JP2001096972A - 筆記状態通知装置 - Google Patents

筆記状態通知装置

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JP2001096972A
JP2001096972A JP27780999A JP27780999A JP2001096972A JP 2001096972 A JP2001096972 A JP 2001096972A JP 27780999 A JP27780999 A JP 27780999A JP 27780999 A JP27780999 A JP 27780999A JP 2001096972 A JP2001096972 A JP 2001096972A
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pressure
writing
pen
cpu
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JP27780999A
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Inventor
Hiroichi Takayanagi
博一 高柳
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筆記時に筆圧を測定し、筆圧が設定した範囲
にあるかどうかを筆記時に即時的に判断して筆記者に通
知するような筆記具を提供すること。 【構成】 筆記部と、該筆記部の軸方向の圧力を測定す
る圧力測定部と、該圧力測定部で測定した所定の圧力に
より筆記状態を筆記者に通知する通知手段とを接続する
筆記状態通知装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筆記具を適切な筆圧で
筆記しているかどうか判断するための装置、例えば複数
枚綴りのカーボン紙やノーカーボン紙のような複写用紙
に筆記するために用いる筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、筆記時の筆圧が適切な範囲に収
まっているかどうかを判断するには、筆記時の筆圧のデ
ータを測定、記録し、その結果から判断する必要があっ
た。また例えば複写用紙に筆記する際には複数枚綴りの
すべての紙に筆記できているかどうかを簡単に知る方法
はなく、試し書きをして最も下の紙に筆記できているか
どうかを確かめるか、十分に強い筆圧で筆記していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は筆記時に筆圧
を測定し、筆圧が設定した範囲にあるかどうかを筆記時
に即時的に判断して筆記者に通知するような筆記具を提
供することを課題とする。また前記複写用紙への筆記に
関しては、一々複数枚綴りの最も下の紙にまで筆記でき
ているかどうかを確認するのでは使い勝手が悪く、複写
用紙の構成法によっては最も下の紙を視認できないもの
もある。また常に強く筆記するのも作業性が悪い。本発
明はもう一つの課題として、筆圧が適切な範囲外である
ときにそれを筆記者に通知することによって、筆記者が
必要以上に強い筆圧で筆記することを強いられることな
く、且つ筆記している複写用紙の綴りのすべての紙に確
実に筆記することができるような筆記具を提供すること
を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、筆記部と、該
筆記部の軸方向の圧力を測定する圧力測定部と、該圧力
測定部で測定した所定の圧力により筆記状態を筆記者に
通知する通知手段とを接続することを特徴とする筆記状
態通知装置を第1の要旨とし、上記通知手段はLEDの
表示状態を前記圧力測定部で測定した所定の圧力により
変化させることにより筆記者に視覚的に通知するもので
ある筆記状態通知装置を第2の要旨とし、上記通知手段
は発音体を用い、前記圧力測定部で測定した所定の圧力
により前記発音体を鳴動させることにより筆記者に聴覚
的に通知するものである請求項1記載の筆記状態通知装
置を第3の要旨とする。
【0005】
【発明の実施と形態】本発明による筆記状態通知装置
は、筆圧を圧力センサなどにより測定し、その筆圧を設
定した上限値及び下限値と比較する。比較する際には筆
記時の各ストロークの開始及び終了時における筆圧の立
