JP2001092975A - 商品認識システムおよび商品認識方法 - Google Patents

商品認識システムおよび商品認識方法

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JP2001092975A JP2000228144A JP2000228144A JP2001092975A JP 2001092975 A JP2001092975 A JP 2001092975A JP 2000228144 A JP2000228144 A JP 2000228144A JP 2000228144 A JP2000228144 A JP 2000228144A JP 2001092975 A JP2001092975 A JP 2001092975A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品を同定するため類似性距離測度の計算を
使用する商品認識システムおよび方法を与える。 【構成】 本システムは商品データ収集器と、ライブラ
リと、コンピュータとを含む。商品データ収集器は商品
から第一データを収集する。ライブラリは商品クラスに
関連する第二データを含む。コンピュータはライブラリ
から第二データを読み取り、第一データと各第二データ
との間の類似性距離測度値を決定し、第二データから最
小類似性距離測度値を生ずる第三データおよび対応する
商品クラスを決定し、対応する商品クラス内にある当該
商品を同定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産品のチェックアウト
(checkout、清算、棚卸し等の処理)を行う装置に関
し、特に商品認識システム(produce recognition syst
em)および商品認識方法に関する。
【0002】バーコードリーダーは小売店の代金精算お
よび棚卸し管理においてその有用性が良く知られてい
る。ほとんどの商品にバーコードラベルが付けてあるの
で、バーコードリーダーは通常の取引における大抵の商
品を同定し記録することができる。
【0003】バーコードリーダーで同定することができ
ず、記録することができない典型的な商品は商品であ
る。というのは、商品は普通、バーコードでラベル付け
できないからである。バーコードリーダーにはそのよう
な商品の価格を決定する補助として商品の重量を計量す
る秤を含めことができる。しかし、商品の同定は依然と
してチェックアウトを行う者(以下オペレータという)
がしなければならない仕事であり、オペレータは商品を
同定し、次いで手動で商品の同定コードを入力しなけれ
ばならない。オペレータによる同定方法は、普通、商品
を商品の絵と視覚的に比較する手順を含むか、データフ
ァイル内に格納された商品コードを参照する必要があっ
て、遅速であり非能率である。オペレータが視覚的に同
定する方法はまた、15%の割合でエラーを起こしがち
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改良
された正確な商品認識システムおよび商品認識方法を与
えることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の局面から見ると本
発明は、商品データ収集器と、ライブラリ、およびコン
ピュータを含む商品認識システムとして実現される。本
商品データ収集器は当該商品から第一データを収集す
る。ライブラリは複数のクラスの商品に関わる第二デー
タを有する。コンピュータはライブラリから前記第二デ
ータを読みとり、前記第一データと前記第二データの各
々との間の類似性距離測度値(distance measure of li
keness value)を決定し、最小類似性距離測度値を与え
る第二データから第三データおよびそれに対応する商品
クラスを決定し、商品の対応クラス内にある商品を同定
する。
【0006】第二の局面から見ると本発明は、商品を認
識する方法であって、前記商品から第一データを収集す
るステップと、ライブラリから、前記一商品を含む複数
の商品に関連する或数の第二データを読みとるステップ
と、前記第一データと前記第二データ各々との間の類似
性距離測度値を決定するステップと、最小類似性距離測
度値を与える第二データから、第三データおよび対応商
品クラスを決定するステップと、対応商品クラス内にあ
る当該商品を同定するステップとを含む。
【0007】本同定ステップは、類似性距離測度値をサ
イズ順に並べるステップ、サイズ順に並べた類似性距離
測度値およびそれに対応する商品名のリストをオペレー
タに表示するステップ、およびオペレータがリストから
