JP2001091636A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

Info

Publication number
JP2001091636A
JP2001091636A JP26794199A JP26794199A JP2001091636A JP 2001091636 A JP2001091636 A JP 2001091636A JP 26794199 A JP26794199 A JP 26794199A JP 26794199 A JP26794199 A JP 26794199A JP 2001091636 A JP2001091636 A JP 2001091636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
distance measuring
station
time
delay time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26794199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3592155B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Kawanishi
康裕 川西
Hiroki Niihara
廣記 新原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP26794199A priority Critical patent/JP3592155B2/ja
Publication of JP2001091636A publication Critical patent/JP2001091636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3592155B2 publication Critical patent/JP3592155B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信周波数変換装置を含む局内折り返し設
備を不要とし、しかも衛星折り返し遅延時間と局内折り
返し遅延時間を同時に測定する。 【解決手段】 給電機1は送信機52からの送信信号S
1の一部を初段受信機2に入力する。このため初段受信
機2は飽和状態となり衛星60からのテレメトリ信号S
2の受信レベルが低下する。測距設備51はこのテレメ
トリ信号S2の受信レベルが低下した時刻T2と送信信
号S1が送信された時刻T1とに基づき局内折り返し遅
延時間を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測距装置に関し、特
に人工衛星と管理局間の距離を測定する測距装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】人工衛星(以下、衛星という)の管制を
行う上で、衛星の地球との絶対位置を正確に知る必要が
ある。その必須事項として、管制局から見た方位角と仰
角の角度検出と測距(衛星と管制局との距離を求めるこ
と)があげられる。本発明では、このうち測距について
の提案を行う。
【0003】衛星と管制局との距離を測定する場合、管
制局より衛星に対し、測距信号を送出し、衛星から中継
されてきた測距信号を受信して、その送信から受信まで
の折り返し時間を測定することにより、管制局から衛星
までの距離を求めることができる。
【0004】しかし、この測定には測距信号が管制局の
送信機及び受信機を通過することにより発生する遅延時
間が含まれるため、あらかじめ送信機と受信機の局内遅
延時間を測定する必要があった。これまでは、局内遅延
時間の測定には送信機の出力周波数と受信機の入力周波
数が異なるため送信周波数を受信周波数に変換するため
の周波数変換装置、切替器及び接続ケーブルが必要であ
り、これらの持つ遅延時間を含んで局内折り返しの遅延
時間を測定していた。そして、測距信号の衛星折り返し
遅延時間から局内折り返し遅延時間の値を差引くことに
より管制局から衛星までの距離算出に必要な時間を算出
していた。
【0005】次に、従来の測距装置の一例について説明
する。図6は従来の測距装置の一例の構成図である。図
6を参照すると、従来の測距装置50は、測距設備51
と、送信機52と、切替器53と、給電機54と、初段
受信機55と、切替器56と、受信機57と、送受周波
数変換装置58と、指向性アンテナ59とを含んで構成
されていた。この測距装置50が管制局を構成してい
る。そして、測距装置50から衛星60に対し測距信号
を送出することにより、測距装置50は衛星60と測距
装置50間の距離を測定する。
【0006】次に、測距装置50の動作について説明す
る。測距設備51から送出された測距信号S1は送信機
52にて周波数変換、変調及び電力増幅された後、切替
