JP2001094578A - コネクション切替装置及びシステム - Google Patents

コネクション切替装置及びシステム

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JP2001094578A
JP2001094578A JP27212999A JP27212999A JP2001094578A JP 2001094578 A JP2001094578 A JP 2001094578A JP 27212999 A JP27212999 A JP 27212999A JP 27212999 A JP27212999 A JP 27212999A JP 2001094578 A JP2001094578 A JP 2001094578A
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unit
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atm
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Kazunori Furukawa
和憲 古川
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM通信に関し、特にCLAD処理部を含
む通信装置でATM網の中継コネクションが切り替えら
れた時に既存メディアには影響を与えず即座に中継コネ
クションを再確立するコネクション切替装置を提供す
る。 【解決手段】 コネクション切替装置は、端末インタフ
ェースと、前記端末インタフェースのデータからセルを
生成するセル変換部と、前記セルを複数の中継コネクシ
ョンに送出するセル送信部と、前記複数の中継コネクシ
ョンからのセルを受信するセル受信部と、前記受信セル
のデータを前記複数の中継コネクション毎に復元する複
数の復元部と、正常な中継コネクションに対応する前記
復元部の1つを選択してその復元データを前記端末イン
タフェースに出力する受信切替部と、で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM (Asynchrono
us Transfer Mode) 通信に関し、特に既存メディアをA
TMセルに変換して中継するCLAD (Cell Assembly
and Disassembly)処理部を含む通信装置とそれが接続さ
れるATM網からなるネットワークにおいて、中継コネ
クションが切り替えられた時に極力既存メディアには影
響を与えず極短時間で中継コネクションを再確立可能な
中継コネクション切替装置に関するものである。また、
本発明はそのようなネットワークとしてのコネクション
切替だけに限定されず、同様な原理を利用した通信装置
内部のコネクション切替装置としても適用される。
【0002】
【従来の技術】図1は、ビット透過型ネットワークとA
TMネットワークを介した通信ネットワークの一構成例
を示したものである。ビット透過型のネットワーク1は
TDM (Time Division Multiplex)ネットワークによっ
て代表される。TDM方式では収容するシステムA及び
B内の各メディアとネットワーク内部の中継回線との対
応関係を1つの変換テーブルで定義し、中継回線や中継
装置の迂回切替のために予め複数の変換デーブルが用意
される。そして、回線障害検出時等には、前記テーブル
を使って障害回線から迂回回線への切替を一斉に行な
う。
【0003】このように、TDM方式では、ネットワー
ク内の対応TDM通信装置を同時に切り換える必要はあ
るものの、テーブルの変更によりメディア間の通信途絶
が検出されない程度の瞬時の迂回切替が可能である。そ
のため、TDM方式の通信装置は、公衆電話通信はもと
より特に通信途絶が許されない銀行オンライン業務等の
種々の分野においてその導入以来今日まで広く利用され
ている。
【0004】一方、近年においては情報のマルチメディ
ア化により音声や画像・映像等の種々のデータを高速且
つ統一的に処理するATMネットワーク2が普及してき
ている。ATM方式の通信の中継部分には送受信間で識
別子を設定又は交換するコネクション型通信が用いられ
る。ATM標準技術ではここのコネクションをVPI(V
irtual Path Identifier) およびVCI (Virtual Cha
nnel Identifier) という識別子で区別する。
【0005】また、コネクションには大きく2種類あ
り、各装置の回線識別子の接続情報を予め登録して実現
する固定接続のPVC (Permanent Virtual Circuit)
と、いずれか一方の加入者からの発呼を契機にその相手
アドレスにしたがってネットワーク内の使用可能な各装
置および回線の空き識別子をハントしてコネクションを
ダイナミックに確立するSVC (Switched Virtual Cal
l) とに分けられる。
【0006】さらに、中継プロトコルであるPNNI
(Private Network-Network Interface)仕様には、加入
者に対してPVCのように発呼動作を求めないが、通信
網内では予め登録されている相手アドレス情報によって
SVCのように発呼処理を行いコネクションを確立する
S−PVC (Soft-PVC) がある。普通はこれらPVC,
SVC,S−PVCのいずれかの種類のコネクションに
よってATMネットワーク内の通信が可能になる。
【0007】従来TDMネットワーク1の側で収容する
ATMとは異なる既存メディア、例えばモデムインタフ
ェースで接続するデータ回線やPBXトランク経由で接
続する音声回線等をATMネットワーク2の側へ収容す
るには、CLADと呼ぶセル化/デセル化機能が利用さ
