JP2001120607A - 介護用運搬車 - Google Patents
介護用運搬車Info
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- JP2001120607A JP2001120607A JP30933899A JP30933899A JP2001120607A JP 2001120607 A JP2001120607 A JP 2001120607A JP 30933899 A JP30933899 A JP 30933899A JP 30933899 A JP30933899 A JP 30933899A JP 2001120607 A JP2001120607 A JP 2001120607A
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- JP
- Japan
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- heat
- heat conduction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タオル加温収納庫,整理棚,汚れたおしめ,
タオルを入れる布袋または、蓋付きポリバケツ(登録商
標)を手押し台車に載せ、病院や養護施設等のおしめ交
換や、体を拭ったりを巡回介護する介護用運搬車に関
し、巡回介護中は汚れたおしめ、タオルの臭いを消臭
し、周りに出さないような簡単な構造を図る。 【解決手段】 収納ケース14内に蓄電池22を電源と
した光脱臭装置17と、バケツ18を組み合わせ、バケ
ツ18を仕切り板代わりとし、臭いを光脱臭装置17と
の間に対流させる空間を形成したことにより、簡単な構
造の脱臭容器が得られる。
タオルを入れる布袋または、蓋付きポリバケツ(登録商
標)を手押し台車に載せ、病院や養護施設等のおしめ交
換や、体を拭ったりを巡回介護する介護用運搬車に関
し、巡回介護中は汚れたおしめ、タオルの臭いを消臭
し、周りに出さないような簡単な構造を図る。 【解決手段】 収納ケース14内に蓄電池22を電源と
した光脱臭装置17と、バケツ18を組み合わせ、バケ
ツ18を仕切り板代わりとし、臭いを光脱臭装置17と
の間に対流させる空間を形成したことにより、簡単な構
造の脱臭容器が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院や養護施設等
のおしめの交換や、体を拭ったりを巡回介護するために
おしめやタオル等の介護用品を運搬する介護用運搬車に
関するものであり、詳しくは脱臭化及び省力化を図る構
造に関するものである。
のおしめの交換や、体を拭ったりを巡回介護するために
おしめやタオル等の介護用品を運搬する介護用運搬車に
関するものであり、詳しくは脱臭化及び省力化を図る構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、介護用運搬車は、タオル加温収納
庫,整理棚,汚れたおしめ,タオルを入れる布袋また
は、蓋付きポリバケツを手押し台車に載せたものが開発
されている。
庫,整理棚,汚れたおしめ,タオルを入れる布袋また
は、蓋付きポリバケツを手押し台車に載せたものが開発
されている。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した従来の
介護用運搬車の一例について説明する。
介護用運搬車の一例について説明する。
【0004】図7は、従来の介護用運搬車の斜視図であ
る。図7において、1は介護用運搬車本体である。タオ
ル加温収納庫2は、開口部を有した外箱3と、開口部を
有した内箱の間に断熱材が埋設され、内箱の断熱材側に
加温用のヒータを設置、外箱3に開口部を開閉する扉4
を設けてなり、整理棚5の上に配置されている。上面に
開口固定した布袋6と、蓋付きポリバケツ7と、タオル
加温収納庫2とセットした整理棚5を手押し台車8に配
置した構造となっている。
る。図7において、1は介護用運搬車本体である。タオ
ル加温収納庫2は、開口部を有した外箱3と、開口部を
有した内箱の間に断熱材が埋設され、内箱の断熱材側に
加温用のヒータを設置、外箱3に開口部を開閉する扉4
を設けてなり、整理棚5の上に配置されている。上面に
開口固定した布袋6と、蓋付きポリバケツ7と、タオル
加温収納庫2とセットした整理棚5を手押し台車8に配
置した構造となっている。
【0005】以上のように構成された介護用運搬車につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0006】まず、タオル加温収納庫2にタオルを入れ
た時点つまり、介護用運搬車1の集結所で待機中におい
て、電源コンセントから加温用のヒータに通電し、タオ
ルを加温する。手押し台車8を移動する時は電源を切
り、断熱材による保温の状態となる。新しいおしめ等は
整理棚5に載せ、汚れたタオル及びおしめは、布袋6ま
たは、蓋付きポリバケツ7に収納することにより巡回介
護をする。
た時点つまり、介護用運搬車1の集結所で待機中におい
て、電源コンセントから加温用のヒータに通電し、タオ
ルを加温する。手押し台車8を移動する時は電源を切
り、断熱材による保温の状態となる。新しいおしめ等は
整理棚5に載せ、汚れたタオル及びおしめは、布袋6ま
たは、蓋付きポリバケツ7に収納することにより巡回介
護をする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、上面が開口した布袋6と、蓋付きポリバケ
ツ7では汚れたおしめ,タオルの臭いを周りに発散する
ことを防止できないという欠点があった。
来の構成は、上面が開口した布袋6と、蓋付きポリバケ
ツ7では汚れたおしめ,タオルの臭いを周りに発散する
ことを防止できないという欠点があった。
【0008】本発明は従来の課題を解決するもので、巡
回介護中は、汚れたおしめ,タオルの臭いを消臭し周り
に出さないような簡単な構造の介護用運搬車を提供する
ことを目的とする。
回介護中は、汚れたおしめ,タオルの臭いを消臭し周り
に出さないような簡単な構造の介護用運搬車を提供する
ことを目的とする。
【0009】また、上記従来の構成は、介護用運搬車1
の周り特に手押し台車8の4辺の固い部分が突出して、
待機中または、巡回中に、他の介護用運搬車1または、
備品,建物等に損傷を与えるという欠点があった。
の周り特に手押し台車8の4辺の固い部分が突出して、
待機中または、巡回中に、他の介護用運搬車1または、
備品,建物等に損傷を与えるという欠点があった。
【0010】本発明の他の目的は、介護用運搬車の突出
