JP2001112804A - 排泄物処理装置 - Google Patents
排泄物処理装置Info
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- JP2001112804A JP2001112804A JP32641399A JP32641399A JP2001112804A JP 2001112804 A JP2001112804 A JP 2001112804A JP 32641399 A JP32641399 A JP 32641399A JP 32641399 A JP32641399 A JP 32641399A JP 2001112804 A JP2001112804 A JP 2001112804A
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- Japan
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- cup body
- apron
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オムツカップ本体と替えオムツとの間から水
分が漏水すること防止した排泄物処理装置を提供するこ
と。 【解決手段】 オムツカップ本体2は、人体の腰臀部に
被着する側の面に、人体に非接触な状態にする窪みを形
成すると共に、該窪みの上端部に吐出口2qを配設して
いる。替えオムツ3は、前記オムツカップ本体2の窪み
2cの周辺部位を取り付けると共に前記吐出口2qの上
を覆うエプロン3oを有する。
分が漏水すること防止した排泄物処理装置を提供するこ
と。 【解決手段】 オムツカップ本体2は、人体の腰臀部に
被着する側の面に、人体に非接触な状態にする窪みを形
成すると共に、該窪みの上端部に吐出口2qを配設して
いる。替えオムツ3は、前記オムツカップ本体2の窪み
2cの周辺部位を取り付けると共に前記吐出口2qの上
を覆うエプロン3oを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院等における歩
行不能な病人または寝たきり老人に適した排泄物処理装
置に関し、特に病人や寝たままの状態で排泄した場合
に、その汚物の処理及び汚物で汚れた場所の洗浄を自動
的に行うことができる排泄物処理装置に関する。
行不能な病人または寝たきり老人に適した排泄物処理装
置に関し、特に病人や寝たままの状態で排泄した場合
に、その汚物の処理及び汚物で汚れた場所の洗浄を自動
的に行うことができる排泄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の排泄物処理装置とし
ては、例えば特開平4−364841号公報に開示され
た発明がある。該排泄物処理装置は、オムツカバーの中
央に、排泄物を排出する排便管と、温水を送る配管と、
温風を送る配管と、排泄物を検出するセンサに接続した
コードと、を挿通する孔を穿設している。
ては、例えば特開平4−364841号公報に開示され
た発明がある。該排泄物処理装置は、オムツカバーの中
央に、排泄物を排出する排便管と、温水を送る配管と、
温風を送る配管と、排泄物を検出するセンサに接続した
コードと、を挿通する孔を穿設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術の排泄物処理装置は、軟質絶縁材料を採用し
ているものの柔軟性に限界があり、様々な体型に合わせ
ることが困難なために腰臀部との密着性が悪い状態が発
生し、オムツカップの周囲から洗浄水や汚物が漏れ出す
という問題点があった。
た従来技術の排泄物処理装置は、軟質絶縁材料を採用し
ているものの柔軟性に限界があり、様々な体型に合わせ
ることが困難なために腰臀部との密着性が悪い状態が発
生し、オムツカップの周囲から洗浄水や汚物が漏れ出す
という問題点があった。
【0004】本発明は、前述した従来の課題を解消する
ものであり、オムツカップと替えオムツとの間から水分
が漏水することを防止した排泄物処理装置を提供するこ
とを目的とする。
ものであり、オムツカップと替えオムツとの間から水分
が漏水することを防止した排泄物処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
の技術の課題を解消すべく発明したものであり、請求項
1の発明は、人体の腰臀部を包囲するオムツカップ本体
と、該オムツカップ本体に接続すると共にその内部に洗
浄水を送水する洗浄水送水ホースと、前記オムツカップ
本体に接続すると共に内部の洗浄水及び汚物を吸引する
汚物吸引ホースと、前記オムツカップ本体に接続すると
共に内部に空気を送風する送風ホースと、前記オムツカ
ップ本体に着脱自在に設置される替えオムツと、を備え
た排泄物処理装置において、前記オムツカップ本体は、
人体の腰臀部に被着する側の面に、人体に非接触な状態
にする窪みを形成し、前記替えオムツは、前記オムツカ
ップ本体の窪みの周辺部位に、エプロンを配設したこと
で成る。
の技術の課題を解消すべく発明したものであり、請求項
1の発明は、人体の腰臀部を包囲するオムツカップ本体
と、該オムツカップ本体に接続すると共にその内部に洗
浄水を送水する洗浄水送水ホースと、前記オムツカップ
本体に接続すると共に内部の洗浄水及び汚物を吸引する
汚物吸引ホースと、前記オムツカップ本体に接続すると
共に内部に空気を送風する送風ホースと、前記オムツカ
ップ本体に着脱自在に設置される替えオムツと、を備え
た排泄物処理装置において、前記オムツカップ本体は、
人体の腰臀部に被着する側の面に、人体に非接触な状態
にする窪みを形成し、前記替えオムツは、前記オムツカ
ップ本体の窪みの周辺部位に、エプロンを配設したこと
で成る。
【0006】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記オムツカップ本体は、人体の腰臀部が
被着する側の上端部に空気を噴出する空気吹き出し口
と、該空気吹き出し口を覆うフラップと、を設置し、前
記替えオムツのエプロンは、前記フラップの上に重設し
たことで成る。
明において、前記オムツカップ本体は、人体の腰臀部が
被着する側の上端部に空気を噴出する空気吹き出し口
と、該空気吹き出し口を覆うフラップと、を設置し、前
記替えオムツのエプロンは、前記フラップの上に重設し
たことで成る。
【0007】請求項3の発明は、前記請求項1、又は2
記載の発明において、前記オムツカップ本体は、上端部
に、人体の下方部位に敷設する略板状の腰当てシートを
連設すると共に、前記腰当てシートは、前記フラップに
重なる支持部を重設し、前記替えオムツのエプロンは、
前記腰当てシートの支持部の上に重設したことで成る。
記載の発明において、前記オムツカップ本体は、上端部
に、人体の下方部位に敷設する略板状の腰当てシートを
連設すると共に、前記腰当てシートは、前記フラップに
重なる支持部を重設し、前記替えオムツのエプロンは、
前記腰当てシートの支持部の上に重設したことで成る。
【0008】請求項4の発明は、前記請求項3記載の発
明において、前記替えオムツのエプロンは、防水性の布
で成る。
明において、前記替えオムツのエプロンは、防水性の布
で成る。
【0009】請求項5の発明は、前記請求項1、2、
3、又は4記載の発明において、前記オムツカップ本体
は、前記窪みの上端部を円弧状に形成し、前記替えオム
ツのエプロンは、前記窪みの上端部の形状に合わせて略
円弧状に形成したことで成る。
3、又は4記載の発明において、前記オムツカップ本体
は、前記窪みの上端部を円弧状に形成し、前記替えオム
ツのエプロンは、前記窪みの上端部の形状に合わせて略
円弧状に形成したことで成る。
【0010】請求項6の発明は、前記請求項1、2、
3、4、又は5記載の発明において、前記替えオムツの
エプロンは、縫い目に防水シートを配設したことで成
る。
3、4、又は5記載の発明において、前記替えオムツの
エプロンは、縫い目に防水シートを配設したことで成
る。
【0011】請求項7の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記オムツカップ本体は、前記汚物を洗浄
する液体を噴出するノズル及び前記排出口を設置した前
記窪みを、病人等の人体が被着する面側に設置し、前記
替えオムツは、緩衝材を挿入する袋を有すると共に、前
記窪みの上端部の縁に、前記エプロンを配設したことで
成る。
明において、前記オムツカップ本体は、前記汚物を洗浄
する液体を噴出するノズル及び前記排出口を設置した前
記窪みを、病人等の人体が被着する面側に設置し、前記
替えオムツは、緩衝材を挿入する袋を有すると共に、前
記窪みの上端部の縁に、前記エプロンを配設したことで
成る。
【0012】請求項8の発明は、前記請求項7記載の発
明において、前記替えオムツのエプロンは、前記窪みの
上端部の縁の形状に合わせて円弧状に形成すると共に、
前記緩衝材は、該緩衝材の挿入用の袋の窪み側に切欠部
を形成したことで成る。
明において、前記替えオムツのエプロンは、前記窪みの
