JP2001088080A - 移動ロボットシステム - Google Patents

移動ロボットシステム

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JP2001088080A
JP2001088080A JP26188399A JP26188399A JP2001088080A JP 2001088080 A JP2001088080 A JP 2001088080A JP 26188399 A JP26188399 A JP 26188399A JP 26188399 A JP26188399 A JP 26188399A JP 2001088080 A JP2001088080 A JP 2001088080A
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mobile robot
switch
emergency stop
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operation preparation
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JP26188399A
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Koichi Usada
耕一 羽佐田
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動ロボットを運転準備状態とするにあたっ
ての作業性の向上、更にはその際の安全性及び確実性の
向上を図る。 【解決手段】 無人搬送車4上にロボットアーム5を有
する移動ロボット3は、設備1前の作業位置に停止して
作業を行なう。設備1に、ロボットアーム5の作業領域
を囲む安全柵を設け、その安全柵の外側に運転準備スイ
ッチや非常停止スイッチを有する外部操作盤32を設
け、さらに外部操作盤32に接続された固定電極部29
を設ける。移動ロボット3に、駆動部に対する動力用電
源の供給,遮断を行なう運転準備回路19を設けると共
に、固定電極部29に着脱可能に接続される可動電極部
12を設ける。両電極部12,29の接続状態では、外
部操作盤32の運転準備スイッチがオン操作されると、
移動ロボット3が運転準備状態とされ、非常停止スイッ
チがオン操作されると、非常停止がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動ロボットを、
設備間を移動させながら各設備前に停止させて作業を行
なわせるようにした移動ロボットシステムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、例えば自動車用
部品の組立ライン等においては、無人搬送車上に多関節
型ロボットを搭載して構成される移動ロボットを用いた
システムが採用されてきている。このシステムでは、前
記移動ロボットを、複数の設備に沿って設けられた走行
路を移動させ、設備前の所定の作業位置に停止した状態
で、前記ロボットアームにより、部品の組付けや受渡し
等の各種の作業を行なわせるようになっている。
【0003】このとき、このような移動ロボットシステ
ムにおいては、特にモータ出力の大きい移動ロボットの
場合、前記ロボットアームによる作業時の安全性を確保
するために、設備(作業位置)の周囲の移動ロボットの
作業領域を安全柵により囲むことが行なわれている。こ
の安全柵には、安全装置が接続されており、人が出入口
から安全柵内に侵入しようとすると、柵内の移動ロボッ
トを停止させるように構成されている。
【0004】ところで、上記移動ロボット(無人搬送車
上)には、運転準備スイッチ、自動運転起動スイッチ、
サイクル停止スイッチ、非常停止スイッチ等の複数の押
ボタンスイッチを有した操作盤が設けられている。そし
て、移動ロボットを立上げるにあたっては、作業者が、
前記運転準備スイッチをオン操作することにより、移動
ロボットの駆動部に対する動力用電源の供給がオンされ
て運転準備状態とされ、その後、自動運転起動スイッチ
