JP2001085860A - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

電子機器の筐体構造

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JP2001085860A
JP2001085860A JP25789599A JP25789599A JP2001085860A JP 2001085860 A JP2001085860 A JP 2001085860A JP 25789599 A JP25789599 A JP 25789599A JP 25789599 A JP25789599 A JP 25789599A JP 2001085860 A JP2001085860 A JP 2001085860A
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housing
electronic device
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components
motherboard
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JP25789599A
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Kazunori Suzuki
和紀 鈴木
Nobuyuki Nishi
信之 西
Sakimasa Kato
先勝 加藤
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Fujitsu Ltd
PFU Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、筐体の小型化を維持しつつ構成要
素の簡単な交換を可能にする電子機器の筐体構造を提供
することを例示的目的とする。 【解決手段】 電子機器の筐体を複数の部分に分割可能
に構成して、各部分に電子機器の構成要素を分割して配
置した。電子機器の構成要素も複数に分割されるので筐
体を開口して分割された部分には全構成要素数よりも少
ない数の構成要素が存在することになり全構成要素数の
中でその一部を扱うよりも作業性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にワードプロ
セッサやパーソナルコンピュータ(PC)などの電子機
器に係り、特に電子機器の筐体構造と筐体内部の構成要
素の配置に関する。本発明は、例えば、タワー型やデス
ク型のデスクトップPCの筐体構造とマザーボードの配
置に好適である。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータの急速な普及に伴
い、不特定多数の利用者及び作業者に対する作業保守の
利便性が更なる普及と価格戦略の両面から必要になって
いる。更には、企業、家庭共にスペースの効率化が必要
なことからコンピュータの小型化も同様に考慮しなけれ
ばならない。例えば、PCは、タワー型であれ、デスク
型であれ、筐体は本体とカバーという2つの部分から構
成されている。従来のPCは、例えば、インテル社が提
案したいわゆるLPXホームファクターなどの仕様に見
られるように、CPUなどを搭載したマザーボードは筐
体内にねじ止めされており、マザーボードを交換する際
にはそれを固定しているねじをはずさなければならなか
ったため作業性が悪かった。
【0003】これに対して、最近、インテル社はいわゆ
るNLXホームファクター仕様を提案した。NLXホー
ムファクター仕様によれば、マザーボードは筐体本体に
ねじ止め固定されておらず筐体本体に設けられたレール
に沿って摺動可能に取り付けられている。このため、筐
体のカバーを外せばマザーボードはレールに沿って筐体
の後部から抜き出して簡単に交換することができるので
マザーボードの交換作業の利便性がLPXホームファク
ターなどの仕様よりも向上している。
【0004】なお、LPX及びNLXホームファクター
仕様共にマザーボードとライザーカードを使用してい
る。マザーボードとライザーカードは、共に、コンピュ
ータの構成要素が搭載される基板として機能し、マザー
ボードにはCPUやメモリが搭載され、ライザーカード
にはオプションカードなどが搭載される。どちらの仕様
においてもライザーカードは筐体内に移動不可能に(ね
じなどにより)固定されてマザーボードに対して垂直に
(即ち、筐体の高さ方向に)配置される。
【0005】また、両仕様はマザーボードとライザーカ
ードの接続関係も規定している。LPXホームファクタ
ー仕様においては、マザーボードがライザーカードに装
着可能なように、マザーボードはオス型コネクタを有し
てライザーカードはこれに係合するメス型コネクタを有
している。一方、NLXホームファクター仕様において
は、ライザーカードがマザーボードに装着可能なよう
に、ライザーカードはオス型コネクタを有し、マザーボ
ードはこれに係合するメス型コネクタを有している。従
って、LPXホームファクター仕様においては、マザー
ボードの交換時にはライザーカードのねじ止めも外さな
