテイッド内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ受信装置側において所定の処理を
    施されると所定の一の出力が得られるような複数のオリ
    ジナルデータファイルを、データ配信装置側においてス
    クランブルし、スクランブルデータファイルとして、前
    記データ受信装置側に送信するデータスクランブル方法
    であって、 前記複数のオリジナルデータファイルを、前記データ受
    信装置側において前記所定の処理を施されると前記所定
    の一の出力と同一の出力が得られるような複数の変換デ
    ータファイルであって、前記複数のオリジナルデータフ
    ァイルとは異なる前記複数の変換データファイルに変換
    し、その後、 当該変換データファイルに基いた前記スクランブルデー
    タファイルを前記データ受信装置側に送信することを特
    徴とするデータスクランブル方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータスクランブル方
    法において、 前記スクランブルデータファイルは、前記変換データフ
    ァイルそのものであることを特徴とするデータスクラン
    ブル方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータスクランブル方
    法において、 前記オリジナルデータファイル及び前記変換データファ
    イルは、双方とも、文書の内容を記述するための文書内
    容記述言語に従って記述された内容データファイルと、
    文書の書式を記述するための文書書式記述言語に従って
    記述された書式データファイルとを備えていることを特
    徴とするデータスクランブル方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデータスクランブル方
    法において、 前記内容データファイルは、XML(eXtensible Marku
    p Language)ファイルであり、前記書式データファイル
    は、XSL(eXtensible Stylesheet Language)ファイ
    ルであることを特徴とするデータスクランブル方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデータスクランブル方
    法において、 前記変換データファイルへの変換は、ダミータグ挿入処
    理、論理構造変更処理、タグ名変更処理、エレメント順
    序変更処理、及び単位変更処理から選択された所定の処
    理の組み合わせを所定の順番で実行することにより行わ
    れるものであり、 前記ダミータグ挿入処理、論理構造変更処理、タグ名変
    更処理、エレメント順序変更処理、及び単位変更処理
    は、夫々、XML及びXSLファイルを処理対象とし、
    その処理結果もXML及びXSLファイルであり、 前記ダミータグ挿入処理は、処理対象たるXMLファイ
    ルにダミータグを挿入し、且つ、処理対象たるXSLフ
    ァイルに当該ダミータグに関する書式の指定を追加する
    ものであり、 前記論理構造変更処理は、処理対象たるXMLファイル
    の論理構造を変更し、且つ、該更された論理構造に関連
    して処理対象たるXSLファイルにおける書式の指定を
    書き換えるものであり、 前記タグ名変更処理は、処理対象たるXMLファイルに
    含まれるタグ名を変更し、且つ、該変更されたタグ名に
    関連して処理対象たるXSLファイルにおける書式の指
    定を書き換えるものであり、 前記エレメント順序変更処理は、処理対象たるXMLフ
    ァイルをそのまま処理結果とし、且つ、処理対象たるX
    SLファイルにおけるエレメントの出現順序を変更する
    ものであり、 前記単位変更処理は、処理対象たるXMLファイルをそ
    のまま処理結果とし、且つ、処理対象たるXSLファイ
    ルに含まれる単位及びその単位で示される値を変更する
    ものであることを特徴とするデータスクランブル方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のデータスクランブル方
    法において、 前記変換データファイルへの変換は、ダミータグ挿入処
    理、論理構造変更処理、タグ名変更処理、エレメント順
    序変更処理、及び単位変更処理から選択された所定の処
    理の組み合わせを所定の順番で実行することにより行わ
    れるものであり、 前記ダミータグ挿入処理、論理構造変更処理、タグ名変
    更処理、エレメント順序変更処理、及び単位変更処理
    は、夫々、XML及びXSLファイルを処理対象とし、
