JP2001121896A - ステンドグラスパネル用支持具及びステンドグラスパネル付衝立及びその製造方法 - Google Patents

ステンドグラスパネル用支持具及びステンドグラスパネル付衝立及びその製造方法

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JP2001121896A
JP2001121896A JP34090199A JP34090199A JP2001121896A JP 2001121896 A JP2001121896 A JP 2001121896A JP 34090199 A JP34090199 A JP 34090199A JP 34090199 A JP34090199 A JP 34090199A JP 2001121896 A JP2001121896 A JP 2001121896A
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JP
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glass panel
stained glass
screen
shaped support
stained
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JP34090199A
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English (en)
Inventor
Sho Wada
艟 和田
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STAINED GLASS KOBO ANONE KK
Original Assignee
STAINED GLASS KOBO ANONE KK
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Abstract

(57)【要約】 [課題] 、ステンドグラスパネルを確実に支持・固定
するステンドグラスパネル用支持具を提供すると共に、
板の反りや振動にもステンドグラスパネルが割れること
のないステンドグラスパネル付衝立及び製造方法を提供
する。 [解決手段] コの字型の支持具本体内の底面に、ステ
ンドグラスパネルの垂直方向の荷重を受けるためのセッ
ティングブロックを設けると共に、コの字型の支持具本
体内の側面に、ステンドグラスパネルの横方向の荷重を
受けるためのクッション材を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステンドグラス
パネルを支持するステンドグラスパネル用支持具と、ス
テンドグラスパネルを取り付けたステンドグラスパネル
付衝立及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、衝立等の溝にステンドグラスパネ
ルを取り付ける場合、図11に示すように衝立Tの溝M
の底面にゴム製のセッティングブロックSBを設け、そ
の上方よりステンドグラスパネルSPを挿入した後、溝
MとステンドグラスパネルSPの間に発泡スチロール製
のクッション材Kを挿入する。その後、溝Mの上部にシ
リコーン製のコーキング剤Cを埋め込み支持・固定して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の場合、衝
立は通常一枚物の板で加工されており、特にケヤキが高
級品とされている。しかしながら、一枚板はどうしても
長期間使用した場合、反りが発生してしまい、最悪の場
合において、ステンドグラスパネルSPの外周が溝Tに
当接し変形してしまい、割れることがある。また、ステ
ンドグラスパネル付衝立を運送する場合においても、従
来例では運送中の振動を完全に吸収できないため、割れ
ることがしばしば発生しているのが現状である。
【0004】この発明は、上記の問題点に鑑みなされた
ものであって、その目的は、ステンドグラスパネルを確
実に支持・固定するステンドグラスパネル用支持具を提
供すると共に、板の反りや振動にもステンドグラスパネ
ルが割れることのないステンドグラスパネル付衝立及び
製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、コの字型の支持具本体内の底面に、ステ
ンドグラスパネルの垂直方向の荷重を受けるためのセッ
ティングブロックを設けると共に、コの字型の支持具本
体内の側面に、ステンドグラスパネルの横方向の荷重を
受けるためのクッション材を設けてなるステンドグラス
パネル用支持具。また、上記コの字型の支持具本体内の
底面に、ビス等を取り付けるための取付孔を設けてなる
ステンドグラスパネル用支持具。さらに、上記コの字型
の支持具本体内の外周適所に緩衝材を設けてなるステン
ドグラスパネル用支持具。またさらに、衝立の溝内に、
上記ステンドグラスパネル用支持具をビス止めした後、
ステンドグラスパネルをステンドグラスパネル用支持具
内に挿入し、コーキング剤にて溝を埋め込んでステンド
グラスパネル付衝立を形成している。加えて、衝立の溝
内に、緩衝材を固着し、その中に取付孔を設けたコの字
型の支持具本体を入れ、取付孔よりビスを螺入して固定
し、コの字型の支持具本体内の底面にセッティングブロ
ックを固着した後、ステンドグラスパネルを挿入し、ス
テンドグラスパネルとコの字型の支持具本体との間にク
ッション材を入れ込み左右のバランスを取った後、溝の
上部をコーキング剤にて仕上げてなる製造方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】1は、ステンドグラスパネル用支
持具である。2は、アルミニウム製等によるコの字型の
支持具本体で、底面にビス等を取り付けるための取付孔
2aを設けてある。3は、上記コの字型の支持具本体2
内の底面に、ステンドグラスパネルの垂直方向の荷重を
受けるためのゴム製による断四角形状のセッティングブ
ロックである。なお、上記取付孔2aの上方にはセッテ
ィングブロック3は設置しないものとする。4は、上記
コの字型の支持具本体2内の両側面に、ステンドグラス