をオン操作することによって、移動ロボットが起動され
るようになっている。
【0005】しかしながら、上記した安全柵内で移動ロ
ボットを立上げるためには、作業者が一旦安全柵の安全
装置を解除し、安全柵内に入って操作盤を操作し、その
後柵から出て再び安全装置を有効とするといった面倒な
作業を行なわなければならず、作業性に劣り、また、一
時的ではあるものの安全装置が解除されるので、安全柵
内での作業者の安全が確保できなくなる虞もある。この
場合、光や電波を利用した通信によって、運転準備信号
を設備側から移動ロボット側に送信する構成とすること
も考えられる。ところが、このような信号を用いた通信
では、ノイズによる誤動作の発生等の懸念があり、信頼
性に劣るものとなっていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、移動ロボットを運転準備状態とするに
あたっての作業性の向上を図ることができ、しかも、そ
の際の安全性及び確実性を向上させることができる移動
ロボットシステムを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の移動ロボットシ
ステムは、運転準備スイッチを有する外部操作盤を設備
側に設け、接続電極部と被接続電極部との接続によりそ
の外部操作盤と移動ロボットとの電気的接続を図るよう
にし、移動ロボットに設けられた運転準備回路を、外部
操作盤から遠隔操作して運転準備状態とすることを可能
に構成したものである(請求項1の発明)。
【0008】これによれば、作業者が、移動ロボットの
作業領域外の安全な位置で外部操作盤の運転準備スイッ
チをオン操作することにより、移動ロボットを運転準備
状態とすることができる。この場合、移動ロボットの作
業領域における安全装置を解除するといった必要はな
く、ワンタッチで移動ロボットを運転準備状態とするこ
とができ、安全性を高めることができると共に、作業性
の向上を図ることができる。また、接続電極部と被接続
電極部とにより、外部操作盤と運転準備回路との直接的
な電気的接続が行なわれると共に、運転準備回路はハー
ドロジック回路から構成されるので、光や電波による信
号に基づいて動作させる場合と異なり、ノイズによる誤
動作を未然に防止でき、運転準備回路の動作が確実に行
なわれて信頼性の高いものとすることができる。
【0009】ところで、移動ロボットにおいては、緊急
時の危険回避のために、押ボタンの操作により、駆動部
に対する動力用電源を遮断する非常停止スイッチを設け
ることが行なわれる。そこで、外部操作盤にも非常停止
スイッチを設け、外部操作盤と運転準備回路との接続状
態で、その非常停止スイッチを有効とするように構成す
れば(請求項2の発明)、より一層安全性を高めること
ができ、この場合も非常停止回路はハードロジック回路
から構成されるので、確実性,信頼性に優れたものとな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例(請求項
1,2に対応)について、図面を参照しながら説明す
る。本実施例に係る移動ロボットシステムは、複数の設
備1(図1,図4,図6参照)を備えると共に、それら
設備1に沿う床部に設けられた走行路2上を移動する移
動ロボット3を備えて構成され、前記移動ロボット3
を、各設備1前の所定の作業位置に移動させて停止させ
た状態で、部品の組付けや受渡し等の各種の作業を自動
的に繰返し行なわせるようになっている。
【0011】前記移動ロボット3は、図4,図5に示す
ように、全体としてほぼ矩形箱状に構成された無人搬送
車4上に、例えば6軸型アームからなるロボットアーム
5を搭載して構成されている。図示はしないが、前記ロ
ボットアーム5の各軸は、サーボモータにより駆動さ
れ、また、ロボットアーム5の先端部には、例えばエア
ーを駆動源とするハンドツールが取付けられるようにな
っている。
【0012】前記無人搬送車4は、詳しく図示はしない
が、上面に天板6を有する本体フレームの底部に、走行
機構7を備えている。この走行機構は、例えば4個の車
輪7a(図5に一部のみ図示)を備え、そのうち2個の