選んだ一商品の選択を記録するステップを随意的選択的
に含めることができる。
【0008】商品を同定するための類似性距離測度テス
トは、サンプルデータを参照データと比較する他の同定
タスクにも適用できる。
【0009】本システムおよび方法は、商品のスペクト
ルデータを商品クラス内にある商品スペクトルデータと
比較することにより当該商品を同定する。
【0010】類似性距離測度(distance measure of li
keness, DML)の値が確定される。この類似性距離測
度値は、未知商品が指定クラス内に存在する確からしさ
に対応している。
【0011】類似性距離測度(DML)値は昇順に並べ
られ、最小距離をもつものが最も確からしい同定物とし
て選択される。
【0012】さらに別の局面から見ると本発明は、商品
の認識に使用するための商品データライブラリを構築す
る方法として実現される。本方法は、前記商品を記述す
るためのクラスを確定するステップと、既知商品から実
例サンプルを収集するステップと、クラス毎の典型実例
を決定するステップと、前記典型実例に対して距離スケ
ールを決定し、前記実例サンプル、前記典型実例、およ
び距離スケールをライブラリに格納するステップとを含
む。
【0013】本発明のさらなる利点および長所は、本発
明に関する以下の実施例に関する説明、前記特許請求の
範囲、および添付図面から当業者に明白となろう。
【0014】参照する図1の商品チェックアウト装置1
0はバーコードデータ収集器12、商品データ収集器1
4、および秤16を含む。
【0015】バーコードデータ収集器12は商品32上
のバーコード22を読み取り、商品32に関連する商品
同定番号を取得する。この番号は別名、価格検索(pric
e look-up, PLU)番号としても知られている。バーコー
ドデータ収集器12は任意のバーコードデータ収集器で
よく、バーコードを読み取るためのレーザービームを使
用する光学バーコードスキャナを含んでいる。バーコー
ドデータ収集器12はチェックアウトカウンタ内に、あ
るいはチェックアウトカウンタ上に、配置することがで
きる。
【0016】商品データ収集器14は商品18その他バ
ーコード化してないの任意の商品(以下、非バーコード
商品という)についてデータを収集する。そのようなデ
ータは好適には色データおよび色分布データを含むが、
数法データ、形状データ、表面組織データ(surface te
xture data)、および芳香データをも含むことができ
る。各データサンプルは、商品認識ソフトウェア21で
処理すべきサンプル例である。
【0017】分類ライブラリ30は、以前に収集し処理
した商品データから導出されたデータライブラリであ
る。ライブラリ30はいろいろの商品、すなわち商品ク
ラスに関する情報を含んでおり、各クラスは一つのPL
U番号に関連づけられている。一般に、分類ライブラリ
は種々のクラス36に関する情報を含んでおり、各クラ
ス36が同定可能な商品を表している。
【0018】参照データ38はデータ縮約ステップで使
用する、装置に依存するデータ(装置依存性データ)で
ある。たとえば、データ38は較正データ、ピクセル-
波長マッピング、およびデータ縮約プロセスで使用する
内挿情報を含む。
【0019】取引の際、商品が窓60(図2)に入る周
囲光を阻止したとき、あるいは商品18を秤16上に置
いたとき、あるいはタッチスクリーン23(もしくはそ
の他の装置)によってオペレータの指令が記録されたと
き、商品データ収集器14は自動的に作動開始される。
【0020】秤16が商品18の重量を決定する。秤1
6はバーコードデータ収集器12と連動して作動する
が、別個に動作し、別個に装着するように設計すること
ができる。秤16は取引端末機20が当該重量情報にも
とづいて商品18の価格を決定できるよう、商品18の
重量情報を取引端末機20へ送信する。
【0021】バーコードデータ収集器12および商品デ
ータ収集器14は互いに別個に動作するが、両者を統合
することもできる。バーコードデータ収集器12は取引
端末機20および取引サーバ24と連動して動作する。
【0022】バーコードを付けた商品の場合は取引端末
機20バーコードデータ収集器12から商品同定番号を
取得し、取引サーバ24を介してPLUデータファイル
28から対応する価格を取り出す。
【0023】バーコード化してない商品の場合、取引端
末機20は商品認識ソフトウェア21を実行する。この
ソフトウェアは商品データ収集器14から商品特性デー
タを取得し、収集した商品データを分類ライブラリ30
内の商品データ内の商品データと比較することにより商
品18を同定し、分類ライブラリ30から商品同定番号
