JP2001076069A - 在庫品の管理方法および装置 - Google Patents

在庫品の管理方法および装置

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JP2001076069A
JP2001076069A JP24768599A JP24768599A JP2001076069A JP 2001076069 A JP2001076069 A JP 2001076069A JP 24768599 A JP24768599 A JP 24768599A JP 24768599 A JP24768599 A JP 24768599A JP 2001076069 A JP2001076069 A JP 2001076069A
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Hiroshi Kubota
宏 久保田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】在庫品に対するABC分析を可能にする。 【解決手段】第1処理手段21で現在庫数記憶部31と
確定出庫数記憶部32と確定入庫数記憶部33と予定出
庫数記憶部34と仕切単価記憶部35の情報を取得し
て、第2処理手段22で全在庫金額を算出する。第3処
理手段23で在庫金額の高い順に在庫金額を累計し、同
時にこの累計の全在庫金額に対する比率を計算する。そ
の比率とABC比率記憶部36の情報と比較し、ABC
の判断を行う。また、現在庫数だけでなく、現在引当可
能な数量、確定期間内で引当可能数または計画期間内で
引当可能数での分析をも可能とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在庫品の管理方法
および装置に関し、特にABC分析を用いた在庫品の管
理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の倉庫の在庫品の管理方法は、循環
棚卸方法などで各品目について一定期間ごとに数量を集
計し、毎月または半期ごとに棚卸し金額の実績管理を行
っていた。
【0003】また、各品目の総所要数(先所要数(後述
の確定出庫数および予定出庫数)あるいは過去実績数)
に対しては、ABC分析を行っていたが、各品目をAB
Cのクラスに振り分けるための管理指標として金額を設
定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
倉庫の在庫品の管理方法は、実績管理を行っているのみ
なので、現在より先の品目の数量としての予測数量は示
されず、また重点的に管理すべき品目も示されず、これ
らを人が判断しなければならないという欠点があった。
【0005】また、所要数のABC分析においては、管
理指標として設定金額を用いているために、総所要数に
対する全金額の変動により、ABCの各クラスに振り分
けられる品目に対応する金額の全体に対する率が変化し
てしまうという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の在庫品の管理方
法は、各品目を現在庫数の順に並べ、この現在庫数の順
の一番目からの現在庫数の累計を全現在庫数で除算した
累計率を各品目について算出し、予め設定した比率に従
って前記累計率を区分し、この区分に対応して各品目を
ABC分析のクラスに区分することを特徴とする。
【0007】本発明の在庫品の管理方法は、品目ごとに
現在庫数と仕切単価との積である在庫金額を算出し、各
品目を在庫金額の順に並べ、この在庫金額の順の一番目
からの在庫金額の累計を全在庫金額で除算した累計率を
各品目について算出し、予め設定した比率に従って前記
累計率を区分し、この区分に対応して各品目をABC分
析のクラスに区分することを特徴とする。
【0008】本発明の在庫品の管理方法は、各品目を現
在引当可能数の順に並べ、この現在引当可能数の順の一
番目からの現在引当可能数の累計を全現在引当可能数で
除算した累計率を各品目について算出し、予め設定した
比率に従って前記累計率を区分し、この区分に対応して
各品目をABC分析のクラスに区分することを特徴とす
る。
【0009】本発明の在庫品の管理方法は、品目ごとに
現在引当可能数と仕切単価との積である在庫金額を算出
し、各品目を在庫金額の順に並べ、この在庫金額の順の
一番目からの在庫金額の累計を全在庫金額で除算した累
計率を各品目について算出し、予め設定した比率に従っ
て前記累計率を区分し、この区分に対応して各品目をA
BC分析のクラスに区分することを特徴とし、品目ごと
