JP2001108154A - 管受台 - Google Patents

管受台

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JP2001108154A
JP2001108154A JP28670899A JP28670899A JP2001108154A JP 2001108154 A JP2001108154 A JP 2001108154A JP 28670899 A JP28670899 A JP 28670899A JP 28670899 A JP28670899 A JP 28670899A JP 2001108154 A JP2001108154 A JP 2001108154A
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pipe
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tube
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diameter
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JP28670899A
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Yuji Hazama
祐二 狭間
Kiwamu Ujihara
究 氏原
Kazuhiro Hirao
和弘 平尾
Makoto Kuraoka
誠 藏岡
Keiji Miyazaki
圭次 宮崎
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 各管受台10の底面には管受部16の内径に
拘わらず同じピッチの山谷18aおよび18bが連続し
て形成されているので、異なるサイズの複数の管受台1
0を組み合わせて用いる場合でも、管受台10の相互間
で山谷18aと山谷18bとを嵌め合わせることができ
る。したがって、山谷18aおよび18bが連続する方
向における管受台10どうしの位置ずれは生じない。 【効果】 口径の小さい管12の周囲における配管スペ
ースの無駄を解消でき、異径の複数の管12をコンパク
トにレイアウトすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は管受台に関し、特にた
とえば複数のケーブル保護管を地中に埋設する際にそれ
ぞれのケーブル保護管を位置決めするとともに支持す
る、管受台に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に示すこの種の従来の管受台1
は、図11に示すように、同サイズのものを組み合わせ
ることによって、複数のケーブル保護管2を同時に位置
決めするとともに支持するものである。管受台1(図1
0)は、ブロック状の本体3を含み、本体3の上部には
管2を受容する管受部4が形成される。また、本体3の
幅方向一方側面には奥行き方向へ延びる突条5aが形成
され、本体3の幅方向他方側面には奥行き方向へ延びる
かつ突条5aと嵌まり合う条溝5bが形成される。さら
に、本体3の上面および下面には、突起6aとこれに嵌
まり合う孔6bとが形成される。
【0003】そして、同時に位置決めしようとする管2
の口径が異なる場合には、管受部4の内径は口径が最も
大きい管2の外径とほぼ同じサイズに設定され、口径が
小さい管2の外面と管受部4の内面との間にはスペーサ
7(図11(B))が介挿される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の管受台1では、
同サイズのものを組み合わせて用いていたので、異径の
管2が混在する場合には、口径が小さい管2の周囲にお
いて配管スペースが無駄になるという問題があった。
【0005】この場合、異なるサイズの管受台1を用い
れば、配管スペースの無駄を解消できるとも考えられる
が、従来の管受台1では、突条5a,条溝5b,突起6
aおよび孔6b等のサイズが本体3のサイズに応じて異
なっていたため、実際には、異なるサイズのものを組み
合わせることができなかった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、配
管スペースの無駄を解消して、口径が異なる複数のケー
ブル保護管をコンパクトにレイアウトできる、管受台を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、本体と、ケ
ーブル保護管の口径に応じた内径を有して本体に形成さ
れる半円形の管受部とを含む管受台であって、本体の底
面に、管受部の内径に拘わらず同じピッチで幅方向に連
続する山谷を形成した、管受台である。
【0008】
【作用】異なるサイズの複数の管受台を組み合わせて用
いる場合であっても、各管受台の底面には同じピッチの
山谷が連続して形成されているので、異なるサイズの管
受台の相互間で山谷どうしを嵌め合わせることができ
る。したがって、異なるサイズの管受台どうしを組み合
わせて用いる場合でも、山谷が連続する方向すなわち幅
方向における管受台どうしのずれは生じない。
【0009】
【発明の効果】異なるサイズの管受台どうしを位置ずれ
を生じることなく組み合わせることができるので、口径
の小さい管2の周囲における配管スペースの無駄を解消
でき、口径が異なる複数のケーブル保護管をコンパクト
にレイアウトすることができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1および図2に示すこの実施例の管受台1
0は、たとえば図3および図4に示すように、同サイズ
または異サイズの複数のものを組み合わせることによっ
て、地中に埋設される複数のケーブル保護管12を同時
に位置決めするとともに支持するものである。
【0012】管受台10(図1,図2)は、ブロック状
の本体14を含み、本体14の上部には、位置決めしよ
うとする管12の外径とほぼ同じサイズの内径を有する
略半円状の管受部16が形成される。また、本体14の
下面の奥行き方向両端部には、幅方向に連続する山谷1
8aおよび18bが一定ピッチで形成され、奥行き方向
中央部には、幅方向へ延びる突条20aおよび20b
と、これらに嵌まり合う条溝22aおよび22bとが形
成される。
【0013】そして、本体14の幅方向一方側面には、
奥行き方向の中央部において高さ方向へ延びる突条24
が形成され、幅方向他方側面には、奥行き方向中央部に
おいて高さ方向へ延びる条溝26が形成される。突条2
4は先端に向かって幅が広くなるように平面視略台形状
に形成され、条溝26は開口部において幅が狭くなるよ
うに平面視略台形状に形成される。したがって、突条2
4と条溝26とを嵌め合わせた状態では、本体14の幅
方向における両者間の離脱は生じない。
【0014】さらに、本体14の幅方向一方端部上面に
は奥側に突起28aが形成され、手前側に突起28aと
嵌まり合う穴30aが形成される。また、本体16の幅
方向他方端部上面には手前側に突起28bが形成され、
奥側に突起28bと嵌まり合う穴30bが形成される。
【0015】図4を参照して、管受台10を用いて二列
二段に配管された同じ口径の4つの管12を支持する際
には、管12のサイズに適合した同サイズの6つの管受
台10を準備する。
【0016】そして、条溝26と突条24とを嵌め合わ
すことによって2つの管受台10を幅方向に連結し、こ
れらの管受台10の管受部16に下段の管12をそれぞ
れ載置する。
【0017】続いて、幅方向に連結された2つの管受台
10の上に別の2つの管受台10を上下逆にして載置
し、下段の管12の上部をこれらの管受台10の管受部
16で受ける。このとき、下側の管受台10の穴30a
および30bに上側の管受台10の突起28aおよび2
8bを嵌合し、下側の管受台10の穴30aおよび30
bに上側の管受台10の突起28aおよび28bを嵌合
する。さらに、上側の2つの管受台10においても突条
24と条溝26とを嵌合して、これらを幅方向に連結す
る。したがって、下段の2つの管12を上下から受ける
4つの管受台10は、奥行き方向および幅方向において
位置ずれを生じることなく互いに結合される。
【0018】そして、さらに別の2つの管受台10を、
突条24と条溝26とを嵌合することによって幅方向に
連結し、これらを上下逆にされた2つの管受台10の上
に載置する。下段の管12の上部を受ける2つの管受台
10とそれらの上に載置される2つの管受台10との相
互間では、山谷18aと山谷18b,突条20aと条溝
22a,突条20bと条溝22bとがそれぞれ嵌合され
るため、奥行き方向および幅方向の位置ずれは生じな
い。
【0019】その後、最上の管受台10の管受部16に
上段の管12を載置する。上段の2つの管12は、それ
らの自重によって管受部16上で位置決めされるため、
上段の2つの管12の上部を別の管受台10で受けなく
ても特に問題は生じない。
【0020】管受台10を異径の管12が混在する配管
レイアウトに適用する場合には、たとえば図5に示すよ
うに、各管12に適合するサイズの複数の管受台10
a,10b,10c,10dおよび10eを準備し、こ
れらを配管レイアウトに応じて組み立てる。
【0021】ここで、各管受台10a〜10eは、管受
台16の内径を異にするが、山谷18aおよび18bの
ピッチ,本体14の奥行き,突条24および条溝26の
大きさは同じに設定される。したがって、図5に示すよ
うに、山谷18aおよび18bを互いに嵌合することに
よって異なるサイズの管受台10を積み重ねることがで
き、また、突条24と条溝26とを嵌合することによっ
て異なるサイズの管受台10を幅方向に連結することが
できる。
【0022】また、本体14の幅方向側部における最肉
薄部の厚さと、本体14の底部における最肉薄部の厚さ
とは、それぞれ管受部16の内径に拘わらず同じに設定
される。したがって、管受台10によって支持される複
数の管12の相互の間隔は、幅方向および高さ方向のそ
れぞれにおいてほぼ均一になり、口径が異なる複数の管
12をコンパクトにレイアウトすることができる。つま
り、口径の小さい管12の周囲における配管スペースの
無駄を解消できる。
【0023】また、図5に示した実施例では、管受台1
0を幅方向に連結した際に山谷18aおよび18bが連
続するように、山と山との距離(または谷と谷との距
離)すなわち山谷のピッチPが設定される。つまり、管
12の外径Dと上述した幅方向側部における最肉薄部の
厚さt(一定)とに基づいて、各管12について(D+
2t)が算出され、その算出値の公約数が山谷のピッチ
Pとされる。たとえば、管の呼径(mm)が、50,7
5,100,150および200の場合には、表1に示
すように、山谷のピッチPは約4.5mmに設定される。
【0024】
【表1】
【0025】なお、高さ方向および幅方向において隣接
する管受台10の間に隙間が生じる場合には、たとえば
図6に示すように、これらの隙間にスペーサ32を介挿