上端部の縁の形状に合わせて円弧状に形成すると共に、
前記緩衝材は、該緩衝材の挿入用の袋の窪み側に切欠部
を形成したことで成る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図1乃至図20に基づき本発
明の実施の形態を詳述する。1は、図1に示すようなオ
ムツカップユニットで、オムツカップ本体2と、替えオ
ムツ3と、オムツカバー4とで成る。オムツカップ本体
2は、図2に示すように人体の腰臀部を包囲するもの
で、多数の蛇腹ジョイント6を連設したことにより、屈
曲自在に構成したフロントカバー7を備えている。
明の実施の形態を詳述する。1は、図1に示すようなオ
ムツカップユニットで、オムツカップ本体2と、替えオ
ムツ3と、オムツカバー4とで成る。オムツカップ本体
2は、図2に示すように人体の腰臀部を包囲するもの
で、多数の蛇腹ジョイント6を連設したことにより、屈
曲自在に構成したフロントカバー7を備えている。
【0014】該蛇腹ジョイント6の内側と外側は、図5
に示すように防水布8a,8bで被覆しており、蛇腹ジ
ョイント6の屈曲性能を保持しつつ洗浄水等の漏れを防
止している。該蛇腹ジョイント6は、後述するオムツカ
ップ本体2の窪み2cに連続して形成し断面が略U字状
の骨格部6aと、各蛇腹ジョイント6を湾曲自在に軸支
する連結部6bと、該連結部6bの前後端部に穿設した
ホック9a挿通用の軸穴とで成る。
に示すように防水布8a,8bで被覆しており、蛇腹ジ
ョイント6の屈曲性能を保持しつつ洗浄水等の漏れを防
止している。該蛇腹ジョイント6は、後述するオムツカ
ップ本体2の窪み2cに連続して形成し断面が略U字状
の骨格部6aと、各蛇腹ジョイント6を湾曲自在に軸支
する連結部6bと、該連結部6bの前後端部に穿設した
ホック9a挿通用の軸穴とで成る。
【0015】該蛇腹ジョイント6は、前記軸穴に替えオ
ムツ3を保持するホック9で、各々の連結部6bを連設
したことで、各蛇腹ジョイント6が回動して図2に想像
線で示すように湾曲変形して病人等により大きさが相違
する腰臀部にフィットする。また、前記フロントカバー
7は、図1、図2、及び図5に示すように該蛇腹ジョイ
ント6の骨格部6aの湾曲面に連続した湾曲状の凹面部
7aを形成している。該フロントカバー7は、蛇腹ジョ
イント6の連結部6bに連続して鍔7bを形成し、該鍔
7bに前記ホック9dを設置している。
ムツ3を保持するホック9で、各々の連結部6bを連設
したことで、各蛇腹ジョイント6が回動して図2に想像
線で示すように湾曲変形して病人等により大きさが相違
する腰臀部にフィットする。また、前記フロントカバー
7は、図1、図2、及び図5に示すように該蛇腹ジョイ
ント6の骨格部6aの湾曲面に連続した湾曲状の凹面部
7aを形成している。該フロントカバー7は、蛇腹ジョ
イント6の連結部6bに連続して鍔7bを形成し、該鍔
7bに前記ホック9dを設置している。
【0016】前記防水布8a,8bは、蛇腹ジョイント
6全体の表裏にそれぞれ1枚ずつ貼着しても、各蛇腹ジ
ョイント6の1つ1つの表裏にそれぞれ貼着してもよ
い。1つ1つの蛇腹ジョイント6に貼着する防水布8
a,8bは、例えば連設した6個の蛇腹ジョイント6の
各蛇腹ジョント6の表裏にそれぞれの6枚ずつ防水布8
a,8bを連続し、貼着する箇所を重設して貼着する。
これにより、該防水布8a,8bが略球面状の蛇腹ジョ
イント6の表面に湾曲変形可能な状態に貼着することが
できる。
6全体の表裏にそれぞれ1枚ずつ貼着しても、各蛇腹ジ
ョイント6の1つ1つの表裏にそれぞれ貼着してもよ
い。1つ1つの蛇腹ジョイント6に貼着する防水布8
a,8bは、例えば連設した6個の蛇腹ジョイント6の
各蛇腹ジョント6の表裏にそれぞれの6枚ずつ防水布8
a,8bを連続し、貼着する箇所を重設して貼着する。
これにより、該防水布8a,8bが略球面状の蛇腹ジョ
イント6の表面に湾曲変形可能な状態に貼着することが
できる。
【0017】また、防水布8a,8bは、図5に示すよ
うに1枚で形成してもよい。この場合前記防水布8a,
8bは、略球面状で、かつ湾曲変形する蛇腹ジョイント
6の表裏に貼付するために、平らな帯状の布を加圧して
略球面状に形を成形した球面部8c,8dを有し、更に
防水剤のコーティングを施している。該防水布8a,8
bは、蛇腹ジョイント6の蛇腹部分と各骨格部6aに接
着剤で貼着して張ってある。防水布8a,8bは、1枚
で形成することにより、貼付する工数を大幅に削減する
と共に、接着剤の乾燥時間を短縮することができる。
うに1枚で形成してもよい。この場合前記防水布8a,
8bは、略球面状で、かつ湾曲変形する蛇腹ジョイント
6の表裏に貼付するために、平らな帯状の布を加圧して
略球面状に形を成形した球面部8c,8dを有し、更に
防水剤のコーティングを施している。該防水布8a,8
bは、蛇腹ジョイント6の蛇腹部分と各骨格部6aに接
着剤で貼着して張ってある。防水布8a,8bは、1枚
で形成することにより、貼付する工数を大幅に削減する
と共に、接着剤の乾燥時間を短縮することができる。
【0018】該オムツカップ本体2は、図6に示す人体
に接触する側に設けた上側カップ2aと、人体に取り付
けたときに外側になる下側カップ2bと、を空間Aを介
して張り合わせて1つにして、内部に図2に示す空間A
を形成して成る。該オムツカップ本体2は、腰臀部の前
側を覆い硬質のウレタン樹脂等で成るフロントカバー7
及び蛇腹ジョイント6と、腰臀部の後側を覆い中硬のウ
レタン樹脂等で成る腰当てシート15と、を連設して略
u字状に形成して腰臀部全体を覆う部材である。
に接触する側に設けた上側カップ2aと、人体に取り付
けたときに外側になる下側カップ2bと、を空間Aを介
して張り合わせて1つにして、内部に図2に示す空間A
を形成して成る。該オムツカップ本体2は、腰臀部の前
側を覆い硬質のウレタン樹脂等で成るフロントカバー7
及び蛇腹ジョイント6と、腰臀部の後側を覆い中硬のウ
レタン樹脂等で成る腰当てシート15と、を連設して略
u字状に形成して腰臀部全体を覆う部材である。
【0019】前記オムツカップ本体2は、図1及び図2
に示すようにホック9b,9cと、陰部洗浄用ノズル1
0と、肛門洗浄ノズル11と、カップ洗浄用ノズル12
と、大便感知センサ13と、小便感知センサ14と、を
備えている。
に示すようにホック9b,9cと、陰部洗浄用ノズル1
0と、肛門洗浄ノズル11と、カップ洗浄用ノズル12
と、大便感知センサ13と、小便感知センサ14と、を
備えている。
【0020】オムツカップ本体2は、オムツカップユニ
ット1の内部の洗浄水及び汚物を吸引する汚物吸引ホー
ス16と、オムツカップ本体2の内部に洗浄水を送水す
る洗浄水送水ホース17と、オムツカップ本体2の内部
に温風を送り込む送風ホース18と、大便感知センサ1
3及び小便感知センサ14とからの電気信号を導出する
センサカプラ2kと、を用いて外部機器に接続してい
る。
ット1の内部の洗浄水及び汚物を吸引する汚物吸引ホー
ス16と、オムツカップ本体2の内部に洗浄水を送水す
る洗浄水送水ホース17と、オムツカップ本体2の内部
に温風を送り込む送風ホース18と、大便感知センサ1
3及び小便感知センサ14とからの電気信号を導出する
センサカプラ2kと、を用いて外部機器に接続してい
る。
【0021】前記上側カップ2aは、断面が大略J字形
状をした硬質ウレタン樹脂等で成る。該上側カップ2a
は、図6に示すように表面側中央に排出口2d、該排出
口2dに連続すると共に汚物吸引ホース16に接続する
接続筒部2hと、前記排出口2dの両側に窪み2c、該
窪み2cに形成しカップ洗浄用ノズル12を設置するノ
ズル設置孔2vと、肛門洗浄ノズル11を設置するノズ
ル設置孔2xと、陰部洗浄ノズル10を設置するノズル
設置孔2yと、前記窪み2cの左右の側壁の内側上端部
に複数の前記ホック9b、前記窪み2cの左右の縁2t
にホック9c、前記腰当てシート15側に空気吹き出し
口2e,2f,2gを、それぞれ配設している。
状をした硬質ウレタン樹脂等で成る。該上側カップ2a
は、図6に示すように表面側中央に排出口2d、該排出
口2dに連続すると共に汚物吸引ホース16に接続する
接続筒部2hと、前記排出口2dの両側に窪み2c、該
窪み2cに形成しカップ洗浄用ノズル12を設置するノ
ズル設置孔2vと、肛門洗浄ノズル11を設置するノズ
ル設置孔2xと、陰部洗浄ノズル10を設置するノズル
設置孔2yと、前記窪み2cの左右の側壁の内側上端部
に複数の前記ホック9b、前記窪み2cの左右の縁2t
にホック9c、前記腰当てシート15側に空気吹き出し
口2e,2f,2gを、それぞれ配設している。
【0022】該上側カップ2aの裏面側の前記下側カッ
プ2bとの接合面には、送風ホース18を介して接続筒
部2jから前記空気吹き出し口2e,2f,2gに空気
を通す前記空間Aを形成する内壁2mを形成している。
前記接続筒部2jから空間A内に入った空気は、図7の
矢印a,bで示すように汚物吸引ホース16に接続する
接続筒部2hの左右に分かれ、矢印c,dで示すように
前記内壁2mに案内されて、空気吹き出し口2e,2
f,2g側に流れる。
プ2bとの接合面には、送風ホース18を介して接続筒
