JP2001100625A - 授業システムおよび方法 - Google Patents

授業システムおよび方法

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JP2001100625A
JP2001100625A JP27594099A JP27594099A JP2001100625A JP 2001100625 A JP2001100625 A JP 2001100625A JP 27594099 A JP27594099 A JP 27594099A JP 27594099 A JP27594099 A JP 27594099A JP 2001100625 A JP2001100625 A JP 2001100625A
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attending
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Yoshio Takahashi
義男 高橋
Seiji Ueki
精司 植木
Naoji Takagi
直二 高木
Manabu Kuroda
学 黒田
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Waseda University
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Waseda University
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔授業を可能にする。 【解決手段】 専用中継網を利用したインターネット放
送システム20と、インターネットを利用したBBSシ
ステム21とを基本にすることができる。講義の内容は
予め作成して保存し、郵送又は電気通信回線等により配
信しておき、各受講室30において再生する。学生の質
問は、個々の学生40が利用できる端末37を通じて、
たとえばインターネットを介して、担当教員側にあるB
BSサーバ6及び上記教材提示用コンピュータ2によ
り、担当教員1に伝えられる。担当教員1は、教材提示
用コンピュータ2を見ながら、カメラ3,マイク4を入
力装置とするインターネット放送用エンコーダ5を通じ
て、ISDNなどの安定した回線を用いてインターネッ
ト放送用中継サーバ11を介して、遠隔地にある複数の
受講室30に、自らの講義、連絡、あるいは質問に対す
る回答などをリアルタイムで配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、授業システム及び
授業方法に関する。本発明は、特に、距離おいて設けら
れた複数の受講室において複数の学生に対する教育を行
うための授業システムと授業方法に関する。
【従来の技術】
【0002】近年、遠隔授業の利用を推進する動きがあ
る。通学制の大学においても、距離を置いて設けられた
複数の受講室において複数の学生に対する授業を行うこ
とにより、(1)地理的・時間的制約等から特定のキャ
ンパスに通うことが困難な者に対する学習機会の提供が
可能となる、(2)教員も学生も、キャンパスを移動す
ることなく、大学相互間での合同授業などを実施できる
ため、大学間での単位互換が促進され、各大学がそれぞ
れの特色を生かしつつ教育内容の充実を図ることができ
る、(3)大学等の間の教育研究情報の交換や、教員・
学生の交流が促進されることにより、各大学が有する知
的資源の共有化が進み、大学等の教育研究水準の向上が
期待できる、といった効果が期待されている。遠隔講義
システムとしては、例えば、特開平7−284079
号、特開平9−62173号、特開平9−222847
号公報によるシステムが知られれている。これらのシス
テムをリアルタイムで行う必要がある複数の遠隔地にお
ける授業に利用しようとすると、通信内容が高画質の画
像と音声を含むため帯域幅の広い回線を独占することと
なり、現在の技術では、その設備のコストは、非常に高
価なものとなる。また、そのようなシステムを運用する
ためには、そのような設備が特殊なものとなるため各受
講室に専門の技術者を配属する必要も生じる。
