JP2001101252A - 建設予定地に構造物が建設された状態の景観を疑似体験するための方法及び装置 - Google Patents

建設予定地に構造物が建設された状態の景観を疑似体験するための方法及び装置

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JP2001101252A
JP2001101252A JP28036899A JP28036899A JP2001101252A JP 2001101252 A JP2001101252 A JP 2001101252A JP 28036899 A JP28036899 A JP 28036899A JP 28036899 A JP28036899 A JP 28036899A JP 2001101252 A JP2001101252 A JP 2001101252A
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Tetsuya Murayama
哲也 村山
Hiroyoshi Kimura
裕喜 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 景観検討を行う現地で構造物が建設された後
の状態の景観を直接疑似体験(目視)できず、現実的な
検討が行えなかった。 【解決手段】 体験者の視線方向における建設予定地付
近の景観画像を撮影するための画像撮影手段1と、体験
者の位置情報、視線方向情報、景観中の現実物体までの
距離を検出するための各々の検出手段2,3,4と、背
景をマスキングした構造物のコンピュータグラフィック
(CG)イメージを作成し、現実物体が構造物の建設予
定位置より体験者側に存在すると判断された領域をマス
キングした構造物のCGイメージを作成するパソコン5
と、CGイメージ中においてマスキングされた部分を透
明として扱って上記景観画像を合成する画像合成手段6
及び合成画像を表示する表示装置7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境アセスメント
における景観検討などを行う際に、建設予定地に構造物
が建設された状態の景観を事前に現地で疑似体験できる
ようにした方法又は装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、景観検討を行う場合には、コンピ
ュータグラフィック(以下、CGと言う)アニメーショ
ンや、フォトモンタージュなど使用して、画面(ビデ
オ)や印刷物で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、景観検討を行うほとんどの場合、その現地で直接行
われることがなかったので、景観検討を行う現地で構造
物が建設された後の状態の景観を直接疑似体験(目視)
できず、現実的な検討が行えなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、体験者
の視線方向における建設予定地付近の景観画像を撮影す
るとともに、体験者の位置情報と視線方向情報とを制御
手段に送って、上記建設予定地に建設される構造物のC
Gモデルデータを体験者の位置及び視線方向に対応した
画像データに変換して、背景をマスキングした上記構造
物のCGイメージを作成し、その後、上記構造物のCG
において体験者の位置から構造物までの距離を計算し
て、上記構造物のCG内に相当する景観中の現実物体ま
での距離と上記構造物までの距離とを比較し、上記構造
物のCGの領域において上記現実物体が構造物の建設予
定位置より体験者側に存在すると判断された領域をマス
キングし、上記構造物のCGイメージ中においてマスキ
ングされた部分を透明として扱って上記景観画像を合成
して表示するようにした。また、本発明の装置は、体験
者の視線方向における建設予定地付近の景観画像を撮影
するための画像撮影手段と、体験者の位置情報を検出す
るための位置検出手段と、体験者の視線方向情報を検出
するための方向検出装置と、体験者から上記景観中の現
実物体までの距離を検出するための奥行検出手段と、体
験者の位置情報と視線方向情報とに基づいて上記建設予
定地に建設される構造物のCGモデルデータを体験者の
位置及び視線方向に対応した画像データに変換して、背
景をマスキングした上記構造物のCGイメージを作成す
るとともに、上記構造物のCGにおいて体験者の位置か
