JP2001081643A - 救命具等に使用される糸および布地 - Google Patents

救命具等に使用される糸および布地

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JP2001081643A
JP2001081643A JP25386799A JP25386799A JP2001081643A JP 2001081643 A JP2001081643 A JP 2001081643A JP 25386799 A JP25386799 A JP 25386799A JP 25386799 A JP25386799 A JP 25386799A JP 2001081643 A JP2001081643 A JP 2001081643A
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JP
Japan
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life
yarn
air
present
saving device
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Pending
Application number
JP25386799A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takatsuji
博 高辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuso Industries Co Ltd
Original Assignee
Fuso Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuso Industries Co Ltd filed Critical Fuso Industries Co Ltd
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  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は嵩張ることなく持ち運ぶことができ
るとともに、使用時に空気を入れてふくらませたりしな
くても、十分な浮力が得られる救命等に使用される糸お
よび布地を得るにある。 【解決手段】 合成樹脂材で外径寸法がほぼ均一で所定
間隔に形成された隔壁で閉塞された中空室が順次形成さ
れた糸本体と、この糸本体の中空室内にそれぞれ充填さ
れた空気あるいは空気より比重が軽いガスとで救命具等
に使用される糸を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はライフジャケット、
水着、救命旗等の救命具等に使用される糸および布地に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ライフジャケット等の救命具は、
合成樹脂材製の糸で織られた布地に浮力体が取付けられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のライフジャケッ
ト等の救命具は布地に浮力体を取付けているため、該浮
力体が発泡材を用いている場合には嵩張って持ち運びに
不便であるという欠点があり、浮力体が空気袋の場合に
は使用時に空気袋をふくらませなければならないという
欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
嵩張ることなく持ち運ぶことができるとともに、使用時
に空気を入れてふくらませたりしなくても、十分な浮力
が得られる救命具等に使用される糸および布地を提供す
ることを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は合成樹脂材で外径寸法がほぼ均一で所定間
隔に形成された隔壁で閉塞された中空室が順次形成され
た糸本体と、この糸本体の中空室内にそれぞれ充填され
た空気あるいは空気より比重が軽いガスとで救命具等に
使用される糸を構成している。
【0007】また、本発明は合成樹脂材で外径寸法がほ
ぼ均一で所定間隔に形成された隔壁で閉塞された中空室
が順次形成された糸本体、この糸本体の中空室内にそれ
ぞれ充填された空気あるいは空気より比重が軽いガスと
からなる救命具等に使用される糸を用いて織られたり編
まれたりして救命具等に使用される布地を構成してい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0009】図1ないし図9に示す本発明の第1の実施
の形態において、1は本発明の救命具等に使用される糸
で、この糸1はナイロン、フロロカーボン、ポリアミ
ド、ポリエステル等の合成樹脂材で外径寸法がほぼ均一
で、外径寸法の10倍以上の間隔、本発明の実施の形態
では20倍の間隔に形成された隔壁2で閉塞された中空
室3が順次形成された糸本体4と、この糸本体4の中空
室3内に充填された空気あるいは空気より比重が軽い水
素ガスやヘリウムガス等のガス5とで構成されている。
【0010】上記構成の水や空気中に浮く救命具等に使
用される糸1は、図4に示すように糸成形型6のノズル
7の内部に設置された中空室形成ノズル8より空気ある
いは空気の比重よりも軽いガス等の供給源9からの空気
あるいは空気の比重よりも軽いガス5を電磁弁10等に
よって間欠的に供給するガス等の供給装置11を設置し
た糸成形装置で製造される。
【0011】このようにして製造された救命具等に使用
される糸1は、機械で織って水や空気中に浮く、図5に
示すように救命具等に使用される布地12に加工するこ
とができるとともに、該救命具等に使用される布地12
を用いて、図6に示すようなライフジャケット13、図
7に示すような水着14、図8に示すようなシート状の
ものを丸めることにより浮き袋となるシート15に縫製
することができるとともに、図9に示すような空気中に
浮くガス5を用いた救命具等に使用される糸1を用いて
旗状に形成された布地16に長い紐17を取付けた救命
旗18にしてもよい。
【0012】
【発明の異なる実施の形態】次に、図10ないし図17
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当っ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0013】図10ないし図12に示す本発明の第2の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、中空室3内に色付きの空気あるいは色
