JP2001115476A - ハンドホール等の蓋固定方法 - Google Patents

ハンドホール等の蓋固定方法

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JP2001115476A
JP2001115476A JP29883099A JP29883099A JP2001115476A JP 2001115476 A JP2001115476 A JP 2001115476A JP 29883099 A JP29883099 A JP 29883099A JP 29883099 A JP29883099 A JP 29883099A JP 2001115476 A JP2001115476 A JP 2001115476A
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JP
Japan
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lid
fixing
bolts
opening
special
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Application number
JP29883099A
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Inventor
Yasuhiro Takahashi
康弘 高橋
Kazuo Watanabe
和夫 渡辺
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のハンドホール等の蓋の固定方法では、
合錠又は合治具を製作することにより、部外者が容易に
蓋を開けることが可能である。部外者が蓋を開けること
が非常に困難な蓋の固定方法を提供すること。 【解決手段】 ハンドホール等の蓋を少なくとも二重蓋
構造とし、外蓋を固定するボルトと内蓋を固定するボル
トとを異種類の特殊ボルトとしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバ線路
等で使用されるハンドホール蓋や電線共同溝の地下施設
入口等に設置されるマンホール蓋の固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドホール、マンホールは路盤に埋設
された円筒形の蓋枠と、この蓋枠の内周に落し込み式に
上から嵌合し、路面部分で前記蓋枠の上面を塞ぐ主に円
形の蓋体(主に鉄蓋)とからなり、蓋体はボルトにより
蓋枠に固定するか、錠の付いた構造が一般的である。ま
た、ボルト固定の場合には、一般工具(ラチェット、モ
ンキースパナー等)で容易にはずすことができない特殊
ボルトも採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の蓋体の固定
方法では、合錠又は合治具を製作することにより容易に
蓋体を開けることが可能である。従って、OTDR(Op
tical time Domain Reflectmeter)法と光ファイバの曲
げ損失を応用した蓋開閉センサとによる監視システム等
を導入しても、警報発生後警官等が急行しても、その間
に光ファイバケーブル切断等の部外者侵入による被害を
受けてしまう恐れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来の
課題を解消するために開発されたものであって、この発
明のハンドホール等の蓋固定方法は、ハンドホール等の
蓋を少なくとも二重蓋構造とし、外蓋を固定するボルト
と内蓋を固定するボルトとを異種類の特殊ボルトとした
ことを特徴とする。
【0005】更に、前記外蓋及び内蓋を、それぞれ複数
種類の特殊ボルトで固定することを特徴とする。
【0006】また、前記外蓋と内蓋の両方又はいずれか
に錠を施して前記特殊ボルトによる固定をされているこ
とを特徴とする。
【0007】更に、少なくとも前記外蓋に蓋開閉センサ
を取付けることを特徴とする。
【0008】上記構成の固定方法とし、蓋開閉センサに
よる監視システムを併用することで、万一外蓋が部外者
により開けられても、内蓋は、外蓋固定の特殊ボルトと
は異なる種類の特殊ボルトで固定されている為、予め全
治具を作ることが不可能なことから開けることが不可能
か、万一開けることが可能となっても、かなりの時間を
必要とする。従って、警報が発令されてから、警官等が
急行すれば、被害を未然に防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図面にしたがって本発明の実施態
様を説明する。図1は本発明の実施態様を説明する説明
図である。図中、20は円筒形の蓋枠、10は上記蓋枠
20の上端部内周に設けられた受枠21に落し込まれ、
路面上に開放する蓋枠20の上面を塞ぐ主に円形の蓋体
(外蓋)を示し、11は下方に設けられた内蓋を示す。
【0010】内蓋11は、ハンドボール本体にアンカー
ボルト23で固定された内蓋用受枠22上に載置して特