ら構造物までの距離を計算して、上記構造物のCG内に
相当する景観中の現実物体までの距離を上記奥行検出手
段から入力して当該現実物体までの距離と上記構造物ま
での距離とを比較し、上記構造物のCGの領域において
上記現実物体が構造物の建設予定位置より体験者側に存
在すると判断された領域をマスキングした構造物のCG
イメージを作成する制御手段と、上記構造物のCGイメ
ージ中においてマスキングされた部分を透明として扱っ
て上記景観画像を合成する画像合成手段と、この画像合
成手段により合成された合成画像を表示する表示手段と
を備えた。本発明の方法及び装置によれば、建設予定の
構造物とこの構造物の前後の景観をリアルに合成でき
る。
【0005】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態1によ
る疑似体験装置の概要を図1に基づいて説明する。1は
体験者の視線方向における建設予定地付近の景観画像を
常時撮影するための画像撮影装置であり、例えばCCD
素子を用いたカメラが用いられる。2は体験者の3次元
位置情報(X,Y,Zデータ)を常時検出するための位
置検出装置であり、例えば、RTK(リアルタイムキネ
マティック)−GPS,D(ディファレンシャル)−G
PSなどのGPS装置が用いられる。3は体験者の視線
方向情報(体験者の視線方位データ及び視線仰角デー
タ)を常時検出するための方向検出装置であり、例え
ば、加速度センサーと重力センサーを組み合わせて視線
方向を検出するものや、磁界(磁場)を利用して視線方
向を検出する磁気センサーなどが用いられる。4は体験
者が目視する景観中の現実物体の奥行情報(体験者から
景観中の各現実物体までの距離データ)を検出する奥行
検出装置であり、例えば、反射波で距離を測定するノン
プリズム距離計(レーザースキャン装置)が用いられ
る。このノンプリズム距離計は、ターゲットを使用して
計測するものの方が精度がよいが、ターゲットがなくて
も計測対象を指示することにより計測できるものであれ
ばよい。5は制御装置としてのパーソナルコンピュータ
(以下、パソコンと言う)であり、構造物画像表示ソフ
トウエアが組み込まれている。尚、このパソコン5に
は、疑似体験者の視線方向にある建設予定地に建設され
る構造物の3次元CGモデルデータが予め入力されてい
る。モデルデータとしては、建設予定の種々の構造物の
CGパターンや構造物の3次元位置情報などが予め入力
されている。6は画像合成装置であり、例えば、2つの
ビデオ信号を入力し1つのビデオ信号の内、指定した範
囲の色を透明として扱い2つ目のビデオ信号に合成する
クロマーキーヤーが用いられる。7は画像合成装置6に
より合成された画像を表示する表示装置であり、例え
ば、HMD(ヘッドマウントディスプレイ装置)が用い
られる。また、1aは画像信号をビデオ信号に変換する
画像信号変換器、3aはパソコン5に対する視線方向情
報の出力タイミングを制御するコントローラ、4aはパ
ソコン5に対する奥行情報の出力タイミングを制御する
コントローラ、5aはCGのデータをビデオ信号に変換
するダウンコンバータ、6aは表示装置7を制御する表
示コントローラである。また、有線により、画像信号及
び視線方向、位置、奥行情報(データ)の信号伝送を行
うようにしている。尚、装置1,2,3,4,7は、体
験者の頭部に取付けられる。
【0006】次に疑似体験装置の動作を図2〜図6に基
づいて説明する。 (1)図2に示すように、画像撮影装置1で体験者の視
線方向の景観画像Aを常時取得する。 (2)同時に、位置検出装置2で常時取得される体験者
の3次元位置情報と方向検出装置3で常時取得される体
験者の視線方向情報とがパソコン5に送られる。構造物
画像表示ソフトウエアは、これら情報に基づいて、建設
予定の構造物のCGモデルデータを体験者の位置及び視
線方向に対応した画像データに変換して表示装置7に表
示する。例えば、図3に示すように、建設予定の構造物
としてのタンクTのCGイメージBを作成してリアルタ
イムに表示する(体験者の位置や視線方向が変わること
によりCGの大きさや表示位置が変わる)。尚、この
際、予めCGイメージBの原点と位置検出装置2の原点
を一致させて決めておく(リセットしておく)必要があ
る。また、CGイメージBの背景Cはマスキングとして
使用する。即ち、後に透明として扱うためにタンクTの
CGの色とは異なる色で区別しておく(例えば、タンク