付きのヘリウムガス等のガス5Aを充填した点で、この
ように構成した救命具等に使用される糸1Aに、あるい
はこの糸1Aを用いた布地12Aにしても、前記本発明
の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるととも
に、傷が付き、空気あるいはガス5Aが抜けると色が変
わり、傷付きを容易に確認することができる。
【0014】図13ないし図15に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、救命具等に使用される糸1を用いてラ
イフジャケット13Aになるように編んだ点で、このよ
うにライフジャケット13Aとなるような布地12B、
12C、12Dに加工することにより、救命具等に使用
される糸1の切断部が少なくなり、内部への水の浸入を
効率よく阻止することができる。
【0015】図16および図17に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、救命具等に使用される糸1を縦糸ある
いは横糸に用い、普通の糸19を横糸あるいは縦糸とし
て織った救命具等に使用される布地12Eにした点で、
このようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0017】(1)合成樹脂材で外径寸法がほぼ均一で
所定間隔に形成された隔壁で閉塞された中空室が順次形
成された糸本体と、この糸本体の中空室内にそれぞれ充
填された空気あるいは空気より比重が軽いガスとからな
るので、水あるいは空気中に浮かせることができる。し
たがって、この救命具等に使用される糸を用いて布地に
してライフジャケット、水着、救命旗等に加工して使用
することができる。
【0018】(2)前記(1)によって、外径寸法がほ
ぼ均一に形成されているので、従来の糸と同様に機械等
で布地に加工することができる。
【0019】(3)前記(1)によって、所定間隔に隔
壁で閉塞された中空室を順次形成しているので、中空室
が傷付いても、全体に毛細管現象等によって水が浸入す
るのを確実に阻止でき、安全に使用することができる。
【0020】(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の拡大縦断面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の拡大横断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の製造装置の要部説
明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の救命具等に使用さ
れる布地にした説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態のライフジャケット
に加工した説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の水着に加工した説
明図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の浮き袋となるシー
トに加工した説明図。
【図9】本発明の第1の実施の形態の救命旗に加工した
説明図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の拡大縦断面図。
【図11】救命具等に使用される布地にした説明図。
【図12】傷が付いてガス等が抜けた状態の説明図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の正面図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の分解図。
【図15】本発明の第3の実施の形態の布地の端部の説
明図。
【図16】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図17】図16の17−17線に沿う拡大断面図。
【符号の説明】
1、1A:救命具等に使用される糸、2:隔壁、
3:中空室、4:糸本体、 5、5
A:空気あるいはガス、6:糸成形型、 7:
ノズル、8:中空室形成ノズル、9:空気あるいはガス
等の供給源、10:電磁弁、 11:ガス等の
供給装置、12、12A〜12E:救命具等に使用され
る布地、13、13A:ライフジャケット、14:水
着、 15:浮き袋となるシート、16:旗
状に形成された布地、17:紐、 18:
救命旗、19:普通の糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4L002 AA05 AA06 AA07 AB00 EA00 FA00 FA01 4L036 MA04 MA19 UA25 4L045 AA05 BA03 BA25 BA50 BA60 DA08 4L048 AA14 AA20 AA24 AA39 BA01 BA02 CA00 DA00 DA01 DA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材で外径寸法がほぼ均一で所定
    間隔に形成された隔壁で閉塞された中空室が順次形成さ
    れた糸本体と、この糸本体の中空室内にそれぞれ充填さ
    れた空気あるいは空気より比重が軽いガスとからなるこ
    とを特徴とする救命具等に使用される糸。
  2. 【請求項2】 合成樹脂材で外径寸法がほぼ均一で所定
    間隔に形成された隔壁で閉塞された中空室が順次形成さ
    れた糸本体、この糸本体の中空室内にそれぞれ充填され
    た空気あるいは空気より比重が軽いガスとからなる救命
    具等に使用される糸を用いて織られたり編まれたりした
    救命具等に使用される布地。
JP25386799A 1999-09-08 1999-09-08 救命具等に使用される糸および布地 Pending JP2001081643A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017137616A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 イ,サングン 複数の独立したガスセルが形成されたガスシートを備えた生地およびそれを製造する方法
CN111850715A (zh) * 2019-04-30 2020-10-30 东华大学 超轻纤维、喷丝组件及其制备方法

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