部分による介護用運搬車同士または、備品,建物等への
損傷の防止をするものである。
部分による介護用運搬車同士または、備品,建物等への
損傷の防止をするものである。
【0011】また、上記従来の構成は、タオル加温収納
庫2内のタオルの加温は待機中のみで、介護中は加温さ
れず扉4の開閉により温度が下がって来るという欠点が
あった。
庫2内のタオルの加温は待機中のみで、介護中は加温さ
れず扉4の開閉により温度が下がって来るという欠点が
あった。
【0012】本発明の他の目的は、軽量で、簡単に加熱
できるペルチェ効果を利用した電子素子を、蓄電池を電
源に用いて加温庫内の加熱を行い、介護中タオルの温度
が下がらないようにすると共に、廃熱の冷気が周りに掛
からないよう排出させるものである。
できるペルチェ効果を利用した電子素子を、蓄電池を電
源に用いて加温庫内の加熱を行い、介護中タオルの温度
が下がらないようにすると共に、廃熱の冷気が周りに掛
からないよう排出させるものである。
【0013】また、上記従来の構成は、タオル加温収納
庫2内のタオルは温度が下がると菌が増殖するという欠
点があった。
庫2内のタオルは温度が下がると菌が増殖するという欠
点があった。
【0014】本発明の他の目的は、タオルを加温庫内に
収納しておけば、抗菌できるようにするものである。
収納しておけば、抗菌できるようにするものである。
【0015】また、上記従来の構成は、タオルを出す毎
に、タオル加温収納庫2内の扉4を開閉する手間が掛か
ると共に、タオル加温収納庫2内の空気と外の空気が置
換し、温度が下がるという欠点があった。
に、タオル加温収納庫2内の扉4を開閉する手間が掛か
ると共に、タオル加温収納庫2内の空気と外の空気が置
換し、温度が下がるという欠点があった。
【0016】本発明の他の目的は、加温庫内の温度の低
下を防ぐと共に、タオル出し時の手間を省くものであ
る。
下を防ぐと共に、タオル出し時の手間を省くものであ
る。
【0017】また、上記従来の構成は、タオル加温収納
庫2を加温する加温用のヒータは、断熱材側の内箱面周
囲に貼られ、余分に加熱するという欠点があった。
庫2を加温する加温用のヒータは、断熱材側の内箱面周
囲に貼られ、余分に加熱するという欠点があった。
【0018】本発明の他の目的は、内箱の熱伝導と、空
気の上昇を使って、効率良く加熱するものである。
気の上昇を使って、効率良く加熱するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、収納ケース内に蓄電池を電源とした光脱臭装
置と、バケツとを組み合わせバケツを仕切り板とし対流
空間部を形成し、簡単な構造の脱臭容器としたまた、介
護用運搬車の突出部分に緩衝部材付きバンパーを設けた
としまた、蓄電池を電源に電子素子による加熱とし、廃
熱を操作部カバー、加温庫のユニットケース、収納ケー
ス覆い部材と、電動台車のそれぞれに対流孔を設け排出
としたまた、熱伝導容器と、扉裏板等をステンレスまた
は、アルミ等とし、表面に特殊硬質合金メッキを施した
材料としたまた、扉を着脱可能な蝶番とし、外箱開口部
近辺の上から下に風を対流としたまた、内側熱交換器を
熱伝導容器の下面と、側面で電子素子の半分以上の面が
熱伝導容器の下面より下の位置に、下面,側面の両方ま
たは、いずれか一方を配置としたものである。
本発明は、収納ケース内に蓄電池を電源とした光脱臭装
置と、バケツとを組み合わせバケツを仕切り板とし対流
空間部を形成し、簡単な構造の脱臭容器としたまた、介
護用運搬車の突出部分に緩衝部材付きバンパーを設けた
としまた、蓄電池を電源に電子素子による加熱とし、廃
熱を操作部カバー、加温庫のユニットケース、収納ケー
ス覆い部材と、電動台車のそれぞれに対流孔を設け排出
としたまた、熱伝導容器と、扉裏板等をステンレスまた
は、アルミ等とし、表面に特殊硬質合金メッキを施した
材料としたまた、扉を着脱可能な蝶番とし、外箱開口部
近辺の上から下に風を対流としたまた、内側熱交換器を
熱伝導容器の下面と、側面で電子素子の半分以上の面が
熱伝導容器の下面より下の位置に、下面,側面の両方ま
たは、いずれか一方を配置としたものである。
【0020】これにより、汚れたおしめ,タオルの臭い
を消臭し周りに出さないようあ簡単な構造とできまた、
介護用運搬車同士または備品,建物への損傷を防ぐ事が
できまた、介護中タオルの温度が下がらないようにでき
ると共に、廃熱の冷風が周りにかからないよう排出させ
ることができまた、タオルを加温庫内に収納しておけば
抗菌ができまた、タオル出し時加温庫内の温度の低下を
防ぎながら、タオル出しの手間を省くことができまた、
加温庫内を効率良く加熱することができる。
を消臭し周りに出さないようあ簡単な構造とできまた、
介護用運搬車同士または備品,建物への損傷を防ぐ事が
できまた、介護中タオルの温度が下がらないようにでき
ると共に、廃熱の冷風が周りにかからないよう排出させ
ることができまた、タオルを加温庫内に収納しておけば
抗菌ができまた、タオル出し時加温庫内の温度の低下を
防ぎながら、タオル出しの手間を省くことができまた、
加温庫内を効率良く加熱することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、開口部を開閉する扉を
有した加温庫と、両側に開口した多段棚と、上面が傾斜
し開口部を有した収納ケース覆い部材と、収納ケース覆
い部材の開口部を開閉する蓋と、収納ケース覆い部材内
に斜めに配設された収納ケースと、収納ケース内に設け
られた光脱臭装置と、収納ケース内に収められたバケツ
と、バケツの入口に設けたガイダーと、モータと連結し
た電動台車と、蓄電池と、電動台車の操作部カバーと、
電動台車の周りに突出したバンパーとからなり、前記収
納ケースをバケツと、光脱臭装置と、蓋と、組み合わせ
対流空間部を設けたとしたものである。
有した加温庫と、両側に開口した多段棚と、上面が傾斜
し開口部を有した収納ケース覆い部材と、収納ケース覆
い部材の開口部を開閉する蓋と、収納ケース覆い部材内
に斜めに配設された収納ケースと、収納ケース内に設け
られた光脱臭装置と、収納ケース内に収められたバケツ
と、バケツの入口に設けたガイダーと、モータと連結し
た電動台車と、蓄電池と、電動台車の操作部カバーと、
電動台車の周りに突出したバンパーとからなり、前記収
納ケースをバケツと、光脱臭装置と、蓋と、組み合わせ
対流空間部を設けたとしたものである。
【0022】そして、収納ケース内に光脱臭装置とバケ
ツを組み合わせ脱臭容器としたことにより、汚れたおし
め,タオル等の臭いを消臭し周りに出さないような簡単
な構造にできることとなる。
ツを組み合わせ脱臭容器としたことにより、汚れたおし