に現在庫数から確定出庫数を減算して現在引き当て可能
数を求めることができる。
【0010】本発明の在庫品の管理方法は、各品目を確
定期間内の引当可能数の順に並べ、この確定期間内の引
当可能数の順の一番目からの確定期間内の引当可能数の
累計を全確定期間内の引当可能数で除算した累計率を各
品目について算出し、予め設定した比率に従って前記累
計率を区分し、この区分に対応して各品目をABC分析
のクラスに区分することを特徴とする。
【0011】本発明の在庫品の管理方法は、品目ごとに
確定期間内の引当可能数と仕切単価との積である在庫金
額を算出し、各品目を在庫金額の順に並べ、この在庫金
額の順の一番目からの在庫金額の累計を全在庫金額で除
算した累計率を各品目について算出し、予め設定した比
率に従って前記累計率を区分し、この区分に対応して各
品目をABC分析のクラスに区分することを特徴とし、
品目ごと現在庫数に確定入庫数を加算したものから確定
出庫数を減算して確定期間内の引当可能数を求めること
ができる。
【0012】本発明の在庫品の管理方法は、品目を計画
期間内の引当可能数の順に並べ、この計画期間内の引当
可能数の順の一番目からの計画期間内の引当可能数の累
計を全計画期間内の引当可能数で除算した累計率を各品
目について算出し、予め設定した比率に従って前記累計
率を区分し、この区分に対応して各品目をABC分析の
クラスに区分することを特徴とする。
【0013】本発明の在庫品の管理方法は、品目ごとに
計画期間内の引き当て可能数と仕切単価との積である在
庫金額を算出し、各品目を在庫金額の順に並べ、この在
庫金額の順の一番目からの在庫金額の累計を全在庫金額
で除算した累計率を各品目について算出し、予め設定し
た比率に従って前記累計率を区分し、この区分に対応し
て各品目をABC分析のクラスに区分することを特徴と
し、品目ごとに現在庫数に確定入庫数を加算したものか
ら確定出庫数および予定出庫数を減算して計画期間内の
引当可能数を求めることができる。
【0014】本発明の在庫品の管理装置は、各品目の現
在庫数を記憶した現在庫数記憶部(図1の31)と、各
品目の確定出庫数を記憶した確定出庫数記憶部(図1の
32)と、各品目の確定入庫数を記憶した確定入庫数記
憶部(図1の33)と、各品目の予定出庫数を記憶した
予定出庫数記憶部(図1の34)と、各品目の仕切単価
を記憶した仕切単価記憶部(図1の35)と、ABC分
析のクラスに区分するための比率を記憶するABC比率
記憶部(図1の36)と、現在庫数の処理指示を受ける
と各品目について前記現在庫数記憶部から現在庫数を読
み出し、現在引当可能数の処理指示を受けると各品目に
ついて前記現在庫数記憶部から現在庫数を確定出庫数記
憶部から確定出庫数をを読み出し、現在庫数から確定出
庫数を減算した現在引当可能数を求め、確定期間内の引
当可能数の処理指示を受けると前記現在庫数記憶部から
現在庫数を前記確定出庫数記憶部から確定出庫数を前記
確定入庫数記憶部から確定入庫数を読み出し、現在庫数
に確定入庫数を加算したものから確定出庫数を減算した
確定期間内の引当可能数を求め、計画期間内の引当可能
数の処理指示を受けると前記現在庫数記憶部から現在庫
数を前記確定出庫数から確定出庫数を前記確定入庫数記
憶部から確定入庫数を前記予定出庫数記憶部から予定出
庫数を読み出し、現在庫数に確定入庫数を加算したもの
から確定出庫数および予定出庫数を減算した計画期間内
の引き当て可能数を求める第1の処理手段(図1の2
1)と、この第1の処理手段で読み出した現在庫数また
は算出した現在引当可能数、確定期間内の引当可能数あ
るいは計画期間内の引き当て可能数に前記仕切単価記憶
部から読み出した仕切単価を乗算して在庫金額を求める
第2の処理手段(図1の22)と、各品目を前記第2の
処理手段で求めた在庫金額の順に並べ、この在庫金額の
順に一番目からの在庫金額の累計を全在庫金額で除算し
た累計率を各品目について算出し、前記ABC比率記憶
部から読み出した比率に従って前記累計率を区分し、こ
の区分に対応して各品目をABC分析のクラスに区分す
る第3の処理手段(図1の23)とを含むことを特徴と
する。
【0015】本発明の在庫品の管理装置は、各品目の現
在庫数を記憶した現在庫数記憶部(図6の31)と、各
品目の現在引当可能数を記憶した現在引当可能数記憶部
(図6の61)と、各品目の確定期間内の引当可能数を
記憶した確定引当可能数記憶部(図6の62)と、各品
目の計画期間内の引当可能数を記憶した計画引当可能数
記憶部(図6の63)と、各品目の仕切単価を記憶した
仕切単価記憶部(図6の35)と、ABC分析のクラス