TのCGの色が灰色ならば、背景は青色にしておき、後
にこの青色の部分を透明として扱う)。 (3)次に、構造物画像表示ソフトウエアにより、上記
タンクTのCGのアウトラインを計算し、このアウトラ
イン内の領域に対して背景とCGの前後関係を計算す
る。即ち、上記タンクTのCGにおいて体験者の位置か
ら建設予定のタンクのアウトラインまでの距離を計算す
る。そして、奥行検出装置4で上記タンクTのCGのア
ウトライン内に相当する景観中の現実物体までの距離デ
ータを取得し、この距離データをパソコン5に送って上
記アウトラインまでの距離と比較する。タンクTのCG
は、図4に示すように、体験者Iが実際の建設予定のタ
ンクTを見た場合を仮定した前面Dのみが表示され、上
記アウトラインまでの距離とは、体験者Iから上記前面
Dの各部分までの距離ということになる。つまり、パソ
コン5において、体験者の視線方向Fに一致する仮想の
タンクの前面Dまでの距離とこの前面Dより前方又は後
方に位置する現実物体の距離とを比較して前後関係を把
握しているわけである。例えば、実際の建設予定のタン
クTの前方に位置する現実物体が木JF、後方に位置す
る現実物体が木JBだとすれば、図4のXaとFa、X
bとFbまでの距離をパソコン5で比較すれば、現実物
体である木JFが前方に位置することがわかる。また、
XaとBa、XbとBbまでの距離をパソコン5で比較
すれば、現実物体である木JBが後方に位置することが
わかる。具体的には、タンクTのCGのモデルデータ
(3次元位置情報)に基づいて奥行検出装置4の測定方
向を制御してタンクTのCG領域内に相当する実際の景
観範囲内を順次走査させる。即ち、CGの各画素の位置
に相当する実際の現実物体までの距離データを順次取り
込んで、対応するCGの前面Dの各部分までの距離デー
タと逐次比較していく。そして、上記タンクTのCGの
領域において上記現実物体がタンクの建設予定位置より
手前側(体験者I側)に存在すると判断されたタンクT
のCG領域Xをマスキングした(CG背景と同じ青色に
した)CGイメージを作成する(図5)。 (4)(1)で取得した体験者の視線方向の景観画像A
(図2)と(3)でマスキングが追加されたCGイメー
ジ(図5)を合成する。即ち、画像合成装置6により、
CGイメージ(図5)のマスキング部分(青色部分)を
透明として扱って景観画像Aが合成され、表示装置7に
は、図6のような合成画像Zが表示される。即ち、タン
クTの後方に位置する物体(図2,5のビルaの左側一
部,図2のビルb)がタンクTのCGにより隠れ、タン
クTの手前側に位置する物体(図2,5のビルc,樹木
d)がタンクTのCGの一部を隠すように合成された合
成画像Zが表示装置7に表示されることになる。
【0007】従って、建設予定の構造物とこの構造物の
前後の景観をリアルに合成でき、リアルな疑似体験(目
視)ができるようになる。尚、体験者頭部の表示装置7
に上記(1)〜(4)の処理を行った画像(図2,3,
5,6)を連続的にリアルタイムに表示するようにして
いるので、現地にてリアル感のある疑似体験ができるよ
うになる。また、景観中の現実物体とCGの距離比較を
行うときに、CGのアウトライン内に相当する実際の景
観範囲内に位置する現実物体のみの比較で済むため、景
観全体の距離計測を行う必要もなく、距離計測や距離比
較の処理量が低減され、処理効率がよい。
【0008】尚、パソコン5に日時情報を入力すること
により、太陽等の光源の位置を計算し、前記光源の位置
に基づいて構造物のCGに影S1をつけるとともに、日
時の変化に伴い影S1を変化させるようにすれば、構造
物のCGにリアル感を出すことができ、CGを現物に近
づけることができる。さらに、照度計などで照度情報を
取得し、パソコン5にこの照度情報を入力することによ
り、構造物のCGに光の回り込みを考慮して、光のあた
っている部分においても陰影(影の濃淡)を付けるよう
にするとともに、照度の変化に伴いこの陰影を変化させ
るようにすれば、構造物のCGによりリアル感を出すこ
とができ、構造物のCGをより現物に近づけることがで
きる。この場合、種々の構造物に対する影や陰影のモデ
ルデータを予めパソコン5に入力しておき、日時情報,
照度情報の変化による影や陰影の変化をソフトウエアに
て処理すればよい。以上によれば、さらにリアルに疑似
体験できるので、さらに現実的な検討が行えるようにな
る。
【0009】尚、上記では、画像信号及び視線方向、位
