JP2001109695A - Ｗｅｂコンピューティングシステム - Google Patents
ＷｅｂコンピューティングシステムInfo
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- JP2001109695A JP2001109695A JP28796099A JP28796099A JP2001109695A JP 2001109695 A JP2001109695 A JP 2001109695A JP 28796099 A JP28796099 A JP 28796099A JP 28796099 A JP28796099 A JP 28796099A JP 2001109695 A JP2001109695 A JP 2001109695A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 Ｗｅｂクライアント利用者の操作ミスによ
り、アプリケーションサーバーから処理結果が返却され
ていない期間に同一のクライアント端末から同一の処理
要求があった場合に、データベース更新結果とＷｅｂク
ライアント利用者が確認した情報の間で不整合が起こり
得るという課題があった。 【課題を解決するための手段】 サーバーシステムが処
理要求を受信したとき、該サーバーシステムが同一のＷ
ｅｂクライアントからの同一の処理要求をすでに実行中
である場合に、実行中の処理要求の完了をまで、受信し
た新たな処理要求を保留する保留手段を設けることとし
た。
り、アプリケーションサーバーから処理結果が返却され
ていない期間に同一のクライアント端末から同一の処理
要求があった場合に、データベース更新結果とＷｅｂク
ライアント利用者が確認した情報の間で不整合が起こり
得るという課題があった。 【課題を解決するための手段】 サーバーシステムが処
理要求を受信したとき、該サーバーシステムが同一のＷ
ｅｂクライアントからの同一の処理要求をすでに実行中
である場合に、実行中の処理要求の完了をまで、受信し
た新たな処理要求を保留する保留手段を設けることとし
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介してＨＴＴＰを用いて通信を行なうＷｅｂクライアン
ト／サーバー型のシステム（以下、Ｗｅｂコンピューテ
ィング）に関する。
介してＨＴＴＰを用いて通信を行なうＷｅｂクライアン
ト／サーバー型のシステム（以下、Ｗｅｂコンピューテ
ィング）に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２にＷｅｂコンピューティングの従来
構成例を示す。以下、図2を用いて従来のＷｅｂコンピ
ューティングについて説明する。図2において、Ｗｅｂ
クライアント２１０は、Ｗｅｂブラウザアプリケーショ
ンを実行する端末装置である。Ｗｅｂブラウザアプリケ
ーションとは、ＨＴＴＰ（ Hyper-Text Transfer Proto
col）を用いて、インターネット又はイントラネット２
２０を介して、サーバーシステム２３０とデータの送受
信を行なうアプリケーションソフトウェアをいう。サー
バーシステム２３０では、 アプリケーションサーバー
２３１においてＨＴＴＰによるＷｅｂクライアント２１
０からの処理要求を受信して、独自プロトコルに変換し
た処理要求を、データベースサーバー２３２に渡す。処
理要求を受付けたデータベースサーバー２３２では、要
求された処理を実行してその処理結果をアプリケーショ
ンサーバー２３１に送る。ここで、アプリケーションサ
ーバー２３１は受取った処理結果を、Ｗｅｂクライアン
ト２１０上のＷｅｂブラウザアプリケーションが解析可
能なデータ形式（ＨＴＭＬ（Hyper-Text Markup Langua
ge） ）で記述したＷｅｂページ）に変換して、ＨＴＴ
ＰによりＷｅｂクライアントに通知する。
構成例を示す。以下、図2を用いて従来のＷｅｂコンピ
ューティングについて説明する。図2において、Ｗｅｂ
クライアント２１０は、Ｗｅｂブラウザアプリケーショ
ンを実行する端末装置である。Ｗｅｂブラウザアプリケ
ーションとは、ＨＴＴＰ（ Hyper-Text Transfer Proto
col）を用いて、インターネット又はイントラネット２
２０を介して、サーバーシステム２３０とデータの送受
信を行なうアプリケーションソフトウェアをいう。サー
バーシステム２３０では、 アプリケーションサーバー
２３１においてＨＴＴＰによるＷｅｂクライアント２１
０からの処理要求を受信して、独自プロトコルに変換し
た処理要求を、データベースサーバー２３２に渡す。処
理要求を受付けたデータベースサーバー２３２では、要
