JP2001090839A - ゴムガスケット - Google Patents

ゴムガスケット

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JP2001090839A
JP2001090839A JP26902999A JP26902999A JP2001090839A JP 2001090839 A JP2001090839 A JP 2001090839A JP 26902999 A JP26902999 A JP 26902999A JP 26902999 A JP26902999 A JP 26902999A JP 2001090839 A JP2001090839 A JP 2001090839A
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ridge
rubber gasket
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cross
pressed
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JP26902999A
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English (en)
Inventor
Akira Kamikoro
明 神頃
Shinji Hayashi
信治 林
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不陸追随性に優れたコストパフォーマンスの
高いソリッドタイプのゴムガスケットを提供する。 【解決手段】 本発明に係るゴムガスケット10は本体
11、フランジ13、凸条15およびリッジ16を有す
るものであって、(1) 前記凸条15の頂角θを55〜6
5°、断面積Sを800〜2300mm2 とし、あるい
は頂角θを65〜80°、高さHnを34〜66mm、
断面積Sを800〜2300mm2 としたもの(第1の
ゴムガスケット)、(2) 前記リッジ16の基部16dの
幅Wdを28〜42mm、取付基準面17から基部16
dまでの凹み量Laを0〜14mm、取付基準面17か
ら突き出たリッジの高さLbを6〜14mmとしたもの
(第2のゴムガスケット)、または(3) 凸条15および
リッジ16を上記規定の形状としたもの(第3のゴムガ
スケット)が挙げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば水底トンネ
ルを構成する沈埋函等の、水中構造物の水密接続に使用
されるゴムガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】海底、河底等の水底にトンネルを造る方
法としては、あらかじめ陸上で建造した複数の沈埋函
を、水底に掘った溝に沿って両岸から順次沈埋するとと
もに、隣接する沈埋函同士をゴムガスケットによって止
水しつつ、順次剛結合してトンネルを構築する、いわゆ
る沈埋工法がある。かかる沈埋工法に用いられるゴムガ
スケットは、例えば図2に示すように、加硫ゴム等の弾
性材料にて全体が一体形成された、中実状でかつ長尺
の、いわゆるソリッドタイプのものが一般的である。
【0003】図2に示すゴムガスケット80は、断面台
形状の本体部81と、当該本体部81を沈埋函に取り付
けるためのフランジ部82と、前記本体部81の頂部に
てゴムガスケット80の長手方向xに沿って突設され
た、一次止水のための凸条(ノーズ)83とを備えてい
る。図2中、符号82aで示される通孔は、ゴムガスケ
ット80を取付面に取り付けるためのボルト(図示せ
ず)を挿通するために、取付部82に設けられたもので
ある。
【0004】上記ゴムガスケット80を用いた沈埋工法
においては、図5に示すように、まず、既設の沈埋函8
4aに隣接させて新たな沈埋函84bを沈埋し、この新
たな沈埋函84bをジャッキ等によって既設の沈埋函8
4aに引き寄せて、ゴムガスケット80を挟んで接合す
る(同図(a) および(b) )。これにより、ゴムガスケッ
ト80の凸条が一次圧縮されて、函接続部が一次止水さ
れる。この際、ゴムガスケット80は、既設または新設
のいずれの沈埋函に取り付けてもよい。
【0005】次に、両沈埋函84a,84b内の、それ
ぞれの端面に設けられた隔壁85によって仕切られた函
接続部86内の水を、トンネルの既設部分を通してトン
ネル外へ排水する。これにより、周囲からの静水圧で新
設の沈埋函84bが既設の沈埋函84aへさらに引き寄
せられ、ゴムガスケット80の本体部が二次圧縮されて
止水が完全なものとなる。さらに、止水された沈埋函間
の隔壁を除去して両者間を貫通させると、1つの沈埋函
の接続が完了する(同図(b) および(c) )。
