JP2001115996A - 軸流ファン - Google Patents

軸流ファン

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JP2001115996A
JP2001115996A JP29180299A JP29180299A JP2001115996A JP 2001115996 A JP2001115996 A JP 2001115996A JP 29180299 A JP29180299 A JP 29180299A JP 29180299 A JP29180299 A JP 29180299A JP 2001115996 A JP2001115996 A JP 2001115996A
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blade
axial
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air separator
flow
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JP29180299A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Ishimaru
博敏 石丸
Takahiro Nishioka
卓宏 西岡
Teiji Tanaka
定司 田中
Hidetoshi Terasaka
英俊 寺坂
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高性能でかつ、広い作動範囲を有し、低騒音で
あるエアセパレータ付の軸流ファンを提供する。 【解決手段】本発明のエアセパレータ付軸流ファンは、
エアセパレータにおける整流ベーンと動翼の軸方向オー
バラップ長Ioと前記動翼の軸方向コード長の比Io/
Ibを0.15以上0.25以下、さらに、動翼の先端
と整流ベーンの内縁の最大内径位置間距離dと動翼の高
さHとの比d/Hを0.07以上0.13以下とする。 【効果】上記手段により、動翼先端付近の圧力変動と、
整流ベーンとの干渉が少なくなり、性能を維持した状態
で騒音を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低流量域特性を改
善するためのエアセパレータを備えた軸流ファンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】低流量特性改善のためのエアセパレータ
を備えた軸流ファンは、例えば実開平3−87900号
公報に記載されている。
【0003】それによると、ケーシング外周に環状に設
けられ動翼の上流側先端と向かい合って入口を有すると
ともに上流側にも開口し内部に軸方向の複数の整流ベー
ンが設けられた軸流ファンのエアセパレータにおいて、
上記整流ベーンが上記入口まで伸びその内縁が動翼の軸
方向と平行で動翼の回転方向と逆方向の反りを持つ構成
となっている。従って、軸流ファンの流量を絞り込んで
いくに連れて逆流による循環量が多くなり、エアセパレ
ータ入口から入り難くなるが、本エアセパレータの整流
ベーンはエアセパレータ入口において流れを掻き込む作
用が強いために大量の再循環量を阻害せず、動翼の先端
付近に発生する逆流部を発生した直後に直接掻き込むこ
とができるため、軸流ファンの流量を絞り込んでいった
場合に従来のエアセパレータに比べて2倍近く軸流ファ
ンの失速が起きるのが遅くなる改善効果が得られた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のエア
セパレータ付き軸流ファンでは、整流ベーンの内縁位置
がケーシングの内径位置と同じ位置まで伸びている。ま
た、整流ベーン内縁と動翼の外周端との軸方向重なり長
さであるオーバラップ長が長くなっているため、動翼か
らエアセパレータへ流入する流れと整流ベーンとの干渉
及び、動翼の周囲に形成された圧力場と整流ベーンとの
干渉が発生し、騒音の発生原因となる恐れがあった。
【0005】本発明は、このような従来の軸流ファンの
課題を解決するためになされたもので、高性能でかつ広
い作動範囲を有し、かつ低騒音であるエアセパレータ付
きの軸流ファン及びそれに用いられるエアセパレータを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回動可能な回転軸と共に回転するハブ
と、このハブの外周上の円周方向に間隔を置いて設けら
れた複数枚の動翼と、この動翼の下流側に円周方向に間
隔を置いて設けられた複数枚の静翼と、環状の半径方向
突起状に形成されたエアセパレータを有し前記動翼と静
翼とを囲むケーシングを備えた軸流ファンにおいて、前
記エアセパレータは、前記動翼の先端側の流れをこの動
翼の上流側に導く流路を形成する2つの側壁部材と、周
方向に一部が切り欠かれた複数の管状部材を連結し、こ
の各々の管状部材の周方向一端部は前記流路に延在した
整流ベーンと、この整流ベーンを周方向に連結する連結