求された処理を実行してその処理結果をアプリケーショ
ンサーバー２３１に送る。ここで、アプリケーションサ
ーバー２３１は受取った処理結果を、Ｗｅｂクライアン
ト２１０上のＷｅｂブラウザアプリケーションが解析可
能なデータ形式（ＨＴＭＬ（Hyper-Text Markup Langua
ge） ）で記述したＷｅｂページ）に変換して、ＨＴＴ
ＰによりＷｅｂクライアントに通知する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまで説
明してきた従来の技術には次のような解決すべき課題が
あった。すなわち、従来のＷｅｂコンピューティングで
は、Ｗｅｂクライアントからの処理要求はアプリケーシ
ョンサーバーで必ず処理され、その処理結果がＷｅｂク
ライアントに返却されていた。このため、クライアント
端末利用者の操作ミスにより、アプリケーションサーバ
ーから処理結果が返却されていない期間に同一のクライ
アント端末から同一の処理要求があった場合でも、アプ
リケーションサーバーはその全ての処理要求に対して処
理を実行していた。このような従来のＷｅｂコンピュー
ティングで、例えば、航空券予約システムのように連続
して複数予約が可能なシステムを構築した場合、利用者
は1枚の航空券を予約したつもりでも、システム側では
複数枚の航空券の予約がなされているということが起こ
り得るという課題があった。
明してきた従来の技術には次のような解決すべき課題が
あった。すなわち、従来のＷｅｂコンピューティングで
は、Ｗｅｂクライアントからの処理要求はアプリケーシ
ョンサーバーで必ず処理され、その処理結果がＷｅｂク
ライアントに返却されていた。このため、クライアント
端末利用者の操作ミスにより、アプリケーションサーバ
ーから処理結果が返却されていない期間に同一のクライ
アント端末から同一の処理要求があった場合でも、アプ
リケーションサーバーはその全ての処理要求に対して処
理を実行していた。このような従来のＷｅｂコンピュー
ティングで、例えば、航空券予約システムのように連続
して複数予約が可能なシステムを構築した場合、利用者
は1枚の航空券を予約したつもりでも、システム側では
複数枚の航空券の予約がなされているということが起こ
り得るという課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明にかかるＷｅｂコンピューティングは、イン
ターネット又はイントラネットを介してＷｅｂクライア
ントから処理要求が与えられると、その処理要求に基い
てサーバーシステムが所定の処理を行い、その処理結果
をＷｅｂクライアントに返却するＷｅｂコンピューティ
ングにおいて、サーバーシステムが処理要求を受信した
とき、該サーバーシステムが同一のＷｅｂクライアント
からの同一の処理要求をすでに実行中である場合に、実
行中の処理要求の完了をまで、受信した新たな処理要求
を保留する保留手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
め、本発明にかかるＷｅｂコンピューティングは、イン
ターネット又はイントラネットを介してＷｅｂクライア
ントから処理要求が与えられると、その処理要求に基い
てサーバーシステムが所定の処理を行い、その処理結果
をＷｅｂクライアントに返却するＷｅｂコンピューティ
ングにおいて、サーバーシステムが処理要求を受信した
とき、該サーバーシステムが同一のＷｅｂクライアント
からの同一の処理要求をすでに実行中である場合に、実
行中の処理要求の完了をまで、受信した新たな処理要求
を保留する保留手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的な例を用いて説明する。図１は、本発明によるＷｅｂ
コンピューティングの１例を示す構成図である。図１に
おいて、このＷｅｂコンピューティングは、Ｗｅｂクラ
イアント１１０と、ネットワーク（インターネット又は
イントラネット）１２０と、サーバーシステム１３０を
備えている。また、サーバーシステム１３０は、アプリ
ケーションサーバー１３１とデータベースサーバー１３
２と前処理サーバー１３３とにより構成されている。
的な例を用いて説明する。図１は、本発明によるＷｅｂ
コンピューティングの１例を示す構成図である。図１に
おいて、このＷｅｂコンピューティングは、Ｗｅｂクラ
イアント１１０と、ネットワーク（インターネット又は
イントラネット）１２０と、サーバーシステム１３０を
備えている。また、サーバーシステム１３０は、アプリ
ケーションサーバー１３１とデータベースサーバー１３
２と前処理サーバー１３３とにより構成されている。
【０００６】Ｗｅｂクライアント１１０は、 Ｗｅｂブ