    その処理結果もXML及びXSLファイルであり、 前記ダミータグ挿入処理は、処理対象たるXMLファイ
    ルにダミータグを挿入し、且つ、処理対象たるXSLフ
    ァイルに当該ダミータグに関する書式の指定を追加する
    ものであり、 前記論理構造変更処理は、処理対象たるXMLファイル
    の論理構造を変更し、且つ、該変更された論理構造に関
    連して処理対象たるXSLファイルにおける書式の指定
    を書き換えるものであり、 前記タグ名変更処理は、処理対象たるXMLファイルに
    含まれるタグ名を変更し、且つ、該変更されたタグ名に
    関連して処理対象たるXSLファイルにおける書式の指
    定を書き換えるものであり、 前記エレメント順序変更処理は、処理対象たるXMLフ
    ァイルに含まれるエレメントの表示の順序に関連して処
    理対象たるXSLファイルにおける記述を変更し、且
    つ、当該XSLファイルにおける記述により許容される
    範囲で当該XMLファイルにおけるエレメントの順序を
    書き換えるものであり、 前記単位変更処理は、処理対象たるXMLファイルをそ
    のまま処理結果とし、且つ、処理対象たるXSLファイ
    ルに含まれる単位及びその単位で示される値を変更する
    ものであることを特徴とするデータスクランブル方法。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のデータスクランブル方
    法において、 前記変換データファイルへの変換は、前記ダミータグ挿
    入処理、前記論理構造変更処理、前記タグ名変更処理、
    前記エレメント順序変更処理、及び前記単位変更処理の
    全ての処理を備え、且つ、この順序に従って行われるも
    のであり、 前記ダミータグ挿入処理における前記処理対象たるXM
    L及びXSLファイルは、前記オリジナルデータファイ
    ルであり、 前記単位変更処理における処理結果は、前記変換データ
    ファイルであることを特徴とするデータスクランブル方
    法。
  8. 【請求項8】 データ配信装置から送信された複数のデ
    ータファイルをデータ受信装置において受け、その後、
    データ受信装置にて前記データファイルに所定の処理を
    施して一の処理出力を得るようなシステムにおいて用い
    られる、データ配信装置であって、 前記所定の処理を施されると所定の一の出力が得られる
    ような複数のオリジナルデータファイルを格納する第1
    のメモリと、 該複数のオリジナルデータファイルを、前記所定の処理
    を施された場合に前記所定の一の出力と同一の出力が得
    られるような複数の変換データファイルであって、前記
    複数のオリジナルデータファイルとは異なる前記複数の
    変換データファイルに変換するデータスクランブラー
    と、 該変換データファイルに基いた前記データファイルをデ
    ータ受信装置に送信するために、前記変換データファイ
    ルを格納するための第2のメモリとを備えることを特徴
    とするデータ配信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のデータ配信装置におい
    て、 前記オリジナルデータファイル及び前記変換データファ
    イルは、双方とも、文書の内容を記述するための文書内
    容記述言語に従って記述された内容データファイルと、
    文書の書式を記述するための文書書式記述言語に従って
    記述された書式データファイルとからなることを特徴と
    するデータ配信装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のデータ配信装置にお
    いて、 前記内容データファイルは、XML(eXtensible Marku
    p Language)ファイルであり、前記書式データファイル
    は、XSL(eXtensible Stylesheet Language)ファイ
    ルであることを特徴とするデータ配信装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のデータ配信装置に
    おいて、 前記データスクランブラーは、ダミータグ挿入処理手
    段、論理構造変更処理手段、タグ名変更処理手段、エレ
    メント順序変更処理手段、及び単位変更処理手段から、
    選択された手段の組み合わせを所定の順番で接続してな
    るものであり、 前記ダミータグ挿入処理手段、論理構造変更処理手段、
    タグ名変更処理手段、エレメント順序変更処理手段、及
    び単位変更処理手段は、夫々、入出力ファイルをXML
    及びXSLファイルとするものであり、 前記ダミータグ挿入処理手段は、当該手段に入力された
    XMLファイルにダミータグを挿入し、且つ、当該手段