れる。代表的なCLAD機能には、信号のビット列をそ
のままセルに変換するサーキットエミュレーションと呼
ばれるAAL (ATM Adaptation Layer) 1タイプのセル
化方式や、論理多重効果がありLAN (LocalArea Netw
ork) トラフィックやフラグ同期回線に向いているAA
L5タイプのセル化方式がある。
【0008】CLAD機能は原理的に1対1に対向する
既存メディアのインタフェース間をセル化してATMネ
ットワークを介した中継を可能にする。論理多重されな
い場合は1つのインタフェース間に1つのコネクション
を、またフレームリレー等のように論理多重されるイン
タフェースの場合には各チャネル単位に1つのコネクシ
ョンを対応させる。CLAD機能を利用すると既存メデ
ィアもATMネットワークに収容可能となるが、ATM
インタフェースで規定される発呼信号はもともと既存メ
ディアにはないため、CLADを利用する場合のATM
ネットワーク内のコネクション方式はPVCかS−PV
Cのいずれかとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ATMネッ
トワーク2内に複数の中継回線、中継装置がある場合や
複数のATMネットワークのサービスを利用している場
合には、その一部の中継回線や装置の障害で通信が途絶
しないように別の中継回線、中継装置又は別のATMネ
ットワークを経由する自動迂回サービスを利用したいと
いうニーズが強く存在する。標準化されたATM技術の
範疇でこの自動迂回サービスを利用するには前述したS
VCまたはS−PVCのコネクションと通信装置の制御
機能とを利用することになる。
【0010】確かに、SVCやS−PVCコネクション
を使って通信途絶後に再発呼処理を行えば、ATMネッ
トワーク2内で新たなコネクションを確立することが可
能であが、発呼処理にはATMネットワーク2内の各通
信装置間でシグナリング処理が行なわれるため、その処
理にある程度の時間がかかり、特に多数のコネクション
で再発呼処理が発生する場合には全ての処理が完了まで
相当の時間がかかることになる。
【0011】さらに、中継回線や中継装置でリソース
(通信帯域、識別子の空き)の競合等が発生すると、そ
の調停処理の時間も必要になる。その結果、前述したT
DM方式等を使った既存ネットワーク1と比べて、AT
Mネットワーク2では中継回線や装置の障害に対して、
コネクションの切替に時間がかかるという問題があっ
た。
【0012】従来TDM方式などに収容されていた既存
メディアをCLAD機能を利用してATMネットワーク
に収容した場合に、従来と同等の迅速性をもった中継切
替サービスが提供できないということは、TDM方式か
らATM方式への移行を検討する際に大きな障壁となっ
ていた。それは、特に通信途絶等の障害が許容されない
銀行オンライン業務等の適用分野において顕著な問題で
あった。
【0013】本来ATMコネクションのSVCやS−P
VCは広帯域マルチメディアネットワーク向けに検討さ
れてきたものであってその適用技術領域は異なるもので
あり、これらの問題は既存のATM標準技術を既存メデ
ィアの迂回切替方式としてそのまま利用した点に起因し
ている。他の方法として、例えばPNNIシグナリング
処理の改良やもっと処理が簡単で高速な独自のシグナリ
ング方式等の採用によりATMネットワーク2の側で適
宜対応することも考えられる。
【0014】しかしながら、現在使用中の回線障害を正
確且つ迅速に検出できるのはエンドユーザ側のシステム
A及びBであって、本来ATMネットワーク2の側では
ネットワーク全体の障害検出を行なうため、多重化等が
なされた個々のチャネルの障害はマスクされてしまう
か、又はその検出が大きく遅延する恐れがある。従っ
て、通信途絶等の障害が許容されないサービス等の分野
においては依然として上述の問題が残ることになる。
【0015】そこで本発明の目的は、上記種々の問題点
に鑑み、従来のCLAD機能にさらに複数コネクション
の送受信手段とその切替手段とを付与することで、AT
Mネットワークに収容される装置の側で既存メディアに
対する迅速な迂回切替機能を提供するコネクション切替
装置を提供することにある。
【0016】また本発明の目的は、ATMネットワーク
自体とは直接関連のない通信装置内部のATMパス構成
においても同様な迂回切替機能を適用することで迅速な
障害パス切替機能を有したコネクション切替装置を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、端末イ
ンタフェースと、前記端末インタフェースのデータから
セルを生成するセル変換部と、前記セルを複数の中継コ
ネクションに送出するセル送信部と、前記複数の中継コ
ネクションからのセルを受信するセル受信部と、前記受
信セルのデータを前記複数の中継コネクション毎に復元
する複数の復元部と、正常な中継コネクションに対応す
る前記復元部の1つを選択してその復元データを前記端
末インタフェースに出力する受信切替部と、で構成する
コネクション切替装置及びCLAD装置が提供される。
【0018】また本発明によれば、上記構成を有するC
LAD部と、ATMセルのスッチング処理を行なうスイ
ッチ部、前記複数の中継コネクションと前記スイッチ部
との間をインタフェースする第1のATMインタフェー
ス部、及び前記スイッチ部とATM回線との間をインタ
フェースする第2のATMインタフェース部で構成する
ATMスイッチ部と、を有するATM通信装置が提供さ
れる。
【0019】さらに本発明によれば、送信端末インタフ
ェースと、前記送信端末インタフェースのデータからA
TMセルを生成するセル変換部と、前記ATMセルを複
数の中継コネクションに送出するセル送信部と、から成