部2jから前記空気吹き出し口2e,2f,2gに空気
を通す前記空間Aを形成する内壁2mを形成している。
前記接続筒部2jから空間A内に入った空気は、図7の
矢印a,bで示すように汚物吸引ホース16に接続する
接続筒部2hの左右に分かれ、矢印c,dで示すように
前記内壁2mに案内されて、空気吹き出し口2e,2
f,2g側に流れる。
【0023】前記矢印c,dの空気は、更に略L字形状
のガイド壁2n,2oにより左右共に矢印e,f及び矢
印g,hに分断される。矢印e,gの空気は、前記内壁
2mに沿って流れて空間A内から温風空気吹き出し口2
eを通り、上側カップ2aの表面側に出る。また、前記
矢印f,hの空気は、ガイド壁2n,2oに案内されて
空気吹き出し口2f,2gを通り、上側カップ2aの表
面側に出る。尚、図7中2pは、大便感知センサ13を
設置するための貫通孔である。
のガイド壁2n,2oにより左右共に矢印e,f及び矢
印g,hに分断される。矢印e,gの空気は、前記内壁
2mに沿って流れて空間A内から温風空気吹き出し口2
eを通り、上側カップ2aの表面側に出る。また、前記
矢印f,hの空気は、ガイド壁2n,2oに案内されて
空気吹き出し口2f,2gを通り、上側カップ2aの表
面側に出る。尚、図7中2pは、大便感知センサ13を
設置するための貫通孔である。
【0024】前記ガイド壁2n,2oは、左右の空気吹
き出し口2f,2gの中央側及び外縁側に略L字状に形
成し、3つある空気吹き出し口2e,2f,2gをそれ
ぞれ均等な風量でバランス良く流れるようにするための
壁である。該ガイド壁2n,2oは、左右の空気吹き出
し口2f,2gに空気を集めることで、左右の空気吹き
出し口2f,2gから出る空気の風量と風力を増大させ
る機能を備えた壁である。
き出し口2f,2gの中央側及び外縁側に略L字状に形
成し、3つある空気吹き出し口2e,2f,2gをそれ
ぞれ均等な風量でバランス良く流れるようにするための
壁である。該ガイド壁2n,2oは、左右の空気吹き出
し口2f,2gに空気を集めることで、左右の空気吹き
出し口2f,2gから出る空気の風量と風力を増大させ
る機能を備えた壁である。
【0025】前記空気吹き出し口2e,2f,2gの表
面側には、図3,図4、図8、及び図9に示すようにフ
ラップ21をビス22で止めている。該フラップ21
は、前記空気吹き出し口2e,2f,2gから上側カッ
プ2aの表面側に出た空気の風力を増加させ、乱気流を
抑制し、かつ窪み2cの底面から排出口2dの方向に空
気に指向性を持たせて、排泄物や洗浄水を排出口2dに
向けてスムーズにかつ効率良く流すためのガイドであ
る。
面側には、図3,図4、図8、及び図9に示すようにフ
ラップ21をビス22で止めている。該フラップ21
は、前記空気吹き出し口2e,2f,2gから上側カッ
プ2aの表面側に出た空気の風力を増加させ、乱気流を
抑制し、かつ窪み2cの底面から排出口2dの方向に空
気に指向性を持たせて、排泄物や洗浄水を排出口2dに
向けてスムーズにかつ効率良く流すためのガイドであ
る。
【0026】該フラップ21は、横方向に長い略円弧形
状で、中硬のウレタン樹脂製の板材で成り、図8及び図
9に示すように腰当てシート15側に楔形状部21aを
有している。該フラップ21は、図8、及び図9に示す
ように前記空気吹き出し口2e,2f,2gを覆うよう
にして設置すると共に、オムツカップ本体2の傾斜面2
lの上端に設置する。
状で、中硬のウレタン樹脂製の板材で成り、図8及び図
9に示すように腰当てシート15側に楔形状部21aを
有している。該フラップ21は、図8、及び図9に示す
ように前記空気吹き出し口2e,2f,2gを覆うよう
にして設置すると共に、オムツカップ本体2の傾斜面2
lの上端に設置する。
【0027】該フラップ21は、一端に楔形状部21a
を形成したこで、他端がオムツカップ本体2の傾斜面2
l側を向いた状態で配置され、空気を出す吐出口2q,
2r,2sが薄い口と成る。また、フラップ21は、例
えば図10に示すように4本のビス22で、3つの空気
吹き出し口3e,3f,3gのそれぞれの側部をオムツ
カップ本体2に固定することで、吐出口2q,2r,2
sを形状を細長く、隙間の少ない開口にすることができ
る。これにより、空気は、図8、及び図9に示す矢印
i,jのようにオムツカップ本体2の傾斜面2l及び窪
み2c全面に沿って底をはうように空気を流すことがで
きる。
を形成したこで、他端がオムツカップ本体2の傾斜面2
l側を向いた状態で配置され、空気を出す吐出口2q,
2r,2sが薄い口と成る。また、フラップ21は、例
えば図10に示すように4本のビス22で、3つの空気
吹き出し口3e,3f,3gのそれぞれの側部をオムツ
カップ本体2に固定することで、吐出口2q,2r,2
sを形状を細長く、隙間の少ない開口にすることができ
る。これにより、空気は、図8、及び図9に示す矢印
i,jのようにオムツカップ本体2の傾斜面2l及び窪
み2c全面に沿って底をはうように空気を流すことがで
きる。
【0028】また、吐出口2q,2r,2sから吹き出
した空気は、図3及び図4に示すよいに、フラップ21
が円弧形状になっているので、矢印i,j,k,lに示
すように排出口2dに向けて空気が流れる。これによ
り、病人等が横臥状態であっても洗浄水及び小便は、排
出口2d側にスムーズに弾き飛ばされ、オムツカップ本
体2に残留して病人等が小便を排出したのと誤作動する
ことを防止することができる。また、大便は、吐出口2
q,2r,2sからの空気と、肛門洗浄ノズル11及び
カップ洗浄用ノズル12からの洗浄水でオムツカップ本
体2の窪み2cから浮かして残り無く洗い流すことがで
きる。
した空気は、図3及び図4に示すよいに、フラップ21
が円弧形状になっているので、矢印i,j,k,lに示
すように排出口2dに向けて空気が流れる。これによ
り、病人等が横臥状態であっても洗浄水及び小便は、排
出口2d側にスムーズに弾き飛ばされ、オムツカップ本
体2に残留して病人等が小便を排出したのと誤作動する
ことを防止することができる。また、大便は、吐出口2
q,2r,2sからの空気と、肛門洗浄ノズル11及び
カップ洗浄用ノズル12からの洗浄水でオムツカップ本
体2の窪み2cから浮かして残り無く洗い流すことがで
きる。
【0029】尚、オムツカップ本体2に使用される前記
ビス22は、オムツカップ本体2と同色な例えば白色の
塗料等で化粧した化粧ビスにすることで、金属のままの
機械的な冷たさを病人等に与えないようにしている。
ビス22は、オムツカップ本体2と同色な例えば白色の
塗料等で化粧した化粧ビスにすることで、金属のままの
機械的な冷たさを病人等に与えないようにしている。
【0030】前記フラップ21の上側には、腰当てシー
ト15の端部に形成した略円弧状の支持部15aを重設
して、前記フラップ15が風力で広がることを抑止し、
補強している。
ト15の端部に形成した略円弧状の支持部15aを重設
して、前記フラップ15が風力で広がることを抑止し、
補強している。
【0031】前記オムツカップ本体2の下側カップ2b
は、前記上側カップ2aと同じ硬質のウレタン樹脂で成
る。該下側カップ2bは、前記上側カップ2aの下側に
合致することで、該上側カップ2aとの間に空間Aを形
成すると共に、オムツカップ本体2を形成する。該下側
カップ2bには、図2、図6、及び図11に示すように
上側カップ2aの接続筒部2hが嵌合する貫通孔2w
と、洗浄水送水ホース17と送水管20とを接続する接
続部2iと、空気を空間Aに送るための送風ホース18
を接続する接続筒部2jと、電源等に接続したコード1
9に接続するセンサカプラ2kと、を一体に形成したホ
ース接続部2uを形成している。
は、前記上側カップ2aと同じ硬質のウレタン樹脂で成
る。該下側カップ2bは、前記上側カップ2aの下側に
合致することで、該上側カップ2aとの間に空間Aを形
成すると共に、オムツカップ本体2を形成する。該下側
カップ2bには、図2、図6、及び図11に示すように
上側カップ2aの接続筒部2hが嵌合する貫通孔2w
と、洗浄水送水ホース17と送水管20とを接続する接
続部2iと、空気を空間Aに送るための送風ホース18
を接続する接続筒部2jと、電源等に接続したコード1
9に接続するセンサカプラ2kと、を一体に形成したホ
ース接続部2uを形成している。
【0032】前記汚物吸引ホース16は、汚物タンク
(図示せず)及びバキュームホース(図示せず)を経由
してバキュームモータ又は真空ポンプ(図示せず)に接
続している。前記洗浄水送水ホース17は、洗浄水噴射
調整バルブ(図示せず)に接続している。送風ホース1
8は、前記バキュームモータ又は真空ポンプに接続して
いる。前記センサカプラ2kは、センサシグナルライン
(図示せず)を経由してシーケンサ(図示せず)に接続
している。
(図示せず)及びバキュームホース(図示せず)を経由
してバキュームモータ又は真空ポンプ(図示せず)に接
続している。前記洗浄水送水ホース17は、洗浄水噴射
調整バルブ(図示せず)に接続している。送風ホース1
8は、前記バキュームモータ又は真空ポンプに接続して