器53、給電器54及び指向性アンテナ59を経由し、
衛星60に送出される。衛星60では受信した信号を復
調して測距信号S1を取得し、さらにその測距信号S1
で監理局からの搬送波(監理局搬送波)とは異なる搬送
波周波数を有する搬送波(衛星搬送波)を変調して測距
装置50に送信する。測距装置50の初段受信機55は
指向性アンテナ59及び給電機54を介してこの変調信
号を受信する。初段受信機55はこの変調信号を切替器
56を介して受信機57へ送出する。受信機57はこの
変調信号を復調して測距信号S1を取得し測距設備51
へ送出する。
【0007】次に、切替器53,56は給電機54側か
ら送受周波数変換装置58側に切替えられる。そして、
送信機52からの送信信号が切替器53を介して送受周
波数変換装置58に入力される。送受周波数変換装置5
8では送信信号の周波数が受信信号の周波数に変換され
る。そして、受信信号の周波数に変換された信号は切替
器56を介して受信機57に入力される。受信機57で
は入力信号が復調され測距信号S1が取得され、その測
距信号S1は測距設備51へ送出される。
【0008】測距設備51は測距信号S1を出力した時
刻T1と、切替器53,56で折返した(局内折返し
の)測距信号S1を受信した時刻T2と、衛星60経由
(衛星折返し)の測距信号S1を受信した時刻T3とか
ら、 (T3−T1)−(T2−T1)=T3−T2 により衛星60と測距装置50間の距離測定に必要な遅
延時間を算出する。
【0009】しかし、この従来の測距装置の一例の第1
の問題点は、測距信号S1の衛星60折り返し遅延時間
から局内折り返し遅延時間の値を差引く必要があるが、
局内折り返し遅延時間は正確には測定ができないことで
ある。その理由は、局内折り返しの遅延時間には、送受
信周波数変換装置58、切替器53,56及び送受信周
波数変換装置58と切替器53,56間を接続する接続
ケーブルの遅延時間が含まれ、これらの誤差は正確に測
定することができないためである。
【0010】第2の問題点は、衛星折り返し遅延時間と
局内折り返し遅延時間を同時に測定することができない
ため、周囲温度の変化により発生する遅延時間の変動誤
差が生じることである。その理由は、衛星折り返しと局
内折り返しを同時に実施した場合、受信機に同一周波数
の信号が入力されてしまうため、切替えが必要となるた
めである。
【0011】第3の問題点は、局内折り返し試験器が故
障すると測距が行えないことである。その理由は、局内
の遅延を測定することがでず、衛星折り返し遅延時間と
局内遅延時間の差を求めることができないためである。
【0012】一方、第2の問題点を解決する手段が特開
平7−43456号公報(以下、文献という)に開示さ
れている。次に、この文献開示の測距装置について説明
する。図7は文献開示の測距装置の構成図である。な
お、前述の図6と同様の構成部分については同一番号を
付し、その説明を省略する。図7を参照すると、測距装
置70は、測距設備51と、送信機52と、給電機54
と、初段受信機55と、受信機57と、減衰器71と、
拡散変調器72と、PNコード発生器73と、送受周波
数変換装置58と、指向性アンテナ59とを含んで構成
されている。この測距装置70が管制局を構成してい
る。そして、測距装置70から衛星60に対し測距信号
を送出することにより、測距装置70は衛星60と測距
装置70間の距離を測定する。
【0013】ここで、図6記載の測距装置50との相違
点は切替器53,56を削除し、減衰器71と、拡散変
調器72と、PNコード発生器73とを追加したことで
ある。即ち、測距装置70では局内折返しの測距信号S
1を減衰器71と、拡散変調器72と、PNコード発生
器73とを介して取得している。具体的には、送信機5
2からの送信信号を減衰器71を介して拡散変調器72
にて拡散変調する。そして、その拡散変調信号を送受周
波数変換装置58にて受信周波数に変換し受信機57に
入力する。受信機57ではその拡散変調信号を逆拡散さ
らに復調して測距信号S1を取得し距離設備51に送出
する。このように測距装置70では送信機52からの送
信信号を局内折り返し時に拡散変調したため切替器5
3,56による信号の切替えが不要となり、もって衛星
折り返し遅延時間と局内折り返し遅延時間とを同時に測
定することが可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この文献開示
の技術をもってしても前述の第1及び第3の問題点は解
決しない。そこで本発明の目的は、送受信周波数変換装
置を含む局内折り返し設備を不要とし、しかも衛星折り
返し遅延時間と局内折り返し遅延時間を同時に測定する
ことが可能な測距装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、監理局から対象物に対し第1信号を送信す
る送信手段と、前記第1信号を受信した前記対象物から
前記監理局に返送される第2信号を受信する受信手段
