JP2001090467A - 油圧ブレーカ飛散防止装置 - Google Patents

油圧ブレーカ飛散防止装置

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JP2001090467A
JP2001090467A JP30284099A JP30284099A JP2001090467A JP 2001090467 A JP2001090467 A JP 2001090467A JP 30284099 A JP30284099 A JP 30284099A JP 30284099 A JP30284099 A JP 30284099A JP 2001090467 A JP2001090467 A JP 2001090467A
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chisel
hydraulic breaker
breaker
crushed
prevention device
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Hiroshi Yoshida
洋 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、油圧ブレーカ使用時にコンクリー
トの破片等の破砕対象物が周囲に飛散するのを防ぐ油圧
ブレーカ飛散防止装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 油圧ブレーカの基体10に取り付けられ
るチゼル4の先端付近から破砕作業時に飛散する破砕対
象物30の所定範囲外への飛び散りを遮断する複数の紐
状の飛散物遮蔽体1と、前記複数の紐状の飛散物遮蔽体
1が基体枠の所定周囲に沿って所定間隔で列設され、前
記チゼル4から当該紐状の飛散物遮蔽体1が所定距離だ
け離間された状態で基体枠の所定周囲に沿って列設され
るとともに、当該油圧ブレーカ基体10の頭部に装着さ
れた際に当該チゼル4を当該紐状の飛散物遮蔽体1が囲
むような状態となるように取り付け可能なブレーカ枠2
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、破砕対象物の所定
範囲外への飛び散りを遮断する技術に係り、特に油圧ブ
レーカのチゼルの周囲に覆いを被せることにより、油圧
ブレーカ使用時にコンクリートの破砕片等の破砕対象物
が周囲に飛散するのを防ぐ油圧ブレーカ飛散防止装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ブレーカ使用時のコンクリー
トの破砕片等の破砕対象物の飛散防止技術においては、
油圧ブレーカの基体の頭部(先端)に取り付けられたチ
ゼルの先端付近から破砕作業時に飛散する破砕対象物の
所定範囲外への飛び散りを、作業員が竹箒等をチゼルの
先端に当てることで防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。まず第1の問題点
は、油圧ブレーカの基体の頭部(先端)に取り付けられ
たチゼルの先端付近から破砕作業時に飛散する破砕対象
物の所定範囲外への飛び散りを防止する作業を行うため
には、作業員が重機(油圧ブレーカ)の作業半径内に立
ち入らなければならないため、危険が伴ってしまうこと
である。また、第2の問題点は、飛散防止だけのために
作業員を配置しなければならないため、人件費を要し工
事のコストアップの原因となる結果、経済的負担が生じ
ることである。そして第3の問題点は、油圧ブレーカ使
用時のコンクリート(破砕対象物)の破片の飛散防止対
策のために、重機(油圧ブレーカ)の作業半径に入らぬ
工夫等の現場での対処が行われているが、作業の実情に
合致せず、チゼルの先端から離れるほどコンクリート
(破砕対象物)破片がどこに飛ぶか予想し難く、作業性
や安全性を損なうことのない根本的な飛散防止対策は未
だ提案されていないことである。
【0004】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、油圧ブレーカ使用
時にコンクリートの破砕片等の破砕対象物が周囲に飛散
するのを防ぐ油圧ブレーカ飛散防止装置を提供する点に
