JP2001114002A - 新生児用ヘッドパッド - Google Patents

新生児用ヘッドパッド

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JP2001114002A
JP2001114002A JP29830899A JP29830899A JP2001114002A JP 2001114002 A JP2001114002 A JP 2001114002A JP 29830899 A JP29830899 A JP 29830899A JP 29830899 A JP29830899 A JP 29830899A JP 2001114002 A JP2001114002 A JP 2001114002A
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head
pad
infant
protector
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健造 ▲葛▼西
Kenzo Kasai
Fumiko Takashina
文子 高階
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Aprica Kassai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新生児期の赤ちゃんの頭部を適切に保護する
ための新生児用ヘッドパッドを提供する。 【解決手段】 第2頭部パッド5000は、赤ちゃんの
頭部を下方側から保護する底面パッド5001と、赤ち
ゃんの頭部を頭頂部側および側面部側から保護し、赤ち
ゃんの頭部を取囲むように設けられるガードパッド50
02と、赤ちゃんへの光の照射を遮るためのドーム形状
の日除け5003とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、新生児期、乳児
期および幼児期における赤ちゃんの医学的基準に基づい
た、赤ちゃんの頭部を保護する新生児用ヘッドパッドに
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】育児
器具にとって最も重要なことは、年少者に対する安全性
能および快適性能が優れていることである。特に、育児
器具の中でも、自動車内で用いられる自動車用年少者安
全座席は、年少者の体型に応じた適切な状態で、年少者
をサポートすることによる高い安全性能、および、高い
快適性能が要求される。
【0003】ところで、年少者は、新生児、乳児、幼児
および学童へと成長し、その体型は変化する。したがっ
て、自動車用年少者安全座席においてもこの年少者の体
型の変化に応じて、年少者をサポートするための空間を
変化させて、常に年少者の体型に応じた最適な空間を提
供する必要がある。
【0004】また、赤ちゃんの医学的基準に基づけば、
年少者のうち、特に脳の発達が未完成段階の新生児、乳
児にとって脳と首と呼吸とを守ることは大変重要なこと
である。
【0005】したがって、この発明の目的は、年少者、
特に新生児期の赤ちゃんの頭部を適切に保護するための
新生児用ヘッドパッドを提供することにある。
【0006】この発明の他の目的は、新生児期の赤ちゃ
んの頭部を適切に保護するための新生児用ヘッドパッド
を有する新生児用ベッドを提供することにある。
【0007】この発明の他の目的は、新生児期の赤ちゃ
んの頭部を適切に保護するための新生児用ヘッドパッド
を有する新生児用ベッド形態を選択可能な育児器具を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた新生
児用ヘッドパッドは、新生児期の赤ちゃんの頭部を保護
するための新生児用ヘッドパッドであって、赤ちゃんへ
の光の照射を遮るための日除け部材を備えることを特徴
とする。
【0009】これにより、光の刺激に対して敏感な新生
児期の赤ちゃんを適切な状態で保護することが可能にな
る。
【0010】また、好ましい形態としては、当該ヘッド
パッドは、赤ちゃんの頭部を下方側から保護する底面パ
ッドと、赤ちゃんの頭部を頭頂部側および側面部側から
保護するため、赤ちゃんの頭部を取囲むように設けられ
るガードパッドとを有する。
【0011】また、さらに好ましい形態としては、当該
ヘッドパッドの少なくとも赤ちゃんが触れる領域には、