を取り出し、それに対応する価格をPLUデータファイ
ル28から取り出す。
【0024】別の実施例では商品18の同定は取引サー
バ24で処理することができる。取引サーバ24は収集
した収穫特性を受信し、それを分類ライブラリ30内の
商品データと比較する。同定に続いて取引サーバ24は
商品18に対する価格を取得し、それを取引端末機20
に転送する。
【0025】取引端末機20(もしくは他の店舗内ネッ
トワークを介して取引端末機20に接続された利用可能
なコンピュータ)もまた商品ライブラリ構築ソフトウェ
ア34を実行し、ライブラリ30を構築することができ
る。
【0026】好適な格納媒体26は一つ以上のハードデ
ィスクドライブを含む。PLUファイル28および分類
ライブラリ30は格納媒体26内に格納されるが、その
代わりにいずれも取引端末機20、またはバーコードデ
ータ収集器12に、置くことができる。参照データ38
も格納媒体26に格納されているが、商品データ収集器
14内に格納することもできる。
【0027】商品を適正に同定することを助けるため、
商品認識ソフトウェア21はさらなる候補商品を表示
し、オペレータの認証に供する。好適な商品認識ソフト
ウェア21は候補商品を適合確率にもとづいて配列し、
それらをテキストおよびまたは彩色イメージとして取引
端末機20のオペレータ用ディスプレイ上に表示する。
オペレータは最も確からしい候補を受け入れ、あるいは
表示された候補を覆すことにより異なる選択をすること
ができる。
【0028】ここで図2を参照すると、スペクトル分析
を行う商品データ収集器14の一例が示してある。他の
形式の商品データ収集器も採用することができる。
【0029】例としてあげた商品データ収集器14は主
な要素として光源40,スペクトロメータ51,制御回
路56,透明窓60,およびハウジング62を含む。
【0030】光源40は光70を発生する。好適な光源
40は白色光スペクトル分布を発生し、400nmない
し700nmの範囲をもつことが好ましい。この範囲は
光の可視領域に対応する。
【0031】光源40は一つ以上の発光ダイオード(L
ED)を含むことが好ましい。ニチア化学工業社(Ni
chia Chemical Industires,
Ltd)で製造されているような、広スペクトル白色光
を発生するLEDを使用することが望ましい。これは長
寿命、停電力消費、高速ターンオン時間、低動作温度、
良好な指向性をもつからである。この代わりの実施例は
さらに、狭い波長領域にいろいろの色をもつLEDを含
むが、スペクトル内の変化を平均化するとともに広スペ
クトル白色LEDのスペクトルを補足するため、これら
LEDを広スペクトル白色LEDと組み合わせて使用す
ることが好ましい。
【0032】広スペクトル白色LEDよりは利点が少な
いが、本発明で他の形式の光源40を使用することも考
えられる。たとえば、広スペクトルをもつ故にタングス
テンハロゲン光を使用することができる。しかしその発
熱量は大きい。
【0033】重畳しないいろいろの波長領域をもつ複数
の異なる色のLED群を使用することができるが、全ス
ペクトル分布にギャップがあると、集光性能は望ましい
性能にやや欠ける。
【0034】スペクトロメータ51は光分離素子52お
よび光検出器アレイ54を含む。
【0035】好適な本実施例では光分離素子52は光7
6を連続波長帯域をもつ光80に分離する。光分離素子
52は、オプチカル・コーチング・ラボラトリー社で製
造されているような線形変化フィルタ(linear variabl
e filter、LVF)90であることが好ましいが、プリズ
ムもしくは回折格子のような機能上等価な他の任意のコ
ンポーネントでよい。
【0036】光検出器アレイ54はスペクトルデータを
含んだ波形信号82を生成する。このアレイのピクセル
は光分離素子52により生成された連続波長帯域の空間
的標本を採取し、一組の離散信号レベルを生成する。光
検出器アレイ54は相補的金属酸化物半導体(CMO
S)アレイであることが好ましいが、電荷結合デバイス
(CCD)アレイであってもよい。
【0037】制御回路56は商品データ収集器14の動
作を制御し、デジタル化した商品データ波形信号84を
生ずる。この目的のため、制御回路56はアナログ-デ
ジタル(A/D)変換器を含む。標本率22-24kH
zをもつ12ビットA/D変換器が満足の行く結果を生
ずる。
【0038】透明窓60は窓60から反射された光が反
射光74を邪魔することを防止するための反射防止表面
塗布層を含む。
【0039】ハウジング62は光源40,スペクトロメ
ータ51,光検出器アレイ54,制御回路網56,およ
び透明窓60を含む。