【0006】そして、上記の操作を繰り返して、順次沈
埋函を繋げていくことによって、水底トンネルが完成す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の沈埋工法に用い
られる沈埋函は、一般に、鉄製の函体における所定の空
間内にコンクリートを詰めることで構成される。この沈
埋函は、前述のようにあらかじめ陸上のドックで建造さ
れるが、そのサイズが場合によっては100mを超える
極めて大きな物であるため、沈埋函を建造できるドック
が必ずしも水底トンネルの施工現場近くにあるとは限ら
ない。このため、鉄製の函体のみを陸上のドックで建造
し、この函体を施工現場まで航送して、函体内へのコン
クリート詰めを施工現場付近の水上で行う場合がある。
【0008】ところが、施工現場付近の水上でコンクリ
ート詰めを行った場合には、ゴムガスケットが取り付け
られる沈埋函の取付面や、ゴムガスケットによる圧接を
受ける沈埋函の被圧接面が設計通りに形成されず、隣接
する沈埋函の対向面と平行でかつきれいな平面にならな
い、いわゆる不陸が生じ易い。この不陸は、従来のソリ
ッドタイプのゴムガスケットにおける弾性変形の範囲を
超える場合も生じるが、このような場合には、沈埋函の
形状にゴムガスケットが十分に追随できなくなり、その
結果、沈埋函間の完全な止水ができなくなって、水底ト
ンネルの施工が困難になる問題が生じる。
【0009】そこで、ゴムガスケットを構成するゴムを
柔らかくしたり、あるいはゴムガスケットの高さを大き
く(アスペクト比を変更)したり、ガスケット自体の大
きさを大きくするなどして、ゴムガスケットが弾性変形
し得る量を増加させることが考えられる。しかしなが
ら、かかる方法では、ゴムガスケットがその高さ方向だ
けでなく横方向にも変形して座屈が発生してしまうな
ど、かえって止水の確実性を低下させるおそれがある。
従って、不陸に対応させるためにゴムの硬度やサイズを
変更する手段には、得られる効果の観点から自ずと限界
がある。また、ゴムガスケットのサイズを変更すること
は、コストアップの問題にも繋がる。
【0010】一方、新設の沈埋函を既設の沈埋函の方向
へ引き寄せるジャッキの容量を大きくして、新設の沈埋
函をより近くへ引き寄せるように、すなわちゴムガスケ
ットをこれまでよりもさらに大きく圧縮するようにし
て、強制的に不陸の大きさに追随させることも考えられ
る。しかしながら、かかる場合には、ジャッキの容量に
比例してその大きさも大きくならざるを得ないが、沈埋
函内に搭載できるジャッキの大きさには限界があるた
め、やはりその効果にも限界がある。
【0011】そこで本発明の目的は、現在一般に用いら
れている中実状の、いわゆるソリッドタイプのゴムガス
ケットについて、その不陸追随性(変位吸収性)の向上
を図ることにより、沈埋函等の水中構造物におけるゴム
ガスケットの取付面または被圧接面の不陸が大きくても
これに十分に追随することができ、より確実な止水を実
現し得る、コストパフォーマンスの優れた新規なゴムガ
スケットを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段および発明の効果】従来の
いわゆるソリッドタイプのゴムガスケットでは、一般
に、本体部11の大きさ(幅W1 ,高さH1 )にかかわ
らず、凸条(ノーズ)15やリッジ16の大きさが一定
であった。具体的には、凸条15は、一般にその頂部1
5aの幅Waが4mm、底部15bの幅Wbが50mm
および高さHnが38mmとなるように設定され、リッ
ジ16は、一般に水中構造物の取付面と接触するリッジ
底部16cの幅Wcが15mm、当該リッジ底部16c
と相対するリッジ基部16dの幅Wdが25mmおよび
リッジ16の高さHrが8mmにそれぞれ設定されてい
た(図1参照)。また、従来のゴムガスケットにおい
て、リッジ16が設けられているガスケットの底部12
には、本体部11およびフランジ部13の裏面(取付基
準面17)とリッジ基部16dとの間に図1に示すよう
な凹みが設けられておらず、フラットな形状であった。
【0013】そこで本発明者らは、上記課題を解決する
ために研究を重ねていく中で、従来のいわゆるソリッド
タイプのゴムガスケットであっても、ゴムガスケットの
凸条(ノーズ)とリッジの形状を適宜変更すれば、優れ
た不陸追随性(変位吸収性)を得ることができるのでは
ないかとの着想を得、さらに検討を重ねた結果、ゴムガ
スケットの凸条についてはその断面積および頂角の大き
さを所定の範囲に設定することによって、一方、リッジ
についてはその基部の幅、リッジ基部の凹み量およリッ
ジの突出し量を所定の範囲に設定することによって、そ
れぞれ、従来のソリッドタイプのゴムガスケットであっ
てもその不陸追随性(変位吸収性)の向上を図ることが