ければならないことが理解される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、NLXホ
ームファクター仕様は、マザーボードを筐体内に摺動可
能に取り付けられているのでLPXホームファクター仕
様よりもマザーボードの交換作業性が向上しているよう
に見える。しかし、実際には、マザーボードにCPUや
メモリなどの構成要素を搭載した場合にはコンピュータ
の小型化との関係で必ずしも交換の作業性は向上してい
るとは言い難かった。例えば、CPUは通常マザーボー
ドのほぼ中央にライザーカードと同様に垂直に起立して
配置される。一方、マザーボード上にはマザーボードに
固定されないハードディスクドライブ(HDD)等の構
成要素が筐体の後部にねじなどで固定されている。かか
るHDDは移動可能なマザーボードに対して常に静止し
た状態で筐体内に固定されているため、もしHDDが筐
体内でCPUよりも後部に(即ち、CPUが移動する方
向に)配置されればCPU付きのマザーボードを引き出
せばCPUと衝突してしまうことになる。即ち、この場
合にはマザーボードは引き出せないか、引き出すにはH
DDのねじの取り外しが必要となる。
【0007】かかる問題を解決するためにCPUなどマ
ザーボードに起立している構成要素よりも後ろ(即ち、
それらの構成要素が移動する方向)には何ら部材を設け
ないことが考えられる。この場合には、それらの構成要
素を有するマザーボードが移動しても構成要素が衝突す
る部材はないのでマザーボードの交換作業の利便性は維
持することができる。しかし、これでは、これらの構成
要素が移動する範囲には他の構成要素が配置できず、コ
ンピュータの小型化という別の目的と犠牲にすることに
なってしまう。
【0008】結局、従来のNLXホームファクター仕様
のコンピュータは、マザーボードの交換頻度があまり多
くないという点に鑑みコンピュータの小型化の要請を優
先して、マザーボード上の構成要素の移動可能な空間に
もHDDなどの構成要素を配置していた。これにより、
マザーボードの交換時にはHDD等の部材を固定を解除
してからマザーボードを引き抜かなければならなくな
り、マザーボードの交換作業はライザーカードを更に取
り外さなければならない従来のLPXホームファクター
と大差なく煩雑であった。
【0009】また、LPX及びNLXホームファクター
仕様共に、マザーボードの交換には、筐体のカバー、取
り外されたHDD等の部品及びねじ等の固定部材を置く
広い作業空間を必要としていた。更に、作業者はねじの
紛失などにも注意しなければならなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
する新規かつ有用な電子機器の筐体構造を提供すること
を本発明の概括的目的とする。
【0011】より特定的には、筐体の小型化を維持しつ
つ構成要素の簡単な交換を可能にする電子機器の筐体構
造を提供することを本発明の例示的目的とする。
【0012】また、構成要素の交換に広い作業スペース
を必要としない電子機器の筐体構造を提供することを本
発明の別の例示的目的とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項1記載
の筐体は、第1の部分と、当該第1の部分に接続されて
いる第2の部分とを有し、電子機器の構成要素を収納す
ることができる前記電子機器の筐体であって、前記第1
の部分及び前記第2の部分のいずれもが前記電子機器の
前記構成要素の一部を搭載することができ、前記第1の
部分及び第2の部分は前記筐体を開口することができる
ように分離可能に接続されている。請求項1記載の筐体
によれば、第1の部分と第2の部分のいずれもが電子機
器の構成要素の一部を搭載することができるので、何ら
構成要素を搭載しないカバーと全ての構成要素を搭載す
る本体とを有する従来の筐体とは異なる。電子機器の構
成要素が2つの部分に分割されるので、いずれかの構成
要素を交換などする場合には減少した数の構成要素内に
ある問題の構成要素を交換などするので保守作業の利便
性は向上している。なお、本請求項は筐体が3つ以上の
部分に分割されることを妨げるものではなく、また、3
つ以上に分割された部分の全てが電子機器の構成要素を
搭載可能でなければならないことは要しない。
【0014】請求項1に従属する請求項2記載の筐体
は、前記第2の部分を前記第1の部分に対して回転自在
に接続する接続機構を更に有し、当該接続機構は前記第
2の部分の前記第1の部分に対する接続を部分的に維持
したまま前記第2の部分を前記第1の部分に対して回転
することによって前記筐体を開口することを可能にして
いる。請求項2記載の筐体によれば、筐体を開口しても
第1の部分と第2の部分は接続したままなので、両者を
完全に分離するよりも狭い作業スペースで足りる。更
に、接続機構は両者を完全に分離するねじなどの接続部
材は使用しないので、ねじなどの接続部材が紛失する可
能性がある従来の筐体構造よりも作業性が向上してい
る。
【0015】請求項3記載の電子機器は、第1の部分と
当該第1の部分に接続されている第2の部分とを有する
筐体と、当該筐体に収納されている構成要素を有し、前
記構成要素は第1の構成要素と第2の構成要素とを有
し、前記第1の部分は第1の構成要素を搭載し、前記第
2の部分は前記第2の構成要素を搭載し、前記第1の部