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、油圧ブレーカ使用時にコンクリートの破砕片等
の破砕対象物が周囲に飛散するのを防ぐ油圧ブレーカ飛
散防止装置であって、油圧ブレーカの基体に取り付けら
れるチゼルの先端付近から破砕作業時に飛散する破砕対
象物の所定範囲外への飛び散りを遮断する複数の紐状の
飛散物遮蔽体と、前記複数の紐状の飛散物遮蔽体が基体
枠の所定周囲に沿って所定間隔で列設され、前記チゼル
から当該紐状の飛散物遮蔽体が所定距離だけ離間された
状態で基体枠の所定周囲に沿って列設されるとともに、
当該油圧ブレーカ基体の頭部に装着された際に当該チゼ
ルを当該紐状の飛散物遮蔽体が囲むような状態となるよ
うに取り付け可能なブレーカ枠とを有することを特徴と
する油圧ブレーカ飛散防止装置に存する。
【0006】また、請求項2に記載の発明の要旨は、前
記ブレーカ枠は、破砕対象物に前記チゼルが当接された
際に前記複数の紐状の飛散物遮蔽体が前記チゼルを外部
から覆い隠すように前記油圧ブレーカ基体の頭部に取り
付けられることを特徴とする請求項1に記載の油圧ブレ
ーカ飛散防止装置に存する。
【0007】また、請求項3に記載の発明の要旨は、前
記ブレーカ枠は、破砕対象物に前記チゼルが当接された
際に前記複数の紐状の飛散物遮蔽体が前記チゼルを覆い
被すように前記油圧ブレーカ基体の頭部に取り付けられ
ることを特徴とする請求項1に記載の油圧ブレーカ飛散
防止装置に存する。
【0008】また、請求項4に記載の発明の要旨は、前
記紐状の飛散物遮蔽体の長さは、破砕対象物に前記チゼ
ルが当接された際に当該チゼルを外部から覆い隠す程度
に設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれか一項に記載の油圧ブレーカ飛散防止装置に存す
る。
【0009】また、請求項5に記載の発明の要旨は、前
記紐状の飛散物遮蔽体の長さは、破砕対象物に前記チゼ
ルが当接されていないときに当該チゼルの先端が所定長
だけ突出する程度に設定されていることを特徴とする請
求項1乃至4のいずれか一項に記載の油圧ブレーカ飛散
防止装置に存する。
【0010】また、請求項6に記載の発明の要旨は、油
圧ブレーカ使用時にコンクリートの破砕片等の破砕対象
物が周囲に飛散するのを防ぐ油圧ブレーカ飛散防止装置
であって、油圧ブレーカの基体に取り付けられるチゼル
の先端付近から破砕作業時に飛散する破砕対象物の所定
範囲外への飛び散りを遮断する伸縮自在な筒状の飛散物
遮蔽体と、前記チゼルから前記筒状の飛散物遮蔽体が所
定距離だけ離間された状態で基体枠に連接され、当該油
圧ブレーカ基体の頭部に装着された際に当該チゼルを当
該筒状の飛散物遮蔽体が囲むような状態となるように取
り付け可能なブレーカ枠とを有することを特徴とする油
圧ブレーカ飛散防止装置に存する。
【0011】また、請求項7に記載の発明の要旨は、前
記ブレーカ枠は、破砕対象物に前記チゼルが当接された
際に前記筒状の飛散物遮蔽体が所定長に伸張された状態
で前記チゼルを外部から覆い隠すように前記油圧ブレー
カ基体の頭部に取り付けられることを特徴とする請求項
6に記載の油圧ブレーカ飛散防止装置に存する。
【0012】また、請求項8に記載の発明の要旨は、前
記ブレーカ枠は、破砕対象物に前記チゼルが当接された
際に前記筒状の飛散物遮蔽体が所定長に伸張された状態
で前記チゼルを覆い被すように前記油圧ブレーカ基体の
頭部に取り付けられることを特徴とする請求項6に記載
の油圧ブレーカ飛散防止装置に存する。
【0013】また、請求項9に記載の発明の要旨は、前
記筒状の飛散物遮蔽体の伸張時の長さは、破砕対象物に
前記チゼルが当接された際に当該チゼルを外部から覆い
隠す程度に設定されていることを特徴とする請求項6乃
至8のいずれか一項に記載の油圧ブレーカ飛散防止装置
に存する。
【0014】また、請求項10に記載の発明の要旨は、
前記筒状の飛散物遮蔽体の収縮時の長さは、破砕対象物
に前記チゼルが当接されていないときに当該チゼルの先
端が所定長だけ突出する程度に設定されていることを特
徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の油圧ブ
レーカ飛散防止装置に存する。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)初めに、図