【0003】さらに、このような通信技術を利用した通
学制の大学における遠隔授業に関しては、大学設置基準
(昭和31年10月22日文部省令第28号、最終改正
平成10年3月31日文令11))に準拠した「対面授
業」と並んで実施可能な遠隔授業は、次のような三要件
を全て満たすものが求められている(「『遠隔授業』の
大学設置基準における取り扱い等について」平成9年1
2月28日)。すなわち、(1)隔地の教室、研究室ま
たはそれに準ずる場所において同時に行う、(2)多様
な通信メディアを利用し、文字、音声、静止画、動画等
の多様な情報を一体的かつ双方向に扱う、(3)直接の
対面授業に相当する教育効果を有する、という要件であ
る。したがって、通学制の大学において単位を授与する
ためには、ある教室に集まって授業を行う必要があるの
と同時に、質問等に関して双方向性を確保し、動画など
を含む多様なメディアを用いる必要がある。
【0004】このような要件を満たすことは、衛星通信
や地上回線などを利用した専用回線で各教室または大学
を結ぶことにより実現できるが、上記のように、初期投
資、メンテナンス、また技術的な安定性などの面で多く
の課題を含んでおり、数カ所の遠隔地にある大学の教室
を講義科目単位で結んで実現するには現実的には困難を
伴う。さらに、学生が受講室に集合したのに、技術的問
題により授業の開始が大きく遅れたり、また授業が全く
行われないような事態を確実に避ける必要がある。ま
た、2カ所以上の複数の遠隔地を結んで授業を行う際に
は、双方向性を確保して学生からの質問ができるように
しても、現在の音声画像の通信と再生の技術によって
は、質問の聞き取りや整理などが必ずしもスムースに行
われない点が指摘されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術の有する問題点に鑑み、既存の異なる技術を組み合
わせて、新たな授業システムと授業方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め作成され
た講義パッケージを複数の受講室に配信して授業を行う
授業システムにおいて、特定授業科目の講義情報と当該
科目の講義を担当する担当教員の講義情報とを組み合わ
せて作成された講義パッケージの記憶手段と、講義パッ
ケージの記憶手段に記憶されている講義情報を再生する
ための複数の受講室に設けられた再生手段と、授業発信
側と複数の受講室の学生との相互間および各複数の受講
室の学生相互間でネットッワークを介して双方向にメッ
セージの交換を行うためのメッセージ交換手段と、上記
再生装置に電気通信回線を通じて結ばれ、担当教員の少
なくとも映像と音声をリアルタイムで各受講室に配信す
るための放送手段とを備えた授業システムを提供するも
のである。
【0007】本発明における講義パッケージは、科目の
題材となる資料に基づき作成された特定授業科目の講義
情報と、講義を担当する教員の追加作成した資料、ある
いは付加的内容、あるいは講義する教員を映した映像、
音声情報を含む担当教員の講義情報とからなっている。
このような講義パッケージは、実際に学生を集めて行わ
れる授業に先立って作成される。
【0008】ここで、講義パッケージの記憶手段とは、
DVD,CD,ハードディスクなどの電子情報を記憶で
きる手段であればいかなるものでもかまわない。そし
て、講義パッケージには、電子情報のほかにも、スライ
ドや写真、紙に印字されたかあるいはされるべき情報な
どをも含むことができる。この講義パッケージは、郵送
やその他の配送手段、ネットワークを通じた送信などに
より、各受講室まで、予め届けておくことができる。そ
して、再生手段により、各受講室の学生に講義内容が伝
えられるものである。そのときこの再生手段は、各受講
室に設けられた一組の映像音響装置であることが、各受
講室の学生の一体感を醸成する上で好ましい。電気通信
回路を通じて配信を行う場合には、上記配信と再生を同
時に行うことも可能である。メッセージ交換手段は、イ
ンターネットを介した文字や音声の情報などによる電子
メールシステム、BBS(ブリテンボードシステム)に
より構成することができる。さらに、放送手段により担
当教員からの連絡や、回答が、リアルタイムで各受講室