分及び前記第2の部分は前記筐体を開口することができ
るように分離可能に接続されている。請求項3記載の電
子機器によれば、第1の部分と第2の部分のいずれもが
電子機器の構成要素の一部を搭載することができるの
で、何ら構成要素を搭載しないカバーと全ての構成要素
を搭載する本体とを有する従来の筐体とは異なる。電子
機器の構成要素が2つの部分に分割されるので、例え
ば、第2の構成要素の一部を交換などする場合には全構
成要素数から減少した第2の構成要素で交換作業を行う
ので作業の利便性は向上している。なお、本請求項は電
子機器の筐体が3つ以上の部分に分割されることを妨げ
るものではなく、また、3つ以上に分割された部分の全
てが構成要素を搭載可能でなければならないことは要し
ない。
【0016】請求項3に従属する請求項4記載の電子機
器は、前記第2の構成要素は、前記2の部分に対して分
離可能に搭載されているマザーボードを有する。本請求
項は、NLX及びLPXホームファクター仕様の両方を
カバーしている。特に、NLXホームファクター仕様に
適用されれば、本来からそれに備わっているマザーボー
ドの交換作業の利便性を最大限に活用することができる
ので便宜である。
【0017】請求項3に従属する請求項5の電子機器
は、前記筐体は前記第2の部分を前記第1の部分に対し
て回転自在に接続する接続機構を更に有し、当該接続機
構は前記第2の部分の前記第1の部分に対する接続を部
分的に維持したまま前記第2の部分を前記第1の部分に
対して回転することによって前記筐体を開口する。請求
項5記載の筐体によれば、筐体を開口しても第1の部分
と第2の部分は接続したままなので、両者を完全に分離
するよりも狭い作業スペースで足りる。更に、接続機構
は両者を完全に分離するねじなどの接続部材は使用しな
いので、ねじなどの接続部材が紛失する可能性がある従
来の筐体構造よりも作業性が向上している。
【0018】請求項5に従属する請求項6の電子機器
は、前記第2の構成要素はマザーボードとライザーカー
ドとを更に有し、前記接続機構は、前記第2の部分の前
記ライザーカードを搭載している面と前記第1の部分と
を回転自在に接続している。請求項6の電子機器によれ
ば、ライザーカードは通常フラットケーブルなどにより
各ユニットに接続されているが、本請求項の構成はかか
るフラットケーブルの長さを長く確保する必要性を排除
している。
【0019】請求項3に従属する請求項7記載の電子機
器は、前記電子機器は前記第1の部分が前記第2の部分
の上に配置されて使用され、前記第2の構成要素は前記
第1の構成要素よりも重量が軽い。請求項7記載の電子
機器は、第1の部分を下にして第2の部分が第1の部分
に対して開口される構成を採用することを可能にしてい
る。
【0020】請求項7に従属する請求項8記載の電子機
器は、前記電子機器は、前記第1及び第2の構成要素の
いずれか一方に印加され得る衝撃を吸収することができ
る部材を更に有する。請求項8記載の電子機器は、例え
ば、かかる衝撃吸収部材が第1の部分を下にして第2の
部分が第1の部分に対して開口される場合に、第1の部
分と第1の部分を載置する場所(机の上など)との間の
衝撃を吸収して第1の構成要素の破壊等を防止すること
ができる。
【0021】請求項3に従属する請求項9記載の電子機
器は、前記第1の構成要素は、前記筐体が開口する際に
前記第2の構成要素が前記第1の構成要素に対して相対
的に移動する範囲外に配置されている。請求項9記載の
電子機器によれば、前記第1の構成要素と前記第2の構
成要素は、前記筐体を開口する際に互いに衝突しないこ
とになる。かかる配置は、筐体の開口前又は開口の際に
幾つかの構成要素の固定を解除することを要さないので
開口作業の利便性を向上している。
【0022】請求項3に従属する請求項10記載の電子
機器は、前記筐体は、当該筐体が開口する際に前記第2
の部分が前記第1の部分に相対的に移動することができ
るように前記第2の部分を前記第1の部分に接続する接
続機構を更に有し、前記筐体が開口するように前記第2
の部分が前記第1の部分に相対的に移動すると前記第2
の構成要素が前記筐体内で占有する体積は減少してい
く。請求項10記載の電子機器によれば、第2の部分が
移動すると第2の構成要素が筐体内で占有する体積は減
少していくので、第2の構成要素は筐体内に平行移動し
ないことになる。なぜなら、第2の構成要素が筐体内で
平行移動すればその占有する体積は減少せずに維持され
るからである。第2の構成要素が筐体内で平行移動しな
いために筐体内に第2の構成要素のための平行移動領域
を確保する必要がなくなる。
【0023】本発明の他の目的と更なる特徴は、以下、
添付図面を参照して説明される以下の好ましい実施例に
おいて明らかにされるであろう。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して、
本発明の電子機器の一例としてのデスクトップ型PC1
00について説明する。なお、以下の説明において、同
一の参照符号は同一部材を示し、重複説明は省略する。
ここで、図1は、本発明のPC100の筐体10が閉じ
ている状態を示す概略透過斜視図であり、図2は、図1
に示すPC100の筐体10が開いている状態を示す概
略斜視図である。PC100は、コンピュータの本体で