め,タオル等の臭いを消臭し周りに出さないような簡単
な構造にできることとなる。
【0023】また、さらに、バンパーは、電動台車の周
り4辺から突出したスカート部と、緩衝部材とを備えた
ものである。
り4辺から突出したスカート部と、緩衝部材とを備えた
ものである。
【0024】そして、介護用運搬車の突出部分に緩衝部
材を設けたことにより、介護用運搬車同士または、備
品,建物への損傷を防ぐこととなる。
材を設けたことにより、介護用運搬車同士または、備
品,建物への損傷を防ぐこととなる。
【0025】また、加温庫は、開口部を有した外箱と、
外箱開口部を開閉する扉と、外箱の内部に配設された開
口部を有した熱伝導容器と、外箱と熱伝導容器の空間に
埋設された断熱材と、熱伝導容器を加熱する内側熱交換
器と、外箱の下部に有したユニットケースと、ユニット
ケース内は外側熱交換器と、ファンと、制御部品と、ポ
ンプと、電動台車に載置した蓄電池と、枠組の多段棚と
からなり、ユニットケースに空気取り入れ孔と、吐出孔
とを設け、さらに、操作部カバーに空気吸い込み孔と、
収納ケース覆い部材と電動台車にはそれぞれ排出孔を設
けたものである。
外箱開口部を開閉する扉と、外箱の内部に配設された開
口部を有した熱伝導容器と、外箱と熱伝導容器の空間に
埋設された断熱材と、熱伝導容器を加熱する内側熱交換
器と、外箱の下部に有したユニットケースと、ユニット
ケース内は外側熱交換器と、ファンと、制御部品と、ポ
ンプと、電動台車に載置した蓄電池と、枠組の多段棚と
からなり、ユニットケースに空気取り入れ孔と、吐出孔
とを設け、さらに、操作部カバーに空気吸い込み孔と、
収納ケース覆い部材と電動台車にはそれぞれ排出孔を設
けたものである。
【0026】そして、蓄電池を電源に電子素子による加
熱とし、廃熱は操作部カバー、加温庫のユニットケー
ス、収納ケース覆い部材と、電動台車のそれぞれに対流
孔を設けたことにより、介護中タオルの温度が下がらな
いようにできると共に、廃熱の冷風が周りに掛からない
ように排出させることとなる。
熱とし、廃熱は操作部カバー、加温庫のユニットケー
ス、収納ケース覆い部材と、電動台車のそれぞれに対流
孔を設けたことにより、介護中タオルの温度が下がらな
いようにできると共に、廃熱の冷風が周りに掛からない
ように排出させることとなる。
【0027】また、熱伝導容器と、扉裏板等は、ステン
レスまたはアルミ等とからなり、表面に特殊硬質合金メ
ッキを施した材料としたものである。
レスまたはアルミ等とからなり、表面に特殊硬質合金メ
ッキを施した材料としたものである。
【0028】そして、熱伝導容器と扉裏板等を、ステン
レスまたはアルミ等とし、表面に特殊硬質合金メッキを
施した材料としたことにより、タオル加温庫内に収納し
ておけば抗菌ができることとなる。
レスまたはアルミ等とし、表面に特殊硬質合金メッキを
施した材料としたことにより、タオル加温庫内に収納し
ておけば抗菌ができることとなる。
【0029】また、加温庫は、扉を着脱可能な蝶番と、
モータ駆動の送風ファンと、熱伝導容器開口部近辺上部
の空気出口孔と、下部の空気入口孔と、断熱材内のダク
トとからなり、送風ファンの風を熱伝導容器の開口部近
辺の上から下に噴出、対流したとしたものである。
モータ駆動の送風ファンと、熱伝導容器開口部近辺上部
の空気出口孔と、下部の空気入口孔と、断熱材内のダク
トとからなり、送風ファンの風を熱伝導容器の開口部近
辺の上から下に噴出、対流したとしたものである。
【0030】そして、扉を着脱可能な蝶番とし、外箱開
口部近辺の上から下に風を噴出、対流したことにより、
タオル出し時加温庫の温度の低下を防ぎながら、タオル
出しの手間を省くこととなる。
口部近辺の上から下に風を噴出、対流したことにより、
タオル出し時加温庫の温度の低下を防ぎながら、タオル
出しの手間を省くこととなる。
【0031】また、熱伝導容器は、断熱材側に電子素子
を内蔵した内側熱交換器とからなり、内側熱交換器を熱
伝導容器の下面また、側面で電子素子の半分以上の面を
熱伝導容器の下面より下の位置に、下面,側面の両方ま
たは、いずれか一方を設置としたものである。
を内蔵した内側熱交換器とからなり、内側熱交換器を熱
伝導容器の下面また、側面で電子素子の半分以上の面を
熱伝導容器の下面より下の位置に、下面,側面の両方ま
たは、いずれか一方を設置としたものである。
【0032】そして、内側熱交換器を熱伝導容器の下面
と、側面で電子素子の半分以上の面が熱伝導容器の下面
より下の位置に、下面,側面の両方または、いずれか一
方を配置としたことにより加温庫を効率良く加熱するこ
ととなる。
と、側面で電子素子の半分以上の面が熱伝導容器の下面
より下の位置に、下面,側面の両方または、いずれか一
方を配置としたことにより加温庫を効率良く加熱するこ
ととなる。
【0033】
【実施例】以下、本発明による介護用運搬車の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0034】なお、従来と同一構成については、同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
号を付して詳細な説明を省略する。
【0035】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる介護用運搬車の本体斜視図である。図2は、同実施
例の介護用運搬車の断面図である。
よる介護用運搬車の本体斜視図である。図2は、同実施
例の介護用運搬車の断面図である。
【0036】図1,図2において、9は介護用運搬車本
体で、開口部を開閉する断熱材入りの扉10を有した加
温庫11と、上部に加温庫11を載せ両側に開口した多
段棚12と、上面が傾斜し開口部13を有した収納ケー
ス覆い部材15と、収納ケース覆い部材15の開口部1
3を開閉する蓋16と、収納ケース14内に設けられた
光脱臭装置17と、収納ケース14内に納められたバケ
ツ18と、バケツ18の入口外周を覆うガイダー19
と、駆動用モータ20と連結した電動台車21と、蓄電
池22と、電動台車21の操作部カバー23と、電動台
車21の周りに突出したバンパー24とを備えている。
電動台車21の周りにバンパー24を取り付け、電動台
車21の上に操作ハンドル部25に孔を有した操作部カ
バー23を、また多段棚12とその上に加温庫11を載
せ、そして蓄電池22と、さらに、収納ケース14と、
バケツ18と、光脱臭装置17と、蓋16と、ガイダー
19と、収納ケース覆い部材15とを組み合わせて載置
されている。
体で、開口部を開閉する断熱材入りの扉10を有した加
温庫11と、上部に加温庫11を載せ両側に開口した多
段棚12と、上面が傾斜し開口部13を有した収納ケー