ラウザアプリケーションが動作している。サーバーシス
テム１３０で作成され、ネットワーク１２０を介して送
信されてきたＷｅｂページを表示し、このＷｅｂページ
に基く利用者の処理要求をネットワーク１２０を介して
サーバーシステム１３０に送信するものである。
ラウザアプリケーションが動作している。サーバーシス
テム１３０で作成され、ネットワーク１２０を介して送
信されてきたＷｅｂページを表示し、このＷｅｂページ
に基く利用者の処理要求をネットワーク１２０を介して
サーバーシステム１３０に送信するものである。
【０００７】ネットワーク１２０は、インターネット又
はイントラネットであり、Ｗｅｂクライアント１１０及
びサーバーシステム１３０間は、ＨＴＭＬで記述された
ＷｅｂページがＨＴＴＰにより通信される。
はイントラネットであり、Ｗｅｂクライアント１１０及
びサーバーシステム１３０間は、ＨＴＭＬで記述された
ＷｅｂページがＨＴＴＰにより通信される。
【０００８】また、サーバーシステム１３０は、以下の
ような各構成要素を備えている。アプリケーションサー
バー１３１は、前処理サーバー１３３から与えられた処
理要求を独自プロトコルに変換してデータベースサーバ
ー１３２に与えると共に、データーベースサーバー１３
２から受取った処理結果に基き、Ｗｅｂページを作成し
て前処理サーバー１３３に与える。
ような各構成要素を備えている。アプリケーションサー
バー１３１は、前処理サーバー１３３から与えられた処
理要求を独自プロトコルに変換してデータベースサーバ
ー１３２に与えると共に、データーベースサーバー１３
２から受取った処理結果に基き、Ｗｅｂページを作成し
て前処理サーバー１３３に与える。
【０００９】データベースサーバー１３３は、例えばチ
ケット予約システムやホテル予約システムのデータベー
スシステムであり、アプリケーションサーバー１３２を
介してＷｅｂクライアントから与えられた処理要求に基
いて所定の処理を行なう。
ケット予約システムやホテル予約システムのデータベー
スシステムであり、アプリケーションサーバー１３２を
介してＷｅｂクライアントから与えられた処理要求に基
いて所定の処理を行なう。
【００１０】前処理サーバー１３３は、従来のＷｅｂコ
ンピューティングの課題を解決するために備えられたも
のであり、本実施形態の特徴となる構成である。前処理
サーバー１３３は、実行中の処理のそれぞれについて、
要求元のＷｅｂクライアント及び要求種別についての識
別情報を記憶する実行状況記憶手段を有している。Ｗｅ
ｂクライアントからの処理要求があった場合に、前処理
サーバー１３３は、該処理要求の要求元Ｗｅｂクライア
ント及び要求種別により先に説明した実行状況記憶手段
を検索して、同一Ｗｅｂクライアントからの同一の処理
要求が既に実行されているか否かを判断する。判断の結
果、実行中であればその処理結果を待つこととし、実行
中の処理が完了した時点で、処理結果をまとめてＷｅｂ
クライアントに返却することとしたものである。
ンピューティングの課題を解決するために備えられたも
のであり、本実施形態の特徴となる構成である。前処理
サーバー１３３は、実行中の処理のそれぞれについて、
要求元のＷｅｂクライアント及び要求種別についての識
別情報を記憶する実行状況記憶手段を有している。Ｗｅ
ｂクライアントからの処理要求があった場合に、前処理
サーバー１３３は、該処理要求の要求元Ｗｅｂクライア
ント及び要求種別により先に説明した実行状況記憶手段
を検索して、同一Ｗｅｂクライアントからの同一の処理
要求が既に実行されているか否かを判断する。判断の結
果、実行中であればその処理結果を待つこととし、実行
中の処理が完了した時点で、処理結果をまとめてＷｅｂ
クライアントに返却することとしたものである。
【００１１】以下、図３のフローチャートを用いて、Ｗ
ｅｂクライアントからの処理要求を受信した場合の前処
理サーバーの動作について説明する。Ｓ１：受信した処
理要求の送信元のＷｅｂクライアントを識別する。Ｗｅ
ｂクライアントの識別は、例えば、ＨＴＴＰの下位の通
信プロトコルであるＴＣＰ／ＩＰのアドレスにより行な
う。Ｓ２：実行状況記憶手段を検索して、同一のＷｅｂ
クライアントからの処理要求が既に実行中で有るか否か
を判断する。Ｓ３：Ｓ２での検索の結果、同一Ｗｅｂク
ライアントからの処理要求がある場合、受信した処理要
求から要求種別についての識別情報を取り出す。Ｓ４：
Ｓ４で取出した要求種別の識別情報と、実行中の同一Ｗ
ｅｂクライアントからの処理要求の要求種別の識別情報
とを比較し、一致するか否かを判断する。
ｅｂクライアントからの処理要求を受信した場合の前処
理サーバーの動作について説明する。Ｓ１：受信した処