にいる学生に向けて発信できる。この放送手段は、カメ
ラ、マイクロフォンなどの入力装置と、外部への通信手
段を有するコンピュータと、インターネット放送システ
ム、専用回線網、ISDNなどを用いて構築することが
できる。
【0009】本発明のシステムによれば、授業内容をあ
らかじめ準備してあるので、授業内容を再生する間、担
当教員は、各受講室の学生から出される質問を整理し、
回答の準備をすることができる。また、回答は電気通信
回線を通じてリアルタイムで各受講室に配信されるの
で、受講生は十分な臨場感をもって、教員の回答を聞く
ことができる。このようにして、遠隔授業を効率的に行
うことができる。
【0010】さらに、本発明のシステムによれば、授業
発信側の指示により講義パッケージ記憶手段に記憶され
ている講義情報の再生を行う手段が提供される。これに
より、担当教員が、質問があった箇所の講義パッケージ
を繰り返して見せることなどができるようになる。
【0011】本発明のシステムにおいては、講義パッケ
ージは、画像情報と音声情報とテキスト情報とによって
作成されていることが好ましく、メッセージ交換手段
は、受講室に設けられた端末におけるメッセージ配信に
際して受講者のID情報(ID番号、所属校名、ハンド
ルネームなどのいずれか又はすべて)も配信する機能を
備えることが好ましい。さらに、本発明のシステムは、
授業を受講する学生のID情報をもとに、ネットワーク
を介して受講学生の学生管理を行う学生管理手段をも含
むことができる。
【0012】さらに、本発明は、予め作成された講義パ
ッケージを複数の受講室に配信するステップと、講義パ
ッケージを複数の受講室において再生して複数の学生に
受講させるステップと、各学生からの質問を担当教員及
び受講する学生にそれぞれが有する電気通信回線を介し
て結ばれた端末に表示するステップと、前記質問に関す
る担当教員による回答または解説、または担当教員が伝
えるその他の連絡事項を、上記複数の受講室にいる前記
複数の学生に放送手段を通じてリアルタイムで配信し表
示するステップとを含んでなる授業方法を提供する。
【0013】ここで、上記のように、講義パッケージ
は、郵送やその他の配送手段、ネットワークを通じた送
信などにより、各受講室まで、あらかじめ届けておくべ
きものである。そして、再生手段により、各受講室の学
生に講義内容が伝えられる。そのときこの再生は、各受
講室に設けられた一組の映像音響装置によって行われる
ことが、各受講室の学生の一体感を醸成する上で好まし
いが、各学生に与えられた端末から表示すること、紙そ
の他の媒体により提供することもできる。メッセージ交
換手段は、インターネットを介した文字や音声の情報な
どによる電子メールシステム、BBS(ブリテンボード
システム、電子掲示板システム)などにより構成するこ
とができる。さらに、放送手段により担当教員からの連
絡や回答が、リアルタイムで各受講室にいる学生に向け
て発信できる。
【0014】本発明の方法によれば、授業内容をあらか
じめ準備してあるので、授業内容を再生する間、担当教
員は、各受講室の学生から出される質問を整理し、回答
の準備をすることができる。また、回答は電気通信回線
を通じてリアルタイムで各受講室に配信されるので、受
講生は十分な臨場感をもって、教員の回答を聞くことが
できる。このようにして、遠隔授業を効率的に行うこと
ができる。
【0015】予め作成された講義内容は記録媒体を介し
て受講室に配信することも、電気通信回線を介して配信
することも可能である。そして、配信された講義内容を
各受講室に設けられた1組の再生装置を用いて複数の学
生に受講させることが、一体感をもって授業を行う上で
好ましい。電気通信回路を用いて配信する場合には、配
信と再生を同時に行うこともできる。
【0016】さらに、本発明方法においては、各学生に
関する情報を管理することもできる。また、受講室の複
数の学生が文字情報に基づく電子掲示板システムを用い
て発言するステップと、それに担当教員がリアルタイム
で配信される少なくとも映像と音声の情報で応えるステ
ップを含むことにより、ディスカッション形式の授業を
行うことができる。
【0017】本発明において、複数の受講室に予め作成
された講義内容を配信するためには、ISDNなどの電