パネルの横方向の荷重を受けるための、発泡スチロール
等による断面円状のクッション材である。
【0007】上記のように構成したステンドグラスパネ
ル用支持具1を使用したステンドグラスパネル付衝立1
1を下記に説明する。このステンドグラスパネル付衝立
11は、一枚板(ケヤキ等)を加工してなる衝立枠11
aや脚部11bの溝11a1内に、上記ステンドグラス
パネル用支持具1を装着するわけであるが、予め溝11
a1の底面及び両側面にゴム製の緩衝材SB1・SB2
・SB3を固着した後、緩衝材SB1の上面にステンド
グラスパネル用支持具1を装着し、取付孔2aよりビス
Bを螺入し、固定する。その後、ステンドグラスパネル
SP1を、セッティングブロック3上に挿入する。この
時、衝立11の脚部11bは外しておき、まず衝立枠1
1a内に挿入し、その後、脚部11bに挿入し、ボルト
BTにて組み立て、最後に溝11a1の上部をシリコー
ン等によるコーキング剤C1にて仕上げるものである。
【0008】つぎに、ステンドグラスパネル付衝立21
の製造方法としては、衝立枠21a(脚部図示せず)の
溝21a1の底面及び両側面にゴム製の緩衝材SB4・
SB5・SB6を固着する。その後、コの字型の支持具
本体22の取付孔22aよりビスB1を螺入し、緩衝材
SB4上に固定する。つぎに、コの字型の支持具本体2
2内の底面にセッティングブロック23を固着し、その
上方よりステンドグラスパネルSP2を挿入し、ステン
ドグラスパネルSP2とコの字型の支持具本体22との
間に発泡スチロール等による断面円状のクッション材2
4を入れ込み左右のバランスを取る。最後に溝21a1
の上部をシリコーン等によるコーキング剤C2にて仕上
げるものである。
【0009】なお、上記ステンドグラスパネル付衝立
は、引き戸やドア等にも応用できるものである。また、
セッティングブロック・クッション材・緩衝材等の大き
さ及び材質は必要に応じて変更すればよい。
【0010】
【発明の効果】1)、ステンドグラスパネル用支持具
は、ステンドグラスパネルを簡単・確実に支持・固定で
きると共に、付加荷重や振動を吸収し、割れを防止でき
る。 2)、ステンドグラスパネル用支持具を使用したステン
ドグラスパネル付衝立は、衝立の板の反りや運送時にお
ける振動においてもステンドグラスパネルが割れること
なく、長期間使用できる。 3)、ステンドグラスパネル付衝立の製造方法において
は、精度よくステンドグラスパネルを組み立てることが
できると共に、必要に応じてセッティングブロックやク
ッション材の数や厚みを変更でき、反りや振動に強く、
ステンドグラスパネルの割れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のステンドグラスパネル用支持具の縦
断正面図。
【図2】この発明のステンドグラスパネル用支持具を使
用したステンドグラスパネル付衝立の要部の断面図。
【図3】この発明のステンドグラスパネル用支持具を使
用したステンドグラスパネル付衝立の正面図。
【図4】この発明のステンドグラスパネル付衝立の製造
における第一工程図。
【図5】この発明のステンドグラスパネル付衝立の製造
における第二工程図。
【図6】この発明のステンドグラスパネル付衝立の製造
における第三工程図。
【図7】この発明のステンドグラスパネル付衝立の製造
における第四工程図。
【図8】この発明のステンドグラスパネル付衝立の製造
における第五工程図。
【図9】この発明のステンドグラスパネル付衝立の製造
における第六工程図。
【図10】この発明のステンドグラスパネル付衝立の製
造における第七工程図。
【図11】従来例を示すステンドグラスパネル付衝立の
要部の断面図。
【符号の説明】
1−−−ステンドグラスパネル用支持具 2−−−支持具本体 3−−−セッティングブロック 4−−−クッション材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コの字型の支持具本体内の底面に、ステ
    ンドグラスパネルの垂直方向の荷重を受けるためのセッ
    ティングブロックを設けると共に、コの字型の支持具本
    体内の側面に、ステンドグラスパネルの横方向の荷重を
    受けるためのクッション材を設けてなることを特徴とす
    るステンドグラスパネル用支持具。
  2. 【請求項2】 上記コの字型の支持具本体内の底面に、
    ビス等を取り付けるための取付孔を設けてなることを特
    徴とする請求項1記載のステンドグラスパネル用支持
    具。
  3. 【請求項3】 上記コの字型の支持具本体内の外周適所
    に緩衝材を設けてなることを特徴とする請求項1又は2
    記載のステンドグラスパネル用支持具。
  4. 【請求項4】 衝立の溝内に、上記ステンドグラスパネ
    ル用支持具をビス止めした後、ステンドグラスパネルを
    ステンドグラスパネル用支持具内に挿入し、コーキング
    剤にて溝を埋め込んでなることを特徴とするステンドグ
    ラスパネル付衝立。
  5. 【請求項5】 衝立の溝内に、緩衝材を固着し、その中
    に取付孔を設けたコの字型の支持具本体を入れ、取付孔
    よりビスを螺入して固定し、コの字型の支持具本体内の
    底面にセッティングブロックを固着した後、ステンドグ
    ラスパネルを挿入し、ステンドグラスパネルとコの字型
    の支持具本体との間にクッション材を入れ込み左右のバ
    ランスを取った後、溝の上部をコーキング剤にて仕上げ
    てなることを特徴とするステンドグラスパネル付衝立の
    製造方法。
JP34090199A 1999-10-25 1999-10-25 ステンドグラスパネル用支持具及びステンドグラスパネル付衝立及びその製造方法 Pending JP2001121896A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005143690A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Kokuyo Co Ltd スクリーン

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