車輪(駆動輪)7aを、夫々走行用及び操舵用のモータ
8(図1に模式的に図示)により駆動するように構成さ
れている。尚、図示はしないが、無人搬送車4の底部に
は、走行路2に設けられたガイドラインや停止マーカ等
を検出するためのセンサが設けられている。
【0013】図4及び図5に示すように、この無人搬送
車4(本体フレーム)の前後左右の側壁部には、夫々側
壁カバー9が設けられるようになっている。これら各側
壁カバー9には、走行時の前方の障害物を検出する障害
物センサ10(図5に一部のみ図示)が設けられている
と共に、衝突を検出する図示しないバンパースイッチが
設けられている。また、そのうち左右の側壁カバー9に
は、夫々図1にも示す光通信機11や、図6に示すよう
に、後述する被接続電極部たる可動電極部12を出没さ
せるための開口部9aが設けられている。そして、本実
施例では、移動ロボット3の後方部には、無人搬送車4
の後端部上部から後方に延びる棒状の取付部材13aを
介して、その先端部から上方に立上がる出入口用安全柵
13が設けられている。
【0014】さらに、図1及び図4に示すように、無人
搬送車4(天板6)の上面部には、操作盤14が設けら
れている。図4に示すように、この操作盤14には、移
動ロボット3を運転準備状態とするための運転準備スイ
ッチ15、移動ロボット3の自動運転を開始させるため
の自動運転起動スイッチ16、ロボットアーム5による
1サイクルの作業が終わったところで作業を停止させる
ためのサイクル停止スイッチ17、緊急時に非常停止を
かけるための非常停止スイッチ18等の複数のスイッチ
が設けられている。この操作盤14の運転準備スイッチ
15及び非常停止スイッチ18は、後述する運転準備回
路19に組込まれるようになっている。尚、図2に示す
ように、運転準備スイッチ15は常開形の押ボタンスイ
ッチから構成され、非常停止スイッチ18は常閉形の押
ボタンスイッチから構成されている。
【0015】そして、図1に示すように、無人搬送車4
内には、マイコンを主体として構成され移動ロボット3
全体を制御するコントローラ20、移動ロボット3の駆
動電源となるバッテリ21、そのバッテリ21の充電を
行なう充電器22、前記運転準備回路19、後述する可
動電極ユニット23(図6参照)、この可動電極ユニッ
ト23を制御する可動電極コントローラ24、充電用電
極25(図2にのみ図示)等が設けられている。
【0016】前記コントローラ20は、前記ロボットア
ーム5及び走行機構7(モータ8)を制御すると共に、
前記光通信機11や充電器22を制御し、さらに運転準
備回路19のリレー等も制御するようになっている。詳
しくは後述するが、前記運転準備回路19は、ハードロ
ジック回路からなり、前記運転準備スイッチ15がオン
操作されると、前記ロボットアーム3及び走行機構7に
対する動力用電源の供給をオンすると共に、エアー機器
に対するエアーの供給をオンするようになっている。ま
た、この運転準備回路19は、非常停止スイッチ18が
押圧操作されると、前記動力用電源及びエアー供給を遮
断するように構成されている。従って、この運転準備回
路19は非常停止回路を含んで構成される。
【0017】一方、前記設備1には、図示はしないが、
ワーク(部品)の供給装置や搬送装置などが設けられて
いると共に、図1に概略的に示すように、電源装置26
や制御回路27が設けられている。そして、図4にも示
すように、設備1の前記移動ロボット3の無人搬送車4
の側壁面と向かい合う側壁部に位置して、光通信機28
や、後述する接続電極部たる固定電極部29が設けられ
ている。前記光通信機28は、前記制御回路27により
制御されるようになっている。
【0018】また、図2にのみ示すように、設備1に
は、前記電源装置26に接続された給電用電極30が設
けられている。この給電用電極30は、前記移動ロボッ
ト3の充電用電極25に着脱自在に接続されるようにな
っている。そして、図4に示すように、この設備1の周
囲部には、前記ロボットアーム5による作業領域を囲む
ように位置して安全柵31が設けられている。図示はし
ないが、この安全柵31には、その内部への人の侵入を