気通信回線、インターネットなどの電気通信ネットワー
クなどの電気通信手段のほか、適当なDVD、CD、ハ
ードディスクに保存した電子情報記録媒体に加えて、ビ
デオ、紙などの媒体に保存した形で、従来からある郵送
や宅配のサービスを用いることができる。このように授
業に先立って予め配信しておくことで、技術的な問題
で、担当教員との双方向の授業が困難な場合でも、講義
内容を再生することができ、その間にシステムの修復を
することができ、あるいは、集まった学生に少なくとも
再生した講義内容のみによる授業は行うことができる利
点がある。
【0018】また、本明細書において、電気通信回線と
は、ISDNなどの電話回線、インターネットなどのネ
ットワーク、専用回線、マイクロ波回線などを広く含む
ものであり、電気通信に用いられる回線手段であればい
かなるものであってもよい。特に、質問を受け付けるた
めには、インターネットを介した通信を有利に用いるこ
とができ、また、担当教員のリアルタイムで送られる映
像音声情報もインターネット放送技術を用いて送信する
ことができる。
【0019】本発明において、「学生管理」とは、出
欠、学生の発言や質問の整理、講義や討論とは別に行わ
れる試験やレポート提出の結果の整理作業、成績評価、
各種の統計処理、単位付与などのいずれか又は全てを含
む、個々の学生に関する情報の管理をいう。たとえば、
試験の答案や、試験の結果、レポート自体、あるいはレ
ポートの提出状況、その評価なども、本発明のシステム
において、デジタル情報として管理することができる。
またレポートや試験の答案なども電子メールシステムな
どにより提出させ、デジタル情報として管理、保存する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】講義を開始する時点で、インター
ネット放送システムなどの放送手段を利用して各受講室
に設けたパーソナルコンピュータに接続された画像音響
設備を通じて、担当教員の授業開始の説明を音声と映像
によりリアルタイムで学生に伝える。このときの音声と
画像は、上記の再生装置を利用して提示することも、ま
た、各学生が持つ端末から提示することもでき、両者を
併用して表示することもできる。
【0021】その後、講義が開始するが、本発明によれ
ば、一つの実施態様として、予め講義内容を録画したD
VDや、ビデオテープ、ハードディスク、その他の磁気
的、光学的、あるいは磁気光学的な記録媒体や、それに
加えて、紙に印刷される資料を作成して、講義パッケー
ジを作成する。このような講義パッケージは、郵送ある
いは電気通信手段により、遠隔地の他の大学や同じ大学
の異なるキャンパスなどに予め配信あるいは配布してお
くことができる。例えば、ビデオとDVDを組み合わせ
る、DVDに記録した講義内容に加えて、紙にプリント
した講義内容の紹介を配布するなど複数の媒体を組み合
わせて、授業を構成することができる。
【0022】この講義の内容は、教員の音声や画像のほ
か、既存の教科書、出版物からの引用情報、取材された
画像、音声、写真、あるいは、それらを再構成して文字
を加えた情報など、進んだマルチメディアや放送技術の
特性を生かして、視覚的にも、内容的にも学生の興味を
引くことができる高度なものとすることができる。この
ような講義内容は、単なる講義のみや、スライドやビデ
オ程度を一部に利用した現在の単なる教室講義の内容と
は一線を画した高い水準のものとすることができる。こ
の講義内容は、より高い画質と臨場感、他の学生との一
体感を得るために、受講室に設けたプロジェクターやス
ピーカを含む再生装置を利用して大きなスクリーンや画
面に表示して提供することが好ましいが、各学生に割り
当てられた端末に表示して伝えることもできるものであ
る。この再生装置は、各受講室にあるパーソナルコンピ
ュータにより制御されることが好ましい。この制御用の
パーソナルコンピュータは専用回線などを介してネット
ワークにつながれて、担当教員あるいはその補助者(テ
ィーチングアシスタント等)が有するパーソナルコンピ
ュータなどの端末から制御あるいはモニターできるもの
であることが望ましい。システムの全体構成の概略を図
1に示す。このシステムは、授業発信側10と専用中継