【0040】運用に際して、オペレータが商品18を窓
60上に置く。制御回路網56が光源40を点灯させ
る。光分離素子52が反射光74をいろいろの波長に分
離し、連続波長帯域をもつ光80を生成する。光検出器
アレイ54が商品データを含んだ波形信号82を発生す
る。制御回路網56はデジタル化した商品データ84を
生成し、これを取引端末機20へ送る。制御回路網56
は光源を消灯し、待機状態に入る。
【0041】取引端末機20は商品18を同定するた
め、デジタル化した商品データ信号84内の商品データ
を使用する。ここに商品データはデジタル波形からな
り、これを取引端末機20が、分類ライブラリ30内に
格納しているデジタル化した波形ライブラリと比較す
る。同定後、取引端末機20は商品18の全料金を計算
するため、PLUデータファイル28から単価を、また
秤16から重量を取得する。取引端末機20は全料金を
取引高に算入する。
【0042】分類ライブラリ30は以前に収集し処理し
た商品データから導出される。一般に、分類ライブラリ
は種々のクラス36に関する情報を含んでおり、各クラ
ス36が同定可能な商品を表している。たとえば、バナ
ナ、ゴールデンデリシャスりんご、およびホワイトポテ
トは3つの異なるクラスである。
【0043】各クラスは、一クラス番号によりただ一つ
同定されるが、各クラス番号は一つ以上のPLU番号に
関連しうる。一つのクラス番号が二つ以上のPLU番号
に関連しているときは、分類不能な別の特徴をもつ以外
は類似している一商品を表す別のPLU番号がある。こ
れらの特徴には育成方法(通常の方法か有機栽培方法
か)、熟成方法(通常の熟成方法か、それとも木上で熟
成させたものか)、種有りか種無しか等)を含めること
ができる。分類不能な特徴(以下、識別不能特性とい
う)は通常は視覚的に商品を検査することによっては識
別されないので、それらの商品の同定は別の手段、たと
えばスティッカー、色コードを付けたリボン等を使用し
て行わなければならない。
【0044】本発明で述べているような、スペクトロメ
ータのみを使用する商品認識システムの場合、商品サイ
ズがもう一つの識別不能特性である。ほとんどの店舗は
これら識別不能特性が異なる商品に異なる価格を付ける
ので、クラス36が、いろいろの価格検索番号(PLU
番号)を有する商品を収容している。
【0045】識別不能特性をもつ商品18を処理する方
法が2つある。第一の方法では、ユーザーインターフェ
ースを使ってオペレータに多重PLU番号をもつクラス
36を提示するとき、クラス36は多重選択形式に展開
され、オペレータがその識別不能特性に基づいて商品1
8を同定する。
【0046】第二の方法ではオペレータがさらなる入力
を行う。オペレータが正しいクラス36を選択した後、
商品認識ソフトウェア21が、グラフィックユーザーイ
ンターフェースのポップアップウィンドウ等を介してオ
ペレータを促し、商品18に対する識別不能な特徴を入
力させる。
【0047】いずれの場合にも、商品認識ソフトウェア
21は未知サンプル例(すなわち波形サンプル)とライ
ブラリ30内のすべてのクラス36との間のDML値を
比較し、最小のDML値をもつ候補からはじまる商品候
補リストを出力する。
【0048】二乗差の和(sum of squared differenc
e、SSD)が未知サンプル例と既知商品との間の最も
簡単な距離測度である。未知サンプル例の同定にとって
は未知サンプル例と或一クラスのサンプル例との間の距
離が最も重要である。類似性距離測度値(DML値)は
未知サンプル例と或クラスとの間の距離を与え、最小D
ML値をもつものが最も確からしい候補である。
【0049】さらに詳細に述べると、各サンプル例はN
次元空間内の一点であり、Nはサンプル例を記述するの
に使用されるパラメータの数である。点P1(x11, x
21 ... , xN1)とP2(x12, x22, ... , xN2)との
間の距離は
【数1】 で定義される。 二つのサンプル例間の距離d(P1,
2)はN次元空間の中で二つのサンプル例がどのくら
い離れているかを測る量である。クラス36が十分に良
く確定される理想的な場合、すなわち各クラスがN次元
空間内の単一の点によって表される場合、商品の同定は
点のマッチングに帰着する。サンプル例Pはd(P,
j)= 0 であるときのみ、サンプル例Pは商品jと同
定される。
【0050】実際には常に測定器の誤差その他の因子に
よる測定誤差が存在する。同一クラス属する二つの商品
で同一のものは無く、また同一商品についてもその表面
上で色および外観が変化する。さらに窓60に対する商
品18の方向および距離の変化が測定に影響する。これ