    に入力されたXSLファイルに当該ダミータグに関する
    書式の指定を追加するものであり、 前記論理構造変更処理手段は、当該手段に入力されたX
    MLファイルの論理構造を変更し、且つ、該変更された
    論理構造に関連して当該手段に入力されたXSLファイ
    ルにおける書式の指定を書き換えるものであり、 前記タグ名変更処理手段は、当該手段に入力されたXM
    Lファイルに含まれるタグ名を変更し、且つ、該変更さ
    れたタグ名に関連して当該手段に入力されたXSLファ
    イルにおける書式の指定を書き換えるものであり、 前記エレメント順序変更処理手段は、当該手段に入力さ
    れたXMLファイルには何らの変更も加えずに、当該手
    段に入力されたXSLファイルにおけるエレメントの出
    現順序を変更するものであり、 前記単位変更処理手段は、当該手段に入力されたXML
    ファイルには何らの変更も加えずに、当該手段に入力さ
    れたXSLファイルに含まれる単位及びその単位で示さ
    れる値を変更するものであることを特徴とするデータ配
    信装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のデータ配信装置に
    おいて、 前記データスクランブラーは、ダミータグ挿入処理手
    段、論理構造変更処理手段、タグ名変更処理手段、エレ
    メント順序変更処理手段、及び単位変更処理手段から、
    選択された手段の組み合わせを所定の順番で接続してな
    るものであり、 前記ダミータグ挿入処理手段、論理構造変更処理手段、
    タグ名変更処理手段、エレメント順序変更処理手段、及
    び単位変更処理手段は、夫々、入出力ファイルをXML
    及びXSLファイルとするものであり、 前記ダミータグ挿入処理手段は、当該手段に入力された
    XMLファイルにダミータグを挿入し、且つ、当該手段
    に入力されたXSLファイルに当該ダミータグに関する
    書式の指定を追加するものであり、 前記論理構造変更処理手段は、当該手段に入力されたX
    MLファイルの論理構造を変更し、且つ、該変更された
    論理構造に関連して当該手段に入力されたXSLファイ
    ルにおける書式の指定を書き換えるものであり、 前記タグ名変更処理手段は、当該手段に入力されたXM
    Lファイルに含まれるタグ名を変更し、且つ、該変更さ
    れたタグ名に関連して当該手段に入力されたXSLファ
    イルにおける書式の指定を書き換えるものであり、 前記エレメント順序変更処理手段は、当該手段に入力さ
    れたXMLファイルに含まれるエレメントの表示の順序
    に関連して当該手段に入力されたXSLファイルにおけ
    る記述を変更し、且つ、当該XSLファイルにおける記
    述により許容される範囲で当該XMLファイルにおける
    エレメントの順序を書き換えるものであり、 前記単位変更処理手段は、当該手段に入力されたXML
    ファイルには何らの変更も加えずに、当該手段に入力さ
    れたXSLファイルに含まれる単位及びその単位で示さ
    れる値を変更するものであることを特徴とするデータ配
    信装置。
  13. 【請求項13】 通信ネットワーク上においてデータ配
    信装置及びデータ受信装置間に配置され、前記データ配
    信装置から送信された複数のオリジナルデータファイル
    を複数の変換データファイルに変換し、当該複数の変換
    データファイルに基いた複数のデータファイルを前記デ
    ータ受信装置側に送信するデータスクランブラーであっ
    て、 前記複数のオリジナルデータファイルが前記データ受信
    装置側において所定の処理を施されると所定の処理結果
    を構成するものである場合に、前記複数の変換データフ
    ァイルは、当該所定の処理を施されると前記所定の処理
    結果と同一の処理結果を構成するものであることを特徴
    とするデータスクランブラー。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のデータスクランブ
    ラーにおいて、 前記オリジナルデータファイル及び前記変換データファ
    イルは、双方とも、文書の内容を記述するための文書内
    容記述言語に従って記述された内容データファイルと、
    文書の書式を記述するための文書書式記述言語に従って
    記述された書式データファイルとからなることを特徴と
    するデータスクランブラー。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のデータスクランブ
    ラーにおいて、 前記内容データファイルは、XML(eXtensible Marku
    p Language)ファイルであり、前記書式データファイル