る送信側システムと、前記複数の中継コネクションから
なるATMネットワークと、前記複数の中継コネクショ
ンからのATMセルを受信するセル受信部と、前記受信
セルのデータを前記複数の中継コネクション毎に復元す
る複数の復元部と、正常な中継コネクションに対応する
前記復元部の1つを選択してその復元データを出力する
受信切替部と、前記復元データを端末側へ出力する受信
端末インタフェースと、から成る受信側システムと、で
構成されるATM中継コネクションの切替システムが提
供される。
【0020】
【発明の実施の形態】図2は、本発明によるコネクショ
ン切替装置の基本構成例を示したものである。図2にお
いて、セル変換部32及びセル復元部34−1〜34−
nは対をなすCLAD機能の基本構成の1つであり、前
者は1つの端末インタフェース31から受信した既存メ
ディアの信号のビット列を順次そのペイロードに格納し
たATMセルを生成する機能を有し、反対に後者は受信
したATMセルのペイロードからもとの既存メディアの
信号のビット列を取り出して復元する機能を持つ。
【0021】なお、セル化の方式には前述したように様
々な方式がある。例えばATM標準でセル化方式として
規定されたセルのペイロードと入力信号との間の変換層
の形式にはAAL1とかAAL5と呼ばれる方式があ
る。またATM標準以外にも独自に規定可能である。本
発明によれば特にセル化方式は限定されず、セル変換部
32とセル復元部34−1〜34−nが対向して上記機
能を果たせばよい。従って、ここでは具体的なセルフォ
ーマット等を示すことなく本願発明動作との関連でそれ
らについて簡単に説明する。
【0022】例えば、AAL1を用いる場合には、セル
変換部32で端末インタフェース31から受信する連続
ビット列を47オクテット単位に分割し、1オクテット
のシーケンス番号を付与してセルペイロードを構成す
る。さらにセルヘッダ5オクテットを付加して複数から
なるセル送信部35−1〜35−nへ出力する。反対
に、複数からなる各セル復元部34−1〜34−nはそ
れぞれ対応するセル受信部36−1〜36−nから入力
したセルからセルヘッダ及びシーケンス番号を除いて元
のビット列を復元する。通常は復元したビット列は端末
インタフェース31にそのまま出力されるが、本発明で
は後述するように受信切替部33へ出力される。
【0023】本発明によればセル送信部35−1〜35
−nは対応する複数の中継コネクション37−1〜37
−nに同一データを含むセルを送出する。ここで、中継
コネクション37−1〜37−nとはATMで規定され
る論理チャネル単位のことであり、具体的にはVPIと
VCIの識別子で規定される。また、中継インタフェー
ス上では論理多重が可能であり、同一インタフェース上
に一部若しくは全ての論理チャネルが多重される場合や
各々が別のインタフェース上に分かれる場合の両者を含
む。
【0024】本発明は、中継コネクション37−1〜3
7−nと物理的なインタフェースとの対応組み合わせが
どのようになっていても本質的な差はなく適用可能であ
る。一例として、図2では中継コネクション1にVPI
=1/VCI=1、中継コネクション2にVPI=1/
VCI=2、中継コネクションnにVPI=1/VCI
=nがそれぞれ与えられ、これら複数の中継チャネルに
対応してセル送信部35−1〜35−nが設けられてい
る。
【0025】セル受信部36−1〜36−nは、これら
の中継コネクション37−1〜37−nからセルを受信
する。同じ中継コネクションに対しては各セル送信部3
5−1〜35−nから送信するセルのVPI/VCI値
と対応するセル受信部36−1〜36−nが受信するセ
ルのVPI/VCI値とは、片方向単位の中継コネクシ
ョンを設定するなど特別な設定をしない限り一致する。
【0026】図3及び4は、送信側のシステムAとそれ
に対向する受信側のシステムBとで構成されたネットワ
ークの一例を示したものである。ここで、図1及び2と
同じものには同一符号を付している(以後の各図面につ
いても同様である)。図3において、送信側のシステム
Aは図2のセル送信に関するブロック部分32、35−
1〜35−nだけを有し、一方受信側のシステムBは図
2のセル受信に関するブロック部分33、34−1〜3
4−n、36−1〜36−nだけを有している。また、
中継コネクション37−1〜37−nは図1の透過型伝
送回線(TDM)1又はATMネットワーク2のいずれ
であってもよい。
【0027】例えば、中継コネクション37−1〜37
−nの通信路として高速ディジタル回線などの透過型伝
送回線1が使用された場合には、システムAのセル送信
部35−1〜35−nが送信するセルのVPI/VCI
値とシステムBのセル受信部36−1〜36−nが受信
するセルのVPI/VCI値とは互いに一致する。
【0028】一方、通信路としてATMスイッチまたは
ATMネットワークサービス等のATMネットワーク2
が使用された場合には、そのネットワーク内の中継ルー
トに従ってセルのVPI/VCI値が書き換わり、シス
テムAのセル送信部35−1〜35−nが送信するセル
のVPI/VCI値とシステムBのセル受信部36−1
〜36−nが受信するセルのVPI/VCI値とは必ず
しも一致しない。
【0029】しかしながら、受信側のシステムBで見れ
は、受信セルが透過型伝送回線1又はATMネットワー
ク2のいずれを経由して受信されたとしても、各セル受
信部36−1〜36−nの間の受信セルについては中継
経路等の相違による受信時間の多少のバラツキ等はある
ものの、受信データ内容の同一性は保証される。前記受
信時間のバラツキ等は受信バッファ等によって十分吸収
可能であり、受信切替部33は複数のセル復元部34−
1〜34−nで復元された信号の1つを適宜選択して端