してもよい。
【0026】スペーサ32は、図7に示すように、隙間
に適合する高さおよび幅を有する本体34を含む。本体
34の上下両面には山谷36が形成され、本体34の下
面には突条38aおよび38bならびに条溝40aおよ
び40bが形成される。また、本体34の幅方向一方側
面には、奥行き方向の中央部において高さ方向へ延びる
突条42が形成され、幅方向他方側面には、奥行き方向
の中央部において高さ方向へ延びる条溝44が形成され
る。したがって、スペーサ32を隙間に介挿した際に
は、これらの部分が管受台10の対応する部分に嵌合さ
れて、必要な隙間が確保される。スペーサ32を用いる
と、異なるサイズの管受台10どうしを位置ずれを生じ
ることなく組み合わせることができるので、配管レイア
ウトの自由度を高めることができる。
【0027】また、上述の実施例では、山谷18aおよ
び18bにおける山の高さと、突条20aおよび20b
の高さとをほぼ同じに設定しているが、たとえば図8に
示すように、突条20bの高さを山の高さよりも十分に
高くし、それに応じて条溝22bを深くしてもよい。こ
の場合には、突条20bと条溝22bとを先に嵌合し、
その後、山谷18aと山谷18bとを嵌合することがで
きるので、上側の管受台10を下側の管受台10に対し
て容易に位置決めすることができる。
【0028】また、上述の実施例では、中実の本体14
を用いているが、たとえば図9に示すように、中空の本
体14を用いるようにしてもよい。この場合には、管受
台10の軽量化および低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図3】図1実施例の組立方法を示す斜視図である。
【図4】図1実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図5】図1実施例の他の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図6】図1実施例の他の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図7】スペーサを示す斜視図である。
【図8】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図9】この発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図10】従来技術を示す図解図である。
【図11】従来技術の使用状態を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …管受台 12 …ケーブル保護管 14 …本体 16 …管受部 18a,18b …山谷 20a,20b,24 …突条 22a,22b,26 …条溝 28a,28b …突起 30a,30b …穴 32 …スペーサ
フロントページの続き (72)発明者 平尾 和弘 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 藏岡 誠 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (72)発明者 宮崎 圭次 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 Fターム(参考) 3H023 AA05 AB07 AC34 AD38

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と、ケーブル保護管の口径に応じた内
    径を有して前記本体に形成される半円形の管受部とを含
    む管受台であって、 前記本体の底面に、前記管受部の内径に拘わらず同じピ
    ッチで幅方向に連続する山谷を形成した、管受台。
  2. 【請求項2】前記本体の底面に、奥行き方向の位置決め
    のための凹凸を形成した、請求項1記載の管受台。
  3. 【請求項3】前記本体の幅方向一方側面の奥行き方向中
    央に高さ方向へ延びて形成される条溝、および前記本体
    の幅方向他方側面の奥行き方向中央に高さ方向へ延びて
    形成されるかつ前記条溝と嵌まり合う突条を備える、請
    求項1または2記載の管受台。
  4. 【請求項4】前記本体の幅方向側部における最肉薄部を
    前記管受部の内径に拘わらず同じ厚さに設定し、前記本
    体の底部における最肉薄部を前記管受部の内径に拘わら
    ず同じ厚さに設定した、請求項1ないし3のいずれかに
    記載の管受台。
  5. 【請求項5】前記ケーブル保護管の外径Dと前記本体の
    幅方向側部における最肉薄部の厚さtとに基づいて、同
    時に支持しようとする各サイズのケーブル保護管につい
    て(D+2t)を算出し、その算出値の公約数を前記山
    谷のピッチPとした、請求項4記載の管受台。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028345A (ja) * 2001-07-11 2003-01-29 Furukawa Electric Co Ltd:The 地中埋設管路及びそれに用いる管枕
JP2005127706A (ja) * 2003-10-20 2005-05-19 Koryo Kiden Kofun Yugenkoshi 熱伝達装置およびその製造方法

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