理要求の送信元のＷｅｂクライアントを識別する。Ｗｅ
ｂクライアントの識別は、例えば、ＨＴＴＰの下位の通
信プロトコルであるＴＣＰ／ＩＰのアドレスにより行な
う。Ｓ２：実行状況記憶手段を検索して、同一のＷｅｂ
クライアントからの処理要求が既に実行中で有るか否か
を判断する。Ｓ３：Ｓ２での検索の結果、同一Ｗｅｂク
ライアントからの処理要求がある場合、受信した処理要
求から要求種別についての識別情報を取り出す。Ｓ４：
Ｓ４で取出した要求種別の識別情報と、実行中の同一Ｗ
ｅｂクライアントからの処理要求の要求種別の識別情報
とを比較し、一致するか否かを判断する。
【００１２】Ｓ５：Ｓ２、Ｓ３において、同一Ｗｅｂク
ライアントからの同一要求種別の処理要求が実行中であ
ると判断された場合には、受信した処理要求（以下、後
の処理要求）をアプリケーションサーバーに送ることな
く処理を保留し、実行中の処理要求（以下、先の処理要
求）についてのアプリケーションサーバーによる処理の
完了を待つ。Ｓ６：先の処理要求についてのアプリケー
ションサーバーからの処理結果を受信したら、その処理
結果を先の処理要求と後の処理要求の双方に対するもの
として、Ｗｅｂクライアントに対して返却する。Ｓ７：
実行状況記憶手段を検索した結果、同一のＷｅｂクライ
アントからの同一の要求種別の処理要求が実行中でなか
った場合には、受信した処理要求を実行状況記憶手段に
登録した後、アプリケーションサーバーにその処理要求
を送る。アプリケーションサーバーからの処理結果を受
信したら、その処理結果をＷｅｂクライアントに対して
返却する。
ライアントからの同一要求種別の処理要求が実行中であ
ると判断された場合には、受信した処理要求（以下、後
の処理要求）をアプリケーションサーバーに送ることな
く処理を保留し、実行中の処理要求（以下、先の処理要
求）についてのアプリケーションサーバーによる処理の
完了を待つ。Ｓ６：先の処理要求についてのアプリケー
ションサーバーからの処理結果を受信したら、その処理
結果を先の処理要求と後の処理要求の双方に対するもの
として、Ｗｅｂクライアントに対して返却する。Ｓ７：
実行状況記憶手段を検索した結果、同一のＷｅｂクライ
アントからの同一の要求種別の処理要求が実行中でなか
った場合には、受信した処理要求を実行状況記憶手段に
登録した後、アプリケーションサーバーにその処理要求
を送る。アプリケーションサーバーからの処理結果を受
信したら、その処理結果をＷｅｂクライアントに対して
返却する。
【００１３】なお、本実施例における前処理サーバーに
おいては送信元のＷｅｂクライアントの識別をＴＣＰ／
ＩＰアドレスにより行なうこととしたが、本発明におけ
る送信元Ｗｅｂクライアントの識別はかかる実施例に限
定されるものではない。
おいては送信元のＷｅｂクライアントの識別をＴＣＰ／
ＩＰアドレスにより行なうこととしたが、本発明におけ
る送信元Ｗｅｂクライアントの識別はかかる実施例に限
定されるものではない。
【００１４】Ｗｅｂクライアントからの処理要求のプロ
トコルヘッダに付加される情報によりＷｅｂクライアン
トの識別を行なうこととしてもよい。例えば、ＨＴＴＰ
におけるＣｏｏｋｉｅにＷｅｂクライアントの識別情報
をセットすることが考えられる。
トコルヘッダに付加される情報によりＷｅｂクライアン
トの識別を行なうこととしてもよい。例えば、ＨＴＴＰ
におけるＣｏｏｋｉｅにＷｅｂクライアントの識別情報
をセットすることが考えられる。
【００１５】（なお、Ｃｏｏｏｋｉｅとは、Ｗｅｂクラ
イアントが特定のＷｅｂページにアクセスした場合に、
Ｗｅｂサーバーが送り返す文字列をいう。Ｗｅｂブラウ
ザは、受取ったＣｏｏｋｉｅを、以降のそのサーバーに
対する要求に含める。）このように、Ｗｅｂクライアン
トの識別情報として、独自の管理情報を使用することと
すれば、複数Ｗｅｂクライアント間で管理情報を共有す
ることにより、同一の処理を要求する複数のＷｅｂクラ
イアント間の同一の処理要求を１つの処理要求に収束し
て、アプリケーションサーバーへ実行を要求することが
できる。
イアントが特定のＷｅｂページにアクセスした場合に、
Ｗｅｂサーバーが送り返す文字列をいう。Ｗｅｂブラウ
ザは、受取ったＣｏｏｋｉｅを、以降のそのサーバーに
対する要求に含める。）このように、Ｗｅｂクライアン
トの識別情報として、独自の管理情報を使用することと
すれば、複数Ｗｅｂクライアント間で管理情報を共有す
ることにより、同一の処理を要求する複数のＷｅｂクラ
イアント間の同一の処理要求を１つの処理要求に収束し
て、アプリケーションサーバーへ実行を要求することが
できる。
【００１６】また、同一のＷｅｂクライアントからの処