ス覆い部材15と、収納ケース覆い部材15の開口部1
3を開閉する蓋16と、収納ケース14内に設けられた
光脱臭装置17と、収納ケース14内に納められたバケ
ツ18と、バケツ18の入口外周を覆うガイダー19
と、駆動用モータ20と連結した電動台車21と、蓄電
池22と、電動台車21の操作部カバー23と、電動台
車21の周りに突出したバンパー24とを備えている。
電動台車21の周りにバンパー24を取り付け、電動台
車21の上に操作ハンドル部25に孔を有した操作部カ
バー23を、また多段棚12とその上に加温庫11を載
せ、そして蓄電池22と、さらに、収納ケース14と、
バケツ18と、光脱臭装置17と、蓋16と、ガイダー
19と、収納ケース覆い部材15とを組み合わせて載置
されている。
【0037】加温庫11は、両側に開口部を有した外箱
26と、外箱26と熱伝導容器27との間には、断熱材
28が埋設されている。熱伝導容器27はアルミニュウ
ムまたは、ステンレス材料等の熱伝導率の高い材料で形
成されている。熱伝導容器27には、内側熱交換器30
を断熱材28側面に固着され、内側熱交換器30内にペ
ルチェ効果を利用できる電子素子31と、電子素子31
の一端面を熱伝導容器27の一外側面に直接接触させた
ものと、熱伝導板32を介して接触させ内蔵している。
外箱26の下部には外側熱交換器29と、モータで駆動
するファン33と、制御部品34と、内側熱交換器30
内の電子素子31の熱を、外側熱交換器29とやり取り
する熱媒体のブラインを循環させるポンプ35とを納め
たユニットケース36からなっている。
26と、外箱26と熱伝導容器27との間には、断熱材
28が埋設されている。熱伝導容器27はアルミニュウ
ムまたは、ステンレス材料等の熱伝導率の高い材料で形
成されている。熱伝導容器27には、内側熱交換器30
を断熱材28側面に固着され、内側熱交換器30内にペ
ルチェ効果を利用できる電子素子31と、電子素子31
の一端面を熱伝導容器27の一外側面に直接接触させた
ものと、熱伝導板32を介して接触させ内蔵している。
外箱26の下部には外側熱交換器29と、モータで駆動
するファン33と、制御部品34と、内側熱交換器30
内の電子素子31の熱を、外側熱交換器29とやり取り
する熱媒体のブラインを循環させるポンプ35とを納め
たユニットケース36からなっている。
【0038】電子素子31は、電流を流すと、一端面が
冷却反対端面は加熱するようになっている。
冷却反対端面は加熱するようになっている。
【0039】蓄電池22は、直流12Vで、加温庫11
の内側熱交換器30内の電子素子31と、外側熱交換器
29の廃熱用のファン33および、収納ケース14内の
光脱臭装置17の電源となり、待機中は、交流100V
より変換して充電するもので、収納ケース覆い部材15
内の電動台車21に載置されている。
の内側熱交換器30内の電子素子31と、外側熱交換器
29の廃熱用のファン33および、収納ケース14内の
光脱臭装置17の電源となり、待機中は、交流100V
より変換して充電するもので、収納ケース覆い部材15
内の電動台車21に載置されている。
【0040】収納ケース覆い部材15は、プラスチック
ス等により形成されており、上面が傾斜した開口部13
に、蓄電池22を電源とした、光脱臭装置17を底部に
取り付けた収納ケース14を挿入設置し、収納ケース1
4内の内面には、対流孔37付きのホルダー39を設
け、底部の光脱臭装置17の上部に、受け板40を形成
しており、汚れたタオルとおしめ38等を入れるバケツ
18を、ホルダー39と受け板40部分で受け、外周に
空間を設け設置されている。さらにバケツ18の入口と
収納ケース14の上部と、収納ケース覆い部材15の開
口部13を、覆う形でガイダー19が嵌められ、対流孔
37付きのガイダー19の上部に、開閉する蓋16を、
収納ケース覆い部材15に取り付けられ、対流空間部4
1を形成されている。
ス等により形成されており、上面が傾斜した開口部13
に、蓄電池22を電源とした、光脱臭装置17を底部に
取り付けた収納ケース14を挿入設置し、収納ケース1
4内の内面には、対流孔37付きのホルダー39を設
け、底部の光脱臭装置17の上部に、受け板40を形成
しており、汚れたタオルとおしめ38等を入れるバケツ
18を、ホルダー39と受け板40部分で受け、外周に
空間を設け設置されている。さらにバケツ18の入口と
収納ケース14の上部と、収納ケース覆い部材15の開
口部13を、覆う形でガイダー19が嵌められ、対流孔
37付きのガイダー19の上部に、開閉する蓋16を、
収納ケース覆い部材15に取り付けられ、対流空間部4
1を形成されている。
【0041】光脱臭装置17は、波長365nmの紫外
線を出す紫外線ランプと、ハニカム状の孔を有し、吸着
材と結着材を混ぜ焼き付けたセラミック板と、ファンと
により、セラミック板に付着したアンモニア等の臭いの
分子を、紫外線により分解するもので、ファンにより臭
い源と、セラミック板と、紫外線ランプ部を対流させる
ようになっている。
線を出す紫外線ランプと、ハニカム状の孔を有し、吸着
材と結着材を混ぜ焼き付けたセラミック板と、ファンと
により、セラミック板に付着したアンモニア等の臭いの
分子を、紫外線により分解するもので、ファンにより臭
い源と、セラミック板と、紫外線ランプ部を対流させる
ようになっている。
【0042】電動台車21は、積載している蓄電池22
を電源として、操作ハンドル部25で操作し、動力源の
駆動用モータ20で自在に動かせるようになっている。
を電源として、操作ハンドル部25で操作し、動力源の
駆動用モータ20で自在に動かせるようになっている。
【0043】以上のように構成された介護用運搬車につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【0044】まず、収納ケース14と、バケツ18と、
光脱臭装置17と、蓋16とを、空間部41を設け組み
合わされた場合は、バケツ18内の汚れたタオルとおし
め38等の臭いは、蓋16の傾斜上部まで上昇し、光脱
臭装置17のファンにより、ガイダー19に設けた対流
孔37と、収納ケース14内のホルダー39の対流孔3
7より、収納ケース14とバケツ18の空間部41を対
流し、光脱臭装置17を通過時臭いを消臭し、空間部4
1より、バケツ18上部へと対流する。
光脱臭装置17と、蓋16とを、空間部41を設け組み
合わされた場合は、バケツ18内の汚れたタオルとおし
め38等の臭いは、蓋16の傾斜上部まで上昇し、光脱
臭装置17のファンにより、ガイダー19に設けた対流
孔37と、収納ケース14内のホルダー39の対流孔3
7より、収納ケース14とバケツ18の空間部41を対