ち上がり及び立ち下がりを考慮して、筆圧が設定した範
囲にあるかどうかを判断し、判断結果を筆記者に即時に
通知するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明について、実施例を説明する
が、本発明は、以下の実施例に限るものではない。以
下、第1実施例の詳細を、添付図面を参照して説明す
る。図1は本発明による複写用紙用感圧ボールペンの電
気的ブロック図、図2はCPU4の動作を示す状態遷移
図、図3は文字を筆記したときの筆圧データ、図4は筆
圧測定時の状態遷移図、図5は筆圧のペン軸の角度によ
る影響を示す図である。図1において、圧力センサ1は
ボールペンのリフィル2と連結しており、リフィル2の
軸方向の圧力を感知する。リフィル2は電気的構成要素
ではないが特に図示した。A/D変換器3は圧力センサ
1のアナログ出力をA/D変換しデジタル値としてCP
U4に出力する。CPU4はA/D変換器3の出力から
リフィル2の筆圧が適切な範囲にあるかどうかを計算し
判断する。ROM5はCPU4を動作させるプログラム
やデータを格納する。RAM6はプログラム動作時のデ
ータを保持する。可変抵抗7は適切な筆圧の下限値を設
定する。A/D変換器8は可変抵抗7の値をA/D変換
しデジタル値としてCPU4に出力する。CPU4はA
/D変換器8の出力を読みとり、その値に対応して適切
な筆圧の下限値を決定する。CPU4は感圧ペンが通常
動作状態にあるときにパワーLED9を点灯する。また
CPU4は筆圧が必要とされる値よりも小さいときにブ
ザー10を鳴動させる。CPU4、A/D変換器3及び
8、ROM5およびRAM6はそれらを一つのパッケー
ジとしたワンチップコンピュータを使用することによ
り、ペン軸のような小さい体積に納めることが可能であ
る。また可変抵抗7としては、ペン軸方向に周動するス
ライドやペン軸周りに回転するヴォリュームを使用する
ことができる。
【0007】次にCPU4の動作について図2を用いて
詳細に説明する。本感圧ペンは電池駆動であるため低消
費電力であることが望ましい。また未使用時に電力を消
費しないようにすることも必要である。そのために電源
スイッチを設けるという構成も可能であるが、本実施例
においては電源スイッチを用いず、CPUは未使用時に
スリープしており、筆圧感知によって割り込みで起動す
る構成を説明する。このような構成にするとスイッチ部
品を省けるためコスト低減になる上、電源の切り忘れに
よる電池の無駄な消耗をなくすことが可能である。
【0008】CPU4は未使用時にはスリープし低消費
電力状態にある(S1)。筆記者が感圧ペンを持ち紙に
筆記すると筆圧のレベル変化によってCPU4に割り込
みがかかり、CPU4は低消費電力状態から復帰して通
常動作状態に移り筆圧測定を開始する(S2)。CPU
4は通常動作中にはパワーLED9を点灯し、動作中で
あることを筆記者に示す。CPU4は筆圧が適切な範囲
から外れた場合にはブザー10を鳴動させ、筆圧が適切
な範囲内にあるときにはブザー10を停止する。適切な
筆圧の条件については後述する。CPU4は予め定めた
無筆記限界時間だけ連続して筆圧を感知することができ
ないと、スリープして低消費電力状態に移る(S1)。
無筆記限界時間は任意に決定可能だが、例えば数秒程度
でも構わないと考えられる。例えCPU4がスリープし
てしまっても、次の筆記により復帰して動作を再開する
からである。
【0009】次に適切な筆圧の条件について図3及び図
4を用いて詳細に説明する。図3は文字を筆記したとき
の筆圧を測定したデータの例である。筆圧は一ストロー
クごとに上昇、下降し、ストロークの合間には0になっ
ていることが判る。単純に筆圧が設定した下限値よりも
小さなときに筆圧が適切でないと判断してブザー10を
鳴動させると、ストロークごとにブザー10が鳴動及び
停止を繰り返すため、筆記者は筆圧が適切な範囲にある
かどうか判断できない。そこで、筆圧が下限値よりも小
さい状態が一定時間以上連続したときに、筆圧が適切な
範囲から外れていると判断する。ただし一定時間とは、
ストロークの開始と終了時の筆圧の立ち上がりと立ち下
がりとを除去するためのものであり、50msから10
0msに設定すればよいと考えられる。ここで筆圧が0
であるときは筆記していないときであり、その状態は判
断の対象にはならない。従って、圧力センサのオフセッ
トや組み立ての精度などを考慮し、筆記していないと見