でき、確実な止水を実現し得るゴムガスケットが得られ
るという全く新たな事実を見出し、本発明を完成するに
至った。
【0014】すなわち、本発明に係る第1のゴムガスケ
ットは、隣接する2つの水中構造物間を止水すべく、一
方の水中構造物の取付面に取り付けられた状態で、当該
取付面と対向する他方の水中構造物の被圧接面に圧接さ
れる、全体が弾性材料にて一体形成された長尺状のゴム
ガスケットであって、前記他方の水中構造物の被圧接面
に圧接される断面略台形状の本体部と、当該本体部の底
部の両側に設けられたフランジ部と、前記本体部の頂部
にて前記被圧接面に向かってかつゴムガスケットの長手
方向に沿って突設された凸条と、前記本体部の底部にて
前記取付面に向かってかつゴムガスケットの長手方向に
沿って突設されたリッジとを有しており、当該凸条の、
ゴムガスケットの幅方向における断面形状が先端部分を
切り欠いた略三角形であって、かつ(i) 前記略三角形の
頂角が55〜65°、前記凸条の幅方向における断面積
が800〜2300mm2 である、または(ii)前記頂角
が65〜80°、前記凸条の高さが45mm以上、前記
断面積が800〜2300mm2 であることを特徴とす
る。
【0015】また、本発明に係る第2のゴムガスケット
は、隣接する2つの水中構造物間を止水すべく、一方の
水中構造物の取付面に取り付けられた状態で、当該取付
面と対向する他方の水中構造物の被圧接面に圧接され
る、全体が弾性材料にて一体形成された長尺状のゴムガ
スケットであって、前記他方の水中構造物の被圧接面に
圧接される断面略台形状の本体部と、当該本体部の底部
の両側に設けられたフランジ部と、前記本体部の頂部に
て前記被圧接面に向かってかつゴムガスケットの長手方
向に沿って突設された凸条と、前記本体部の底部にて前
記取付面に向かってかつゴムガスケットの長手方向に沿
って突設されたリッジとを有しており、当該リッジの、
ゴムガスケットの幅方向における断面形状が、前記取付
面と接触するリッジ底部を当該リッジ底部と相対するリ
ッジ基部よりも狭くした略台形であり、かかる幅方向の
断面において、前記リッジ基部の幅が28〜42mmで
あり、前記本体部およびフランジ部と前記取付面との接
触面である取付基準面からリッジ基部までの凹み量が0
〜14mmであり、かつ前記取付基準面から突き出たリ
ッジの高さが6〜14mmであることを特徴とする。
【0016】上記本発明に係る第1および第2のゴムガ
スケットによれば、いずれも優れた不陸追随性(変位吸
収性)が得られ、それゆえ、沈埋函等の水中構造物にお
けるゴムガスケットの取付面または被圧接面の不陸が大
きくてもこれに十分に追随することができ、従来のソリ
ッドタイプのゴムガスケットに比べてより確実な止水を
実現することができる。ところで、沈埋函等の水中構造
物間の止水に用いられるゴムガスケットには、前述のい
わゆるソリッドタイプのほかに、いわゆる不陸追随型の
ゴムガスケットも提案されている。
【0017】不陸追随型のゴムガスケット90は、例え
ば図6にその一例を示すように、隣接する2つの水中構
造物間95a,95bを止水すべく、一方の水中構造物
95aの取付面96aに取り付けられた状態で、当該取
付面96aと対向する水中構造物95bの被圧接面96
bに圧接される、全体が弾性材料にて一体形成された長
尺状のゴムガスケットであって、一般に、前記被圧接面
96bに圧接される厚肉平板状の本体部91と、当該本
体部91から前記被圧接面96bに向かって、ゴムガス
ケット90の長手方向に沿って突設された凸条92と、
前記本体部91からゴムガスケット90の長手方向に沿
って突設された一対の薄板状の脚部93と、当該脚部9
3先端に設けられたフランジ部94とを備えたものであ
る。
【0018】この不陸追随型のゴムガスケット90は、
空気(または流体)Aを注入してゴムガスケット90の
内部Pを膨らますことによって接合する水中構造物と接
触させ、空気(または流体)AをモルタルMと置換する
ことを特徴としており、その変位吸収量が極めて大きい
ことから、水中構造物に、従来のソリッドタイプのゴム
ガスケットにおける弾性変形量を超える不陸があったと
しても、その不陸に十分に対応することが可能である。
【0019】しかしながら、上記不陸追随タイプのゴム
ガスケット90は、ゴムガスケットそのものの構造や、
ガスケット内部への充填材の充填・置換を行う設備97
等が複雑で、それゆえコストが高くなるという問題があ
る。これに対し、上記本発明に係る第1および第2のゴ
ムガスケットは、ゴムガスケットの構造が至って簡易で
あるにもかかわらず、凸条(ノーズ)やリッジを特定の
形状とすることで、不陸追随性を優れたものとしたこと
を特徴とする。従って、上記本発明に係るゴムガスケッ
トは、そのコストパフォーマンスについても極めて優れ
ている。