いる。前記センサカプラ2kは、センサシグナルライン
(図示せず)を経由してシーケンサ(図示せず)に接続
している。
【0033】尚、バキュームモータ又は真空ポンプは、
フィルタボックス、排気管、及びモータ冷却用吸気管と
共にハウジング内に収納している。また、汚物吸引ホー
ス16と洗浄水送水ホース17とは水抜きバルブによっ
て連結すると共に、温水タンクには排水弁を接続してい
る。
フィルタボックス、排気管、及びモータ冷却用吸気管と
共にハウジング内に収納している。また、汚物吸引ホー
ス16と洗浄水送水ホース17とは水抜きバルブによっ
て連結すると共に、温水タンクには排水弁を接続してい
る。
【0034】前記空間Aは、図2に示すように陰部洗浄
ノズル10と肛門洗浄ノズル11とカップ洗浄用ノズル
12とに接続する送水管20を配管するスペースの機能
と、大便感知センサ13及び小便感知センサ14に接続
したコード19を配線するスペースの機能と、送風ホー
ス18からの空気を前記空気吹き出し口2e,2f,2
gに送るための送風管の機能と、を兼備している。
ノズル10と肛門洗浄ノズル11とカップ洗浄用ノズル
12とに接続する送水管20を配管するスペースの機能
と、大便感知センサ13及び小便感知センサ14に接続
したコード19を配線するスペースの機能と、送風ホー
ス18からの空気を前記空気吹き出し口2e,2f,2
gに送るための送風管の機能と、を兼備している。
【0035】前記窪み2cは、上側カップ2aに形成し
た略半円状の凹みで、図2に示すように腰当てシート1
5側に傾斜面2lを連続して形成している。該窪み2c
の底面には、前記陰部洗浄ノズル10と、肛門洗浄ノズ
ル11と、大便感知センサ13と、小便感知センサ14
と、を配設している。また、該窪み2cの周囲及びフロ
ントカバー7には、替えオムツ3を着脱するためのホッ
ク9a,9b,9c,9d,9eで成るホック9が複数
個を列設している。
た略半円状の凹みで、図2に示すように腰当てシート1
5側に傾斜面2lを連続して形成している。該窪み2c
の底面には、前記陰部洗浄ノズル10と、肛門洗浄ノズ
ル11と、大便感知センサ13と、小便感知センサ14
と、を配設している。また、該窪み2cの周囲及びフロ
ントカバー7には、替えオムツ3を着脱するためのホッ
ク9a,9b,9c,9d,9eで成るホック9が複数
個を列設している。
【0036】前記陰部洗浄用ノズル10及び肛門洗浄用
ノズル11は、図2に示すようにオムツカップユニット
1を装着した病人等の陰部及び肛門をそれぞれ個別に洗
浄する専用のノズルである。該陰部洗浄用ノズル10の
噴出範囲θ1は、肛門洗浄用ノズル11の噴出範囲θ2
に比べて広角に設定している。
ノズル11は、図2に示すようにオムツカップユニット
1を装着した病人等の陰部及び肛門をそれぞれ個別に洗
浄する専用のノズルである。該陰部洗浄用ノズル10の
噴出範囲θ1は、肛門洗浄用ノズル11の噴出範囲θ2
に比べて広角に設定している。
【0037】前記カップ洗浄用ノズル12は、図2に示
すように病人等が排泄した汚物を洗い流すノズルで、温
風等を吹く出す空気吹き出し口2eの近傍の前記フラッ
プ21の内側に設置し、大便感知センサ13側に向けて
洗浄水を噴出する。該カップ洗浄用ノズル12は、図7
に示すように左右2つで成る空気吹き出し口2eの近傍
の中央部に穿設したノズル設置孔2vに嵌着される。
すように病人等が排泄した汚物を洗い流すノズルで、温
風等を吹く出す空気吹き出し口2eの近傍の前記フラッ
プ21の内側に設置し、大便感知センサ13側に向けて
洗浄水を噴出する。該カップ洗浄用ノズル12は、図7
に示すように左右2つで成る空気吹き出し口2eの近傍
の中央部に穿設したノズル設置孔2vに嵌着される。
【0038】前記大便感知センサ13は、病人等が排泄
した大便を検出するセンサである。該大便感知センサ1
3は、図2、図3、及び図4に示すように傾斜面2lの
中央部位に設置した例えば1つのセンサで成る。
した大便を検出するセンサである。該大便感知センサ1
3は、図2、図3、及び図4に示すように傾斜面2lの
中央部位に設置した例えば1つのセンサで成る。
【0039】前記小便感知センサ14は、病人等が排泄
した小便を検出するセンサであり、図1,図3,及び図
4に示すように例えば2から3本程度の導線で成るセン
サを空気吹き出し口2e,2f,2gから下側の排出口
2dの近傍の窪み2c中央部位と、その左右の側壁の例
えば3カ所に、かつ前記排出口2dに向けて設置してい
る。
した小便を検出するセンサであり、図1,図3,及び図
4に示すように例えば2から3本程度の導線で成るセン
サを空気吹き出し口2e,2f,2gから下側の排出口
2dの近傍の窪み2c中央部位と、その左右の側壁の例
えば3カ所に、かつ前記排出口2dに向けて設置してい
る。
【0040】前記腰当てシート15は、病人等が腰を載
せる板状のもので、例えば硬度が70[Hs]程度の中
硬のウレタン樹脂で成る。該腰当てシート15は、平ら
で湾曲変形し易い板状部15bと、該板状部15bの窪
み2c側に形成した前記支持部15aと、外側中央部に
設置した傾斜部15cと、を一体形成して成る。
せる板状のもので、例えば硬度が70[Hs]程度の中
硬のウレタン樹脂で成る。該腰当てシート15は、平ら
で湾曲変形し易い板状部15bと、該板状部15bの窪
み2c側に形成した前記支持部15aと、外側中央部に
設置した傾斜部15cと、を一体形成して成る。
【0041】該腰当てシート15は、外側中央部に傾斜
部15cを有することで内側表面全体が傾斜している。
前記傾斜部15cは、横方向に多数の切欠溝15dを形
成して、湾曲変形し易い形状になっている。腰当てシー
ト15は、前記切欠溝15dを形成したことで変形し易
くなり、オムツカップ本体2を被着した病人等が容易に
体勢を自由に替えることで可能で、ベッドから病人等が
起きあがり易い。該腰当てシート15は、接着剤でオム
ツカップ本体2に固定すると共に、更にビス24で堅固
している。
部15cを有することで内側表面全体が傾斜している。
前記傾斜部15cは、横方向に多数の切欠溝15dを形
成して、湾曲変形し易い形状になっている。腰当てシー
ト15は、前記切欠溝15dを形成したことで変形し易
くなり、オムツカップ本体2を被着した病人等が容易に
体勢を自由に替えることで可能で、ベッドから病人等が
起きあがり易い。該腰当てシート15は、接着剤でオム
ツカップ本体2に固定すると共に、更にビス24で堅固
している。
【0042】前記腰当てシート15の支持部15aの周
囲で、オムツカップ本体2を病人等に被着したときに尾
てい骨が位置する部位には、略円弧状の防水堤23を配
設している。該防水堤23は、例えば硬度が7[Hs]
程度の軟質のシリコンゴムの緩衝材で成る。該防水堤2
3は、病人等の尾てい骨が当たる部位の緩衝材の役目
と、洗浄水や小便がオムツカップ本体2の外に洩れるこ
とを防止する防水の役目を兼備している。
囲で、オムツカップ本体2を病人等に被着したときに尾
てい骨が位置する部位には、略円弧状の防水堤23を配
設している。該防水堤23は、例えば硬度が7[Hs]
程度の軟質のシリコンゴムの緩衝材で成る。該防水堤2
3は、病人等の尾てい骨が当たる部位の緩衝材の役目
と、洗浄水や小便がオムツカップ本体2の外に洩れるこ
とを防止する防水の役目を兼備している。
【0043】該防水堤23は、図9に示すように肛門洗
浄ノズル11から矢印m方向に噴射された洗浄水が病人
等の腰臀部Hに衝当すると、その勢いで腰臀部Hの表面
に沿って矢印n方向に流れて該防水堤23に衝当する。
該防水堤23に衝当した洗浄水は、該防水堤23の端面
に衝当して矢印o方向に跳ね返り、オムツカップ本体2
の傾斜面2lに流れる。そして、前述した吐出口2q,
2r,2sからの矢印i,j,k方向の風と共に、排出
口2dに吸引されるようにして流れる。
浄ノズル11から矢印m方向に噴射された洗浄水が病人
等の腰臀部Hに衝当すると、その勢いで腰臀部Hの表面
に沿って矢印n方向に流れて該防水堤23に衝当する。
該防水堤23に衝当した洗浄水は、該防水堤23の端面
に衝当して矢印o方向に跳ね返り、オムツカップ本体2
の傾斜面2lに流れる。そして、前述した吐出口2q,
2r,2sからの矢印i,j,k方向の風と共に、排出
口2dに吸引されるようにして流れる。
【0044】前記防水堤23は、図4に示すように窪み
2cの両側の土手状の縁2tの上に載置し、かつホック
9cの周囲半分に合致させて配置した両端部23a,2
3bと、他のホック9eの周囲半分を覆うホック緩衝部
23cと、オムツカップ本体2の傾斜面2l外縁に合っ
た円弧状に形成した堤部23dと、病人等の荷重を受け
る平面部23eと、該平面部23eに連続して形成した
傾斜部23fと、で成る。該防水堤23は、オムツカッ
プ本体2及び腰当てシート15の上に接着剤で固定され
る。
2cの両側の土手状の縁2tの上に載置し、かつホック
9cの周囲半分に合致させて配置した両端部23a,2
3bと、他のホック9eの周囲半分を覆うホック緩衝部
23cと、オムツカップ本体2の傾斜面2l外縁に合っ
た円弧状に形成した堤部23dと、病人等の荷重を受け
る平面部23eと、該平面部23eに連続して形成した