部材とを有し、その整流ベーンの内縁と上記動翼の外周
端が軸方向に重なっている長さのオーバラップ長をI
o、その動翼の軸方向コード長IbとしたときにIo/
Ibで表される量が0.15以上0.25以内にしたこ
とを特徴とする。
【0007】また、ハブから動翼の先端までの長さを
H、動翼先端から整流ベーンの内縁までの距離をdとし
たときに、d/Hで表される量が0.07以上0.13
以内であることを特徴とする。
【0008】また、整流ベーンの内縁と上記動翼の外周
端が軸方向に重なっている長さのオーバラップ長をI
o、その動翼の軸方向コード長IbとしたときにIo/
Ibで表される量が0.15以上0.25以内にし、か
つハブから動翼の先端までの長さをH、動翼先端から整
流ベーンの内縁までの距離をdとしたときに、d/Hで
表される量が0.07以上0.13以内であることを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0010】図1は、本発明になる軸流ファンの全体を
示した概略図であり、図2は本発明の実施例1に係わる
軸流ファンにおけるエアセパレータ部分の断面斜視図を
示す。また、図3は本発明の実施例1に係わる軸流ファ
ンの要部断面図を示す。但し、破線の整流ベーン入口開
口部13b’、寸法を表すd、Hについては、実施例2
に係わる構造であり、実施例2で説明する。図4は図3
に示すI−I断面図である。
【0011】図1において、ハブ9は回転軸10に固定
されており、ハブ9の外周に周方向に間隔を置いて複数
枚の動翼1が取付けられている。また、電動機(図示せ
ず)に連結された回転軸10が回転することにより、ハ
ブ9に取付けられた動翼1がハブ9と共に回転する。動
翼1の回転により、吸込ケーシング8から吸込んだ空気
は、ケーシング2、吸込側内ケーシング3、ハブ9、静
翼6、内ケーシング17、出口側内ケーシング4により
構成された流路を通過し、ディフューザ7に吐き出され
る。また、上記静翼6は、動翼1により気体に与えられ
た運動エネルギを圧力エネルギに変換するため、動翼1
の下流側に円周方向に間隔を置いて配置されている。動
翼1の外周部には、この動翼1とハブ9と共に気体の流
路を形成するケーシング2が設けられている。ケーシン
グ2の一部は円周方向にリング上に突起しており、エア
セパレータ5を形成している。エアセパレータ5は動翼
1の外周上に設置されている。このように構成された軸
流ファンを支持するために、取付け脚11aから11e
が軸流ファンのケーシング2の下部に複数個取付けられ
ている。
【0012】図2において、エアセパレータ5は、金属
管の周壁の一部を切り欠いて形成した外壁13と側壁1
5で構成され、外壁13を外周上の側壁15の間に環状
に複数個配置し、部材16により、一体に連結し構成し
ている。また、外壁13の一端は、エアセパレータ流路
内に延びており、整流ベーン部13aを構成する。図2
において、動翼1を取り囲むケーシング2の外側に側壁
15によって形成されたエアセパレータ5の流路には、
外壁13の一部で構成される整流ベーン13aがあり、
動翼1の先端付近に設置された部材16により連結され
ている。
【0013】このエアセパレータ5は、図3に示すよう
に、動翼1の上流側から動翼1の軸方向翼長の中央付近
にかけて、エアセパレータ5の流路の入口となる開口部
13bを有し、さらに、動翼1の入口部の上流側に出口
となる開口部13cを有している。そして、整流ベーン
13aは、図3に示すように、入口となる開口部13b
から出口となる開口部13cにかけて設置されている。
そして、エアセパレータ5の流路に流れ込む気流12a
と、出口に向かう気流12bから周方向成分を除去して
軸方向12cへ整流する。なお、気流12bから周方向
成分を効率よく除去するために、整流ベーン13aを含
む外壁13は、図4に示すように、金属管の周壁の一部
を切り欠いて形成した外壁13を、適当なピッチで周方
向に設けられている。
【0014】エアセパレータ5使用時の騒音増加の原因
は、図3に示す動翼1先端付近の流れ場と整流ベーン1
3a間のポテンシャル干渉である。そこで、図3に示す
ように、本実施例1では干渉を少なくするために、その
整流ベーン13aの内縁と上記動翼1の外周端が軸方向
に重なっている長さのオーバラップ長をIo、その動翼
の軸方向コード長Ibとしたときに、Io/Ibで表さ
れる量が0.15以上0.25以内とする。そのように
構成することにより、動翼1と整流ベーン13aの干渉
を軽減して、発生する騒音を低減できる。
【0015】以上の構造では、整流ベーン13aによ
る、エアセパレータ入口開口部13bでの周方向成分の
除去効果を維持しながら、エアセパレータ5により軸流
ファンの作動範囲を拡大し、圧力上昇を維持しつつ、動
翼1と整流ベーン13aの干渉による騒音を低減するこ
とができる。
【0016】騒音の測定結果を図5に示す。図5に示す
グラフのX軸は流量係数φ、Y軸は騒音のオーバーオー
ル値である。また、黒丸印はエアセパレータ無し、白丸