    は、XSL(eXtensible Stylesheet Language)ファイ
    ルであることを特徴とするデータスクランブラー。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のデータスクランブ
    ラーにおいて、 ダミータグ挿入処理手段、論理構造変更処理手段、タグ
    名変更処理手段、エレメント順序変更処理手段、及び単
    位変更処理手段から、選択された手段の組み合わせを所
    定の順番で接続してなる構成を備えており、 前記ダミータグ挿入処理手段、論理構造変更処理手段、
    タグ名変更処理手段、エレメント順序変更処理手段、及
    び単位変更処理手段は、夫々、入出力ファイルをXML
    及びXSLファイルとするものであり、 前記ダミータグ挿入処理手段は、当該手段に入力された
    XMLファイルにダミータグを挿入し、且つ、当該手段
    に入力されたXSLファイルに当該ダミータグに関する
    書式の指定を追加するものであり、 前記論理構造変更処理手段は、当該手段に入力されたX
    MLファイルの論理構造を変更し、且つ、該変更された
    論理構造に関連して当該手段に入力されたXSLファイ
    ルにおける書式の指定を書き換えるものであり、 前記タグ名変更処理手段は、当該手段に入力されたXM
    Lファイルに含まれるタグ名を変更し、且つ、該変更さ
    れたタグ名に関連して当該手段に入力されたXSLファ
    イルにおける書式の指定を書き換えるものであり、 前記エレメント順序変更処理手段は、当該手段に入力さ
    れたXMLファイルには何らの変更も加えずに、当該手
    段に入力されたXSLファイルにおけるエレメントの出
    現順序を変更するものであり、 前記単位変更処理手段は、当該手段に入力されたXML
    ファイルには何らの変更も加えずに、当該手段に入力さ
    れたXSLファイルに含まれる単位及びその単位で示さ
    れる値を変更するものであることを特徴とするデータス
    クランブラー。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載のデータスクランブ
    ラーにおいて、 ダミータグ挿入処理手段、論理構造変更処理手段、タグ
    名変更処理手段、エレメント順序変更処理手段、及び単
    位変更処理手段から、選択された手段の組み合わせを所
    定の順番で接続してなる構成を備えており、 前記ダミータグ挿入処理手段、論理構造変更処理手段、
    タグ名変更処理手段、エレメント順序変更処理手段、及
    び単位変更処理手段は、夫々、入出力ファイルをXML
    及びXSLファイルとするものであり、 前記ダミータグ挿入処理手段は、当該手段に入力された
    XMLファイルにダミータグを挿入し、且つ、当該手段
    に入力されたXSLファイルに当該ダミータグに関する
    書式の指定を追加するものであり、 前記論理構造変更処理手段は、当該手段に入力されたX
    MLファイルの論理構造を変更し、且つ、該変更された
    論理構造に関連して当該手段に入力されたXSLファイ
    ルにおける書式の指定を書き換えるものであり、 前記タグ名変更処理手段は、当該手段に入力されたXM
    Lファイルに含まれるタグ名を変更し、且つ、該変更さ
    れたタグ名に関連して当該手段に入力されたXSLファ
    イルにおける書式の指定を書き換えるものであり、 前記エレメント順序変更処理手段は、当該手段に入力さ
    れたXMLファイルに含まれるエレメントの表示の順序
    に関連して当該手段に入力されたXSLファイルにおけ
    る記述を変更し、且つ、当該XSLファイルにおける記
    述により許容される範囲で当該XMLファイルにおける
    エレメントの順序を書き換えるものであり、 前記単位変更処理手段は、当該手段に入力されたXML
    ファイルには何らの変更も加えずに、当該手段に入力さ
    れたXSLファイルに含まれる単位及びその単位で示さ
    れる値を変更するものであることを特徴とするデータス
    クランブラー。
  18. 【請求項18】 データを格納するメモリを備え、プロ
    グラムに従う処理を実行するコンピュータに、XML
    (eXtensible Markup Language)ファイル及びXSL
    (eXtensible Stylesheet Language)ファイルからなる
    オリジナルデータファイルのデータスクランブル処理を
    実行させるために、 ダミータグ挿入処理モジュール、論理構造変更処理モジ
    ュール、タグ名変更処理モジュール、エレメント順序変
    更処理モジュール、及び単位変更処理モジュールから、
    選択されたソフトウェアモジュールの組み合わせを有