1を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図
1は本発明の第1の実施の形態に係る油圧ブレーカ飛散
防止装置20を説明するための装置の一部破断側面図で
ある。図1において、1は紐状の飛散物遮蔽体、2はブ
レーカ枠、4はチゼル、10は油圧ブレーカ、20は油
圧ブレーカ飛散防止装置、30は破砕対象物を示してい
る。図1を参照すると、油圧ブレーカ飛散防止装置20
は、複数の紐状の飛散物遮蔽体1とブレーカ枠2を備え
ている。油圧ブレーカ10の基体の先端(頭部)にはコ
ンクリートの破砕片等の破砕対象物30を破砕するため
のチゼル4が取り付け可能となっている。
【0016】本実施の形態の複数の紐状の飛散物遮蔽体
1のそれぞれは、油圧ブレーカの基体10に取り付けら
れるチゼル4の先端付近から破砕作業時に飛散するコン
クリートの破砕片等の破砕対象物30の所定範囲(具体
的には、チゼル4から数mの範囲)外への飛び散りを遮
断するような構造となっている。紐状の飛散物遮蔽体1
の長さ(紐の長さ)は、コンクリートの破砕片等の破砕
対象物30にチゼル4が当接された際にチゼル4を外部
(具体的には、チゼル4の周囲の作業半径内)から覆い
隠す程度に設定され、かつ、コンクリートの破砕片等の
破砕対象物30にチゼル4が当接されていないときにチ
ゼル4の先端が所定長(具体的には、数cm程度)だけ
突出する程度に設定されている。
【0017】本実施の形態のブレーカ枠2は、複数の紐
状の飛散物遮蔽体1が基体枠の所定周囲(具体的には、
基体枠の外縁)に沿って所定間隔(具体的には、紐状の
飛散物遮蔽体1の幅程度)で列設され、チゼル4から紐
状の飛散物遮蔽体1が所定距離(具体的には、数10c
m程度)だけ離間された状態で基体枠の所定周囲(具体
的には、基体枠の外縁)に沿って列設されるとともに、
油圧ブレーカ10の基体の頭部に装着された際にチゼル
4を紐状の飛散物遮蔽体1が囲むような状態となるよう
に取り付け可能な構造となっている。
【0018】上記ブレーカ枠2は、コンクリートの破砕
片等の破砕対象物30にチゼル4が当接された際に複数
の紐状の飛散物遮蔽体1がチゼル4を外部(具体的に
は、チゼル4の周囲の作業半径内)から覆い隠すように
油圧ブレーカ10の基体の頭部に取り付けられている。
なお、ブレーカ枠2は、コンクリートの破砕片等の破砕
対象物30にチゼル4が当接された際に複数の紐状の飛
散物遮蔽体1がチゼル4を覆い被すように油圧ブレーカ
10の基体の頭部に取り付けられていてもよい。
【0019】次に油圧ブレーカ飛散防止装置20の動作
について説明する。図1を参照すると、本実施の形態で
は、まず、油圧ブレーカ10でコンクリートの破砕片等
の破砕対象物30の取り壊しを行う際、油圧ブレーカ1
0のチゼル4が、コンクリートの破砕片等の破砕対象物
30内に刺さりコンクリートの破砕片等の破砕対象物3
0を割っていく。この際、通常、コンクリートの破砕片
等の破砕対象物30が周囲に飛散する。本実施の形態で
は、油圧ブレーカ10のチゼル4の周囲にブレーカ枠2
を介して紐状の飛散物遮蔽体1を多数取り付けてチゼル
4の周囲を囲うことにより、コンクリートの破砕片等の
破砕対象物30が飛散するのを防ぐようにしている。
【0020】さらに、本実施の形態では、紐状の飛散物
遮蔽体1がチゼル4に直接付着したり、チゼル4と一緒
にコンクリートの破砕片等の破砕対象物30内に入り込
まないようにするために、チゼル4と紐状の飛散物遮蔽
体1との間に保護枠を用いることが望ましい。なお、同
様の目的で、紐状の飛散物遮蔽体1の素材として固い素
材を選択することで、紐状の飛散物遮蔽体1の剛性を高
めることも有効である。
【0021】以上説明したように第1の実施の形態の油
圧ブレーカ飛散防止装置20を油圧ブレーカ10に取り
付けることにより、油圧ブレーカ10を使用した破砕作
業時に飛散していたコンクリートの破砕片等の破砕対象
物30がチゼル4を囲った紐状の飛散物遮蔽体1にぶつ
かってブレーカ枠2内におおよそ落下するようにできる
ので、チゼル4の先端付近から破砕作業時に飛散するコ
ンクリートの破砕片等の破砕対象物30の周囲への飛散
を防止できるようになる。その結果、従来のように作業