お母さんのおっぱいの感覚と近似する触感を有する材料
が用いられる。
【0012】これにより、脳の発達が未完成段階の新生
児の赤ちゃんの、脳と首と呼吸とを適切な状態で守るこ
とを可能にするとともに、赤ちゃんに対して安心感を与
えることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示すように、年少者は、新
生児、乳児、幼児および学童へと成長し、その体型は変
化する。たとえば、頭の形状の変化、肩幅の変化、腰の
大きさの変化、脚の長さの変化などがあげられる。した
がって、自動車用年少者安全座席においては、年少者を
受入れるためのサポート空間の容量を全体的に変化させ
る必要がある。これにより、常に、年少者の体型に応じ
た最適な空間を提供し、安全性能の向上を図ることが可
能になる。
【0014】自動車用年少者安全座席1の内部空間は、
年少者の身体の部位に対応して、頭部空間1A、肩部空
間1B、腹部空間1Cおよび脚部空間1Dに分類するこ
とができる。したがって、各空間におけるサポート空間
の容量を可変とする構造を実現することにより、全体的
にサポート空間容量を変化させることが可能になる。
【0015】以下、本実施の形態における、自動車用年
少者安全座席によって規定されるサポート空間と年少者
との間に生じる隙間を埋めることにより受入空間を形成
するとともに、年少者の成長に応じて上記受入空間の容
量を可変とする自動車用年少者安全座席について説明す
る。
【0016】まず、図2および図3を参照して、本実施
の形態における自動車用年少者安全座席2000の概略
構成について説明する。自動車用年少者安全座席200
0は、年少者の身体の発育に応じて、図2に示すベッド
状態と、図3に示すように座席状態とを選択することが
できる構成を備えている。
【0017】具体的には、シート本体2と、このシート
本体2を回転可能および後傾可能に支持するベース4と
を備える。シート本体2は、背もたれ部6と、座部8
と、ヘッドレスト10とを備える。シート本体2は、サ
イドガード2a,2bを含み、座部8はアームレスト8
a,8bを含む。
【0018】サイドガード2a,2b部分には、サイド
ガード2a,2bに対してスライドおよび取外し可能な
スリーピングサポート12,14が取付けられている。
【0019】背もたれ部6および座部8には、年少者を
自動車用年少者安全座席2000に固定するための、5
点式安全ベルトが設けられている。この5点式安全ベル
トは、年少者の股部に位置し、上部にバックル17が設
けられる股ベルト16と、腰ベルト18,20と、タン
グプレート19,21と、肩ベルト22,24とを備え
る。
【0020】また、肩ベルト22,24には、年少者の
サポートをより好ましい状態にするための肩ベルトカバ
ー25が設けられている。背もたれ部6には、肩ベルト
22,24の年少者に対する高さ位置を調節するための
肩ベルト通し穴6aが設けられている。
【0021】べース本体4には、足置ステップ26と、
シート本体2の回転動作および後傾動作を制御するため
の調節レバー28とが設けられている。
【0022】ここで、自動車用年少者安全座席2000
において、上述したようにベッド状態を選択することが
できる重要性について説明する。
【0023】赤ちゃんは大人の縮小版と思われがちであ
るが、生きるためのいろいろな機能が未熟で、扱いを間
違えると後々それが後遺症となる場合がある。たとえ
ば、赤ちゃんの頭部は相対的に重く、それを支える首の
筋肉も弱いため、交通事故等のとき体の他の部位よりも
衝撃を受けやすい。
【0024】さらに、脳を保護する頭蓋骨や脳血管は、
構造的、機能的にまだ十分ではない。たとえば、0歳
児、特に6ヵ月頃までの赤ちゃんは、万一立て抱きにし
た場合、上下に軽くあやすのはよいが、前後に強く揺す
ると、時として脳出血を起こして後遺症が出たり、さら
に死亡することさえある。
【0025】また、赤ちゃんはお腹を膨らませて息をす
る腹式呼吸を行なっているため、お腹が膨らむのを妨げ
ないことが大切である。また、健康な赤ちゃんでも鼻が
詰まりやすい上、うつ伏せ寝やお腹を圧迫するような姿
勢で寝かせると酸素欠乏状態になる可能性がある。そう
いった場合、突然に心臓停止が来ることも考えられ。
【0026】このようなことを考えると、6ヵ月までは
お腹を圧迫しない仰向けの姿勢で寝かせてあげることが
重要となる。さらに、動きが活発になる6ヵ月以降も、
上述した生理的な特性がまだまだ残っているので、赤ち