末インタフェース31’へ送信する。
【0030】以上では、本願発明動作を明確に示すため
片方向通信の例について述べたが、一般にはシステムA
とBとの間で双方向通信が行なわれる。この場合、図2
に示したように例えばシステムA内のCLAD機能がセ
ル化及びデセル化の間で情報の欠落がなく連続して復元
できるようにセル変換部32とセル復元部34−1〜3
4−nとの間で情報同期を取る。
【0031】なお、上述した動作から明らかなようにセ
ル変換部32でセル化されたセルはコピー等により容易
に複数の中継コネクション37−1〜37−nへ送出で
きるが、受信側のセル復元部34−1〜34−nは必ず
各コネクション対応に独立に用意しておく必要がある。
【0032】図4は、本願発明によるコネクション切替
動作の一例を図3でn=2の場合について示している。
図4の(a)では、透過型伝送回線1又はATMネット
ワーク2の回線が正常に機能しており、システムBは中
継コネクション1及び2から受信するセルのいずれも選
択可能である。本例では、受信切替部33が初期値とし
て中継コネクション37−1に対応するセル復元部34
−1からのセルを選択して端末インタフェース31’へ
送出する。
【0033】次ぎに、図4の(b)では、前記中継コネ
クション37−1に回線障害が発生した場合を示してい
る。中継コネクション37−1がATM回線の場合に
は、前述したように1)ATMネットワーク2内で迂回
中継のための発呼処理が発生しその処理にはある程度の
時間がかかる、2)その際に中継回線や中継装置でリソ
ース(通信帯域、識別子の空き)の競合が発生するとさ
らにその調停処理の時間も必要になる、さらに3)AT
Mネットワーク2に限らず透過型のネットワーク1でも
個々のチャネル等の障害に対する復旧対応はマスクされ
たり大きく遅れる恐れがある、等の理由でネットワーク
側の障害復旧には相当の時間を要することになる。
【0034】一方、システムBの側では、後述する受信
セルの同期検出やセル廃棄数又はエラーレートの測定等
により、現在通信中の中継コネクション37−1で発生
した障害を直ちに検出可能であり、異常と判断すると即
座にもう一方の中継コネクション37−2へとコネクシ
ョンを切り替える。前記2つのコネクションには同一の
セルデータが流れていることから、切替後においても原
則受信データは途切れることなく連続したセル受信が可
能となる。
【0035】ここで重要な点は切り替える中継コネクシ
ョン37−1及び37−2がCLAD部で選択できる点
であり、各中継コネクション37−1及び37−2は固
定接続のPVCでよく、複数の中継コネクション37−
1及び37−2がそれぞれ別の通信路を経由するように
設定しておけば中継回線や中継装置の障害、災害等、ま
た装置の冗長構成の切り替えなどで中継が途絶した場合
でも別の中継コネクションによって通信が継続される。
【0036】さらに、前記中継コネクション37−1及
び37−2が既存技術のS−PVCの場合であっても、
ATMネットワーク内の各通信装置が行なうシグナリン
グ処理とは関係無くシステムB内部のCLAD部分がコ
ネクションの切替えを実行するため、ネットワーク内で
多数のコネクション切り替えが発生した場合でもシステ
ムB内でのコネクション切替自体に影響はない。
【0037】また、各中継コネクション37−1及び3
7−2は各々別の経路で通信しているため中継遅延が異
なり、セル復元部34−1及び34−2で復元する信号
には時間差が生じる可能性があるが、信号が連続で復元
されていれば単に固定遅延に違いがあるだけで、本願発
明の上述した動作に特別な問題はない。本発明の特徴は
セル復元部34−1及び34−2を中継コネクション3
7−1及び37−2対応にそれぞれ用意し、さらに受信
切替部33を巧妙に切り換えることによってコネクショ
ンの連続性を保証する点にある。従って、従来問題とな
っていた通信途絶が許容されない銀行オンライン業務等
のサービス分野においても十分適用可能といえる。
【0038】以降では、上述した本願発明による基本構
成を適用若しくは応用した種々の実施態様例について説
明する。図5は、本発明によるコネクション切替装置の
第1の実施例を示したものである。また、図6には図5
の受信切替部の回路構成の一例を、そして図7には図5
の動作シーケンスの一例をそれぞれ示している。図5で
は、図2の基本構成において、受信切替部33にコネク
ション切替動作を行なわせるためより具体的に各セル受
信部36−1〜36−nから切替制御信号41が与えら
れる構成例を示している。
【0039】前記切替制御信号41は各セル受信部36
−1〜36−nからのセル同期エラー検出信号やセル同
期状態通知信号である。受信切替部33は、前者の場合
はその信号に基いて、又後者の場合はそれらの同期状態
の監視結果に基いて、初期設定内容や所定のアルゴリズ
ム等に従って適宜同期状態が良好なコネクションの1つ
を選択する。
【0040】本構成ではセルは各中継コネクションの全
てに同一セルを送信するため、中継帯域に余裕がある自
営回線で構成されるネットワークや構内接続、又は装置
内接続などに適している。一例として、受信切替部33
は複数のセル受信部36−1〜36−nのセル同期状態
の中で一番先に同期が確立した中継コネクションを選択
する。このような構成は、先の図4の例のように中継コ
ネクション数が2(n=2)の場合に比較的簡単な論理
回路で実現することが可能である。
【0041】例えば、受信切替部33のコネクション切
替論理(n=2)は図6のようにEX−OR回路42と
AND回路43とで簡易に構成できる。ここでは、セル
受信部36−1からのセル同期状態信号Xとセル受信部
36−2からのセル同期状態信号Yに基いて中継コネク
ション1又は2の選択信号Cを生成している。この選択