網を利用したインターネット放送システム20とインタ
ーネット21と複数の受講室30とからなっている。こ
の図において発信側の制御用パーソナルコンピュータ
は、専用中継網を利用したインターネット放送システム
20を介して、受講室30にある装置に接続される。
【0023】このような授業パッケージの画面は、例え
ば、図2に示すようなものであり、科目の題材となる資
料に基づき作成された、見出し52を含む特定授業科目
の講義情報50と、講義を担当する教員の追加作成した
資料、あるいは付加的内容、あるいは講義する教員を映
した映像、音声情報を含む担当教員の講義情報51とか
らなっている。担当教員の映像53が示されている。こ
のような講義パッケージは、実際に学生を集めて行われ
る授業に先立って作成されている。
【0024】上記のような講義パッケージを隔地の複数
の受講室において再生し、あるいはそれに加えて紙など
にプリントして配布する。このとき、好ましくは、例え
ば「RealSystem」として知られるインターネ
ット(TCP/IPプロトコル)上で稼働するインター
ネット放送サーバを利用したシステムを利用して、担当
教員からの音声と映像により授業開始の案内をリアルタ
イムで行うことが好ましい。このときの映像及び音声の
質は、記録媒体に保存されている情報ほど高精細では必
ずしもなく、また動きがぎこちなかったりするが、必要
な情報を確実に伝達することができるものである。ま
た、インターネット放送技術や情報圧縮技術は急速に進
歩を遂げており、現実に使用できる帯域幅も広がりつつ
あるので、この講義開始の案内もより映像精度の高いも
のに改善して行くことができる。このときの担当教員か
らの音声と画像は、上記の音声画像再生装置を利用し
て、ある受講室の全ての学生に一括して伝えることが学
生に一体感を与えるために望ましいが、各学生用の端末
を利用して表示することも可能である。
【0025】講義パッケージは、通常、各受講室に備え
られ、パーソナルコンピュータなどにより制御されたプ
ロジェクタ、スクリーンあるいはCRTなどの画像表示
装置と音響装置を組み合わせて、その受講室にいる学生
全員に一括して伝えられる。そして、このようにして講
義パッケージが再生されている間に、学生は各自の目の
前に置かれた端末(例えば、ネットワークに結合してい
るパーソナルコンピュータ)から、質問事項を予め準備
したBBS(ブリテンボードシステムあるいは電子掲示
板システム)にアップロードすることができる。学生一
人一人にこのような端末が準備できない場合には、学生
が紙に書いた質問を提出し、受講室のスタッフが用意さ
れた端末から入力することができる形にもできるが、現
在多くの大学において必要な端末を備えたマルチメディ
ア教室が設けられており、新たに大きな投資をすること
なく、必要な授業環境を準備することができる。そし
て、このようなBBSは、既存のインターネット技術そ
の他の通信技術を利用して、容易にかつ確実に実現する
ことができる。このようにしてアップロードされ、掲示
された質問の内容は、担当教員にも、遠隔地の学生を含
めた他の学生も即時に見ることができるものである。
【0026】この講義内容の再生中、担当教員は講義を
行わなくてもすむので、どのような質問が提示されてい
るのかを見て、質問の整理と回答の準備を行うことがで
きる。これば、複数の遠隔地において同時に講義を行う
場合には重要なポイントである。遠隔地にある教室ある
いは研究室から講義の模様を放映し、講義中に双方向か
つリアルタイムで質問を受け付ける場合には、どの教室
のどの学生に質問を許すかといった質問の整理が困難で
あり、技術的に双方向性が確保されていても、遠隔地か
らは質問がしにくいという問題がある。しかし、本発明
によれば、講義内容は予め準備されているので、それを
再生している間、担当教員は十分な時間を持って質問を
理解し、それに答える準備ができる一方、学生も担当教
員と通信回線でリアルタイムで会話をするより、より余
裕を持って質問を整理して発信することができる。ま
た、他の学生の質問を即時に見ることができるので、重
複した質問を避けたり、さらに発展した質問を考えるこ
とができるなど、授業の実質的な密度をさらに高めるこ
とができるという大きな利点を有する。