と、前記送信手段が前記第1信号を送信した時刻と前記
受信手段が前記第2信号を受信した時刻とに基づき前記
監理局と前記対象物間の距離を測定する測定手段とを含
む測距装置であって、その測距装置は前記送信手段から
送信される前記第1信号の一部を前記受信手段へ入力さ
せる帰還手段を含み、前記測定手段は前記受信手段へ前
記第1信号の一部が入力された時刻に基づき前記監理局
内の折返し遅延時間を算出することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、第1信号の一部を受信手
段へ入力させ、その入力された時刻に基づき監理局内の
折返し遅延時間を算出するため、送受信周波数変換装置
を含む局内折り返し設備を不要とし、しかも衛星折り返
し遅延時間と局内折り返し遅延時間を同時に測定するこ
とが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要について説明
する。図1に示すように、正確な局内折り返し遅延時間
を求める方法として、誤差を生じる局内折り返し試験設
備は使用しないこととする。目的は、送受信周波数変換
装置、切替器及び接続ケーブルにて構成される局内折り
返し設備にて発生する遅延誤差を排除し、局内折り返し
遅延時間の測定精度を高めることである。給電器1には
通常、送信機52側の電力が受信機57側に回り込まな
いようにフィルタを挿入するが、本発明では送信側の電
力を受信側へ回し込み、拡張帯域特性を有する初段の受
信機(低雑音増幅装置)2を用いてその漏洩してくる測
距信号電力により受信機57が飽和することを利用す
る。
【0018】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る測距装
置の最良の実施の形態の構成図である。なお、同図にお
いて従来例(図6)と同様の構成部分については同一番
号を付し、その説明を省略する。図1を参照すると、測
距装置10は測距設備51と、送信機52と、給電機1
と、初段受信機2と、受信機57と、指向性アンテナ5
9とを含んで構成されている。この測距装置10が管制
局を構成している。そして、測距装置10から衛星60
に対し測距信号を送出することにより、測距装置10は
衛星60と測距装置10間の距離を測定する。
【0019】衛星60からは衛星自身の状態を示すテレ
メトリ信号S2が測距信号S1に重畳されて測距装置1
0に対し送信されている。図2はこの測距装置10が使
用する周波数帯域を示す周波数帯域図である。同図に示
すように、管制局から衛星に対して送信される信号(コ
マンドと測距信号S1)の周波数帯域は衛星から管制局
に対して送信される信号(テレメトリ信号S2と測距信
号S1)の周波数帯域よりも高い周波数の帯域が割当て
られている。
【0020】次に、給電機1について説明する。図3は
給電機1内に設けられたフィルタの通過帯域特性図であ
る。従来は送信帯域の周波数成分が受信部へ漏れ込みを
起こさないように給電機1にフィルタを挿入し周波数特
性を調整していたが、本発明では送信帯域の周波数成分
を通過させることとする。図3を参照すると、従来、衛
星60からの受信信号であるテレメトリ信号S2と測距
信号S1に対しては減衰量を小さくし、衛星60に対す
る送信信号であるコマンドと測距信号S1に対しては減
衰量を大きくするようフィルタを構成していた。これに
より、受信機57において衛星60からの信号は受信す
るが送信機52からの回り込み信号は受信しないように
していた。これに対し、本発明では送信機52からの回
り込み信号を受信するようにコマンドと測距信号S1の
送信に使用する周波数帯域の減衰量を従来よりも小さく
している。
【0021】次に、初段受信機2について説明する。初
段受信機2は低雑音増幅装置にて構成されている。図4
は初段受信機2に入力される信号の周波数特性図であ
る。同図を参照すると、初段受信機2は衛星60からの
受信信号であるテレメトリ信号S2及び測距受信信号S
1と、送信機52からの回り込み信号(測距送信信号S
1)の両者が受信可能となるよう受信周波数帯域が従来
よりも拡張されている。又、同図を参照すると、測距送
信信号S1のレベルの方がテレメトリ信号S2及び測距
受信信号S1のレベルより高くなっているが、これは測
距送信信号S1が少なくとも初段受信機2を飽和させる
に必要なレベルを有していることを示している。
【0022】次に、測距装置10の動作について説明す
る。本提案の構成では測距設備51から送信機52を経
由し給電機1から衛星60に測距信号S1が送信され
る。又、衛星60からの測距信号S1は、給電機1から
受信機57を経由し測距設備51にて受信される。この
間に、実際の測距に不要な局内折り返し信号を取り込む
ための構成(送受信周波数変換器、入出力部切り替え
器、接続ケーブル)は存在しない。又、給電機1から初
段受信器(低雑音増幅装置)2までの路長が遅延過誤差
となるが、本発明では初段受信機2が給電機1の出力部