印はIo/Ibが0.25、白三角印はIo/Ibが
0.15の時の騒音測定結果である。
【0017】この図5によれば、Io/Ibを小さくす
ると騒音のオーバオール値が低減できることが分かる。
【0018】図6、図7にIo/Ibが0.6と0.2
5の時の騒音スペクトルをそれぞれ示す。Io/Ibが
0.6の時(図6参照)には、動翼1と整流ベーン13
aの干渉により、回転数×動翼羽根枚数を基本周波数N
zとし、その整数倍の周波数に離散周波数騒音が顕著に
発生している。Io/Ibを0.25に小さくすると、
図7に示すように、離散周波数騒音が低減している。
【0019】図8はIo/Ibに対する騒音のオーバオ
ール値の変化を示す。Io/Ibを0.15以上0.2
5以内にすれば、動翼1と整流ベーン13の干渉による
騒音を低減することができる。
【0020】一方、Io/Ibを0.15以上0.25
以内にしたときの性能実験結果を図9、図10に示す。
図9(グラフのX軸は流量係数,Y軸は圧力係数を示
す。)は、全圧上昇を示す。黒丸印はエアセパレータ無
し、二重丸印はIo/Ibが0.25、半黒丸印はIo
/Ibが0.15の時の実験結果を示す。
【0021】この図9によれば、エアセパレータ無し
(黒丸印)よりも、Io/Ibが0.25(二重丸
印)、0.15(白丸印)の時の方が作動範囲が拡大さ
れることが分かる。また、Io/Ibが0.25(二重
丸印)の時と、Io/Ibが0.15の時では、全圧上
昇の変化はない。
【0022】また、図10(グラフのX軸は流量係数、
Y軸は効率を示す。)は効率を示す。二重丸印はIo/
Ibが0.25,白丸印はIo/Ibが0.15,半黒
丸印はIo/Ibが0.2の時の実験結果を示す。
【0023】この実験結果によればIo/Ibが0.1
5〜0.25の範囲内では、効率の変化はないことが分
かる。
【0024】以上より、Io/Ibを0.15〜0.2
5の範囲内では、軸流ファンの性能を維持したまま、騒
音を低減することができる。
【0025】実施例2は、図3の破線で示すように実施
例1の構造から、さらに整流ベーン入口開口部内縁位置
13b’をケーシング2の内径位置よりも外径側に後退
させたものである。
【0026】これにより、圧力変動を減衰させるための
動翼1と整流ベーン13aの内縁との距離を大きくする
ことができ、整流ベーン入口開口部13b’に発生する
圧力変動を減衰でき、動翼1と整流ベーン13aとの干
渉音を低減することができる。すなわち、実施例2は、
実施例1において、動翼1の先端から整流ベーン13a
の内縁13b’までの距離をd、動翼1の高さをHとし
たとき、d/Hを0.07以上0.13以下にすること
が望ましい。
【0027】騒音の実験結果を図12に示す。図11に
示すグラフのX軸は流量係数φ,Y軸は騒音のオーバー
オール値である。また,黒丸印は、d/Hが0.01、
半黒丸印はd/Hが0.07、白丸印はd/Hが0.1
3の時の騒音実験結果を示す。この実験結果によれば、
d/Hを小さくすると騒音のオーバオール値が低減でき
ることが分かる。また、図12はd/Hに対する騒音の
オーバオール値の変化を示したものである。Io/Ib
を0.07〜0.13の範囲内にすれば、動翼1と整流
ベーン13の干渉による騒音を低減することができる。
【0028】次に、d/Hを0.07〜0.13の範囲
内にしたときの性能実験結果を、図13,図14に示
す。図13(グラフのX軸は流量係数、Y軸は圧力係数
を示す。)は、全圧上昇を示す。黒丸印はエアセパレー
タ無し、半黒丸印はd/Hが0.07、白三角印はd/
Hが0.13の時の実験結果を示す。
【0029】図13によれば、エアセパレータ無し(黒
丸印)よりも、d/Hが0.07(半黒丸印)、0.1
3(白三角印)の時の方が作動範囲が拡大されることが
分かる。また、d/Hが0.07(白丸印)の時と、d
/Hが0.13の時は、全圧上昇の変化はない。また、
図14(グラフのX軸は流量係数、Y軸は効率を示
す。)に効率を示す。黒丸印はエアセパレータ無し、半
黒丸印はd/Hが0.07、白三角印はd/Hが0.1
3の時の実験結果を示す。
【0030】この実験結果によれば、d/Hが0.07
〜0.13の範囲内では、効率の変化はないことが分か
る。
【0031】以上より、Io/Ibを0.15〜0.2
5の範囲内でかつ、d/Hを0.07〜0.13の範囲
内にすることにより、軸流ファンの性能を維持したま
ま、さらに騒音を低減することができる。
【0032】図15は実施例3に係わる図であり、図3
に示すエアセパレータ部整流ベーンのI−I断面図であ
る。実施例3は、図15に示すエアセパレータ部整流ベ
ーン13aにおいて、実施例1でのIo/Ibを0.1
5以上0.25以内にすることによって、騒音を低減す
ることができる。さらに、実施例2でのd/Hを0.0
7以上0.13以内にした場合でも、実施例1、実施例
2と同様、軸流ファンの性能を維持したまま、騒音を低
減することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明のエアセパレータ付軸流ファン