信号Cによって受信切替部33の内部スイッチ(図示せ
ず)を切り替えてセル復元部34−1又は34−2から
の復元出力を端末インタフース31へ送出する。
【0042】図7は、中継コネクション数が2(n=
2)の場合の動作シーケンスの一例を示したものであ
る。はじめに、送信側システムAのセル送信部1及び2
からの送信セルを受信側システムBの対応セル受信部1
及び2でそれぞれ受信することにより各々のセル同期が
開始される。ここでは、セル受信部1の同期開始が先行
するため()、中継コネクション1の側が選択される
()。各々のセル同期が確立した後、中継コネクショ
ン1で障害発生し()、セル受信部1のセル同期が外
れた状態となる()。その結果、受信切替部により例
えば図6の回路を用いて中継コネクション2の側へ切替
られる()。
【0043】このように第1の実施例によればコネクシ
ョンの切替制御は簡単な論理回路で容易に構成すること
ができ、しかもセル受信部におけるセル同期情報によっ
てのみコネクションが切り替えるられる。その結果、網
側のコネクション切替制御とは独立に通信途絶以外の正
常な中継コネクションに即座に切り替え可能となり、エ
ンドツーエンドの端末間通信が容易に維持・継続され
る。本例では全ての中継コネクションにセルが送信さ
れ、中継帯域が各中継コネクションに必要なことから、
自営回線利用や装置内接続といった中継帯域に余裕のあ
る場合に有効な構成である。
【0044】図8は、本発明によるコネクション切替装
置の第2の実施例を示したものである。また、図9には
図8の動作ケーケンスの一例を示している。図8は、図
5の構成に新たに送信切替部44を付加し、さらにセル
同期検出信号44を受信切替部33及び前記送信切替部
44に与えるよう構成したものである。これにより、中
継コネクション37−1〜37−nは受信側のみならず
送信側も同時に切り替えられることになる。
【0045】本例ではセル送信を行なう中継コネクショ
ンが選択可能となり、第1の実施例のように常時全ての
中継コネクション37−1〜37−nに同一セルを送信
する必要がない。また、同時に複数の中継コネクション
が同じ中継帯域を必要としないため、送信側の中継コネ
クションを適宜選択することで中継帯域を節約すること
が可能となる。
【0046】図9には、図8の動作シーケンスの一例を
示している。図9において、はじめに送受信側ともに中
継コネクション37−1側が選択され、中継コネクショ
ン37−1でセル同期が確立している(及び)。中
継コネクション37−2の側は未使用状態で空セルが送
信されているか(点線で示す)、又は別の用途の通信等
に使用されている。この場合も、受信側のシステムBは
中継コネクション37−1及び37−2からのセル受信
により両方の同期状態は維持される。
【0047】次ぎに、中継コネクション37−1の障害
発生により()、受信切替部33及び送信切替部44
の双方でセル同期外れが同時に検出される()。その
結果、送受信の両方とも中継コネクション37−2側へ
切り替えられる()。このように、同時に送信する
中継コネクションを1つに限定することによって、中継
回線や中継装置等の中継帯域を節約可能となり、通信事
業者の中継サービスなど帯域に比例して費用のかかる中
継回線や中継装置、中継サービス等を利用する場合に有
効である。
【0048】図10は、本発明によるコネクション切替
装置の第3の実施例を示したものである。また、図11
及び12には図10の動作ケーケンスの一例を示してい
る。図10では、図2の基本構成を有効に機能させる手
段として制御部45を設けている。制御部45は、オペ
レータ等からのコマンド投入指示により制御信号46を
介して受信切替部33を手動で切替える。さらには、点
線部分で示すように制御信号47を介して送信切替部4
4を手動で切替える。制御部45は、オペレータ以外に
もネットワーク監視装置のプログラム等からの切替指示
により受信切替部33及び/又は送信切替部44へコネ
クションの切替を指示する機能を持つ。
【0049】図11は受信側のみの切替え動作シーケン
ス例を、そして図12は送信側及び受信側の両方の切替
動作シーケンス例を示している。制御部45には、例え
ばオペレータがキーボードからコマンド投入したり、マ
ウスやボタン操作によりコマンドを指示する。他には、
ネットワーク管理装置のアプリケーションプログラムが
所定のプログラム内容に従って切替指示を与える。図1
1では、それらの指示によって受信切替部33が中継コ
ネクションを1から2へ順次切替えを行ない(及び
)、また図12では受信切替部33及び送信切替部4
4が同時に中継コネクションを1から2へと切替える
(及び)。なお、受信側のみの切替えと送受同時の
切替えの効果は図5及び図8の第1及び第2の各実施例
と同様である。
【0050】図13は、本発明によるコネクション切替
装置の第4の実施例を示したものである。また、図14
〜17にはそれぞれ図13の動作ケーケンスの一例を示
している。図13では、図2の基本構成の受信側にさら
に中継コネクション37−1〜37−nを通してOAM
(Operation, Administration and Maintenance)セルを
受信した際にそれを検出するOAM検出部48−1〜4
8−nと、その受信OAMセルの情報により受信切替部
33に切替え指示を与える制御部45とが設けられてい
る。
【0051】また、本装置を対向システムとして機能さ
せるため、送信側に各中継コネクション37−1〜37
−nにOAMセルを送信するためのOAM送信部49−
1〜49−nが設けられ、さらに必要なら図中に点線部
分で示す送信切替部44が設けられる。受信側のOAM
検出部48−1〜48−nは、各中継コネクション37
−1〜37−nから受信したセルを対応するセル復元部