ゃんが眠る場合には、やはり仰向けの姿勢で寝かしてあ
げるのが好ましいといえる。
【0027】したがって、自動車用年少者安全座席20
00、つまりチャイルドシートは、そういった赤ちゃん
の生理的な特性を十分に考え、自動車内における赤ちゃ
んを本当の意味で守るために、赤ちゃんの脳、首および
呼吸を守るために、上述したようにベッド状態を選択可
能にしている。
【0028】ここで、赤ちゃんの命を守るためのチャイ
ルドシートの医学的基準を、発達状況に区別して以下に
示す。このチャイルドシートの医学的基準においては、
1歳未満の赤ちゃんの成長を、<生後すぐ(新生児期)
>、<首がすわる(乳児期)>、<ひとり座りができる
(幼児期)>の3段階に分けている。なお、この3段階
は、ベビーカーに適用されるSG基準に準拠するもので
ある。ただし、<生後すぐ>に関しては、SG基準では
生後2ヶ月までの使用は定められていない。
【0029】 <生後すぐ(新生児期〜、体重2.5kg〜)> ・1日の平均睡眠時間はおよそ18から22時間。
【0030】・頭がぐらぐらし、首はまだすわらない。 ・腰もぐらぐら。
【0031】・頭が重い。(脳の重さだけでも400
g、寸法的にも4分の1) ・頭蓋骨が薄くて軟らかい。
【0032】 ・血管も弱く、強く揺れると脳内出血が起こりやすい。 ・体位によって気道が閉塞される場合がある。
【0033】・お腹を膨らませて息をする腹式呼吸。 ・音/光/振動などの刺激に驚きやすい。
【0034】・股関節が外れやすい。 ・身長、体重の発育が著しい。
【0035】このように新生児期の赤ちゃんに対して
は、新生児用ベッドとして、首を真っ直ぐに支え、呼吸
が楽にでき、お腹を圧迫しない平らなベッドを用い、さ
らに衝突のとき、体、特に頭が揺れないクッション構造
を採用した新生児用パッドを用いる。したがって、図4
に示すように、自動車用年少者安全座席2000を、自
動車の後部座席1000において、ベッド状態にし、進
行方向横向きにして使用することが好ましい。
【0036】<首がすわってから(乳児期(2、3ヵ月
ころ)〜、体重5.5kg〜)> ・1日の平均睡眠時間はおよそ16から20時間。
【0037】・腰はまだぐらぐら。 ・体重に比べて、まだ頭の比重が大きい。
【0038】・頭蓋骨がまだ薄くて軟らかい。 ・血管も弱く、強く揺れると脳内出血が起こりやすい。
【0039】・お腹を膨らませて息をする腹式呼吸。 ・振動の快適さや不快感を徐々に感じる。
【0040】・体、体重の発育が著しい。 このように乳児期の赤ちゃんに対しては、乳児用ベッド
として、衝突した場合でも、重い頭が激しく揺れない、
またはお腹を圧迫しない平らなベッドを用い、さらに、
頭や体が強く揺れず、子供の成長に合わせて調節でき
る、クッション構造を採用した乳児用パッドを用いる。
したがって、図5に示すように、自動車用年少者安全座
席2000を、自動車の後部座席1000において、ベ
ッド状態にし、進行方向横向きにして使用することが好
ましい。
【0041】<ひとり座りができてから(幼児期(6、
7ヵ月ころ)〜、体重7.0kg〜10.0kg未満)
> ・1日の平均睡眠時間はおよそ12から13時間 ・体重に比べて、まだ頭の比重が大きい。
【0042】・頭蓋骨や血管が大人に比べてまだ弱い。 ・体の動きが活発になり、手足の不自由さを嫌がる。
【0043】・振動の快適さや不快感をより感じる。 ・外の景色に興味を持ち始める。
【0044】このように幼児期の赤ちゃんに対しては、
腰がすわるようになっても頭蓋骨や脳血管の未熟性がま
だ残っているため、できるだけ長く乳幼児用ベッドを使
用することが好ましい。また、幼児用シートとして使用
する場合であっても、図6に示すように、自動車用年少
者安全座席2000を、自動車の後部座席1000にお
いて、進行方向後ろ向きにして使用することが好まし
い。
【0045】そこで、上記観点に基づき実施された、本
実施の形態におけるプロテクタ3000の構造について
説明する。このプロテクタ3000は、上記実施の形態
2における自動車用年少者安全座席2000に対して用
いられるものであり、年少者の自動車用年少者安全座席
2000への安全性および快適性を考慮して発明された
もので、赤ちゃんの命を守るためのチャイルドシートの
医学的基準に示される<生後すぐ(新生児期)>、<首
がすわる(乳児期)>、<ひとり座りができる(幼児
期)>の3段階の成長段階に最も適した状態を実現する
ものである。