員の人手による破砕対象物30の飛散防止の作業を省略
できるようになり工事の経済性を高めることができると
ともに、作業員の安全性の向上を図ることができるよう
になるといった効果を奏する。
【0022】(第2の実施の形態)次に、図2を参照し
て本発明の第2の実施の形態を説明する。図2は本発明
の第2の実施の形態に係る油圧ブレーカ飛散防止装置2
0を説明するための装置の一部破断側面図である。図2
において、2はブレーカ枠、3は筒状の飛散物遮蔽体、
4はチゼル、10は油圧ブレーカ、20は油圧ブレーカ
飛散防止装置、30は破砕対象物を示している。図2を
参照すると、油圧ブレーカ飛散防止装置20は、筒状の
飛散物遮蔽体3およびブレーカ枠2を備えている。油圧
ブレーカ10の基体の先端(頭部)にはコンクリートの
破砕片等の破砕対象物30を破砕するためのチゼル4が
取り付け可能となっている。
【0023】本実施の形態の筒状の飛散物遮蔽体3は、
油圧ブレーカの基体10に取り付けられるチゼル4の先
端付近から破砕作業時に飛散するコンクリートの破砕片
等の破砕対象物30の所定範囲(具体的には、チゼル4
から数mの範囲)外への飛び散りを遮断する伸縮自在な
蛇腹構造を備えている。
【0024】筒状の飛散物遮蔽体3の伸張時の長さは、
コンクリートの破砕片等の破砕対象物30にチゼル4が
当接された際にチゼル4を外部(具体的には、チゼル4
の周囲の作業半径内)から覆い隠す程度に設定されてい
る。また、筒状の飛散物遮蔽体3の収縮時の長さは、コ
ンクリートの破砕片等の破砕対象物30にチゼル4が当
接されていないときにチゼル4の先端が所定長(具体的
には、数cm程度)だけ突出する程度に設定されてい
る。
【0025】また、本実施の形態のブレーカ枠2は、チ
ゼル4から筒状の飛散物遮蔽体3が所定距離(具体的に
は、数10cm程度)だけ離間された状態で基体枠に連
接され、油圧ブレーカ10の基体の頭部に装着された際
にチゼル4を筒状の飛散物遮蔽体3が囲むような状態と
なるように取り付け可能な構造となっている。
【0026】上記ブレーカ枠2は、コンクリートの破砕
片等の破砕対象物30にチゼル4が当接された際に筒状
の飛散物遮蔽体3が所定長(具体的には、チゼル4の先
端が数10cm程度だけ突出する程度の長さ)に伸張さ
れた状態でチゼル4を外部(具体的には、チゼル4の周
囲の作業半径内)から覆い隠すように油圧ブレーカ10
の基体の頭部に取り付けられている。なお、ブレーカ枠
2は、コンクリートの破砕片等の破砕対象物30にチゼ
ル4が当接された際に筒状の飛散物遮蔽体3が所定長
(具体的には、チゼル4の先端が数10cm程度だけ突
出する程度の長さ)に伸張された状態でチゼル4を覆い
被すように油圧ブレーカ10の基体の頭部に取り付けら
れていてもよい。
【0027】次に油圧ブレーカ飛散防止装置20の動作
について説明する。図2を参照すると、本実施の形態で
は、チゼル4の周囲を伸縮自在な筒状の飛散物遮蔽体3
で囲い、コンクリートの破砕片等の破砕対象物30が飛
散するのを防ぐようにしている。この伸縮自在な筒状の
飛散物遮蔽体3は、筒状の飛散物遮蔽体3自体が蛇腹状
で伸縮するような形状を有し、伸張した状態でコンクリ
ートの破砕片等の破砕対象物30を内面に衝突させるこ
とでコンクリートの破砕片等の破砕対象物30の外部
(具体的には、チゼル4の周囲の作業半径内)への飛散
を防ぐ。
【0028】なお、本発明の飛散物遮蔽体3は、上記筒
状の飛散物遮蔽体3に代えて、ブレーカ枠2に布状のも
のを取り付け提灯のような形状であって伸縮自在なもの
を用いても上記蛇腹と同様の作用・効果を奏する。ま
た、本発明の飛散物遮蔽体3は、上記筒状の飛散物遮蔽
体3に代えて、ブレーカ枠2と同程度の外径を有する複
数の環状の輪を構造骨として用い当該環状の輪の間を布
やビニールで被覆した伸縮自在な提灯のような形状のも
のを用いても上記蛇腹と同様の作用・効果を奏する。ま
た、本発明の飛散物遮蔽体3は、上記筒状の飛散物遮蔽
体3に代えて、ブレーカ枠2と同程度の外径を有する複
数の環状の枠体を構造骨として用い当該環状の枠体の間
を布やビニールで被覆した伸縮自在なアコーディオンの
胴(蛇腹)のように収縮自在な形状のものを用いても上
記蛇腹と同様の作用・効果を奏する。
【0029】以上説明したように第2の実施の形態の油
圧ブレーカ飛散防止装置20を油圧ブレーカ10に取り