34−1〜34−nへ中継するとともに、受信セルがO
AMセルの場合に制御部45へその情報を伝える。
【0052】送信側のOAM送信部49−1〜49−n
は、対向するシステムに対し制御部45からの指示によ
ってOAMセルを送信する。この機能を備えることによ
り、片方の制御部45の操作のみで対向システムをも含
めた中継コネクションの切替えが可能となる。各セル送
信部35−1〜35−nではセル変換部32からのセル
と共に対応するOAM送信部49−1〜49−nからの
OAMセルも中継コネクションに転送する。さらに、図
8及び10の例で示したように送信側に送信切替部44
を設けてもよく、これによりコネクション帯域のより有
効な利用が可能となる。
【0053】図14は、図13で点線部分で示す送信切
替部44が無い受信側のOAM機能、すなわちOAM検
出部48−1〜48−n、だけを有する動作シーケンス
の一例を示したものである。対向するシステム側でOA
Mセルを送信する機能があれば、その受信側では必ずし
もOAMセルを送信する機能を実装しなくてもよい場合
を考慮したものである。この場合、本例のようにOAM
受信を契機に受信切替部33を設定する機能が備わって
いれば、対向側の制御部からの遠隔制御等による指示で
受信側の中継コネクション37−1〜37−nが切り替
えられる。
【0054】本例では、初期状態として受信切替部33
が中継コネクション37−1に設定されている。この状
態でOAM検出部48−1により中継コネクション37
−1から障害通知のOAMセルが検出されるとその情報
が制御部45へ与えられ()、それにより制御部45
は受信切替部33に対して中継コネクション37−1か
ら中継コネクション37−2への切替を指示する
()。これにより中継コネクション37−2でのセル
受信が開始される。次ぎに、本例では中継コネクション
37−1の障害復旧を確認したオペレータ等が制御部4
5へコネクション切替をコマンド指示し()、その制
御部45のコネクション切替指示によって中継コネクシ
ョン37−1でのセル受信が再開される()。
【0055】図15は、図14にさらに送信切替部44
の制御シーケンスが付加された場合を示しており、図1
4でOAM検出部48−1により中継コネクション37
−1から障害通知のOAMセルが検出されるとその情報
により制御部45が受信切替部33及び送信切替部44
の両方に中継コネクション37−1から中継コネクショ
ン37−2への切替を指示する(及び)。同様に、
オペレータ等からの指示により()、制御部45は受
信切替部33及び送信切替部44の両方に中継コネクシ
ョン37−1の回復を指示する(及び)。
【0056】図16は図14に、そして図17は図15
にそれぞれOAM送信部49−1〜49−nの制御シー
ケンスを付加した場合を示している。図16では、図1
4でOAM検出部48−1により中継コネクション37
−1から障害通知のOAMセルが検出されるとその情報
により制御部45が受信切替部33に中継コネクション
37−1から中継コネクション37−2への切替を指示
すると同時に()、OAM送信部49−1に対しては
対向システムへ障害通知の送信を指示し、そしてOAM
送信部49−2に対しては対向システムへ復旧通知の送
信を指示する()。
【0057】また、外部からのオペレータ等の指示によ
っても()、制御部45が受信切替部33に中継コネ
クション37−1への復旧を指示すると同時に()、
OAM送信部49−1に対しては対向システムへ復旧通
知の送信を指示し、そしてOAM送信部49−2に対し
ては対向システムへ障害通知の送信を指示する()。
これにより、対向システム同士が相互のコネクションの
一致を確認し合い、且つ相互に同期した状態でコネクシ
ョンの切替が実行可能となる。
【0058】図17では、前述した図16の動作にさら
に送信切替部44の制御シーケンスが付加されている。
すなわち、OAM検出部48−1により中継コネクショ
ン37−1から障害通知のOAMセルが検出されると、
制御部45は受信切替部33及び送信切替部44の両方
に同時に中継コネクション37−1から中継コネクショ
ン37−2への切替を指示すると同時に(及び)、
OAM送信部49−1に対しては対向システムへ障害通
知の送信を指示し、そしてOAM送信部49−2に対し
ては対向システムへ復旧通知の送信を指示する()。
【0059】その復旧時には、制御部45が受信切替部
33及び送信切替部44に中継コネクション37−1へ
の復旧を指示すると同時に()、OAM送信部49−
1に対しては対向システムへ復旧通知の送信を指示し、
そしてOAM送信部49−2に対しては対向システムへ
障害通知の送信を指示する()。この場合、未使用と
なる中継コネクション37−2に対してはOAMセルだ
けを送信するか、またはOAMセルの送信自体を停止し
てもよい。その意味で図中にはOAM送信部49−2に
対する指示を点線で示してある()。なお、送信切替
部44を設けることの効果はこれまでに述べたことと同
様である。
【0060】以降では、図18〜21を用いて本願発明
をCLAD装置等のシステム構成に適用した例について
説明する。図18は本願発明の第5の実施例であって、
中継コネクションの数が2(n=2)の場合のCLAD
装置の一構成例を示したものである。本例では、外部の
回線と接続される中継インタフェース部53が1つで構
成されており、2つの中継コネクション(37−1及び
37−2)は同一中継インタフェース部53上に論理多
重される。
【0061】一方、図19の本願発明の第6の実施例に
おいても中継コネクションの数が2(n=2)の場合の
CLAD装置の構成例を示してあるが、本例では2つの
中継コネクション(37−1及び37−2)毎にそれぞ
れ対応する中継インタフェース部54及び55が設けて
