JP2001094434A - オーディオ信号符号化装置及びオーディオ信号復号化装置 - Google Patents

オーディオ信号符号化装置及びオーディオ信号復号化装置

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JP2001094434A
JP2001094434A JP26912799A JP26912799A JP2001094434A JP 2001094434 A JP2001094434 A JP 2001094434A JP 26912799 A JP26912799 A JP 26912799A JP 26912799 A JP26912799 A JP 26912799A JP 2001094434 A JP2001094434 A JP 2001094434A
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psychoacoustic
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Katsuyoshi Nishitani
勝義 西谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオ信号の音質を劣化させずに、その
オーディオ信号中にオーディオ信号とは異なる第2の情
報を挿入して符号化データを生成する。また、その符号
化データを復号化して前記オーディオ信号及び前記第2
の情報を抽出する。 【解決手段】 聴覚心理分析器2において、第1の信号
であるオーディオ信号中の可聴周波数帯域を分析し、可
聴限界を聴覚心理パラメータとして算出する。聴覚心理
パラメータに基づき、オーディオ信号中の人間に聞こえ
ない音の周波数帯域にオーディオ信号とは異なる第2の
情報を挿入する。また、第2の情報が挿入されたオーデ
ィオ信号に関しては、聴覚心理パラメータに基づいて復
号化し、オーディオ信号と第2の情報を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数スペクトル
変換を用いてオーディオ信号を符号化又は復号化するオ
ーディオ信号符号化装置及びオーディオ信号復号化装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MPEG1、2に代表されるよう
なオーディオ信号符号化及び復号化が行われている。図
5は、従来のオーディオ信号符号化装置に係る符号化部
の一構成例を示す模式図である。従来の符号化部は、離
散コサイン変換器1、聴覚心理分析器2、量子化器3、
可変長符号化器4、ビットストリーム生成器5から構成
されている。
【0003】聴覚心理分析器2において、符号化をした
いオーディオ信号の周波数スペクトルをFFTにより求
め、それを基にマスキングを計算し、あらかじめ設定さ
れた周波数帯域ごとの許容量子化雑音電力と聴覚心理パ
ラメータを算出する。離散コサイン変換器1において、
オーディオ信号は周波数スペクトルに変換し、あらかじ
め設定された周波数帯域ごとの複数本でグループ化され
る。量子化器3において、聴覚心理分析器2で算出され
た周波数帯域ごとの許容量子化雑音電力を下回ることを
目標に、離散コサイン変換器1からのデータが量子化さ
れる。可変長符号化器4において、量子化された周波数
スペクトルは可変長符号化を施され、さらに冗長度が削
減される。この量子化・可変長符号化の処理は、量子化
器3で適切な量子化パラメータで量子化を制御し、実際
に生成される符号量がフレームに割り当てられたビット
数を下回るまで繰り返される。ビットストリーム生成器
5において、割り当てビット数を満足して出力された符
号化データは、各符号化パラメータとともに多重化さ
れ、ビットストリームとして伝送される。
【0004】図6は、従来のオーディオ信号復号化装置
に係る復号化部の一構成例を示す模式図である。図5に
示したような符号化部により生成されたビットストリー
ムを復号化する場合、図6に示す復号化部のビットスト
リーム解析器11に入力される。従来の復号化部は、ビ
ットストリーム解析器11、可変長復号化器12、逆量
子化器13、逆離散コサイン変換器14から構成されて
いる。
【0005】ビットストリーム解析器11において、符
号化データと符号化パラメータに分解される。可変長復
号化器12において、符号化データは量子化データ及び
各種符号化情報に復号化される。逆量子化器13におい
て、可変長復号化器12から入力された量子化データ