【0020】さらに、本発明においては、上記第1のゴ
ムガスケットにおける凸条(ノーズ)の形状と、上記第
2のゴムガスケットにおけるリッジの形状との双方を兼
ね備えたものであってもよい。すなわち、本発明に係る
第3のゴムガスケットは、隣接する2つの水中構造物間
を止水すべく、一方の水中構造物の取付面に取り付けら
れた状態で、当該取付面と対向する他方の水中構造物の
被圧接面に圧接される、全体が弾性材料にて一体形成さ
れた長尺状のゴムガスケットであって、前記他方の水中
構造物の被圧接面に圧接される断面略台形状の本体部
と、当該本体部の底部の両側に設けられたフランジ部
と、前記本体部の頂部にて前記被圧接面に向かってかつ
ゴムガスケットの長手方向に沿って突設された凸条と、
前記本体部の底部にて前記取付面に向かってかつゴムガ
スケットの長手方向に沿って突設されたリッジとを有し
ており、前記凸条の、ゴムガスケットの幅方向における
断面形状が先端部分を切り欠いた略三角形であり、かつ
(i) 前記略三角形の頂角が55〜65°、前記凸条の幅
方向における断面積が800〜2300mm2 である、
または(ii)前記頂角が65〜80°、前記凸条の高さが
45mm以上、前記断面積が800〜2300mm2
あって、さらに前記リッジの、ゴムガスケットの幅方向
における断面形状が、前記取付面と接触するリッジ底部
を当該リッジ底部と相対するリッジ基部よりも狭くした
略台形であり、かかる幅方向の断面において、前記リッ
ジ基部の幅が28〜42mmであり、前記本体部および
フランジ部と前記取付面との接触面である取付基準面か
らリッジ基部までの凹み量が0〜14mmであり、かつ
前記取付基準面から突き出たリッジの高さが6〜14m
mであることを特徴とする。
【0021】上記本発明に係る第3のゴムガスケットに
よれば、その不陸追随性(変位吸収性)をより一層向上
させることができる。上記本発明に係る第1〜第3のゴ
ムガスケットにおいては、その不陸追随性(変位吸収
性)をさらに優れたものとするために、ゴムガスケット
が、天然ゴムを主成分とする、ゴム硬度(JIS A)
が40〜70のゴム材料からなるものとするのがより好
ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るゴムガスケッ
トについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明
に係るゴムガスケットは、例えば図1に示す断面形状を
有する、全体がゴム等の弾性材料にて一体成形されたも
のであって、フランジ部13に設けた通孔13aにボル
ト等を挿通する(図示せず)ことによって、隣接する2
つの水中構造物(例えば埋沈函)のうち、一方の水中構
造物における取付面に取り付けて用いられる。
【0023】かかるゴムガスケット10は、 ・他方の水中構造物の被圧接面に圧接される、断面が略
台形である柱状の本体部11と、 ・当該本体部11の底部12の両側にて、それぞれ外方
へ延設された一対の平板状のフランジ部13と、 ・本体部11の頂部14にて、前記被圧接面に向かって
(すなわち、ゴムガスケット本体の底部12側とは逆の
方向に向かって)、かつゴムガスケットの長手方向x
(図2参照)に沿って突設された凸条(ノーズ)15
と、 ・本体部11の底部12にて、前記取付面に向かって
(すなわち、ゴムガスケット本体の底部12側に向かっ
て)、かつゴムガスケットの長手方向xに沿って突設さ
れたリッジ部16とを備えたものである。
【0024】本発明に係るゴムガスケット10は、従来
のソリッドタイプのゴムガスケット、すなわち、一般に
凸条15の頂部15aの幅Waが4mm、底部15bの
幅Wbが50mmおよび高さHnが38mmに設定さ
れ、リッジ16の底部16cの幅Wcが15mm、基部
16dの幅Wdが25mmおよび高さHrが8mmに設
定され、かつガスケット11本体部の底部12に凹みが
設けられていない従来のゴムガスケットに比べて、(a)
凸条(ノーズ)15の頂角θが小さい、または凸条15
の高さが高いもの(第1のゴムガスケット)、(b) リッ
ジ16の形状が大きいもの(第2のゴムガスケット)、
または(c) これらを組合せたもの(第3のゴムガスケッ
ト)であって、さらに必要に応じて、ガスケット本体部
11の底部12をくり抜いて凹みを設けたものである。
【0025】次に、本発明に係るゴムガスケットの各部
の形状等について、図面を参照しつつ詳細に説明する。 〔凸条(ノーズ)〕本発明に係るゴムガスケットの凸条
(ノーズ)15は、前述のように、ゴムガスケット10
の幅方向yにおいて、先端部分を切り欠いた略三角形
(すなわち、台形)の断面形状を有するものである。
【0026】本発明において、とりわけ本発明に係る第
1および第3のゴムガスケットにおいては、凸条(ノー
ズ)15のサイズを所定の範囲に設定した上で、その頂