に区分するための比率を記憶するABC比率記憶部(図
6の36)と、現在庫数の処理指示を受けると各品目に
ついて前記現在庫数記憶部から現在庫数を読み出し、現
在引当可能数の処理指示を受けると各品目について前記
現在引当可能数記憶部から現在引当可能数を読み出し、
確定期間内の引当可能数の処理指示を受けると前記確定
引当可能数記憶部から確定期間内の引当可能数を読み出
し、計画期間内の引当可能数の処理指示を受けると前記
計画引当可能数記憶部から計画期間内の引き当て可能数
を読み出す第4の処理手段(図6の51)と、この第1
の処理手段で読み出した現在庫数、現在引当可能数、確
定期間内の引当可能数または計画期間内の引き当て可能
数に前記仕切単価記憶部から読み出した仕切単価を乗算
して在庫金額を求める第5の処理手段(図6の52)
と、各品目を前記第2の処理手段で求めた在庫金額の順
に並べ、この在庫金額の順に一番目からの在庫金額の累
計を全在庫金額で除算した累計率を各品目について算出
し、前記ABC比率記憶部から読み出した比率に従って
前記累計率を区分し、この区分に対応して各品目をAB
C分析のクラスに区分する第3の処理手段(図6の2
3)とを含むことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態の在庫品の管
理装置のブロック図である。
【0018】本実施の形態は、キーボード等の入力装置
1と、プログラム制御により動作するデータ処理装置2
と、情報を記憶する記憶装置3と、ディスプレイ装置や
印刷装置等の出力装置4とを備えている。
【0019】記憶装置3は、現在庫数記憶部31と、確
定出庫数記憶部32と、確定入庫数記憶部33と、予定
出庫数記憶部34と、仕切単価記憶部35と、ABC比
率記憶部36とを備えている。
【0020】現在庫数記憶部31は、品目毎の現在の在
庫数量である現在庫数を記憶している。確定出庫数記憶
部32は、品目毎の確定期間内の未出庫数を記憶してい
る。確定入庫数記憶部33は、品目毎の確定期間内の未
入庫数を記憶している。予定出庫数記憶部34は、品目
毎の計画期間内の予定出庫数を記憶している。
【0021】ここで、未出庫数とは、受注等により出庫
が予定されていて実際には未だ出庫されていないものの
数量である。未入庫数とは、工場で製造中のものが完成
する等により、入庫が予定されているが未だ実際には入
庫されていないものの数量である。確定期間とは、予定
されている出庫数量および入庫数量のものの出庫および
入庫が確実に実施されると想定できる期間として予め定
めておく比較的に短い現在からの期間である。従って、
未出庫数および未入庫数は、確定したものと想定されて
いる。計画期間とは、確定期間を越える比較的に長い期
間で、この期間内に予定されている予定出庫数が実際に
はどうなるか、未だ変動する可能性があるものとして予
め定めた期間である。
【0022】仕切単価記憶部35は、品目毎の仕切単価
を記憶している。ABC比率記憶部36は、ABC分析
を行うときの管理指標として、予め設定した全在庫金額
に対する“A”のクラスに属す品目の在庫金額が占める
べき比率と、“B”のクラスに属す品目の在庫金が占め
るべき比率と、“C”のクラスに属す品目の在庫金額が
占めるべき比率を記憶している。
【0023】データ処理装置2は、第1処理手段21
と、第2処理手段22と、第3処理手段23とを備え、
これらはそれぞれ次のように動作する。
【0024】第1処理手段21は、入力装置1から入力
された処理指示を受けて、現在庫数記憶部31と仕切単
価記憶部35の全情報を検索し取得する。また、確定出
庫数記憶部32と確定入庫数記憶部33と予定出庫数記
憶部34とから、必要な記憶部の全情報を検索して取得
する。さらに必要であれば、取得した情報から現在引当
可能数、確定期間内の引当可能数または計画期間内の引
当可能数を算出する。
【0025】第2処理手段22は、入力装置1からの処
理指示に従い第1処理手段21で取得し、算出した情報
を用いて品目毎に在庫金額を計算し、全品目の在庫金額
を集計した全在庫金額を得る。
【0026】第3処理手段23は、在庫金額の高い品目
順に在庫金額を累計し、この在庫金額の累計の全在庫金
額に対する比率を計算する。その比率とABC比率記憶
部36に記憶された比率とを比較し、各品目が“A”、
“B”、“C”のいずれのクラスに属すかの判断を行
う。
【0027】次に、図1、図2及び図3を参照して、本
実施の形態の動作について詳細に説明する。
【0028】入力装置1から与えられた処理指示を示す
入力パラメータは、第1処理手段21に渡される。
【0029】第1処理手段21は、仕切単価記憶部35