は、可変長復号化器12で復号化された量子化パラメー
タに基づいて量子化する前のデータ、すなわち周波数ス
ペクトルに逆量子化される。そして、さらに逆離散コサ
イン変換器14において、データはオーディオ信号に変
換される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のオーディオ信号
符号化装置により第2の情報をオーディオ信号に挿入し
てデータを生成する場合、または第2の情報が上記のオ
ーディオ信号復号化装置により挿入されたデータからオ
ーディオ信号を再生する場合、入力信号に直接暗号情報
を埋め込むと、音質の劣化が生じるとともに、特に符号
化において情報欠落が生じる恐れがある。なおここでオ
ーディオ信号を第1の情報とし、前記オーディオ信号と
は異なる情報を第2の情報とする。
【0007】本発明は、伝送するオーディオ信号の音質
を劣化させずに、そのオーディオ信号中に第2の情報を
組み込んで符号化データを生成するオーディオ信号符号
化装置を提供することを目的とする。さらにその符号化
データから、第2の情報を取り出してオーディオ信号を
復号化するオーディオ信号復号化装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、人間の聴覚特性を利用して算出された
可聴限界の範囲に属さない周波数帯域のオーディオ信号
を、オーディオ信号とは異なる第2の情報に置き換えて
符号化し、また、これを復号化する場合には第2の情報
を先に抽出してオーディオデータを復号化する。
【0009】すなわち本発明によれば、第1の情報であ
るオーディオ信号から聴覚心理パラメータを算出する聴
覚心理分析手段と、前記オーディオ信号を周波数スペク
トルに変換する離散コサイン変換手段と、前記聴覚心理
パラメータに応じて、前記周波数スペクトルを量子化デ
ータへと量子化する量子化手段と、前記聴覚心理パラメ
ータに応じて、人間の聴覚特性に基づいた可聴範囲外の
前記量子化データに、第2の情報を挿入する情報挿入手
段と、前記第2の情報が挿入された量子化データを、符
号化データに可変長符号化する可変長符号化手段と、前
記聴覚心理パラメータを含む符号化パラメータ及び前記
符号化データを1つにまとめてビットストリームを生成
するビットストリーム生成手段とを、有するオーディオ
信号符号化装置が提供される。
【0010】また本発明によれば、ビットストリームを
符号化データと、聴覚心理パラメータを含む符号化パラ
メータに分解するビットストリーム解析手段と、前記符
号化データを量子化データに可変長復号化する可変長復
号化手段と、人間の聴覚特性に基づいた可聴範囲外の前
記量子化データに挿入されている情報を、前記聴覚心理
パラメータに応じて抽出する情報抽出手段と、前記情報
が抽出された量子化データを周波数スペクトルに逆量子
化する逆量子化手段と、前記周波数スペクトルをオーデ
ィオ信号に変換する逆離散コサイン変換手段とを、有す
るオーディオ信号復号化装置が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
オーディオ信号符号化装置及びオーディオ信号復号化装
置に係る一実施例を説明する。図1は、本発明のオーデ
ィオ信号符号化装置に係るオーディオ信号中に第2の情
報を挿入するための符号化部の一構成例を示す模式図で
ある。図1に示す符号化部は、図5に示した従来の符号
化部に、さらに情報挿入器7が設けられた構成をしてい
る。
【0012】聴覚心理分析器2において、人間の聴覚心
理に基づいて、オーディオ信号中の可聴周波数帯域を分
析し、その可聴限界を聴覚心理パラメータとして算出す
る。オーディオ信号は従来と同様、離散コサイン変換器
1において周波数スペクトルに変換される。次に量子化
器3において、周波数スペクトルは量子化データへと量
子化される。このとき、従来と同様に周波数帯域ごとに
聴覚心理分析器2から算出された許容量子化雑音電力を
下回るよう、可聴帯域の周波数スペクトルは量子化が行
われる。また、量子化の際には、次のステップで量子化
データ中に第2の情報が挿入可能なように、聴覚心理パ
ラメータに応じて量子化データが作成される。
【0013】情報挿入器7において、聴覚心理分析器2
により求められた聴覚心理パラメータに基づいて、オー
ディオ信号とは異なる第2の情報を量子化データ中に挿
入する。具体的には、人間の可聴周波数帯域を超えた低
周波数帯域や高周波数帯域を聴覚心理パラメータとして
求め、その周波数帯域に存在するデータを第2の情報に
置き換えることにより、量子化データ中に第2の情報を