角θが従来のものより小さく、あるいはその高さHnが
従来のものより高く設定されており、これにより、不陸
追随性(変位吸収性)を向上させる効果が得られる。本
発明のゴムガスケットにおいて、とりわけ第1および第
3のゴムガスケットにおいて、かかる凸条15は、(i)
その頂角θが55〜65°に設定され、かつその断面積
Sが800〜2300mm2 に設定されるか、あるいは
(ii)その頂角θが65〜80°、その高さHnが45m
m以上に設定され、かつその断面積Sが800〜230
0mm2 に設定される。
【0027】なお、凸条(ノーズ)15は先端部分を切
り欠いた略三角形の断面形状を有しており、その頂角θ
とは前記略三角形の頂角をいう。また、凸条15の断面
積Sは、凸条15の幅方向yにおける頂部15aの幅W
a、底部15bの幅Wbおよび高さHnより、式: S=(Wa+Wb)×Hn/2 によって求めたものである。
【0028】上記(i) の場合において、凸条15の頂角
θが上記範囲を下回ると、突起が鋭くなり過ぎて凸条1
5が横倒れするおそれが生じる。頂角θの下限は、上記
範囲の中でも特に57°であるのが好ましく、60°で
あるのがより好ましい。また、上記(i) の場合におい
て、凸条15の断面積Sが上記範囲を下回ると(すなわ
ち、凸条のサイズが小さくなりすぎると)、突起が小さ
くなるために、不陸追随性(変位吸収性)や止水性が低
下する。断面積Sの下限は、上記範囲の中でも特に12
00mm2 であるのが好ましく、1400mm2 である
のがより好ましい。
【0029】逆に、上記(i) の場合において、頂角θが
上記範囲にあるにも関わらず凸条15の断面積Sが上記
範囲を超えると(すなわち、凸条のサイズが大きくなり
すぎると)、必然的に凸条15の高さHnが高くなりす
ぎるために、凸条15が横倒れするおそれが生じる。ま
た、凸条15が大きくなり過ぎることで、凸条が圧縮さ
れにくくなり、止水性を確保するのに要する荷重が大き
くなる。コストアップに繋がるという問題もある。断面
積Sの上限は、上記範囲の中でも特に2000mm2
あるのが好ましく、1800mm2 であるのがより好ま
しい。
【0030】上記(ii)の場合において、凸条15の頂角
θが上記範囲を超えると、突起が鈍くなるため、不陸追
随性(変位吸収性)や止水性が低下する。頂角θの上限
は、上記範囲の中でも特に78°であるのが好ましく、
75°であるのがより好ましい。また、上記(ii)の場合
において、頂角θや断面積Sが上記範囲にあるにも関わ
らず高さHnが上記範囲を下回ると、突起が小さくなる
ために止水性が低下する。高さHnの下限は、上記範囲
の中でも特に46mmであるのが好ましく、52mmで
あるのがより好ましい。
【0031】上記(ii)の場合において、凸条15の断面
積Sが上記範囲を外れた場合の問題点は、上記(i) の場
合と同様である。本発明のゴムガスケットにおいて、凸
条15が設けられる位置は、特に限定されるものではな
いが、ゴムガスケット10の頂部14の中央であるのが
好ましい。また、凸条15は、図1に示したように1本
に限定されるものではなく、例えば図6に示すように、
隣接する2つの水中構造物95a、95bを接合する際
にゴムガスケットの断面方向へのせん断力y’がかかる
ような場合においては、例えばゴムガスケットの頂部1
4の両端に、ゴムガスケットの長手方向xに沿った2本
の凸条を設けてもよい。
【0032】〔リッジ〕本発明に係るゴムガスケットの
リッジ16は、前述のように、ゴムガスケット10の幅
方向yにおいて、リッジ底部16cをリッジ基部16d
よりも狭くした略台形の断面形状を有するものである。
本発明においては、とりわけ本発明に係る第2および第
3のゴムガスケットにおいては、リッジ16のサイズが
従来のものより大きく設定されており、これにより、不
陸追随性(変位吸収性)を向上させる効果が得られる。
【0033】但し、リッジ16を大きくしすぎると、ゴ
ムガスケット10を沈埋函等の水中構造物の取付面に取
り付けた場合にフランジ部に常に力がかかるため、施工
性、取り付けた際の安定性が低下したり(設置時にがた
つきが生じたり)、変形時の安定性等が低下したり、フ
ランジ部分等に損傷を受けるといった問題が生じる。逆
に、リッジが小さくなると、ゴムガスケット10を一対
の水中構造物間に挟持して一次止水した状態でのリッジ
自体に生じる変形も小さくなり、その結果、十分な止水
を実現できなくなる。
【0034】そこで、本発明のゴムガスケットにおい
て、とりわけ第2および第3のゴムガスケットにおいて
は、ゴムガスケットの底部12がフラットな場合に高さ
Hrが6〜14mmのリッジを設けるか、あるいはゴム
ガスケット本体部11の底部12をくり抜いて凹みを設
けるとともに、取付基準面17からリッジ基部16dま