置などのデータを常時取得して表示装置7に連続的にリ
アルタイムに画像を表示するようにしているが、必要な
ときに1回1回データを取得してその都度、画像を表示
するようにしてもよいことはもちろんである。
【0010】また、専用の奥行検出装置4を設けずに、
図7に示すように、2つの画像撮影装置1A,1Bを用
意して、2画像の視差により奥行を検出するように構成
してもよい。この場合、パソコン5Aには、画像処理に
よる奥行計算ソフトが組み込まれる。
【0011】尚、位置検出装置2としては、GPS装置
の他に、追尾型トータルステーションなどを用いること
もできる。また、専用の方向検出装置3を用いずに、上
記画像撮影装置1や表示装置7にマーカー等を固定し、
それを画像情報としてパソコン5に読み込むことにより
画像内のマーカの位置関係から現在の疑似体験者の視線
方向を計算によって検出するようにしてもよい。また、
画像合成装置6としては、クロマーキーヤーの他に、指
定した色(単色)を透明として扱い、パソコン5のCG
をビデオ信号に合成するテロッパーを用いたり、あるい
は、パソコン5に付加したビデオ入出力機能を用いクロ
マーキーヤーやテロッパーと同様の処理により2つの画
像を合成するようにしてもよい。また、表示装置7とし
ては、HMDの他、FMD(フェースマウントディスプ
レイ装置)や、あるいは、移動可能な表示装置として例
えばノート型パソコンなどを用いてもよい。また、信号
伝送方式としては、有線による伝送の他に、無線により
画像及び方向、位置、奥行情報(データ)を伝送するよ
うにしてもよい。また、有線LANや無線LANを利用
して上記データをデジタル伝送するようにしてもよい。
尚、画像撮影装置1(1A,1B),方向検出装置3,
位置検出装置2,奥行検出装置4,表示装置7は必ずし
も頭部に取付ける必要はない。例えば、これらをすべて
パソコンに一体化させてもよいし、画像撮影装置のみを
別体としてもよい。要するに、画像撮影装置の向きを検
出できればよい。また、望遠鏡や双眼鏡にCCDカメラ
などを取付けて画像撮影装置を構成してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、建設予
定地の現地において、構造物が建設された状態の景観を
直接疑似体験(目視)でき、また、構造物の前後の景観
をリアルに疑似体験できるので、現実的な検討が行え
る。また、景観全体の距離計測を行う必要がないので、
距離計測や距離比較の処理量が低減され、処理効率がよ
い。また、日時情報に基づいて構造物のCGに影をつけ
るとともに、この影を変化させるようにしたり、照度情
報に基づいて構造物のCGに陰影をつけるとともに、こ
の陰影を変化させるようにすることにより、さらにリア
ルに疑似体験できるので、さらに現実的な検討が行える
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による装置の構成を示
すブロック構成図である。
【図2】 実施の形態1による装置の動作を説明するた
めの説明図である。
【図3】 実施の形態1による装置の動作を説明するた
めの説明図である。
【図4】 実施の形態1による装置の動作を説明するた
めの説明図である。
【図5】 実施の形態1による装置の動作を説明するた
めの説明図である。
【図6】 実施の形態1による装置の動作を説明するた
めの説明図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態による装置の構成を
示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 画像撮影装置、2 位置検出装置、3 方向検出装
置、4 奥行検出装置、 5 パソコン(制御手段)、
6 画像合成装置、7 表示装置、A 景観画像、 B
CGイメージ、C 背景、Z 合成画像、S1 影。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/377 G09G 5/36 520N Fターム(参考) 5B046 AA03 FA10 FA20 GA01 5B050 BA09 BA11 EA19 EA30 FA02 5B075 ND06 PQ02 UU13 5C082 AA01 AA21 AA27 BA12 BA20 BA27 CA55 CB01 DA87 MM05 MM10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体験者の視線方向における建設予定地付