理要求か否かの判断を、アプリケーションサーバー側で
返却データに付加したＷｅｂクライアント識別情報によ
り行なうこととしてもよい。このようにすれば、先のＨ
ＴＴＰヘッダーのＣｏｏｋｉｅによりＷｅｂクライアン
トの識別を行なう場合と同様の効果に加えて、プロトコ
ルヘッダーではなく、アプリケーションデータにＷｅｂ
クライアントの識別情報が付加されているので、Ｗｅｂ
ブラウザようなＷｅｂクライアント側で動作するアプリ
ケーションソフトウェアやハードウェアにより、プロト
コルヘッダーへの識別情報付加を無効にされる恐れがな
い、という効果を有することとなる。
理要求か否かの判断を、アプリケーションサーバー側で
返却データに付加したＷｅｂクライアント識別情報によ
り行なうこととしてもよい。このようにすれば、先のＨ
ＴＴＰヘッダーのＣｏｏｋｉｅによりＷｅｂクライアン
トの識別を行なう場合と同様の効果に加えて、プロトコ
ルヘッダーではなく、アプリケーションデータにＷｅｂ
クライアントの識別情報が付加されているので、Ｗｅｂ
ブラウザようなＷｅｂクライアント側で動作するアプリ
ケーションソフトウェアやハードウェアにより、プロト
コルヘッダーへの識別情報付加を無効にされる恐れがな
い、という効果を有することとなる。
【００１７】次に、図４を用いて、本実施例のＷｅｂコ
ンピューティングにおいて、処理実行中に同一のＷｅｂ
クライアントから同一の処理要求があった場合のデータ
の流れを説明する。Ｗｅｂクライアントが第１の処理要
求を行なう。前処理サーバーは、アプリケーションサー
バーに対して処理を依頼する。第１の処理要求を行なっ
たＷｅｂクライアントから第１の処理要求と同一の第２
の処理要求が送信される。前処理サーバーは、第２の処
理要求を保留してアプリケーションサーバーの処理の完
了を待つ。アプリケーションサーバーより、第１の処理
要求に対する処理結果が返される。前処理サーバーは、
アプリケーションサーバーから受信した処理結果を、第
１、第２の処理要求の双方に対する処理結果として、Ｗ
ｅｂクライアントに送信する。
ンピューティングにおいて、処理実行中に同一のＷｅｂ
クライアントから同一の処理要求があった場合のデータ
の流れを説明する。Ｗｅｂクライアントが第１の処理要
求を行なう。前処理サーバーは、アプリケーションサー
バーに対して処理を依頼する。第１の処理要求を行なっ
たＷｅｂクライアントから第１の処理要求と同一の第２
の処理要求が送信される。前処理サーバーは、第２の処
理要求を保留してアプリケーションサーバーの処理の完
了を待つ。アプリケーションサーバーより、第１の処理
要求に対する処理結果が返される。前処理サーバーは、
アプリケーションサーバーから受信した処理結果を、第
１、第２の処理要求の双方に対する処理結果として、Ｗ
ｅｂクライアントに送信する。
【００１８】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように前処理サー
バーにおいて、Ｗｅｂクライアントからの処理要求をま
とめることができるため、Ｗｅｂクライアント利用者の
操作ミスによるアプリケーションサーバーでの同一処理
要求に対する複数回の実行を防止することができ、デー
タベースサーバーにおけるデータベースの更新結果とＷ
ｅｂクライアント利用者が確認した情報との間の不整合
をなくすることができることとなる。
バーにおいて、Ｗｅｂクライアントからの処理要求をま
とめることができるため、Ｗｅｂクライアント利用者の
操作ミスによるアプリケーションサーバーでの同一処理
要求に対する複数回の実行を防止することができ、デー
タベースサーバーにおけるデータベースの更新結果とＷ
ｅｂクライアント利用者が確認した情報との間の不整合
をなくすることができることとなる。
【００１９】また、Ｗｅｂクライアントの識別情報とし
て、ＨＴＴＰヘッダーにセットされるＣｏｏｋｉｅ等の
独自の管理情報を使用することとすれば、さらに複数Ｗ
ｅｂクライアント間で管理情報を共有することにより、
同一の処理を要求する複数のＷｅｂクライアント間の同
一の処理要求を１つの処理要求に収束して、アプリケー
ションサーバーへ実行を要求することができる、という
効果が得られることとなる。
て、ＨＴＴＰヘッダーにセットされるＣｏｏｋｉｅ等の
独自の管理情報を使用することとすれば、さらに複数Ｗ
ｅｂクライアント間で管理情報を共有することにより、
同一の処理を要求する複数のＷｅｂクライアント間の同
一の処理要求を１つの処理要求に収束して、アプリケー
ションサーバーへ実行を要求することができる、という
効果が得られることとなる。
【図１】本発明に係るＷｅｂコンピューティングの１実
施例の構成図である。
施例の構成図である。