ある筐体10と、筐体10内に様々な構成要素を有して
いる。構成要素は、電源ユニット50と、ハードディス
クドライブ(HDD)52と、フロッピーディスクドラ
イブ(FDD)54と、CD−ROMドライブ56と、
フラットケーブル58と、マザーボード60と、CPU
62と、ライザーカード70とオプションカード72と
を有している。
【0025】筐体10は、図2に最も良く示されている
ように、第1の部分20と、第2の部分30と、ヒンジ
40とを有する。第1の部分20と第2の部分30とは
ヒンジ40によって回転自在に接続されており、第2の
部分30が第1の部分20に対してヒンジ40の周りに
回転することによって筐体10は開口する。コンピュー
タ100の使用時には図1に示すように第1の部分20
は上部、第2の部分は下部して配置されるが、筐体10
の開口時には筐体10は図2に示すように上下が逆さま
にされて第2の部分30が上部、第1の部分20が下部
に配置される。もっとも、上下反転は必ずしも必要な作
業ではなく、若しくは、PC100の機能上反転が不可
能な場合には、第1の部分20を第2の部分30に対し
て開口することもできる。この場合には、第1の部分2
0は常に第2の部分30に対して上部に位置する。
【0026】第1の部分20は、電源ユニット50と、
HDD52と、FDD54と、CD−ROMドライブ5
6と、フラットケーブル58(の一部)を搭載してい
る。図1及び図2に示すように、HDD52と、FDD
54と、CD−ROMドライブ56は第1の部分20の
面22に平面的に配置されている。FDD54とCD−
ROMドライブ56は閉口している筐体10の正面24
に接するように配置されている。HDD52は、閉口し
ている筐体10の右後端に横向きに配置されている。電
源ユニット50は、閉口している筐体10の右上にHD
D52の上方に配置される。各ユニットの信号線はフラ
ットケーブル58により面22を這う形で後述するライ
ザーカード70に接続されている。電源は、電源ユニッ
ト50又は後述するライザーカード70に面22を這う
形で接続されている。これらの構成要素は当業界で周知
のいかなる者をも使用することができるのでここではそ
の構造や動作について詳しい説明は省略する。
【0027】なお、これらの構成要素の種類は単なる例
示であって他の構成要素(例えば、光磁気(MO)ディ
スクドライブ、DVD−ROMドライブなど)がこれら
の構成要素と代替的に又は追加的に任意の位置に設けら
れてもよい。また、図1及び図2に示されている構成要
素の配置も単なる例示である。
【0028】第2の部分30は、マザーボード60と、
CPU62と、ライザーカード70とオプションカード
72を搭載している。マザーボード60は閉口している
筐体10の底面32に配置され、その中央付近にCPU
62を搭載している。なお、実際にはメモリなどその他
の構成要素もマザーボード60に搭載されるが図1及び
図2には便宜上省略されている。ライザーカード70は
閉口している筐体10の左端にマザーボード60とは垂
直に起立して面34に固定されている。ライザーカード
70には増設機器を差すためのスロットボードに電源設
けられていても設けられていなくてもよい(一般には、
NLXホームファクター仕様ではかかる電源は設けられ
て、LPXホームファクター仕様では電源は設けられて
いない)。オプションカード72は増設用の機能拡張カ
ードであり、SCSIカード、ビデオカード、キャプチ
ャーカード、モデムカードなどを含んでいる。オプショ
ンカード72は、ライザーカード70に差し込まれ、マ
ザーボード60の上に閉口している筐体10の後部に配
置されている。これらの構成要素も当業界で周知のいか
なる者をも使用することができるのでここではその構造
や動作について詳しい説明は省略する。また、これらの
構成要素の種類や配置も例示的である。
【0029】マザーボード60は、第2の部分30に分
離可能に取り付けられている。取り付け手段はねじでも
よいし、レール介してマザーボードを摺動可能に取り付
けてもよい。従って、本発明のPC100はNLX及び
LPXホームファクター仕様の両方に適用することがで
きる。特に、NLXホームファクター仕様に適用されれ
ば、そのマザーボードの交換作業の利便性を最大限に活
用することができるので便宜である。その場合に、マザ
ーボード60の摺動方向は図2のA乃至Cの任意の方向
でよい。なお、NLX及びLPXホームファクターにつ
いては、インテル社により既に当業者には周知であるの
でここでは詳しい説明は省略する。
【0030】このように、第1の部分20と第2の部分
30は共にPCの構成要素を搭載しており、何ら構成要
素を搭載しないカバーと全ての構成要素を搭載する本体
とを有する従来の筐体とは異なる。従って、PCの構成
要素が2つに分割されるので、対象となる構成要素の周
りに存在するその他の構成要素が少なくなる。例えば、
マザーボード60を交換する場合には従来のようにHD
D52を取り外すことなくCPU62を搭載したままマ
ザーボード60を第2の部分30から分離することがで
きるため、作業性が向上している。
【0031】なお、本実施例では筐体10を2つの部分
に分割しているが、本発明の電子機器はその筐体が3つ
以上の部分に分割されてもよいことは明らかである。ま