傾斜部23fと、で成る。該防水堤23は、オムツカッ
プ本体2及び腰当てシート15の上に接着剤で固定され
る。
【0045】前記防水堤23の両端部23a,23b
は、オムツカップ本体2の両縁2tに載設したことで、
病人等の腰臀部Hとオムツカップ本体2との隙間をなく
して洗浄水や小便が漏水することを防止する防水効果が
ある。また、該両端部23a,23b、及び緩衝部23
cは、オムツカップ本体2及び腰当てシート15に設置
したホック9c,9eが病人等に当たることを防止し
て、病人等の皮膚に発赤ができることを防止する。
は、オムツカップ本体2の両縁2tに載設したことで、
病人等の腰臀部Hとオムツカップ本体2との隙間をなく
して洗浄水や小便が漏水することを防止する防水効果が
ある。また、該両端部23a,23b、及び緩衝部23
cは、オムツカップ本体2及び腰当てシート15に設置
したホック9c,9eが病人等に当たることを防止し
て、病人等の皮膚に発赤ができることを防止する。
【0046】また、前記堤部23dは、洗浄水や小便の
水分を反射すると共に、軟質材料で成るので前記腰当て
シート15及び替えオムツ3に密着して、前記水分が該
腰当てシート15と替えオムツ3との間から浸入するこ
とを阻止する。これにより、オムツカバー4やベッドの
シーツが濡れることを防止することができる。前記平面
部23e及び傾斜部23fは、該防水堤23が軟質材料
で成るので病人等の体重を受けても病人等の皮膚が発赤
することがない。
水分を反射すると共に、軟質材料で成るので前記腰当て
シート15及び替えオムツ3に密着して、前記水分が該
腰当てシート15と替えオムツ3との間から浸入するこ
とを阻止する。これにより、オムツカバー4やベッドの
シーツが濡れることを防止することができる。前記平面
部23e及び傾斜部23fは、該防水堤23が軟質材料
で成るので病人等の体重を受けても病人等の皮膚が発赤
することがない。
【0047】次に替えオムツ3について、説明する。替
えオムツ3は、図1に示すように中央に穿設してホース
接続部2uを挿通する長穴3eと、該長穴3eの左右に
設けた横漏れ防止用フリル3aと、オムツカバー4のマ
ジックテープ4a(登録商標、以下同様)が絡み合うマ
ジックテープ3cと、前記腰当てシート15を差し込む
袋3dと、病人等の腰に当てがう腰カバー3kと、緩衝
材25を差し込む袋3lと、を備えている。
えオムツ3は、図1に示すように中央に穿設してホース
接続部2uを挿通する長穴3eと、該長穴3eの左右に
設けた横漏れ防止用フリル3aと、オムツカバー4のマ
ジックテープ4a(登録商標、以下同様)が絡み合うマ
ジックテープ3cと、前記腰当てシート15を差し込む
袋3dと、病人等の腰に当てがう腰カバー3kと、緩衝
材25を差し込む袋3lと、を備えている。
【0048】該替えオムツ3は、前記オムツカップ本体
2の内側に、ホック9a,9b,9c,9d,9eで成
る前記ホック9と前記長穴3eの周囲に設置したホック
3bとを係止することで取り付けられ、病人等の腰臀部
Hに巻き付けられる。該替えオムツ3は、オムツカップ
本体2の窪み2cの周囲に配置され病人等の腰臀部Hを
覆う被包部3fと、病人等の腰に巻回する締付帯部3
g,3hとで成る。該替えオムツ3は、例えば全体が大
略T字状のナイロン系の布材で成る。
2の内側に、ホック9a,9b,9c,9d,9eで成
る前記ホック9と前記長穴3eの周囲に設置したホック
3bとを係止することで取り付けられ、病人等の腰臀部
Hに巻き付けられる。該替えオムツ3は、オムツカップ
本体2の窪み2cの周囲に配置され病人等の腰臀部Hを
覆う被包部3fと、病人等の腰に巻回する締付帯部3
g,3hとで成る。該替えオムツ3は、例えば全体が大
略T字状のナイロン系の布材で成る。
【0049】前記横漏れ防止フリル3aは、図1、及び
図14に示すように替えオムツ3の内側の長穴3eの両
側に、ホック3bの頭部を覆うように配置される。該横
漏れ防止フリル3aは、例えば防水性を施したナイロン
系の布で成り、伸縮するように波状に縫い付けてある。
左右の横漏れ防止フリル3aの端部には、図18に示す
ようにゴム紐26を内設した防水布27がそれぞれ設置
されている。
図14に示すように替えオムツ3の内側の長穴3eの両
側に、ホック3bの頭部を覆うように配置される。該横
漏れ防止フリル3aは、例えば防水性を施したナイロン
系の布で成り、伸縮するように波状に縫い付けてある。
左右の横漏れ防止フリル3aの端部には、図18に示す
ようにゴム紐26を内設した防水布27がそれぞれ設置
されている。
【0050】該ゴム紐26は、図18及び図19に示す
ように、横漏れ防止フリル3aの端部に縫い付けられ
る。そして、該ゴム紐26は、防水布27で覆い、該防
水布27の両端を折曲して、防水性の糸Bで横漏れ防止
フリル3aに縫い付けてある。これにより、水分を吸収
する性質のあるゴム紐26を伝わって、替えオムツ3の
外側やオムツカバー4が濡れることを防止することがで
きる。
ように、横漏れ防止フリル3aの端部に縫い付けられ
る。そして、該ゴム紐26は、防水布27で覆い、該防
水布27の両端を折曲して、防水性の糸Bで横漏れ防止
フリル3aに縫い付けてある。これにより、水分を吸収
する性質のあるゴム紐26を伝わって、替えオムツ3の
外側やオムツカバー4が濡れることを防止することがで
きる。
【0051】前記ホック3bは、例えば替えオムツ3の
長穴3eの周囲に穿設した孔に、表面の部材と裏側の部
材とを圧嵌して固着される。該ホック3bは、図1及び
図14に示すように替えオムツ3の内側において、横漏
れ防止用フリル3aの後側に隠れた状態に配置される。
該ホック3bは、オムツカップ本体2の窪み2cの周囲
に設置したホック9b,9c,9eと、前記窪み2cに
連続する蛇腹ジョイント6の縁に設置したホック9a
と、前記蛇腹ジョイント6に連続するフロントカバー7
の鍔7bに設置したホック9dと、にそれぞれ嵌合して
替えオムツ3を固定する。前記マジックテープ3c,3
i、3jは、替えオムツ3を取り付ける人の腰臀部Hの
大きさが相違した場合でも、絡み合わせる位置を調整し
適合できる長さにすることができる。
長穴3eの周囲に穿設した孔に、表面の部材と裏側の部
材とを圧嵌して固着される。該ホック3bは、図1及び
図14に示すように替えオムツ3の内側において、横漏
れ防止用フリル3aの後側に隠れた状態に配置される。
該ホック3bは、オムツカップ本体2の窪み2cの周囲
に設置したホック9b,9c,9eと、前記窪み2cに
連続する蛇腹ジョイント6の縁に設置したホック9a
と、前記蛇腹ジョイント6に連続するフロントカバー7
の鍔7bに設置したホック9dと、にそれぞれ嵌合して
替えオムツ3を固定する。前記マジックテープ3c,3
i、3jは、替えオムツ3を取り付ける人の腰臀部Hの
大きさが相違した場合でも、絡み合わせる位置を調整し
適合できる長さにすることができる。
【0052】前記締付帯部3g,3hは、図1及び図1
4に示すように左右のそれぞれの対応する位置にマジッ
クテープ3i,3jを取り付けて、前記オムツカップ本
体2を病人等の腰臀部Hに取り付けるベルトの役目をし
ている。また、前記替えオムツ3は、表地布3mと、裏
地布3nと、該表地布3mと裏地布3nとの間に介在し
水分を吸収し易いメッシュ布(図示せず)と、で成る。
前記メッシュ布は、例えば布内の空間を多くして吸収性
を向上させたナイロン系の布で成る。表地布3m及び裏
地布3nは、前記メッシュと比較して、布の繊維を密に
縫製したもので成る。
4に示すように左右のそれぞれの対応する位置にマジッ
クテープ3i,3jを取り付けて、前記オムツカップ本
体2を病人等の腰臀部Hに取り付けるベルトの役目をし
ている。また、前記替えオムツ3は、表地布3mと、裏
地布3nと、該表地布3mと裏地布3nとの間に介在し
水分を吸収し易いメッシュ布(図示せず)と、で成る。
前記メッシュ布は、例えば布内の空間を多くして吸収性
を向上させたナイロン系の布で成る。表地布3m及び裏
地布3nは、前記メッシュと比較して、布の繊維を密に
縫製したもので成る。
【0053】尚、替えオムツ3には、前述した防水堤2
3をオムツカップユニット1に設置しない場合に、長穴
3eの袋3l側の縁に防水性の布で形成したエプロン3
oを設置する。該エプロン3oは、図8、図16、及び
図18に示すように腰当てシート15の支持部15aか
らオムツカップ本体2内へ延びるようにして配置してい
る。これにより、エプロン3oの周辺部位の腰当てシー
ト15と替えオムツ3との間から洗浄水や小便が洩れる
ことを防止することができる。
3をオムツカップユニット1に設置しない場合に、長穴
3eの袋3l側の縁に防水性の布で形成したエプロン3
oを設置する。該エプロン3oは、図8、図16、及び
図18に示すように腰当てシート15の支持部15aか
らオムツカップ本体2内へ延びるようにして配置してい
る。これにより、エプロン3oの周辺部位の腰当てシー
ト15と替えオムツ3との間から洗浄水や小便が洩れる
ことを防止することができる。
【0054】前記エプロン3oと袋3lとの縫い目C、
及び防水布3qと袋3lとの縫い目には、図16、図1