での凹み量Laが0〜14mmおよび取付基準面17か
ら突き出ているリッジ16部分の高さ(リッジ16の突
出し量)Lbが6〜14mmとなるように、それぞれ設
定される。
【0035】ゴムガスケットの底部12がフラットな場
合(凹み量Laが0mmである場合)において、上記突
出し量Lb(この場合、高さHrに同じ)が上記範囲を
下回ると、止水性や不陸追随性が低下するおそれがあ
る。突出し量Lbの下限は、上記範囲の中でも特に8m
mであるのが好ましい。一方、突出し量Lbが上記範囲
を超えると、施工性、取り付けた際の安定性、変形時の
安定性等が低下したり、フランジ部分等に損傷を受ける
おそれがある。突出し量Lbの上限は、上記範囲の中で
も特に12mmであるのが好ましい。
【0036】ゴムガスケットの底部12に凹み部分が設
けられている場合において、上記突出し量Lbが上記範
囲を下回ると、一次止水した状態での変形量が不十分に
なって、止水が不完全になる問題が生じる。突出し量L
bの下限は、上記範囲の中でも特に8mmであるのが好
ましい。一方、突出し量Lbが上記範囲を超えると、止
水性や変形時安定性が低下するおそれがある。突出し量
Lbの上限は、上記範囲の中でも特に12mmであるの
が好ましい。
【0037】ゴムガスケットの底部12に凹み部分が設
けられている場合において、上記凹み量Laが上記範囲
を下回ると、相対的に上記突出し量Lbが大きくなるた
め、前述の問題が生じるおそれがある。凹み量Laの下
限は、上記範囲の中でも特に4mmであるのが好まし
く、6mmであるのがより好ましい。一方、凹み量La
が上記範囲を超えると、相対的に上記突出し量Lbが小
さくなるため、前述の問題が生じるおそれがある。凹み
量Laの上限は、上記範囲の中でも特に12mmである
のが好ましく、10mmであるのがより好ましい。
【0038】本発明のゴムガスケットにおいては、底部
12に適度な凹みを設けることで、リッジを大型化して
も取付基準面からのリッジ突出し量を現行程度とするこ
とができ、リッジの大型化に伴う上記の問題点を回避し
ながら、リッジ大型化による不陸追随性の向上効果を得
ることができる。また、本発明のゴムガスケットにおい
て、とりわけ第2および第3のゴムガスケットにおいて
は、リッジ基部16dの幅Wdが28〜42mmに設定
される。
【0039】上記幅Wdが上記範囲を下回ると、止水性
が低下するおそれがある。幅Wdの下限は、上記範囲の
中でも特に30mmであるのが好ましい。一方、幅Wd
が上記範囲を超えると、変形時安定性が低下するおそれ
がある。幅Wdの上限は、上記範囲の中でも特に40m
mであるのが好ましい。 〔本体部およびフランジ部〕本体部11の底部12に
は、ゴムガスケット10の強度を補強するという観点か
ら、補強用のキャンバス地を複数枚埋設してもよい。
【0040】また、フランジ部13の底部には、前述の
本体部11の底部12と同様に、ゴムガスケット10の
強度を補強するという観点から、補強用のキャンバス地
を複数枚埋設してもよい。本体部11およびフランジ部
13の形状等については、特に限定されるものではな
く、従来公知の種々のソリッド型ゴムガスケットと同様
に設定することができる。
【0041】〔ガスケットの材質および製造方法〕本発
明に係るゴムガスケットを構成するゴム等の弾性材料と
しては、特に限定されるものではなく、ソリッド型ゴム
ガスケットに適用可能な、従来公知の種々のゴム、エラ
ストマー等を用いることができる。また、上記ゴム等の
弾性材料には、加硫剤、加硫促進剤等のほか、必要に応
じて加硫遅延剤、充填剤、補強剤、老化防止剤、軟化
剤、着色剤等の種々の配合剤を混合することができる。
【0042】本発明に係るゴムガスケットは、例えば上
記配合剤を混合したゴム等の弾性材料をゴムガスケット
の形状に応じた型に充填し、常法に従って加硫すること
によって得られる。
【0043】
【実施例】次に、凸条(ノーズ)またはリッジの形状が
「不陸追随性」、「止水性」および「変形時安定性」に
与える効果を確認する試験結果を示す。 〔ノーズ形状の変更に伴う効果〕凸条(ノーズ)15の
頂部の幅Wa、底部の幅Wb、高さHn、断面積sおよ
び頂角θをそれぞれ下記の表1〜3に示す値に設定した
サンプル(ゴムガスケット)を作製し、各々のサンプル
(No.1−1〜1−26)について「不陸追随性」、
「止水性」および「変形時安定性」を評価した。
【0044】さらに、凸条の頂部の幅Waが4mm、底
部の幅Wbが50mmおよび高さHnが38mmとなる
ように設定されたゴムガスケットを対照として、この対
照における上記各項目の評価結果と、各サンプルについ
ての評価結果とを比較した。評価方法は次の通りであ
る。 (不陸追随性の評価)図3に示すプレス試験機30に、
サンプル(ゴムガスケット)10を設置し、フランジ1
3の通孔13にてボルト33を締結した。
【0045】次いで、サンプル(ゴムガスケット)10
を一対の拘束具32で挟持し、凸条15上からプレスヘ
ッド(縦40cm、横100cm)を押えつけて、荷重
とサンプルの圧縮量の変化を計測した。定荷重で圧縮量
の大きなサンプルほど、不陸追随性が高いといえる。 (止水性の評価)図4に示す止水性試験機40に、リン
グ状に成形したサンプル(ゴムガスケット)10を設置
し、サンプル10内に水42を注入して、一対の載荷板
41でサンプル10内を密閉した。図中、符号43はP
C鋼棒を示し、符号44は、当該PC鋼棒に繋がれたジ
ャッキを示す。
【0046】次いで、密閉されたサンプル(ゴムガスケ
ット)10の内側に水圧を負荷し、漏水した時の水圧と
圧縮量を計測した。同じ圧縮量(ゴムガスケットの変形
量)で漏水した時の圧力が高いほど、あるいは同じ水圧
で、漏水した時の圧縮量(変形量)が小さいほど、止水
性が高いといえる。 (変形時安定性)前記プレス試験機30にてサンプルを
押圧したときの、がたつきの有無やフランジ部分等の損
傷の有無を目視で観察した。
【0047】以上の結果を表1〜3に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】表1〜3より明らかなように、凸条(ノー
ズ)の底部の幅Wb、高さHn、断面積Sおよび頂角θ
がいずれも所定の範囲内に収まっているサンプルNo.
1−2、1−6〜1−8、1−12〜1−14および1
−18では、不陸追随性が対照よりも優れた結果を示
し、止水性と変形時安定性も対照と同等またはそれ以上
の結果を示した。これに対し、サンプルNo.1−3で
は、3つの評価項目のうち本発明において最も重要な
「不陸付随性」が対照と同等であり、かかる点において
改善効果が見られなかった。さらに他のサンプルでは、
3つの項目の少なくとも1つに対照よりも劣っている点
が見られた。
【0052】〔リッジ形状の変更に伴う効果〕リッジ1
6の底部の幅Wc、基部の幅Wdおよび高さHrと、取
付基準面17とリッジ基部16dとの間の凹み量Laお
よび突出し量Lbとをそれぞれ下記の表4に示す値に設
定したサンプル(ゴムガスケット)を作製し、各々のサ
ンプル(No.2−1〜2−9)について、上記「不陸
追随性」、「止水性」および「変形時安定性」を評価し
た。
【0053】さらに、リッジ底部の幅Wcが15mm、
リッジ基部の幅Wdが25mmおよびリッジの高さHr
が8mmにそれぞれ設定され、かつ取付基準面17とリ
ッジ基部16dとの間に凹みが設けられていない(フラ
ットな)ゴムガスケットを対照として、この対照におけ
る上記各項目の評価結果と、各サンプルについての評価
結果とを比較した。各項目の評価方法は前述と同じであ
る。
【0054】以上の結果を表4に示す。
【0055】
【表4】
【0056】表4より明らかなように、リッジ基部の幅
Wd、凹み量Laおよび突出し量Lbがいずれも所定の
範囲内に収まっているサンプルNo.2−2および2−
6〜2−8では、不陸追随性が対照よりも優れた結果を
示し、止水性と変形時安定性も対照と同等以上の結果を
示した。これに対し、他のサンプルでは、3つの項目の
少なくとも1つに対照よりも劣っている点が見られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴムガスケットの断面を示す説明
図である。
【図2】ソリッドタイプのゴムガスケットを示す斜視図
である。
【図3】不陸追随性評価のための試験機を示す斜視図で
ある。
【図4】(a) は止水性評価のための試験機を示す平面
図、(b) はそのA−A断面図である。
【図5】沈埋工法の一実施形態を示す説明図である。
【図6】不陸追随タイプのゴムガスケットの一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10 ゴムガスケット 11 本体部 12 本体部の底部 13 フランジ部 14 頂部 15 凸条(ノーズ) 15a 凸条頂部 15b 凸条底部 16 リッジ 16c リッジ底部 16d リッジ基部 17 取付基準面 Wb 凸条底部の幅 Hn 凸条の高さ θ 頂角 Wd リッジ基部の幅 La 凹み量 Lb 突出し量

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する2つの水中構造物間を止水すべ
    く、一方の水中構造物の取付面に取り付けられた状態
    で、当該取付面と対向する他方の水中構造物の被圧接面
    に圧接される、全体が弾性材料にて一体形成された長尺
    状のゴムガスケットであって、 前記他方の水中構造物の被圧接面に圧接される断面略台
    形状の本体部と、当該本体部の底部の両側に設けられた
    フランジ部と、前記本体部の頂部にて前記被圧接面に向
