JP2001120318A - 歩行者用杖 - Google Patents

歩行者用杖

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JP2001120318A
JP2001120318A JP30637199A JP30637199A JP2001120318A JP 2001120318 A JP2001120318 A JP 2001120318A JP 30637199 A JP30637199 A JP 30637199A JP 30637199 A JP30637199 A JP 30637199A JP 2001120318 A JP2001120318 A JP 2001120318A
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JP
Japan
Prior art keywords
cap
shaft
walking stick
pedestrian
cavity
Prior art date
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Pending
Application number
JP30637199A
Other languages
English (en)
Inventor
Miyuki Ishii
幸 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHII SEISAKUSHO
Ishii Seisakusho KK
Original Assignee
ISHII SEISAKUSHO
Ishii Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by ISHII SEISAKUSHO, Ishii Seisakusho KK filed Critical ISHII SEISAKUSHO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップの緩衝機能を高める。 【解決手段】 シャフト1の接地側にシャフト1へ伝達
される接地衝撃を緩衝可能な材料で形成されたキャップ
2が取付けられてなる。キャップ2の内部に空洞部2d
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、歩行者が体を支
える用具として使用する歩行者用杖に係る技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】 従来、歩行者用杖としては、シャフト
の接地側に比較的硬質のゴム材で形成されたキャップが
取付けられてなるものが知られている。
【0003】この従来の歩行者用杖は、キャップを少し
の可撓性という材質的特性を有する比較的硬質のゴム材
で形成することにより、シャフトへ伝達される接地衝撃
を減衰するとともに、地面等との接触による摩耗を防止
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 前述の従来の歩行者
用杖では、キャップに耐摩耗性を備えるために緩衝機能
が充分に得られていないという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、キャップの緩衝機能を高めた歩行者用杖
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前述の課題を解決する
ため、本発明に係る歩行者用杖は、次のような手段を採
用する。
【0007】即ち、請求項1では、シャフトの接地側に
シャフトへ伝達される接地衝撃を緩衝可能な材料で形成
されたキャップが取付けられてなる歩行者用杖におい
て、キャップの内部に空洞部を設けたことを特徴とす
る。
【0008】この手段では、キャップに設けられた機械
的構造の空洞部がエアクッションとして機能するため、
キャップの緩衝機能が高められる。
【0009】また、請求項2では、請求項1の歩行者用
杖において、空洞部はシャフトの軸心線の延長線上に配
置されていることを特徴とする。
【0010】この手段では、空洞部がシャフトと地面等
との間の有効な緩衝位置に配置される。
【0011】また、請求項3では、請求項1または2の
歩行者用杖において、キャップは錐台形のブロック体に
形成され、シャフトはキャップの上半部に挿通固定さ
れ、空洞部はキャップの下半部に設けられていることを
特徴とする。
【0012】この手段では、安定した接地姿勢が得られ
る立体形状に形成されたキャップにシャフトが挿通され
て連結される。
【0013】また、請求項4では、請求項3の歩行者用
杖において、シャフトの挿通先端とキャップとの間に受
座が介装されていることを特徴とする。
【0014】この手段では、空洞部のエアクッションが
受座を介してシャフトに集中する。
【0015】また、請求項5では、請求項4の歩行者用
杖において、シャフトがパイプ形に形成され、受座がリ
ング形に形成され、空洞部がシャフトの内部と連通して
いることを特徴とする。
【0016】この手段では、空洞部のエアクッションの
領域がシャフトの内部にまで拡張される。
【0017】また請求項6では、請求項1〜5の何れか
に記載された歩行者用杖において、キャップの外周にリ
ング状の光部材を装着せしめたことを特徴とする。
【0018】この手段では、光部材によってキャップの
径方向への変形を抑制することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】 以下、本発明に係る歩行者用杖
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】図1,図2は、本発明に係る歩行者用杖の
実施の形態(1)を示すものである。
【0021】この実施の形態では、いわゆるステッキタ
イプからなるものが示されている。
【0022】この実施の形態は、図2に示すように、使
用者の腰から足裏まで程度の長さに軽量金属材でパイプ
形に形成されたシャフト1と、少しの可撓性という材質
的特性を有する比較的硬質のゴム材で形成されシャフト
1の接地側に取付けられたキャップ2と、手で掴むこと
のできる握形状に形成されシャフト1の接地側の反対側
に取付けられた把手3とからなる外観構成を備えてい
る。
【0023】シャフト1は、図1に示すように、下端部
がキャップ2の上半部に挿通され接着材等により固定さ
れてキャップ2と強固に連結されている。なお、シャフ
ト1のキャップ2への挿通先端には、キャップ2に埋込
まれたリング形の受座4が当接している。この受座4
は、可撓性を有しないまたはキャップ2よりも可撓性の
低い金属材,合成樹脂材等からなる材料で形成されてい
る。
【0024】キャップ2は、安定した接地姿勢が得られ
る立体形状である錐台形のブロック体に形成され、下面
(接地面)に滑止溝2aが設けられ、周面上部に環状に