殊ボルト13で固定される。尚、特殊ボルト13は3種
類(必要に応じて種類を増やす)の特殊ボルトとし、ネ
ジも逆ネジ(反時計方向で締まる)とする。更に、外蓋
10の固定用ボルト15も3種類(同じく必要に応じて
増やす)の特殊ボルトとし、内蓋11用とは完全に別の
種類とする。尚、内蓋11用の特殊ボルト13は、全線
路に渡り外蓋10の固定に使用しないこととする。
【0011】図1に示す本発明の実施態様では、蓋開閉
センサは外蓋10の開閉監視用の1個とし、施錠及び錠
開閉センサは無しとしている。蓋開閉センサ17には内
蓋用受枠22に施した貫通孔24を通して光配線25さ
れている。
【0012】尚、蓋固定方法は、図1以外に、次の組合
せでも同様の効果が得られる。
【0013】 a)外蓋=錠、内蓋=複数種類の特殊ボルト b)外蓋=錠、内蓋=錠(外蓋とは異なる) c)外蓋=複数種類の特殊ボルト、内蓋=錠 次に、特殊ボルト及び特殊ボルト用開閉治具と施錠構造
の実施例について説明する。図2(イ)は特殊ボルト
を、図2(ロ)は特殊ボルト用開閉治具を示す。この特
殊ボルトは、逆ネジでありボルトの頭は異形である。図
3は施錠構造の一つの例を示し、図4は施錠構造の他の
例を示す。図3において、蓋体10は周縁部に鍵挿通口
101を有すると共に、この鍵挿通口101の下方に、
鍵30の操作で半径方向に進退する錠杆32を備えた錠
装置31を支持する。また、蓋枠20の内周筒壁に上記
錠杆32と対向する閉錠用凹部201が設けられてい
る。錠装置31は扁平で細長い四角の箱錠であって、錠
杆32を進退可能に内蔵し、上面の鍵穴33に鍵30を
差込んで正逆にほぼ120°回すと、錠杆32は箱錠3
1の外に進出したり、箱錠31内に引込む。この箱錠3
1を支持するため、蓋体10の下面には、鍵挿通口10
1の下方に、半径方向に向いたU型支持壁102が設け
てある。また、図4に示す施錠構造は、上記と同様に蓋
体10の周縁部に設けられた鍵挿通口101の下方に、
鍵の操作でピン41に取付けられた先端片側に突起を有
する平板状の錠杆42を90°回転させ、受枠21の内
周面に設けた凸部に嵌合させるものである。尚、43は
鍵挿通口101を塞ぐゴム栓である。
【0014】次に、蓋開閉センサ17の一実施例を図5
に示す。この蓋開閉センサは蓋体10を開いた時、可動
部材55が圧縮バネ57によって上方に移動し、可動部
材55に取付けたローラ53によって光ファイバ51に
曲げを生ぜしめ、その光ファイバの反射損失の変化を検
知してハンドホール等の蓋の開放を検知するものであ
る。
【0015】以上の構成の蓋固定方法は、既設ハンドホ
ールへの適用(改造)及び新設ハンドホールへの適用い
ずれもこだわらない。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、蓋が二重(多重)構造
の為、内蓋の合錠及び合治具が予め製作できない。従っ
て、部外者が内蓋を開けることが非常に困難となる。
【0017】また、特殊ボルト、錠等多数の組合わせが
可能であり、開閉センサを取付けることにより、更に部
外者が蓋を開放することへの安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する説明図である。
【図2】本発明に係わる特殊ボルト及びその特殊ボルト
に使用する治具の一実施例を示す説明図である。
【図3】本発明に係わる施錠構造の実施例を示す要部の
拡大縦断側面図である。
【図4】本発明に係わる施錠構造の他の実施例を示す要
部の拡大縦断側面図である。
【図5】本発明に係わる蓋開閉センサの一実施例を示す
説明図である。
【符号の説明】
10 蓋体(外蓋) 11 蓋体(内蓋) 13 内蓋固定用ボルト 15 外蓋固定用ボルト 17 蓋開閉センサ 20 蓋枠 21 外蓋受枠 22 内蓋受枠 23 内蓋受枠固定用アンカーボルト 24 光配線用貫通孔 25 光配線 30 鍵 31 箱錠 32,42 錠杆 33 鍵穴 51 光ファイバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドホール等の蓋を少なくとも二重蓋
    構造とし、外蓋を固定するボルトと内蓋を固定するボル
    トとを異種類の特殊ボルトとしたことを特徴とするハン
    ドホール等の蓋固定方法。
  2. 【請求項2】 前記外蓋及び内蓋を、それぞれ複数種類
    の特殊ボルトで固定することを特徴とする請求項1記載
    のハンドホール等の蓋固定方法。
  3. 【請求項3】 ハンドホール等の蓋を少なくとも二重蓋
    構造とし、外蓋と内蓋の両方、又はいずれかに錠を施し
    て特殊ボルトにより固定されていることを特徴とするハ
    ンドホール等の蓋固定方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記外蓋に蓋開閉センサを取
    付けることを特徴とする請求項1又は請求項3記載のハ
    ンドホール等の蓋固定方法。
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