に記憶されている、仕切単価情報の全てを検索し取得す
る(図2のステップA1)。そして、入力装置1から渡
された入力パラメータより在庫金額の計算方法を判定
(図2のステップA2)し、記憶装置3の記憶部31〜
34から現在庫数を含む必要な数量情報を検索し取得す
る。例えば“確定期間内の引当可能数”というパラメー
タが、入力装置1より渡された場合は、全仕切単価情報
を取得した後に現在庫数記憶部31、確定出庫数記憶部
32および確定入庫数記憶部33に記憶されている全現
在庫数、全確定出庫数および全確定入庫数を検索し取得
する(図2のステップA33)。
【0030】ステップA2の在庫金額の計算方法の判定
により、ステップA31〜A34の4種類の数量情報を
求める動作に分かれ、これらの4種類の数量情報のいず
れかを次に続くステップA4で使用する。パラメータが
“現在庫数”の時は、現在庫数をステップA4で使用す
る。同様に“現在引当可能数”の時は、(現在庫数−確
定出庫数)で算出する現在引当可能数を使用する。同様
に“確定期間内の引当可能数”の時は、(現在庫数+確
定入庫数−確定出庫数)で算出する確定期間内の引当可
能数を使用する。同様に“計画期間内の引当可能数”の
時は、(現在庫数+確定入庫数−確定出庫数−予定出庫
数)で算出する計画期間内の引当可能数を使用する。こ
のように取得した数量情報と仕切単価情報を第2処理手
段22に渡す。
【0031】次に、第2処理手段22では、在庫金額を
品目単位毎に(ステップA31〜A34で得た数量情報
×仕切単価)で算出する(図2のステップA4)。ま
た、求めた全ての品目の在庫金額を集計した全在庫金額
も計算し(図2のステップA5)、品目単位の在庫金額
を含めて第3処理手段23に渡す。
【0032】第3処理手段23では、ABC比率記憶部
36に記憶されているABC分析の比率情報を検索し取
得する(図3のステップA6)。また、品目単位に算出
した在庫金額を、金額の高い順に並べ替えて(図3のス
テップA7)、一番高額な品目から品目1件ずつについ
て、以下の処理を繰り返し行う。在庫金額を累計し(図
3のステップA8)、その累計した在庫金額を全在庫金
額で除算し、全在庫金額に対する比率(累計率)を算出
する(図3のステップA9)。
【0033】次に、第3処理手段23では、ABC分析
の比率情報と在庫金額の累計の比率を比較して各品目が
属すのABCのクラスの判定を行う(図3のステップA
10)。このABC判定の方法は、“A”の比率をx、
“B”の比率をy、“C”の比率をzとする時、“A”
の範囲をx以下、“B”の範囲をxより大きく且つ(x
+y)以下、“C”の範囲を(x+y)より大きく且つ
(x+y+z)以下として、各品目について算出した在
庫金額の比率がどの範囲内に含まれているかで、
“A”、“B”、“C”の範囲のどれに各品目が属すか
の判定を行う。以上の処理を全品目について繰り返し処
理を行い、全処理が完了した後、その結果を出力装置4
に表示する。
【0034】本実施の形態では、入力装置1から現在庫
数、現在引き当て可能数、確定期間内の引当可能数また
は計画期間内の引当可能数を処理指示することにより、
各品目を現在庫数、現在引当可能数、確定期間内の引当
可能数または計画期間内の引当可能数についてABC分
析することができる。
【0035】図6は、本発明の他の実施の形態の在庫品
の管理装置のブロック図である。
【0036】この実施の形態では、記憶装置6が、図1
に示された記憶装置3の構成に対して、確定出庫数記憶
部32と確定入庫数記憶部33と予定出庫数記憶部34
の代わりに、現在引当可能数記憶部61と確定引当可能
数記憶部62と計画引当可能数記憶部63を有している
点で異なり、現在庫数記憶部31、仕切単価記憶部35
およびABC比率記憶部36を有している点では、記憶
装置3と同じである。現在引当可能数記憶部61は、品
目毎の(現在庫数−確定期間内の未出庫数)である現在
引当可能数を記憶している。確定引当可能数記憶部62
は、品目毎の(現在庫数+確定期間内の未入庫数−確定
期間内の未出庫数)である確定期間内の引当可能数を記
憶している。計画引当可能数記憶部63は、品目毎の
(現在の在庫数+確定期間内の未入庫数−確定期間内の
未出庫数−計画期間内の予定出庫数)である計画期間内
の引き当て可能数を記憶している。
【0037】データ処理装置5は、第4処理手段51
と、第5処理手段52と、第3処理手段23とを備えて
いる。
【0038】第4処理手段51は、入力装置1から入力
された処理指示を受けて、仕切単価記憶部35の全情報
を検索し取得する。また、現在庫数記憶部31と現在引