た、その場合に、3つ以上に分割された部分の全てが電
子機器の構成要素を搭載可能でなければならないことは
要しない。従って、例えば、4つに分割された部分の3
つが電子機器の構成要素を搭載してもよい。
【0032】ヒンジ40は、第2の部分30を第1の部
分20に回転自在に接続している。ヒンジ40は、第2
の部分30のライザーカード70を有する面34を第1
の部分20に接続した状態で筐体10が開口することを
可能にしている。かかる構造は幾つかの長所を有する。
【0033】まず第1に、ライザーカード70はフラッ
トケーブル58の一端に接続されており、フラットケー
ブル58の他端はHDD52やFDD54などに接続さ
れている。従来の筐体のカバーにライザーカード70を
搭載すればより長いフラットケーブル58が必要とな
り、短絡やデータ伝送の欠陥などが生じる可能性があ
る。従って、ヒンジ40はかかる問題を解決している。
また、フラットケーブル58はライザーカード70や各
ユニットに引き抜き可能に接続されてもよいが、本実施
例のヒンジ40はフラットケーブル58を引き抜く手間
を省いている。
【0034】第2に、カバーと本体からなる従来の筐体
はカバーと本体とは完全に分離しているので、カバーを
取り外すには取り外されたカバーを置く作業スペースを
確保する必要がある。一方、ヒンジ40は第2の部分3
0(又は第1の部分20)を離間する必要がないばかり
か図2に示すように90度の回転変位で固定されること
も可能にしているので作業の小スペース化を達成してい
る。
【0035】第3に、ヒンジ40は、筐体10を開口し
ても第1及び第2の部分20及び30に接続されたまま
であるため、ねじなどに比べて紛失する心配はない。そ
の他、ヒンジ40は簡易な構造を採用しているので低コ
ストであるなどの長所も有する。
【0036】なお、ヒンジ40は、図2に示す第2の部
分30の更なる(図2における反時計回りの)回転を許容
してもよいが、好ましくは、第2の部分の面34と第1
の部分20の面22とが水平になるような状態(従っ
て、第2の部分30を図2における反時計回りに90度
回転させた状態)で固定するような固定手段を有する。
後述するように、面22及び/又は面34には衝撃緩衝
部材が設けらてもよいがこの場合も固定手段は面22及
び面34を水平に保つことが好ましい。かかる固定手段
の例は当業界で周知のいかなる構造をも使用することが
できるのでここでは詳しい説明は省略する。
【0037】なお、第1の部分20と第2の部分30の
接続はヒンジ40を使用する回転手段に限られないこと
はいうまでもない。例えば、第2の部分20を第1の部
分20に対してスライドしたり持ち上げたりして筐体1
0を開口する機構を作ることは本出願の記載から当業者
であれば容易に行うことはできる。これについては、後
で更に説明する。
【0038】また、第2の部分30は、面32の辺33
その他の部位において第1の部分20と接続されること
ができる。接続手段は、つまみねじ、ラッチなど当業界
で周知のいかなる接続手段も適用することができる。か
かる接続手段を使用する場合には、筐体10を開口する
前にまずかかる接続手段による拘束を解除しなければな
らないことは理解されるであろう。
【0039】第1の部分20と第2の部分30は共にP
C100の構成要素を搭載しているが、構成要素の重量
を比較すると、第2の部分30に搭載されている構成要
素の重量の方が第1の部分20に搭載されているそれよ
りも軽い。上述したように、筐体10の開口時に筐体1
0の上下が逆転して配置されるており、より重い第1の
部分20を下部に配置することによって筐体10が開口
している間の各構成要素の衝撃の緩和や第2の部分30
を持ち上げる作業の容易性を図っている。
【0040】なお、第1の部分20の面22の外側の4
つ角に図示しないゴムなどの突起を設けたり、面22の
内側にスポンジなどを設けてその上にFDD54などを
配置することにより筐体10を開口している際に第1の
部分20に印加された衝撃を吸収することができる。衝
撃(振動)吸収部材はゴムやスポンジに限定されず、そ
の他の弾性部材、樹脂、ダンパ機構など当業界で周知の
ものを適用することができる。もちろん、第2の部分3
0の面34に同様の衝撃緩衝部材を設けてもよい。
【0041】筐体10が開口する際に第2の部分30が
搭載しているCPU62などの構成要素が移動する範囲
には第1の部分20が搭載している構成要素(HDD5
2など)は配置されていない。これにより、従来のよう
に、HDDを取り外してからマザーボードを引き抜くな
どの面倒な生じない。上述したヒンジ40の代替機構も
かかる要件を満足するように構成されることが好まし
い。例えば、筐体10を閉口した状態で、第2の部分3
0を図2のE方向に移動させることが可能であったとし
てもCPU62はHDDと衝突してしまうのでかかる移
動方向は好ましくない。しかし、例えば、筐体10を閉
じた状態で第2の部分30を図2に示すD方向に移動さ
せることが可能であった場合にCPU62などがHDD
52などと衝突しなければD方向への移動は本実施例の
変形例となり得る。同様に、第2の部分20の部分30
に第1の部分20の面24を接続して、図2のF方向に
スライドさせてもCPU62などがHDD52などと衝
突しなければF方向への移動も本実施例の変形例となり