付けることにより、油圧ブレーカ10を使用した破砕作
業時に飛散していたコンクリートの破砕片等の破砕対象
物30がチゼル4を囲った筒状の飛散物遮蔽体3にぶつ
かってブレーカ枠2内におおよそ落下するようにできる
ので、チゼル4の先端付近から破砕作業時に飛散する破
砕対象物30の周囲への飛散を防止できるようになる。
その結果、従来のように作業員の人手による破砕対象物
30の飛散防止の作業を省略できるようになり工事の経
済性を高めることができるとともに、作業員の安全性の
向上を図ることができるようになるといった効果を奏す
る。
【0030】(第3の実施の形態)次に、図3を参照し
て本発明の第3の実施の形態を説明する。図3は本発明
の第3の実施の形態に係る油圧ブレーカ飛散防止装置2
0を説明するための装置の一部破断側面図である。図3
において、2はブレーカ枠、4はチゼル、6は上下にス
ライド自在な板体で構成された収縮自在な飛散物遮蔽
体、10は油圧ブレーカ、20は油圧ブレーカ飛散防止
装置、30は破砕対象物を示している。図3を参照する
と、油圧ブレーカ飛散防止装置20は、上下にスライド
自在な板体で構成された収縮自在な飛散物遮蔽体6およ
びブレーカ枠2を備えている。油圧ブレーカ10の基体
の先端(頭部)にはコンクリートの破砕片等の破砕対象
物30を破砕するためのチゼル4が取り付け可能となっ
ている。
【0031】本実施の形態の板体で構成された収縮自在
な飛散物遮蔽体6は、油圧ブレーカの基体10に取り付
けられるチゼル4の先端付近から破砕作業時に飛散する
コンクリートの破砕片等の破砕対象物30の所定範囲
(具体的には、チゼル4から数mの範囲)外への飛び散
りを遮断する伸縮自在な複数の板体が入れ子状に組み合
わされて構成されたスライド構造を備えている。このよ
うなスライド構造の板状の飛散物遮蔽体6は、最下部の
板が破砕対象物30に当接した時に当該最下部の板が上
方へ押し上げられるとともに、他の板も上方へ押し上げ
られるように構成されている。
【0032】板体で構成された収縮自在な飛散物遮蔽体
6の伸張時の長さは、コンクリートの破砕片等の破砕対
象物30にチゼル4が当接された際にチゼル4を外部
(具体的には、チゼル4の周囲の作業半径内)から覆い
隠す程度に設定されている。また、板体で構成された収
縮自在な飛散物遮蔽体6の収縮時の長さは、コンクリー
トの破砕片等の破砕対象物30にチゼル4が当接されて
いないときにチゼル4の先端が所定長(具体的には、数
cm程度)だけ突出する程度に設定されている。
【0033】また、本実施の形態のブレーカ枠2は、チ
ゼル4から板体で構成された収縮自在な飛散物遮蔽体6
が所定距離(具体的には、数10cm程度)だけ離間さ
れた状態で基体枠に連接され、油圧ブレーカ10の基体
の頭部に装着された際にチゼル4を板体で構成された収
縮自在な飛散物遮蔽体6が囲むような状態となるように
取り付け可能な構造となっている。
【0034】上記ブレーカ枠2は、コンクリートの破砕
片等の破砕対象物30にチゼル4が当接された際に板体
で構成された収縮自在な飛散物遮蔽体6が所定長(具体
的には、チゼル4の先端が数10cm程度だけ突出する
程度の長さ)に伸張された状態でチゼル4を外部(具体
的には、チゼル4の周囲の作業半径内)から覆い隠すよ
うに油圧ブレーカ10の基体の頭部に取り付けられてい
る。なお、ブレーカ枠2は、コンクリートの破砕片等の
破砕対象物30にチゼル4が当接された際に板体で構成
された収縮自在な飛散物遮蔽体6が所定長(具体的に
は、チゼル4の先端が数10cm程度だけ突出する程度
の長さ)に伸張された状態でチゼル4を覆い被すように
油圧ブレーカ10の基体の頭部に取り付けられていても
よい。
【0035】次に油圧ブレーカ飛散防止装置20の動作
について説明する。図3を参照すると、本実施の形態で
は、チゼル4の周囲を、上下にスライドして伸縮する板
体で構成された収縮自在な飛散物遮蔽体6で囲い、コン
クリートの破砕片等の破砕対象物30が飛散するのを防
ぐようにしている。この板体で構成された収縮自在な飛
散物遮蔽体6は、板体で構成された収縮自在な飛散物遮
蔽体6自体が上下にスライド自在で伸縮するような形状
を有し、下方にスライドして伸張した状態でコンクリー
トの破砕片等の破砕対象物30を内面に衝突させること
でコンクリートの破砕片等の破砕対象物30の外部(具
