JP2001080900A - 収納体の昇降機構 - Google Patents

収納体の昇降機構

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JP2001080900A
JP2001080900A JP25816799A JP25816799A JP2001080900A JP 2001080900 A JP2001080900 A JP 2001080900A JP 25816799 A JP25816799 A JP 25816799A JP 25816799 A JP25816799 A JP 25816799A JP 2001080900 A JP2001080900 A JP 2001080900A
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rail
storage body
downward
posture
extension rail
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JP25816799A
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Zenji Tsuchikawa
善司 土川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納体を引出しのようにレールに沿って前方
に引き出したあと下方に移動させるようにしたユニーク
な昇降機構を採用することにより構造のコンパクト化と
安定したスムースな作動性を図る。 【解決手段】 固定側板1,1の内側面1aに前方に向
かって引き出すことのできる第1の繰出しレール3が取
り付けられ、この第1繰出しレール3のスライドレール
3bに斜め下方若しくは下方に移動可能とした第2の繰
出しレール4が設けられ、この第2繰出しレール4のス
ライドレール4bに収納体2が取り付けられている構
造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、台所等の高所に設
置して、必要なときに下方に引き出して使用される収納
ボックス等の収納体の昇降機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の昇降体は電動で昇降させ
るタイプのものやスウイングアームを利用して前方下方
に大きくスウイングするタイプのものが知られている。
しかしこれら公知のものは機構が複雑でコストが高くつ
き、殊にスウイング方式のものは収納体を上段の収納位
置から前方下方の取り出し位置まで大きくスウイングさ
せなければならないのでアームを長くする必要があり、
従ってそれだけアームにかかる曲げモーメントやねじれ
等の負荷が大きくなって、アームや支持軸並びに復帰用
ダンバー等の各部材に強度の大きなものを必要とし、装
置全体が大がかりとなってコストがが高くつくと共に、
機構を組み込む為のスペースが嵩張って収納スペースが
損なわれる、といった問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、先ず
収納体を第1のレールに沿って前方に引き出したあと、
第2のレールに沿って斜め下方若しくは下方に移動させ
るようにしたユニークな機構を採用することにより、ス
ムースな動作性と構造のコンパクト化を図り、もって上
記した従来欠点を解決することを主たる目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる収納体の昇降機構にあっては、固定側板1,
1の内側面1aに前方に向かって引き出すことのできる
第1の繰出しレール3が取り付けられ、この第1繰出し
レール3のスライドレール3bに斜め下方若しくは下方
に移動可能とした第2の繰出しレール4が設けられ、こ
の第2繰出しレール4のスライドレール4bに収納体2
が取り付けられている構造とした。
【0005】前記第2繰出しレール4によって昇降する
収納体2の上昇姿勢並びに下降姿勢を保持する為に姿勢
保持手段5を設けることがこのましい。この姿勢保持手
段5は、収納体2をデットポイントを境として上昇位置
と下降位置とに強制する弾機6によって構成するのがよ
い。この弾機6としてスプリングを内蔵したダンパー等
が好ましい。
【0006】前記第1並びに第2の繰り出しレール3、
4は固定側板1の内側面1aに固定される固定レール3
aと、この固定レール3aから2段式に、或いは中間ス
ライドレールを介して3段式に引き出されるスライドレ
ール3bとによって形成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の昇降機構を図1〜図
4で示した実施例に基づき説明する。図において符号1
は、前面が開口した家具等の固定側板であって、該固定
側板1、1の間に収納体2が格納されている。この固定
側板1は例えば天袋等のように台所の壁面Aの上部に取
り付けられる。
【0008】前記固定側板1の内側面1a、1aに上下
に適当な間隔をあけて夫々2つの繰り出しレール3,3
が水平に取り付けられている。この第1繰り出しレール
3は固定レール3aと、この固定レール3aから2段式
に引き出すことのできるスライドレール3bとによって
形成され、前記固定レール3aが内側面1aに固定され
ている。
【0009】前記上下のスライドレール3b、3bに第
2の繰出しレール4が先端が下方に傾斜した姿勢で固定
されており、この第2繰出しレール4のスライドレール
4bに収納体2が取り付けられている。このような構成
により収納体2は第1繰り出しレール3に沿って前方に
引き出すことができ、且つ第2繰出しレール4にそって
斜め下方に引き出すことができるようになっている。
【0010】更に、収納体2が第2繰出しレール4に沿
った上昇位置と下降位置とでその姿勢を仮保持する姿勢