に導波管にて直結されているため、局内折り返し時間の
誤差とはならない。
【0023】図5は測距装置10の動作を示すタイミン
グチャートである。同図において、(A)は測距装置5
1から出力される測距信号S1の出力波形を示し、
(B)は初段受信機2におけるテレメトリ信号S2の受
信波形を示し、(C)は測距装置51に入力される衛星
折返しの測距信号S1の受信波形を示す。
【0024】図1及び図5を参照すると、測距設備1よ
り、測距信号S1が図5(A)のタイミングで出力され
る。この時刻をT1とする。出力された信号S1は、送
信機52にて周波数変換、変調及び電力増幅され、給電
機3及び指向性アンテナ59を介して衛星60に送出さ
れる。このとき測距信号S1の電力の一部は給電機1に
て受信ポートに分岐され、給電機1に直結された初段受
信機2(低雑音増幅装置)に入力される。
【0025】すると、初段受信機2である低雑音増幅装
置は過入力を起こし飽和する。衛星60からはテレメト
リ信号S2が発信されているが、初段受信機2が飽和す
ると受信スペクトラムが圧縮され、テレメトリ信号S2
のレベルが見掛上、下がったように見える。即ち、初段
受信器2(低雑音増幅装置)が飽和することにより、初
段受信器2の利得が下がり、受信機57において衛星か
らのテレメトリ信号S2の受信レベルが低下する。図5
(B)に示すようにその動作レベルが低下する時刻をT
2とする。この(T2−T1)が局内折り返し遅延時間
に相当する。
【0026】次に衛星60から測距信号S1がテレメト
リ信号S2に重畳され送信されてくる。初段受信機2に
て電力増幅された信号は受信機57にて周波数変換及び
復調されたのち測距設備51にて測距信号S1を取り出
し測距設備51で測定した衛星折り返しの時刻T3が求
められる(図5(C)参照)。
【0027】測距設備51での衛星折り返しの遅延時間
は(T3−T1)にて求められる。ここで、衛星折り返
し(T3−T1)と局内折り返し(T2−T1)から求
める衛星測距のための遅延時間は (T3−T1)−(T2−T1)=T3−T2 にて求められる。即ち、初段受信機2の動作レベルが低
下した時刻T2から衛星折り返し信号を受信した時刻T
3の差を求めれば管制局から衛星60までの折り返し時
間を求められ、これにより管制局から衛星60までの正
確な遅延時間を求めることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、監理局から対象物に対
し第1信号を送信する送信手段と、前記第1信号を受信
した前記対象物から前記監理局に返送される第2信号を
受信する受信手段と、前記送信手段が前記第1信号を送
信した時刻と前記受信手段が前記第2信号を受信した時
刻とに基づき前記監理局と前記対象物間の距離を測定す
る測定手段とを含む測距装置であって、その測距装置は
前記送信手段から送信される前記第1信号の一部を前記
受信手段へ入力させる帰還手段を含み、前記測定手段は
前記受信手段へ前記第1信号の一部が入力された時刻に
基づき前記監理局内の折返し遅延時間を算出するため、
送受信周波数変換装置を含む局内折り返し設備を不要と
し、しかも衛星折り返し遅延時間と局内折り返し遅延時
間を同時に測定することが可能となる。
【0029】具体的には、本発明の第1の効果は、正確
な測距ができることである。第1の効果が得られる理由
は、局内折り返し用設備を必要としないため、折り返し
用送受信周波数変換器、切替器及び接続ケーブルによる
誤差を生じることがないためである。本発明の第2の効
果は、正確な測距ができることである。第2の効果が得
られる理由は、局内折り返しと衛星折り返しを同時に行
うことができるため、切替時間内に発生する測定誤差を
なくすことができるためである。本発明の第3の効果
は、折り返し用試験設備が存在しなくても測距ができる
ことである。第3の効果が得られる理由は、測距のため
の専用の折り返し試験設備が不要であるため、折り返し
試験設備が故障したことにより測距ができなくなるとい
うことがなくなるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測距装置の最良の実施の形態の構
成図である。
【図2】測距装置10が使用する周波数帯域を示す周波
数帯域図である。
【図3】給電機1内に設けられたフィルタの通過帯域特
性図である。
【図4】初段受信機2に入力される信号の周波数特性図
である。
【図5】測距装置10の動作を示すタイミングチャート
である。
【図6】従来の測距装置の一例の構成図である。
【図7】文献開示の測距装置の構成図である。
【符号の説明】
1 給電機 2 初段受信機 10 測距装置 51 測距設備 52 送信機 57 受信機 59 指向性アンテナ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監理局から対象物に対し第1信号を送信
    する送信手段と、前記第1信号を受信した前記対象物か