【0046】まず、図7を参照して、このプロテクタ3
000の構造について説明する。プロテクタ3000
は、自動車用年少者安全座席2000とともに用いるこ
とにより、新生児期の赤ちゃんの体型に適した新生児用
ベッド形態と、乳児期の赤ちゃんの体型に適した乳児用
ベッド形態と、幼児期の赤ちゃんの体型に適した幼児用
シート形態とが選択可能に設けられている。
【0047】このプロテクタ3000は、特に、新生児
用ベッド形態および乳児用ベッド形態における使用状態
において、新生児期および乳児期の赤ちゃんの成長に応
じてその形態を変化させることにより、空間と赤ちゃん
との間に生じる隙間を適切に埋めるための機能を有して
いる。
【0048】より具体的には、赤ちゃんの頭部を下方側
から保護する第1頭部プロテクタ3002と、赤ちゃん
の頭部を頭頂部側および側面部側から保護する第2頭部
プロテクタ3005と、赤ちゃんの胴体部を下方側から
支持する第1胴体部プロテクタ3001と、赤ちゃんの
胴体部を側面側から支持し、第1胴体部プロテクタ30
01の両側に1対設けられる第2胴体部プロテクタとが
一体に設けられている。なお、本実施の形態において
は、第2胴体部プロテクタは、上部第2胴体部プロテク
タ3006,3007と、下部第2胴体部プロテクタ3
008,3009とを含んでいる。
【0049】第1頭部プロテクタ3002と第2頭部プ
ロテクタ3005との境界部分には、後述する第1頭部
パッド4000または第2頭部パッド4000を取付け
るための開口部SL3,SL4,SL5が設けられてい
る。
【0050】第2頭部プロテクタ3005と第1胴体部
プロテクタ3001との境界部分には、左右に開口端を
有するスリットSL1,SL2が設けられ、自動車用年
少者安全座席側に設けられる肩ベルト22,24が、こ
のスリットSL1,SL2を通過する。
【0051】第2頭部プロテクタ3005と上部第2胴
体部プロテクタ3006,3007とは、ホックボタン
A1,A2により着脱可能に設けられており、上部第2
胴体部プロテクタ3006,3007と下部第2胴体部
プロテクタ3008,3009とは、ホックボタンA
3,A4により着脱可能に設けられている。また、上部
第2胴体部プロテクタ3006,3007と下部第2胴
体部プロテクタ3008,3009との連結部分には、
開口部が設けられ、自動車用年少者安全座席側に設けら
れる、腰ベルト18,20がこの開口部を通過する。
【0052】第1胴体部プロテクタ3001には、開口
部3003が設けられ、自動車用年少者安全座席側に設
けられるバックル17が、この開口部3003を通過す
る。また、第1胴体部プロテクタ3001の下端部に
は、起上がり部3001aが設けられ、この起上がり部
3001aを上方に折り曲げることにより、両側に位置
する第2胴体部プロテクタ3008,3009の下端部
と第1胴体部プロテクタの起上がり部3001aとが連
結可能に設けられている。
【0053】次に、図8を参照して、第1頭部プロテク
タ3002および第2頭部プロテクタ3005に、赤ち
ゃんの頭部との隙間を埋めるための第1頭部パッド40
00が取付けられた状態を示す。この第1頭部パッド4
000は、開口部SL3,SL4,SL5を用いて、着
脱可能に設けられている。また、この第1頭部パッド4
000は、赤ちゃんの頭部を下方側から保護する底面パ
ッド4001と、赤ちゃんの頭部を頭頂部側および側面
部側から保護するガードパッド4002とを備える。
【0054】また、第1胴体部プロテクタ3001の下
端部の起上がり部3001aを上方に折り曲げることに
より、両側に位置する第2胴体部プロテクタ3008,
3009の下端部と第1胴体部プロテクタの起上がり部
3001aとがホックボタンA7〜A10により着脱可
能に設けられている。
【0055】また、第2胴体部プロテクタ3008,3
009の側面および起上がり部3001aの裏面側に
は、後述する脚部カバー7000を着脱可能に設けるた
めのホックボタンA5,A6,A11,A12が設けら
れている。
【0056】次に、図9を参照して、第1頭部プロテク
タ3002および第2頭部プロテクタ3005に、赤ち
ゃんの頭部との隙間を埋めるための第2頭部パッド50
00が取付けられた状態を示す。
【0057】この第2頭部パッド5000は、図10お
よび図11に示すように、赤ちゃんの頭部を下方側から
保護する底面パッド5001と、赤ちゃんの頭部を頭頂