流し、光脱臭装置17を通過時臭いを消臭し、空間部4
1より、バケツ18上部へと対流する。
【0045】以上のように本実施例の介護用運搬車は、
収納ケース覆い部材15上面傾斜部の開口部13に、蓋
16と、収納ケース14と、ガイダー19を、収納ケー
ス14内の底部には光脱臭装置17と、受け板40と、
上部に対流孔37付きのホルダー39と、収納ケース1
4内にバケツ18を配設されたことから構成され、汚れ
たタオルとおしめ38等を入れるバケツ18を、仕切り
板代わりとしたので、臭いを対流させる空間部41を形
成することができる。
収納ケース覆い部材15上面傾斜部の開口部13に、蓋
16と、収納ケース14と、ガイダー19を、収納ケー
ス14内の底部には光脱臭装置17と、受け板40と、
上部に対流孔37付きのホルダー39と、収納ケース1
4内にバケツ18を配設されたことから構成され、汚れ
たタオルとおしめ38等を入れるバケツ18を、仕切り
板代わりとしたので、臭いを対流させる空間部41を形
成することができる。
【0046】(実施例2)図1は、本発明の実施例2に
よる介護用運搬車の斜視図である。図2は、同実施例
の、介護用運搬車の断面図である。
よる介護用運搬車の斜視図である。図2は、同実施例
の、介護用運搬車の断面図である。
【0047】なお、先の実施例と同一構成については、
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0048】図1,図2において、24はバンパーで、
電動台車21の周り4辺から突出し、さらに、下方に下
がったポリプロピレン等のプラスチックス材のスカート
部42と、スカート部42の外周にゴム等による緩衝部
材43を形成している。
電動台車21の周り4辺から突出し、さらに、下方に下
がったポリプロピレン等のプラスチックス材のスカート
部42と、スカート部42の外周にゴム等による緩衝部
材43を形成している。
【0049】以上のように構成された介護用運搬車につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0050】まず、バンパー24にスカート部42と、
緩衝部材43を設けた場合は、集結所で待機中または、
介護中に介護用運搬車9同士あるいは、備品や建物に追
突または接触すると、スカート部42と緩衝部材43で
介護用運搬車9または、備品,建物への損傷を防止す
る。
緩衝部材43を設けた場合は、集結所で待機中または、
介護中に介護用運搬車9同士あるいは、備品や建物に追
突または接触すると、スカート部42と緩衝部材43で
介護用運搬車9または、備品,建物への損傷を防止す
る。
【0051】以上のように本実施例の介護用運搬車は、
バンパー24は、スカート部42と緩衝部材43とから
構成され、スカート部42を柔軟な樹脂材料としまた、
緩衝部材43を弾性材料としたので、衝撃を吸収でき
る。
バンパー24は、スカート部42と緩衝部材43とから
構成され、スカート部42を柔軟な樹脂材料としまた、
緩衝部材43を弾性材料としたので、衝撃を吸収でき
る。
【0052】(実施例3)図1は、本発明の実施例3に
よる介護用運搬車の斜視図である。図2は、同実施例
の、介護用運搬車の断面図である。
よる介護用運搬車の斜視図である。図2は、同実施例
の、介護用運搬車の断面図である。
【0053】なお、先の実施例と同一構成については、
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0054】図1,図2において、36はユニットケー
スで、介護中は蓄電池22を電源とした加温庫11の下
部個所のユニットケース36内には、外側熱交換器29
と、ファン33、制御部品34、ポンプ35を配置、ユ
ニットケース36の外側熱交換器29側の側面に空気取
り入れ孔44と、ユニットケース36の空気取り入れ孔
44と、反対側面に吐出孔45を設けている。
スで、介護中は蓄電池22を電源とした加温庫11の下
部個所のユニットケース36内には、外側熱交換器29
と、ファン33、制御部品34、ポンプ35を配置、ユ
ニットケース36の外側熱交換器29側の側面に空気取
り入れ孔44と、ユニットケース36の空気取り入れ孔
44と、反対側面に吐出孔45を設けている。
【0055】操作部カバー23は、電動台車21の操作
ハンドル部25に手を掛ける孔を有しさらに、空気吸い
込み孔46を形成している。
ハンドル部25に手を掛ける孔を有しさらに、空気吸い
込み孔46を形成している。
【0056】多段棚12は、各棚を枠組みの各枠の上に
載置し構成している。
載置し構成している。
【0057】収納ケース覆い部材15には、加温庫11
の吐出孔45付近に排出孔47とさらに、上面の開口部
13を開閉する蓋16の蝶番の近くに、排出孔47とま
た、収納ケース覆い部材15内の電動台車21部に、排
出孔47を設けている。
の吐出孔45付近に排出孔47とさらに、上面の開口部
13を開閉する蓋16の蝶番の近くに、排出孔47とま
た、収納ケース覆い部材15内の電動台車21部に、排
出孔47を設けている。
【0058】以上のように構成された介護用運搬車につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0059】まず、電動台車21に蓄電池22と、ユニ
ットケース36に空気取り入れ孔44と、吐出孔45
を、操作部カバー23に空気吸い込み孔46を、収納ケ
ース覆い部材15と電動台車21に排出孔47を設けた
場合は、介護中加温庫11内を加熱し、ユニットケース
36内のファン33が稼働すると、操作部カバー23の
操作ハンドル部25の孔から空気が流入し、操作部カバ
ー23の空気吸い込み孔46、多段棚12の枠間部分、
ユニットケース36の空気取り入れ孔44、ユニットケ
ース36の吐出孔45、多段棚12の枠間部分、収納ケ
ース覆い部材15と電動台車21のそれぞれ排出孔47
からと、介護用運搬車9内を一方向に対流し、ユニット
ケース36内の外側熱交換器29の冷却された熱と、制
御部品34の熱を排出孔47から放出する。
ットケース36に空気取り入れ孔44と、吐出孔45
を、操作部カバー23に空気吸い込み孔46を、収納ケ
ース覆い部材15と電動台車21に排出孔47を設けた
場合は、介護中加温庫11内を加熱し、ユニットケース
36内のファン33が稼働すると、操作部カバー23の
操作ハンドル部25の孔から空気が流入し、操作部カバ
ー23の空気吸い込み孔46、多段棚12の枠間部分、
ユニットケース36の空気取り入れ孔44、ユニットケ
ース36の吐出孔45、多段棚12の枠間部分、収納ケ
ース覆い部材15と電動台車21のそれぞれ排出孔47