らすべての因子がN次元空間におけるサンプル例データ
の広がりを与える。
【0051】スーパーマーケットでは、一クラスに属す
る全商品について、多数のサンプル例(点)の距離が測
定される。N次元空間には実際に確定可能な体積内に広
がっている全サンプル点(サンプル例)を得るための、
全商品から得られる十分なサンプル例がある。すなわ
ち、当該クラスの全商品の外観を完全に特徴づけるだけ
の形状とサイズをもつN次元空間の体積を与えるに十分
なサンプル例が、全商品から得られる。この体積の形状
は、3次元におけるボールのように規則的であることも
あれば、3次元ダンベルのようにきわめて不規則である
こともありうる。
【0052】もしも未知のサンプル例Pが或特定のクラ
スの体積内にあるなら、サンプル例をそのクラスの商品
として同定できる可能性がある。サンプル例Pが当該ク
ラス内の商品であると確実に同定できるわけではない。
なぜならば、この体積に重畳する体積をもった他のクラ
ス36が存在しうるからである。つまりサンプル例Pは
いくつかのクラス36の体積内に同時的にあり得る。そ
れゆえ、上記の単純な距離測度d(P1,P2)はそのよ
うな場合に対する最良の同定手段ではない。なぜならば
一つのクラスはN次元空間の点によってではなく体積に
よって特徴付けられるからである。
【0053】一つのクラスはN次元空間の中で良く記述
できるのみならず、統計的手法で良く記述することがで
きる。すなわち、各サンプル例はランダム事象であり、
一つのクラスはN次元空間内の或体積内の確率密度分布
になっている。
【0054】一例として、クラス「ゴールデントマト」
内の多数の商品からランダムに標本採取した商品を考え
よう。このクラス内にある商品は比較的に良く確定され
た色および外観を有する。商品はすべて赤色であるが、
商品毎に、そして場合によっては同一商品の部位ごと
に、わずかな色変化がある。しかし、たとえば「りん
ご」というような他のクラス36と比べると、商品毎の
色変化は遙かに少ない。典型的なトマトは、「トマトの
赤色」である色をもっているので、その典型的なトマト
に関連した一つの典型的なサンプル例(典型サンプル
例)Pは、クラス「ゴールデントマト」のN次元体積の
中心点またはその付近にあるであろう。このクラス内の
商品はほんのわずかな色変化しかもたないので、ランダ
ム抽出したほとんどのサンプル例はこの典型サンプル例
tに近接する。サンプル例Ptから離れるにしたがって
見出される点の数は少なくなる。このことは線図で図3
に示してある。この場合、2次元平面上に一ランダム事
象を発見する確率密度が編み目の面としてプロットして
あり、図の底部に等高線が示してある。特定のクラスに
ついて確率密度の減衰領域は、サンプル例Ptと当該ク
ラスについてランダム抽出した全サンプル例の点との間
の距離をヒストグラム(度数分布図)で確認することが
できる。
【0055】Nが3より大きい場合、N次元空間におけ
る複数のクラス36の相対的位置および重畳を想像する
ことは困難であり、ましてや図示することはもっと困難
である。したがって、以下の議論は2次元空間で始め、
より高次の次元に拡張する。
【0056】2次元空間における最初の理想的な例が図
4に示してある。この例は、各クラスが対称的な確率分
布で表すことができること、すなわち図3に示すすべて
の等高線が円であることを仮定している。分布関数の実
際の形(たとえばそれがガウス分布であるか、あるいは
非ガウス分布であるか)がわからないまま、その分布は
一つの特徴的な距離尺度dにより特徴付けることができ
る。この距離尺度は図3では一等高線の半径である。距
離尺度は、典型サンプル例からの距離を取ったときに確
率密度がその距離内部でよりも顕著に低くなる距離であ
ると見なすことができる。
【0057】未知のサンプル例Pが2つのクラスC1
よびC2の重畳する領域内にあったとする。この未知サ
ンプル例Pはいずれのクラスにも属しうる。サンプル例
Pは典型的なサンプル例Pt1およびPt2からほぼ等しい
距離d1およびd2にあるから、単純な距離測度は似たク
ラスを同定する助けにはならない。しかしながら、確率
密度は距離スケールを基準とする相対距離に反比例する
という仮定の下で、サンプル例PはクラスC1に属する
よりはC2に属する確率がより高い。というのは
【数2】 であるからである。それぞれの距離スケールに相対的
に、サンプル例PはクラスC1の典型サンプル例Pt1
りもクラスC2の典型サンプル例Pt2により近い。
【0058】2次元空間における第二例が図5に示して
ある。この例は非対称分布を例示している。分布は常に
対称的にはなっていないからである。たとえば、分布が
測定誤差を受けているとき、誤差はスペクトルの青色端