部側および側面部側から保護し、赤ちゃんの頭部を取囲
むように設けられるガイドパッド5002と、赤ちゃん
への光の照射を遮るためのドーム形状の日除け5003
とを有する。
【0058】ガードパッド5002の先端部分と、底面
パッド5001との間にはホックボタンA13,A1
4,A15,A16が設けられ、ガイドパッド5002
の間隔が調節可能に設けられている。
【0059】第2頭部パッド5000の詳細な構造を図
11に示す。この図は、図10中X−X’線矢視に対応
する断面図である。底面パッド5001は、赤ちゃんの
頭部側に通気性に富んだ材料からなる表面部材5001
bが設けられ、裏面側にクッション性に富んだ材料から
なる裏面部材5001cが設けられている。裏面部材5
001cには、ベルト5004,5005およびバック
ル5007,5008が設けられ、第1頭部パッド40
00に設けられるスリット(図示省略)を用いて、第2
頭部パッド5000が固定される。
【0060】ガードパッド5002は、通気性に富んだ
表面部材5002aと、芯材5002bとが設けられ、
この芯材5002bには、シリコンの発泡材(10倍発
泡)である連続気泡構造を持つシリコン特殊ゲルが用い
られる。このシリコン特殊ゲルを用いることにより、衝
撃を効果的に吸収するとともに、その触感がお母さんの
おっぱいの感覚に近似しているため、赤ちゃんに安心感
を与えることができる。
【0061】なお、上述した本実施の形態におけるプロ
テクタ3000において、各部について具体的な材質に
ついては言及していないが、少なくとも赤ちゃんが触れ
る領域に、このシリコン特殊ゲルを用いることにより、
衝撃を効果的に吸収するとともに赤ちゃんに安心感を与
えることができる。
【0062】日除け5003は、遮光性を有する部材か
らなる日除け本体5003bと、この日除け本体500
3bのドーム形状を維持し、また意匠上の観点から、縁
部5003aとを有する。
【0063】上記構成からなるプロテクタ3000にお
いて、赤ちゃんの体型に適した形態としては、まず図8
または図9に示す形態が、新生児期または乳児期の赤ち
ゃんの体型に適した新生児用のベッド形態を呈してい
る。赤ちゃんの頭部は、第1頭部パッド4000または
第2頭部パッド5000を用いることにより、自動車用
年少者安全座席2000のサイドガード2a,2bとと
もに少なくとも3重のガードを可能にしている。また、
自動車用年少者安全座席2000に対して、一体的に形
成されている本実施の形態のプロテクタ3000を最も
下側に位置するように配置することで(バックル17と
開口部3003との隙間がW3または新生児の体形に応
じてW2)、赤ちゃんの胴体部の長さに応じて、頭部か
ら股部までの間隔が調節され、赤ちゃんの体型に適した
空間により、赤ちゃんのサポートを可能としている。
【0064】次に、図7に示す状態が、乳児期または幼
児期の赤ちゃんの体型に適した幼児用のベッド形態を呈
している。赤ちゃんの成長にともない、第1頭部パッド
4000または第2頭部パッド5000を取外し、自動
車用年少者安全座席2000に対して、一体的に形成さ
れている本実施の形態のプロテクタ3000を中間に位
置するように配置することで(バックル17と開口部3
003との隙間がW)、赤ちゃんの胴体部の長さに応じ
て、頭部から股部までの間隔が調節され、赤ちゃんの体
型に適した空間により、赤ちゃんのサポートを可能とし
ている。
【0065】次に、図2に示す状態が、幼児期の赤ちゃ
んの体型に適した幼児用のベッド形態を呈している。赤
ちゃんの成長にともない、体型が大きくなった場合に
は、プロテクタ3000を取り外すことにより、赤ちゃ
んの体型に適した空間が確保され、幼児期の赤ちゃんの
適切なサポートを可能としている。
【0066】このように、新生児期、乳児期および幼児
期の赤ちゃんの成長に応じてその形態を変化させること
により、空間と赤ちゃんとの間に生じる隙間を適切に埋
め、また、赤ちゃんは、寝たままの状態で安全に、か
つ、快適な状態で、サポートされているため、赤ちゃん
の脳、首を安全に支持するとともに、複式呼吸を妨げる
ことがない。
【0067】また、上記実施の形態におけるプロテクタ
は、自動車用年少者安全座席に限定されるものでなく、
たとえば室内で用いられるベビーラック、乳母車など広
く育児器具に適用することが可能である。
【0068】以上、今回開示された各実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって画定され、特許請求の範囲と均