【0027】また、各学生は固有のアドレスあるいはI
Dあるいはハンドルネームおよびパスワードを有してお
り、講義中に出欠をとることができる。そして、質問の
有無も各学生ごとに記録することができるので、遠隔地
の受講室においても、学生の授業への参加の状況を確実
に把握することができる。さらに、各受講室にカメラを
設け、上記のインターネット放送技術を利用するなどし
て、各受講室の学生の反応を担当教員が把握することが
できるようにすることもできる。
【0028】講義内容の再生が終わった時点で、インタ
ーネット放送システムを利用して各受講室に設けたパー
ソナルコンピュータに接続された画像音響設備を通じ
て、質問に対する担当教員の答えを音声と映像によりリ
アルタイムで学生に伝える。このときの音声と映像は、
上記の再生装置を利用して提示することも、また、各学
生が持つ端末から提示することもでき、両者を併用して
表示することもできる。
【0029】講義と質問に対する回答後、あるいは、次
の回の授業において、あるテーマを決め、あるいは複数
の予め定められたテーマから一つのテーマを選んで、B
BS上での討議を行うことができる。このときも、担当
教員は、BBS上に表示される質問の内容を見ながら、
どのように討議の進行を進め、指導を行うかを考えるこ
とができ、複数の遠隔地からの学生の発言や質問をうま
く整理しつつ、効果的な教育指導を行うことができる。
担当教員の発言や指導は、BBS上の書き込みに加えて
あるいはそれに代えて、インターネット放送システムな
どの放送手段を通じて、音声、映像を含めてリアルタイ
ムで学生に伝えることができる。
【0030】さらに、これらの学生の発言や質問は、各
学生の持つアドレスやIDにより管理することができる
ので、講義や討論とは別に行われる試験やレポート提出
の結果、出欠と併せて一括して管理することができる。
たとえば、試験の答案や、試験の結果、レポート自体、
あるいはレポートの提出状況、その評価なども、本発明
のシステムにおいて、デジタル情報として管理すること
ができる。またレポートや試験の答案なども電子メール
システムなどにより提出させ、デジタル情報として管
理、保存することができる。そのため、異なる大学にお
ける学生の水準の相違なども、一括して管理することが
でき、単位授与の基準を各大学の学生の水準に鑑みて調
整したり、例えばある大学における担当教員が他の大学
における学生を含めて成績評価を一括して行ったり、ま
た、各地の大学の教員が記録された質問や試験結果をも
とに、講義を行った担当教員とは別個に自らの大学に所
属する学生の成績評価を行うこともできる。また、講義
を行った教員と、他の大学あるいは他のキャンパスの教
員との連絡も、本発明のシステムを利用して行うことが
できる。
【0031】また、本発明のシステムを利用して、レポ
ートや試験の解答の内容を、予め定められたキーワード
に基づいて分析することにより、大まかな評価や統計的
な処理を行うことにより、各教員による評価の補助とし
たり、どの教員にどのレポートや試験を配分するといっ
た作業を自動化することができる。本明細書において
は、これらの質問や、成績、出欠などの管理作業を広く
「学生管理」というものとする。
【0032】さらに具体的に見ると、本発明の授業方法
に含まれうる機能としては次の7項目があげられる。 (1)質疑応答、ディスカッションの発言をもとにした
平常点管理 通常の授業におけるネットワーク上での質疑応答及びデ
ィスカッションの発言回数から、出欠の状況と発言回数
を把握し、平常点として科目ごとに教員に通知すること
ができる。 (2)レポート、試験のインターネット上での実施と、
その文書の管理 各学生に、期末のレポート又は試験結果をインターネッ
ト上で実施させる機能であり、レポートや試験の提出状
況はシステムによって管理され、教員やティーチングア
シスタントに通知されるものである。 (3)提出されたレポート及び試験問題の論述内容のキ
ーワード関連採点 レポートもしくは試験における論述問題の解答(以下、
単純に「レポート」という)にたいして、あらかじめ科
目ごとに登録されたキーワードについて述べられている
か、あるいは論点はどうかなどの採点を行う。結果は1
次評価結果として保存され、教員に通知される。キーワ