検知して動作する安全装置が設けられている。また、こ
の安全柵31には、移動ロボット3の出入りを許容する
出入口31aが設けられている。
【0019】このとき、図4に示すように、前記移動ロ
ボット3が設備1の前の作業位置に停止した状態では、
前記移動ロボット3の光通信機11が、前記光通信機2
8と向かい合って光通信可能な状態とされ、もって設備
1と移動ロボット3との間の必要なデータのやり取りが
行なわれるようになっている。また、この状態では、前
記可動電極部12と固定電極部29とが向かい合って接
続可能となり、充電用電極25と給電用電極30との接
続可能状態となる。さらには、前記移動ロボット3の出
入口用安全柵13が、前記安全柵31の出入口31aを
塞ぐように位置されるようになっている(例えば特開平
8−108391号公報)。
【0020】さて、図1,図4などに示すように、前記
設備1には、前記移動ロボット3の作業領域外つまり前
記安全柵31の外側に位置して、外部操作盤32が設け
られている。図4に示すように、この外部操作盤32に
は、前記移動ロボット3の操作盤14と同様に、運転準
備スイッチ33、自動運転起動スイッチ34、サイクル
停止スイッチ35、非常停止スイッチ36等の複数のス
イッチが設けられている。尚、図2に示すように、運転
準備スイッチ33は常開形の押ボタンスイッチから構成
され、非常停止スイッチ36は常閉形の押ボタンスイッ
チから構成されている。
【0021】そして、移動ロボット3が設備1の前の作
業位置に停止した状態で、前記可動電極部12と固定電
極部29とが接続されることによって、外部操作盤32
と、移動ロボット3との電気的接続が図られるようにな
っている。本実施例では、以下に述べるように、外部操
作盤32のスイッチのうち、運転準備スイッチ33及び
非常停止スイッチ36が、機械的に移動ロボット3の運
転準備回路19に接続されるようになっている。尚、外
部操作盤32の他のスイッチの信号は制御回路27に入
力され、光通信によって必要なデータとして移動ロボッ
ト3に与えられるようになっている。
【0022】図6は、設備1側に設けられる接続電極部
たる固定電極部29と、移動ロボット3側に設けられる
被接続電極部たる可動電極部12との構造を示してい
る。即ち、前記固定電極部29は、例えばプラスチック
から構成されやや横長な矩形ブロック状をなす絶縁ハウ
ジング37に、この場合板状の4個(2段2列)の固定
電極端子38(図6では2個のみ図示)を備えている。
前記絶縁ハウジング37には、前面に開口し、その内周
壁面が奥方へ行くほど窄まる形態のテーパ面とされた凹
部37aが形成されている。
【0023】そして、前記凹部37aの奥壁面部には、
図示しない4個の穴部が2段2列に形成されており、そ
れら各穴部の奥部に、夫々固定電極端子38が配設され
ている。この固定電極部29(各固定電極端子38)と
前記外部操作盤32とはケーブル39を介して接続さ
れ、このとき、図2に示すように、2個の固定電極端子
38の間に、前記運転準備スイッチ33が接続され、残
りの2個の固定電極端子38の間に、前記非常停止スイ
ッチ36と、ブレーク形のリレー接点40とが直列に接
続されている。前記リレー接点40は、前記安全装置な
どが動作したときに前記制御回路27によって動作(オ
フ)されるようになっている。
【0024】これに対し、前記移動ロボット3側(無人
搬送車4内)には、前記固定電極部29に着脱可能に接
続される可動電極部12を有した可動電極ユニット23
が設けられる。この可動電極ユニット23は、前記無人
搬送車4の本体フレームに固定されるフレーム41上
に、前記可動電極部12を無人搬送車12の側壁カバー
9の開口部9aから突出する方向(矢印A方向)及び没
入する方向(矢印B方向)に移動自在に備えると共に、
その可動電極部12を出没方向に自在に移動させるため
のモータ及びラックシリンダ等からなる駆動機構42を
組付けて構成されている。前記駆動機構42は、前記可
動電極コントローラ24により制御されるようになって
いる。
【0025】前記可動電極部12は、ほぼ円柱状の絶縁
基体43に、2段2列に4本(図6では2本のみ図示)