挿入する。また、ある周波数帯域のレベルが近隣の周波
数帯域と比較して小さい場合、その周波数帯域の成分を
知覚しにくいというマスキング効果の聴覚特性を利用し
て、マスキー(マスクされて聞こえなくなる周波数帯
域)の周波数帯域を聴覚心理パラメータとして求め、そ
の周波数帯域に存在するデータを第2の情報と置き換え
ることにより、オーディオ信号中に第2の情報を挿入し
てもよい。
【0014】可変長符号化器4において、第2の情報が
挿入されたオーディオ信号は可変長符号化を施され、さ
らに冗長度が削減される。この量子化・可変長符号化の
処理は、量子化器3で適切な量子化パラメータで量子化
を制御し、実際に生成される符号量がフレームに割り当
てられたビット数を下回るまで繰り返される。ビットス
トリーム生成器5において、割り当てビット数を満足し
て出力された符号化データは、ビットストリーム生成器
5において、可変長符号器4から出力された符号化デー
タと整合性がとれるように各符号化パラメータとともに
多重化され、ビットストリームが生成される。
【0015】図2は、本発明のオーディオ信号符号化装
置に係るオーディオ信号中の第2の情報を取り出すため
の復号化部の一構成例を示す模式図である。図2に示す
符号化部は、図6に示した従来の復号化部に、さらに情
報抽出器16が設けられた構成をしている。
【0016】第2の情報を含むオーディオ信号が符号化
されているビットストリームは、ビットストリーム解析
器11において、符号化データと符号化パラメータに分
解される。符号化データは主にオーディオ信号や第2の
情報などのコンテンツデータからなっている。また、符
号化パラメータには聴覚心理パラメータが含まれてい
る。可変長復号化器12において、符号化データは量子
化データに可変長復号化される。
【0017】情報抽出器16において、符号化パラメー
タに含まれていた聴覚心理パラメータに基づいて、量子
化データ中の周波数帯域から第2の情報が抽出される。
さらに情報抽出器16において、第2の情報が挿入され
ていた周波数帯域の量子化データを“0”に置換して、
オーディオ信号のみが残った量子化データと一緒に逆量
子化器13に入力する。第2の情報が挿入されていた周
波数帯域は聴覚特性上知覚しにくい領域であるため、量
子化データを“0”に置換することで、その領域を無音
として復号化し、音質劣化を極力抑えることができる。
逆量子化器13において、情報抽出器16から入力され
た量子化データは、可変長復号化器12で復号化された
量子化パラメータに基づいて量子化する前のデータ、す
なわち周波数スペクトルに逆量子化される。そして、さ
らに逆離散コサイン変換器14において、データはオー
ディオ信号に変換される。
【0018】一度に複数の周波数帯域に第2の情報を挿
入する場合には、符号化において、これら複数の周波数
帯域から1つの周波数帯域を選択し第2の情報が挿入さ
れている周波数帯域幅を情報挿入器7で記述するように
する。復号化においては、情報抽出器16で周波数帯域
幅の情報を抽出することによって、どの周波数帯域に第
2の情報が含まれているかを明確に知ることが可能とな
る。
【0019】オーディオ信号中の音圧の高い周波数帯域
周辺である可聴限界マスキング効果の臨界帯域に第2の
情報を挿入することも可能であり、オーディオ信号中の
人間の可聴周波数を超えた低周波数帯域や高周波数帯域
に第2の情報を挿入することも可能である。
【0020】また、第2の情報としてオーディオ信号中
に挿入される情報は文字情報、音声情報、画像情報な
ど、どのような情報でもよく、また、オーディオ信号と
無関係な情報を挿入することも可能である。したがっ
て、情報の種類に制限がないので、本発明のオーディオ
信号符号化装置及びオーディオ信号復号化装置は幅広い
分野に応用可能である。例えば、第2の情報として、第
1の情報であるオーディオ信号の副音声を挿入してもよ
いし、オーディオ信号に付随させるための画像情報や作
曲者、歌詞などの文字情報を挿入してもよい。また、第
2の情報を挿入するための許容量は、オーディオ信号の
情報量の10%に満たないので、容量の大きい情報を第
2の情報として挿入する場合、第2の情報を分割して挿
入してもよい。また、第2の情報として、第1の情報で
あるオーディオ信号と無関係なデータを挿入することも
可能である。
【0021】さらに、第2の情報は完全にオーディオ信
号中に挿入されているので、第2の情報を含むオーディ
オ信号は通常のオーディオ信号と区別ができないことを
利用して、他人に知られたくない情報をオーディオ信号