当可能数記憶部61と確定引当可能数記憶部62と計画
引当可能数記憶部63とから、必要な記憶部の全情報を
検索し取得する。
【0039】第5処理手段52は、現在庫数、現在引当
可能数、確定期間内の引当可能数および計画期間内の引
当可能数について品目毎に在庫金額を計算し、全品目の
全在庫金額を集計する。その在庫金額の計算方法は、入
力装置1からの情報をもとにして、現在庫数と仕切単
価、あるいは現在引当可能数と仕切単価、あるいは確定
引当可能数と仕切単価、あるいは計画引当可能数と仕切
単価を使用して行う。
【0040】第3処理手段23は、図1に示したものと
同様に、在庫金額の高い品目順に在庫金額を累計し、こ
の在庫金額の累計の全在庫金額に対する比率を計算す
る。その比率とABC比率記憶部36に記憶された比率
とを比較し、各品目が“A”、“B”、“C”のいずれ
のクラスに属すかの判断を行う。
【0041】次に、本実施の形態の動作について、図
6、図7および図8を参照して詳細に説明する。
【0042】入力装置1から与えられた入力パラメータ
で、全仕切単価情報を検索し取得した(図7のステップ
A1)後、渡された入力パラメータより在庫金額の計算
方法を判定(図7のステップA2)し、必要な記憶部か
ら全数量情報を検索して取得する。例えば“確定期間内
の引当可能数”というパラメータが、入力装置1より渡
された場合、全仕切単価情報を取得した後、現在引当可
能数記憶部61に記憶されている、全ての現在引当可能
数を検索し取得する(図7のステップB31)。
【0043】ステップA2の在庫金額の計算方法の判定
により、以降のステップA31、B31〜B33の4種
類の数量情報を求める動作に分かれ、これらの4種類の
数量情報のいずれかを次のステップB4で使用する。パ
ラメータが“現在庫数”の時は、現在庫数記憶部31か
ら取得した現在庫数を、“現在引当可能数”の時は、現
在引当可能数記憶部61から取得した現在引当可能数
を、“確定期間内の引当可能数”の時は、確定引当可能
数記憶部62から取得した確定引当可能数を、“計画期
間内の引当可能数”の時は、計画引当可能数記憶部63
から取得した計画引当可能数をステップB4で使用す
る。このように取得した数量情報と仕切単価情報を第5
処理手段52に渡す。
【0044】次に第5処理手段52では、在庫金額を品
目単位毎に現在庫数、現在引当可能数、確定引当可能数
または計画引当可能数に仕切単価を乗算して在庫金額を
算出(図7のステップB4)し、さらに全ての品目の在
庫金額を集計した全在庫金額も計算した(図7のステッ
プA5)後、第3処理手段23に渡す。
【0045】図8のステップA6−A10で示される本
実施の形態における第3処理手段23の動作は、図3に
示された動作と同一のため、説明は省略する。
【0046】本実施の形態は、引当可能数という数量情
報を記憶している場合について説明したが、記憶装置に
確定出庫数や確定入庫数など以外の、現在引当可能数等
の在庫数計算に必要な情報が記憶されていれば、在庫品
のABC分析を行えるという新たな効果を有する。
【0047】以上、在庫金額について各品目をABC分
析する場合を説明したが、本発明は、在庫金額を算出し
ない方法、即ち仕切単価情報を用いずに、在庫数量のみ
で在庫品のABC分析をすることもできる。
【0048】すなわち、現在庫数の順に品目を並べてこ
の順の下在庫数の累計を求め、全ての品目の現在庫数を
合計した全現在庫数に対する累計の比率でABC分析を
する。同様に、全ての品目についての現在引当可能数の
合計の全現在引当可能数、確定期間内の引当可能数の合
計の全確定期間内の引当可能数または計画期間内の引当
可能数の合計の全計画期間内の引当可能数に対するこれ
らの累計の比率でABC分析をする。
【0049】[実施例]図4および図5は、図1〜図3
に示した実施の形態を具体的に示す実施例の流れ図であ
る。
【0050】入力装置1より処理指示として、入力パラ
メータ“現在引当可能数”を渡され、全品目ア、イ、
ウ、……の仕切単価3.5万円、12.5万円、1.0
万円、……を検索し取得する(図4のステップA1)。
入力パラメータより、取得する数量情報を現在庫数と確
定出庫数と判断し、全品目ア、イ、ウ、……の現在庫数
1000、6080、3500、……と確定出庫数50
0、2100、900、……を検索し取得する(図4の
ステップA32)。その後、品目単位に在庫金額を
((現在庫数−確定出庫数)×仕切単価)で算出する
(図4のステップA4)。すなわち、品目ア、イ、ウ、
……それぞれについて、(1000−500)×3.5
万円=1750万円、(6080−2100)×12.