の棒状の可動電極端子44を保持させると共に、その絶
縁基体43の先端側に絶縁材製のキャップ状のヘッドカ
バー45を備えて構成されている。このヘッドカバー4
5は、前記絶縁基体43に対して、可動電極端子44の
先端部を覆う被覆位置と、相対的に没入して先端面から
可動電極端子44の先端を突出させる露出位置との間で
移動可能とされている。また、ヘッドカバー45の先端
周縁部はテーパ面とされ、その外周部には、プラスチッ
ク製の電極カバー46が設けられている。さらには、絶
縁基体43の基端側には、セルフアライメント機構を構
成するフローティングユニット47が設けられている。
【0026】これにて、可動電極ユニット23は、図6
に示すように、移動ロボット3の走行時等においては、
可動電極部12の先端部を側壁カバー9の開口部9aの
内側の没入位置に位置させ、移動ロボット3が設備1前
の作業位置に停止した状態で、前記可動電極部12を突
出させて固定電極部29と嵌合接続させ、もって各可動
電極端子44と各固定電極端子38とを接続させるよう
になっている。
【0027】尚、可動電極部12が没入位置にある状態
では、電極カバー46の外周縁部が側壁カバー9の開口
部9aの内周縁部に係止されてヘッドカバー45の露出
位置への移動が禁止される。また、可動電極部12が固
定電極部29に接続された状態では、電極カバー46が
固定電極部29の絶縁ハウジング37の先端側周囲を覆
うようになっている。
【0028】そして、前記各可動電極端子44は、ケー
ブル48を介して前記運転準備回路19に接続されてい
る。図2には、運転準備回路19の要部構成を示してお
り、この運転準備回路19には、図に符号MCで示すよ
うに、移動ロボット3の駆動部(前記ロボットアーム5
及び走行機構7並びにエアー機器のエアー供給源)に対
する動力用電源の供給,遮断を行なうためのリレーが組
込まれ、このリレーMCは、リレーコイル49aと複数
のリレー接点49b(1個のみ図示)とから構成されて
いる。
【0029】即ち、電源線50,51間には、前記運転
準備スイッチ15とリレーMCのリレー接点49bとの
並列回路、前記非常停止スイッチ18、前記可動電極部
12の固定電極部29への接続時に前記コントローラ2
0により動作(オフ)される外部有効リレーのブレーク
形のリレー接点52、移動ロボット3の異常検出時にコ
ントローラ20により動作(オフ)されるブレーク形の
リレー接点53、前記リレーMCのリレーコイル49a
が直列に接続されている。
【0030】このとき、前記可動電極部12の可動電極
端子44のうち2個の可動電極端子44が、前記運転準
備スイッチ15とリレーMCのリレー接点49bとの並
列回路の両端に夫々接続され、残りの2個の可動電極端
子44が、前記リレー接点52の両端に夫々接続されて
いる。また、図示はしないが、前記リレーMCの別のリ
レー接点が、移動ロボット3の駆動部に対する動力用電
源を開閉するように設けられている。
【0031】これにて、前記可動電極部12が固定電極
部29に接続されていない状態では、操作盤14の運転
準備スイッチ15がオンされると、リレーMCのリレー
コイル49aが励磁されてリレー接点49aがオンし、
移動ロボット3の駆動部に対して動力用電源が供給され
て運転準備状態とされるようになる。また、その状態か
ら、非常停止スイッチ18がオンされる、あるいは、コ
ントローラ20が移動ロボット3の異常を検出してリレ
ー接点53がオフされると、リレーコイル49aが消磁
されてリレー接点49bがオフし,動力用電源が遮断さ
れて非常停止がなされるのである。
【0032】一方、前記可動電極部12が固定電極部2
9に接続された状態では、外部操作盤32の運転準備ス
イッチ33が操作盤14の運転準備スイッチ15と並列
接続され、運転準備スイッチ15あるいは運転準備スイ
ッチ33のいずれかがオン操作されると、リレーMCの
リレーコイル49aが励磁されて移動ロボット3の駆動
部に対して動力用電源が供給され、移動ロボット3が運
転準備状態とされる。従って、可動電極部12が固定電
極部29に接続された状態では、操作盤14の運転準備