【図２】Ｗｅｂコンピューティングの従来例の構成図で
ある。
ある。
【図３】Ｗｅｂクライアントからの処理要求を受信した
場合の前処理サーバーの動作を表すフローチャートであ
る 。
場合の前処理サーバーの動作を表すフローチャートであ
る 。
【図４】本実施例のＷｅｂコンピューティングにおい
て、処理実行中に同一のＷｅｂクライアントから同一の
処理要求があった場合のデータの流れの説明図である。
て、処理実行中に同一のＷｅｂクライアントから同一の
処理要求があった場合のデータの流れの説明図である。
１１０ Ｗｅｂクライアント ネットワーク（インターネット又はイントラネット） １３０ サーバーシステム アプリケーションサーバー データベースサーバー 前処理サーバー
Claims (4)
- 【請求項１】 インターネット又はイントラネットを介
してＷｅｂクライアントから処理要求が与えられると、
その処理要求に基いてサーバーシステムが所定の処理を
行い、その処理結果をＷｅｂクライアントに返却するＷ
ｅｂコンピューティングにおいて、 サーバーシステムが処理要求を受信したとき、該サーバ
ーシステムが同一のＷｅｂクライアントからの同一の処
理要求をすでに実行中である場合に、実行中の処理要求
の完了をまで、受信した新たな処理要求を保留する保留
手段を設けたことを特徴とするＷｅｂコンピューティン
グ。 - 【請求項２】 サーバーシステムが、ＴＣＰ／ＩＰアド
レスにより、処理要求元のＷｅｂクライアントを識別す
ることを特徴とする請求項１記載のＷｅｂコンピューテ
ィング。 - 【請求項３】 サーバーシステムが、ＨＴＴＰのＣｏｏ
ｋｉｅにセットされた情報を元に処理要求元のＷｅｂク
ライアントを識別することを特徴とするＷｅｂコンピュ
ーティング。 - 【請求項４】 サーバーシステムが、アプリケーション
データにセットされた情報を元に処理要求元のＷｅｂク
ライアントを識別することを特徴とするＷｅｂコンピュ
ーティング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28796099A JP2001109695A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | Ｗｅｂコンピューティングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28796099A JP2001109695A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | Ｗｅｂコンピューティングシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001109695A true JP2001109695A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17723985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28796099A Pending JP2001109695A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | Ｗｅｂコンピューティングシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001109695A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001216260A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Fujitsu Ltd | サーバ |
| JP2012203750A (ja) * | 2011-03-26 | 2012-10-22 | Fujitsu Ltd | サーバ管理装置、サーバ管理方法、及び、サーバ管理プログラム |
-
1999
- 1999-10-08 JP JP28796099A patent/JP2001109695A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001216260A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Fujitsu Ltd | サーバ |
| JP2012203750A (ja) * | 2011-03-26 | 2012-10-22 | Fujitsu Ltd | サーバ管理装置、サーバ管理方法、及び、サーバ管理プログラム |
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