8、及び図20に示すように防水シート3t,3uを貼
付している。これにより、エプロン3oと袋3lの縫い
目や防水布3qと袋3lとの縫い目から水分が漏れるこ
とを防止することができる。
及び防水布3qと袋3lとの縫い目には、図16、図1
8、及び図20に示すように防水シート3t,3uを貼
付している。これにより、エプロン3oと袋3lの縫い
目や防水布3qと袋3lとの縫い目から水分が漏れるこ
とを防止することができる。
【0055】該替えオムツ3の裏面側には、図15に示
すように腰当てシート15の板状部15bを挿入する袋
3dを形成してあり、この袋3dに腰当てシート1の板
状部15bを挿入することにより、板状部15bの剛性
で替えオムツ3にしわが寄るのを防止し、病人等の肌に
はしわのない延びた状態の替えオムツ3が触れることに
なり、皮膚の発赤を防止できる。該替えオムツ3の腰臀
部Hが被着する表面側には、図1、図14、図16、及
び図17に示すように緩衝材25を挿入するための袋3
lを形成している。
すように腰当てシート15の板状部15bを挿入する袋
3dを形成してあり、この袋3dに腰当てシート1の板
状部15bを挿入することにより、板状部15bの剛性
で替えオムツ3にしわが寄るのを防止し、病人等の肌に
はしわのない延びた状態の替えオムツ3が触れることに
なり、皮膚の発赤を防止できる。該替えオムツ3の腰臀
部Hが被着する表面側には、図1、図14、図16、及
び図17に示すように緩衝材25を挿入するための袋3
lを形成している。
【0056】該袋3lには、緩衝材25を挿入する挿入
口を覆う閉塞カバー3pを有する。該袋3lに入れた緩
衝材25は、図16に示すように閉塞カバー3pで覆い
マジックテープ3sを表側のマジックテープ3cに絡み
付かせることで止めることができる。該袋3lの側面と
長穴3e側は、防水布3qで成る。る。
口を覆う閉塞カバー3pを有する。該袋3lに入れた緩
衝材25は、図16に示すように閉塞カバー3pで覆い
マジックテープ3sを表側のマジックテープ3cに絡み
付かせることで止めることができる。該袋3lの側面と
長穴3e側は、防水布3qで成る。る。
【0057】前記緩衝材25は、病人等の体重を分散し
て受けることのできるゲル状シートで成る。これにより
病人等の床ずれを防止することができる。該緩衝材25
は、例えばアクションパッド(登録商標。以下同様)と
称される軟質の厚板状のもので成る。該アクションパッ
ドは、荷重を受けても反力がなく、底付きせず、圧力分
散効果がある。該アクションパッドは、柔らかくて荷重
を受けて変形しやすいが、復元力に優れている。また、
該アクションパッドは、温度のこもらない性質があり蒸
れ防止効果があり、皮膚が発赤を起こさないという効果
がある。
て受けることのできるゲル状シートで成る。これにより
病人等の床ずれを防止することができる。該緩衝材25
は、例えばアクションパッド(登録商標。以下同様)と
称される軟質の厚板状のもので成る。該アクションパッ
ドは、荷重を受けても反力がなく、底付きせず、圧力分
散効果がある。該アクションパッドは、柔らかくて荷重
を受けて変形しやすいが、復元力に優れている。また、
該アクションパッドは、温度のこもらない性質があり蒸
れ防止効果があり、皮膚が発赤を起こさないという効果
がある。
【0058】該緩衝材25及び前記袋3lの窪み2c側
の一端は、図16に示すように前記防水堤23の堤部2
3dの形状に合わせて湾曲状に切欠部25aを形成して
いる。該緩衝材25の他端は、図1、図14及び図16
に示すように上端3rからはみ出るように長く形成して
いる。これにより、替えオムツ3の上端3rが病人等に
圧接して皮膚が発赤することを防止できる。
の一端は、図16に示すように前記防水堤23の堤部2
3dの形状に合わせて湾曲状に切欠部25aを形成して
いる。該緩衝材25の他端は、図1、図14及び図16
に示すように上端3rからはみ出るように長く形成して
いる。これにより、替えオムツ3の上端3rが病人等に
圧接して皮膚が発赤することを防止できる。
【0059】次にオムツカバー4について説明する。該
オムツカバー4は、図1に示すようにマジックテープ4
a,4b,4c,4d,4e,4i,4jと、ファスナ
ー4fと、ホースユッニト通し穴4gと、ホースユニッ
ト被包部(図示せず)と、を備えている。
オムツカバー4は、図1に示すようにマジックテープ4
a,4b,4c,4d,4e,4i,4jと、ファスナ
ー4fと、ホースユッニト通し穴4gと、ホースユニッ
ト被包部(図示せず)と、を備えている。
【0060】該オムツカバー4は、前記替えオムツ3の
ように大略T字状をしたもので、前記被包部3fを覆う
腰臀被包部4kと、前記締付帯部3g,3hを包む大略
T字状の巻装部4m,4nと、で成る布製の部材であ
る。該オムツカバー4は、ホースユニット被包部から前
記ホースユニット通し穴4gを通り、前記オムツカバー
4の外側までを2分する切断部4pを有し、該切断部4
pに前記ファスナー4fを配設して展開自在にしてい
る。
ように大略T字状をしたもので、前記被包部3fを覆う
腰臀被包部4kと、前記締付帯部3g,3hを包む大略
T字状の巻装部4m,4nと、で成る布製の部材であ
る。該オムツカバー4は、ホースユニット被包部から前
記ホースユニット通し穴4gを通り、前記オムツカバー
4の外側までを2分する切断部4pを有し、該切断部4
pに前記ファスナー4fを配設して展開自在にしてい
る。
【0061】該オムツカバー4と前記替えオムツ3と
は、マジックテープ4aが替えオムツ3側のマジックテ
ープ3cに絡み付くことで接着される。オムツカバー4
自体は、マジックテープ4a,4b,4c,4e,4
i,4jが該オムツカバー4のフレンチパイル製の布地
に絡み付くことで人体に固定される。ファスナー4f
は、オムツカップ本体2にホース接続部2uを接続して
いても該ファスナー4fを開けてオムツカバー4のみ取
り外せるようにしたものである。
は、マジックテープ4aが替えオムツ3側のマジックテ
ープ3cに絡み付くことで接着される。オムツカバー4
自体は、マジックテープ4a,4b,4c,4e,4
i,4jが該オムツカバー4のフレンチパイル製の布地
に絡み付くことで人体に固定される。ファスナー4f
は、オムツカップ本体2にホース接続部2uを接続して
いても該ファスナー4fを開けてオムツカバー4のみ取
り外せるようにしたものである。
【0062】前記腰臀被包部4kは、ホースユニット通
し穴4gの下方のホースユニット被包部から上端までを
分断し、ファスナー4fを縫い付けて展開自在になって
いる。前記ホースユニット通し穴4gは、前記ホース接
続部2uが合致し、かつオムツカバー4の中心線に沿っ
て長くした長孔で成る。
し穴4gの下方のホースユニット被包部から上端までを
分断し、ファスナー4fを縫い付けて展開自在になって
いる。前記ホースユニット通し穴4gは、前記ホース接
続部2uが合致し、かつオムツカバー4の中心線に沿っ
て長くした長孔で成る。
【0063】前記ホースユニット被包部は、ホースユニ
ット通し穴に連設した筒状のもので、ホース接続部2u
を覆って隠すものである。該ホースユニット被包部は,
図1及び図14に示すように、ファスナー4fが正面中
央に縦に配置してあり、該ファスナー4fを開くこと
で、筒状のホースユニット被包部が展開される。
ット通し穴に連設した筒状のもので、ホース接続部2u
を覆って隠すものである。該ホースユニット被包部は,
図1及び図14に示すように、ファスナー4fが正面中
央に縦に配置してあり、該ファスナー4fを開くこと
で、筒状のホースユニット被包部が展開される。
【0064】前記オムツカバー4の背面の上側には、図
1に示すように伸縮ゴム4qが内設されていて、該オム
ツカバー4の上端周囲が人体の腰部にフィットするよう
になっている。また、オムツカバー4の背面の略中央部
には、クッション材としての腰当て4rが配設されてい
る。
1に示すように伸縮ゴム4qが内設されていて、該オム
ツカバー4の上端周囲が人体の腰部にフィットするよう
になっている。また、オムツカバー4の背面の略中央部
には、クッション材としての腰当て4rが配設されてい
る。
【0065】以上説明したオムツカップ本体2、替えオ
ムツ3、及びオムツカバー4は、替えオムツ3とオムツ
カップ本体2をホック9a,9b,9c,9d,9e,
3bで留め、次に替えオムツ3とオムツカバー4とをマ
ジックテープ3c,3i,3j,4a,4b,4c,4
e,4i,4jで留める。かくして図14に示す如きオ
ムツカップユニット1が完成する。
ムツ3、及びオムツカバー4は、替えオムツ3とオムツ
カップ本体2をホック9a,9b,9c,9d,9e,
3bで留め、次に替えオムツ3とオムツカバー4とをマ
ジックテープ3c,3i,3j,4a,4b,4c,4
e,4i,4jで留める。かくして図14に示す如きオ
ムツカップユニット1が完成する。
【0066】前記オムツカップユニット1には、図11
に示すようにホース接続部2uにホースユニット29を
接続する。ホースユニット29は、オムツカップユニッ
ト1と外部機器とを接続するものであり、汚物吸引ホー