等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれること
が意図される。
【0069】
【発明の効果】この発明に基づいた新生児用ヘッドパッ
ドによれば、光の刺激に対して敏感な新生児期の赤ちゃ
んを適切な状態で保護することが可能になる。また、脳
の発達が未完成段階の新生児の赤ちゃんの、脳と首と呼
吸とを適切な状態で守ることを可能にするとともに、赤
ちゃんに対して安心感を与えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車用年少者安全座席のサポート空間の概
念を示す模式図である。
【図2】 この発明に基づく実施の形態における自動車
用年少者安全座席の第1の形態を示す全体斜視図であ
る。
【図3】 この発明に基づく実施の形態における自動車
用年少者安全座席の第2の形態を示す全体斜視図であ
る。
【図4】 自動車用年少者安全座席にプロテクタを取付
けた状態における新生児期の赤ちゃんの体型に適した新
生児用ベッド形態を示す斜視図である。
【図5】 自動車用年少者安全座席にプロテクタを取付
けた状態における乳児期の赤ちゃんの体型に適した乳児
用ベッド形態を示す斜視図である。
【図6】 自動車用年少者安全座席にプロテクタを取付
けた状態における幼児期の赤ちゃんの体型に適した幼児
用シート形態を示す斜視図である。
【図7】 実施の形態におけるプロテクタ3000の全
体構造を示す第1斜視図である。
【図8】 実施の形態におけるプロテクタ3000の全
体構造を示す第2斜視図である。
【図9】 実施の形態におけるプロテクタ3000の全
体構造を示す第3斜視図である。
【図10】 第2頭部パッド5000の構造を示す斜視
図である。
【図11】 図10中X−X’線矢視断面図である。
【符号の説明】
1A 頭部空間、1B 肩部空間、1C 腹部空間、1
D 脚部空間、2 シート本体、2a,2b サイドガ
ード、4 ベース、8a,8b アームレスト、6 背
もたれ部、6a 肩ベルト通し穴、8 座部、10 ヘ
ッドレスト、12,14 スリーピングサポート、16
股ベルト、17 バックル、18,20 腰ベルト、
19,21 タングプレート、22,24 肩ベルト、
26 足置ステップ、28 調節レバー、1000 自
動車の後部座席、2000 自動車用年少者安全座席、
3000 プロテクタ、3001 第1胴体部プロテク
タ、3001a 起上がり部、3002 第1頭部プロ
テクタ、3003 開口部、3005 第2頭部プロテ
クタ、3006,3007 上部第2胴体部プロテク
タ、3008,3009 下部第2胴体部プロテクタ、
3008a,3009a,8001a,8002a 面
ファスナ、4000 第1頭部パッド、4001,50
01 底面パッド、4002,5002 ガードパッ
ド、5000 第2頭部パッド、5001b,5002
a,6001a,6002a 表面部材、5001c
裏面部材、5002b,6001b,6002b 芯
材、5003日除け、5003a 縁部、5003b
日除け本体、5004,5005ベルト、5007,5
008 バックル、6001,6002 腰部パッド、
7000 脚部カバー、8001,8002 胴体部カ
バー、SL1,SL2 スリット、SL3,SL4,S
L5 開口部、A1〜A17 ホックボタン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 新生児期の赤ちゃんの頭部を保護するた
    めの新生児用ヘッドパッドであって、 赤ちゃんへの光の照射を遮るための日除け部材を備える
    ことを特徴とする、新生児用ヘッドパッド。
  2. 【請求項2】 当該ヘッドパッドは、 赤ちゃんの頭部を下方側から保護する底面パッドと、 赤ちゃんの頭部を頭頂部側および側面部側から保護する
    ため、赤ちゃんの頭部を取囲むように設けられるガード
    パッドと、を有する、請求項1に記載の新生児用ヘッド
    パッド。
  3. 【請求項3】 当該ヘッドパッドの少なくとも赤ちゃん
    が触れる領域には、お母さんのおっぱいの感覚と近似す
    る触感を有する材料が用いられる、請求項1または2に
    記載の新生児用ヘッドパッド。
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