得る。なお、本実施例のように、オプションカード72
を第2の部分30に搭載した場合にはフラットケーブル
58の長さに留意する必要がある。もっとも、代替的
に、フラットケーブル58を抜き差し可能に構成すれば
本発明と同様の長さを維持することもできる。
【0042】一方、図1を参照して理解されるように、
本発明のPC100は筐体10が閉口すると第1の部分
20に搭載された構成要素と第2の部分30に搭載され
た構成要素が比較的密に配置されるのでPC本体(即
ち、筐体10)の小型化の要請を遵守している。従っ
て、本発明は電子機器の小型化を図りつつ保守作業の利
便性を従来よりも向上させている。
【0043】本発明を実際に適用したデスク型PC10
0aを図3及び図4に示す。ここで、図3は、PC10
0aの筐体10aを上下反転させた状態を示す断面図で
ある。図4は、図3に示す筐体10aの第2の部分30
aを反時計回りに回転させて筐体10aを開口した様子
を示す断面図である。HDD52a及びFDD54aは
3.5インチ、CD−ROMドライブ56aはノートタ
イプを採用している。また、マザーボード60aは10
x8.25インチ、オプションカード72aはPCI
(ハーフサイズx2)としている。その他、図1及び図
2に示すのと同一の参照符号にアルファベットを付した
ものはその参照符号の表す部材の変形例であるものと
し、重複説明は省略する。
【0044】本発明のPC100によれば、その構成要
素を複数(例えば、2つ)の部分に分割し、各集合が互
いに衝突しないように、相対的に並進、回転、分離など
により移動させて筐体を開口している。その後も必要あ
れば、更なる移動を繰り返してもよい。例えば、構成要
素を3つの部分に分割し、2つの部分を共同して残りの
1つの部分から分離するように移動してから、これら2
つの部分を互いに分離するように移動してもよい。本出
願の開示はこのような組合せを無数に開示していること
が理解されるであろう。また、本発明は筐体が閉口すれ
ば各部分はできるだけ密な位置関係で筐体内で配置され
る。従って、筐体内には無駄な空間が少なく電子機器の
小型化に寄与している。
【0045】ここで、筐体の無駄な空間についてもう少
し詳しく説明する。従来のNLXホームファクター仕様
のPCにおいて、筐体の小型化の要請を維持したまま、
CPU付きのマザーボードを引き抜くとCPUがHDD
に衝突してしまう。一方、筐体の小型化の要請を犠牲に
してHDDをCPUの移動範囲の外に配置すればCPU
はHDDと衝突せずに作業性が向上する。しかし、その
結果筐体はHDDを再配置する分だけ大型化し、筐体は
CPUの移動する範囲には何も構成要素を配置すること
ができないので無駄な空間が生じることになる。このよ
うな無駄な空間が生じる理由の一つは、CPUが筐体内
で平行移動することによる。
【0046】一方、本実施例によれば、CPU62は筐
体10内で平行移動することはない。換言すれば、CP
U62は、第2の部分30が第1の部分20に相対的に
筐体10が開口する方向に移動すると筐体10内で占め
るその体積が減少していく。観念的にはCPU62はこ
のような動作をすることが好ましい。なぜなら、CPU
62が筐体10内で平行移動すればその占有する体積は
減少せずに維持され、筐体10内に無駄な空間を作る可
能性があるからである。本実施例のPC100によれ
ば、筐体10内にCPU62のための平行移動領域を確
保する必要がないので無駄な空間は少ないということに
なる。
【0047】もちろん、CPU62を筐体10内におい
て第1の部分20に搭載された構成要素が存在しない空
間で平行移動するように第2の部分30を移動すること
も観念的には可能である。かかる場合には、CPU62
は本来筐体10内に存在した空間を移動範囲として利用
しているだけであるので結果的には筐体10の小型化の
要請には反しない。但し、かかる空間は第1の部分20
が更なる構成要素を増設するために利用したり、更なる
筐体の小型化を求めて将来排除されることが効率的であ
る。このため、上述したように、第2の部分30に搭載
される構成要素は、第2の部分30が第1の部分20に
相対的に筐体10が開口する方向に移動すると筐体10
内で占めるその体積が減少していくことが好ましい。こ
のためには、CPU62を搭載した面32は、本実施例
のように回転するか真上(即ち、筐体10が閉口した状
態において図2のD方向)に持ち上げられることが効果
的であろう。
【0048】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、本発明はその要旨の範囲内で様々な変形及び変更が
可能である。例えば、電子機器は、PCだけでなく、ワ
ードプロセッサ、電子タイプライタ、ターミナルアダプ
タなどに広く適用することができることが理解されるだ
ろう。また、本発明を適用することができるPCは図1
乃至図4に示すデスク型に限定されないことはいうまで
もない。例えば、本発明は、図5及び図6に示すタワー
型PC100bにも適用することができる。ここで、図
5は、机の上などに置かれるPC100bの断面図であ
る。筐体10bを開口する際は、図5に示す第1の部分
20bの面22bを図2に示すように下にして机の上な
どに筐体10bを置き、その後、図2に示すように、第