体的には、チゼル4の周囲の作業半径内)への飛散を防
ぐ。
【0036】以上説明したように第3の実施の形態の油
圧ブレーカ飛散防止装置20を油圧ブレーカ10に取り
付けることにより、油圧ブレーカ10を使用した破砕作
業時に飛散していたコンクリートの破砕片等の破砕対象
物30がチゼル4を囲った板状の飛散物遮蔽体6にぶつ
かってブレーカ枠2内におおよそ落下するようにできる
ので、チゼル4の先端付近から破砕作業時に飛散する破
砕対象物30の周囲への飛散を防止できるようになる。
その結果、従来のように作業員の人手による破砕対象物
30の飛散防止の作業を省略できるようになり工事の経
済性を高めることができるとともに、作業員の安全性の
向上を図ることができるようになるといった効果を奏す
る。
【0037】(第4の実施の形態)次に、図4を参照し
て本発明の第4の実施の形態を説明する。図4は本発明
の第4の実施の形態に係る油圧ブレーカ飛散防止装置2
0を説明するための装置の一部破断側面図である。図4
において、2はブレーカ枠、4はチゼル、7は複数の収
縮自在なスライド構造体、7A,7Bは収縮自在なスラ
イド構造体7を構成するスライド体、8は複数の収縮自
在なスライド構造体7(7A,7B)でできた飛散物遮
蔽体、10は油圧ブレーカ、20は油圧ブレーカ飛散防
止装置、30は破砕対象物を示している。図4を参照す
ると、油圧ブレーカ飛散防止装置20は、複数の収縮自
在なスライド構造体7(7A,7B)でできた飛散物遮
蔽体8およびブレーカ枠2を備えている。油圧ブレーカ
10の基体の先端(頭部)にはコンクリートの破砕片等
の破砕対象物30を破砕するためのチゼル4が取り付け
可能となっている。
【0038】本実施の形態の複数の収縮自在なスライド
構造体7(7A,7B)でできた飛散物遮蔽体8は、油
圧ブレーカの基体10に取り付けられるチゼル4の先端
付近から破砕作業時に飛散するコンクリートの破砕片等
の破砕対象物30の所定範囲(具体的には、チゼル4か
ら数mの範囲)外への飛び散りを遮断するものであっ
て、スライド体7A,7Bが入れ子状に組み合わされて
構成された収縮自在なスライド構造体7でできている。
このような複数の収縮自在なスライド構造体7(7A,
7B)でできた飛散物遮蔽体8は、スライド体7Bが破
砕対象物30に当接した時に当該スライド体7Bが上方
へ押し上げられてスライド体7Aの中に収納されていく
ような入れ子構造を有している。
【0039】収縮自在なスライド構造体7(7A,7
B)の伸張時の長さは、コンクリートの破砕片等の破砕
対象物30にチゼル4が当接された際にチゼル4を外部
(具体的には、チゼル4の周囲の作業半径内)から覆い
隠す程度に設定されている。また、収縮自在なスライド
構造体7(7A,7B)の収縮時の長さは、コンクリー
トの破砕片等の破砕対象物30にチゼル4が当接されて
いないときにチゼル4の先端が所定長(具体的には、数
cm程度)だけ突出する程度に設定されている。
【0040】また、本実施の形態のブレーカ枠2は、チ
ゼル4から飛散物遮蔽体8が所定距離(具体的には、数
10cm程度)だけ離間された状態で基体枠に連接さ
れ、油圧ブレーカ10の基体の頭部に装着された際にチ
ゼル4を複数の収縮自在なスライド構造体7(7A,7
B)が囲むような状態となるように取り付け可能な構造
となっている。
【0041】上記ブレーカ枠2は、コンクリートの破砕
片等の破砕対象物30にチゼル4が当接された際に複数
の収縮自在なスライド構造体7(7A,7B)が所定長
(具体的には、チゼル4の先端が数10cm程度だけ突
出する程度の長さ)に伸張された状態でチゼル4を外部
(具体的には、チゼル4の周囲の作業半径内)から覆い
隠すように油圧ブレーカ10の基体の頭部に取り付けら
れている。なお、ブレーカ枠2は、コンクリートの破砕
片等の破砕対象物30にチゼル4が当接された際に複数
の収縮自在なスライド構造体7(7A,7B)が所定長
(具体的には、チゼル4の先端が数10cm程度だけ突
出する程度の長さ)に伸張された状態でチゼル4を覆い
被すように油圧ブレーカ10の基体の頭部に取り付けら
れていてもよい。
【0042】次に油圧ブレーカ飛散防止装置20の動作
について説明する。図4を参照すると、本実施の形態で
は、チゼル4の周囲を、上下にスライドして伸縮するス