    かってかつゴムガスケットの長手方向に沿って突設され
    た凸条と、前記本体部の底部にて前記取付面に向かって
    かつゴムガスケットの長手方向に沿って突設されたリッ
    ジとを有しており、 当該凸条の、ゴムガスケットの幅方向における断面形状
    が先端部分を切り欠いた略三角形であって、かつ(i) 前
    記略三角形の頂角が55〜65°、前記凸条の幅方向に
    おける断面積が800〜2300mm2 である、または
    (ii)前記頂角が65〜80°、前記凸条の高さが45m
    m以上、前記断面積が800〜2300mm2 であるゴ
    ムガスケット。
  2. 【請求項2】隣接する2つの水中構造物間を止水すべ
    く、一方の水中構造物の取付面に取り付けられた状態
    で、当該取付面と対向する他方の水中構造物の被圧接面
    に圧接される、全体が弾性材料にて一体形成された長尺
    状のゴムガスケットであって、 前記他方の水中構造物の被圧接面に圧接される断面略台
    形状の本体部と、当該本体部の底部の両側に設けられた
    フランジ部と、前記本体部の頂部にて前記被圧接面に向
    かってかつゴムガスケットの長手方向に沿って突設され
    た凸条と、前記本体部の底部にて前記取付面に向かって
    かつゴムガスケットの長手方向に沿って突設されたリッ
    ジとを有しており、 当該リッジの、ゴムガスケットの幅方向における断面形
    状が、前記取付面と接触するリッジ底部を当該リッジ底
    部と相対するリッジ基部よりも狭くした略台形であり、
    かかる幅方向の断面において、前記リッジ基部の幅が2
    8〜42mmであり、前記本体部およびフランジ部と前
    記取付面との接触面である取付基準面からリッジ基部ま
    での凹み量が0〜14mmであり、かつ前記取付基準面
    から突き出たリッジの高さが6〜14mmであるゴムガ
    スケット。
  3. 【請求項3】隣接する2つの水中構造物間を止水すべ
    く、一方の水中構造物の取付面に取り付けられた状態
    で、当該取付面と対向する他方の水中構造物の被圧接面
    に圧接される、全体が弾性材料にて一体形成された長尺
    状のゴムガスケットであって、 前記他方の水中構造物の被圧接面に圧接される断面略台
    形状の本体部と、当該本体部の底部の両側に設けられた
    フランジ部と、前記本体部の頂部にて前記被圧接面に向
    かってかつゴムガスケットの長手方向に沿って突設され
    た凸条と、前記本体部の底部にて前記取付面に向かって
    かつゴムガスケットの長手方向に沿って突設されたリッ
    ジとを有しており、 前記凸条の、ゴムガスケットの幅方向における断面形状
    が先端部分を切り欠いた略三角形であり、かつ(i) 前記
    略三角形の頂角が55〜65°、前記凸条の幅方向にお
    ける断面積が800〜2300mm2 である、または(i
    i)前記頂角が65〜80°、前記凸条の高さが45mm
    以上、前記断面積が800〜2300mm2 であって、
    さらに前記リッジの、ゴムガスケットの幅方向における
    断面形状が、前記取付面と接触するリッジ底部を当該リ
    ッジ底部と相対するリッジ基部よりも狭くした略台形で
    あり、かかる幅方向の断面において、前記リッジ基部の
    幅が28〜42mmであり、前記本体部およびフランジ
    部と前記取付面との接触面である取付基準面からリッジ
    基部までの凹み量が0〜14mmであり、かつ前記取付
    基準面から突き出たリッジの高さが6〜14mmである
    ゴムガスケット。
  4. 【請求項4】天然ゴムを主成分とする、ゴム硬度(JI
    S A)が40〜70のゴム材料からなる請求項1〜3
    のいずれかに記載のゴムガスケット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320270A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Subaru Enterprise Co Ltd 草刈機
CN105518358A (zh) * 2013-08-21 2016-04-20 帕克汉尼芬制造业法国联合股份公司 凸边密封件以及包括这种密封件的连接装置
CN110031159A (zh) * 2019-05-24 2019-07-19 西南交通大学 一种盾构隧道管片接缝防水试验装置
CN110031159B (zh) * 2019-05-24 2024-06-04 西南交通大学 一种盾构隧道管片接缝防水试验装置

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