からと、介護用運搬車9内を一方向に対流し、ユニット
ケース36内の外側熱交換器29の冷却された熱と、制
御部品34の熱を排出孔47から放出する。
【0060】以上のように本実施例の介護用運搬車は、
介護用運搬車9内に、電動台車21に載置の蓄電池22
と、操作部カバー23の空気吸い込み孔46と、ユニッ
トケース36の空気取り入れ孔44と、ユニットケース
36の吐出孔45と、収納ケース覆い部材15と電動台
車21のそれぞれの排出孔47の順に配設されたことか
ら構成され、蓄電池22を電源として、加温庫11内の
加熱と、介護用運搬車9内を対流させながら、熱の放出
を介護用運搬車9の上部および、下部からとしたので、
介護中タオルを加温しながら、廃熱の冷風による多段棚
の交換用おしめまたは、周りの人への影響を防止でき
る。
介護用運搬車9内に、電動台車21に載置の蓄電池22
と、操作部カバー23の空気吸い込み孔46と、ユニッ
トケース36の空気取り入れ孔44と、ユニットケース
36の吐出孔45と、収納ケース覆い部材15と電動台
車21のそれぞれの排出孔47の順に配設されたことか
ら構成され、蓄電池22を電源として、加温庫11内の
加熱と、介護用運搬車9内を対流させながら、熱の放出
を介護用運搬車9の上部および、下部からとしたので、
介護中タオルを加温しながら、廃熱の冷風による多段棚
の交換用おしめまたは、周りの人への影響を防止でき
る。
【0061】(実施例4)図3は、本発明の実施例4に
よる介護用運搬車の加温庫の断面図である。
よる介護用運搬車の加温庫の断面図である。
【0062】なお、先の実施例と同一構成については、
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0063】図3において、27は熱伝導容器で、ステ
ンレスまたは、アルミ等からなる表面に特殊硬質合金メ
ッキを施した材料としている。また、扉裏板48さら
に、タオル棚49も同様にステンレスまたは、アルミ等
からなり表面に特殊硬質合金メッキを施した材料で形成
している。熱伝導容器27内は、タオル50を収納する
タオル棚49を構成している。
ンレスまたは、アルミ等からなる表面に特殊硬質合金メ
ッキを施した材料としている。また、扉裏板48さら
に、タオル棚49も同様にステンレスまたは、アルミ等
からなり表面に特殊硬質合金メッキを施した材料で形成
している。熱伝導容器27内は、タオル50を収納する
タオル棚49を構成している。
【0064】以上のように構成された介護用運搬車につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0065】まず、熱伝導容器27および、扉裏板48
さらに、タオル棚49の材料をステンレスまたは、アル
ミ等で表面に特殊硬質合金メッキを施した材料とした場
合は、特殊硬質合金メッキ表面の吸着水膜を介して、特
殊硬質合金メッキの抗菌性有効成分がイオン化し、イオ
ンに菌が接触すると死にいたらしめる。湿気があると良
く作用し、熱伝導容器27内の濡れタオルの菌の繁殖を
防止する。
さらに、タオル棚49の材料をステンレスまたは、アル
ミ等で表面に特殊硬質合金メッキを施した材料とした場
合は、特殊硬質合金メッキ表面の吸着水膜を介して、特
殊硬質合金メッキの抗菌性有効成分がイオン化し、イオ
ンに菌が接触すると死にいたらしめる。湿気があると良
く作用し、熱伝導容器27内の濡れタオルの菌の繁殖を
防止する。
【0066】以上のように本実施例の介護用運搬車は、
熱伝導容器27および、扉裏板48さらに、タオル棚4
9を特殊硬質合金メッキを施した材料としたので、菌の
死滅しにくい75℃以下において、加温庫のタオルの抗
菌性を発揮できる。
熱伝導容器27および、扉裏板48さらに、タオル棚4
9を特殊硬質合金メッキを施した材料としたので、菌の
死滅しにくい75℃以下において、加温庫のタオルの抗
菌性を発揮できる。
【0067】(実施例5)図4,図5は、本発明の実施
例5による介護用運搬車の加温庫の断面図である。
例5による介護用運搬車の加温庫の断面図である。
【0068】なお、先の実施例と同一構成については、
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0069】図4,図5において、51は送風ファン
で、加温庫11の熱伝導容器27と断熱材28との間
で、熱伝導容器27の両開口部近辺上部のダクト52内
に埋設している。
で、加温庫11の熱伝導容器27と断熱材28との間
で、熱伝導容器27の両開口部近辺上部のダクト52内
に埋設している。
【0070】ダクト52は、熱伝導容器27の両開口部
近辺の上下,側部3面の熱伝導容器27面に固着され、
ダクト52上部には空気出口孔54また、下部には空気
入口孔55を熱伝導容器27に設けている。
近辺の上下,側部3面の熱伝導容器27面に固着され、
ダクト52上部には空気出口孔54また、下部には空気
入口孔55を熱伝導容器27に設けている。
【0071】両方の開口部を開閉する扉10は、取り外
し可能な蝶番56で外箱26に取り付けられている。
し可能な蝶番56で外箱26に取り付けられている。
【0072】以上のように構成された介護用運搬車につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0073】まず、熱伝導容器27の両開口部近辺の断
熱材28側の上下、側部の3面にダクト52を固着し、
上部ダクト52内に送風ファン51と、熱伝導容器27
の上部にダクト52からの空気出口孔54と、下部にダ
クト52への空気入口孔55を形成し、また、取り外し
可能な蝶番56を両方の扉10毎取り外した場合は、熱
伝導容器27の両開口部近辺上部の空気出口孔54か
ら、送風ファン51により空気を噴出し、下部の空気入
口孔55へ吸入し、下部のダクト52から、側部のダク
ト52、上部のダクト52と空気は対流し、熱伝導容器
27前面のエアカーテンによる熱伝導容器27内の温度
の低下を防止する。
熱材28側の上下、側部の3面にダクト52を固着し、
上部ダクト52内に送風ファン51と、熱伝導容器27
の上部にダクト52からの空気出口孔54と、下部にダ
クト52への空気入口孔55を形成し、また、取り外し
可能な蝶番56を両方の扉10毎取り外した場合は、熱
伝導容器27の両開口部近辺上部の空気出口孔54か
ら、送風ファン51により空気を噴出し、下部の空気入
口孔55へ吸入し、下部のダクト52から、側部のダク
ト52、上部のダクト52と空気は対流し、熱伝導容器
27前面のエアカーテンによる熱伝導容器27内の温度
の低下を防止する。
【0074】以上のように本実施例の介護用運搬車は、
送風ファン51と、加温庫11の熱伝導容器27と、断