ライド構造体7(7A,7B)でできた飛散物遮蔽体8
で囲い、コンクリートの破砕片等の破砕対象物30が飛
散するのを防ぐようにしている。このスライドして伸縮
する複数の収縮自在なスライド構造体7(7A,7B)
でできた飛散物遮蔽体8は、複数の収縮自在なスライド
構造体7(7A,7B)自体がスライド自在で伸縮する
ような形状を有し、スライドして伸張した状態でコンク
リートの破砕片等の破砕対象物30を内面に衝突させる
ことでコンクリートの破砕片等の破砕対象物30の外部
(具体的には、チゼル4の周囲の作業半径内)への飛散
を防ぐ。
【0043】以上説明したように第4の実施の形態の油
圧ブレーカ飛散防止装置20を油圧ブレーカ10に取り
付けることにより、油圧ブレーカ10を使用した破砕作
業時に飛散していたコンクリートの破砕片等の破砕対象
物30がチゼル4を囲った飛散物遮蔽体8にぶつかって
ブレーカ枠2内におおよそ落下するようにできるので、
チゼル4の先端付近から破砕作業時に飛散する破砕対象
物30の周囲への飛散を防止できるようになる。その結
果、従来のように作業員の人手による破砕対象物30の
飛散防止の作業を省略できるようになり工事の経済性を
高めることができるとともに、作業員の安全性の向上を
図ることができるようになるといった効果を奏する。
【0044】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施
の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また上
記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定
されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等
にすることができる。また、各図において、同一構成要
素には同一符号を付している。
【0045】
【発明の効果】本発明の油圧ブレーカ飛散防止装置を油
圧ブレーカに取り付けることにより、油圧ブレーカを使
用した破砕作業時に飛散していたコンクリートの破砕片
等の破砕対象物がチゼルを囲った飛散物遮蔽体にぶつか
ってブレーカ枠内におおよそ落下するようにできるの
で、チゼルの先端付近から破砕作業時に飛散する破砕対
象物の周囲への飛散を防止できるようになる。その結
果、従来のように作業員の人手による破砕対象物の飛散
防止の作業を省略できるようになり工事の経済性を高め
ることができるとともに、作業員の安全性の向上を図る
ことができるようになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る油圧ブレーカ
飛散防止装置を説明するための装置の一部破断側面図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る油圧ブレーカ
飛散防止装置を説明するための装置の一部破断側面図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る油圧ブレーカ
飛散防止装置を説明するための装置の一部破断側面図で
ある。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る油圧ブレーカ
飛散防止装置を説明するための装置の一部破断側面図で
ある。
【符号の説明】
1…紐状の飛散物遮蔽体 2…ブレーカ枠 3…筒状の飛散物遮蔽体 4…チゼル 6…板状の飛散物遮蔽体 7…複数の収縮自在なスライド構造体 8…複数の収縮自在なスライド構造体でできた飛散物遮
蔽体 10…油圧ブレーカ 20…油圧ブレーカ飛散防止装置 30…破砕対象物

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ブレーカ使用時にコンクリートの破
    砕片等の破砕対象物が周囲に飛散するのを防ぐ油圧ブレ
    ーカ飛散防止装置であって、 油圧ブレーカの基体に取り付けられるチゼルの先端付近
    から破砕作業時に飛散する破砕対象物の所定範囲外への
    飛び散りを遮断する複数の紐状の飛散物遮蔽体と、 前記複数の紐状の飛散物遮蔽体が基体枠の所定周囲に沿
    って所定間隔で列設され、前記チゼルから当該紐状の飛
    散物遮蔽体が所定距離だけ離間された状態で基体枠の所