なせる下限の筆圧を実験によって予め決定しておく必要
がある。測定値がその筆記下限筆圧を下回る状態では、
筆圧が適切な範囲から外れているとは判断しない。
【0010】上述した条件を図4の状態遷移図を用いて
説明する。図4は図2の状態遷移図の筆圧測定(S2)
の状態をより詳細に示したものである。筆圧が筆記下限
筆圧よりも小さい状態では筆圧が適切な範囲から外れて
いるとは判断しない(S21)。筆圧が上昇して筆記下
限筆圧を上回ると計時を開始する(S22)。もし筆圧
が設定した下限値よりも小さい状態が一定時間連続した
場合はブザー10を鳴動させる(S22)。一方筆圧が
更に上昇し設定した下限値を超えた場合は、筆圧が適切
な範囲にあると判断し何もしない(S23)。もしくは
ブザー10が鳴動していたらそれを停止する。筆圧が下
降し設定した下限値を下回ると計時をリセットし、その
状態が一定時間連続した場合はブザー10を鳴動させる
(S22)。筆圧が更に下降し筆記下限筆圧を下回った
場合は、ブザー10が鳴動していたらそれを停止し、筆
記されていない時間を測定するために計時をリセットす
る(S21)。そして筆記されていない時間が予め定め
た無筆記限界時間に達すると筆圧測定を停止する。
【0011】次に可変抵抗7を用いた下限値の設定につ
いて説明する。本実施例による感圧ペンは、ある特定の
構成の複写用紙を継続使用するような用途に向く。筆圧
の下限値を設定する筆記者は、可変抵抗7を最小側に設
定し、ブザー10が鳴動しないような筆圧で対象とする
複写用紙に筆記する。もしすべての紙に筆記できていな
ければ可変抵抗7の設定値を少し大きくし、再びブザー
10が鳴動しないような筆圧で筆記して、すべての紙に
筆記できるまでこれを繰り返す。すべての紙に筆記でき
るようになった時点で可変抵抗7を動かさないようにす
れば、以降その構成の複写用紙に筆記する際にはそのペ
ンを使用してすべての紙に筆記できているかどうかを簡
単に確認しながら筆記することが可能となる。本実施例
において詳述はしないが、可変抵抗7の代わりに複数の
状態をとるスライドスイッチを採用し、CPU4がスラ
イドスイッチの状態を読みとって、予めROM5に内蔵
したスイッチの値と筆圧の下限値の対応表を参照するこ
とにより筆圧の下限値を設定することができるようにす
る構成も可能である。この場合、例えばカーボン紙とノ
ーカーボン紙の複写用紙について、それぞれ2、3枚程
度と5、6枚程度の綴りに筆記するために必要な筆圧を
上記可変抵抗7を用いた方法で予め決定し、4値を出力
できるスライドスイッチのそれぞれの値にそれらを割り
当てることにより、事前の設定が不要であり、且つ何種
類かの複写用紙の構成に対応可能な筆記具を実現するこ
とができる。
【0012】最後にペン軸の角度の影響について図5を
用いて説明する。図5は筆圧のペン軸の角度による影響
を示す図である。圧力センサ1はリフィル2の軸方向に
沿った圧力を測定するため、筆記時にペン軸が傾いてい
ると正確な筆圧を測定することができない。筆記者はペ
ンを傾けて持っても筆記時には紙面にほぼ垂直に圧力を
かける。それが筆圧11である。圧力センサ1が測定す
るのはペン軸の傾きの角度だけ余弦を計算した圧力12
である。この圧力12は、ペン軸の傾きが30度のとき
は真の筆圧の87パーセント、また傾きが45度のとき
は真の筆圧の70パーセントの大きさになる。しかし本
発明の目的は筆圧を正確に測定することではなく、筆記
している複写用紙の綴りのすべての紙に確実に筆記する
ことができる下限の筆圧を筆記者に示すことである。従
って、ペンを垂直にして筆記したときの下限値をそのま
ま設定してしまうと、ペンを傾けて筆記する筆記者はす
べての紙に筆記できない可能性がある。一方、下限値と
して必要な値よりもやや大きめな値を実際の下限値とし
て設定しても実用上は何の問題もない。そこで、筆圧の
下限値を決定する筆記者は、可変抵抗7の設定値を、4
5度程度傾けて筆記しながら決定すればよい。
【0013】次に、第2実施例の詳細を、添付図面を参
照して説明する。図6は本発明による筆記状態通知装置
装置の電気的ブロック図、図7は筆圧測定時の状態遷移
図である。図6において、圧力センサ1はボールペンの
リフィル2と連結しており、リフィル2の軸方向の圧力
を感知する。リフィル2は電気的構成要素ではないが特
に図示した。A/D変換器3は圧力センサ1のアナログ
出力をA/D変換しデジタル値としてCPU4に出力す