2の部分30bが反時計回りに回転されてもよい。代替
的に、図5に示す状態から、図6に示すように、第1の
部分20bを時計回りに回転させてもよい。ここで、図
6は、図5に示す筐体10aを開口した様子を示すPC
100bの断面図である。なお、ここでも同様に、図1
及び図2に示すのと同一の参照符号にアルファベットを
付したものはその参照符号の表す部材の変形例であるも
のとし、重複説明は省略する。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の筐体によれば、第1の部
分と第2の部分のいずれもが電子機器の構成要素の一部
を搭載することができるので、何ら構成要素を搭載しな
いカバーと全ての構成要素を搭載する本体とを有する従
来の筐体とは異なる。電子機器の構成要素が2つの部分
に分割されるので、いずれかの構成要素を交換などする
場合には減少した数の構成要素内にある問題の構成要素
を交換などするので保守作業の利便性は向上している。
【0050】請求項2記載の筐体によれば、筐体を開口
しても第1の部分と第2の部分は接続したままなので、
両者を完全に分離するよりも狭い作業スペースで足り
る。更に、接続機構は両者を完全に分離するねじなどの
接続部材は使用しないので、ねじなどの接続部材が紛失
する可能性がある従来の筐体構造よりも作業性が向上し
ている。
【0051】請求項3記載の電子機器によれば、第1の
部分と第2の部分のいずれもが電子機器の構成要素の一
部を搭載することができるので、何ら構成要素を搭載し
ないカバーと全ての構成要素を搭載する本体とを有する
従来の筐体とは異なる。電子機器の構成要素が2つの部
分に分割されるので、例えば、第2の構成要素の一部を
交換などする場合には全構成要素数から減少した第2の
構成要素で交換作業を行うので作業の利便性は向上して
いる。
【0052】請求項4記載の電子機器は、NLX及びL
PXホームファクター仕様の両方をカバーしている。特
に、NLXホームファクター仕様に適用されれば、本来
からそれに備わっているマザーボードの交換作業の利便
性を最大限に活用することができるので便宜である。
【0053】請求項5記載の筐体によれば、筐体を開口
しても第1の部分と第2の部分は接続したままなので、
両者を完全に分離するよりも狭い作業スペースで足り
る。更に、接続機構は両者を完全に分離するねじなどの
接続部材は使用しないので、ねじなどの接続部材が紛失
する可能性がある従来の筐体構造よりも作業性が向上し
ている。請求項6の電子機器によれば、ライザーカード
は通常フラットケーブルなどにより各ユニットに接続さ
れているが、本請求項の構成はかかるフラットケーブル
の長さを長く確保する必要性を排除している。
【0054】請求項7記載の電子機器は、第1の部分を
下にして第2の部分が第1の部分に対して開口される構
成を採用することを可能にしている。請求項8記載の電
子機器は、例えば、かかる衝撃吸収部材が第1の部分を
下にして第2の部分が第1の部分に対して開口される場
合に、第1の部分と第1の部分を載置する場所(机の上
など)との間の衝撃を吸収して第1の構成要素の破壊等
を防止することができる。
【0055】請求項9記載の電子機器によれば、前記第
1の構成要素と前記第2の構成要素は、前記筐体を開口
する際に互いに衝突しないことになる。かかる配置は、
筐体の開口前又は開口の際に幾つかの構成要素の固定を
解除することを要さないので開口作業の利便性を向上し
ている。
【0056】請求項10記載の電子機器によれば、第2
の部分が移動すると第2の構成要素が筐体内で占有する
体積は減少していくので、第2の構成要素は筐体内に平
行移動しないことになる。なぜなら、第2の構成要素が
筐体内で平行移動すればその占有する体積は減少せずに
維持されるからである。第2の構成要素が筐体内で平行
移動しないために筐体内に第2の構成要素のための平行
移動領域を確保する必要がなくなる。このため、筐体内
には無駄な空間がなく、筐体の小型化及び筐体内の空間
の効率的利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 その筐体が閉口している本発明のパーソナル
コンピュータ概略透過斜視図である。
【図2】 その筐体が開口している図1に示すパーソナ
ルコンピュータ概略斜視図である。
【図3】 その筐体が閉口して上下反転されている本発
明を適用したパーソナルコンピュータの断面図である。
【図4】 その筐体が開口している図3に示すパーソナ
ルコンピュータの断面図である。
【図5】 その筐体が閉口している本発明を適用した別
のパーソナルコンピュータの断面図である。
【図6】 その筐体が開口している図5に示すパーソナ
ルコンピュータの断面図である。
【符号の説明】