あり、各々は別の回線に接続される。なお、図18及び
19ともに一点鎖線で囲んだブロック52内には、これ
まで説明してきた本願発明の第1〜4の実施例の各構成
(図5、8、10、13参照)が適用される。
【0062】図18及び19では、端末インタフェース
部31が1つ、中継インタフェース部53〜55が1つ
又は2つという最小の構成例を示している。前者は論理
多重された中継インタフェース部53が1つしかない
が、中継網の側で2つの中継回線に分岐してその内の1
つに障害が発生したような場合にこれまで述べた本願発
明の動作が実現されることは明らかである。一方、図1
9の構成では2つの中継コネクション毎にそれぞれ別の
物理回線を用意するため中継障害に対してより堅牢なシ
ステムが構成される。なお、同様な構成を適用した複数
の端末インタフェース部と複数の中継インタヘースとを
備えたCLAD装置が構成可能なことはいうまでもな
い。
【0063】図20は本願発明の第7の実施例であっ
て、CLAD部とスイッチ部とを含む通信装置の一構成
例を示したものである。本例の通信装置61は、既存端
末を収容するCLAD部51、装置内部でATMセルの
スイッチングを行なうATMスイッチ部62、そしてシ
ステム全体を管理制御するシステム制御部67とで構成
される。CLAD部51は図18及び19と同様な構成
であり、ここでは2つの物理コネクションを別個にもつ
図19の例を示しているが、図18の例のように1つの
物理コネクションを論理多重する構成としてもよい。
【0064】ATMスイッチ部62は、ATMセルのス
イッチングを行なうスイッチ部65と、CLAD部51
とスイッチ部65との間をインタフェースするATMイ
ンタフェース部63及び64、そしてスイッチ部65と
外部のATM回線との間をインタフェースするATMイ
ンタフェース部66とで構成される。
【0065】本例では、ブロック52に本願発明の第1
又は第2の実施例(図5又は8)を適用すれば、システ
ム制御部67によるソフトウェア処理等を介在すること
無くCLAD部51のハードウェア機能だけでATMス
イッチとの間のコネクション切替が可能となる。その結
果、ハードウェアスイッチを用いた高速スイッチングと
いうATM方式の利点を損なうことなく装置内部の障害
等に対するコネクション切替及び復旧が可能となる。ま
た、必要なら図中に一点鎖線で示すようにシステム制御
部67からのコマンド指示によってコネクション切替を
行なうことも可能である。
【0066】図21は本願発明の第8の実施例であっ
て、、図20のATMスイッチ部の別の構成例を示した
ものである。本例ではCLAD部51とインタフェース
するATMインタフェース部63及び64とスイッチ部
65との間に本願発明のコネクション切替機構が設けら
れている。セル受信部36−1及び36−2、セル送信
部35−1及び35−2、受信切替部33、そして一点
鎖線で囲まれたブロックには本願発明の第1〜第4の実
施例(図5,8,10,13)が適用可能である。
【0067】これは、これまで述べた本願発明の受信側
システム構成そのものであり、その端末インタフェース
部31をスイッチ部65に置き換えたものである。従っ
て、本構成によれば、CLAD部51の機能によらずA
TMスイッチ部62の機能として本願発明のコネクショ
ン切替が実現される。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、A
TMの標準技術であるS−PVCによらず、CLAD部
の機能で中継コネクションの切替が実現されるため、A
TMネットワークや装置内部の複数の通信路に固定接続
のPVCにより中継コネクションを設定し、中継回線や
中継装置、装置内の冗長構成図の障害等により通信が途
絶した場合にも迅速に迂回切替することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビット透過型ネットワークとATMネットワー
クを介した通信ネットワークの一構成例を示した図であ
る。
【図2】本発明によるコネクション切替装置の基本構成
例を示した図である。
【図3】本発明による対向システムの一構成例を示した
図である。
【図4】本発明によるコネクション切替動作の一例を示
した図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示した図である。
【図6】図5の受信切替部の一構成例を示した図であ
る。
【図7】図5の動作シーケンスの一例を示した図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例を示した図である。
【図9】図8の動作シーケンスの一例を示した図であ
る。
【図10】本発明の第3の実施例を示した図である。
【図11】図10の動作シーケンスの一例(1)を示し
た図である。
【図12】図10の動作シーケンスの一例(2)を示し
た図である。
【図13】本発明の第4の実施例を示した図である。
【図14】図13の動作シーケンスの一例(1)を示し
た図である。
【図15】図13の動作シーケンスの一例(2)を示し
た図である。
【図16】図13の動作シーケンスの一例(3)を示し
た図である。
【図17】図13の動作シーケンスの一例(4)を示し
た図である。
【図18】本発明の第5の実施例を示した図である。
【図19】本発明の第6の実施例を示した図である。
【図20】本発明の第7の実施例を示した図である。
【図21】本発明の第8の実施例を示した図である。
【符号の説明】