スイッチ15及び外部操作盤32の運転準備スイッチ3
3の双方が有効となるのである。
【0033】さらに、この状態でコントローラ20によ
り外部有効リレーのリレー接点52がオフされると、操
作盤14の非常停止スイッチ18とリレー接点53との
間に、外部操作盤32の非常停止スイッチ36及びリレ
ー接点40が直列接続され、非常停止スイッチ18ある
いは非常停止スイッチ36のいずれかがオン操作される
と、リレーMCのリレーコイル49aが消磁されて動力
用電源が遮断され、非常停止がなされるようになる。従
って、この状態では、操作盤14の非常停止スイッチ1
8及び外部操作盤32の非常停止スイッチ36の双方が
有効となるのである。また、設備1側において、制御回
路27によりリレー接点40がオフされたときにも非常
停止がかかるようになっている。
【0034】次に、上記構成の作用について、図3も参
照しながら説明する。移動ロボット3は、前記コントロ
ーラ20に記憶された自動運転プログラム及び光通信機
11から与えられるデータ等に基づいて、前記走行機構
7により、設備1に沿って設けられた走行路2を走行
し、設備1前の所定の停止位置に停止して前記ロボット
アーム5により部品の組付けや受渡し等の作業を行なう
ことを、自動的に繰返すようになっている。図3のフロ
ーチャートは、移動ロボット3の立上げからの動作手順
を示している。
【0035】今、図4に示すように、移動ロボット3
は、安全柵31内(設備1前の作業位置)で停止してい
る状態とされているものとする。この状態では、可動電
極部12が設備1の固定電極部29に接続され、図2に
示すように外部操作盤32が設備1の運転準備回路に接
続され、これと共に、光通信機11が設備1の光通信機
28に対向して通信可能状態とされている。またこのと
き、安全柵31の安全装置の電源はオンされており、さ
らには、移動ロボット3の有する出入口用安全柵13
が、安全柵31の出入口31aを塞いでいる。
【0036】ここで、図3に示すように、移動ロボット
3を立上げるには、作業者(オペレータ)は、外部操作
盤32の運転準備スイッチ33をオン操作する(ステッ
プS1)。すると、上述のように、運転準備回路19へ
の給電がなされ、リレーMCがオンして、移動ロボット
3の駆動部に対して動力用電源が供給されるようにな
り、運転準備状態とされる。
【0037】このとき、移動ロボット3を運転準備状態
とさせるにあたって、作業者が一旦安全柵31の安全装
置を解除するといった必要はなく、運転準備スイッチ3
3のワンタッチ操作という簡単な操作で済ませることが
でき、これと共に、設備1側(安全柵31の外側)に設
けられた外部操作盤32をいわば遠隔操作するのである
から、作業者の十分な安全性を確保することができる。
【0038】また、運転準備スイッチ33と運転準備回
路19との直接的(機械的)な電気的接続が行なわれる
と共に、運転準備回路19はハードロジック回路から構
成されるので、光や電波による信号に基づいて動作させ
る場合と異なり、ノイズによる誤動作を未然に防止で
き、運転準備回路19の動作が確実に行なわれるように
なる。尚、移動ロボット3が作業位置(安全柵31内)
以外の場所に停止しているときには、操作盤14の運転
準備スイッチ15のオン操作により同様に運転準備状態
とさせることができることは勿論である。
【0039】次に、作業者は、外部操作盤32の自動運
転起動スイッチ34をオン操作する(ステップS2)。
すると、設備1側の光通信機28から光通信により移動
ロボット3側に自動運転起動信号が送られ、移動ロボッ
ト3の自動運転が開始される。この場合、所定の設備1
(作業位置)へ移動すべく、前記可動電極部12が固定
電極部29から引外され(ステップS3)、その上で走
行機構7による移動ロボット3の移動が開始される(ス
テップS4)。
【0040】移動ロボット3が走行路2上を移動して所
定の設備1前の作業位置に停止すると(ステップS
5)、可動電極部12が突出位置へ移動されて設備1の
固定電極部29に接続される(ステップS6)。また、
この場合も、光通信機11が設備1の光通信機28に対
向して通信可能状態とされ、さらには安全柵31の安全