光で交通安全面での注意を喚起する光部材2bが取付け
られ、内部にシャフト1が挿通されるシャフト挿通穴2
cとシャフト挿通穴2cに同軸に連通した空洞部2dと
が設けられている。光部材2bは、光反射材,蓄光材,
発光材等からなる。シャフト挿通穴2c,空洞部2d
は、上面から共通の堀込穴として加工され受座4で上部
側がシャフト挿通穴2,下部側が空洞部2dに区画され
ている。
【0025】この実施の形態によると、キャップ2の材
質から前述の従来例と同等の耐摩耗性が確保される。
【0026】この実施の形態のキャップ2に掛かる接地
衝撃は、キャップ2の材質的特性で1次的に減衰され、
キャップ2の空洞部2dのエアクッション機能により2
次的に減衰される。従って、前述の従来例よりもはるか
に緩衝機能が高くなる。
【0027】特に、キャップ2の空洞部2dとパイプ形
のシャフト1の内部とが連通され、エアクッション機能
を奏する領域が広く確保されているため、緩衝機能が極
めて高くなる。また、受座4がシャフト1に対する空洞
部2dを中心とするキャップ2の変形を抑制し、空洞部
2dがシャフト1の軸心線の延長線上に配置されている
ため、キャップ2の空洞部2dのエアクッションの効果
がシャフト1に集中される。
【0028】図3は、本発明に係る歩行者用杖の実施の
形態(2)を示すものである。
【0029】この実施の形態では、前述の実施の形態
(1)のキャップ2の光部材2bをOリング形として周
面のほぼ中央部に嵌合させてある。
【0030】この実施の形態によると、光部材2bによ
ってキャップ2の径方向への変形を抑制することができ
るため、キャップ2の空洞部2dのエアクッションの効
果をシャフト1に集中させることができる。又光部材2
bをキャップ2に対して着脱交換可能とすることも可能
である。
【0031】図3は、本発明に係る歩行者用杖の実施の
形態(3)を示すものである。
【0032】この実施の形態では、前述の実施の形態
(2)のキャップ2の空洞部2dを独立した球形に形成
してある。
【0033】この実施の形態によると、エアクッション
機能を奏する領域がキャップ2の内部に閉鎖されている
ため、比較的硬めのエアクッションが得られる。
【0034】以上、図示した実施の形態の外に、光部材
2bをキャップ2の周面全体に設けることも可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】 以上のように、本発明に係る歩行者用
杖は、キャップの材質的特性により接地衝撃を減衰する
ことに加えて、キャップに設けられた機械的構造の空洞
部がエアクッションとして機能して接地衝撃を減衰する
ため、キャップの緩衝機能が高められる効果がある。
【0036】さらに、材質的な変更を伴わないため、耐
摩耗性が保持される効果がある。
【0037】さらに、請求項2として、空洞部がシャフ
トの軸心線の延長線上に配置されているため、空洞部2
dのエアクッションの効果がシャフトに集中される効果
がある。
【0038】さらに、請求項3として、安定した接地姿
勢が得られる立体形状に形成されたキャップにシャフト
が挿通されて連結されるため、キャップ,シャフトの連
結が強固で体を支える姿勢が安定する効果がある。
【0039】さらに、請求項4として、受座がシャフト
に対する空洞部を中心とするキャップの変形を抑制する
ため、空洞部のエアクッションの効果がシャフトに集中
される効果がある。
【0040】さらに、請求項5として、空洞部のエアク
ッションの領域がシャフトの内部にまで拡張されるた
め、緩衝機能が極めて高くなる効果がある。
【0041】さらに、請求項6として、キャップの外周
にリング状の光部材を装着したことにより、キャップの
径方向への変形を抑制することができるとともに、キャ
ップの空洞部のエアクッション効果をシャフトに集中さ
せることが可能である。又夜間において光を発生又は反
射するため使用者の保護が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る歩行者用杖の実施の形態(1)
を示す要部の断面図である。
【図2】 図1の全体の正面図である。
【図3】 本発明に係る歩行者用杖の実施の形態(2)
を示す要部の断面図である。。
【図4】 本発明に係る歩行者用杖の実施の形態(3)
を示す要部の断面図である。 。
【符号の説明】
1 シャフト 2 キャップ 2d 空洞部 4 受座 6 光部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトの接地側にシャフトへ伝達され
    る接地衝撃を緩衝可能な材料で形成されたキャップが取
    付けられてなる歩行者用杖において、キャップの内部に
    空洞部を設けたことを特徴とする歩行者用杖。
  2. 【請求項2】 請求項1の歩行者用杖において、空洞部
    はシャフトの軸心線の延長線上に配置されていることを
    特徴とする歩行者用杖。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の歩行者用杖におい
    て、キャップは錐台形のブロック体に形成され、シャフ
    トはキャップの上半部に挿通固定され、空洞部はキャッ
    プの下半部に設けられていることを特徴とする歩行者用
    杖。
  4. 【請求項4】 請求項3の歩行者用杖において、シャフ
    トの挿通先端とキャップとの間に受座が介装されている
    ことを特徴とする歩行者用杖。
  5. 【請求項5】 請求項4の歩行者用杖において、シャフ
    トがパイプ形に形成され、受座がリング形に形成され、
    空洞部がシャフトの内部と連通していることを特徴とす
    る歩行者用杖。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載された歩行
    者用杖において、キャップの外周にリング状の光部材を
    装着せしめたことを特徴とする歩行者用杖。
JP30637199A 1999-10-28 1999-10-28 歩行者用杖 Pending JP2001120318A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537686A (ja) * 2007-09-04 2010-12-09 フレクシーフット リミテッド 歩行補助具
JP2015100680A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 株式会社シナノ 杖用緩衝部材及び杖

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537686A (ja) * 2007-09-04 2010-12-09 フレクシーフット リミテッド 歩行補助具
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