    近の景観画像を撮影するとともに、体験者の位置情報と
    視線方向情報とを制御手段に送って、上記建設予定地に
    建設される構造物のコンピュータグラフィックモデルデ
    ータを体験者の位置及び視線方向に対応した画像データ
    に変換して、背景をマスキングした上記構造物のコンピ
    ュータグラフィックイメージを作成し、その後、上記構
    造物のコンピュータグラフィックにおいて体験者の位置
    から構造物までの距離を計算して、上記構造物のコンピ
    ュータグラフィック内に相当する景観中の現実物体まで
    の距離と上記構造物までの距離とを比較し、上記構造物
    のコンピュータグラフィックの領域において上記現実物
    体が構造物の建設予定位置より体験者側に存在すると判
    断された領域をマスキングし、上記構造物のコンピュー
    タグラフィックイメージ中においてマスキングされた部
    分を透明として扱って上記景観画像を合成して表示する
    ようにしたことを特徴とする建設予定地に構造物が建設
    された状態の景観を疑似体験するための方法。
  2. 【請求項2】 体験者の視線方向における建設予定地付
    近の景観画像を撮影するための画像撮影手段と、体験者
    の位置情報を検出するための位置検出手段と、体験者の
    視線方向情報を検出するための方向検出装置と、体験者
    から上記景観中の現実物体までの距離を検出するための
    奥行検出手段と、体験者の位置情報と視線方向情報とに
    基づいて上記建設予定地に建設される構造物のコンピュ
    ータグラフィックモデルデータを体験者の位置及び視線
    方向に対応した画像データに変換して、背景をマスキン
    グした上記構造物のコンピュータグラフィックイメージ
    を作成するとともに、上記構造物のコンピュータグラフ
    ィックにおいて体験者の位置から構造物までの距離を計
    算して、上記構造物のコンピュータグラフィック内に相
    当する景観中の現実物体までの距離を上記奥行検出手段
    から入力して当該現実物体までの距離と上記構造物まで
    の距離とを比較し、上記構造物のコンピュータグラフィ
    ックの領域において上記現実物体が構造物の建設予定位
    置より体験者側に存在すると判断された領域をマスキン
    グした構造物のコンピュータグラフィックイメージを作
    成する制御手段と、上記構造物のコンピュータグラフィ
    ックイメージ中においてマスキングされた部分を透明と
    して扱って上記景観画像を合成する画像合成手段と、こ
    の画像合成手段により合成された合成画像を表示する表
    示手段とを備えたこと特徴とする建設予定地に構造物が
    建設された状態の景観を疑似体験するための装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は日時情報に基づいて構造
    物のコンピュータグラフィックに影をつけるとともに、
    この影を変化させることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の方法又は装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は照度情報に基づいて構造
    物のコンピュータグラフィックに陰影をつけるととも
    に、この陰影を変化させることを特徴とする請求項1又
    は請求項2又は請求項3に記載の方法又は装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004139231A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法
US7427996B2 (en) 2002-10-16 2008-09-23 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
KR101577146B1 (ko) 2014-09-30 2015-12-14 한남대학교 산학협력단 태양광 추적을 이용한 증강 객체의 쉐이더 적용방법

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