    定周囲に沿って列設されるとともに、当該油圧ブレーカ
    基体の頭部に装着された際に当該チゼルを当該紐状の飛
    散物遮蔽体が囲むような状態となるように取り付け可能
    なブレーカ枠とを有することを特徴とする油圧ブレーカ
    飛散防止装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーカ枠は、破砕対象物に前記チ
    ゼルが当接された際に前記複数の紐状の飛散物遮蔽体が
    前記チゼルを外部から覆い隠すように前記油圧ブレーカ
    基体の頭部に取り付けられることを特徴とする請求項1
    に記載の油圧ブレーカ飛散防止装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーカ枠は、破砕対象物に前記チ
    ゼルが当接された際に前記複数の紐状の飛散物遮蔽体が
    前記チゼルを覆い被すように前記油圧ブレーカ基体の頭
    部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の
    油圧ブレーカ飛散防止装置。
  4. 【請求項4】 前記紐状の飛散物遮蔽体の長さは、破砕
    対象物に前記チゼルが当接された際に当該チゼルを外部
    から覆い隠す程度に設定されていることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれか一項に記載の油圧ブレーカ飛散
    防止装置。
  5. 【請求項5】 前記紐状の飛散物遮蔽体の長さは、破砕
    対象物に前記チゼルが当接されていないときに当該チゼ
    ルの先端が所定長だけ突出する程度に設定されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    油圧ブレーカ飛散防止装置。
  6. 【請求項6】 油圧ブレーカ使用時にコンクリートの破
    砕片等の破砕対象物が周囲に飛散するのを防ぐ油圧ブレ
    ーカ飛散防止装置であって、 油圧ブレーカの基体に取り付けられるチゼルの先端付近
    から破砕作業時に飛散する破砕対象物の所定範囲外への
    飛び散りを遮断する伸縮自在な筒状の飛散物遮蔽体と、 前記チゼルから前記筒状の飛散物遮蔽体が所定距離だけ
    離間された状態で基体枠に連接され、当該油圧ブレーカ
    基体の頭部に装着された際に当該チゼルを当該筒状の飛
    散物遮蔽体が囲むような状態となるように取り付け可能
    なブレーカ枠とを有することを特徴とする油圧ブレーカ
    飛散防止装置。
  7. 【請求項7】 前記ブレーカ枠は、破砕対象物に前記チ
    ゼルが当接された際に前記筒状の飛散物遮蔽体が所定長
    に伸張された状態で前記チゼルを外部から覆い隠すよう
    に前記油圧ブレーカ基体の頭部に取り付けられることを
    特徴とする請求項6に記載の油圧ブレーカ飛散防止装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ブレーカ枠は、破砕対象物に前記チ
    ゼルが当接された際に前記筒状の飛散物遮蔽体が所定長
    に伸張された状態で前記チゼルを覆い被すように前記油
    圧ブレーカ基体の頭部に取り付けられることを特徴とす
    る請求項6に記載の油圧ブレーカ飛散防止装置。
  9. 【請求項9】 前記筒状の飛散物遮蔽体の伸張時の長さ
    は、破砕対象物に前記チゼルが当接された際に当該チゼ
    ルを外部から覆い隠す程度に設定されていることを特徴
    とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の油圧ブレ
    ーカ飛散防止装置。
  10. 【請求項10】 前記筒状の飛散物遮蔽体の収縮時の長
    さは、破砕対象物に前記チゼルが当接されていないとき
    に当該チゼルの先端が所定長だけ突出する程度に設定さ
    れていることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一
    項に記載の油圧ブレーカ飛散防止装置。
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