中に挿入することも可能である。このとき、送り手側が
本発明の符号化装置で第2の情報を挿入したオーディオ
信号を作り、受け手側が本発明の復号化装置でそのオー
ディオ信号を復号化することにより、第2の情報をオー
ディオ信号中に秘匿して伝送可能となる。
【0022】次に、本発明のオーディオ信号符号化装置
及びオーディオ信号復号化装置に係る暗号化された情報
をオーディオ信号中に挿入する一実施例に関して説明を
する。上記の実施例のように、第2の情報をオーディオ
信号に挿入することにより、他人に知られたくない第2
の情報を送り手から受け手へと伝送させることが可能で
あるが、さらに以下の実施例では、第2の情報を暗号化
してオーディオ信号に挿入する場合を説明する。暗号化
した情報をオーディオ信号中に秘匿することによって、
情報のセキュリティが十分に確保される。
【0023】図3は、本発明のオーディオ信号符号化装
置に係るオーディオ信号中に暗号情報を挿入するための
符号化部の一構成例を示す模式図である。図3に示され
た本発明のオーディオ信号符号化装置に係る符号化部
は、図1に示した符号化部に、さらに暗号発生器6が設
けられた構成をしており、第2の情報を暗号化する点で
図1に示した符号化器と異なっている。暗号発生器6
に、オーディオ信号中に挿入したい情報が入力される。
暗号発生器6で暗号化された情報は第2の情報としてオ
ーディオ信号中に挿入される。
【0024】図4は、本発明のオーディオ信号復号化装
置に係るオーディオ信号中の暗号情報を取り出すための
復号化部の一構成例を示す模式図である。図4に示す復
号化部は、図2に示した復号化部に、さらに暗号復号化
器15が設けられた構成をしており、第2の情報が暗号
化されている点で図2に示した復号化器と異なってい
る。第2の情報として暗号化された情報がオーディオ信
号中に挿入されている周波数帯域を、情報抽出器16に
より検出し、暗号化された情報が取り出される。暗号復
号化器15において、情報抽出器16で取り出された暗
号化された情報が復号化される。
【0025】すなわち本発明によれば、第1の情報であ
るオーディオ信号から聴覚心理パラメータを算出する聴
覚心理分析手段と、前記オーディオ信号を周波数スペク
トルに変換する離散コサイン変換手段と、前記聴覚心理
パラメータに応じて、前記周波数スペクトルを量子化デ
ータへと量子化する量子化手段と、第2の情報を暗号化
する暗号発生手段と、前記聴覚心理パラメータに応じ
て、暗号化された第2の情報を前記量子化データに挿入
する情報挿入手段と、前記暗号化された第2の情報が挿
入された量子化データを、符号化データに可変長符号化
する可変長符号化手段と、前記符号化データ及び前記聴
覚心理パラメータを1つにまとめてビットストリームを
生成するビットストリーム生成手段とを、有するオーデ
ィオ信号符号化装置が提供される。
【0026】また本発明によれば、ビットストリームを
符号化データと、聴覚心理パラメータを含むパラメータ
に分解するビットストリーム解析手段と、前記符号化デ
ータを量子化データに可変長復号化する可変長復号化手
段と、前記聴覚心理パラメータに含まれている聴覚心理
パラメータに応じて、前記量子化データに挿入されてい
る暗号化された情報を抽出する情報抽出手段と、前記暗
号化された情報を復号化する暗号復号化手段と前記暗号
化された情報が抽出された量子化データを周波数スペク
トルに逆量子化する逆量子化手段と、前記周波数スペク
トルをオーディオ信号に変換する逆離散コサイン変換手
段とを、有するオーディオ信号復号化装置が提供され
る。
【0027】上記の実施例において、音圧の高い周波数
帯域周辺である可聴限界マスキング効果の臨界帯域に第
2の情報を挿入することも可能であり、人間の可聴周波
数を超えた低周波数帯域や高周波数帯域に第2の情報を
挿入することも可能である。また、第2の情報としてオ
ーディオ信号中に挿入される情報は文字、音声、画像な
ど、どのようなフォーマットのデータでもよい。さら
に、暗号発生器6における暗号化方式についても、復号
化部における暗号復号化器15との整合性がとれていれ
ば、どのような方式を用いても構わない。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るオーディオ
信号符号化装置及びオーディオ信号復号化装置によれ
ば、符号化過程において聴覚特性上知覚しにくい周波数
帯域を決定し、その周波数帯域のデータを別の情報に置
き換えて符号化し、これを復号化する際には別の情報を
先に抽出してからオーディオ信号を復号化し、出力する
ように構成したので、オーディオ信号を劣化させること