ス16、洗浄水送水ホース17、送風ホース18、及び
センサカプラ2kとを一体にしたもので、それらを一括
して支持するものである。該ホースユニット29は、オ
ムツカップ本体2の下面にあるホース接続部2uに対し
て着脱自在であり、ホールドピース28をオムツカップ
本体2側の止め金具(図示せず)に固定している。5
は、ホースカバーであり、オムツカバー4のホースユニ
ット被包部(図示せず)に重なり合うように連続して配
設する。
に示すようにホース接続部2uにホースユニット29を
接続する。ホースユニット29は、オムツカップユニッ
ト1と外部機器とを接続するものであり、汚物吸引ホー
ス16、洗浄水送水ホース17、送風ホース18、及び
センサカプラ2kとを一体にしたもので、それらを一括
して支持するものである。該ホースユニット29は、オ
ムツカップ本体2の下面にあるホース接続部2uに対し
て着脱自在であり、ホールドピース28をオムツカップ
本体2側の止め金具(図示せず)に固定している。5
は、ホースカバーであり、オムツカバー4のホースユニ
ット被包部(図示せず)に重なり合うように連続して配
設する。
【0067】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成・作用で成
るので次のような効果を奏する。請求項1の発明は、人
体の腰臀部を包囲するオムツカップ本体と、該オムツカ
ップ本体に接続すると共にその内部に洗浄水を送水する
洗浄水送水ホースと、前記オムツカップ本体に接続する
と共に内部の洗浄水及び汚物を吸引する汚物吸引ホース
と、前記オムツカップ本体に接続すると共に内部に空気
を送風する送風ホースと、前記オムツカップ本体に着脱
自在に設置される替えオムツと、を備えた排泄物処理装
置において、前記オムツカップ本体は、人体の腰臀部に
被着する側の面に、人体に非接触な状態にする窪みを形
成し、前記替えオムツは、前記オムツカップ本体の窪み
の周辺部位に、エプロンを配設したことで、ノズルから
噴出した洗浄水がオムツカップ本体と替えオムツとの間
から漏水することを防止することができる。
るので次のような効果を奏する。請求項1の発明は、人
体の腰臀部を包囲するオムツカップ本体と、該オムツカ
ップ本体に接続すると共にその内部に洗浄水を送水する
洗浄水送水ホースと、前記オムツカップ本体に接続する
と共に内部の洗浄水及び汚物を吸引する汚物吸引ホース
と、前記オムツカップ本体に接続すると共に内部に空気
を送風する送風ホースと、前記オムツカップ本体に着脱
自在に設置される替えオムツと、を備えた排泄物処理装
置において、前記オムツカップ本体は、人体の腰臀部に
被着する側の面に、人体に非接触な状態にする窪みを形
成し、前記替えオムツは、前記オムツカップ本体の窪み
の周辺部位に、エプロンを配設したことで、ノズルから
噴出した洗浄水がオムツカップ本体と替えオムツとの間
から漏水することを防止することができる。
【0068】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記オムツカップ本体は、人体の腰臀部が
被着する側の上端部に空気を噴出する空気吹き出し口
と、該空気吹き出し口を覆うフラップと、を設置し、前
記替えオムツのエプロンは、前記フラップの上に重設し
たことで、洗浄水等の水分が前記エプロンをフラップ上
に押し付ける状態となって、エプロンとフラップとの間
に浸入することを阻止し、水分が窪みの外に漏水するこ
とを防止することができる。
明において、前記オムツカップ本体は、人体の腰臀部が
被着する側の上端部に空気を噴出する空気吹き出し口
と、該空気吹き出し口を覆うフラップと、を設置し、前
記替えオムツのエプロンは、前記フラップの上に重設し
たことで、洗浄水等の水分が前記エプロンをフラップ上
に押し付ける状態となって、エプロンとフラップとの間
に浸入することを阻止し、水分が窪みの外に漏水するこ
とを防止することができる。
【0069】請求項3の発明は、前記請求項1、又は2
記載の発明において、前記オムツカップ本体は、上端部
に、人体の下方部位に敷設する略板状の腰当てシートを
連設すると共に、前記腰当てシートは、前記フラップに
重なる支持部を重設し、前記替えオムツのエプロンは、
前記腰当てシートの支持部の上に重設したことで、病人
等の腰を段差のない平面的なものの上に載せるための腰
当てシートを設けた構造としても、洗浄水によりエプロ
ンが腰当てシートの支持部に押し付けられ、前記洗浄水
等の水分がエプロンと腰当てシートとの間に浸入するこ
とを阻止して、オムツカップ本体の外側が濡れることを
防止することができる。
記載の発明において、前記オムツカップ本体は、上端部
に、人体の下方部位に敷設する略板状の腰当てシートを
連設すると共に、前記腰当てシートは、前記フラップに
重なる支持部を重設し、前記替えオムツのエプロンは、
前記腰当てシートの支持部の上に重設したことで、病人
等の腰を段差のない平面的なものの上に載せるための腰
当てシートを設けた構造としても、洗浄水によりエプロ
ンが腰当てシートの支持部に押し付けられ、前記洗浄水
等の水分がエプロンと腰当てシートとの間に浸入するこ
とを阻止して、オムツカップ本体の外側が濡れることを
防止することができる。
【0070】請求項4の発明は、前記請求項3記載の発
明において、前記替えオムツのエプロンは、防水性の布
で成ることで、替えオムツ内に水分が浸入し、替えオム
ツの周辺が濡れることを防止することができる。
明において、前記替えオムツのエプロンは、防水性の布
で成ることで、替えオムツ内に水分が浸入し、替えオム
ツの周辺が濡れることを防止することができる。
【0071】請求項5の発明は、前記請求項1、2、
3、又は4記載の発明において、前記オムツカップ本体
は、前記窪みの上端部を円弧状に形成し、前記替えオム
ツのエプロンは、前記窪みの上端部の形状に合わせて略
円弧状に形成したことで、該エプロンと窪みの上端部周
囲のオムツカップ本体の間に空間が無くなるため、この
空間から洗浄水が替えオムツとオムツカップ本体の間へ
漏水することを防止することができる。
3、又は4記載の発明において、前記オムツカップ本体
は、前記窪みの上端部を円弧状に形成し、前記替えオム
ツのエプロンは、前記窪みの上端部の形状に合わせて略
円弧状に形成したことで、該エプロンと窪みの上端部周
囲のオムツカップ本体の間に空間が無くなるため、この
空間から洗浄水が替えオムツとオムツカップ本体の間へ
漏水することを防止することができる。
【0072】請求項6の発明は、前記請求項1、2、
3、4、又は5記載の発明において、前記替えオムツの
エプロンは、縫い目に防水シートを配設したことで、水
分が前記縫い目から替えオムツ内に浸入することを防止
して、防水性を向上させることができる。
3、4、又は5記載の発明において、前記替えオムツの
エプロンは、縫い目に防水シートを配設したことで、水
分が前記縫い目から替えオムツ内に浸入することを防止
して、防水性を向上させることができる。
【0073】請求項7の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記オムツカップ本体は、前記汚物を洗浄
する液体を噴出するノズル及び前記排出口を設置した前
記窪みを、病人等の人体が被着する面側に設置し、前記
替えオムツは、緩衝材を挿入する袋を有すると共に、前
記窪みの上端部の縁に、前記エプロンを配設したこと
で、オムツカップ本体と替えオムツとの間から水分が漏
水することを防止すると共に、前記袋は前記オムツカッ
プ本体及び替えオムツを人体に被着したときに緩衝材を
尾てい骨が載置される箇所に収納し敷くことができ、皮
膚が発赤することを防止することができる。
明において、前記オムツカップ本体は、前記汚物を洗浄
する液体を噴出するノズル及び前記排出口を設置した前
記窪みを、病人等の人体が被着する面側に設置し、前記
替えオムツは、緩衝材を挿入する袋を有すると共に、前
記窪みの上端部の縁に、前記エプロンを配設したこと
で、オムツカップ本体と替えオムツとの間から水分が漏
水することを防止すると共に、前記袋は前記オムツカッ
プ本体及び替えオムツを人体に被着したときに緩衝材を
尾てい骨が載置される箇所に収納し敷くことができ、皮
膚が発赤することを防止することができる。
【0074】請求項8の発明は、前記請求項7記載の発
明において、前記替えオムツのエプロンは、前記窪みの
上端部の縁の形状に合わせて円弧状に形成すると共に、
前記緩衝材は、該緩衝材の挿入用の袋の窪み側に切欠部
を形成したことで、前記緩衝材が体重で圧潰されるよう
に変形して、窪みの上端部の広い範囲にわたって人体と
オムツカップ本体との間が密着し、前記窪み内の洗浄水
等が前記袋の所から漏水することを防止することができ
る。
明において、前記替えオムツのエプロンは、前記窪みの
上端部の縁の形状に合わせて円弧状に形成すると共に、
前記緩衝材は、該緩衝材の挿入用の袋の窪み側に切欠部
を形成したことで、前記緩衝材が体重で圧潰されるよう
に変形して、窪みの上端部の広い範囲にわたって人体と
オムツカップ本体との間が密着し、前記窪み内の洗浄水