ード毎にあらかじめ担当の教員又はティーチングアシス
タントを割り付けており、レポートと1次評価結果を教
員又はティーチングアシスタントへ配分することも可能
である。 (4)複数教員及びティーチングアシスタントへの連携
機能 大量の受講学生に対応するために複数の教員又はティー
チングアシスタントで採点を行う場合に協調して作業が
できるよう、レポート本体などの文書共有機能や採点結
果、最終評価のデータ管理機能、教員又はティーチング
アシスタント間の電子ディスカッション機能などのコミ
ュニケーション手段を提供する。 (5)複数校の評価における学校別基準による採点補正 複数の学校での同一授業の評価において、各学校毎の採
点基準で評価を決定するための補正機能がある。補正の
ための設定式は、例えば、xを補正前の点数、F(x)
を補正後の点数とした場合、以下の通りである。 F(x)=Ax+B なお、上式中のAとBは、科目毎、学校毎に設定するこ
とが可能である。 (6)基礎情報管理:学生管理、教員管理、科目管理 上記機能を実現するための基礎情報管理として、学生、
教員、科目などの各種情報を管理する機能を有する。 (7)オプション 事務処理やシステムへの入力作業の軽減を目的として、
以下の機能をオプションで提供する。(a)基礎情報を
各校がもつ既存の事務システムと連携される機能。
(b)採点結果を各校がもつ既存の事務システムと連携
させる機能。これらの7項目の機能はその一部だけでも
本発明方法に取り込むことができるものである。
【0033】図3に上記のような講義を行うためのシス
テムの構成の一例を示す。本発明によるシステムの実施
例は、専用中継網を利用したインターネット放送システ
ム20と、インターネットを利用したBBSシステム2
1とを基本にすることができる。予め準備した講義内容
を、各受講室に設けられたプロジェクタ31,スピーカ
32、スクリーン33、DVD再生装置34、再生用パ
ーソナルコンピュータ35などを含む再生装置を通じ
て、学生40に示す。そして、学生40の受講の様子
は、受講室に設けられたカメラ35とカメラサーバ3
6,さらに個々の学生40が利用できる端末(ネットワ
ーク接続されたパーソナルコンピュータ)37を通じ
て、インターネットを介して、担当教員側にあるBBS
サーバ6及び上記教材提示用パーソナルコンピュータ2
により、担当教員1に伝えられる。各学生40の質問事
項はBBSサーバ6を介して、遠隔地の他の大学などに
所属する学生を含めた全ての学生が見ることができるよ
うになっている。発信側10にいる担当教員1は、教材
提示用のパーソナルコンピュータ2を見ながら、カメラ
3,マイク4を入力装置とするインターネット放送用エ
ンコーダ5を通じて、ISDNなどの安定した回線を用
いてインターネットプロバイダが提供するインターネッ
ト放送用中継サーバ11を介して、遠隔地にある複数の
受講室30に、自らの講義、連絡、あるいは質問に対す
る回答などをリアルタイムで配信する。この配信内容
は、各受講室に設けられたプロジェクタ31,スピーカ
32、スクリーン33、DVD再生装置34、再生用パ
ーソナルコンピュータ35などを含む再生装置を通じ
て、学生40に提示することができる。発信側の部屋に
は、そのほかインターネット放送モニタ用パーソナルコ
ンピュータ7及びカメラサーバモニタ用パーソナルコン
ピュータ8が設けられている。
【0034】
【発明の効果】上記のように、本発明の方法及びシステ
ムによれば、大学設置基準による通学制大学の単位付与
の条件を満たしながら、遠隔授業を効率的に行うことが
でき、通学制大学におけるマルチメディア授業の新たな
可能性を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステム構成の一例の概略を示
す。
【図2】本発明による授業パッケージの画面の一例を示
す。
【図3】本発明によるシステム構成の一例を図1に対応
させて示す。
【符号の説明】
1 担当教員 10 発信側大学 20 インターネット放送システム 21 BBSシステム 30 受講室 40 学生