5万円=48700万円、(3500−900)×1.
0万円=2600万円、……と在庫金額を算出する。こ
のように全品目の在庫金額を算出した後、その在庫金額
1750万円、49750万円、2600万円、……を
集計し、全在庫金額を11億円と算出する(図4のステ
ップA5)。
【0051】次に図5に示すように、在庫金額順に並べ
替えた結果、品目イの在庫金額が最高で、5億円であっ
たとし、以下品目ロ、ハ、……の順に3億円、2億円、
……であったとする(図5のステップA7)。品目イの
みの在庫金額の累計は、5億円、品目イから品目ロ間で
の在庫金額の累計は8億円となる。品目イから品目ロま
での在庫金額の累計を計算した後、さらに品目ハを処理
対象として、品目イから品目ハまでの在庫金額の累計を
10億円と算出する(図5のステップA8)。上流の処
理(図5のステップA5)で全在庫金額が11億円と算
出されており、品目イのみの在庫金額の累計の全在庫金
額に対する比率は、5億円を11億円で除算し、45%
となる。品目イから品目ロ間での累計の全在庫金額に対
する比率は、8億円を11億円で除して73%となる。
品目イから品目ロ間での累計の全在庫金額に対する比率
は、10億円を11億円で除算し、約91%となる(図
5のステップA9)。
【0052】一方、ABC比率記憶部36に“A”の比
率として80%、“B”の比率として15%および
“C”の比率として5%が記憶されているとする。従っ
て、“A”の範囲は80%以下、“B”の範囲は80%
より大きく(80%+15%)=95%以下、“C”の
範囲は95%より大きく(80%+15%+5%)=1
00%以下となる。品目イの在庫金額の全在庫金額に対
する比率の45%および品目イから品目ロまでの在庫金
額の全在庫金額に対する比率の73%は、いずれも80
%以下であり、品目イおよび品目ロは、ともに“A”の
範囲に属すこととなる。品目イから品目ハ間での累計の
全在庫金額に対する比率の91%は、80%より大き
く、95%以下なので、品目ハは、“B”の範囲に属す
と判定する(図5のステップA10)。次の品目が存在
する場合は、これらの処理を繰り返し行い(図5のステ
ップA8〜A10)、全品目に対して処理を行う。
【0053】図9は、図6〜図8に示した実施の形態の
具体的な実施例の動作を示す流れ図である。
【0054】図9に示すように、全品目ア、イ、ウ……
の仕切単価3.5万円、12.5万円、1.0万円……
を検索し取得した(図9のステップA1)後、入力パラ
メータ“現在引当可能数”より、取得する数量情報を現
在引当可能数と判断し、全品目の現在引当可能数50
0、3980、2600……を検索し取得する(図9の
ステップB31)。その後、品目単位に在庫金額を(現
在引当可能数×仕切単価)で算出する(図9のステップ
B4)。すなわち、品目ア、イ、ウ、……について、5
00×3.5万円=1750万円、3980×12.5
万円=49750万円、2600×1.0万円=260
0万円……と在庫金額を算出する。全品目の在庫金額を
算出した後、その在庫金額を集計し全在庫金額を11億
円と算出する(図9のステップA5)。
【0055】
【発明の効果】第1の効果は、在庫金額または現在庫数
を品目単位にABC分析しているため、棚卸在庫として
高額な品目または現在庫数が多い品目を重点管理できる
ことにある。
【0056】第2の効果は、全在庫金額または全在庫数
に対する比率でABC分析を行っているため、在庫金額
が高額な品目は金額的に全在庫金額に対しどのくらいを
占めているか、現在庫数が大きい品目は全品目に対して
どのくらいを占めているかを把握できることにある。
【0057】第3の効果は、現在庫数を使用した分析が
可能なため、処理を行った時点でのリアルタイムな在庫
品分析ができることにある。
【0058】第4の効果は、現在庫数、確定出庫数、確
定入庫数、予定出庫数を使用した分析が可能なため、現
在より先の確定期間内や計画期間内のポイントでの、引
当可能な在庫品分析ができることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の在庫品の管理装置のブロ
ック図である。
【図2】図1に示す第1処理手段21および第2処理手
段22の動作を示す流れ図である。
【図3】図1に示す第3処理手段23の動作を示す流れ
図である。
【図4】図1に示す実施の形態の具体的な実施例の動作
を示す図2に示すものに対応する流れ図である。
【図5】図1に示す実施の形態の具体的な実施例の動作
を示す図3に示すものに対応する流れ図である。
【図6】本発明の他の実施の形態の在庫品の管理装置の
ブロック図である。
【図7】図6に示す第4処理手段51および第5処理手
段52の動作を示す流れ図である。
【図8】図6に示す第3処理手段23の動作を示す流れ
図である。
【図9】図6に示す実施の形態の具体的な実施例の動作