よりも赤色端付近でより大きいかもしれない。実際、ほ
とんどのクラス36がもっている本来の色の変化はスペ
クトル領域にわたって一様ではない。非対称分布の場
合、xおよびy次元に対する距離スケールを確定しなけ
ればならない。
【0059】Pt1、Pt2、およびPの相対的位置は図4
では同じであるが、クラスC2の分布はx次元において
クラスC1の分布よりもはるかに狭い。したがって、サ
ンプル例PはクラスC2よりもクラスC1に属する可能性
がはるかに高い。
【0060】2次元空間における対称分布および非対称
分布に対する一般化された距離測度がここで確定され
る。この距離測度は未知サンプル例P(x,y)のクラ
スCjに対する類似性距離測度(DML)である。
【数3】 ここでPtj(xtj,ytj)はクラスCjの典型サンプル例
であり、dxj 及びdyjはそれぞれxおよびy次元にお
けるクラスCjの典型距離スケールである。
【0061】下記のDMLの定義がN次元空間に拡張さ
れたものである。
【数4】 ここでP(x1 . x2, ... xN)は未知サンプル例、P
tj(xt1j , xt2j , ... xtNj)はj番目のクラスの
典型サンプル例、そしてdijは距離スケールである。ま
たDjはサンプル例Pと、典型サンプル例Ptjおよびそ
れに対応する距離スケールによって確定されるクラスと
の間の距離測度である。未知サンプル例Pをライブラリ
の諸典型サンプル例Ptjと比較するとき、最小DML値
iをもつクラスが最も確からしいものとして同定され
る。
【0062】DML値が計算できるためにはその前に典
型サンプル例およびそれに関連する距離スケールが決定
されなければならない。もしも各クラスが比較的によく
確定された色を有しており、かつ距離-サンプル例相関
変化がほぼランダムであるなら、典型サンプル例は平均
的サンプル例によってよく近似できる。
【数5】 ここに、ライブラリ34内の各クラスはランダム抽出さ
れた多数のサンプル例によって表されており、各サンプ
ル例はN個のパラメータにより測定され、njはj番目
のクラス内のサンプル例数であり、ライブラリ34内の
j番目のクラスはN次元空間内のnj個の点群
【数6】 で表されている。サンプル例 である各点Pjkは実際に
はベクトルであり、和
【数7】 はベクトル和である。したがって距離スケールは。i番
目のパラメータに対する最小二乗偏差
【数8】 として定義することができる。
【0063】実際の適用にあたっては、サンプル例点は
縮約スペクトルデータ(reduced spectral data)によ
って確定される。分類ライブラリを構築するためにピク
セルに基づいた生のデータを使用することができるが、
最初にデータを縮約しておくことが好ましい。その理由
は、生のデータは普通は特定の装置に強く依存するから
である。
【0064】図6を参照すると、ライブラリ30のよう
な、「開始」ステップ90で始まる分類ライブラリを構
築する方法が詳細に例示してある。
【0065】ステップ92では商品認識ソフトウェア2
1が、ライブラリ30内の各クラス36について既知商
品18からサンプル例を収集する。クラス36は予め定
義してある。
【0066】ステップ94で、商品認識ソフトウェア2
1は各サンプル例に対して、参照データ38(図8)を
使用してデータ縮約手順を実行する。
【0067】ステップ96で、商品ライブラリ構築ソフ
トウェア34が典型サンプル例とそれに対応する距離ス
ケールを各クラス36に対して計算する。
【0068】ステップ98で、商品ライブラリ構築ソフ
トウェア34が、当該サンプル例データに加えて、典型
サンプル例および距離スケールをもつ商品認識ライブラ
リ30を構築する。
【0069】ステップ100で商品ライブラリ構築ソフ
トウェア34はライブラリを格納媒体26に格納し、こ
れをライブラリが商品認識ソフトウェア21がロードで
きるようにする。
【0070】オペレーションはステップ102で終了す
る。
【0071】ここで図7に進む。本発明の商品認識方法
は「開始」ステップ110で始まる。
【0072】ステップ112で、商品認識ソフトウェア
21は分類ライブラリ30および参照データ38をロー
ドする。
【0073】ステップ114で商品認識ソフトウェア2
1は商品データ収集器14から届くデータを待つ。商品
データ収集器14は自動もしくは手動開始された後、未
知商品18から抽出したサンプル例を生成する。商品デ
ータの収集に続いてオペレーションはステップ116へ
進む。
【0074】さらに詳細に述べると、商品データ収集器
14は、商品18を照明し、商品18から集めた光をい
ろいろの波長をもつ複数の異なる部分光に分離し、複数
の部分光に含まれるエネルギーを複数の電気信号に変換
し、複数の電気信号をデジタル化してデジタルスペクト
ルを生成する。サンプルスペクトルはサンプル抽出した
サンプル例を表す。
【0075】ステップ116で、商品認識ソフトウェア
21は抽出したサンプル例(図8)に関するデータ縮約
を行う。
【0076】ステップ118で、商品認識ソフトウェア
21はライブラリ30内の全クラスについてサンプル例
と典型サンプル例との間のDML値を計算する。
【0077】ステップ120で、商品認識ソフトウェア
21はそのDML値を昇順に並べ替え、予定数の確から
しいものの選択を行う。
【0078】ステップ122で、商品認識ソフトウェア
21はその所定数のもっともらしい選択対象をDML値
の昇順に表示する。
【0079】ステップ124で、商品認識ソフトウェア
21はタッチスクリーンを介してオペレータが行った商
品18の選択を記録する。取引端末機20は同定情報を
使って商品18の単価を取引サーバから取得する。取引
端末機20はついで秤16から得た重量情報を単価に乗
じて総額を決定する。オペレーションはステップ114
に戻り、別の商品について準備する。
【0080】図8に進むと、商品ライブラリ30を構築
するため、および取引中の商品データを生成するために
使用するデータ縮約方法が例示してある。この方法はス
テップ130で始まる。
【0081】ステップ132で、商品認識ソフトウェア
21は生のサンプル例データF0からシステムのダークレ
ベルDを差し引く。ダークレベルDは、窓60を覆った
ときの商品データ収集器14内の照明レベルである。
【0082】ステップ134で、商品認識ソフトウェア
21は、参照データ38内の装置依存性マッピング公式
を使用して生のサンプル例データ点Fiを、ピクセルグ
リッドから所定の波長グリッド(たとえば5nm間隔で4
00nmから700nmまで)のサンプル例データ点F(λ)
jへマッピング
【数9】 する。ここにPはピクセルグリッド内のピクセル数、N
は予め設定した波長の個数である。装置依存性マッピン
グ公式は参照データ38内に格納される。線形可変フィ
ルタ(LVF)の場合、装置依存性マッピング公式は次
の形を取る。
【数10】 ここでC0およびC1は2つの定数因子である。
【0083】ステップ136では、商品認識ソフトウェ
ア21は参照データ38内に格納されている較正情報を
使ってサンプル例データ点F(λ)jを規格化する。
【0084】較正情報は参照スペクトルFref(λ)を含
んでおり、 Fref(λ)は商品データ収集器14の寿命期
間中、種々の時間に外部参照
【数11】 を使用して測定される。ただしFn(λ)は規格化したデ
ータである。
【0085】あるいは、商品データ収集器14が内部参
照を使用して内部参照スペクトルF'ref(λ)
【数12】 を測定するなら、較正情報は矯正因子Cdev(λ)をも含
むことができる。
【0086】ステップ138で処理は終了する。
【0087】有利な点として、DML値の解析が商品を
同定するための適切な測度を与える。本発明の技術的方
法は他の物品を同定するのにも等しく適用することがで
きよう。
【0088】本発明はその好適な実施例を特に参照して
記載したが、本発明の種々の設計変更例または本発明の
要旨および別記請求の範囲内で実行することができる。
特に、本発明で発展させたDMLアルゴリズムは特別の
データ型であるスペクトルデータに基づいて議論した
が、本発明は任意のデータ型もしくは種々のデータ型の
組み合わせに適用して同じ効果をあげることができる。
すなわち、サンプル点ベクトルは抽象的な数の集合でよ
く、その集合は同一型の数でもよく、スペクトルデー
タ、物理的大きさ、表面の風合い測度、重量等のような
ある数の異なる型のデータでもよく、これらのデータは
いろいろの方法で縮約しまたは異なる空間に再マッピン
グすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 商品認識システムを含む取引処理システムの
ブロック図を示す。
【図2】 スペクトルデータを収集する商品データ収集
器の一例のブロック図を示す。
【図3】 2次元平面上の確率密度分布の例を示す図で
ある。
【図4】 2つのクラスについて、対称な2次元確率密
度分布を示す図である。
【図5】 2つの商品クラスについて、非対称な確率密
度分布を示す図である。
【図6】 本発明のライブラリ構築プロセスを例示する
流れ図である。
【図7】 本発明の認識方法を例示する流れ図である。
【図8】 データ縮約手順を例示する流れ図である。
【符号の説明】 23 タッチスクリーン 34 商品ライブラリ構築ソフトウェア 36 クラス 38 参照データ 52 光分離素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同定すべき前記商品に関する第一データ
    を取得するステップと、 複数の個々の商品または複数のクラスの商品に関連する
    第二データを商品データライブラリから読みとるステッ
    プと、 同定すべき前記商品に関連する前記第一データと前記デ
    ータライブラリに格納されている前記第二データとの間
    の類似性距離測度値を決定するステップと、 前記第二データから、最小の類似性距離測度値を生ずる
    ある商品またはあるクラスの商品を決定するステップ
    と、 前記商品が前記対応する商品または対応するクラスの商
    品であることを決定するステップと、を含むことを特徴
    とする商品を同定する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、同定す
    べき商品から前記第一データが取得されることを特徴と
    する方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、前記同
    定ステップが類似性距離測度値をサイズ順に並べるステ
    ップと、 前記並べ替えた類似性距離測度値および対応する商品名
    のリストをオペレータに表示するステップと、 オペレータがリストから選んだ選択を記録するステップ
    とを含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 複数の異なる商品に対する典型商品デー
    タを含む参照商品データライブラリを読みとるステップ
    と、 商品データ収集器を作動開始させるステップと、 認識すべき前記商品から第一データを収集するステップ
    と、 前記第一データにデータ縮約を行って第二データを生成
    するステップと、 前記第二データと参照商品データライブラリ内の典型商
    品データとの間の類似性距離測度値を決定するステップ
    と、 前記類似性距離測度値をサイズにしたがって分類するス
    テップと、 所定数の最小類似性距離測度値および対応する商品名と
    を含むリストを構築するステップと、 前記リストを表示するステップと、 前記リストからオペレータが選んだ一商品名の選択を記
    録するステップとを含むことを特徴とする商品を認識す
    る方法。
  5. 【請求項5】 一商品から第一データを収集する商品デ
    ータ収集器と、 商品クラスに関連づけられた第二データを含むライブラ
    リと、 前記第二データをライブラリから読み取り、前記第一デ
    ータと前記各第二データとの間の類似性距離測度値を決
    定し、第三データを決定し、最小の類似性距離測度値を
    生ずる対応の商品クラスを前記第二データから決定し、
    前記商品が対応する商品クラス内にあることを同定する
    コンピュータとを含むことを特徴とする商品認識システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の商品認識システムにお
    いて、 前記第二データが、 前記クラス内の商品に対する商品データと、 前記クラスに対する典型商品データと、 典型商品データに対する典型距離スケールデータとを含
    むことを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の商品認識システムにお
    いて、前記第三データおよび対応するクラスの商品を、
    最小の類似性距離測度値を生ずる第二データから決定す
    ると、前記コンピュータが類似性距離測度値をサイズに
    したがって分類し、最小の類似性距離測度値を所定数だ
    け含むリストを構築し、前記リストを表示し、前記リス
    トからオペレータが選んだ一クラスの選択を記録するこ
    とを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】 前記商品を記述するためのクラスを確定
    するステップと、 既知商品からサンプル例を収集するステップと、 クラス毎の典型サンプル例を決定するステップと、 前記典型サンプル例に対して距離スケールを決定し、前
    記サンプル例、前記典型サンプル例、および距離スケー
    ルをライブラリに格納するステップとを含むことを特徴
    とする商品の認識に使用する商品データライブラリを構
    築する方法。
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