は、エアセパレータにおける整流ベーンと動翼の軸方向
オーバラップ長Ioと前記動翼の軸方向コード長の比I
o/Ibを、0.13〜0.7の範囲内にすることによ
り、動翼先端付近の圧力変動と、整流ベーンとの干渉が
少なくなり、騒音を低減することができる。さらに、d
/Hを0.07〜0.13の範囲にすれば、より一層、
騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる軸流ファンの全体を示した概略
図。
【図2】実施例1に係わる軸流ファンにおけるエアセパ
レータ部分の断面斜視図。
【図3】実施例1、実施例2、実施例3に係わる軸流フ
ァンの要部断面図。
【図4】図3に示すI−I断面図。
【図5】流量係数と騒音のオーバオール値の関係を表す
実験結果。
【図6】騒音のスペクトルを表す実験結果。
【図7】騒音のスペクトルを表す実験結果。
【図8】Io/Ibと騒音低減量の関係を表す図。
【図9】流量係数と全圧上昇の関係を表す実験結果。
【図10】流量係数と効率の関係を表す実験結果。
【図11】流量係数と騒音のオーバオール値の関係を表
す実験結果。
【図12】d/Hと騒音低減量の関係を表す図。
【図13】流量係数と全圧上昇の関係を表す実験結果。
【図14】流量係数と効率の関係を表す実験結果。
【図15】実施例3に係わる図3に示すI−I断面図。
【符号の説明】
1…動翼、2…ケーシング、3…吸込側内ケーシング、
4…吐出側内ケーシング、5…エアセパレータ、6…静
翼、7…ディフューザ、8…吸込みケーシング、9…ハ
ブ、10…回転軸、11a〜11e…取付け脚、12a
〜12c…エアセパレータ内気流流れ、13…外壁、1
3a…整流ベーン、13b…整流ベーン入口開口部、1
3c…整流ベーン出口開口部、14…流入気流、15…
側壁、16…整流ベーン連結部材、17…内ケーシン
グ。
フロントページの続き (72)発明者 田中 定司 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 寺坂 英俊 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦事業所内 Fターム(参考) 3H034 AA02 BB02 BB08 CC07 DD05 DD25 DD28 EE06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動可能な回転軸と共に回転するハブと、
    前記ハブの外周上の円周方向に間隔を置いて設けられた
    複数枚の動翼と、前記動翼の下流側に円周方向に間隔を
    置いて設けられた複数枚の静翼と、環状の半径方向突起
    状に形成されたエアセパレータを有し前記動翼と静翼と
    を囲むケーシングを備えた軸流ファンにおいて、 前記エアセパレータは、前記動翼の先端側の流れをこの
    動翼の上流側に導く流路を形成する2つの側壁部材と、
    周方向に一部が切り欠かれた複数の管状部材を連結し、
    各々の管状部材の周方向一端部は前記流路に延在した整
    流ベーンと、前記整流ベーンを周方向に連結する連結部
    材とを有し、前記整流ベーンの内縁と上記動翼の外周端
    が軸方向に重なっている長さのオーバラップ長をIo、
    その動翼の軸方向コード長IbとしたときにIo/Ib
    で表される量が0.15〜0.25の範囲にしたことを
    特徴とする軸流ファン。
  2. 【請求項2】前記ハブから動翼の先端までの長さをH、
    動翼先端から整流ベーンの内縁までの距離をdとしたと
    きに、d/Hで表される量が0.07〜0.13の範囲
    であることを特徴とする請求項1に記載の軸流ファン。
  3. 【請求項3】回動可能な回転軸と共に回転するハブと、
    このハブの外周上の円周方向に間隔を置いて設けられた
    複数枚の動翼と、この動翼の下流側に円周方向に間隔を
    置いて設けられた複数枚の静翼と、環状の半径方向突起
    状に形成されたエアセパレータを有し前記動翼と静翼と
    を囲むケーシングを備えた軸流ファンにおいて、 前記エアセパレータは、前記動翼の先端側の流れをこの
    動翼の上流側に導く流路を形成する2つの側壁部材と、
    前記側壁部材間を連結する外壁部材と、内縁が動翼の軸
    方向と平行で動翼の回転方向と逆方向の反りを持つ整流
    ベーンと、この整流ベーンを周方向に連結する連結部材
    とを有し、前記整流ベーンの内縁と動翼の外周端が軸方
    向に重なっている長さのオーバラップ長をIo、前記動
    翼の軸方向コード長IbとしたときにIo/Ibで表さ
    れる量が0.15〜0.25の範囲とし、前記ハブから
    動翼の先端までの長さをH、動翼先端から整流ベーンの
    内縁までの距離をdとしたときに、d/Hで表される量
    が0.07〜0.13の範囲であることを特徴とする軸
    流ファン。
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