装置が有効とされると共に、出入口用安全柵13が安全
柵31の出入口31aを塞ぐようになることは勿論であ
る。尚、図示はしないが、このときには、設備1側の給
電用電極30に移動ロボット3の充電用電極25が接続
され、電源装置26と充電器22とが接続されてバッテ
リ21に対する充電も行なわれる。
【0041】そして、この状態で、コントローラ20に
より外部有効リレーが動作されてリレー接点52がオフ
され、もって、上述のように、外部操作盤32の非常停
止スイッチ36及び設備1側のリレー接点40が有効化
されるのである(ステップS7)。次いで、設備1側の
光通信機28から光通信により移動ロボット3に設備情
報が送られるようになり(ステップS8)、移動ロボッ
ト3のロボットアーム5による作業が実行される(ステ
ップS9)。
【0042】このロボットアーム5が作業を行なってい
る状態(後のステップS12までの状態)では、上述の
ように、外部操作盤32の非常停止スイッチ36及びリ
レー接点40が運転準備回路19と直接的(機械的)に
接続されており、緊急時において作業者は、安全柵31
の外部から非常停止スイッチ36をオン操作することに
よって移動ロボット3の非常停止をかけることができ
る。また、設備1の制御回路27によっても、例えば安
全装置の動作時などにリレーを動作させてリレー接点4
0をオフすることにより、移動ロボット3の非常停止を
かけることができる。尚、非常停止がかかった場合に
は、ブザー及びランプによって報知が行なわれ、その報
知に基づいて、作業者は適切な対処を行なうことができ
る。
【0043】この場合も、非常停止スイッチ36及びリ
レー接点40と運転準備回路19とが直接的(機械的)
に接続されると共に、運転準備回路19(非常停止回
路)はハードロジック回路から構成されるので、光や電
波による信号に基づいて動作させる場合と異なり、ノイ
ズによる誤動作を未然に防止でき、非常停止動作が確実
に行なわれるようになる。尚、作業者が操作盤14の非
常停止スイッチ18をオン操作した場合や、コントロー
ラ20が移動ロボット3の異常を検出してリレー接点5
3をオフさせたときにも、同様に非常停止をかけること
ができる。
【0044】上記したロボットアーム5の作業が終了す
ると(ステップS10)、移動ロボット3側から光通信
機11によって設備1側に作業完了が連絡され(ステッ
プS11)、さらにコントローラ20により運転準備回
路19の外部有効リレーが動作されてリレー接点52が
オンされ(ステップS12)、可動電極部12が固定電
極部29から引外される(ステップS13)。そして、
移動ロボット3の次の設備1(作業位置)へ向けての移
動が行なわれるのである(ステップS14)。この後
は、ステップS5からの動作が繰返される。
【0045】このように本実施例によれば、設備1側の
ロボットアーム5の作業領域外(安全柵31の外側)に
外部操作盤32を設け、可動電極部12と固定電極部2
9との接続によりその外部操作盤32と移動ロボット3
の運転準備回路19との電気的接続を図るように構成し
たので、作業者は、安全な位置で外部操作盤32の運転
準備スイッチ33をいわばワンタッチでオン操作するこ
とにより、移動ロボット3を運転準備状態とすることが
でき、この結果、安全性を高めることができると共に作
業性の向上を図ることができる。この場合、運転準備ス
イッチ33と運転準備回路19とは直接的(機械的)に
接続されると共に、運転準備回路19はハードロジック
回路から構成されるので、光や電波による信号を用いる
場合と異なり、ノイズによる誤動作を未然に防止でき、
運転準備回路19の動作が確実に行なわれて信頼性の高
いものとすることができる。
【0046】また、特に本実施例では、可動電極部12
と固定電極部29との接続により、外部操作盤32に設
けられた非常停止スイッチ36を有効として、作業者の
操作により外部操作盤32からも非常停止をかけること
ができるようにすると共に、設備1の制御回路27によ
り動作されるリレー接点40によっても非常停止をかけ
ることができるようにしたので、より一層安全性を高め