    し、且つ、当該選択されたソフトウェアモジュールの組
    み合わせを所定の順番に実行させるコンピュータプログ
    ラムを記録してなる、前記コンピュータの読み取り可能
    な記録媒体であって、 前記ダミータグ挿入処理モジュール、論理構造変更処理
    モジュール、タグ名変更処理モジュール、エレメント順
    序変更処理モジュール、及び単位変更処理モジュール
    は、夫々、入出力ファイルをXML及びXSLファイル
    とするものであり、 前記ダミータグ挿入処理モジュールは、当該モジュール
    に入力されたXMLファイルにダミータグを挿入し、且
    つ、当該モジュールに入力されたXSLファイルに当該
    ダミータグに関する書式の指定を追加するものであり、 前記論理構造変更処理モジュールは、当該モジュールに
    入力されたXMLファイルの論理構造を変更し、且つ、
    該変更された論理構造に関連して当該モジュールに入力
    されたXSLファイルにおける書式の指定を書き換える
    ものであり、 前記タグ名変更処理モジュールは、当該モジュールに入
    力されたXMLファイルに含まれるタグ名を変更し、且
    つ、該変更されたタグ名に関連して当該モジュールに入
    力されたXSLファイルにおける書式の指定を書き換え
    るものであり、 前記エレメント順序変更処理モジュールは、当該モジュ
    ールに入力されたXMLファイルには何らの変更も加え
    ずに、当該モジュールに入力されたXSLファイルにお
    けるエレメントの出現順序を変更するものであり、 前記単位変更処理モジュールは、当該モジュールに入力
    されたXMLファイルには何らの変更も加えずに、当該
    モジュールに入力されたXSLファイルに含まれる単位
    及びその単位で示される値を変更するものであることを
    特徴とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 データを格納するメモリを備え、プロ
    グラムに従う処理を実行するコンピュータに、XML
    (eXtensible Markup Language)ファイル及びXSL
    (eXtensible Stylesheet Language)ファイルからなる
    オリジナルデータファイルのデータスクランブル処理を
    実行させるために、 ダミータグ挿入処理モジュール、論理構造変更処理モジ
    ュール、タグ名変更処理モジュール、エレメント順序変
    更処理モジュール、及び単位変更処理モジュールから、
    選択されたソフトウェアモジュールの組み合わせを有
    し、且つ、当該選択されたソフトウェアモジュールの組
    み合わせを所定の順番に実行させるコンピュータプログ
    ラムを記録してなる、前記コンピュータの読み取り可能
    な記録媒体であって、 前記ダミータグ挿入処理モジュール、論理構造変更処理
    モジュール、タグ名変更処理モジュール、エレメント順
    序変更処理モジュール、及び単位変更処理モジュール
    は、夫々、入出力ファイルをXML及びXSLファイル
    とするものであり、 前記ダミータグ挿入処理モジュールは、当該モジュール
    に入力されたXMLファイルにダミータグを挿入し、且
    つ、当該モジュールに入力されたXSLファイルに当該
    ダミータグに関する書式の指定を追加するものであり、 前記論理構造変更処理モジュールは、当該モジュールに
    入力されたXMLファイルの論理構造を変更し、且つ、
    該変更された論理構造に関連して当該モジュールに入力
    されたXSLファイルにおける書式の指定を書き換える
    ものであり、 前記タグ名変更処理モジュールは、当該モジュールに入
    力されたXMLファイルに含まれるタグ名を変更し、且
    つ、該変更されたタグ名に関連して当該モジュールに入
    力されたXSLファイルにおける書式の指定を書き換え
    るものであり、 前記エレメント順序変更処理モジュールは、当該モジュ
    ールに入力されたXMLファイルに含まれるエレメント
    の表示の順序に関連して当該モジュールに入力されたX
    SLファイルにおける記述を変更し、且つ、当該XSL
    ファイルにおける記述により許容される範囲で当該XM
    Lファイルにおけるエレメントの順序を書き換えるもの
    であり、 前記単位変更処理モジュールは、当該モジュールに入力
    されたXMLファイルには何らの変更も加えずに、当該
    モジュールに入力されたXSLファイルに含まれる単位
    及びその単位で示される値を変更するものであることを
    特徴とする記録媒体。
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