10 筐体 20 筐体の第1の部分 30 筐体の第2の部分 40 ヒンジ 50 電源ユニット 52 ハードディスクドライブ 54 フロッピーディスクドライブ 56 CD−ROMドライブ 60 マザーボード 62 CPU 70 ライザーカード 72 オプションカード 100 パーソナルコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 信之 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気又98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 加藤 先勝 東京都台東区蔵前4丁目16番3号 株式会 社アルテクナ内 Fターム(参考) 4E360 AB01 BA11 BB02 BB12 BB22 CA01 EA24 GA47 GB43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の部分と、 当該第1の部分に接続されている第2の部分とを有し、
    電子機器の構成要素を収納することができる前記電子機
    器の筐体であって、 前記第1の部分及び前記第2の部分のいずれもが前記電
    子機器の前記構成要素の一部を搭載することができ、前
    記第1の部分及び第2の部分は前記筐体を開口すること
    ができるように分離可能に接続されている筐体。
  2. 【請求項2】 前記筐体は前記第2の部分を前記第1の
    部分に対して回転自在に接続する接続機構を更に有し、
    当該接続機構は前記第2の部分の前記第1の部分に対す
    る接続を部分的に維持したまま前記第2の部分を前記第
    1の部分に対して回転することによって前記筐体を開口
    することを可能にしている請求項1記載の筐体。
  3. 【請求項3】 第1の部分と当該第1の部分に接続され
    ている第2の部分とを有する筐体と、 当該筐体に収納されている構成要素を有する電子機器で
    あって、 前記構成要素は第1の構成要素と第2の構成要素とを有
    し、 前記第1の部分は第1の構成要素を搭載し、前記第2の
    部分は前記第2の構成要素を搭載し、前記第1の部分及
    び前記第2の部分は前記筐体を開口することができるよ
    うに分離可能に接続されている電子機器。
  4. 【請求項4】 前記第2の構成要素は、前記2の部分に
    対して分離可能に搭載されているマザーボードを有する
    請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記筐体は前記第2の部分を前記第1の
    部分に対して回転自在に接続する接続機構を更に有し、
    当該接続機構は前記第2の部分の前記第1の部分に対す
    る接続を部分的に維持したまま前記第2の部分を前記第
    1の部分に対して回転することによって前記筐体を開口
    する請求項3記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記第2の構成要素はマザーボードとラ
    イザーカードとを有し、 前記接続機構は、前記第2の部分の前記ライザーカード
    を搭載している面と前記第1の部分とを回転自在に接続
    している請求項5記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記電子機器は前記第1の部分が前記第
    2の部分の上に配置されて使用され、 前記第2の構成要素は前記第1の構成要素よりも重量が
    軽い請求項3記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 前記電子機器は、前記第1及び第2の構
    成要素のいずれか一方に印加され得る衝撃を吸収するこ
    とができる部材を更に有する請求項7記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 前記第1の構成要素は、前記筐体が開口
    する際に前記第2の構成要素が前記第1の構成要素に対
    して相対的に移動する範囲外に配置されている請求項3
    記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 前記筐体は、当該筐体が開口する際に
    前記第2の部分が前記第1の部分に相対的に移動するこ
    とができるように前記第2の部分を前記第1の部分に接
    続する接続機構を更に有し、 前記筐体が開口するように前記第2の部分が前記第1の
    部分に相対的に移動すると前記第2の構成要素が前記筐
    体内で占有する体積は減少していく請求項3記載の電子
    機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6922336B2 (en) * 2003-04-11 2005-07-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Pivoted field replaceable unit apparatus and method
US7042721B2 (en) * 2003-09-22 2006-05-09 Sun Microsystems, Inc. Electronic assembly including a housing having a rotatable portion
JP2017092065A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 因幡電機産業株式会社 情報盤

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