ることができる。この場合も、ハードロジック回路によ
り、非常停止スイッチ36の動作の確実性,信頼性を高
いものとすることができる。
【0047】尚、上記実施例では、移動ロボット3に出
入口用安全柵13を設けるようにしたが、安全柵の出入
口に扉を設け、その扉を自動開閉するような構成として
も良い。また、出力の小さい(80W未満)のモータを
用いた移動ロボットでは、必ずしも安全柵を設ける必要
はなく、障害物センサ等により安全性を確保するように
構成しても良い。また、上記実施例では、移動ロボット
3と設備1とで光通信によるデータのやりとりを行なう
ようにしたが、電波を用いたデータの送受信を行なうよ
うに構成しても良い。
【0048】そして、上記実施例では、移動ロボット3
側に可動電極部12を設け、設備1側に固定電極部29
を設けるようにしたが、可動電極部と固定電極部とを逆
に設けるようにしても良く、また、それら電極部の端子
数を増やせば、1つの電極ユニットにて、外部操作盤3
2と運転準備回路19との接続と併せ、充電用の電源の
接続も行なうことが可能となる。各電極部の構成として
も様々な変形が可能であることは言うまでもない。その
他、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、例えば運転準備回路の具体的な構成や、外部操作盤
等の構成、更には移動ロボットの全体構成などについて
も種々の変形が可能である等、要旨を逸脱しない範囲内
で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、移動ロボット
及び設備の電気的構成を概略的に示す図
【図2】運転準備回路部分の回路構成を概略的に示す図
【図3】移動ロボットの立上げからの動作手順を示すフ
ローチャート
【図4】移動ロボットが作業位置に停止した状態の平面
【図5】移動ロボットの外観を示す側面図
【図6】可動電極部及び固定電極部の構成を示す図
【符号の説明】
図面中、1は設備、3は移動ロボット、4は無人搬送
車、5はロボットアーム、7は走行機構、11が光通信
機、12は可動電極部(被接続電極部)、14は操作
盤、15は運転準備スイッチ、18は非常停止スイッ
チ、19は運転準備回路、20はコントローラ、23は
可動電極ユニット、27は制御回路、28は光通信機、
29は固定電極部(接続電極部)、31は安全柵、32
は外部操作盤、33は運転準備スイッチ、34は自動運
転起動スイッチ、36は非常停止スイッチ、40はリレ
ー接点、MCはリレー、49aはリレーコイル、49b
はリレー接点、52はリレー接点、53はリレー接点を
示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動ロボットを、設備間を移動させなが
    ら各設備前に停止させて作業を行なわせるようにした移
    動ロボットシステムにおいて、 前記設備に、前記移動ロボットの作業領域外に位置して
    運転準備スイッチを有する外部操作盤を設けると共に、
    この外部操作盤に電気的に接続された接続電極部を設
    け、 前記移動ロボットに、前記設備前の停止位置で前記接続
    電極部と着脱可能に接続される被接続電極部を設けると
    共に、この被接続電極部の前記接続電極部との接続状態
    で前記運転準備スイッチがオン操作されることにより該
    移動ロボットの駆動部に対して動力用電源を供給するハ
    ードロジック回路からなる運転準備回路を設けたことを
    特徴とする移動ロボットシステム。
  2. 【請求項2】 前記外部操作盤には、非常停止スイッチ
    が設けられていると共に、前記運転準備回路は、前記被
    接続電極部の前記接続電極部との接続状態で前記非常停
    止スイッチがオン操作されることにより前記駆動部に対
    する動力用電源を遮断する非常停止回路を含んで構成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の移動ロボットシス
    テム。
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