等が前記袋の所から漏水することを防止することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態を示す図面で、斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施の形態を示す図面で、オムツカッ
プ本体の拡大中央縦断面図である。
プ本体の拡大中央縦断面図である。
【図3】本発明の実施形態を示す図面で、オムツカップ
本体の一部断面を有する正面図である。
本体の一部断面を有する正面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す図面で、オムツカッ
プ本体の一部断面を有する平面図である。
プ本体の一部断面を有する平面図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す図面で、蛇腹ジョイ
ントと防水布の拡大分解斜視図である。
ントと防水布の拡大分解斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態を示す図面で、上側カップ
と下側カップと腰当てシートの説明図である。
と下側カップと腰当てシートの説明図である。
【図7】本発明の実施の形態を示す図面で、上側カップ
の拡大斜視図である。
の拡大斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態を示す図面で、替えオムツ
のエプロンを示す概略図である。
のエプロンを示す概略図である。
【図9】本発明の実施の形態を示す図面で、防水堤の設
置状態を示す概略図である。
置状態を示す概略図である。
【図10】本発明の実施の形態を示す図面で、吐出口の
形状を示す概略図である。
形状を示す概略図である。
【図11】本発明の実施の形態を示す図面で、オムツカ
ップ本体のホース接続部の構造を示す腰部分解斜視図で
ある。
ップ本体のホース接続部の構造を示す腰部分解斜視図で
ある。
【図12】本発明の実施の形態を示す図面で、防水堤の
設置状態を示す概略図である。
設置状態を示す概略図である。
【図13】本発明の実施の形態を示す図面で、防水堤の
設置状態を示す概略図である。
設置状態を示す概略図である。
【図14】本発明の実施の形態を示す図面で、組み付け
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図15】本発明の実施の形態を示す図面で、腰当てシ
ートを替えオムツに組み付るときの状態を示す正面図で
ある。
ートを替えオムツに組み付るときの状態を示す正面図で
ある。
【図16】本発明の実施の形態を示す図面で、緩衝材を
替えオムツに組み付るときの状態を示す斜視図である。
替えオムツに組み付るときの状態を示す斜視図である。
【図17】本発明の実施の形態を示す図面で、緩衝材の
設置状態を示す概略図である。
設置状態を示す概略図である。
【図18】本発明の実施の形態を示す図面で、エプロン
の設置状態を示す概略図である。
の設置状態を示す概略図である。
【図19】本発明の実施の形態を示す図面で、ゴム紐の
設置状態を示す概略図である。
設置状態を示す概略図である。
【図20】本発明の実施の形態を示す図面で、防水シー
トの設置状態を示す概略図である。
トの設置状態を示す概略図である。
1 オムツカップユニット 2 オムツカップ本体 2c 窪み 2e,2f,2g 空気吹き出し口 2q,2r,2s 吐出口 3 替えオムツ 3o エプロン 3t 防水シート 15 腰当てシート 15a 支持部 16 汚物吸引ホース 17 洗浄水送水ホース 18 送風ホース 21 フラップ H 腰臀部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 公男 東京都大田区大森西5丁目28番6号 ナイ ルス部品株式会社内 Fターム(参考) 4C098 AA09 CC33 CC39 CD03 CD05 CD07 CE06
Claims (8)
- 【請求項1】 人体の腰臀部(H)を包囲するオムツカ
ップ本体(2)と、該オムツカップ本体(2)に接続す
ると共にその内部に洗浄水を送水する洗浄水送水ホース
(17)と、前記オムツカップ本体(2)に接続すると
共に内部の洗浄水及び汚物を吸引する汚物吸引ホース
(16)と、前記オムツカップ本体(2)に接続すると
共に内部に空気を送風する送風ホース(18)と、前記
オムツカップ本体(2)に着脱自在に設置される替えオ
ムツ(3)と、を備えた排泄物処理装置において、 前記オムツカップ本体(2)は、人体の腰臀部(H)に
被着する側の面に、人体に非接触な状態にする窪み(2
c)を形成し、 前記替えオムツ(3)は、前記オムツカップ本体(2)
の窪み(2c)の周辺部位に、エプロン(3o)を配設
したことを特徴とする排泄物処理装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記オムツカップ本体(2)は、人体の腰臀部(H)が
被着する側の上端部に空気を噴出する空気吹き出し口
(2e,2f,2g)と、該空気吹き出し口(2e,2
f,2g)を覆うフラップ(21)と、を設置し、 前記替えオムツ(3)のエプロン(3c)は、前記フラ
ップ(21)の上に重設したことを特徴とする排泄物処
理処理装置。 - 【請求項3】 前記請求項1、又は2記載の発明におい
て、 前記オムツカップ本体(2)は、上端部に、人体の下方
部位に敷設する略板状の腰当てシート(15)を連設す
ると共に、 前記腰当てシート(15)は、前記フラップ(21)に
重なる支持部(15a)を重設し、 前記替えオムツ(3)のエプロン(3o)は、前記腰当
てシート(15)の支持部(15a)の上に重設したこ
とを特徴とする排泄物処理装置。 - 【請求項4】 前記請求項3記載の発明において、前記
替えオムツ(3)のエプロン(3o)は、防水性の布で
成ることを特徴とする排泄物処理装置。 - 【請求項5】 前記請求項1、2、3、又は4記載の発
明において、 前記オムツカップ本体(2)は、前記窪み(2c)の上
端部を円弧状に形成し、 前記替えオムツ(3)のエプロン(3o)は、前記窪み
(2c)の上端部の形状に合わせて略円弧状に形成した
ことを特徴とする排泄物処理装置。 - 【請求項6】 前記請求項1、2、3、4、又は5記載
の発明において、 前記替えオムツ(3)のエプロン(3o)は、縫い目に
防水シート(3t)を配設したことを特徴とする排泄物
処理装置。 - 【請求項7】 前記請求項1記載の発明において、 前記オムツカップ本体(2)は、前記汚物を洗浄する液
体を噴出するノズル(11、12)及び前記排出口(2
d)を設置した前記窪み(2c)を、病人等の人体が被
着する面側に設置し、 前記替えオムツ(3)は、緩衝材(25)を挿入する袋
(3l)を有すると共に、前記窪み(2c)の上端部の
縁(2t)に、前記エプロン(3o)を配設したことを
特徴とする排泄物処理装置。 - 【請求項8】 前記請求項7記載の発明において、 前記替えオムツ(3)のエプロン(3o)は、前記窪み
(2c)の上端部の縁(2t)の形状に合わせて円弧状
に形成すると共に、 前記緩衝材(25)は、該緩衝材(25)挿入用の袋
(3l)の窪み(2c)側に切欠部(25a)を形成し
たことを特徴とする排泄物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32641399A JP2001112804A (ja) | 1999-10-18 | 1999-11-17 | 排泄物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32641399A JP2001112804A (ja) | 1999-10-18 | 1999-11-17 | 排泄物処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29598899A Division JP2001112802A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 排泄物処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001112804A true JP2001112804A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=18187523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32641399A Pending JP2001112804A (ja) | 1999-10-18 | 1999-11-17 | 排泄物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001112804A (ja) |
-
1999
- 1999-11-17 JP JP32641399A patent/JP2001112804A/ja active Pending
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