なくオーディオ信号とは異なる別の情報をオーディオ信
号中に挿入することができる。また、量子化されたオー
ディオ信号に別の情報を挿入してから符号化するので、
生成されるビットストリームは従来の符号化規則に従
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーディオ信号符号化装置に係るオー
ディオ信号中に第2の情報を挿入するための符号化部の
一構成例を示す模式図である。
【図2】本発明のオーディオ信号復号化装置に係るオー
ディオ信号中の第2の情報を取り出すための復号化部の
一構成例を示す模式図である。
【図3】本発明のオーディオ信号符号化装置に係るオー
ディオ信号中に暗号情報を挿入するための符号化部の一
構成例を示す模式図である。
【図4】本発明のオーディオ信号復号化装置に係るオー
ディオ信号中の暗号情報を取り出すための復号化部の一
構成例を示す模式図である。
【図5】従来のオーディオ信号符号化装置に係る符号化
部の一構成例を示す模式図である。
【図6】従来のオーディオ信号復号化装置に係る復号化
部の一構成例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 離散コサイン変換器(離散コサイン変換手段) 2 聴覚心理分析器(聴覚心理分析手段) 3 量子化器(量子化手段) 4 可変長符号化器(可変長符号化手段) 5 ビットストリーム生成器(ビットストリーム生成手
段) 6 暗号発生器(暗号発生手段) 7 情報挿入器(情報挿入手段) 11 ビットストリーム解析器(ビットストリーム解析
手段) 12 可変長復号化器(可変長復号化手段) 13 逆量子化器(逆量子化手段) 14 逆離散コサイン変換器(逆離散コサイン変換手
段) 15 暗号復号化器(暗号復号化手段) 16 情報抽出器(情報抽出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の情報であるオーディオ信号から聴
    覚心理パラメータを算出する聴覚心理分析手段と、 前記オーディオ信号を周波数スペクトルに変換する離散
    コサイン変換手段と、 前記聴覚心理パラメータに応じて、前記周波数スペクト
    ルを量子化データへと量子化する量子化手段と、 前記聴覚心理パラメータに応じて、人間の聴覚特性に基
    づいた可聴範囲外の前記量子化データに、第2の情報を
    挿入する情報挿入手段と、 前記第2の情報が挿入された量子化データを、符号化デ
    ータに可変長符号化する可変長符号化手段と、 前記聴覚心理パラメータを含む符号化パラメータ及び前
    記符号化データを1つにまとめてビットストリームを生
    成するビットストリーム生成手段とを、 有するオーディオ信号符号化装置。
  2. 【請求項2】 ビットストリームを符号化データと、聴
    覚心理パラメータを含む符号化パラメータに分解するビ
    ットストリーム解析手段と、 前記符号化データを量子化データに可変長復号化する可
    変長復号化手段と、 人間の聴覚特性に基づいた可聴範囲外の前記量子化デー
    タに挿入されている情報を、前記聴覚心理パラメータに
    応じて抽出する情報抽出手段と、 前記情報が抽出された量子化データを周波数スペクトル
    に逆量子化する逆量子化手段と、 前記周波数スペクトルをオーディオ信号に変換する逆離
    散コサイン変換手段とを、 有するオーディオ信号復号化装置。
JP26912799A 1999-09-22 1999-09-22 オーディオ信号符号化装置及びオーディオ信号復号化装置 Withdrawn JP2001094434A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010507109A (ja) * 2006-10-18 2010-03-04 デスティニー ソフトウェア プロダクションズ インコーポレイテッド メディアデータに電子透かしを付与する方法
WO2016089007A1 (en) * 2014-12-01 2016-06-09 Soundlly Inc. Method for producing broadcast file or video packet including non-audible sound wave, and television broadcasting system using the same

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