を示す図7に示すものに対応する流れ図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 データ処理装置 3 記憶装置 4 出力装置 5 データ処理装置 6 記憶装置 21 第1処理手段 22 第2処理手段 23 第3処理手段 31 現在庫数記憶部 32 確定出庫数記憶部 33 確定入庫数記憶部 34 予定出庫数記憶部 35 仕切単価記憶部 36 ABC比率記憶部 51 第4処理手段 52 第5処理手段 61 現在引当可能数記憶部 62 確定引当可能数記憶部 63 計画引当可能数記憶部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各品目を現在庫数の順に並べ、この現在
    庫数の順の一番目からの現在庫数の累計を全現在庫数で
    除算した累計率を各品目について算出し、予め設定した
    比率に従って前記累計率を区分し、この区分に対応して
    各品目をABC分析のクラスに区分することを特徴とす
    る在庫品の管理方法。
  2. 【請求項2】 品目ごとに現在庫数と仕切単価との積で
    ある在庫金額を算出し、各品目を在庫金額の順に並べ、
    この在庫金額の順の一番目からの在庫金額の累計を全在
    庫金額で除算した累計率を各品目について算出し、予め
    設定した比率に従って前記累計率を区分し、この区分に
    対応して各品目をABC分析のクラスに区分することを
    特徴とする在庫品の管理方法。
  3. 【請求項3】 各品目を現在引当可能数の順に並べ、こ
    の現在引当可能数の順の一番目からの現在引当可能数の
    累計を全現在引当可能数で除算した累計率を各品目につ
    いて算出し、予め設定した比率に従って前記累計率を区
    分し、この区分に対応して各品目をABC分析のクラス
    に区分することを特徴とする在庫品の管理方法。
  4. 【請求項4】 品目ごとに現在引当可能数と仕切単価と
    の積である在庫金額を算出し、各品目を在庫金額の順に
    並べ、この在庫金額の順の一番目からの在庫金額の累計
    を全在庫金額で除算した累計率を各品目について算出
    し、予め設定した比率に従って前記累計率を区分し、こ
    の区分に対応して各品目をABC分析のクラスに区分す
    ることを特徴とする在庫品の管理方法。
  5. 【請求項5】 品目ごとに現在庫数から確定出庫数を減
    算して現在引き当て可能数を求めることを特徴とする請
    求項3または4に記載の在庫品の管理方法。
  6. 【請求項6】 各品目を確定期間内の引当可能数の順に
    並べ、この確定期間内の引当可能数の順の一番目からの
    確定期間内の引当可能数の累計を全確定期間内の引当可
    能数で除算した累計率を各品目について算出し、予め設
    定した比率に従って前記累計率を区分し、この区分に対
    応して各品目をABC分析のクラスに区分することを特
    徴とする在庫品の管理方法。
  7. 【請求項7】 品目ごとに確定期間内の引当可能数と仕
    切単価との積である在庫金額を算出し、各品目を在庫金
    額の順に並べ、この在庫金額の順の一番目からの在庫金
    額の累計を全在庫金額で除算した累計率を各品目につい
    て算出し、予め設定した比率に従って前記累計率を区分
    し、この区分に対応して各品目をABC分析のクラスに
    区分することを特徴とする在庫品の管理方法。
  8. 【請求項8】 品目ごと現在庫数に確定入庫数を加算し
    たものから確定出庫数を減算して確定期間内の引当可能
    数を求めることを特徴とする請求項6または7に記載の
    在庫品の管理方法。
  9. 【請求項9】 各品目を計画期間内の引当可能数の順に
    並べ、この計画期間内の引当可能数の順の一番目からの
    計画期間内の引当可能数の累計を全計画期間内の引当可
    能数で除算した累計率を各品目について算出し、予め設
    定した比率に従って前記累計率を区分し、この区分に対
    応して各品目をABC分析のクラスに区分することを特
    徴とする在庫品の管理方法。
  10. 【請求項10】 品目ごとに計画期間内の引き当て可能
    数と仕切単価との積である在庫金額を算出し、各品目を
    在庫金額の順に並べ、この在庫金額の順の一番目からの
    在庫金額の累計を全在庫金額で除算した累計率を各品目
    について算出し、予め設定した比率に従って前記累計率
    を区分し、この区分に対応して各品目をABC分析のク
    ラスに区分することを特徴とする在庫品の管理方法。
  11. 【請求項11】 品目ごとに現在庫数に確定入庫数を加
    算したものから確定出庫数および予定出庫数を減算して
    計画期間内の引当可能数を求めることを特徴とする請求
    項9または10に記載の在庫品の管理方法。
  12. 【請求項12】 各品目の現在庫数を記憶した現在庫数