熱材28との間の上下,側部のダクト52と、熱伝導容
器27の開口部近辺上部の空気出口孔54と、下部の空
気入口孔55と、取り外し可能な扉10の蝶番56とか
ら構成され、熱伝導容器27の両開口部近辺の上部から
下部に空気を対流させるエアカーテンとしたので、扉を
外しても温度の低下を防ぎながら、内部の出し入れの手
間を省くことができる。
送風ファン51と、加温庫11の熱伝導容器27と、断
熱材28との間の上下,側部のダクト52と、熱伝導容
器27の開口部近辺上部の空気出口孔54と、下部の空
気入口孔55と、取り外し可能な扉10の蝶番56とか
ら構成され、熱伝導容器27の両開口部近辺の上部から
下部に空気を対流させるエアカーテンとしたので、扉を
外しても温度の低下を防ぎながら、内部の出し入れの手
間を省くことができる。
【0075】(実施例6)図6は、本発明の実施例6に
よる介護用運搬車の加温庫の断面図である。
よる介護用運搬車の加温庫の断面図である。
【0076】なお、先の実施例と同一構成については、
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0077】図6において、27は熱伝導容器で、断熱
材28側の下面に電子素子31を内蔵した内側熱交換器
30と、両側面に熱伝導板32を介して、電子素子31
を内蔵した内側熱交換器30を熱伝導容器27の下面よ
り電子素子31の面積の半分以上を出した位置に、下
面,側面の両方または、いずれか一方を配設している。
材28側の下面に電子素子31を内蔵した内側熱交換器
30と、両側面に熱伝導板32を介して、電子素子31
を内蔵した内側熱交換器30を熱伝導容器27の下面よ
り電子素子31の面積の半分以上を出した位置に、下
面,側面の両方または、いずれか一方を配設している。
【0078】内側熱交換器30は、電子素子31の加熱
面を熱伝導容器27にまた、熱伝導板32を介して当接
させまた、反対の冷却面を熱媒体のブラインと接触させ
る部分と、ブラインを循環させる出入口パイプを備え、
断熱材28より外に配管され、ユニットケース36内の
外側熱交換器29と、ポンプ35と連結されている。外
側熱交換器29の熱は、ファン33により、ユニットケ
ース36の空気取り入れ孔44から吐出孔45に放出さ
れる。
面を熱伝導容器27にまた、熱伝導板32を介して当接
させまた、反対の冷却面を熱媒体のブラインと接触させ
る部分と、ブラインを循環させる出入口パイプを備え、
断熱材28より外に配管され、ユニットケース36内の
外側熱交換器29と、ポンプ35と連結されている。外
側熱交換器29の熱は、ファン33により、ユニットケ
ース36の空気取り入れ孔44から吐出孔45に放出さ
れる。
【0079】以上のように構成された介護用運搬車につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0080】まず、電子素子31とポンプ35に電流を
流すと、電子素子31の加熱面が熱伝導容器27を加熱
し、反対の冷却面の熱はブラインに伝熱され、ポンプ3
5にて外側熱交換器29へさらに、ファン33により外
部に放出し、熱伝導容器27内を下面また、側面下部か
らの両方または、いずれか一方から加熱し、熱伝導と空
気の上昇により全体を加熱する。
流すと、電子素子31の加熱面が熱伝導容器27を加熱
し、反対の冷却面の熱はブラインに伝熱され、ポンプ3
5にて外側熱交換器29へさらに、ファン33により外
部に放出し、熱伝導容器27内を下面また、側面下部か
らの両方または、いずれか一方から加熱し、熱伝導と空
気の上昇により全体を加熱する。
【0081】以上のように本実施例の介護用運搬車は、
内側熱交換器30を、熱伝導容器27の下面また、側面
は熱伝導板32を介して、内蔵の電子素子31の面積の
半分以上を、熱伝導容器27の下面より下の位置に、下
面,側面の両方または、いずれか一方としたので、スポ
ットの熱源で効率良く加熱することができる。
内側熱交換器30を、熱伝導容器27の下面また、側面
は熱伝導板32を介して、内蔵の電子素子31の面積の
半分以上を、熱伝導容器27の下面より下の位置に、下
面,側面の両方または、いずれか一方としたので、スポ
ットの熱源で効率良く加熱することができる。
【0082】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、汚れた
おしめ,タオル等を入れるバケツを仕切り板代わりとし
たので、臭いを対流させる空間部を形成することがで
き、その結果、構造の簡単な脱臭容器で脱臭を図る脱臭
化が可能となる。
おしめ,タオル等を入れるバケツを仕切り板代わりとし
たので、臭いを対流させる空間部を形成することがで
き、その結果、構造の簡単な脱臭容器で脱臭を図る脱臭
化が可能となる。
【0083】また、さらに、スカート部を柔軟な樹脂材
料としまた、緩衝材を弾性材料としたので、衝撃を吸収
することができ、その結果、介護用運搬車同士または、
備品,建物への損傷を防ぐことができる。
料としまた、緩衝材を弾性材料としたので、衝撃を吸収
することができ、その結果、介護用運搬車同士または、
備品,建物への損傷を防ぐことができる。
【0084】また、蓄電池を電源として、介護用運搬車
内を対流させながら、熱の放出を介護用運搬車の上部お
よび、下部からとしたので、介護中のタオルの温度を下
げずに、放出した熱による多段棚の交換用おしめまた
は、周りの人への影響を防止でき、その結果、周囲も含
め優しい介護を図ることが可能となる。
内を対流させながら、熱の放出を介護用運搬車の上部お
よび、下部からとしたので、介護中のタオルの温度を下
げずに、放出した熱による多段棚の交換用おしめまた
は、周りの人への影響を防止でき、その結果、周囲も含
め優しい介護を図ることが可能となる。
【0085】また、熱伝導容器および、扉裏板さらに、
タオル棚を特殊硬質合金メッキを施した材料としたの
で、菌の死滅しにくい75℃以下に於いて、加温庫内の
タオルの抗菌性を発揮できる。
タオル棚を特殊硬質合金メッキを施した材料としたの
で、菌の死滅しにくい75℃以下に於いて、加温庫内の
タオルの抗菌性を発揮できる。
【0086】また、熱伝導容器の両開口部近辺の上部か
ら下部に空気を対流させるエアカーテンとしたので、扉
を外しても温度の低下を防ぎながら、扉の開閉による内
部の出し入れの手間を省くことができ、その結果、介護
人の省力化を図ることが可能となる。
ら下部に空気を対流させるエアカーテンとしたので、扉
を外しても温度の低下を防ぎながら、扉の開閉による内
部の出し入れの手間を省くことができ、その結果、介護
人の省力化を図ることが可能となる。
【0087】また、内側熱交換器を熱伝導容器の下面ま