る。CPU4はA/D変換器3の出力からリフィル2の
筆圧が適切な範囲にあるかどうかを計算し判断する。R
OM5はCPU4を動作させるプログラムやデータを格
納する。RAM6はプログラム動作時のデータを保持す
る。可変抵抗7は筆圧の下限値を、また可変抵抗13は
筆圧の上限値をそれぞれ設定する。A/D変換器8は可
変抵抗7の値を、またA/D変換器14は可変抵抗13
の値をそれぞれA/D変換しデジタル値としてCPU4
に出力する。CPU4はA/D変換器8及びA/D変換
器14の出力を読みとり、その値に対応して筆圧の下限
値及び上限値を決定する。筆圧適正LED16は一つ乃
至複数のLEDからなり、CPU4は、筆圧が設定され
た下限値と上限値の間にあるときに、筆圧適正LED1
6が一つであればそれを点灯し、複数であれば筆圧の大
きさに応じて筆圧が上限値に近いほど多くの数のLED
を点灯する。一方CPU4は筆圧が下限値よりも小さい
ときに筆圧過小LED15を点灯し、筆圧が上限値より
も大きいときに筆圧過大LED17を点灯する。CPU
4、A/D変換器3、8及び14、ROM5およびRA
M6はそれらを一つのパッケージとしたワンチップコン
ピュータを使用することにより、ペン軸のような小さい
体積に納めることが可能である。また可変抵抗7及び1
3としては、ペン軸方向に周動するスライドやペン軸周
りに回転するヴォリュームを使用することができる。ま
た本実施例では電源スイッチを設ける構成とするが、第
1実施例のように電源スイッチを設けない構成とするこ
とも可能である。
【0014】次に適切な筆圧の条件について図7及び第
1実施例の図3を用いて詳細に説明する。図3におい
て、筆圧は一ストロークごとに上昇、下降し、ストロー
クの合間には0になっていることが判る。単純に筆圧が
設定した下限値よりも小さなときに筆圧が適切でないと
判断してLED15を点灯すると、ストロークごとにL
ED15が点灯及び消灯を繰り返すため、筆記者は筆圧
が設定した範囲にあるかどうか判断できない。そこで、
筆圧が下限値よりも小さい状態が一定時間以上連続した
ときに、筆圧が設定した範囲から外れていると判断す
る。ただし一定時間とは、ストロークの開始と終了時の
筆圧の立ち上がりと立ち下がりとを除去するためのもの
であり、50msから100msに設定すればよいと考
えられる。一方筆圧が設定した上限値を上回った場合に
ついては、ストロークの開始及び終了は問題にならない
ため、単純に測定した筆圧が上限値を上回ったなら設定
した範囲から外れていると判断することができる。ここ
で筆圧が0であるときは筆記していないときであり、そ
の状態は判断の対象にはならない。従って、圧力センサ
のオフセットや組み立ての精度などを考慮し、筆記して
いないと見なせる下限の筆圧を実験によって予め決定し
ておく必要がある。測定値がその筆記下限筆圧を下回る
状態では、筆圧が設定した範囲から外れているとは判断
しない。
【0015】上述した条件を図7の状態遷移図を用いて
説明する。図7は筆圧測定時の状態を詳細に示したもの
である。筆圧が筆記下限筆圧よりも小さい状態では筆圧
が適切な範囲から外れているとは判断しない(S2
4)。筆圧が上昇して筆記下限筆圧を上回ると計時を開
始する(S25)。もし筆圧が設定した下限値よりも小
さい状態が一定時間連続した場合は筆圧過小LED15
を点灯する(S25)。一方筆圧が更に上昇し設定した
下限値を超えた場合は、筆圧が適切な範囲にあると判断
し、筆圧過小LED15が点灯していたらそれを消灯
し、筆圧適正LED16を点灯する(S26)。筆圧適
正LED16が複数ある場合は、測定した筆圧の下限値
と上限値に対する割合を計算して、筆圧適正LED16
のうち点灯させる数を調整する(S26)。筆圧が更に
上昇して設定した上限値を超えた場合は、筆圧適正LE
D16を消灯して筆圧過大LED17を点灯する(S2
7)。そこから筆圧が下降し設定した上限値を下回ると
筆圧過大LED17を消灯し、筆圧適正LED16を点
灯する(S26)。筆圧が更に下降し設定した下限値を
下回ると計時をリセットし、その状態が一定時間連続し
た場合は筆圧過小LED15を点灯する(S25)。筆
圧が更に下降し筆記下限筆圧を下回った場合は、筆圧過
小LED15が点灯していたらそれを消灯する(S2
4)。
【0016】次に可変抵抗7及び13を用いた下限値及
び上限値の設定について説明する。本実施例による筆記
状態通知装置は、把持の仕方が一定であるような測定用