1…透過型伝送回線 2…ATMスイッチ又はATMネットワーク 31…端末インタフェース 32…セル変換部 33…受信切替部 34―n…セル復元部 35−n…セル送信部 36−n…セル受信部 37−n…中継コネクション 44…送信切替部 45…制御部 48−n…OAM検出部 49−n…OAM送信部 51…CLAD装置 53〜55…中継インタフェース部 61…通信装置 62…ATMスイッチ部 65…スイッチ部 54、55、63、64、66…ATMインタフェース
部 67…システム制御部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末インタフェースと、 前記端末インタフェースのデータからセルを生成するセ
    ル変換部と、 前記セルを複数の中継コネクションに送出するセル送信
    部と、 前記複数の中継コネクションからのセルを受信するセル
    受信部と、 前記受信セルのデータを前記複数の中継コネクション毎
    に復元する複数の復元部と、 正常な中継コネクションに対応する前記復元部の1つを
    選択してその復元データを前記端末インタフェースに出
    力する受信切替部と、で構成することを特徴とするコネ
    クション切替装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の復元部毎に設けられた前記セ
    ル受信部を備え、前記受信切替部は受信セル同期状態に
    あるセル受信部に対応する復元部の1つを選択する請求
    項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記装置内部及び/又は装置外部からの
    指示により前記受信切替部の切替制御を行なう制御部を
    有する請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の復元部毎に設けられたセル受
    信部及び前記セル受信部の受信セルがOAMセルか否か
    を検出するOAM検出部と、前記OAMセルのコネクシ
    ョン情報に基いて前記受信切替部に前記複数の復元部の
    1つを選択指示する制御部とを有する請求項1記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数の中継コネクション毎に設けら
    れた前記セル送信部と、前記セル変換部で生成されたセ
    ルの前記複数のセル送信部への送信先を切替える送信切
    替部とを有する請求項1〜4のいずれか一つに記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 前記受信切替部及び前記送信切替部は、
    同一中継コネクションに同時に切替えられる請求項5記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 前記セル送信部の送信セルにOAMセル
    を挿入するためのOAM送信部と、前記OAM送信部に
    OAMセルの送信を指示する制御部とを有する請求項5
    又は6記載の装置。
  8. 【請求項8】 端末インタフェースと、 前記端末インタフェースのデータからセルを生成するセ
    ル変換部と、 前記セルを複数の中継コネクションに送出するセル送信
    部と、 前記複数の中継コネクションからのセルを受信するセル
    受信部と、 前記受信セルのデータを前記複数の中継コネクション毎
    に復元する複数の復元部と、 中継コネクションに対応する前記復元部の1つを選択し
    てその復元データを前記端末インタフェースに出力する
    受信切替部と、で構成することを特徴とするCLAD装
    置。
  9. 【請求項9】 端末インタフェースと、 前記端末インタフェースのデータからATMセルを生成
    するセル変換部と、 前記ATMセルを複数の中継コネクションに送出するセ
    ル送信部と、 前記複数の中継コネクションからのATMセルを受信す
    るセル受信部と、 前記受信セルのデータを前記複数の中継コネクション毎
    に復元する複数の復元部と、 中継コネクションに対応する前記復元部の1つを選択し
    てその復元データを前記端末インタフェースに出力する
    受信切替部と、で構成するCLAD部と、 ATMセルのスッチング処理を行なうスイッチ部と、 前記複数の中継コネクションと前記スイッチ部との間を
    インタフェースする第1のATMインタフェース部と、 前記スイッチ部とATM回線との間をインタフェースす
    る第2のATMインタフェース部と、で構成するATM
    スイッチ部と、を有することを特徴とするATM通信装
    置。
  10. 【請求項10】前記ATMスイッチ部は、さらに前記第
    1のATMインタフェース部からの複数中継コネクショ
    ンの内で正常なコネクションの1つを選択して前記スイ
    ッチ部に与える受信切替部を有する請求項9記載の通信
    装置。
  11. 【請求項11】 送信端末インタフェースと、 前記送信端末インタフェースのデータからATMセルを
    生成するセル変換部と、 前記ATMセルを複数の中継コネクションに送出するセ
    ル送信部と、から成る送信側システムと、 前記複数の中継コネクションからなるATMネットワー
    クと、 前記複数の中継コネクションからのATMセルを受信す
    るセル受信部と、 前記受信セルのデータを前記複数の中継コネクション毎
    に復元する複数の復元部と、 正常な中継コネクションに対応する前記復元部の1つを
    選択してその復元データを出力する受信切替部と、 前記復元データを端末側へ出力する受信端末インタフェ
    ースと、から成る受信側システムと、で構成することを
    特徴とするATM中継コネクションの切替システム。
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