保持手段5が設けられている。この前記姿勢保持手段5
は、下方の第1繰り出しレール3のスライドレール3b
に設けた枢軸点6aから第2繰出しレール4のスライド
レール4bの上端部分に形成した枢軸部6bに連結され
て常時プランジャー6cを押出方向に弾圧するダンパー
等の弾機6を含む。この弾機6は、図2並びに図3に示
すように前記枢軸点6aから第2繰出しレール4の傾斜
基準線Yに直角に交わるラインXをデットポイントとし
て収納体2の上昇位置と下降位置を強制するように設け
られている。尚符号7は収納体2を引き出すときに使用
する把手である。
【0011】上記の構成において、必要なときに図1の
格納位置から収納体2を繰り出しレール3を介して図2
の位置まで前方に引き出す。この場合、収納体2は弾機
6によって持ち上げ位置に強制されており、且つ第1繰
り出しレール3に抵抗がないので収納体2が下降するこ
となくスムースに前方に引き出すことができる。尚、こ
の場合、図示は省略するが収納体2が第1繰り出しレー
ル3にそって前方に引き出される間、収納体2の下降を
確実に阻止する受板或いはレール等のガイドを別途設け
ておいてもよい。
【0012】次いで図2の位置まで収納体2を引きだし
た後、収納体2を弾機6に抗して下方に引き下げること
により、収納体2を図3に示す下降位置に移動させるこ
とができる。この下降位置において弾機6はラインX上
のデットポイントを超えてスライドレール4bを下向き
に押圧するので収納体2が下降を下降位置に安定保持す
ることができる。また図3の下降位置から収納体2を上
方に持ち上げるときに、弾機6がラインX上のデットポ
イントを越えると弾機6の力が収納体2の持ち上げ力と
して作用して収納体2の持ち上げ操作を軽くしている。
尚、弾機6の押圧力が収納体2の持ち上げ方向に多く動
作し、押し下げ方向には殆ど動作しないように前記した
デットポイントの設定を行うことが好ましい。
【0013】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではない。例えば第1繰り出しレール3は左右
一本づつでもよく、また第2繰出しレール4は左右2本
づつ設けてもよい。また第2繰出しレール4の傾斜角度
は前方に傾いた緩やかな傾斜から垂直な角度の範囲内で
形成することが可能である。また第1繰り出しレール3
も若干前下がり状に傾斜させ形成してもよい。その他本
発明ではその構成要件を備え、かつ本発明の目的を達成
し、下記の効果を奏する範囲内において適宜改変して実
施することができるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記の如く、収納体を第1繰出
しレールにそって前方に引き出したあと、第2繰出しレ
ールに沿って斜め下方若しくは下方に位置移動させるよ
うにしたから、不安定なリンクを使用することなく、引
き出しのように安定した状態でスムースに前後移動並び
に上下移動を行うことができ、これにより機構の簡略化
と安定且つスムースな動作性を得ることができると共
に、コンパクト化によるコストの低減化を図ることがで
きるといった優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る昇降機構を示す側面図で、収納体
が格納された状態を示す。
【図2】収納体が前方に引き出された状態を示す図1同
様の側面図。
【図3】図2の位置から収納体が更に下降した状態を示
す図1同様の側面図。
【図4】本発明に係る昇降機構の正面図。
【符号の説明】
1 固定側板 1a 側壁 2 収納体 3 第1繰り出しレール 3b 第1繰り出しレールのスライドレール 4 第2繰出しレール 4b 第2繰出しレールのスライドレール 5 姿勢保持手段 6 弾機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側板(1)、(1)の内側面(1a)に前方に
    向かって引き出すことのできる第1の繰出しレール(3)
    が取り付けられ、この第1繰出しレール(3)のスライド
    レール(3b)に斜め下方若しくは下方に移動可能とした第
    2の繰出しレール(4)が設けられ、この第2繰出しレー
    ル(4)のスライドレール(4b)に収納体(2)が取り付けられ
    ている収納体の昇降機構。
  2. 【請求項2】 前記第2繰出しレール(4)によって昇降
    する収納体(2)の上昇姿勢並びに下降姿勢を保持する姿
    勢保持手段(5)が設けられている請求項1に記載の収納
    体の昇降機構。
  3. 【請求項3】 前記姿勢保持手段(5)は、デットポイン
    トを境として収納体(2)を上昇位置と下降位置とに強制
    する弾機(6)によって構成されている請求項2に記載の
    収納体の昇降機構。
JP25816799A 1999-09-13 1999-09-13 収納体の昇降機構 Pending JP2001080900A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146952A1 (ja) * 2007-05-31 2008-12-04 Sanritsu Kiki Co., Ltd. 真空掃除機における回収タンクの着脱装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146952A1 (ja) * 2007-05-31 2008-12-04 Sanritsu Kiki Co., Ltd. 真空掃除機における回収タンクの着脱装置
JP2008295783A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Sanrisu-Kiki Co Ltd 真空掃除機における回収タンクの着脱装置

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