途に向く。第1実施例においてペン軸の角度について説
明したように、筆記時にペン軸が傾いていると、圧力セ
ンサ1が測定するのはペン軸の傾きの角度だけ余弦を計
算した圧力になる。ただし、筆記時のペン軸の角度が一
定であれば、それに合わせて下限値及び上限値を設定す
ればよい。それには、例えば下限値の設定であれば、実
際に筆記する角度でペンを固定し、垂直方向に下限値の
荷重を与えて、筆圧過小LED15がちょうど点灯する
ように可変抵抗7を調整する。上限値についても同様で
ある。
【0017】尚、本実施例では筆記部をボールペンとし
たが、本発明は対象をボールペンに限るものではなく、
万年筆やフェルトペンなど様々な筆記部に適用可能であ
る。それぞれの筆記部に対して上記したように可変抵抗
を用いて適切な筆圧の範囲を決定するような構成にする
ことも可能であるし、また詳述はしないが、例えば様々
な筆記部に対して適切な筆圧を予め決定しておき、一つ
の筆記具において複数の筆記部を選択可能にして、筆記
部に応じた筆圧の範囲を筆記者に通知するような構成も
可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、筆記状態通知装置にお
いて、筆圧を圧力センサなどにより測定し、その筆圧を
設定した上限値及び下限値と比較し、比較する際には筆
記時の各ストロークの開始及び終了時における筆圧の立
ち上がり及び立ち下がりを考慮して、筆圧が設定した範
囲にあるかどうかを判断し、判断結果を筆記者に即時に
通知することができる。また複写用使用の筆記具におい
て、前述のようにして筆圧が適切な範囲外であるときに
それを筆記者に通知することによって、筆記者は必要以
上に強い筆圧で筆記することを強いられることなく、且
つ筆記している複写用紙の綴りのすべての紙に確実に筆
記することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の電気的ブロック図
【図2】 CPUの動作を示す状態遷移図
【図3】 文字筆記時の筆圧データ
【図4】 筆圧測定時の状態遷移図
【図5】 筆圧のペン軸の角度による影響を示す図
【図6】 第2実施例の電気的ブロック図
【図7】 筆圧測定時の状態遷移図
【符号の説明】
1 圧力センサ 2 リフィル 3 A/D変換器 4 CPU 5 ROM 6 RAM 7 可変抵抗 8 A/D変換器 9 パワーLED 10 ブザー 11 筆圧 12 筆圧の余弦 13 可変抵抗 14 A/D変換器 15 筆圧過小LED 16 筆圧適正LED 17 筆圧過大LED

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記部と、該筆記部の軸方向の圧力を測
    定する圧力測定部と、該圧力測定部で測定した所定の圧
    力により筆記状態を筆記者に通知する通知手段とを接続
    することを特徴とする筆記状態通知装置。
  2. 【請求項2】 上記通知手段はLEDの表示状態を前記
    圧力測定部で測定した所定の圧力により変化させること
    により筆記者に視覚的に通知するものである請求項1記
    載の筆記状態通知装置。
  3. 【請求項3】 上記通知手段は発音体を用い、前記圧力
    測定部で測定した所定の圧力により前記発音体を鳴動さ
    せることにより筆記者に聴覚的に通知するものである請
    求項1記載の筆記状態通知装置。
JP27780999A 1999-09-30 1999-09-30 筆記状態通知装置 Pending JP2001096972A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019010763A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 ゼブラ株式会社 筆記動作測定システム、筆記動作測定方法、筆記動作測定プログラム及び筆記装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019010763A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 ゼブラ株式会社 筆記動作測定システム、筆記動作測定方法、筆記動作測定プログラム及び筆記装置

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