た、側面は熱伝導板を介して、内蔵の電子素子の面積の
半分以上を、熱伝導容器の下面より下の位置に、下面,
側面の両方または、いずれか一方としたので、スポット
熱源で効率良く加熱することができる。
た、側面は熱伝導板を介して、内蔵の電子素子の面積の
半分以上を、熱伝導容器の下面より下の位置に、下面,
側面の両方または、いずれか一方としたので、スポット
熱源で効率良く加熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による介護用運搬車の実施例1の本体斜
視図
視図
【図2】同実施例と本発明による実施例2及び実施例3
の介護用運搬車の断面図
の介護用運搬車の断面図
【図3】本発明による介護用運搬車の実施例4の加温庫
の断面図
の断面図
【図4】本発明による介護用運搬車の実施例5の加温庫
の断面図
の断面図
【図5】同実施例の介護用運搬車の加温庫の断面図
【図6】本発明による介護用運搬車の実施例6の加温庫
の断面図
の断面図
【図7】従来の介護用運搬車の本体斜視図
10 扉 11 加温庫 12 多段棚 13 開口部 14 収納ケース 15 収納ケース覆い部材 16 蓋 17 光脱臭装置 18 バケツ 19 ガイダー 21 電動台車 22 蓄電池 23 操作部カバー 24 バンパー 26 外箱 27 熱伝導容器 28 断熱材 29 外側熱交換器 30 内側熱交換器 31 電子素子 33 ファン 34 制御部品 35 ポンプ 36 ユニットケース 42 スカート部 43 緩衝部材 44 空気取り入れ孔 45 吐出孔 46 空気吸い込み孔 47 排出孔 48 扉裏板 51 送風ファン 52 ダクト 54 空気出口孔 55 空気入口孔 56 蝶番
Claims (6)
- 【請求項1】 開口部を開閉する扉を有した加温庫と、
両側に開口した多段棚と、上面が傾斜し開口部を有した
収納ケース覆い部材と、収納ケース覆い部材の開口部を
開閉する蓋と、収納ケース覆い部材内に斜めに配設され
た収納ケースと、収納ケース内に設けられた光脱臭装置
と、収納ケース内に収められたバケツと、バケツの入口
に設けたガイダーと、モータと連結した電動台車と、蓄
電池と、電動台車の操作部カバーと、電動台車の周りに
突出したバンパーとからなり、前記収納ケースをバケツ
と、光脱臭装置と、蓋と、組み合わせ対流空間部を設け
たとした介護用運搬車。 - 【請求項2】 バンパーは、電動台車の周り4辺から突
出したスカート部と、緩衝部材とを備えた請求項1に記
載の介護用運搬車。 - 【請求項3】 加温庫は、開口部を有した外箱と、外箱
開口部を開閉する扉と、外箱の内部に配設された開口部
を有した熱伝導容器と、外箱と熱伝導容器の空間に埋設
された断熱材と、熱伝導容器を加熱する内側熱交換器
と、外箱の下部に有したユニットケースと、ユニットケ
ース内は外側熱交換器と、ファンと、制御部品と、ポン
プと、電動台車に載置した蓄電池と、枠組の多段棚とか
らなり、ユニットケースに空気取り入れ孔と、吐出孔と
を設け、さらに、操作部カバーに空気吸い込み孔と、収
納ケース覆い部材と電動台車にそれぞれ排出孔を設けた
とした請求項1に記載の介護用運搬車。 - 【請求項4】 熱伝導容器と、扉裏板等は、ステンレス
またはアルミ等とからなり、表面に特殊硬質合金メッキ
を施した材料とした請求項1または3記載の介護用運搬
車。 - 【請求項5】 加温庫は、扉を着脱可能な蝶番と、モー
タ駆動の送風ファンと、熱伝導容器開口部近辺上部の空
気出口孔と、下部の空気入口孔と、断熱材内のダクトか
らなり、送風ファンの風を熱伝導容器の開口部近辺の上
から下に噴出、対流したとした、請求項1または3記載
の介護用運搬車。 - 【請求項6】 熱伝導容器は、断熱材側に電子素子を内
蔵した内側熱交換器とからなり、内側熱交換器を熱伝導
容器の下面また、側面で電子素子の半分以上の面を熱伝
導容器の下面より下の位置に、下面,側面の両方また
は、いずれか一方を設置した請求項1または3記載の介
護用運搬車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30933899A JP2001120607A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 介護用運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30933899A JP2001120607A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 介護用運搬車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001120607A true JP2001120607A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17991817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30933899A Pending JP2001120607A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 介護用運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001120607A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010117119A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Koichi Nakayama | 車両用おしぼり湿潤機能付き温冷蔵庫 |
CN101966112A (zh) * | 2010-09-27 | 2011-02-09 | 冯婷婷 | 医院查房车 |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30933899A patent/JP2001120607A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010117119A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Koichi Nakayama | 車両用おしぼり湿潤機能付き温冷蔵庫 |
CN101966112A (zh) * | 2010-09-27 | 2011-02-09 | 冯婷婷 | 医院查房车 |
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