    ら前記監理局に返送される第2信号を受信する受信手段
    と、前記送信手段が前記第1信号を送信した時刻と前記
    受信手段が前記第2信号を受信した時刻とに基づき前記
    監理局と前記対象物間の距離を測定する測定手段とを含
    む測距装置であって、 前記送信手段から送信される前記第1信号の一部を前記
    受信手段へ入力させる帰還手段を含み、前記測定手段は
    前記受信手段へ前記第1信号の一部が入力された時刻に
    基づき前記監理局内の折返し遅延時間を算出することを
    特徴とする測距装置。
  2. 【請求項2】 前記帰還手段は少なくとも前記受信手段
    を飽和させるに必要なレベルの前記第1信号を前記受信
    手段へ入力させることを特徴とする請求項1記載の測距
    装置。
  3. 【請求項3】 前記測定手段は前記第1信号を送信した
    時刻と前記第2信号を受信した時刻とから前記対象物折
    返し遅延時間を算出し、この対象物折返し遅延時間と前
    記監理局内の折返し遅延時間とに基づき前記監理局内の
    折返し遅延時間を算出することを特徴とする請求項1又
    は2記載の測距装置。
  4. 【請求項4】 前記第1信号の周波数と前記第2信号の
    周波数とは異なり、前記受信手段は前記第1及び第2信
    号を受信し得る帯域を有することを特徴とする請求項1
    乃至3いずれかに記載の測距装置。
  5. 【請求項5】 前記帰還手段は前記第2信号を所定の減
    衰量をもって通過させる第1通過帯域と、前記第2信号
    の減衰量よりも大きな減衰量をもって前記第1信号を通
    過させる第2通過帯域と、前記第1信号の減衰量よりも
    大きな減衰量をもって前記第1及び第2信号を除く信号
    を通過させる第3通過帯域とを含むことを特徴とする請
    求項1乃至4いずれかに記載の測距装置。
  6. 【請求項6】 前記対象物から前記監理局に対し常時テ
    レメトリ信号が送信され、この送信信号に前記第2信号
    が重畳されており、前記受信手段へ前記第1信号の一部
    が入力されると前記テレメトリ信号の受信レベルが低下
    することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の
    測距装置。
  7. 【請求項7】 前記対象物は人工衛星であることを特徴
    とする請求項1乃至6いずれかに記載の測距装置。
JP26794199A 1999-09-22 1999-09-22 測距装置 Expired - Fee Related JP3592155B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26794199A JP3592155B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 測距装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26794199A JP3592155B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 測距装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001091636A true JP2001091636A (ja) 2001-04-06
JP3592155B2 JP3592155B2 (ja) 2004-11-24

Family

ID=17451742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26794199A Expired - Fee Related JP3592155B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 測距装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3592155B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325165A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Fujitsu Ltd インパルス無線装置
RU2555247C1 (ru) * 2014-02-03 2015-07-10 Открытое акционерное общество "Российская корпорация ракетно-космического приборостроения и информационных систем" (ОАО "Российские космические системы") Способ одновременного определения шести параметров движения ка при проведении траекторных измерений одной станцией слежения и система для его реализации