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植木 精司 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 高木 直二 東京都新宿区戸塚町1−104 学校法人早 稲田大学内 (72)発明者 黒田 学 東京都新宿区戸塚町1−104 学校法人早 稲田大学内 Fターム(参考) 2C028 AA12 BA02 BA03 BA04 BB03 BB04 BB06 BC01 BD02 CA01 CA12 DA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め作成された講義パッケージを複数の
    受講室に配信して授業を行う授業システムにおいて、 特定授業科目の講義情報と当該科目の講義を担当する担
    当教員の講義情報とを組み合わせて作成された講義パッ
    ケージの記憶手段と、 講義パッケージの記憶手段に記憶されている講義情報を
    再生するための複数の受講室に設けられた再生手段と、 授業発信側と複数の受講室の学生との相互間および各複
    数の受講室の学生相互間でネットッワークを介して双方
    向にメッセージの交換を行うためのメッセージ交換手段
    と、 上記再生装置に電気通信回線を通じて結ばれ、担当教員
    の少なくとも映像と音声をリアルタイムで各受講室に配
    信するための放送手段とを備えた授業システム。
  2. 【請求項2】 授業発信側からの指示により講義パッケ
    ージ記憶手段に記憶されている講義情報の再生を行う手
    段をさらに備えた請求項1記載の授業システム。
  3. 【請求項3】 講義パッケージは、画像情報と音声情報
    とテキスト情報とによって作成されている請求項1記載
    の授業システム。
  4. 【請求項4】 メッセージ交換手段は、入力手段と、C
    PUと、表示装置と、電気通信回路への接続手段とを備
    える端末を複数含んでなる請求項1から3のいずれかの
    授業システム。
  5. 【請求項5】 メッセージ交換手段は、受講室に設けら
    れた端末におけるメッセージ発信に際して受講者のID
    情報も発信する機能を備える請求項4の授業システム。
  6. 【請求項6】 授業を受講する受講者のID情報をもと
    に、ネットワークを介して受講する各受講者の学生管理
    を行う学生管理手段を備えた請求項1〜5のいずれか一
    に記載の授業システム。
  7. 【請求項7】 予め作成された講義パッケージを複数の
    受講室に配信するステップと、 講義パッケージを複数の受講室において再生して複数の
    学生に受講させるステップと、 各学生からの質問を担当教員及び受講する学生にそれぞ
    れが有する電気通信回線を介して結ばれた端末に表示す
    るステップと、 前記質問に関する担当教員による回答または解説、また
    は担当教員が伝えるその他の連絡事項を、放送手段を用
    いて複数の受講室にいる複数の学生にリアルタイムで配
    信し表示するステップとを含んでなる授業方法。
  8. 【請求項8】 予め作成された講義内容が記録媒体を介
    して予め受講室に配信されることを特徴とする請求項7
    に記載の授業方法。
  9. 【請求項9】 予め作成された講義内容が電子通信回線
    を介して予め配信されることを特徴とする請求項7に記
    載の授業方法。
  10. 【請求項10】 配信された講義内容が各受講室に設け
    られた1組の再生装置を用いて複数の学生に受講される
    ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一に記載の授
    業方法。
  11. 【請求項11】 各学生に関する情報を管理するステッ
    プを含んでなる請求項7〜10のいずれか一に記載の授
    業方法。
  12. 【請求項12】 受講室の複数の学生が文字情報に基づ
    く電子掲示板システムを用いて発言するステップと、そ
    れに担当教員がリアルタイムで配信される少なくとも映
    像と音声の情報で応えるステップを含んでなる請求項7
    〜11のいずれか一に記載の授業方法。
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