    記憶部と、 各品目の確定出庫数を記憶した確定出庫数記憶部と、 各品目の確定入庫数を記憶した確定入庫数記憶部と、 各品目の予定出庫数を記憶した予定出庫数記憶部と、 各品目の仕切単価を記憶した仕切単価記憶部と、 ABC分析のクラスに区分するための比率を記憶するA
    BC比率記憶部と、 現在庫数の処理指示を受けると各品目について前記現在
    庫数記憶部から現在庫数を読み出し、現在引当可能数の
    処理指示を受けると各品目について前記現在庫数記憶部
    から現在庫数を確定出庫数記憶部から確定出庫数をを読
    み出し、現在庫数から確定出庫数を減算した現在引当可
    能数を求め、確定期間内の引当可能数の処理指示を受け
    ると前記現在庫数記憶部から現在庫数を前記確定出庫数
    記憶部から確定出庫数を前記確定入庫数記憶部から確定
    入庫数を読み出し、現在庫数に確定入庫数を加算したも
    のから確定出庫数を減算した確定期間内の引当可能数を
    求め、計画期間内の引当可能数の処理指示を受けると前
    記現在庫数記憶部から現在庫数を前記確定出庫数から確
    定出庫数を前記確定入庫数記憶部から確定入庫数を前記
    予定出庫数記憶部から予定出庫数を読み出し、現在庫数
    に確定入庫数を加算したものから確定出庫数および予定
    出庫数を減算した計画期間内の引き当て可能数を求める
    第1の処理手段と、 この第1の処理手段で読み出した現在庫数または算出し
    た現在引当可能数、確定期間内の引当可能数あるいは計
    画期間内の引き当て可能数に前記仕切単価記憶部から読
    み出した仕切単価を乗算して在庫金額を求める第2の処
    理手段と、 各品目を前記第2の処理手段で求めた在庫金額の順に並
    べ、この在庫金額の順に一番目からの在庫金額の累計を
    全在庫金額で除算した累計率を各品目について算出し、
    前記ABC比率記憶部から読み出した比率に従って前記
    累計率を区分し、この区分に対応して各品目をABC分
    析のクラスに区分する第3の処理手段とを含むことを特
    徴とする在庫品の管理装置。
  13. 【請求項13】 各品目の現在庫数を記憶した現在庫数
    記憶部と、 各品目の現在引当可能数を記憶した現在引当可能数記憶
    部と、 各品目の確定期間内の引当可能数を記憶した確定引当可
    能数記憶部と、 各品目の計画期間内の引当可能数を記憶した計画引当可
    能数記憶部と、 各品目の仕切単価を記憶した仕切単価記憶部と、 ABC分析のクラスに区分するための比率を記憶するA
    BC比率記憶部と、 現在庫数の処理指示を受けると各品目について前記現在
    庫数記憶部から現在庫数を読み出し、現在引当可能数の
    処理指示を受けると各品目について前記現在引当可能数
    記憶部から現在引当可能数を読み出し、確定期間内の引
    当可能数の処理指示を受けると前記確定引当可能数記憶
    部から確定期間内の引当可能数を読み出し、計画期間内
    の引当可能数の処理指示を受けると前記計画引当可能数
    記憶部から計画期間内の引き当て可能数を読み出す第4
    の処理手段と、 この第1の処理手段で読み出した現在庫数、現在引当可
    能数、確定期間内の引当可能数または計画期間内の引き
    当て可能数に前記仕切単価記憶部から読み出した仕切単
    価を乗算して在庫金額を求める第5の処理手段と、 各品目を前記第2の処理手段で求めた在庫金額の順に並
    べ、この在庫金額の順に一番目からの在庫金額の累計を
    全在庫金額で除算した累計率を各品目について算出し、
    前記ABC比率記憶部から読み出した比率に従って前記
    累計率を区分し、この区分に対応して各品目をABC分
    析のクラスに区分する第3の処理手段とを含むことを特
    徴とする在庫品の管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019220082A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 株式会社オービック 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム
CN113320869A (zh) * 2021-05-31 2021-08-31 深圳市库宝软件有限公司 入库控制方法、装置、电子设备及存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019220082A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 株式会社オービック 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム
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