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325165A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Fujitsu Ltd インパルス無線装置
JP4695021B2 (ja) * 2006-06-05 2011-06-08 富士通株式会社 インパルス無線装置
RU2555247C1 (ru) * 2014-02-03 2015-07-10 Открытое акционерное общество "Российская корпорация ракетно-космического приборостроения и информационных систем" (ОАО "Российские космические системы") Способ одновременного определения шести параметров движения ка при проведении траекторных измерений одной станцией слежения и система для его реализации

Also Published As

Publication number Publication date
JP3592155B2 (ja) 2004-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100378613B1 (ko) 안테나및피더케이블테스팅장치및방법
US7209722B2 (en) Method of measuring receiver sensitivity, and transceiver
AU671342B2 (en) Arrangement for measuring the condition of a receiver antenna
KR100417168B1 (ko) 부하가 걸린 통신 채널의 구성 부분의 특성을 결정하는방법 및 장치
JPH06204949A (ja) 光伝送システム
RU2627297C2 (ru) Способ характеризации передающей антенны орбитального спутника и соответствующая система
CN113820670B (zh) 一种星载相控阵气象雷达在轨内定标方法
US5510925A (en) Relay transmission system including optical amplification
JP3592155B2 (ja) 測距装置
EP0531345B1 (en) Radio test loop for a radio transceiver
EP0531338B1 (en) Radio test loop for a radio transceiver
NO179656B (no) Radiotestslöyfe for en radiosender/mottaker
EP0531332B1 (en) Radio test loop for a radio transceiver
KR20020048994A (ko) 장애 검출 시스템 및 장애 검출 방법
JPS58151734A (ja) 自己診断手段を備えた受信機
KR19990061224A (ko) 코드 분할 다중 접속 시스템 디지틀 셀룰라 기지국에서 수신전압 정재파비 측정 방법
KR100650579B1 (ko) 커버리지확장원격장치를 이용한 단말기위치측정기능이구비된 기지국시스템 및 그 제어방법
WO2005099212A1 (en) Gain measurement device for on line calibration and thereof method
JPH02155323A (ja) 光中継器監視方式
KR100523995B1 (ko) 고주파 스위치 메트릭스를 이용한 고주파 신호 중계기의성능 측정 장치
FI80817B (fi) Anordning foer kontroll av kondition av basstationens antenn vid celltelefonsystem.
JP2841998B2 (ja) 送受信機検査装置
GB2307050A (en) Method and apparatus for measuring antenna performance
JPS62133831A (ja) 衛星通信地球局の送信電力制御装置
JPH02146831A (ja) 光端局装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees